JP2002361678A - ロータの製造方法及び成形装置 - Google Patents

ロータの製造方法及び成形装置

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JP2002361678A
JP2002361678A JP2001177376A JP2001177376A JP2002361678A JP 2002361678 A JP2002361678 A JP 2002361678A JP 2001177376 A JP2001177376 A JP 2001177376A JP 2001177376 A JP2001177376 A JP 2001177376A JP 2002361678 A JP2002361678 A JP 2002361678A
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magnets
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JP2001177376A
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Sunao Sugiura
直 杉浦
Katsuya Nakano
克也 中野
Takatoshi Taguchi
孝年 田口
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Asmo Co Ltd
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Asmo Co Ltd
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストの低減を図ることができるロータ
の製造方法を提供する。 【解決手段】各磁石13は、モールド成形時にスペーサ
12の各外側面12bに密着するよう樹脂モールド材の
射出圧により押圧された状態でモールド固定されるよう
にした。各樹脂注入口22h,23hは、当該各樹脂注
入口22h,23hから射出する樹脂モールド材Mの射
出方向がそれぞれロータシャフト11の軸線方向と斜交
し、その凹部22a,23a側開口がそれぞれ各磁石1
3の径方向外表面13aに向くように下型22及び上型
23に設けられた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機のロータの
製造方法及び成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロータに永久磁石を用いた回転磁界型電
動機においては、ロータ表面に永久磁石が設置されてい
る。その永久磁石の固定方法として、永久磁石を接着剤
にてロータ表面に強固に接着固定するのがほとんどであ
るが、永久磁石の極数が多極となった場合は、その接着
のための工数が増大し、コスト高の要因となる。
【0003】そこで、永久磁石を樹脂でロータにモール
ド固定する技術が数多く提案されている(例えば実開平
3−70036号公報)。図15は、従来の電動機のロ
ータの製造方法を示す要部断面図である。ロータは、そ
のスペーサ51の外周に複数個の永久磁石52を設け、
それらの磁石52を樹脂モールド材53にてスペーサ5
1の外周に密着させることによってスペーサ51と磁石
52とを一体形成していた。
【0004】モールド成形時において、磁石52をスペ
ーサ51の外周に仮固定させて一体になったロータ粗材
50aをモールド成形金型60内に配置させる。そし
て、樹脂モールド材53を前記粗材50aと金型60と
の間に形成された空間(キャビティ)内に注入(射出)
し硬化することによって磁石52は、スペーサ51と一
体にモールド成形される。なお、前記スペーサ51の外
周における磁石52の仮固定は、粗材50aをモールド
成形金型60に設置するとき磁石52がスペーサ51の
径方向外表面から外れない程度で例えば接着剤等にて軽
く固定するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記モール
ド成形時において、磁石52が樹脂モールド材53の注
