JP2002364689A - 車両用ディスクブレーキ - Google Patents

車両用ディスクブレーキ

Info

Publication number
JP2002364689A
JP2002364689A JP2001176273A JP2001176273A JP2002364689A JP 2002364689 A JP2002364689 A JP 2002364689A JP 2001176273 A JP2001176273 A JP 2001176273A JP 2001176273 A JP2001176273 A JP 2001176273A JP 2002364689 A JP2002364689 A JP 2002364689A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
push rod
caliper
operation input
engaged
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001176273A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinjiro Masuko
真二郎 増子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akebono Brake Industry Co Ltd
Original Assignee
Akebono Brake Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Akebono Brake Industry Co Ltd filed Critical Akebono Brake Industry Co Ltd
Priority to JP2001176273A priority Critical patent/JP2002364689A/ja
Publication of JP2002364689A publication Critical patent/JP2002364689A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】自動間隙調整機構を構成する二つの部材の内、
ばねとばね受を含んでキャリパのシリンダ穴の奥部に回
転規制された状態で装着した部材をユニット化して、キ
ャリパ内への組付け性を向上した車両用ディスクブレー
キを提供する。 【解決手段】自動間隙調整機構の一方を、プッシュロッ
ド37と、キャリパ31及び該プッシュロッド37に摺
動のみ可能に係合するキープレート139を有する第1
部材で構成し、ばね受140を、予め略セット長さまで
ばね42を圧縮した状態で前記キープレート139に係
合して、前記第1部材、ばね42及びばね受140をユ
ニット化した組立体として、該組立体の取扱いとキャリ
パ31への組付けを容易にすると共に、該組立体をキャ
リパ31内の奥部に装着した状態で止め輪41によって
シリンダ穴33からの抜出しを防止した車両用ディスク
ブレーキ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、キャリパのシリ
ンダ穴内に、ブレーキディスクと摩擦パッドとの間の制
動間隙を自動調整すると共に機械的操作入力部からのブ
レーキ操作力を伝達可能な自動間隙調整機構を備え、自
動間隙調整機構の組付け性を改善した車両用ディスクブ
レーキに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用ディスクブレーキとして、
車両固定部材に支持され且つ内部にシリンダ穴が形成さ
れたキャリパ、このキャリパ内部に装着され且つ上記シ
リンダ穴に供給されるブレーキ作動流体圧を受けて作動
し摩擦パッドを回転するディスクに押圧させるピスト
ン、このシリンダ穴内に配設され且つピストンの作動に
応答して摩擦パッドとディスクの間の間隙を調整すると
共に機械的操作入力部からのブレーキ操作力を摩擦パッ
ドに伝達可能な自動間隙調整機構を備え、この自動間隙
調整機構が、互いにねじ係合されて制動間隙を調節する
ために全長長さが可変なプッシュロッドとスリーブナッ
ト、及びプッシュロッドをブレーキ解除方向に付勢する
ばねを有する組立体から成っているものがある。このよ
うな車両用ディスクブレーキの一例が、特許第2628
325号公報に開示されている。上記特許公報に開示さ
れているディスクブレーキが、図11及び図12に示さ
れている。図11は従来のディスクブレーキの断面図、
図12はその一部を拡大して示す斜視図である。このデ
ィスクブレーキは、インナ脚部31Aとアウタ脚部31
Bとからなるキャリパ31と、キャリパ31を摺動可能
に支持する車両固定部材としての取付けブラケット32
とを備えている。アウタ脚部31Bには、二又状の爪部
31Cが形成されている。インナ脚部31A内には、ブ
レーキ液の供給口31Dと連通するシリンダ穴33と、
挿通孔34等を介してシリンダ穴33に連通し且つ機械
的操作入力部としてのカム22を収容したカム室35と
が形成されている。キャリパ31には、シリンダ穴33
の底部側に位置して、挿通孔34との間に大径の凹部3
6が浅底の円筒状に形成されている。凹部36の周壁に
は、断面U字状の係合溝36Aが軸方向に延びて形成さ
れていると共に、軸方向中間部位には止め輪41を嵌着
するための取付け溝36Bが形成されている。カム22
を作動させる手動ブレーキの操作時には、自動間隙調整
