JP2002357821A - 多角傾斜状反射板及びその製造方法 - Google Patents

多角傾斜状反射板及びその製造方法

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Chung-Yuan Liu
中 元 劉
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Chi Mei Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射光線を特定の範囲内に効率よく反射し、
反射強度が均一に分散して好ましい視野角と輝度が得ら
れるとともに、従来の拡散板構造を省くことのできる液
晶表示装置の傾斜状反射板、製造方法、及び該傾斜状反
射板を用いた液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 基材と、該基材上に薄膜トランジスタを
形成させると同時に形成され、かつ二種類以上の異なる
傾斜角度を具える傾斜状積層構造と、該薄膜トランジス
タと該傾斜状積層構造上に塗布され、加熱されて表面が
平滑化する有機層と該有機層上に形成される第1金属層
とによって多角度傾斜状反射板を構成し、該傾斜角度を
該第1金属層の表面と該基材の表面との夾角とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示板に関し、
特に多角傾斜状の反射板(Multi−Slants Reflector)及
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、1970年に初めて電
子卓上計算機とデジタル表示の時計に応用された。目下
ノートブックタイプのコンピュータ、テレビ、ワードプ
ロセッサなどに応用されていて、急速に普及している、
目下ノートブックタイプのコンピュータ、テレビジョ
ン、もしくはワードプロセッサなどに応用され、かつ急
速に普及している。現在、モニターとして最も広く使用
されているのがCRTと称するブラウン管を利用した表
示装置であるが、これは重量が重く、体積が大きすぎ、
消費電力も大きく、設置のスペースを取るなどの欠点を
有する。
【0003】液晶表示装置には反射率(Reflectivity)
が低すぎるという問題がある。一般の新聞紙の反射率は
標準の白色で55%になる、ツイストネマティック・タ
イプの白黒液晶表示装置の反射率は、通常25%を下回
る。コントラストは5:1以上を達成することができる
が、反射率が低いことから反射光線の明るさが弱すぎ、
また視野角が狭いなどの欠点を具え、使用者にとって甚
だ不便である。
【0004】図1にミラー反射板構造における入射、反
射光線の反射に係る説明を示す。入射光線32と垂直法
線30とによって形成される夾角を形成する角度θで照
射されると、基材36上の反射板38の表面と垂直法線
30が垂直になる状態において、反射光線34と垂直法
線30との間で形成される角度a1は、角度θと同一の
角度になる。
【0005】図2に従来のミラー反射板と、拡散板を具
える液晶表示装置の構造を示す。該液晶表示装置は反射
強度(intensity)が分散して弱くなる点を改善してい
る。即ち、図示による従来の液晶表示装置は、液晶層5
8の下方にミラー反射板56を設け、金属ミラーを利用
して入射光線50を反射光線52の方向に反射する。但
し、前述の光線反射の原理から分かるように、光線の入
射角度は反射角度と等しいため、ミラー反射板56を具
える構造にのみ頼っていたのでは、反射光線が特定の角
度に集中し、その他角度は反射光線が弱すぎるという欠
点が発生する。図3に、かかる従来の装置の反射強度と
反射角度の関数を示す。図示における曲線Aは、液晶表
示装置にミラー反射板を設けた構造において出現する反
射強度と反射関数を表わす。入射光線が−30度の角度
で入射した場合、反射角度も30度に集中する。ここか