入圧(射出圧)によってスペーサ51表面からの位置ず
れを防止するために、前記金型60に設けられた冶具ピ
ン61にて磁石52の軸方向両端(図15では一端の左
端のみ示す)を保持していた。また、前記モールド成形
時において、樹脂モールド材53の射出圧により磁石5
2がスペーサ51の径方向外表面から浮き上がったりす
ることを防止するために、磁石52を常に前記スペーサ
51の径方向外表面に密着させるよう前記金型60に設
けられた冶具ピン62にて押圧していた。
【0006】これにより、前記冶具ピン61,62は、
磁石52毎に設ける必要があるため、モールド成形金型
60の構造が複雑となり、製造コストの低減を図る上の
問題点となった。また、モールド成形時にモールド樹脂
54が磁石52とスペーサ51間に侵入したりすること
を防ぐことで前記磁石52を冶具ピン62にて強く押圧
する必要があるため、磁石52に対する冶具ピン62の
押圧力の荷重管理が困難であるという問題点もあった。
【0007】本発明の第1の目的は、製造コストの低減
を図ることができるロータの製造方法を提供することに
ある。本発明の第2の目的は、簡単な構造で構成できる
ロータの成形装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、回転軸と、前記回転軸
と一体回転するスペーサと、前記スペーサの径方向外表
面に設けられた複数の磁石とを備え、前記各磁石を樹脂
モールド材にて前記スペーサの径方向外表面にモールド
固定したロータの製造方法であって、前記各磁石を前記
樹脂モールド材の射出圧により前記スペーサの径方向外
表面に押圧するようにしたことを要旨とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のロータの製造方法において、前記各磁石を前記スペー
サの径方向及び軸方向の両方向に前記樹脂モールド材の
射出圧により押圧することを要旨とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、回転軸と、前記
回転軸と一体回転するスペーサと、前記スペーサの径方
向外表面に樹脂モールド材にてモールド固定された複数
の磁石とを備えたロータの製造方法であって、前記各磁
石を予め磁石保持具にて前記スペーサの径方向外表面に
仮固定し、前記樹脂モールド材にてモールド固定したこ
とを要旨とする。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のロータの製造方法において、前記磁石保持具は、樹脂
モールド材と同一材料にて形成されたことを要旨とす
る。請求項5に記載の発明は、回転軸と、前記回転軸と
一体回転するスペーサと、前記スペーサの径方向外表面
に設けられた複数の磁石とから構成されたロータ粗材
を、開閉可能な一対の金型に形成されるキャビティ内に
配置させ、前記金型に設けられたゲートから樹脂モール
ド材を射出し、前記各磁石を樹脂モールド材にてスペー
サの径方向外表面にモールド固定するロータの成形装置
であって、前記ゲートは、前記樹脂モールド材が前記各
磁石を前記スペーサの径方向外表面に押圧するよう前記
金型の所定位置に設けられていることを要旨とする。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
のロータの成形装置において、前記ゲートは、前記樹脂
モールド材が前記各磁石を前記スペーサの径方向及び軸
方向の両方向に押圧するよう前記金型の所定位置に設け
られていることを要旨とする。
【0013】(作用)請求項1及び5に記載の発明によ
れば、各磁石は、モールド成形時にスペーサの径方向外
表面に密着するよう樹脂モールド材の射出圧により押圧
された状態でモールド固定されるようにした。従って、
各磁石が樹脂モールド材の射出圧によりスペーサの径方
向外表面から浮き上がらない。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加えて、各磁石は樹脂モールド材
の射出圧により径方向及び軸方向の両方向に押圧され
る。請求項3に記載の発明によれば、各磁石は位置精度
よくスペーサに仮固定することができるとともに、各磁