機構においては、プッシュロッド37がスリーブナット
11を軸方向に押動してピストン8を押圧する。プッシ
ュロッド37の先端側には多条の雄ねじ37Aが形成さ
れており、プッシュロッド37の基端側は挿通孔34内
に摺動可能に挿嵌される摺動軸部37Bとなっている。
摺動軸部37Bの外周には、図12に示すように、後述
するキープレート39が係合する二面幅としての両面取
り部37Cが形成されている。プッシュロッド37の摺
動軸部37Bの先端側には、円板状のリテーナ38が固
定されている。肉厚の円板状に形成されたキープレート
39の内周側には、略長方形状の係合孔39Aが穿設さ
れ、外周には断面U字状に係合突起39Bが径方向に突
設されている。キープレート39は、キャリパ31の凹
部36内に挿入されており、係合孔39Aがプッシュロ
ッド37の両面取り部37Cに、係合突起39Bが凹部
36の係合溝36Aにそれぞれ係合することにより、プ
ッシュロッド37の回転を規制するが軸方向の摺動を許
容する回転規制手段として機能している。キャリパ31
のシリンダ穴33から凹部36内にわたってプッシュロ
ッド37を囲むように、筒状のばね受40が軸方向に配
設されている。ばね受40のシリンダ穴33奥側はキー
プレート39に当接する位置まで延びて径方向外向きに
突出する環状のフランジ部40Aとなり、凹部36の取
付け溝36Bに嵌着される止め輪41がフランジ部40
Aに係止することによって、キープレート39の抜止め
を図っている。ばね受40のシリンダ穴33の開口側
は、スリーブナット11の外周側へと延びて径方向内向
きに突出する環状の受承部40Bとなっており、受承部
40Bとリテーナ38との間において、プッシュロッド
37を非制動側に常時付勢するばね42が配設されてい
る。この例では、単一の止め輪41によって、キャリパ
31のシリンダ穴33の底部側に形成された凹部36か
らのばね受40とキープレート39との抜け止めを行う
ことで、部品点数の削減が図られている。また、キープ
レート39がプッシュロッド37の両面取り部37Cに
係合することで、プッシュロッド37は回転が規制され
て軸方向に摺動するのみであるので、ブレーキ液圧によ
る制動操作時にプッシュロッド37に対して回転しつつ
進出したスリーブナット11が制動操作の解除時にプッ
シュロッド37と共に回転方向にガタ付くのが防止さ
れ、ピストン8の戻り位置を規制して、各摩擦パッド1
0とディスクとの隙間を最適に自動調整する。キープレ
ート39の板厚寸法やばね受40のフランジ部40Aに
寸法誤差が生じたとしても、キープレート39の係合突
起39Bが周壁側の係合溝36Aから外れることはな
く、シリンダ穴33の底部側で凹部36の周壁に対する
キープレート39の廻り止めを長期にわたって安定させ
ることができる。
【0003】上記の自動間隙調整装置付きのディスクブ
レーキの組立は、次のようにして行われる。即ち、手動
ブレーキ等の時に操作される機械的操作入力部としての
カム22にロッド14を突当て状態に装填した後に、プ
ッシュロッド37の摺動軸部37Bをキャリパ31の挿
通孔34に挿入し、次に、キープレート39を、その係
合孔39Aがプッシュロッド37の両面取り部37Cに
嵌合し且つ係合突起39Bが凹部36の係合溝36Aに
係合する状態で大径の凹部36の周壁に沿ってその底部
に装填する。次に、リテーナ38及びばね42をプッシ
ュロッド37の周囲に装填し、筒状のばね受40の環状
フランジ部40Aをキープレート39に押し当てるまで
ばね42を圧縮しながらばね受40を押し込み、その押
込み状態で、止め輪41を凹部36に形成されている取
付け溝36Bに係合させる。その結果、プッシュロッド
37はばね42によってシリンダ穴33の奥側に付勢さ
れた状態に組み付けられる。その後、ピストン8の進出
時にねじを回転させる付勢力を与える回転制御装置12
が組み込まれたスリーブナット11をプッシュロッド3
7にねじ込むと共にピストン8をシリンダ穴33に組み
付けることで、ディスクブレーキの組立が完了する。キ
ープレート39とばね受40とを止め輪41によって一
括的に組み付けることによって、ディスクブレーキの組
立作業性の向上が図られているが、これらの部品を一つ
一つシリンダ穴33の凹部36の底部に組み付ける作業
が必要であり、また、ばね42を自由状態からセット長
さまでシリンダ穴33の奥側で圧縮しながら止め輪41
をセットしていくため、熟練した作業と長い作業時間を
要しており、作業性について一層の改善の余地がある。
【0004】自動間隙調整機構を組み込んだ車両用ディ
スクブレーキとして、実開昭60−40835号公報に
開示されているものもある。この公報に開示されている
車両用ディスクブレーキにおいて、自動間隙調整機構の
構成部品であり上記プッシュロッドに相当するアジャス
トボルトは、アジャストスプリングによってシリンダ穴
の奥側に付勢されるが、このアジャストスプリングを支
持するリテーナも、アジャストスプリングを圧縮した状
態まで押し込まれた状態で、周溝に係合されるリテーナ
ストッパによって係止されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明が解
決しようとする課題は、機械的操作入力部とピストンと
の間に配設され、機械的操作入力部からピストンに操作
力を伝達すると共にディスクと摩擦パッドとの間の制動
間隙を自動的に調整するねじ式の自動間隙調整機構を有
する車両用ディスクブレーキにおいて、相対的に回転し
て軸方向の全体長さを変更する二つの部材のうち、キャ
