JP2002364499A - 噴射量測定装置の検定方法およびその装置 - Google Patents
噴射量測定装置の検定方法およびその装置Info
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- JP2002364499A JP2002364499A JP2001171651A JP2001171651A JP2002364499A JP 2002364499 A JP2002364499 A JP 2002364499A JP 2001171651 A JP2001171651 A JP 2001171651A JP 2001171651 A JP2001171651 A JP 2001171651A JP 2002364499 A JP2002364499 A JP 2002364499A
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Abstract
が可能な噴射量測定装置の検定方法およびその装置を提
供する。 【解決手段】 被測定物9から1噴射行程ごとに噴射さ
れる液体を一時的に貯留する所定容積の圧力容器1と、
圧力容器1内の液体の圧力変化を検出する圧力変化検出
手段3と、この検出結果に基いて噴射量を算出する噴射
量測定制御手段8とを有する噴射量測定装置の検定方法
において、圧力変化検出手段3により検出した圧力変化
に基いて噴射量を算出するための検定基準となる所定の
液体容積量ΔVjの液体を疑似噴射することが可能な疑
似噴射マスタ機構6を用い、疑似噴射マスタ機構6から
圧力容器1へ所定の液体容積量ΔVjの液体を流入さ
せ、それにより生じた圧力変化検出手段3の圧力変化結
果(ΔPj)に基いて噴射量測定制御手段によって算出
される噴射量Qobと、所定の液体容積量ΔVjとを比
較して判定する。
Description
検定方法およびその装置に関する。
定物としての燃料噴射装置を噴射マスタに適用して噴射
量測定装置の検定を行なうものがある(特開平8−12
1287号公報等)。
噴射マスタとして噴射ばらつきの小さい燃料噴射装置を
使用している。
スタ用に作製したものの噴射ばらつきでさえ問題となる
きわめて高い精度が要求される噴射量測定装置の場合に
は、検定が困難である。
れたものであり、その目的は、安定した検定を可能にし
つつ、高精度な検定が可能な噴射量測定装置の検定方法
およびその装置を提供することにある。
と、被測定物から1噴射行程ごとに噴射される液体を一
時的に貯留する所定容積の圧力容器と、圧力容器内の液
体の圧力変化を検出する圧力変化検出手段と、圧力変化
検出手段の検出結果に基いて1噴射行程内に噴射される
液体の噴射量を算出する噴射量測定制御手段とを有する
噴射量測定装置の検定方法において、圧力変化検出手段
により検出した圧力変化に基いて噴射量を算出するため
の検定基準となる所定の液体容積量の液体を疑似噴射す
ることが可能な疑似噴射マスタ機構を用い、疑似噴射マ
スタ機構から圧力容器へ所定の液体容積量の液体を流入
させ、それにより生じた圧力変化検出手段の圧力変化結
果に基いて噴射量測定制御手段によって算出される噴射
量と、所定の液体容積量とを比較して判定する。
積量の液体を疑似噴射することが可能な疑似噴射マスタ
機構を検定のための噴射マスタとして用い、疑似噴射マ
スタ機構から圧力容器へ所定の液体容積量の液体を流入
させ、それにより生じた圧力変化検出手段の圧力変化結
果に基いて噴射量測定制御手段によって算出される噴射
量と、検定基準となる所定の液体容積量との差分等を比
較して判定するので、被測定物としての燃料噴射装置を
噴射マスタとして用いる噴射量測定装置の検定方法する
場合に生じる検定ばらつきとなる噴射マスタの噴射ばら
つきと噴射量測定装置の計測ばらつきとから、噴射マス
タの噴射ばらつきを分離することが可能である。したが
って、噴射量測定装置の検定を安定して行なうことが可
能である。
載のように、被測定物とは異なる部位の液体を、所定の
液体容積量だけ前記圧力容器内へ押出す。
を噴射マスタとして用いる噴射量測定装置の検定方法に
比べ、噴射マスタの噴射ばらつきの低減または除去が可
能であるので、噴射量測定装置の検定の安定性が向上で
きる。
タ機構は、被測定物から1噴射行程中に噴射される複数
回噴射のうち、少なくとも1回の噴射に対応する所定所
定の容積量の液体を圧力容器へ充填する。
複数回噴射される噴射状態を形成できる燃料噴射装置の
噴射量測定を行なう噴射量測定装置の検定において、複
