JP2002362787A - 給紙装置及び画像形成装置 - Google Patents

給紙装置及び画像形成装置

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JP2002362787A
JP2002362787A JP2001166228A JP2001166228A JP2002362787A JP 2002362787 A JP2002362787 A JP 2002362787A JP 2001166228 A JP2001166228 A JP 2001166228A JP 2001166228 A JP2001166228 A JP 2001166228A JP 2002362787 A JP2002362787 A JP 2002362787A
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JP
Japan
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sheet
paper
image forming
side fence
feeding
Prior art date
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Application number
JP2001166228A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Takahashi
俊明 高橋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Manual Feeding Of Sheets (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 手差し用の給紙装置から長尺の用紙を給紙す
る場合において、その用紙にスキューを発生させること
なく給紙する。 【解決手段】 給紙方向に沿った長さ寸法が大きい長尺
の用紙を給紙する場合には、延長サイドフェンス12を
給紙方向と逆方向へ伸長させることにより、その用紙の
用紙幅方向をガイドできる寸法が大きくなり、長尺の用
紙であってもスキューを発生させることなく給紙するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手差し用の給紙装
置、及び、その給紙装置を備えた画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ
等の画像形成装置において、用紙を手差しするための手
差し用の給紙装置を備えたものが知られており、例え
ば、実公平7−18664号公報、特開平7−2423
42号公報等に記載されている。
【0003】実公平7−18664号公報に記載された
手差し用の給紙装置は、使用時にのみ給紙台を開き、そ
れ以外のときは給紙台を画像形成装置の本体ケース内に
収納しておく構造であり、給紙台が2つに分割して形成
されるとともに、給紙台上に載置された用紙における給
紙方向と直交する用紙幅方向の両端をガイドするサイド
フェンスもそれぞれ2つに分割して設けられている。そ
して、分割されたサイドフェンスの一方が給紙位置の近
傍に位置することにより、給紙方向の長さ寸法が短い用
紙のガイドを良好に行うことができ、小サイズの用紙で
あってもスキューを発生させることなくスムーズに給紙
することができる。
【0004】特開平7−242342号公報に記載され
た手差し用の給紙装置は、給紙台上に載置された用紙に
おける給紙方向と直交する用紙幅方向の両端をガイドす
る一対の第1サイドフェンスが給紙台上に設けられ、さ
らに、これらの第1サイドフェンスにおける用紙の給紙
方向先端側には、給紙方向に向けて伸長自在な第2のサ
イドフェンスが設けられている。第2のサイドフェンス
を用紙の給紙方向に向けて伸長させることにより、給紙
方向の長さ寸法が短い小サイズの用紙であってもスキュ
ーを発生させることなくスムーズに給紙することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】画像形成装置に設けら
れている手差し給紙用の給紙装置は、画像形成装置の小
型化が進められることと相俟って給紙装置も小型化が進
められており、サイドフェンスによりガイドできる寸法
も次第に小さくなる傾向にある。
【0006】このため、この給紙装置から給紙方向に沿
った方向の長さ寸法が大きい長尺の用紙を給紙する場
合、その用紙の給紙方向と直交する紙幅方向の両端のガ
イドが不充分になり、スキューが発生しやすくなる。
【0007】本発明の目的は、手差し用の給紙装置から
長尺の用紙を給紙する場合において、その用紙にスキュ
ーを発生させることなく給紙を行うことができる給紙装