リパのシリンダ穴の奥側に装着される方の回転規制され
た部材、その回転規制された部材をブレーキ操作解除時
に非作動位置に戻すばね、及びそのばねのばね力を受け
るばね受を、キャリパ内への組付け性を向上するため、
ユニット化された組立体となるように工夫することであ
る。この発明の目的は、上記の回転規制された方の部
材、ばね受、及びばねを予め組み立てられた組立体とし
て、キャリパのシリンダ穴への取扱いを容易にし、組付
け性を向上した車両用ディスクブレーキを提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、車両固定部
材に支持されたキャリパ、前記キャリパに配設された機
械的操作入力部、前記シリンダ穴に摺動嵌合され且つブ
レーキ作動時にディスクに摩擦パッドを押圧するピスト
ン、及び前記シリンダ穴内において前記ピストンと前記
機械的操作入力部との間に配設され且つ前記機械的操作
入力部の操作力を前記ピストンに伝達すると共に前記摩
擦パッドと前記ディスクの間の間隙を調整する自動間隙
調整機構を備えており、前記自動間隙調整機構は、前記
機械的操作入力部と係合し且つ前記キャリパに対して回
転規制手段によって相対摺動可能であるが相対回転不能
に規制される第1部材、前記第1部材に螺合すると共に
前記ピストンと係合可能であり前記間隙を調整するため
前記第1部材との相対回転によって前記第1部材に対す
る軸方向相対位置が変更可能な第2部材、前記機械的操
作入力部の操作解除時に前記第1部材を非制動方向に付
勢するばね、前記ばねのばね力を受け止めるばね受、及
び前記キャリパに係止されると共に前記ばね受に係合し
て前記第1部材と前記ばねとの前記シリンダ穴からの抜
出しを防止する止め輪を有しており、前記ばね受は、前
記ばねを予め略セット長さまで圧縮した状態で且つ前記
機械的操作入力部の操作時における前記第1部材の変位
による前記ばねの圧縮の増強を許容する状態で前記第1
部材に係合していることからなる車両用ディスクブレー
キに関する。この車両用ディスクブレーキによれば、常
用ブレーキ時には、例えば、ブレーキ作動流体がシリン
ダ穴内に供給されるときにはその圧力でピストンが進出
し、また機械的操作入力部からの制動操作が入力される
ときには、第1部材と第2部材とからなる自動間隙調整
機構を介してピストンが進出し、摩擦パッドがブレーキ
ディスクに押圧される。即ち、第1部材は、キャリパに
対して回転規制手段によって相対摺動が許容されている
が相対回転ができないように規制されているので、機械
的操作入力部の操作時には、機械的操作入力部からの操
作力によって、第1部材は、第1部材と係合するばね受
によって圧縮状態に保持されているばねを更に圧縮させ
つつ進出して、第2部材を介してピストンを押し出す。
機械的操作入力部の操作が解除されたときには、第2部
材は、ばねが第1部材を非制動方向に付勢しているので
第1部材と共に制動解除位置に戻り、それに応じてピス
トンも非制動位置に戻る。摩擦パッドとブレーキディス
クとの間の間隙が増加すると、第1部材と第2部材と
は、両部材の相対回転によって両部材の全体長さが長く
なるように軸方向相対位置が変更されて、間隙は自動的
に所定の大きさに調整される。ばね受がばねを予め略セ
ット長さまで圧縮した状態で第1部材に係合されるの
で、第1部材、ばね及びばね受から成る組立体は予めユ
ニット化される。そのユニット化された状態のまま組立
体がキャリパ内の奥部に装着され、キャリパに係止され
る止め輪によってシリンダ穴からの抜出しが防止される
ので、組立体の取扱いとキャリパへの組付けとが容易に
なる。前記第1部材は、前記機械的操作入力部からのブ
レーキ操作力が伝達され且つ雄ねじ部が形成されたプッ
シュロッド及び前記プッシュロッドに相対回転不能に係
合すると共に前記回転規制手段として前記キャリパに相
対回転不能に係合するキープレートからなり、前記ばね
受は前記キープレートに係合することで前記第1部材に
予め係合され、前記第2部材は前記プッシュロッドの前
記雄ねじ部に螺合する雌ねじ部を有するスリーブナット
である。即ち、この場合、自動間隙調整機構の第1部材
と第2部材は、それぞれ、互いにねじ係合するプッシュ
ロッドとスリーブナットである。プッシュロッドは、回
転規制手段としてのキープレートによって、キャリパに
対する回転が規制されており、スリーブナットがプッシ
ュロッドに対して相対回転することによって両者の全体
の軸方向の長さが変更される。また、前記第1部材は、
前記機械的操作入力部からのブレーキ操作力が伝達され
且つ雌ねじ部と前記回転規制手段として前記キャリパに
相対回転不能に係合するフランジ部とが形成されたスリ
ーブナットであり、前記ばね受は前記フランジ部に予め
係合され、前記第2部材は前記スリーブナットに螺合す
るプッシュロッドである。即ち、この場合、自動間隙調
整機構の第1部材と第2部材は、それぞれ、互いにねじ
係合するスリーブナットとプッシュロッドである。スリ
ーブナットは、回転規制手段としてのフランジ部によっ
てキャリパに対する回転が規制されており、プッシュロ
ッドがスリーブナットに対して相対回転することによっ
て両者の全体の軸方向長さが変更される。更に、前記第
1部材は、前記機械的操作入力部からのブレーキ操作力
が伝達され且つ雄ねじ部と前記回転規制手段として前記
機械的操作入力部に相対回転不能に係合する二面幅とが
形成されたプッシュロッドであり、前記ばね受は前記プ
ッシュロッドに予め係合され、前記第2部材は前記プッ
シュロッドの前記雄ねじ部に螺合する雌ねじ部を有する