ら明らかなように、液晶表示装置にミラー反射板を設け
ただけでは、反射角度は確かに特定の角度に集中するの
みであって、その他角度においては明るさが低すぎるこ
とになり視野角が狭くなるという欠点を具える。
【0006】そこで、従来の技術の延長線上において、
偏光フィルタ(polarizer)68と位相板(retadation)
64の下方拡散板(diffuser)64を設ける技術が開発
された。拡散板64は、図3に示すように反射強度をや
や緩和する作用を具える。図3における曲線Bは拡散板
64を設けた後の反射強度と反射角度の関数を表わす曲
線である。拡散板64は光線の強度を分散する作用を具
えるので、かかる拡散板を具える構造は反射強度が約3
0度の角度に集中する欠点を改善することができ、反射
強度と反射角度の関数曲線も緩和する傾向にある。
【0007】液晶表示装置モバイルタイプのコンピュー
タ、パーソナル・ディジタルアシスト(PDA)などの
所謂ディジタル化情報製品にも広く応用されている。仮
に液晶表示装置がミラー反射板を設けただけの構造であ
れば、使用者は装置を操作する場合、視線を反射光線の
角度に向けなければ、液晶表示装置に表示される内容を
はっきり見ることができない。これは装置を操作する上
で極めて不便である。使用者が実際にモバイルタイプの
コンピュータ、もしくはPDAなどの装置を使用する場
合、視線の方向は液晶表示装置の表示面に対して垂直に
近くなり、この状態を保持する。即ち、視線の角度は反
射光線角度と垂直法線とによって形成される夾角の間に
あることになる。このような欠点を改善するために、単
一角度の傾斜状反射板によって反射光線の角度を変化さ
せ、反射光線を垂直法線の方向に偏らせる技術が開発さ
れた。
【0008】図4は、傾斜状反射板を具える構造におけ
る入射、反射光線の反射の原理を表わす説明図である。
入射光線42が垂直法線40との夾角θの角度で照射さ
れる場合、基材46上の反射板48の平面と垂直法線4
0とによって形成される夾角φは、単一角度による傾斜
状反射板の具える傾斜角度φである。即ち、反射光線4
4と垂直法40とによって形成される夾角α2は“θ−
2φ”によって得られ、反射光線は垂直法線40に偏っ
た方向に反射される。
【0009】上述の反射原理に基づいて製造された液晶
表示装置の構造を図5に示す。図示による構造は本来の
液晶表示装置の構造以外に、単一角度の傾斜状反射板7
6を含む。該単一角度の傾斜状反射板76は図2に示す
構造に比して、反射光線52の方向を垂直法線寄りに偏
らせることができ、この点が傾斜状反射板の機能とな
る。
【0010】従来の構造においては拡散板の構造を保留
している。これは特定の角度の反射強度を分散して異な
る視野角における差を明らかにさせないためである。仮
に拡散板を設けなければ、その反射強度と反射角度の関
数は図9に示すとおりになる。図9には、従来の液晶表
示装置であって、異なる単一角度傾斜状反射板の反射強
度と反射角度の関数を表わす。図示における曲線Gは液
晶表示装置にミラー反射板を設け、但し拡散板を設けな
い構造である。曲線H、H、H、Hは、単独の
それぞれ異なる単一角度傾斜状反射板構造を設けた構造
である。光線が−30℃度で入射すると、ミラー反射板
を具える液晶表示装置が反射する光線は、曲線Gのよう
に曲線の上端が尖った形状になり、かつ30度に集中す
る。また、曲線Hのように反射板が微小な角度で傾斜
していれば、反射光は垂直法線にやや偏る。さらに、H
に示すように、反射板の傾斜角度が増大すれば、反射
光線が垂直法線に偏る現象が明らかになる。即ち、曲線
、H、H、Hは傾斜状反射板の角度が順次増
大した場合の反射強度と反射角度の関数を表わした曲線
である。但し、曲線H、H、H、Hは、いずれ
も反射強度が集中する現象が発生する。ここから分かる
ように、拡散板を設けない構造は光線が特定の角度に集
中して視野角の差さが明らかとなる欠点を有する。これ