石を位置決めする位置決めピンが省略される。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の発明の作用に加えて、モールド成形時に、高温
の樹脂モールド材が磁石保持具を溶かし磁石保持具と樹
脂モールド材とは一体に硬化する。
【0016】請求項6に記載の発明によれば、請求項5
に記載の発明の作用に加えて、1つのゲートから射出さ
れた樹脂モールド材が各磁石を径方向及び軸方向の両方
向に押圧する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を回転磁界型電動機
のロータに具体化した一の実施形態を図1〜図6に従っ
て説明する。図1は、本実施形態のロータ10の縦断面
図である。図2は、図1におけるA−A線断面図であ
る。
【0018】本実施形態のロータ10は、回転軸として
のロータシャフト11と、スペーサ12と、磁石13及
び樹脂モールド層14とから構成されている。前記ロー
タシャフト11は、スペーサ12の中央に設けられた貫
通孔12aに貫挿嵌合されている。つまり、ロータシャ
フト11は、スペーサ12と一体になっている。
【0019】前記スペーサ12は、金属からなり、その
外形が電動機の磁極数と同じ数の辺を有する等辺多角形
柱状に形成され、本実施形態では、十二角柱状に形成さ
れている。スペーサ12の径方向外表面としての各外側
面12bには辺長より若干短い前記磁石13がそれぞれ
設けられている。つまり、各外側面12bに対応して1
2個の磁石13が設けられている。
【0020】各磁石13は、永久磁石であって、縦断面
長方形に形成されている。つまり、各磁石13のスペー
サ側当接面が平面状になっている。スペーサ12及び複
数の磁石13は樹脂モールド層14にて略被覆されてい
る。
【0021】以下、ロータ10の成形装置を図3〜図6
に従って説明する。図3は、ロータ10の成形装置を示
す正面図である。図4は、図3におけるB−B線断面図
である。本実施形態では、前記ロータシャフト11とス
ペーサ12及び磁石13を一体に組み付けてなるロータ
粗材10aをモールド成形することによって、ロータ粗
材10aを覆う樹脂モールド層14が形成される。ロー
タ粗材10aの組み付け方法は従来と同じなので、その
説明を省略する。
【0022】本実施形態では、ロータ10をモールド成
形する成形装置としてのモールド成形金型21は、垂直
方向に開閉可能な一対の金型としての下型(固定型)2
2と上型(移動型)23から構成されている。本実施形
態では、下型22と上型23は、ほぼ同じ形状及び寸法
にて対称的に形成されている。そのため、下型22と上
型23の構成についての説明は、前後せずに同時に行
う。
【0023】前記下型22及び上型23には、それぞれ
凹部22aと凹部23aが設けられている。前記凹部2
2aと凹部23aは、それぞれ半円柱形状に形成され、
該両凹部22a,23aを合わせて構成された円柱形状
空間であるキャビティの内形寸法が前記ロータ10の樹
脂モールド層14の外形寸法と同じになるよう設定され
ている。
【0024】下型22の両側壁部22b,22cと上型
23の両側壁部23b,23cには、それぞれ貫通凹部
22d,22eと貫通凹部23d,23eが設けられて
いる。前記貫通凹部22d,22eと貫通凹部23d,
23eは、それぞれ半円形に形成されている。そして、
前記貫通凹部22dと貫通凹部23dを合わせて構成さ
れた円孔と、前記貫通凹部22eと貫通凹部23eを合
わせて構成された円孔との直径が前記ロータシャフト1
1の直径とほぼ同じになるよう設定されている。
【0025】また、前記下型22の側壁部22b,22
cと前記上型23の側壁部23b,23cには、それぞ
れ複数個(6個)の位置決めピン貫挿孔22f,22g
と位置決めピン貫挿孔23f,23gが設けられてい
る。各位置決めピン貫挿孔22f,22g,23f,2
3gは、それぞれ同一半径を有する半円上に配設され、
等角度間隔にて形成されている。各位置決めピン貫挿孔
22f,22g,23f,23gが配設された半円の半
径は、前記ロータ粗材10aにおける各磁石13の軸中
心が位置する円周の半径とほぼ同じに設定されている。