スリーブナットである。即ち、この場合、自動間隙調整
機構の第1部材と第2部材は、それぞれ、互いにねじ係
合するプッシュロッドとスリーブナットである。回転規
制手段としてのプッシュロッドと機械的操作入力部との
二面幅係合によって、プッシュロッドは、キャリパに対
する回転が規制されており、スリーブナットがプッシュ
ロッドに対して相対回転することによって両者の全体の
軸方向長さが変更される。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照しつつ、この発明によ
る車両用ディスクブレーキの実施例を説明する。図1は
この発明による車両用ディスクブレーキの第1実施例を
示す断面図、図2は図1に示す車両用ディスクブレーキ
に用いられるばね受の斜視図、図3は図1に示す車両用
ディスクブレーキのA−A線断面図、図4は図1に示す
車両用ディスクブレーキにおいて予めユニット化された
組立体を示す側面断面図である。図1及び図4に示す組
立体は、図3においてB−Bで示す線で切断した断面で
示されている。図1〜図4において、図11及び図12
示す従来の車両用ディスクブレーキに用いられている構
成要素及び部位と同一のものについては、特に指摘しな
い限り、図11及び図12に付された符号と同一の符号
を付すことで重複する説明を省略する。図1〜図4に第
1実施例として示された車両用ディスクブレーキ1にお
いて、第1部材に含まれるプッシュロッド37がシリン
ダ穴33の奥側に配設されており、第2部材であるスリ
ーブナット11がピストン8寄りに配設されている。プ
ッシュロッド37に形成されている多条の雄ねじ部37
Aがスリーブナット11に形成されている多条の雌ねじ
部11Aに螺合している。機械的操作入力部120は、
操作軸23とその先端に切り欠いて形成されたカム22
とを有しており、カム22からのブレーキ操作力は、プ
ッシュロッド37を介してスリーブナット11のテーパ
面11Bからピストン8に伝達可能である。図2に示す
ように、ばね受140の先端側には、第2部材であるス
リーブナット11の外周側へと延びて径方向内向きに突
出する環状の受承部140Bが形成されており、受承部
140Bはリテーナ38との間で、第1部材であるプッ
シュロッド37を非制動側であるシリンダ穴33奥側に
向かって常時付勢するばね42を支持している。ばね受
140の基端部側には、径方向に延びるフランジ部14
0Aと、軸方向に突出した突起部140Cとが周方向に
交互に形成されている。図3に示すように、回転規制手
段としてのキープレート139は、従来のキープレート
39と同様、プッシュロッド37の二面幅に形成されて
いる両面取り部37Cと係合する略長方形状の係合孔1
39A、及び凹部36の係合溝36Aに係合する係合突
起139Bが形成されている。しかしながら、キープレ
ート139にはばね受140の突起部140Cに対応し
て切欠き139Cが形成されており、切欠き139Cに
係合したばね受140の突起部140Cの先端において
折り曲げられた折曲げ部140Dが、切欠き139Cに
繋がった窪み部139Dに係合している(符号139
C、139D、140C、140Dは、図の簡素化のた
め一部のみ付す)。プッシュロッド37に対するリテー
ナ38、ばね42、キープレート139及びばね受14
0の組付けは、キャリパ31の外部で予め行うことがで
き、そのようにユニット化された組立体P1が、図4に
示されている。ばね42は、そのばね力がキープレート
139とばね受140との間で圧縮されて内力化された
状態で保持される。組立体P1は、ユニット化されたま
まの状態でシリンダ穴33に入れられ、更にプッシュロ
ッド37の摺動軸部37Bが挿通孔34内に挿入される
が、そのとき、圧縮状態にあるばね42の復元力はばね
受140によって内力化された状態であるので、作業者
が狭いシリンダ穴33内でばね42のばね力に抗してば
ね受140を押し込む必要がない。また、組立体P1
は、凹部36に形成されている取付け溝36Bに装着さ
れた止め輪41がフランジ部140Aに係合することに
よって、シリンダ穴33からの抜止めが行われている。
その後、スリーブナット11をプッシュロッド37に螺
合させることで、ピストン8及び回転制御装置12も一
緒に組み立てることができる。カム22からの操作力が
プッシュロッド37に作用するとき、プッシュロッド3
7は、止め輪41で抜け止めされたばね受140に圧縮
状態に保持されているばね42の圧縮を更に増強する方
向に変位して、スリーブナット11をピストン8に向か
って押し出すことができる。カム22の操作力を解除し
たとき、プッシュロッド37は、ばね42の復元力によ
って非制動方向に戻される。
【0008】この発明による車両用ディスクブレーキの
第2実施例が、図5〜図7に示されている。図5はこの
発明による車両用ディスクブレーキの第2実施例を示す
断面図、図6は図5に示す車両用ディスクブレーキのC
−C線断面図、図7は図5に示す車両用ディスクブレー
キのユニット化された組立体の側面断面図である。図5
の自動間隙調整機構の部分は、図6のD−Dで示す面で
の断面で示されている。図5〜図7に示す第2実施例に
おいて、図11及び図12に示す従来の車両用ディスク
ブレーキに用いられている構成要素及び部位と同一のも
のについては、従来のものに付された符号と同一の符号
を付すことで重複する説明を省略する。図5〜図7に第
2実施例として示された車両用ディスクブレーキ2にお
いては、第1部材であるスリーブナット111がシリン