は、如何なる角度であろうと、単一角度の傾斜状反射板
では改善できない。よって、従来の液晶表示装置の構造
は、液晶表示装置における反射板の特性を変換させるた
めに拡散板構造を加えなければならない。
【0011】単一角度反射板の光線反射に対する影響を
図6において説明する。図6は、従来の拡散板を備える
液晶表示装置であって、ミラー反射板を具える構造と、
単一角度の傾斜状反射板を具える構造の両者における反
射強度と反射角度の関数に係る説明図である。図示にお
ける曲線Bは液晶表示装置にミラー反射板を拡散板とを
設けた構造に於いて現れる光線強度と光線角度の関数を
表わす。曲線Fha液晶表示装置において単一角度の傾
斜状反射板と拡散板とを設けた構造において現れる光線
強度と光線角度の関数を表わす。両曲線を比較すると、
単一角度の反射板は反射角度を縮小し、垂直法線に近づ
けることがわかる。
【0012】従来の単一角度傾斜状反射板の製造方法は
フォトマスクを利用した製造方法が多く採用されてい
る。例えば図7に示すようにハーフトーン・フォトマス
クを利用して塗布した反射板層に異なる深さのエッチン
グを行なう。またマスクシフトの位置を制御することに
よって異なる深さのエッチング効果を得ることが出来
る。フォトマスクによって傾斜状反射板のパターンを形
成する場合、傾斜角度の訂正を正確に行うために露光と
マイクロフォト最小ピッチとの距離に注意しなければな
らない。言い換えれば該フォトマスクの製造工程は単一
傾斜角度の傾斜状反射板にしか応用できない。
【0013】従来の液晶表示装置の構造に単一角度の傾
斜状反射板を設けた場合、拡散板を利用することによっ
て反射強度を緩和し分布させることが出来るが、但しそ
の反射角度がほとんど単一の角度で集中し、かつ拡散板
が光線を分散させるため反射強度範囲が狭くなり、明る
さが不均一になる欠点を有する。図6に示す曲線Fから
分かるように、反射強度は約20度に集中する。よって係
る構造による装置は使用者が液晶表示装置のパネル面と
視線とを特定の角度に保って、初めて好ましい視覚効果
を得ることが出来る。
【0014】標準白板についてはその反射強度と反射角
度の関係は図8における曲線Cのとおりである。即ち全
ての反射角度と反射強度とがいずれも同一である。理想
的な反射板は、曲線D、Eに示すように入射光線を特定
範囲内に反射することができ、かつ該範囲内の反射光線
の強度が充分に均一であることが望まれる。このような
特性を具えることによって、液晶表示装置は、さらに好
ましい視野角と輝度を具えることになる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、反射光線を
特定の範囲内に効率よく反射し、反射強度が均一に分散
して好ましい視野角と輝度が得られるとともに、従来の
拡散板構造を省くことのできる液晶表示装置の傾斜状反
射板、その製造方法、及び該傾斜状反射板を用いた液晶
表示装置を提供することを課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者は、基
材と、該基材上に薄膜トランジスタを形成させると同時
に形成され、かつ二種類以上の異なる傾斜角度を具える
傾斜状積層構造と、該薄膜トランジスタと該傾斜状積層
構造上に塗布され、加熱されて表面が平滑化する有機層
と該有機層上に形成される第1金属層とによって多角度
傾斜状反射板を構成し、該傾斜角度を該第1金属層の表
面と該基材の表面との夾角とする構造によって課題を解
決できることに着目し、かかる知見に基づき本発明を完
成させた。
【0017】請求項1に記載する多角傾斜状反射板の製
造方法は、基材を製造に供し、該基材上に薄膜トランジ
スタを形成させると同時に複数の傾斜状積層構造を形成
し、該傾斜状積層構造は二種類以上の異なる傾斜角度を
具え、該薄膜トランジスタ該傾斜状積層構造上に有機層
を塗布し、加熱して該有機層を平滑化し、第1金属層を
該有機層上に形成し、該傾斜角度は該第1金属層の表面