言い換えれば、各位置決めピン貫挿孔22f,22g,
23f,23gは前記ロータ粗材10aの各磁石13の
配置位置に対応してそれぞれ前記下型22の側壁部22
b,22cと前記上型23の側壁部23b,23cの所
定位置に設けられている。
【0026】さらに、前記下型22の側壁部22bと前
記上型23の側壁部23bには、それぞれ複数個(6
個)のゲートとしての樹脂注入口22h,23hが設け
られている。各樹脂注入口22h,23hは、下型22
の側壁部22bと前記上型23の側壁部23bに設けら
れた位置決めピン貫挿孔22f,23fに対応する位置
に設けられている。図4及び図6に示すように、各樹脂
注入口22h,23hは、それぞれ前記下型22の側壁
部22bと前記上型23の側壁部23bを貫通する、つ
まり前記凹部22a,23aと連通するように形成され
ている。また、各樹脂注入口22h,23hは、前記側
壁部22b,23bの外側から凹部22a,23a側へ
向かって断面積が小さくなるようテーパ状に形成されて
いる。
【0027】そして、モールド成形時において、図4及
び図5に示すように、まず、前記ロータ粗材10aのロ
ータシャフト11が前記下型22の貫通凹部22d,2
2e(図5では貫通凹部22dのみ示す)により支える
状態で磁石13が仮固定されたスペーサ12の下半部を
前記凹部22a内に収容させる。次に、前記スペーサ1
2の上半部を前記凹部23a内に収容させるよう上型2
3を前記下型22に合わせる。このとき、ロータ粗材1
0aは、各磁石13がそれぞれ前記各位置決めピン貫挿
孔22f,22g,23f,23gと対応してモールド
成形金型21内に収容される。そして、図4に示すよう
に、各磁石13には、ロータシャフト11の軸線方向両
端に前記各位置決めピン貫挿孔22f,22g,23
f,23gにそれぞれ貫挿された位置決めピン24が当
接される。また、このとき、前記各樹脂注入口22h,
23hは、当該各樹脂注入口22h,23hから射出す
る樹脂モールド材Mの射出方向がそれぞれロータシャフ
ト11の軸線方向と斜交し、その凹部22a,23a側
開口がそれぞれ各磁石13の径方向外表面13aに向く
ように形成されている。
【0028】そして、各樹脂注入口22h,23hを介
して樹脂モールド材Mを所定射出圧にてモールド成形金
型21内に注入し、硬化することによってロータ粗材1
0aの外面に樹脂モールド層14が形成される。このと
き、各樹脂注入口22h,23hからモールド成形金型
21内に射出された樹脂モールド材Mは、それぞれスペ
ーサ12の径方向における各磁石13の外表面13aに
向く(図6で示す矢印C方向)ように射出される。各磁
石13は、位置決めピン24によりロータシャフト11
の軸線方向への移動が規制される。これにより、モール
ド成形時において、各磁石13はスペーサ12の外側面
12bに密着するように樹脂モールド材Mの射出圧によ
り押圧される。従って、各磁石13はスペーサ12の外
側面12bから浮き上がらず、各磁石13とスペーサ1
2の間に樹脂は入り込まない。
【0029】本実施形態によれば、以下のような特徴を
得ることができる。 (1) 各磁石13は、モールド成形時にスペーサ12
の各外側面12bに密着するよう樹脂モールド材Mの射
出圧により押圧された状態でモールド固定されるように
した。
【0030】従って、各磁石13が樹脂モールド材Mの
射出圧によりスペーサ12の各外側面12bから浮き上
がることを防止できる。その結果、各磁石13が樹脂モ
ールド材Mの射出圧によりスペーサ12の各外側面12
bから浮き上がることを防ぐために各磁石13を押圧す
る冶具ピンを設けた従来技術に比べて、モールド成形金
型21の構造が簡単となり、ロータ10の製造コストの
低減を図ることができる。
【0031】(2) 各樹脂注入口22h,23hは、
当該各樹脂注入口22h,23hから射出する樹脂モー
ルド材Mの射出方向がそれぞれロータシャフト11の軸
線方向と斜交し、その凹部22a,23a側開口がそれ
ぞれ各磁石13の径方向外表面13aに向くように下型
22及び上型23に設けられた。つまり、モールド成形
金型21の各樹脂注入口22h,23hは、その下型2
2と上型23を閉じた際に形成されたキャビティ内へ射