ダ穴33の奥側に配設され、第2部材であるプッシュロ
ッド47がピストン8寄りに配設されている。機械的操
作入力部120は、操作軸23とその先端に切り欠いて
形成されたカム22とを有しており、カム22に係合す
るロッド14は、シリンダ穴33の最奥部に形成されて
いる挿通孔34に挿通された中間ピストン43を介して
スリーブナット111と突き当てられている。中間ピス
トン43をスリーブナット111と別体として説明した
が、両者を一体に構成してもよい。プッシュロッド47
は、回転制御装置12によって、ピストン8との当接に
よって回転が規制されるが、ピストン8との当接が外れ
たときに軸方向の付勢力によって回転が与えられる。ス
リーブナット111は、プッシュロッド47に形成され
ている多条の雄ねじ部47Aに螺合する多条の雌ねじ部
111Aと、キャリパ31の係合溝36Aに係合する半
円状の凸部111Cが形成されているフランジ部111
Bとを備えている。フランジ部111Bは、凸部111
Cが係合溝36Aに係合することにより、キャリパ31
に対してスリーブナット111を相対回転不能とする回
転規制手段を構成している。カム22からのブレーキ操
作力は、ロッド14、中間ピストン43、スリーブナッ
ト111、及びプッシュロッド47をその順に介して、
プッシュロッド47のテーパ係合面47Bからピストン
8に伝達される。ばね42のばね力を受け留めるばね受
は、第1実施例におけるばね受と基本的に同じ構造を有
しているので、各部分について第1実施例において付さ
れた符号と同じ符号を付している。ばね受140がスリ
ーブナット111のフランジ部111Bに予め係合する
ことで、第1部材であるスリーブナット111、ばね4
2及びばね受140は、図7に示すように、組立体P2
として予めユニット化されている。即ち、スリーブナッ
ト111のフランジ部111Bには、ばね受140の突
起部140Cに対応して切欠き111Dが形成されてお
り、ばね受140は、ばね42を略セット長さに圧縮状
態として、切欠き111Dに係合した突起部140Cの
先端において折り曲げられた折曲げ部140Dをフラン
ジ部111Bの背面に係合することでユニット化され
る。ばね42は、そのばね力がフランジ部111Bとば
ね受140との間で圧縮されて内力化された状態で保持
される。スリーブナット111に対するばね42、ばね
受140の組付けは、キャリパ31の外部で予め行うこ
とができ、そのようにユニット化された組立体P2が、
図7に示されている。中間ピストン43が挿通孔34内
に挿入され、次に組立体P2がユニット化されたままの
状態でシリンダ穴33に入れられるが、そのとき、第1
実施例の場合と同様に、圧縮状態にあるばね42の復元
力はばね受140によって内力化された状態であるの
で、作業者が狭いシリンダ穴33内でばね42のばね力
に抗してばね受140を押し込む必要がない。また、組
立体P2は、凹部36に形成されている取付け溝36B
に装着された止め輪41がフランジ部140Aに係合す
ることによって、シリンダ穴33からの抜止めが行われ
ている。その後、プッシュロッド47をスリーブナット
111に螺合させることで、ピストン8及び回転制御装
置12も一緒に組み立てることができる。機械的操作入
力部120のカム22からの操作力がスリーブナット1
11に作用するとき、スリーブナット111は、止め輪
41で抜け止めされたばね受140に圧縮状態に保持さ
れているばね42の圧縮を更に増強するように変位し
て、プッシュロッド47をピストン8に向かって押し出
すことができる。カム22からの操作力を解除したと
き、スリーブナット111は、フランジ部111Bがば
ね受140の折曲げ部140Dで規制されるまで、ばね
42の復元力によって非制動方向に戻される。
【0009】この発明による車両用ディスクブレーキの
第3実施例が図8〜図10に示されている。図8はこの
発明による車両用ディスクブレーキの第3実施例を示す
断面図、図9は図8に示す車両用ディスクブレーキのE
−E線断面図、図10は図8に示す車両用ディスクブレ
ーキのユニット化された組立体の側面断面図である。図
8の自動間隙調整機構の部分は、図9におけるF−F線
での断面図である。第3実施例において、図11及び図
12に示す従来の車両用ディスクブレーキに用いられて
いる構成要素及び部位と同一のものについては、従来の
ものに付された符号と同一の符号を付すことで、重複す
る説明を省略する。図8〜図10に第3実施例として示
された車両用ディスクブレーキ3においては、第1実施
例と同様に、第1部材であるプッシュロッド137がシ
リンダ穴33の奥側に配設されており、第2部材である
スリーブナット11がピストン8寄りに配設されてい
る。プッシュロッド137の先端側に形成されている多
条の雄ねじ部137Aは、スリーブナット11に形成さ
れている多条の雌ねじ部11Aに螺合している。機械的
操作入力部120は、操作軸23とその先端に切り欠い
て形成されたカム22とを有している。プッシュロッド
137の摺動軸部137Bは、シリンダ穴33の最奥部
に形成されている挿通孔34に挿通されて、摺動軸部1
37Bの最端部137Cが機械的操作入力部120のカ
ム22と直接係合する状態に配置されている。カム22
が、プッシュロッド137の最端部137Cの端面13
7Eに係合しており、カム22を回転させる機械的操作
力はプッシュロッド137の軸方向力に変換され、スリ
ーブナット11を介してピストン8に伝達される。プッ
シュロッド137の最端部137Cには、操作軸23の