と該基材の表面との夾角とする。
【0018】請求項2に記載する多角傾斜状反射板の製
造方法は、請求項1における複数の傾斜状積層構造が、
それぞれ二種類以上の異なる構造高度と底辺の幅を具え
る。
【0019】請求項3に記載する多角傾斜状反射板の製
造方法は、請求項1における複数の傾斜状積層構造が、
さらに複数の二次的な積層を具え、該二次的な積層は、
少なくと二種類以上の異なる幅を具える。
【0020】請求項4に記載する多角傾斜状反射板の製
造方法は、請求項3における二次的な積層が、絶縁層
か、ゲート電極層か、無定形ケイ素層か、Nケイ素
か、もしくは第2金属層によってなる組み合わせを任意
に選択する。
【0021】請求項5に記載する多角傾斜状反射板の製
造方法は、請求項1における二次的な積層が、ゲートラ
イかン、共通ラインか、絶縁層か、無定形ケイ素層か、
ケイ素層か、第2金属層か、ソース層か、ドレイン
層か、もしくは保護層と有機層によってなるグループを
選択し、任意に組み合わせる。
【0022】請求項6に記載する多角傾斜状反射板の製
造方法は、請求項1における複数の傾斜状積層構造の傾
斜角度が0度から10度である。
【0023】請求項7に記載する傾斜状反射板は、液晶
表示装置に用いられる傾斜状反射板であって、少なくと
も複数の傾斜状積層構造と、有機層と、第1金属層とを
含み、該傾斜状積層は、少なくとも二種類以上の異なる
傾斜角度を具える。
【0024】請求項8に記載する傾斜状反射板は、請求
項7における複数の傾斜状積層構造が、薄膜トランジス
タと同時に形成される。
【0025】請求項9に記載する傾斜状反射板は、請求
項7における傾斜角度が0度から10度である。
【0026】請求項10に記載する傾斜状反射板は、請
求項7における複数の傾斜状積層構造が、それぞれ二種
類以上の異なる構造高度と底辺の幅を具える。
【0027】請求項11に記載する傾斜状反射板は、請
求項7における複数の傾斜状積層構造が、さらに複数の
二次的な積層を具え、該二次的な積層は、少なくと二種
類以上の異なる幅を具える。
【0028】請求項12に記載する傾斜状反射板は、請
求項11における二次的な積層が、絶縁層か、ゲート電
極層か、無定形ケイ素層か、Nケイ素か、もしくは第
2金属層によってなる組み合わせを任意に選択する。
【0029】請求項13に記載する傾斜状反射板は、請
求項11における前記二次的な積層が、ゲートライか
ン、共通ラインか、絶縁層か、無定形ケイ素層か、N
ケイ素層か、第2金属層か、ソース層か、ドレイン層
か、もしくは保護層と有機層によってなるグループを選
択し、任意に組み合わせる。
【0030】請求項14に記載する液晶表示装置は、第
1基材と、該第1基材上に形成され、複数の傾斜状積層
構造を具え、かつ該傾斜状積層構造は二種類以上の異な
る傾斜角度を具える反射板と、該反射板上に位置する液
晶と、該液晶上に位置し、透明材料によってなる第2基
材と、カラーフィルタ上に形成される位相板と、該位相
板の上に位置する偏光フィルタとによってなる。
【0031】請求項15に記載する液晶表示装置は、さ
らに該第2基材上で、該位相板と透明導電膜がそれぞれ
該第2基材の異なる側に設けられ。
【0032】請求項16に記載する液晶表示装置は、さ
らに該位相板上に位置する偏光フィルタを含む。
【0033】請求項17に記載する液晶表示装置は、請
求項14における傾斜角度が0度から10度である。
【0034】請求項18に記載する液晶表示装置は、請
求項14における複数の傾斜状積層構造が、それぞれ二
種類以上の異なる構造高度と底辺の幅を具える。
【0035】請求項19に記載する液晶表示装置は、請
求項14における複数の傾斜状積層構造が、さらに複数
の二次的な積層を具え、該二次的な積層は、少なくと二
種類以上の異なる幅を具える。
【0036】請求項20に記載する液晶表示装置は、請
求項14における二次的な積層が、絶縁層か、ゲート電
