JP2002362365A - 駅ホーム落下物検知並びにホーム緊急押しボタン連動装置 - Google Patents

駅ホーム落下物検知並びにホーム緊急押しボタン連動装置

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JP2002362365A
JP2002362365A JP2001166159A JP2001166159A JP2002362365A JP 2002362365 A JP2002362365 A JP 2002362365A JP 2001166159 A JP2001166159 A JP 2001166159A JP 2001166159 A JP2001166159 A JP 2001166159A JP 2002362365 A JP2002362365 A JP 2002362365A
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JP
Japan
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station
push button
station platform
emergency push
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Pending
Application number
JP2001166159A
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English (en)
Inventor
Takayuki Nagano
高幸 長野
Fusaji Warashina
房二 藁科
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SHIZUOKA RAILWAY CO Ltd
Original Assignee
SHIZUOKA RAILWAY CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】駅務機器の発達に伴い、駅の無人化が増加する
中、従来駅務員の業務だった駅ホームの監視・転落時の
対応等、運行上の安全確保を守る為、それをサポートす
る装置が必要となってきている。 【解決手段】上記のような問題を解決する為に、線路上
に赤外線センサーを設置し駅ホーム等からの乗降客の転
落時に接近列車の運転手に対し特殊発光信号機にて発光
し危険を知らせるともに、ホーム上に押しボタンを設置
しホーム上からも特殊発光信号機にて発光し危険を知ら
せることのできる装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駅ホームからの乗
降客、物体の転落により列車運行を妨げた時、接近列車
に対し発光して危険を知らせることによって列車を停止
させ、未然に2次災害を防止するための装置である。
【0002】
【従来の技術】従来、駅は駅務員がおり、駅ホームより
人が転落した時などは駅務員が対応し、利用客の安全確
保と列車運行の安全を補ってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
自動改札機導入、駅の遠隔監視装置等、駅務機器の発達
に伴い駅務員の合理化・省力化を図り、駅の無人化が増
加してきている傾向にある。
【0004】駅無人化に伴い、従来駅務員の業務だった
駅ホームの監視・転落時の対応等、運行上の安全確保を
補う装置が必要となってきている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記のような
問題を解決する為に、線路上にセンサーを設置し無人駅
の駅業務の改善を図る為に提案されるものである。
【0006】このような目的を解決するために提案され
る請求項1は、赤外線センサー2組(投光器2a,2b受光
器3a,3b)を駅ホーム(7)下、線路上間に設置し、この間
の赤外線を遮ったところで駅両端に取付けられた特殊発
光信号機(5)にて接近列車(8)に発光し、列車運転士に支
障を知らせる装置である。
【0007】また、ホーム上からでも接近列車(8)に対
し危険を知らせる為、ホーム上(7)のホーム柱上(10)に
緊急押しボタン(6)を設置し、そのボタン(6)を押しても
発光信号機(5)が発光する装置である。
【発明の実施の形態】
【0008】発明の実施の形態を実施例に基づき図面を
参照にして説明する。図2において駅ホーム上(7)から乗
降客(11)がホーム下に転落している。それをホーム間の
線路(1a)間に敷設している赤外線センサー(投光器2a,2b
受光器3a,3b)が検知し、特殊発光信号機(5)が発光動作
して接近列車(8)に対し支障を知らせる。請求項2記載
の落下物検知装置
【0009】また、(4)は前項の装置の制御箱である。
【0010】この装置において赤外線センサーは、ホー
ム間に投光器、受光器を設ける。尚、本発明で使用する
赤外線センサーは2波の赤外線を投光し、2波を同時に
遮ったところで動作する赤外線センサーを使用する。
【0011】図3において駅ホーム上(7)にいる乗客(1
2)が、接近列車(8)を停止させるため、ホーム上の柱(1
0)に取付けられている緊急押しボタン(6)押すことによ
り、特殊発光信号機(5)が発光し、接近列車(8)に危険を
知らせ列車を停止させる。
【0012】図1において、人または物体がホーム下に
設置された赤外線(図2a→3a/2b→3b間)を遮った時、又
は緊急押しボタン(6)を押すことにより、特殊発光信号
機(5)が発光し、接近列車(8)を停止させる。請求項1記
載の落下物検知装置及び緊急押しボタン連動装置
【0013】図4は、赤外線センサー(2a,2b)設置位置の
断面図である。
【0014】実施例では、ホーム側の内軌側のレール(1
a)間に、赤外線センサー(2a,2b)を設置する。
【0015】13a,13b,14a,14bは、赤外線センサー設置
の基礎である。
【0016】図5,6は、基礎の平面図である。
【0017】図7は、動作回路図である。図7を(8)(9)
にて説明する。図8は、駅ホームより転落した乗降客を
検知する時の動作である。図9は、駅ホーム上に取付ら
れた緊急押しボタンの動作である。
【0018】図8において、 (ア)2a→3a間に転落者又は、転落物を検知(赤外線セン
サー動作)図7.2a→3a (イ)赤外線センサー動作することにより15a,b(制御リレ