出する樹脂モールド材Mが該キャビティ内に配置収容さ
れたロータ粗材10aの各磁石13をスペーサ12の各
外側面12bに押圧させるよう所定位置に設けられた。
【0032】従って、下型22と上型23には、モール
ド成形時に各磁石13が樹脂モールド材Mの射出圧によ
りスペーサ12の各外側面12bから浮き上がることを
防ぐことで各磁石13を押圧するための冶具ピンを設け
る必要がなくなる。その結果、樹脂モールド材Mの射出
圧を有効に利用することでモールド成形金型21の構造
が簡単となり、ロータ10の製造コストの低減を図るこ
とができる。
【0033】なお、本実施形態は以下のように変更して
もよい。 ○図7に示すように、ロータ10をモールド成形する成
形装置としてのモールド成形金型21は、水平方向に開
閉可能な一対の金型としての左型25と右型26から構
成されて実施してもよい。詳述すると、左型25及び右
型26には、それぞれ円柱形凹部25a,26aが設け
られ、両凹部25a,26aを合わせて構成されたキャ
ビティとしての円柱形空間の内形寸法が前記ロータ10
の樹脂モールド層14の外形寸法と同じになるよう設定
されている。両凹部25a,26aの底部25b,26
b中央には、それぞれ貫通孔25c,26cが設けられ
ている。
【0034】また、両凹部25a,26aの底部25
b,26bには、それぞれ複数個(前記磁石13と同
数、つまり12個)の円柱形突起25d,26dが設け
られている。各円柱形突起25d,26dは、それぞれ
同一半径を有する円周上に配設され、等角度間隔にて形
成されている。各円柱形突起25d,26dが配設され
た円周の半径は、前記ロータ粗材10aにおける各磁石
13の軸中心が位置する円周の半径とほぼ同じに設定さ
れている。
【0035】さらに、凹部25aの底部25bには、複
数個(前記磁石13と同数、つまり12個)のゲートと
しての樹脂注入口25eが設けられている。各樹脂注入
口25eは、それぞれ前記凹部25aの底部25bを貫
通する、つまり前記凹部25aと連通するように形成さ
れている。また、各樹脂注入口25eは、前記底部25
bの外側から凹部25a側へ向かって断面積が小さくな
るようテーパ状に形成されている。
【0036】そして、モールド成形時において、ロータ
粗材10aは各磁石13の軸中心がそれぞれ前記各円柱
形突起25d,26dの軸中心と一致するようモールド
成形金型21内に収容される。各磁石13の両端が前記
各円柱形突起25d,26dが当接される。また、この
とき、前記各樹脂注入口25eは、当該各樹脂注入口2
5eから射出する樹脂モールド材Mの射出方向がそれぞ
れロータシャフト11の軸線方向と斜交し、その凹部2
5a側開口がそれぞれ各磁石13の径方向外表面13a
に向くよう形成されている。
【0037】そして、各樹脂注入口25eを介して樹脂
モールド材Mを所定射出圧にてモールド成形金型21内
に注入し、硬化することによってロータ粗材10aの外
面に樹脂モールド層14が形成される。このとき、各樹
脂注入口25eからモールド成形金型21内に射出され
た樹脂モールド材Mは、それぞれ各磁石13の径方向外
表面13aに向くように射出される。各磁石13は、前
記各円柱形突起25d,26dによりロータシャフト1
1の軸線方向への移動が規制される。これにより、各磁
石13は、常にスペーサ12の外側面12bに密着する
よう樹脂モールド材Mの射出圧により押圧される。
【0038】この場合、上記実施形態の特徴に記載の効
果に加えて、各円柱形突起25d,26dは左型及び右
型25,26に一体形成されるため、モールド成形金型
21の部品点数が低減され、構成は簡単となる。
【0039】○図8に示すように、各樹脂注入口22
h,23h(図8では樹脂注入口23hのみ示す)を、
当該各樹脂注入口22h,23hから射出する樹脂モー
ルド材Mの射出方向(図8で示す矢印D方向)が前記ス
ペーサ12の径方向とほぼ一致するようそれぞれ下型2
2及び上型23に設けてもよい。このとき、各樹脂注入
口22h,23hは、各磁石13のほぼ中央位置に対応
して設けられている。この場合、上記実施形態の特徴
(1)及び(2)に記載の効果とほぼ同様な効果を得る
ことができる。