極層か、無定形ケイ素層か、Nケイ素か、もしくは第
2金属層によってなる組み合わせを任意に選択する。
【0037】請求項21に記載する液晶表示装置は、請
求項14における二次的な積層が、ゲートライかン、共
通ラインか、絶縁層か、無定形ケイ素層か、Nケイ素
層か、第2金属層か、ソース層か、ドレイン層か、もし
くは保護層と有機層によってなるグループを選択し、任
意に組み合わせる。
【0038】請求項22に記載する多角度傾斜状反射板
は、入射光線を反射するための多角度傾斜状反射板であ
って、その構造は、互いに重なり合わない第1領域と、
第2領域を含むベースと、該第1領域に形成される複数
の薄膜トランジスタと、第2領域に形成される複数の同
一形状にならない傾斜状積層構造であって、該傾斜状積
層構造は該薄膜トランジスタと同時に形成され、該薄膜
トランジスタと該傾斜状積層構造上に設けられる有機層
と、該有機層上に設けられる反射金属層とによってな
る。
【0039】請求項23に記載する多角度傾斜状反射板
は、請求項22における傾斜状積層構造の上部表面と、
該ベースの表面とによって夾角を形成し、かつ該傾斜状
積層構造は二種類以上の異なる夾角を具える。
【0040】請求項24に記載する多角度傾斜状反射板
は、請求項22における複数の傾斜状積層構造の傾斜角
度が0度から10度である。
【0041】請求項25に記載する多角度傾斜状反射板
は、請求項22における記傾斜状積層構想が、二種類以
上の異なる幅と高さを有する。
【0042】請求項26に記載する多角度傾斜状反射板
は、請求項22における有機層が該傾斜状積層構造に平
滑な表面を形成するために溶融特性を具えた有機層であ
る。
【0043】請求項27に記載する多角度傾斜状反射板
は、請求項22における薄膜トランジスタが絶縁層か、
ゲート電極層か、無定形ケイ素層か、Nケイ素か、も
しくは第2金属層によってなる組み合わせによってな
る。
【0044】請求項28に記載する多角度傾斜状反射板
は、請求項22における傾斜状積層構造が、ゲートライ
かン、共通ラインか、絶縁層か、無定形ケイ素層か、N
ケイ素層か、第2金属層か、ソース層か、ドレイン層
か、もしくは保護層と有機層によってなるグループから
選択される。
【0045】
【発明の実施の形態】本発明は、液晶表示装置に用いら
れる傾斜状反射板、その製造方法、及び該傾斜状反射板
を用いた液晶表示装置に関し、基材と、該基材上に薄膜
トランジスタを形成させると同時に形成され、かつ二種
類以上の異なる傾斜角度を具える傾斜状積層構造と、該
薄膜トランジスタと該傾斜状積層構造上に塗布され、加
熱されて表面が平滑化する有機層と該有機層上に形成さ
れる第1金属層とによって多角度傾斜状反射板を構成
し、該傾斜角度を該第1金属層の表面と該基材の表面と
の夾角とし、反射光線を特定の範囲内に効率よく反射
し、反射強度が均一に分散して好ましい視野角と輝度が
得られるとともに、従来の拡散板構造を省くものであ
る。
【0046】かかる傾斜状反射板について、具体的な例
を挙げ、図示を参照にして以下に説明する。
【0047】
【実施例】本発明による多角度傾斜状反射板を具える液
晶表示装置の構造を図10に示す。図示によれば、例え
ばガラスなどの材質による基材94と、基材94の表面
に形成され多角度傾斜状反射板96と、液晶層98と、
透明導電膜100と、カラーフィルタ素子102位相板
104と、偏光フィルタ106とによって液晶表示装置
を構成する。多角度傾斜状反射板96は異なる角度であ
るφ、φ、φの3種類を有し、かつそれぞれの傾
斜角度は0から10度の範囲内で形成される。但し、本
発明の多角度傾斜状反射板の傾斜角度は、φ、φ
φの3種類に限定するものではない。この傾斜角度
は、さらに変化させ、角度とその範囲を多様化させても
よく、即ち実際の必要に応じて決めることができる。
【0048】本発明の特徴は、多角度傾斜状反射板96
にあり、薄膜トランジスタの製造工程において同時に沈