数回噴射されるそれぞれ噴射ごとに検定することが可能
である。
タ機構による圧力容器への液体容積量の充填は、前記複
数回噴射される噴射のうち、1噴射行程中に噴射される
噴射量の大部分を占める主噴射が噴射された後に、行わ
れる。
噴射される液体を一時的に貯留する所定容積の圧力容器
に、1噴射行程中に噴射される噴射量の大部分を占める
主噴射つまり噴射量が大きい状態となった後に、疑似噴
射マスタ機構による圧力容器への液体容積量の充填を行
なう。
射つまり噴射量が大きい状態で、疑似噴射マスタ機構か
ら圧力容器へ所定の液体容積量の液体を流入させ、それ
により生じた圧力変化検出手段の圧力変化結果に基いて
噴射量測定制御手段によって算出される噴射量と、検定
基準となる所定の液体容積量とを比較して判定すること
で検定するので、噴射量が大きい状態での検定について
も安定して行なうことが可能である。
噴射装置の噴射量を変化させ、広範囲の噴射量ごとの検
定を行なうことで、噴射量測定装置の測定範囲のダイナ
ミックレンジを保証するための検定ができる。
は、圧力容器の容積に比べてきわめて小さい容積であ
る。これにより、微小噴射量の検定に好適である。
異なる部位の液体を圧力容器内へ所定の基準容積量だけ
充填し、噴射量測定制御手段によって算出する算出基準
となる基準圧力変化を生じさせる基準マスタ機構を用
い、基準マスタ機構、および疑似噴射マスタ機構それぞ
れから順次液体を圧力容器に充填させ、それにより生じ
た圧力変化検出手段の基準圧力変化、および所定圧力変
化に基いて検定を行なう。
内へ所定の基準容積量だけ充填し、噴射量測定制御手段
によって算出する算出基準となる基準圧力変化を生じさ
せる基準マスタ機構を用い、基準マスタ機構、および検
定対象とする噴射に対応して疑似噴射する疑似噴射マス
タ機構それぞれから順次液体を圧力容器に充填させ、そ
れにより生じた圧力変化検出手段の基準圧力変化、およ
び所定圧力変化のみで、検定対象とする噴射に係わる検
定が、被測定物から噴射される液体を用いずに行なうこ
とが可能である。
1噴射行程ごとに噴射される液体を一時的に貯留する所
定容積の圧力容器と、圧力容器内の液体の圧力変化を検
出する圧力変化検出手段と、圧力変化検出手段の検出結
果に基いて1噴射行程内に噴射される液体の噴射量を算
出する噴射量測定制御手段とを有する噴射量測定装置の
検定装置において、圧力変化検出手段により検出した圧
力変化に基いて噴射量を算出するための検定基準となる
所定の液体容積量の液体を疑似噴射することが可能な疑
似噴射マスタ機構と、疑似噴射マスタ機構から圧力容器
へ所定の液体容積量の液体を流入させ、それにより生じ
た圧力変化検出手段の圧力変化結果に基いて噴射量測定
制御手段によって算出される噴射量と、所定の液体容積
量とを比較することにより検定を行なう判定手段とを備
える。
液体を一時的に貯留する所定容積の圧力容器へ、所定の
液体容積量の液体を疑似噴射することが可能な疑似噴射
マスタ機構を備えるので、疑似噴射マスタ機構から圧力
容器へ所定の液体容積量の液体を流入させ、それにより
生じた圧力変化検出手段の圧力変化結果に基いて噴射量
測定制御手段によって算出される噴射量と、所定の液体
容積量とを比較することにより安定して行なえる。
タ機構は、液体容積を可変にする可変容積室と、可変容
積室を液密に仕切る弾性体と、弾性体を駆動することで
所定液体容積量を圧力容器へ押出す駆動装置部とを備え
ており、可変容積室の壁面は、弾性体が駆動装置部によ
って駆動されるとき、駆動方向に移動する最大移動量を
規制するものであって、壁面に弾性体が当接することで
所定液体容積量を確保できる。
て駆動される弾性体で仕切られた可変容積室を有し、こ
の弾性体が駆動方向に移動する最大移動量を規制するよ
うに、可変容積室の壁面が配設されているので、例えば
弾性体を油圧駆動する等の駆動装置部によって、弾性体
に起因して容易に壁面に弾性体が当接できる。したがっ
て、弾性体で仕切られた可変容積室に形成される所定液
体容積量は、駆動装置部の動作に応じて、形成つまり確
保、消失ができる。
イヤフラムであって、可変容積室の壁面は、ダイヤフラ
ムの表面形状に倣うように、凹面形状に形成されてい
る。
イヤフラムで形成されるので、例えば凹面形状に形成さ
れた壁面に倣うようにダイヤフラムの表面形状を凹面形
状に形成すれば、駆動装置部の動作によってダイヤフラ
ムが所定液体容積量を確保するとき、可変容積室内の液
圧の大小に係わらず、ダイヤフラム、および壁面の形状
に起因して所定液体容積量の完全形成が確実にできる。