【0040】○各樹脂注入口22h,23hを図9に示
すように設けてもよい。詳述すると、各樹脂注入口22
h,23h(図9では樹脂注入口23hのみ示す)は、
当該各樹脂注入口22h,23hから射出する樹脂モー
ルド材Mの射出方向(矢印E方向)がそれぞれロータシ
ャフト11の軸線方向と斜交し、その凹部22a,23
a側開口がそれぞれ各磁石13の径方向外表面13a及
び軸方向一端面(図9では左端面)13bに向くように
大きく形成される。この場合、径方向において各磁石1
3は、スペーサ12の外側面12bに密着するよう樹脂
モールド材Mの射出圧により押圧される。また、各磁石
13は、ロータシャフト11の軸線方向において樹脂モ
ールド材Mの射出圧の押圧力で反対側の位置決めピン2
4に向かって押圧されることによって位置決めされる。
従って、上記実施形態の特徴(1)及び(2)に記載の
効果に加えて、樹脂注入口22h,23h側の位置決め
ピン24及び位置決めピン貫挿孔22f,23fが省略
できることから、モールド成形金型21の構造は更に簡
単となり、部品点数及びコストの低減を更に図ることが
できる。
【0041】また、この場合、図10に示すように、各
磁石13の樹脂注入口22h,23h側一端部(図10
では左端部)は、円弧状(大R断面形状あるいは面取り
形状)に形成されてもよい。これにより、樹脂注入口2
2h,23hから射出された樹脂モールド材Mの流れは
よりスムーズになる。
【0042】○図11に示すように、各磁石13の樹脂
注入口向き側の一端部(図10では左端部)には、V字
状の切り欠き13cが設けられてもよい。このとき、樹
脂注入口22h,23hから射出された樹脂モールド材
Mは、その射出圧がV字状の切り欠き13cに作用する
ことによって、スペーサ12の円周方向に沿う各磁石1
3の位置ずれを防止できる。
【0043】○図12及び図13に示すように、ロータ
粗材10aは、その各磁石13が予め磁石保持具30に
てスペーサ12に仮固定して形成されてもよい。その磁
石保持具30は、複数個(磁石13と同数、つまり12
個)の軸方向伸びる嵌合凸部30aが設けられ、ロータ
粗材10aのモールド成形用樹脂モールド材Mと同じ樹
脂材料にて成形されている。スペーサ12は、互いに隣
接する両外側面12b間に前記嵌合凸部30aが嵌合す
るための嵌合凹部12cが該スペーサ12の軸線方向に
伸びるように設けられている。そして、磁石13を保持
した磁石保持具30の各嵌合凸部30aは、対応するス
ペーサ12の嵌合凹部12cに嵌合することによって、
磁石13はスペーサ12に仮固定される。モールド成形
時に、高温の樹脂モールド材Mにより磁石保持具30が
溶融し、樹脂モールド材Mと磁石保持具30が一体に硬
化することによって樹脂モールド層14は形成される。
これによれば、各磁石13を位置精度よくスペーサ12
に仮固定することができるとともに、モールド成形金型
21の各位置決めピン貫挿孔22f,22g,23f,
23g及び位置決めピン24を省略することができる。
その結果、モールド成形金型21の構造は更に簡単とな
り、部品点数の低減を更に図ることができる。
【0044】また、前記各嵌合凸部30aは、その軸線
方向長さが前記各凹部12cの軸線方向長さよりやや短
くなるよう形成されてもよい。この場合、モールド成形
時に、樹脂モールド材Mが嵌合凹部12c内に容易に入
り込み、スペーサ12と一体になるよう磁石13を固着
することができる。
【0045】さらに、磁石保持具30をバネ性を持たせ
て形成してもよい。この場合、磁石保持具30の弾性力
は、各磁石13をスペーサ12に向かって押圧する予圧
として作用する。従って、磁石13は磁石保持具30に
よりスペーサ12に仮固定されたとき、そのバネ性によ
ってスペーサ12に密着されることから、モールド成形
時における樹脂モールド材Mの磁石13とスペーサ12
間への侵入(入り込み)を防止できる。
【0046】○上記実施形態では、スペーサ12は、そ
の外形が十二角柱状に形成されて実施したが、スペーサ
12は、その外形が電動機の磁極数と同じ数の辺を有す
る等辺多角形の柱状に形成され、十二角形以外例えば五
角形、六角形及び八角形等の多角形の柱状に形成されて