置、及び、そのような給紙装置を備えた画像形成装置を
提供することである。
【0008】本発明の別の目的は、手差し用の給紙装置
から長尺の用紙を給紙する場合において、給紙台を大型
化することなく給紙を行うことができる給紙装置、及
び、そのような給紙装置を備えた画像形成装置を提供す
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の給
紙装置は、画像形成部に向けて給紙される用紙が載置さ
れる給紙台と、前記給紙台上に設けられ、この給紙台上
に載置された用紙における給紙方向と直交する用紙幅方
向の両端をガイドする一対のサイドフェンスと、前記サ
イドフェンスに取り付けられ、前記給紙台から前記画像
形成部に向かう用紙の給紙方向と逆方向へ伸長自在に摺
動する一対の延長サイドフェンスと、前記給紙台上に載
置された用紙を前記画像形成部に向けて送り込む給紙手
段と、を有する。
【0010】したがって、給紙台上に用紙を載置して画
像形成部へ向けて給紙するとき、その用紙における給紙
方向と直交する用紙幅方向の両端をサイドフェンスによ
りガイドすることができる。さらに、給紙方向に沿った
長さ寸法が大きい長尺の用紙を給紙する場合には、延長
サイドフェンスを給紙方向と逆方向へ伸長させることに
より、その用紙の用紙幅方向をガイドできる寸法が大き
くなり、長尺の用紙であってもスキューを発生させるこ
となく給紙することができる。なお、長尺の用紙以外の
用紙を給紙する場合には、延長サイドフェンスをサイド
フェンス側へ戻しておくことにより、給紙装置の小型化
を図ることができる。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の給
紙装置において、前記延長サイドフェンスには、前記給
紙台上に載置された用紙における給紙方向と直交する用
紙幅方向の端部の底面を支持する底面支持部が設けられ
ている。
【0012】したがって、長尺の用紙を給紙するために
延長サイドフェンスを伸長させたときに、延長サイドフ
ェンスに設けられている底面支持部により用紙の端部の
底面を支持することができ、長尺の用紙を給紙する時に
その用紙の底面を支持するために給紙台を延長する延長
給紙台を設ける必要がなくなり、給紙台の大型化や給紙
台に関連する部品点数の増加を図ることなく、安価な構
造とすることができる。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の給紙装置において、一対の前記延長サイドフェンス
は、前記給紙台上に載置された用紙における給紙方向と
直交する用紙幅方向に延出した連結ステーにより連結さ
れている。
【0014】したがって、連結ステーにより連結された
一対の延長サイドフェンスは連動して摺動することにな
り、一方の延長サイドフェンスを摺動させることによっ
て他方の延長サイドフェンスを連動させて同時に摺動さ
せることができ、一対の延長サイドフェンスを伸長させ
る操作、及び、伸長させた延長サイドフェンスを戻す操
作を容易に行える。また、給紙台上に載置された長尺の
用紙の後端側底面を連結ステーで支持することができ、
用紙の垂れ下がりを防止できる。
【0015】請求項4記載の画像形成装置は、給紙され
た用紙に対して画像形成を行う画像形成部と、請求項1
ないし3のいずれか一記載の給紙装置と、を有する。
【0016】したがって、この画像形成装置において
は、請求項1ないし3のいずれか一記載の発明と同じ作
用、効果を奏することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面に基
づいて説明する。図1は画像形成装置であるプリンタの
全体構造を示す概略図、図2は給紙装置を示す斜視図、
図3は給紙装置の一部を構成するサイドフェンスと延長
サイドフェンスとを示す斜視図、図4は給紙装置の給紙
台上に長尺の用紙が載置された状態を示す正面図、図5
はサイドフェンスと延長サイドフェンスとの取付状態を
示す斜視図である。
【0018】このプリンタには図1に示すように、給紙
された用紙に対して画像形成を行う画像形成部1、用紙
を画像形成部1に向けて給紙するの手差し用の給紙装置
2、画像形成された用紙が排紙される排紙トレイ3等が
設けられている。
【0019】画像形成部1は、表面に画像が形成される
感光体4、感光体4の表面を一様に帯電させる帯電器
5、感光体4上に静電潜像を書き込むデジタル書き込み
手段6、感光体4上の静電潜像にトナーを付着させるこ
とによってトナー像を形成する現像器7、現像後のトナ
ー像を用紙上に転写する転写器8、感光体4上の残存ト
ナーを除去するクリーニング装置9等により構成されて
いる。
【0020】給紙装置2は、画像形成部1に向けて給紙
される用紙が載置される給紙台10、給紙台10上に設