検定方法およびその装置を具体化した実施形態を図面に
従って説明する。
形態に係わる検定装置を適用した噴射量測定装置および
その周辺装置としての検定装置のシステム全体の概略構
成を表す構成図である。図2は、図1中の検定装置の要
部を表す模式的構成図である。図3は、本発明の実施形
態の噴射量測定装置の検定方法を説明するため、噴射量
測定装置から出力される検定対象の噴射量に係わる圧力
変化検出手段の圧力変化特性を示すタイムチャートであ
る。図4は、図2中の疑似噴射マスタ機構、特に可変容
積室内の動作を説明する模式図であって、図4(a)
は、駆動装置部のオン動作によって所定液体容積を圧力
容器へ押出した状態、図4(b)は、駆動装置部のオフ
動作によって所定液体容積を圧力容器から戻した状態で
ある。
する噴射量測定装置及び周辺装置の概略説明)図1に示
すように、本発明の検定装置を適用した噴射量測定装置
及び周辺装置は、圧力容器1と、被測定物9に接続さ
れ、被測定物9から吐出される液体を圧力容器1内に噴
射させる燃料噴射弁部2と、圧力容器1内の液体の圧力
変化を検出する圧力変化検出手段3と、回転力が伝達さ
れることで間欠噴射する被測定物9を駆動する駆動モー
タ4と、基準マスタ機構5と、疑似噴射マスタ機構6
と、制御手段としての制御回路8と、被測定物としての
燃料噴射装置9とを含んで構成されている。
り、密閉状態に設定可能な排出装置部7を備えている。
この圧力容器1は、燃料噴射装置9(詳しくは、この燃
料噴射装置9と燃料噴射装置9に接続され圧力容器1へ
噴射する燃料噴射弁部2)から1噴射行程ごとに噴射さ
れる液体を一時的に貯留することができる。なお、排出
装置部7は、圧力容器1に噴射された液体を排出するよ
うに、二方電磁弁71と背圧弁72とからなる。
れる燃料噴射弁2aと、燃料噴射弁2aと燃料供給装置
9とを液密に連通するように接続する高圧配管2bとか
らなる。この燃料噴射弁2aと高圧配管2bは、例えば
内燃機関に燃料噴射装置9とセットで搭載される燃料噴
射弁、高圧配管でなく、噴射量測定装置用として設定さ
れたものであっても、セットで搭載される燃料噴射弁、
高圧配管による燃料噴射装置9の噴射量と、この燃料噴
射弁2a、高圧配管2bによる燃料噴射装置9の噴射量
とに相関がとれるものであればよい。
体の圧力変化を検出するものであって、周知の歪ゲージ
式圧力センサ、ピエゾ式圧力センサ等の液圧検出が可能
な圧力センサが用いられる。
よって高圧噴射する燃料噴射装置9を駆動できるもので
あればよく、モータ部4aとモータ部4aの回転軸の回
転を検出するエンコーダ4bとからなる。
1噴射行程ごとに噴射される液体に先立ち、それぞれの
1噴射行中の噴射前(図3参照)に圧力容器1へ基準容
積量ΔVc(図2参照)の液体を充填するものである。
なお、この基準マスタ機構5は、基準容積量ΔVcを形
成、消失可能な可変容積部5aと、この可変容積部5a
の基準容積量ΔVcの液体を圧力容器1へ押出す駆動装
置部5bからなる。また、駆動装置部5aは、例えば図
1に示すように油圧駆動装置であって、三方電磁弁51
と、三方電磁弁51に接続された圧力源52と、三方電
磁弁51に接続された背圧弁53からなる。
て、後述の制御回路8が、噴射量判定の基準となる圧力
容器1内で生じる基準圧力変化ΔPcを圧力センサ3に
検知させ、この圧力変化ΔPcと、燃料噴射弁2aより
圧力容器1へ流入した噴射量により生じた圧力変化ΔP
とを比較し、その噴射量ΔQを、ΔQ=(ΔP/ΔP
c)*ΔVcの演算式より算出することで噴射量を求め
る(以下、圧力比較法による燃料噴射量測定方法と呼
ぶ)。
は、噴射量測定装置の検定方法、特に測定ばらつき要因
の低減、除去に係わる説明箇所で、後述する。
を検定対象として、検定用の疑似噴射をさせる機構であ
って、検定を行なうときに所定容積量ΔVj(図2参
照)の液体を圧力容器1へ噴射する。この噴射量測定装
置の検定とは、上述の圧力変化ΔPを換算することで求
める噴射量測定方法に係わる圧力センサ3および圧力容
器1内の液圧状態等を検定対象として、疑似噴射マスタ
6が圧力容器1へ注入する所定容積ΔVjつまり所定噴
射量と、疑似噴射マスタ6の所定容積ΔVjの注入によ
り生じる圧力変化ΔPjから換算された計測噴射量Qo
bとを比較することである。
液体容積量ΔVjを形成、消失可能な可変容積部6a
と、この可変容積部6aの所定液体容積量ΔVjを圧力
容器1へ押出す駆動装置部6bからなり、可変容積部6
aの詳細については後述する。
を手段として説明すると、噴射量に係わる情報としての
