JP2002365053A - 測量機 - Google Patents

測量機

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JP2002365053A
JP2002365053A JP2001172423A JP2001172423A JP2002365053A JP 2002365053 A JP2002365053 A JP 2002365053A JP 2001172423 A JP2001172423 A JP 2001172423A JP 2001172423 A JP2001172423 A JP 2001172423A JP 2002365053 A JP2002365053 A JP 2002365053A
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surveying instrument
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predetermined angle
angle
instrument main
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JP2001172423A
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Yutaka Nakamura
豊 中村
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Sokkia Co Ltd
Original Assignee
Sokkia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子セオドライトやトータルステーションの視
準望遠鏡2の視準方向をV1方向からV2方向に回動す
る際、V2方向からα手前でブザーやランプを作動させ
る従来のものではαの値が固定されているため高速で回
動した場合にはV2を過ぎてしまう。αを大きく設定す
ると低速で回動した際ブザーやランプの作動からV2到
達まで時間がかかる。 【解決手段】回動速度を検知し、回動速度が速い場合に
はαを大きく設定し、回動速度が遅い場合にはαを小さ
くするよう補正することとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子セオドライト
等の測量機に関し、測量機本体の回動角度を検知するエ
ンコーダ等の角度検知手段を備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の測量機として、例えば特
公平4−49047号公報や特開平10−153424
号公報により、視準望遠鏡を備えた測量機本体を少なく
とも水平方向に回動自在に保持すると共に、該測量機本
体の回動角度を検知する角度検知手段を有し、視準望遠
鏡の視準方向を設定した方向に一致させるべく測量機本
体を回動させる際、実際の視準方向と設定した方向との
偏差が所定角度以下の範囲内にあるときその旨を報知す
る報知手段を有するものが知られている。このように、
報知手段が作動すると作業者は視準望遠鏡の視準方向が
設定した方向に近づいたことを認識することができ、測
量機本体の回動速度を減速させて測量機本体を回動しす
ぎないようにすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記両公報に記載され
ている従来の測量機では報知手段が作動する所定角度が
一定であり、そのため測量機本体を高速で回動させると
報知手段が作動してから減速しても減速が間に合わず測
量機本体を回動させすぎてしまうという不具合が生じ
る。しかしながら、該所定角度を大きく設定したのでは
高速で測量機本体を回動させた場合には問題が生じない
ものの低速で回動させた際には報知手段が作動してから
視準望遠鏡の視準方向が設定方向に一致するまで更に多
くの角度を回動させなければならず、視準方向が設定方
向に一致する前に報知手段を作動させ視準方向が設定方
向にまもなく一致することを予告するという効果が損な
われてしまう。
【0004】そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、回
動速度の高低に関わらず適切なタイミングで報知手段を
作動させることのできる測量機を提供することを課題と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、視準望遠鏡を備えた測量機本体を少なくと
も水平方向に回動自在に保持すると共に、該測量機本体
の回動角度を検知する角度検知手段を有し、視準望遠鏡
の視準方向を設定した方向に一致させるべく測量機本体
を回動させる際、実際の視準方向と設定した方向との偏
差が所定角度以下の範囲内にあるときその旨を報知する
報知手段を有する測量機において、測量機本体の回動速
度を検出し該回動速度の大小に応じて、上記報知手段を
作動させる所定角度を増減させることを特徴とする。
【0006】該構成によれば、回動速度が速い場合には
上記所定角度を増加させることにより測量機本体を回動
しすぎるという不具合を解消し、回動速度が遅い場合に
は所定範囲の閾値の絶対値を減少させることにより報知
手段が作動してから視準方向が設定方向に一致するまで
の時間が長時間にならないようにした。
【0007】また、他の本発明は、視準望遠鏡を備えた
測量機本体を少なくとも水平方向に回動自在に保持する
と共に、該測量機本体の回動角度を検知する角度検知手
段を有し、視準望遠鏡の視準方向を設定した方向に一致
させるべく測量機本体を回動させる際、実際の視準方向
と設定した方向との偏差が所定角度以下の範囲内にある
ときその旨を報知する報知手段を有する測量機におい
て、測量機本体の回動速度を検出し該回動速度から測量
機本体の減速度を予測する減速度予測手段を設け、該予
測される減速度の大小に応じて、上記報知手段を作動さ
せる所定角度を増減させることを特徴とする。
【0008】上記のように減速度を予測し、回動速度の
大小に代えて該減速度の大小に応じて所定角度を増減さ
せるように構成してもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1を参照して、1は電子セオド
ライトと呼ばれる測量機の例であり、本体10に左右1
対に垂設された支持部11の間に視準望遠鏡2が回動自
在に保持されている。また、本体10は固定部12に対
して水平方向に回動自在に保持されている。視準望遠鏡
2の上下方向の回動角及び本体の回動角は図2に示すイ
ンクリメンタル方式の光学式ロータリーエンコーダ3に
よって検出される。該ロータリーエンコーダ3は環状の
ガラス板の全周に亘って目盛線が表示されたメインスケ
ール31と同じく環状のガラス板の180°対向位置に