降して傾斜状構造を形成し、それぞれ異なる高度と傾斜
角度φ、φ、φを形成することにある。入射光線
90が多角度傾斜状反射板96に照射されると、反射光
線92の本来の反射角度を改善するのみならず、反射光
線を垂直法線方向に偏らせることができ、かつ異なる傾
斜角度によって反射角度をさらに多様化させる効果を具
える。
【0049】また、従来の技術においては、拡散層の構
造を加える。このため光線の反射強度を分散させるとと
もに、光線の反射強度を低減させ、また強度の分布が不
均一になる。本発明においては、多角度傾斜状反射板9
6の平滑な表面を利用してそれぞれの反射角度と反射強
度を平均させる目的を達成し、拡散板の構造を省く。但
し、本体の反射強度は低減しない。この点も本発明の特
徴である。図10に示す反射光線92と、図5に示す反
射光線72とを比較すると明らかなように、本発明によ
る多角度傾斜状反射板構造は、反射強度を平均させるこ
とができる。
【0050】本発明は、多角度傾斜状反射板構造を提供
するものであって、該多角傾斜状反射板構造は、液晶表
示装置の製造工程において、薄膜トランジスタを製造す
るために必要とするゲートライン、共通ライン、絶縁
層、無定形ケイ素層、Nケイ素層、ソース層、ドレイ
ン層、もしくは保護層などによってなるグループを選択
し、任意に組み合わせて傾斜構造の一部を形成する。つ
いで、スパッタリングによって反射金属層を形成し、本
発明による多角度傾斜状反射板構造を得る。該多角傾斜
状反射板の構造は、異なる傾斜角度を具え、反射光線が
垂直法線に偏る程度を変化させ、同一液晶表示装置にお
いて多様化された反射強度の分布を達成する。その結果
は図11に示すとおりである。図11は本実施例におけ
る多角度傾斜状反射板を具える液晶表示装置の光線強度
と光線角度にかかる関数を表わす。反射角度は30度内
の強度で規律的に分布し単一の角度に限定されることが
ない。
【0051】本発明はまた、別の態様として、平滑化し
た多角度傾斜状反射板の構造を提供する。この構造は第
一の実施例と同様に液晶表示装置の製造工程において薄
膜トランジスタを製造するために必要とするゲートライ
ン、共通ライン、絶縁層、無定形ケイ素層、Nケイ素
層、ソース層、ドレイン層、もしくは保護層などによっ
てなるグループを選択し、任意に組み合わせて傾斜構造
の一部を形成する。ついで溶融特性を有する有機層を塗
布し、ベーキングによって溶融させた後平滑な多角度傾
斜状反射板の表面を得る。平滑化によって傾斜状反射板
の表面は異なる角度の反射平面を具える。光線が照射さ
れると反射する角度がさらに多様化し、かつ角度の大き
い反射を減少させ反射光線の強度を増加させる。本発明
による多角度傾斜状反射板は液晶表示装置における反射
強度の分布が図12に示すように理想的になる。図12
は本発明における多角度傾斜状反射板の液晶表示装置の
反射強度と反射角度の関数を表わす図である。図示のよ
うに反射角度は30度内において増加され、かつ均一とな
り、本発明が従来の構造における欠点を改善することが
明らかである。
【0052】図12における反射強度曲線Jは、本発明
における実施例によって得られた曲線であって図8にお
ける曲線Eと比較した場合本発明の多角度傾斜状反射板
を利用した液晶表示装置によって得られる反射強度と反
射角度の関数は理想の状態に近いものでありかつ周知の
拡散板構造を設ける必要がない。
【0053】本発明は、さらに多角度傾斜状反射板の製
造方法を提供する。図13から18に一般的な液晶表示
装置の薄膜トランジスタの製造工程を利用して同時に本
発明による多角度傾斜状反射板を製造する工程を示す。
図13において、基材200上にゲート電極層を進行さ
せ、さらにマイクロフォトによって薄膜トランジスタ素
子のゲート電極層202を形成すると共に、隣り合う薄
膜トランジスタユニットの間に本発明による反射板の傾
斜構造となるゲート電極204、206、208を形成
する。該同時に形成するゲート電極層204、206、