圧力センサ3の圧力変化信号、および燃料噴射装置9の
回転を検出するエンコーダ4aの回転信号等のセンサ信
号の入力と、および基準マスタ機構5、疑似噴射マスタ
機構6、および排出装置部7を駆動する出力を行なう入
出力回路(図示せず)と、図示しない圧力センサ3で検
出した圧力変化結果から噴射量に換算する演算式等の制
御プログラムを格納したリードオンメモリ(ROM)、
各種データを格納するランダムアクセスメモリ(RA
M)、各種演算処理を実行する中央処理装置としてのマ
イクロプロセッサ(CPU)からなる公知の構成のマイ
クロコンピュータとして構成されている。
述する。
射行程ごとに間欠噴射するものであればよく、本発明の
噴射量測定装置の検定対象としては、1噴射行程中に複
数回噴射されるものであっても、それぞれの噴射ごとに
検定が可能である。
ように、検定装置の要部は、圧力比較法による噴射量測
定方法に係わる圧力センサ3、圧力容器1、基準マスタ
機構5、および疑似噴射マスタ機構6とを含んで構成さ
れている。
スタ機構5、および疑似噴射マスタ機構6それぞれの検
定対象および検定の精度に係わる要因について説明す
る。
1内の液圧状態としての液体温度による影響および気泡
混入の有無による影響、圧力容器1に備えられた排出装
置部7の動作による圧力容器1内の密閉状態等の圧力容
器1の液体漏れの有無による影響等があり、装置として
の測定噴射量のばらつき要因となる。
うに解決することで検定のばらつきを除去する。液体温
度の影響つまり温度による液体の体積弾性率の変化につ
いては、本実施形態に用いる圧力比較法の原理により解
決する。次に、気泡混入の有無による影響については圧
力容器1内の下限設定液圧P0を、測定時および検定時
に気泡が発生しない圧力容器1の背圧とすることで解決
する。また、圧力容器1の液体漏れの有無による影響に
ついては、噴射量測定装置の検定を行なう前処理とし
て、必要に応じ、圧力容器1の接続部に使用するシール
材の交換、例えば燃料噴射弁2のガスケット(図示せ
ず)および圧力センサ3のガスケット等の交換を実施す
ることで解決する。
出力信号としての出力直線安定性の影響、出力ノイズの
影響があり、それぞれ装置としての噴射量測定のダイナ
ミックレンジにわたる測定精度の低下、測定ばらつきの
要因となる。
うに解決することで検定のばらつきを低減または除去す
る。出力直線安定性の影響および出力ノイズの影響につ
いては、検定の繰返しによる平均化によって検定ばらつ
きを低減する。
ての圧力センサ3は、検出した圧力に対する圧力信号と
してのセンサ出力は、広範囲の圧力にわたって出力特性
のリニアリティが保証できるものは、圧力センサ自体が
高価なものとなるので、経済性を考慮して所定のリニア
リティ幅(例えば±1%)を許容したものを用いる場合
がある。このため、例えば測定範囲内の噴射量の少なく
とも数点について検定を行なう必要がある。
ば後述の変形例(図5参照)のように、燃料噴射装置9
から1噴射行程中に複数回噴射される噴射状態を利用し
て、1噴射行程中に噴射される噴射量の大部分を占める
主噴射(例えば150mm3/st)が噴射された後
に、疑似噴射マスタ機構6による検定用噴射(例えば1
mm3/st)を行なうことができる。
を変えることで、上記測定範囲内の噴射量ごとの検定が
可能であるので、噴射量測定のダイナミックレンジにわ
たって測定すなわち検定精度の向上が可能である。
ンジにわたって測定すなわち検定精度の向上と、検定ば
らつきの除去が可能である。
測定方法の原理の基準となるものであるので、基準容積
量ΔVc等を高精度に製作し、この基準容積量ΔVcを
噴射直前に圧力容器1へ充填できる応答性を具備するこ
とが前提であり、検定の対象としては、検定の前処理と
しての応答性劣化有無の影響であって、確認した劣化状
況に応じて基準マスタ機構5の更新を行なう。
する。
方法の原理)図3に示すように、まず噴射前に、基準マ
スタ機構5によって圧力容器1へ基準容積量ΔVc(図
2参照)の液体を充填する。このとき、圧力容器1内の
容積V(図2参照)は、この基準容積量ΔVcに比べ十
分大きい容積を有するので、圧力変化ΔPcへの影響に
対してV+ΔVc=Vとみなせ、よって圧力容器1内の
圧力変化ΔPcは、次式(1)で表される。
わゆる圧縮比である。
によって圧力容器1へ所定液体容積量ΔVjの液体(図
2参照)を噴射する。このとき、この所定液体容積量Δ
Vjに比べて容積Vが十分大きいので、同様にして、圧
力容器1内の圧力変化ΔPjは、次式(2)で表され
る。