軸方向に向いた側を平面に切り欠いて二面幅としての両
面取り部137D,137Dに形成されている。面取り
部137D,137Dはカム22の形成時に操作軸23
に形成される側面24,24と係合しており、互いに係
合する面取り部137D,137Dと側面24,24と
はプッシュロッド137の回転を規制する回転規制手段
を構成している。スリーブナット11には、ピストン8
との係合によって回転を規制するがピストン8との係合
から外れたときに軸方向の付勢力によって回転を与える
回転制御装置12が設けられている。プッシュロッド1
37を非制動方向に付勢するばね42のばね力を受け留
めるばね受は、第1実施例におけるばね受と基本的に同
じ構造を有しているので、第1実施例において付された
符号と同じ符号を付している。即ち、ばね受140の先
端側には、第2部材であるスリーブナット11の外周側
へと延びて径方向内向きに突出する環状の受承部140
Bが形成されており、受承部140Bはプッシュロッド
137の中間部に形成されている鍔部137Fとの間
で、第1部材であるプッシュロッド137を非制動側で
あるシリンダ穴33奥側に向かって常時付勢するばね4
2を支持している。ばね受140の基端部側には、径方
向に延びるフランジ部140Aと、軸方向に突出した突
起部140Cとが周方向に交互に形成されている。ばね
受け140がばね42を略セット長さに圧縮した状態に
して、突起部140Cの先端を折り曲げることで形成さ
れた折曲げ部140Dをプッシュロッド137の鍔部1
37Fの背面に係合することで、プッシュロッド137
に対する、ばね42及びばね受140の組付けは、キャ
リパ31の外部で予め行うことができ、そのようにユニ
ット化された第1部材としての組立体P3が、図10に
示されている。ばね42は、その復元力が鍔部137F
とばね受140との間で圧縮されて内力化された状態で
保持される。組立体P3は、ユニット化されたままの状
態でシリンダ穴33に入れられ、更にプッシュロッド3
7の最端部137Eがカム22に係合する位置まで摺動
軸部137Bが挿通孔34内に挿入されるが、そのと
き、第1実施例の場合と同様、圧縮状態にあるばね42
の復元力はばね受140によって内力化された状態であ
るので、作業者が狭いシリンダ穴33内でばね42のば
ね力に抗してばね受140を押し込む必要がない。ま
た、組立体P3は、凹部36に形成されている取付け溝
36Bに装着された止め輪41がフランジ部140Aに
係合することによって、シリンダ穴33からの抜止めが
行われている。その後、スリーブナット11をプッシュ
ロッド137に螺合させることで、ピストン8及び回転
制御装置12も一緒に組み立てることができる。機械的
操作入力部120のカム22からの操作力がプッシュロ
ッド137に作用するとき、プッシュロッド137は、
止め輪41で抜け止めされたばね受140に圧縮状態に
保持されているばね42の圧縮を更に増強するように変
位して、スリーブナット11をピストン8に向かって押
し出すことができる。カム22の操作力を解除したと
き、プッシュロッド137は、鍔部137Fがばね受1
40の折曲げ部140Dで規制されるまで、ばね42の
復元力によって非制動方向に戻される。
【0010】
【発明の効果】上記のように構成されたこの発明による
車両用ディスクブレーキによれば、機械的操作入力部と
ピストンとの間に、機械的操作入力部からピストンに操
作力を伝達すると共にディスクと摩擦パッドとの間隙を
自動的に調整するために配設されているねじ式の自動間
隙調整機構について、相対的に回転して全体長さを変更
する二つの部材のうち、キャリパのシリンダ穴の奥部に
回転規制された状態で装着される方の部材は、その回転
規制された部材をブレーキ操作解除時に非作動位置に戻
すばねと、そのばね力を受けるばね受と共に、ばね力を
内力化し予め組み立てられた組立体としてユニット化す
ることができる。また、ピストン側に配置される第2部
材をキャリパに対して相対回転可能な部材とし、第1部
材をキャリパに対して相対回転不能な部材としているの
で、第1部材を含みユニット化される組立体の構造が簡
単となり、部品点数も軽減される。従って、従来のディ
スクブレーキにおいて、回転規制された部材、ばね受及
びばねを一つ一つ装着し、且つばねを押さえて圧縮しな
がら止め輪で装着する組付けと比較して、この発明によ
る車両用ディスクブレーキによれば、第1部材やばねを
含む組立体をキャリパ内へ一括して、しかもばねを圧縮
するために押さえ続ける必要もなく装着することがで
き、キャリパのシリンダ穴へ装着するときの取扱いが容
易になり、組付け性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による車両用ディスクブレーキの第1
実施例を示す断面図である。
【図2】図1に示す車両用ディスクブレーキに用いられ
るばね受の斜視図である。
【図3】図1に示す車両用ディスクブレーキのA−A線
断面図である。
【図4】図1に示す車両用ディスクブレーキにおいて第
1部材を含んで予め一体化された組立体を示す側面断面
図である。
【図5】この発明による車両用ディスクブレーキの第2
実施例を示す断面図である。
【図6】図5に示す車両用ディスクブレーキのC−C線
断面図である。
【図7】図5に示す車両用ディスクブレーキのユニット
化されたプッシュロッド組立体の側面断面図である。
【図8】この発明による車両用ディスクブレーキの第3
実施例を示す断面図である。
【図9】図8に示す車両用ディスクブレーキのE−E線
断面図である。