実施してもよい。また、図14に示すように、スペーサ
12は、その外形が円柱状に形成され、各磁石13は縦
断面扇形に形成されて実施してもよい。この場合、上記
実施形態の特徴(1)及び(2)に記載の効果と同様な
効果を得ることができる。
【0047】○上記実施形態では、各磁石13は、縦断
面長方形に作られて実施したが、各磁石13のスペーサ
側当接面を平面状にすれば縦断面形状を任意の形状にし
て実施してもよい。この場合、上記実施形態の特徴
(1)及び(2)に記載の効果と同様な効果を得ること
ができる。
【0048】○各樹脂注入口22h,23h及び樹脂注
入口25eをテーパ状以外の形状にて形成してもよい。 ○各樹脂注入口22h,23hをそれぞれ下型22及び
上型23の側壁部22c,23cに設けてもよい。
【0049】○各位置決めピン貫挿孔22f,22g,
23f,23gを円孔以外の貫通孔にて形成してもよ
い。 ○上記実施形態では、本発明を回転磁界型電動機のロー
タに具体化して実施したが、回転磁界型電動機のロータ
に限定されなく、本発明を他の永久磁石電動機のロータ
に具体化して実施してもよい。この場合、上記実施形態
の特徴(1)及び(2)に記載の効果と同様な効果を得
ることができる。
【0050】次に上記実施形態及び別例から把握できる
技術的思想について以下に追記する。 (1)請求項3又は4に記載のロータの製造方法におい
て、前記磁石保持具(30)には、嵌合凸部(30a)
が設けられ、前記スペーサ(12)には嵌合凹部(12
c)が設けられ、前記嵌合凸部(30a)と前記嵌合凹
部(12c)を嵌合することによって前記複数の磁石
(13)をスペーサ(12)に仮固定したことを特徴と
するロータの製造方法。
【0051】(2)前記(1)に記載のロータの製造方
法において、前記嵌合凹部(12c)の軸線方向長さは
前記嵌合凸部(30a)の軸線方向長さより長く設定さ
れていることを特徴とするロータの製造方法。
【0052】(3)前記(1)又は(2)に記載のロー
タの製造方法において、前記磁石保持具(30)は、前
記各磁石(13)をスペーサ(12)に向かって予圧す
る弾性力を有することを特徴とするロータの製造方法。
【0053】(4)請求項2に記載のロータの製造方法
において、軸方向に前記樹脂モールド材(M)の押圧力
を受ける前記各磁石(13)の一端には、V字状の切り
欠き(13c)を設けたことを特徴とするロータの製造
方法。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1、2、5
及び6に記載の発明によれば、ロータの成形装置の構造
が簡単となり、ロータの製造コストの低減を図ることが
できる。
【0055】請求項3及び4に記載の発明によれば、ロ
ータの成形装置の構造は更に簡単となり、部品点数の低
減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のロータの要部断面図。
【図2】同じくロータの図2におけるA−A線断面図。
【図3】同じくロータの成形装置を示す正面図。
【図4】同じくロータの成形装置を示す図3におけるB
−B線断面図。
【図5】同じくロータの成形装置を示す分解正面図。
【図6】同じくロータの成形装置を示す図4の要部拡大
図。
【図7】別例のロータの成形装置を示す断面図。
【図8】別例のロータの成形装置を示す要部断面拡大
図。
【図9】別例のロータの成形装置を示す要部断面拡大
図。
【図10】別例のロータの成形装置を示す要部断面拡大
図。
【図11】別例のロータ粗材の要部斜視図。
【図12】別例のロータ粗材の正面図。
【図13】別例のロータ粗材の側面図。
【図14】別例のロータの断面図。
【図15】従来のロータの製造方法を示す要部拡大断面
図。
【符号の説明】
10…ロータ、10a…ロータ粗材、11…回転軸とし
てのロータシャフト、12…スペーサ、12b…径方向
外表面としての外側面、13…磁石、22,23,2
5,26…金型としての上型及び下型、22a,23
a,25a,26a…キャビティとしての凹部、樹脂注
入口22h,23h,25e…ゲートとしての樹脂注入