ΔVjの噴射の時間間隔は1噴射行程中ということてき
わめて短く、この間でのβの変化は生じない。
ら、次式(3)のいわゆる圧力比較法の噴射量測定、す
なわち検定方法が導ける。
なる液体の体積弾性率(1/β)の影響が除去できるの
で、液体の体積弾性率に係わる検定ばらつきが除去でき
る。
機構6は、圧力容器1へ充填した基準容積量ΔVc、所
定液体容積量ΔVjの液体をそれぞれの駆動装置部5
b、6bの動作によって可変容積室5a、6a内に戻せ
ば、圧力容器1内の液圧Pkは、P0となる。
圧力容器1内に気泡が発生しない液圧以上に保持すれ
ば、上述の圧力容器1の液圧状態の検定対象となる気泡
混入が防止できるので、圧力容器1内の気泡混入に係わ
る検定ばらつきが除去できる。
噴射装置9の噴射による液体が圧力容器1へ流入する場
合でも、排出装置部7の背圧弁を調整して液圧PkがP
0となるように、燃料噴射装置9の噴射量を排出するこ
とは可能である。
検定基準となる所定液体容積量ΔVjを疑似噴射すなわ
ち検定用噴射することが可能な疑似噴射マスタ機構6
を、検定のための噴射マスタとして用い、この所定液体
容積量ΔVjを圧力容器1へ流入させることで圧力セン
サ3を介して制御回路8によって算出された噴射量(詳
しくは、圧力変化ΔPjから換算された計測噴射量)Q
obと、所定液体容量、つまり検定基準噴射量ΔVjと
を比較して、例えば計測噴射量Qobと所定液体容積量
(検定基準噴射量)ΔVjとの差分等による検定によっ
て噴射量測定装置の測定ばらつきの検定ができる。
を噴射マスタとして用いる従来の検定方法が検定ばらつ
きとして噴射マスタの噴射ばらつきと噴射量測定装置の
計測ばらつきを有していたのに対し、この検定方法を用
いれば、噴射マスタの噴射ばらつきを分離することが可
能である。
して行うことができる。
噴射による検定を繰返し行なって上述の差分(Qob−
ΔVj)の平均化を行えば、噴射量測定装置の計測ばら
つきを除去できるので、高精度の検定が可能である。
用いる所定液体容積量(検定基準噴射量)ΔVjは、き
わめて小さい容積量(例えば、1mm3/st)である
ことが望ましい。これにより、例えばパイロット噴射
(2〜5mm3/st程度)等の噴射量を測定する噴射
量測定装置の検定において、微少噴射量の検定に好適で
ある。
いる基準単位となる基準容積量ΔVcは、噴射量測定装
置のダイネナミックレンジを確保するため、その噴射量
測定装置の計測可能な上限許容噴射量を考慮した定容積
(例えば、10mm3/st程度)とすることが望まし
い。
からなる疑似噴射マスタ機構6において、図2に示すよ
うに、可変容積部6aは、液体容積を可変にする可変容
積室6a1と、この可変容積室6a1を液密に仕切るダ
イヤフラム等の弾性体6a2とを備え、駆動装置部6b
は、このダイヤフラムを駆動することで所定液体容積量
ΔVjを圧力容器1へ押出すものであって、図1に示す
ように、三方電磁弁61と、三方電磁弁61に接続され
た圧力源62と、三方電磁弁61に接続された背圧弁6
3からなる。
を用いれば、ダイヤフラムを油圧駆動する駆動装置部6
bの応答性向上が可能である。
1の壁面6a1hは、ダイヤフラム6a2が駆動される
とき、駆動方向に移動する最大移動量を規制するように
配設されている。これにより、ダイヤフラムは、弾性体
に起因して容易に壁面6a1hに当接でき、よってダイ
ヤフラム6a2に仕切られた可変容積の容積量ΔVjの
形成、消失の可逆安定性を確保可能である。
材またはゴム複合材料等の非金属、あるいはステンレス
鋼等の金属から形成されている。
6a1において、このダイヤフラム6a1を、凹面形状
の壁面6a1hに倣うように、ダイヤフラム6a1の表
面形状を凹面形状に形成すれば、駆動装置部6bの動作
によってダイヤフラム6a2が所定液体容積量ΔVjを
確保するとき、可変容積室6a1内の液圧の大小に係わ
らず、ダイヤフラム6a2、および壁面6a1hの形状
に起因して所定液体容積量ΔVjの完全形成が確実にで
きる。
においても、そのダイヤフラム6a2の有功面積を、ゴ
ム材等のダイヤフラム6a2の有功面積に比べ大きく
し、所定液体容積量ΔVjに相当する押出し量を小さく
抑えるようにすれば、ステンレス鋼の弾性変形内(詳し
くは、ダイヤフラム6a2に加わる受圧力によって生じ
る弾性変形)で、弾性変形時に形成されるダイヤフラム
6a2の表面形状(詳しくは、凹面形状)に倣うよう
に、可変容積室6a1の壁面6a1hを凹面形状に形成
できる。このため、壁面6a1hの凹面形状の壁面6a
1hに倣うように、ステンレス鋼のダイヤフラム6a2