【図10】図8に示す車両用ディスクブレーキのユニッ
ト化された組立体の側面断面図である。
【図11】従来のディスクブレーキを示す断面図であ
る。
【図12】図11に示すディスクブレーキの一部を拡大
して示す斜視図である。
【符号の説明】
1,2,3・・・車両用ディスクブレーキ 7・・・ディスク 8・・・ピストン 10・・・摩擦パッド 11・・・スリーブナット(第2部材) 11A・・・雌ねじ部 22・・・カム 23・・・操作軸 24・・・側面 31・・・キャリパ 32・・・ブラケット(車両固定部材) 33・・・シリンダ穴 37・・・プッシュロッド(第1部材) 37A・・・多条の雄ねじ部 41・・・止め輪 42・・・ばね 47・・・プッシュロッド(第2部材) 47A・・・多条の雄ねじ部 111・・・スリーブナット(第1部材) 111A・・・多条の雌ねじ部 111B・・・フランジ部(回転規制手段) 120・・・機械的操作入力部 137・・・プッシュロッド(第1部材) 137A・・・多条の雄ねじ部 137D・・・面取り部(回転規制手段) 137F・・・鍔部 139・・・キープレート(回転規制手段) 139A・・・係合孔 139B・・・係合突起 139C・・・切欠き 140・・・ばね受 140A・・・フランジ部 140C・・・突起部 140D・・・折曲げ部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両固定部材に支持されたキャリパ、前記
    キャリパに配設された機械的操作入力部、前記キャリパ
    に設けられたシリンダ穴に摺動嵌合され且つブレーキ作
    動時にディスクに摩擦パッドを押圧するピストン、及び
    前記シリンダ穴内において前記ピストンと前記機械的操
    作入力部との間に配設され且つ前記機械的操作入力部の
    操作力を前記ピストンに伝達すると共に前記摩擦パッド
    と前記ディスクの間の間隙を調整する自動間隙調整機構
    を備えており、前記自動間隙調整機構は、前記機械的操
    作入力部と係合し且つ前記キャリパに対して回転規制手
    段によって相対摺動可能であるが相対回転不能に規制さ
    れる第1部材、前記第1部材に螺合すると共に前記ピス
    トンと係合可能であり前記間隙を調整するため前記第1
    部材との相対回転によって前記第1部材に対する軸方向
    相対位置が変更可能な第2部材、前記機械的操作入力部
    の操作解除時に前記第1部材を非制動方向に付勢するば
    ね、前記ばねのばね力を受け止めるばね受、及び前記キ
    ャリパに係止されると共に前記ばね受に係合して前記第
    1部材と前記ばねとの前記シリンダ穴からの抜出しを防
    止する止め輪を有しており、前記ばね受は、前記ばねを
    予め略セット長さまで圧縮した状態で且つ前記機械的操
    作入力部の操作時における前記第1部材の変位による前
    記ばねの圧縮の増強を許容する状態で前記第1部材に係
    合していることからなる車両用ディスクブレーキ。
  2. 【請求項2】前記第1部材は、前記機械的操作入力部か
    らのブレーキ操作力が伝達され且つ雄ねじ部が形成され
    たプッシュロッド及び前記プッシュロッドに相対回転不
    能に係合すると共に前記回転規制手段として前記キャリ
    パに相対回転不能に係合するキープレートからなり、前
    記ばね受は前記キープレートに係合することで前記第1
    部材に予め係合され、前記第2部材は前記プッシュロッ
    ドの前記雄ねじ部に螺合する雌ねじ部を有するスリーブ
    ナットであることからなる請求項1記載の車両用ディス
    クブレーキ。
  3. 【請求項3】前記第1部材は、前記機械的操作入力部か
    らのブレーキ操作力が伝達され且つ雌ねじ部と前記回転
    規制手段として前記キャリパに相対回転不能に係合する
    フランジ部とが形成されたスリーブナットであり、前記
    ばね受は前記フランジ部に予め係合され、前記第2部材
    は前記スリーブナットに螺合する雄ねじ部が形成された
    プッシュロッドであることからなる請求項1記載の車両
    用ディスクブレーキ。
  4. 【請求項4】前記第1部材は、前記機械的操作入力部か
    らのブレーキ操作力が伝達され且つ雄ねじ部と前記回転
    規制手段として前記機械的操作入力部に相対回転不能に
    係合する二面幅とが形成されたプッシュロッドであり、
    前記ばね受は前記プッシュロッドに予め係合され、前記
    第2部材は前記プッシュロッドの前記雄ねじ部に螺合す
    る雌ねじ部を有するスリーブナットであることからなる
    請求項1記載の車両用ディスクブレーキ。
  5. 【請求項5】前記回転規制手段は、前記第1部材から前
    記ディスクの径方向に突出する係合突起と、該係合突起
    と係合する前記シリンダ穴の底部に連なると共に前記デ
    ィスクの軸方向に延びる係合溝であることからなる請求
    項1記載の車両用ディスクブレーキ。
JP2001176273A 2001-06-11 2001-06-11 車両用ディスクブレーキ Pending JP2002364689A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001176273A JP2002364689A (ja) 2001-06-11 2001-06-11 車両用ディスクブレーキ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001176273A JP2002364689A (ja) 2001-06-11 2001-06-11 車両用ディスクブレーキ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002364689A true JP2002364689A (ja) 2002-12-18