口、30…磁石保持具、M…樹脂モールド材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29L 31:08 B29L 31:08 (72)発明者 田口 孝年 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ 株式 会社内 Fターム(参考) 4F202 AD03 AD35 AH04 CA11 CB01 CB12 CB20 CK06 CK41 CQ05 4F206 AD03 AD35 AH04 JA07 JB12 JB20 JQ81 5H615 AA01 BB01 BB07 BB14 PP02 SS44 5H622 CA02 CA07 CB01 PP20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸(11)と、 前記回転軸(11)と一体回転するスペーサ(12)
    と、 前記スペーサ(12)の径方向外表面(12b)に設け
    られた複数の磁石(13)とを備え、 前記各磁石(13)を樹脂モールド材(M)にて前記ス
    ペーサ(12)の径方向外表面(12b)にモールド固
    定したロータの製造方法であって、 前記各磁石(13)を前記樹脂モールド材(M)の射出
    圧により前記スペーサ(12)の径方向外表面(12
    b)に押圧するようにしたことを特徴とするロータの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のロータの製造方法にお
    いて、 前記各磁石(13)を前記スペーサ(12)の径方向及
    び軸方向の両方向に前記樹脂モールド材(M)の射出圧
    により押圧することを特徴とするロータの製造方法。
  3. 【請求項3】 回転軸(11)と、 前記回転軸(11)と一体回転するスペーサ(12)
    と、 前記スペーサ(12)の径方向外表面(12b)に樹脂
    モールド材(M)にてモールド固定された複数の磁石
    (13)とを備えたロータの製造方法であって、 前記各磁石(13)を予め磁石保持具(30)にて前記
    スペーサ(12)の径方向外表面(12b)に仮固定
    し、前記樹脂モールド材(M)にてモールド固定したこ
    とを特徴とするロータの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のロータの製造方法にお
    いて、 前記磁石保持具(30)は、樹脂モールド材(M)と同
    一材料にて形成されたことを特徴とするロータの製造方
    法。
  5. 【請求項5】 回転軸(11)と、前記回転軸(11)
    と一体回転するスペーサ(12)と、前記スペーサ(1
    2)の径方向外表面(12b)に設けられた複数の磁石
    (13)とから構成されたロータ粗材(10a)を、開
    閉可能な一対の金型(22,23,25,26)に形成
    されるキャビティ(22a,23a,25a,26a)
    内に配置させ、前記金型(22,23,25,26)に
    設けられたゲート(22h,23h,25e)から樹脂
    モールド材(M)を射出し、前記各磁石(13)を樹脂
    モールド材(M)にてスペーサ(12)の径方向外表面
    (12b)にモールド固定するロータの成形装置であっ
    て、 前記ゲート(22h,23h,25e)は、前記樹脂モ
    ールド材(M)が前記各磁石(13)を前記スペーサ
    (12)の径方向外表面(12b)に押圧するよう前記
    金型(22,23,25,26)の所定位置に設けられ
    ていることを特徴とするロータの成形装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のロータの成形装置にお
    いて、 前記ゲート(22h,23h)は、前記樹脂モールド材
    (M)が前記各磁石(13)を前記スペーサ(12)の
    径方向及び軸方向の両方向に押圧するよう前記金型(2
    2,23)の所定位置に設けられていることを特徴とす
    るロータの成形装置。
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