の表面形状を凹面形状に形成することができるので、ダ
イヤフラム6a2、および壁面6a1hの形状に起因し
て所定液体容積量ΔVjの完全形成が確実にできる。
射装置9を噴射マスタに用いることなく、噴射前の基準
マスタ機構5による圧力容器1への充填後、疑似噴射マ
スタ機構6による検定用噴射することで噴射量測定装置
の検定を行なう検定方法を説明したのに対し、変形例1
としては、1噴射行程中に複数回噴射される噴射状態を
形成できる燃料噴射装置からその複数回噴射される噴射
のうち、一つの噴射を検定対象として疑似噴射マスタ機
構6を用いて検定し、他の噴射についてはこの燃料噴射
装置からの噴射を利用する検定方法である(図5参
照)。
照)から発生される回転信号RTS1は、駆動モータ4
の1回転につき1パルスであり、RTS2は、駆動モー
タ4の1回転につき3600パルスである。この信号R
TS1は、エンコーダ4bすなわち燃料噴射装置が1回
転するごとに1パルスを発生するものであり、信号RT
S1のパルスとパルスの間は1噴射行程を示す。一方、
信号RTS2は、燃料噴射装置が1回転するごとに36
00パルスを発生するものであり、圧力容器1内に生じ
る圧力変化を検出するためのトリガー信号TRG(図5
ではTRG1〜TRG5)を発生するタイミング信号と
して使用される。なお、信号RTS2のパルス数は36
00パルスに限定されるものではない。
それ基準マスタ機構5、疑似噴射マスタ機構6、排出装
置部7を駆動させる駆動信号である。
は、それぞれの基準容積量ΔVc、所定液体容積量ΔV
jを、駆動信号の立上りによって圧力容器1へ流入さ
せ、逆に、駆動信号の立下がりによって圧力容器1から
それぞれの可変容積部5a、6aに戻す(図5(j)、
図5(k)参照)。
射が終了する(図5(a)参照)と、駆動信号の立上り
によって、1噴射行程中に圧力容器1へ流入した燃料噴
射装置から噴射量を圧力容器1の外部へ排出させる。一
方、容器1内の液圧を液圧P 0に達すると、駆動信号の
立下がりによって排出を停止する(図5(m)参照)。
G1のタイミングにおいて、排出装置部7の二方電磁弁
71によって圧力容器1は密閉状態となっており、圧力
容器1内の液圧は背圧弁72によって液圧P0に保持さ
れている。このトリガー信号TRG1のタイミング(詳
しくは、立上りタイミング)で、圧力センサ3により検
出されている液圧P0が圧力容器1内の液圧情報として
制御回路8へ入力される。
上りのタイミングで、基準マスタ機構5は、基準容積量
ΔVcの液体を圧力容器1へ押出す。その結果、押出さ
れた容積ΔVcの液体によって圧力容器1内の液体は、
液圧変化ΔPcだけ上昇し、液圧Pcとなる(図5
(b)参照)。このときの液圧Pcを、図5(f)に示
すトリガー信号TRG2のタイミングで、制御回路8へ
取り込む。
タイミング、および駆動信号H1の立上りのタイミング
は、燃料噴射装置9または疑似噴射マスタ機構6から圧
力容器1へ液体が流入される前つまり噴射前に行なわれ
るように設定する。
射弁2を介して燃料噴射装置9から圧力容器1へ噴射さ
れると(図5(a)参照)、パイロット噴射Qp、メイ
ン噴射Qmに応じて、圧力容器1内の液体が順に液圧変
化ΔPp、液圧変化ΔPmだけ上昇し、その液圧は、順
に液圧Pp、液圧Pmとなる。液圧Pp、液圧Pmのそ
れぞれのとき、トリガー信号TRG3(図5(g)参
照)、トリガー信号TRG4(図5(h)参照)のタイ
ミングで、液圧Pp、液圧Pmを制御回路8へ取り込
む。
イロット噴射Qp、およびメイン噴射Qm後、検定対象
のアフター噴射Qaとして、図5(k)に示す駆動信号
Hjの立上りのタイミングで、疑似噴射マスタ機構6に
よって圧力容器1へ所定液体容積ΔVjを押出す。その
結果、押出された容積ΔVjの液体によって圧力容器1
内の液体は、液圧変化ΔPjだけ上昇し、液圧Pjとな
る(図5(b)参照)。このときの液圧Pjを、図5
(f)に示すトリガー信号TRG5のタイミングで、制
御回路8へ取り込む。
8へ入力された圧力容器1の液圧状態を表す液圧P0、
Pc、Pp、Pm、Pjに基いて、制御回路8の内部処
理にて、圧力変化ΔPc=Pc−P0、ΔPp=Pp−
Pc、ΔPm=Pm−Pp、ΔPj=Pj−Pmを求め
る。
c)*ΔVcの換算式の式中のΔPjに、それぞれ圧力
変化ΔPp、ΔPm、ΔPjが代入され、換算された計
測噴射量Qp、Qm、Qobが算出される。
体容積量(検定基準噴射量)ΔVjとを差分等によって
比較判定することで、噴射量測定装置のアフター噴射に