けられてこの給紙台10上に載置された用紙における給
紙方向と直交する用紙幅方向の両端をガイドする一対の
サイドフェンス11、サイドフェンス11に取り付けら
れて給紙台10から画像形成部1に向かう用紙の給紙方
向と逆方向へ伸長自在に摺動する一対の延長サイドフェ
ンス12、給紙台10上に載置された用紙を画像形成部
1に向けて送り込む給紙手段である給紙コロ13等によ
り構成される。
【0021】サイドフェンス11は、給紙台10上に載
置された用紙における給紙方向と直交する用紙幅方向
(図3に示す矢印a方向)へ摺動自在に設けられてお
り、サイドフェンス11を用紙幅方向へ摺動させること
により、用紙幅が異なる各種の用紙についてその用紙幅
方向の両端をサイドフェンス11によってガイドするこ
とができる。
【0022】サイドフェンス11は中空パイプ状に形成
されており、その中空穴部14に延長サイドフェンス1
2が嵌合されている。延長サイドフェンス12は、用紙
の給紙方向と同じ方向(図3に示す矢印b方向)へ摺動
自在、及び、接触する中空穴部14の内周面との摩擦力
によって任意の摺動位置で停止自在とされている。
【0023】延長サイドフェンス12は、摺動方向と直
交する向きの断面形状が略L字形に形成されており、そ
のL字形状における略水平向きに延出した辺部が、給紙
台10上に載置された用紙における給紙方向と直交する
用紙幅方向の端部の底面を支持する底面支持部12aと
されている。
【0024】延長サイドフェンス12における後端部
(用紙の給紙方向と反対側の端部)には、連結ステー取
付部15が固定されている。連結ステー取付部15には
丸穴状の挿通穴16が形成されており、これらの挿通穴
16に、給紙台10上に載置された用紙における給紙方
向と直交する用紙幅方向に延出する向きに配置された丸
棒状の連結ステー17が摺動自在に挿通されている。
【0025】このような構成において、給紙装置2から
給紙する用紙が給紙方向の長さ寸法が短い小サイズの用
紙である場合には、延長サイドフェンス12を用いず、
サイドフェンス11のみでその用紙の用紙幅方向の端部
のガイドを行う。即ち、図5(c)に示すように延長サ
イドフェンス12をサイドフェンス11の中空穴部14
に収納させた状態とし、このサイドフェンス11をその
用紙の用紙幅に合わせて用紙幅方向へ摺動させる。
【0026】これにより、給紙台10上に載置された小
サイズの用紙は、給紙コロ13が回転駆動されることに
伴って一枚ずつ画像形成部1へ向けて給紙される。この
給紙時において、その小サイズの用紙の用紙幅方向の両
端がサイドフェンス11によりガイドされているので、
小サイズの用紙はスキューを発生させることなくスムー
ズに給紙される。
【0027】つぎに、給紙装置2から給紙する用紙が給
紙方向の長さ寸法が大きい長尺の用紙である場合には、
図2、図3、図5(b)に示すように延長サイドフェン
ス12を伸長位置へ摺動させる。さらに、延長サイドフ
ェンス12をサイドフェンス11と共にその用紙の用紙
幅に合わせて用紙幅方向へ摺動させる。
【0028】これにより、給紙台10上に載置された長
尺の用紙は、給紙コロ13が回転駆動されることに伴っ
て一枚ずつ画像形成部1へ向けて給紙される。この給紙
時において、その長尺の用紙の用紙幅方向の両端がサイ
ドフェンス11と延長サイドフェンス12とによりガイ
ドされているので、長尺の用紙であってもスキューを発
生させることなくスムーズに給紙される。
【0029】さらに、この給紙時において、長尺の用紙
の両端部の底面が延長サイドフェンス12の底面支持部
12aにより支持され、かつ、長尺の用紙の後端側底面
が連結ステー17により支持されるので、用紙は垂れ下
がりを生じることなく安定状態に支持される。
【0030】一対の延長サイドフェンス12は連結ステ
ー17により連結され、サイドフェンス11を用紙幅方
向へ摺動させたときに延長サイドフェンス12も一体に
摺動する。この延長サイドフェンス12と連結ステー1
7との連結は、延長サイドフェンス12に固定された連
結ステー取付部15に形成された挿通穴16に連結ステ
ー17を摺動自在に挿通させることにより行われている
ので、連結ステー17が存在していてもサイドフェンス
11を用紙幅方向へ摺動させる操作をスムーズに行え
る。
【0031】一方、一対の延長サイドフェンス12を伸
長させ、及び、伸長させた延長サイドフェンス12をサ
イドフェンス11内へ戻す操作は、一対の延長サイドフ
ェンス12が連結ステー17により連結されているの
で、一方の延長サイドフェンス12を操作することによ
り他方の延長サイドフェンス12を同時に連動させるこ
とができ、延長サイドフェンス12を伸長させ、及び、
伸長させた延長サイドフェンス12を戻す操作を容易に
行える。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明の給紙装置によれ