Family

ID=19017289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001176273A Pending JP2002364689A (ja) 2001-06-11 2001-06-11 車両用ディスクブレーキ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002364689A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6811002B2 (en) 2002-09-25 2004-11-02 Tokico Ltd. Disc brake
JP2009103157A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Akebono Brake Ind Co Ltd パーキング機構付ディスクブレーキの製造方法
KR101210017B1 (ko) 2007-12-28 2012-12-07 현대중공업 주식회사 건설장비용 부동형 캘리퍼 타입 주차 제동장치의 간극 유지장치
KR101234624B1 (ko) * 2006-09-14 2013-02-19 기아자동차주식회사 인티그럴 캘리퍼 타입 브레이크 파킹 시스템
JP2013221523A (ja) * 2012-04-17 2013-10-28 Robert Bosch Gmbh 燃料を調量する弁を保持する押さえ装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6811002B2 (en) 2002-09-25 2004-11-02 Tokico Ltd. Disc brake
KR101234624B1 (ko) * 2006-09-14 2013-02-19 기아자동차주식회사 인티그럴 캘리퍼 타입 브레이크 파킹 시스템
JP2009103157A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Akebono Brake Ind Co Ltd パーキング機構付ディスクブレーキの製造方法
KR101210017B1 (ko) 2007-12-28 2012-12-07 현대중공업 주식회사 건설장비용 부동형 캘리퍼 타입 주차 제동장치의 간극 유지장치
JP2013221523A (ja) * 2012-04-17 2013-10-28 Robert Bosch Gmbh 燃料を調量する弁を保持する押さえ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4079916B2 (ja) オーバアジャスト防止付き自動間隙調整機構を備えたブレーキ装置
JP4823984B2 (ja) ディスクブレーキ装置
JP2002364689A (ja) 車両用ディスクブレーキ
JPS6119853B2 (ja)
JP2006002867A (ja) ディスクブレーキ装置
JP2549842Y2 (ja) パーキングブレーキ機構付きディスクブレーキ
US4917220A (en) Automatic gap control apparatus for a disc brake with a parking brake
JP2006250325A (ja) ディスクブレーキ装置
JP3828986B2 (ja) ディスクブレーキ装置のアジャスタ
JP2879288B2 (ja) 車両用ディスクブレーキのキャリパボディ
JPS63285341A (ja) ブレ−キの間隙自動調整装置
JP3699196B2 (ja) ディスクブレーキ
JP2000136838A (ja) ディスクブレーキ装置
US6435322B1 (en) Duo two leading type drum brake device
JP2000320589A (ja) ディスクブレーキ装置
JP3828979B2 (ja) ディスクブレーキ装置のアジャスタ
JP2556634Y2 (ja) パーキングブレーキ機構付きディスクブレーキ
JPH0452500Y2 (ja)
JP2006046614A (ja) 電動式ブレーキ装置
JP2556635Y2 (ja) パーキングブレーキ機構付きディスクブレーキ
JP2556636Y2 (ja) パーキングブレーキ機構付きディスクブレーキ
JP2595545Y2 (ja) パーキング付きディスクブレーキ
JP3828978B2 (ja) ディスクブレーキ装置のアジャスタ
JP2006002785A (ja) ディスクブレーキ装置
JPH0589985U (ja) ディスクブレーキの制動間隙自動調節装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060719

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060719

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060724