係わる測定ばらつきの検定ができる。
る駆動信号Hjの立上りタイミングを変えることによ
り、アフター噴射以外のパイロット噴射Qp等を検定対
象として検定できる。なお、疑似噴射マスタ機構6を、
1噴射行程中に複数回噴射される噴射の数だけ圧力容器
1に配設すれば、燃料噴射装置9からの噴射がなくて
も、基準マスタ機構5と、その噴射の数に対応した疑似
噴射マスタ機構6によって、1噴射行程中に複数回噴射
される噴射状態を測定できる噴射量測定装置の検定が、
それぞれの噴射(噴射種類)を検定対象として一度に行
なうことが可能である。
射Qaの噴射間隔が略零となる噴射状態の測定が可能な
噴射量測定装置の検定をしたい場合、燃料噴射装置から
のメイン噴射Qm後に、疑似噴射マスタ機構6による疑
似噴射を近接させることで、噴射間隔が略零となる噴射
状態での検定が行なうことができる。
にて説明した燃料噴射装置からの噴射を利用する他の噴
射のパイロット噴射Pp、メイン噴射Qpのうち、パイ
ロット噴射Ppを無噴射状態として、1噴射行程中に噴
射される噴射量の大部分を占める主噴射つまりメイン噴
射Qmの後に、疑似噴射マスタ機構6による疑似噴射を
行なうことで、噴射量が大きい噴射状態での検定を行な
う検定方法である。
Qmを調整することで、小噴射量から大噴射量の広い噴
射量範囲における各噴射量Qmでの測定ばらつきの検定
を行なえば、噴射量測定装置の測定範囲のダイナミック
レンジを保証する検定ができる。
6に示すように、いわゆる圧力分配法の測定方法による
噴射量測定装置に適用する検定方法および検定装置であ
る。
えた圧力容器1に取付けられたN個(図6では6個)の
疑似噴射マスタ機構6を備え、それぞれの疑似噴射マス
タ機構6を順に駆動して圧力容器1へ所定液体容量ΔV
jをN個に対応するN回分押出すと、図6(b)の如く
圧力変化ΔPjkが検出できる。この検出の際には排出
装置部7を閉じて圧力容器1を密閉状態とする。これら
の圧力変化ΔPjkを検出後には排出装置部7を開放し
て、疑似噴射マスタ機構6によって疑似噴射された液体
の総流量Qjが体積流量計10またはメスシリンダ11
で計量される。
を、この計量された総流量Qjに基いて次式(4)の圧
力分配法による換算式より求める。
疑似噴射マスタ機構6の圧力変化ΔPjkに対応する所
定液体容量ΔVjkと比較し、その差分(ΔQob−Δ
Vjk)等を判定することで、燃料噴射装置9から噴射
される液体を用いることなく、検定を行なうことができ
る。
噴射量測定装置およびその周辺装置としての検定装置の
システム全体の概略構成を表す構成図である。
ある。
を説明するため、噴射量測定装置から出力される検定対
象の噴射量に係わる圧力変化検出手段の圧力変化特性を
示すタイムチャートである。
内の動作を説明する模式図であって、図4(a)は、駆
動装置部のオン動作によって所定液体容積を圧力容器へ
押出した状態、図4(b)は、駆動装置部のオフ動作に
よって所定液体容積を圧力容器から戻した状態である。
模式図であって、噴射量測定装置から出力される検定対
象の噴射量に係わる圧力変化検出手段の圧力変化特性を
示すタイムチャートである。
よびその装置を説明する模式図であって、図6(a)
は、検定装置の要部を表す構成図、図6(b)は、検定
対象の噴射量に係わる圧力変化検出手段の圧力変化特性
を示すタイムチャートである。
ダ) 5 基準マスタ機構 6 疑似噴射マスタ機構 6a、6b 可変容積部、駆動装置部 6a1、6a2 可変容積室、ダイヤフラム(弾性体) 7 排出装置部 8 制御回路(制御手段) 9 燃料噴射装置(被測定物) 10 体積流量計 11 メスシリンダ ΔVc、ΔVj 基準容積量、所定液体容積 Qob 疑似噴射マスタ機構6による圧力センサ3を介
して計測した疑似噴射量(検定用噴射量) Qp、Qm、Qa 1噴射行程中に複数回噴射される噴
射の種類(パイロット噴射、メイン噴射、アフター噴
射)
Claims (9)
- 【請求項1】 被測定物から1噴射行程ごとに噴射され
る液体を一時的に貯留する所定容積の圧力容器と、 該圧力容器内の液体の圧力変化を検出する圧力変化検出
手段と、 該圧力変化検出手段の検出結果に基いて1噴射行程内に
噴射される液体の噴射量を算出する噴射量測定制御手段
とを有する噴射量測定装置の検定方法において、 前記圧力変化検出手段により検出した圧力変化に基いて
前記噴射量を算出するための検定基準となる所定の液体
容積量の液体を疑似噴射することが可能な疑似噴射マス
タ機構を用い、 該疑似噴射マスタ機構から前記圧力容器へ前記所定の液