ば、給紙方向に沿った長さ寸法が大きい長尺の用紙を給
紙する場合には、延長サイドフェンスを給紙方向と逆方
向へ伸長させることにより、その用紙の用紙幅方向をガ
イドできる寸法を大きくすることができ、長尺の用紙で
あってもスキューを発生させることなく給紙することが
できる。
【0033】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の給紙装置において、延長サイドフェンスには、給紙
台上に載置された用紙における給紙方向と直交する用紙
幅方向の端部の底面を支持する底面支持部が設けられて
いるので、長尺の用紙を給紙するために延長サイドフェ
ンスを伸長させたときに、延長サイドフェンスに設けら
れている底面支持部により用紙の端部の底面を支持する
ことができ、長尺の用紙を給紙する時にその用紙の底面
を支持するために給紙台を延長する延長給紙台を設ける
必要がなくなり、給紙台の大型化や給紙台に関連する部
品点数の増加を図ることなく、安価な構造とすることが
できる。
【0034】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は2記載の給紙装置において、一対の前記延長サイドフ
ェンスは、給紙台上に載置された用紙における給紙方向
と直交する用紙幅方向に延出した連結ステーにより連結
されているので、一方の延長サイドフェンスを摺動させ
ることによって他方の延長サイドフェンスを連動させて
同時に摺動させることができ、一対の延長サイドフェン
スを伸長させる操作、及び、伸長させた延長サイドフェ
ンスを戻す操作を容易に行える。また、給紙台上に載置
された長尺の用紙の後端側底面を連結ステーで支持する
ことができ、用紙の垂れ下がりを防止できる。
【0035】請求項4記載の画像形成装置によれば、給
紙された用紙に対して画像形成を行う画像形成部と、請
求項1ないし3のいずれか一記載の給紙装置と、を有す
るので、この画像形成装置においては、請求項1ないし
3のいずれか一記載の発明と同じ作用、効果を奏するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の画像形成装置であるプ
リンタの全体構造を示す概略図である。
【図2】給紙装置を示す斜視図である。
【図3】給紙装置の一部を構成するサイドフェンスと延
長サイドフェンスとを示す斜視図である。
【図4】給紙装置の給紙台上に長尺の用紙が載置された
状態を示す正面図である。
【図5】サイドフェンスと延長サイドフェンスとの取付
状態を示す斜視図であり、(a)は分離した状態、
(b)は延長サイドフェンスを伸長させた状態、(c)
は延長サイドフェンスをサイドフェンス内に収納した状
態である。
【符号の説明】
1 画像形成部 2 給紙装置 10 給紙台 11 ガイドフェンス 12 延長ガイドフェンス 12a 底面支持部 13 給紙手段 17 連結ステー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H072 AB07 BA06 BA17 3F063 AA01 AD01 BC01 CA09 3F343 FA02 FB02 FB03 GA02 GB01 GC01 GD01 HB01 HE02 HE12 HE16 KB03 LA04 LA14 LC04 LC27

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成部に向けて給紙される用紙が載
    置される給紙台と、 前記給紙台上に設けられ、この給紙台上に載置された用
    紙における給紙方向と直交する用紙幅方向の両端をガイ
    ドする一対のサイドフェンスと、 前記サイドフェンスに取り付けられ、前記給紙台から前
    記画像形成部に向かう用紙の給紙方向と逆方向へ伸長自
    在に摺動する一対の延長サイドフェンスと、 前記給紙台上に載置された用紙を前記画像形成部に向け
    て送り込む給紙手段と、を有する給紙装置。
  2. 【請求項2】 前記延長サイドフェンスには、前記給紙
    台上に載置された用紙における給紙方向と直交する用紙
    幅方向の端部の底面を支持する底面支持部が設けられて
    いる請求項1記載の給紙装置。
  3. 【請求項3】 一対の前記延長サイドフェンスは、前記
    給紙台上に載置された用紙における給紙方向と直交する
    用紙幅方向に延出した連結ステーにより連結されている
    請求項1又は2記載の給紙装置。
  4. 【請求項4】 給紙された用紙に対して画像形成を行う
    画像形成部と、 請求項1ないし3のいずれか一記載の給紙装置と、を有
    する画像形成装置。
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