ー)が切れる。 (ウ)15a,bが切れると15a,bの制御リレー接点が切りの状
態となり18a,b(時素リレー)が4秒後に切れる。(飛来物
等による誤動作を解消するための時素) (エ)18a,bが切れると18a,bの時素リレー接点が切りの状
態となり16(制御リレー)が切れる。 (オ)16が切れると16の制御リレー接点が切りの状態とな
り19(時素リレー)が切れる。 (カ)19が切れると19の時素リレー接点切りの状態で5(特
殊発光信号機)が動作する。
【0019】(キ)2a→3a間に転落者又は、転落物を検知
せず。(赤外線センサー切り) (ク)赤外線センサー切りにより15a,b入る。 (ケ)15a,bが入ると15a,bの制御リレー接点が入りの状態
となり18a,b入る。 (コ)18a,bが入ると18a,bの時素リレー接点が入りの状態
となり16入る。 (サ)16が入ると16の制御リレー接点が入りの状態となり
4秒後に19入る。(時素の4秒は、支障物がセンサー上
にあったことを接近列車運転士に対し発光させる為) (シ)19が入ると19の時素リレー接点となると5の発光は
止まる。
【0020】図9において、 (ア)6(緊急押しボタン)を押すことにより6のスイッチが
切れる。 (イ)6が切れたことにより17(制御リレー)が切れる。 (ウ)17が切れると17の制御リレー接点が切り状態となり
16が切れる。 (エ)16が切れると16の制御リレー接点が切りの状態とな
り19が切れる。 (オ)19が切れると19の時素リレー接点が切りの状態で5
(特殊発光信号機)が動作する。
【0021】(カ)駅務係員もしくは、運転手により6の
復帰ボタンを押されることにより6のスイッチが入る。 (キ)6が入りになったことにより17入る。 (ク)17が入りとなると17の制御リレー接点が入りの状態
となり16入る。 (ケ)16が入りとなると16の制御リレー接点が切りの状態
となり4秒後に19入り。 (コ)19が入りとなると19の時素リレー接点切りの状態で
5の発光は止まる。
【0022】本考案は、時素リレーを使用し物体が2波
の赤外線を4秒以上遮ったところで、特殊発光信号機へ
信号を送り発光する方法である。これは、飛来物等によ
る誤動作を解消する為の方法である。請求項2,3
【0023】動作後、物体が2波の赤外線を遮らなくな
ったところで、時素リレーにより4秒後に特殊発光信号
機の発光を止める方法である。時素の4秒は、支障物が
センサー上にあったことを接近列車運転士に対し発光し
て知らせる為の方法である。
【0024】ホーム長が長く赤外線センサーが届かない
距離又は、ホームの曲線がきつく図4の形に赤外線セン
サーを設置することが出来ない時に、センサーを2分割
もしくは、いくつか分割し設置する。
【0025】
【発明の効果】本考案に係わる駅ホーム落下物検知並び
にホーム緊急押しボタン連動装置は、無人駅となった駅
業務の一部を補う為の装置であり、また万が一故障して
も安全側となり列車を停止させることにより事故等の2
次災害を未然に防ぐことができる装置である。
【0026】使用する赤外線センサーは、2波を同時に
遮った時のみ動作し飛来物等により1波を遮った時は動
作しないため信頼性があり実用性にも優れたものであ
る。また、検知時素を任意に設定出来る為、利便性にも
優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】駅ホーム落下物検知装置並びに駅ホーム緊急押
しボタン連動装置の設置図
【図2】駅ホーム下に乗降客が転落したときの動作図
【図3】駅ホーム上に取り付けられた緊急押しボタンを
乗降客が押したときの動作図
【図4】駅ホーム下に取り付けられた赤外線センサーの
実施例を示す縦断面図である。
【図5】センサーの基礎部分である。
【図6】センサーの基礎部分である。
【図7】システム系統図である。
【図8】駅ホーム下に、落ちた転落者を赤外線センサー
にて検知する時のシステムの動作図である。
【図9】駅ホーム上に取り付けられた緊急押しボタンを
乗降客が押したときのシステムの動作図
【符号の説明】
1a,1b レール 2a,2b 赤外線センサー(投光器) 3a,3b 赤外線センサー(受光器) 4 制御箱 5 特殊発光信号機 6 緊急押しボタン 7 駅ホーム 8 列車 9 電柱 10 ホーム柱 11 駅ホーム下転落者 12 緊急押しボタンを押す乗降客 13,13a,13b Tパイプ 14,14a,14b 基礎ブロック 15,16,17 制御リレー 18,19 時素リレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C086 AA22 AA27 AA49 AA51 AA54 BA22 CA12 CB16 DA08 DA16 EA11 EA40 FA16 GA09 5H161 AA01 MM05 MM12 MM15 NN12 PP07 PP11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駅ホームからの転落者、物体をホーム下に
    設置したセンサーで検知し接近列車の乗務員に対し発光
    信号機を発光させ列車に危険を知らせるとともに、この
    装置にホーム緊急押しボタンを連動させ、ホーム上から
    危険を接近列車の乗務員に知らせる装置。
  2. 【請求項2】前記請求項1の赤外線を使用して駅ホーム
    からの転落者、物体を検知する装置の制御回路に時素リ
    レーを使用し、ゴミ等の誤検知を防ぐ制御方法。
  3. 【請求項3】前記請求項1のセンサーは、2ビーム同時
    遮断方式のセンサーを使用する装置。
JP2001166159A 2001-06-01 2001-06-01 駅ホーム落下物検知並びにホーム緊急押しボタン連動装置 Pending JP2002362365A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006298041A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Nikon Corp 車両の運転支援システム
KR100753117B1 (ko) 2006-07-10 2007-08-29 주식회사 온텍콤 승강장의 추락방지 시스템
CN101811508B (zh) * 2009-02-24 2011-11-09 上海申通轨道交通研究咨询有限公司 故障安全型红外线双向应答器***

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