体容積量の液体を流入させ、それにより生じた前記圧力
変化検出手段の圧力変化結果に基いて前記噴射量測定制
御手段によって算出される噴射量と、前記所定の液体容
積量とを比較して判定することを特徴とする噴射量測定
装置の検定方法。 - 【請求項2】 前記疑似噴射マスタ機構は、前記被測定
物とは異なる部位の液体を、前記所定の液体容積量だけ
前記圧力容器内へ押出すことを特徴とする請求項1に記
載の噴射量測定装置の検定方法。 - 【請求項3】 前記疑似噴射マスタ機構は、前記被測定
物から1噴射行程中に噴射される複数回噴射のうち、少
なくとも1回の噴射に対応する前記所定の容積量の液体
を前記圧力容器へ充填することを特徴とする請求項1ま
たは請求項2に記載の噴射量測定装置の検定方法。 - 【請求項4】 前記疑似噴射マスタ機構による前記圧力
容器への前記液体容積量の充填は、前記複数回噴射され
る噴射のうち、1噴射行程中に噴射される噴射量の大部
分を占める主噴射が噴射された後に、行われることを特
徴とする請求項3に記載の噴射量測定装置の検定方法。 - 【請求項5】 前記液体容積量は、前記圧力容器の容積
に比べてきわめて小さい容積であることを特徴とする請
求項1から請求項4のいずれか一項に記載の噴射量測定
装置の検定方法。 - 【請求項6】 前記被測定物とは異なる部位の液体を前
記圧力容器内へ所定の基準容積量だけ充填し、前記噴射
量測定制御手段によって算出する算出基準となる基準圧
力変化を生じさせる基準マスタ機構を用い、 該基準マスタ機構、および前記疑似噴射マスタ機構それ
ぞれから順次液体を前記圧力容器に充填させ、それによ
り生じた前記圧力変化検出手段の基準圧力変化、および
前記所定圧力変化に基いて検定を行なうことを特徴とす
る請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の噴射量
測定装置の検定方法。 - 【請求項7】 被測定物から1噴射行程ごとに噴射され
る液体を一時的に貯留する所定容積の圧力容器と、 該圧力容器内の液体の圧力変化を検出する圧力変化検出
手段と、 該圧力変化検出手段の検出結果に基いて1噴射行程内に
噴射される液体の噴射量を算出する噴射量測定制御手段
とを有する噴射量測定装置の検定装置において、 前記圧力変化検出手段により検出した圧力変化に基いて
前記噴射量を算出するための検定基準となる所定の液体
容積量の液体を疑似噴射することが可能な疑似噴射マス
タ機構と、 該疑似噴射マスタ機構から前記圧力容器へ前記所定の液
体容積量の液体を流入させ、それにより生じた前記圧力
変化検出手段の圧力変化結果に基いて前記噴射量測定制
御手段によって算出される噴射量と、前記所定の液体容
積量とを比較することにより検定を行なう判定手段とを
備えたことを特徴とする噴射量測定装置の検定装置。 - 【請求項8】 前記疑似噴射マスタ機構は、液体容積を
可変にする可変容積室と、該可変容積室を液密に仕切る
弾性体と、該弾性体を駆動することで前記所定液体容積
量を前記圧力容器へ押出す駆動装置部とを備えており、 前記可変容積室の壁面は、前記弾性体が、前記駆動装置
部によって駆動されるとき、駆動方向に移動する最大移
動量を規制するものであって、 前記壁面に前記弾性体が当接することで前記所定液体容
積量を確保できることを特徴とする請求項7に記載の噴
射量測定装置の検定装置。 - 【請求項9】 前記弾性体は、ダイヤフラムであって、 前記可変容積室の前記壁面は、該ダイヤフラムの表面形
状に倣うように、凹面形状に形成されていることを特徴
とする請求項8に記載の噴射量測定装置の検定装置。
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JP2001171651A JP4304885B2 (ja) | 2001-06-06 | 2001-06-06 | 噴射量測定装置の検定方法およびその装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007163152A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Denso Corp | 流量測定装置およびその精度確認方法 |
JP2014152659A (ja) * | 2013-02-06 | 2014-08-25 | Denso Corp | 噴射特性取得装置、及び噴射特性取得方法 |
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