メインスケール31と同じ目盛線が表示されたサブスケ
ール32とを有し、発光ダイオード33から照射された
光をコリメータレンズ34で平行光線にしてメインスケ
ール31及びサブスケール32に透過し、受光センサ3
5で受光するように構成されている。
【0010】図3を参照して、視準望遠鏡2がV1方向
を視準している状態から本体10を反時計方向に90°
回動させ、視準望遠鏡2の視準方向をV2方向に変更す
る場合を考える。本体10を回動する前に、本体10を
反時計方向に90°回動させた方向、すなわちV2方向
を設定入力しておく。V1方向からの回動角度は固定部
12と本体10との間に配設されたロータリーエンコー
ダ3により検知される。該測量機1は、図示しないが、
本体10の実際の視準方向と設定したV2方向との偏差
が所定角度α°以下の範囲内に入ったとき、すなわち、
本体10が目的のV2方向に対して±α°の範囲まで回
動されたとき、報知手段が作動し、所定のランプが点灯
し、或いはブザーが鳴動するように構成されている。よ
って、V1方向からは、反時計回りに(90−α)°回
動したときに報知手段が作動する。
【0011】本発明では上記所定角度α°を本体10の
回動速度の変数とし、回動速度が速い場合には所定角度
α°を大きく設定し、逆に回動速度が遅い場合には所定
角度α°を小さく設定するようにした。例えば、回動速
度を角速度ωで表した場合、 α=α0+Kω とした。ここで、α0は本体10が極めて低速で回動さ
れ角速度がほぼ0であったとしても所定角度α°として
設定される最低角度であり、Kは本体10の質量等によ
って決定される定数である。尚、本実施の形態では角速
度の高低によって所定角度α°が連続して変化するが、
所定角度α°を予め2段階もしくはそれ以上に設定して
おき、角速度の高低に応じて設定された角速度の中から
適宜選択するようにしてもよい。
【0012】ところで、このように角速度の関数として
所定角度α°を設定した場合、本体10の回動開始から
停止まで一定の角速度で回動される場合には問題は生じ
ないが、角速度が一定でない場合にはどの時点の角速度
ωを用いるかによって所定角度α°の値が大きく変化す
る場合が生じる。
【0013】そこで、図4に示すように、本体10の回
動角度をθとして回動途中における複数の回動角度θ1
〜θnでの各角速度ω1〜ωnから最終回動角度であるθ
=90°に至るまでの角速度ωの変化を予測し、該角速
度ωの減速度ω′に応じて所定角度α°を決定するよう
にしてもよい。例えば、 α=α0+kω′ とすることができる。尚、kは定数である。
【0014】従って、角速度ωが低速である場合の変化
曲線ωLからθ=90°位置での減速度ωL′が求められ
るとその場合の所定角度α°は(α0+kωL′)°とな
り、角速度ωが高速である場合の変化曲線ωHからθ=
90°位置での減速度ωH′が求められるとその場合の
所定角度α°は(α0+kωH′)°となる。このように
複数地点での角速度ωから角速度ωの変化を予測し、そ
の減速度に応じて所定角度α°を決定すれば、本体10
の回動途中で角速度ωが変化しても、所定角度α°を適
切な値に設定することができる。
【0015】尚、本実施の形態においては、ロータリー
エンコーダとしてインクリメンタル方式のものを用いた
が、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、
図5に示すように、環状のガラス板の全周に亘って数段
のスリットが形成された回転盤41を有し、発光ダイオ
ード42から照射された光をコリメータレンズ43で平
行光線にして回転盤41に透過し、受光センサ44で受
光するように構成され、該受光センサ44が受光した光
のパターンによって角度の絶対的な位置を検出する、い
わゆるアブソリュート方式のものであっても良い。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、報知手段を作動させるための所定角度を視準望遠鏡
の回動速度の大小に応じて増減変更するようにしたの
で、測量機本体を高速で回動させた場合であっても報知
手段の作動に従えば測量機本体を回動させすぎることが
なく、また、低速で回動させた場合であっても報知手段
が作動してから設定角度まで回動する間の時間が不要に
長くならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示す図
【図2】ロータリーエンコーダの構成図
【図3】回動動作を説明するための平面図
【図4】他の実施の形態における角速度線図
【図5】他のロータリーエンコーダの構成図
【符号の説明】
1 測量機 2 視準望遠鏡 3 ロータリーエンコーダ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 視準望遠鏡を備えた測量機本体を少なく
    とも水平方向に回動自在に保持すると共に、該測量機本
    体の回動角度を検知する角度検知手段を有し、視準望遠
    鏡の視準方向を設定した方向に一致させるべく測量機本
    体を回動させる際、実際の視準方向と設定した方向との
    偏差が所定角度以下の範囲内にあるときその旨を報知す
    る報知手段を有する測量機において、測量機本体の回動
    速度を検出し該回動速度の大小に応じて、上記報知手段
    を作動させる所定角度を増減させることを特徴とする測
    量機。
  2. 【請求項2】 視準望遠鏡を備えた測量機本体を少なく
    とも水平方向に回動自在に保持すると共に、該測量機本
    体の回動角度を検知する角度検知手段を有し、視準望遠
    鏡の視準方向を設定した方向に一致させるべく測量機本
    体を回動させる際、実際の視準方向と設定した方向との
    偏差が所定角度以下の範囲内にあるときその旨を報知す
    る報知手段を有する測量機において、測量機本体の回動
    速度を検出し該回動速度から測量機本体の減速度を予測
    する減速度予測手段を設け、該予測される減速度の大小
    に応じて、上記報知手段を作動させる所定角度を増減さ
    せることを特徴とする測量機。
JP2001172423A 2001-06-07 2001-06-07 測量機 Pending JP2002365053A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016038291A (ja) * 2014-08-07 2016-03-22 株式会社トプコン アブソリュートエンコーダ、測量装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000335435A (ja) * 1999-05-26 2000-12-05 Honda Motor Co Ltd 車庫入れ支援装置

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