208は本発明の反射板の傾斜構造を構成する層であ
る。実施例においてはマイクロフォトの工程によってゲ
ート電極204の幅をゲート電極206より広くし、か
つゲート電極208の広さをゲート電極204より広く
し、異なる幅の傾斜状反射板を形成する。かかる広さと
位置の順序は一例であって実際の製造工程の必要に応じ
て、マイクロフォトの工程において選択的な幅と位置に
することができる。
【0054】ついで図14に示すように絶縁層210を
塗布して図13に示す構造を被覆する。絶縁層210は
薄膜トランジスタ素子においてゲート電極層202の上
方に位置する絶縁材料であり、同時に本発明の反射板の
傾斜状構造を構成する層の一つである。絶縁層210の
材料に関しては当業者の熟知するところであり、本発明
の重点ではないので、ここでは詳述しない。
【0055】ついで図15に示すように薄膜トランジス
タ素子を製造する上で必要な無定形ケイ素材料とN
イ素材料によって図14に示す構造を被覆する。さらに
マイクロフォトの工程によって薄膜トランジスタ素子の
無定型ケイ素層212とNケイ素層213を形成する
とともに、本発明による反射板の傾斜構造となる無定形
ケイ素層214、216、218及びNケイ素層21
5、217、219を形成する。実施例においては該傾
斜構造となる無定形ケイ素層とNケイ素層がゲート電
極層を被覆する幅は、ゲート電極層の幅の約3分の2で
あり、同一の厚さに沈降させる条件で異なる傾斜状積層
構造を形成する。かかる幅と位置は一例であって実際の
製造工程と必要に応じて無定形ケイ素層とNケイ素層
の幅と位置を選択することができる。
【0056】ついで図16に示すように、さらに金属材
料を塗布しマイクロフォトによって薄膜トランジスタ素
子の金属層220、222を形成する。金属層220、
222は薄膜トランジスタ素子のソースとドレインであ
って同時に本発明による反射板の傾斜構造となる金造層
224を形成する。実施例においては異なる角度の傾斜
構造を形成する。よってNケイ素層219のみを選択
して金造層224で被覆する。金属層224の幅はN
ケイ素層219の幅の3分の2として異なる高さの傾斜
状積層構造を形成する。かかる広さと位置は一例であっ
て、実際の製造工程と必要に応じて金属層の幅と位置を
選択することができる。
【0057】ついで図17に示すように金属層220、
222であるソースとドレインをフォトマスクとし、一
部のNケイ素層213無定形ケイ素層212にエッチ
ング領域226を形成する。エッチングを行なう場合、
金属層224に被覆されないN+ケイ素層215、21
7と、N+ケイ素層219の一部と、無定形ケイ素層2
14、216及び無定形ケイ素218の一部も同時にエ
ッチングされ、異なる角度の傾斜状反射板となる傾斜状
積層構図雄が形成される。これら傾斜状積層構造は互い
に高度が異なる。
【0058】この段階において本発明による傾斜状反射
板の傾斜状積層構造はほぼ完成する。その特徴は、薄膜
トランジスタの塗布と、マイクロフォトの工程を利用し
該傾斜状積層構造を同時に形成することにある。それぞ
れの層の幅と位置は一例であって、実際の製造工程と必
要に応じて、金属層の幅と位置を選択することができ
る。傾斜状構造を構成するゲート電極層、無定形ケイ素
層、Nケイ素層、若しくは金属層を沈降させるか否か
を選択すると共に、マイクロフォトの工程によってその
位置と幅を形成し、多様化された傾斜状積層構造を得
る。
【0059】図18に示すように薄膜トランジスタ素子
及び異なる角度の傾斜状反射板46の傾斜状積層構造を
完成させた後溶融特性を具える有機層228を塗布し、
さらに加熱して平滑な傾斜状積載構造を得る。ついでマ
イクロフォトを利用してコンタクトホール開口232を
形成する。次に、例えばスパッタリングなどによって反
射金属層230を形成し、本発明による多角度傾斜状反
射板242、244及び246を得る。また別途エッチ
ングの工程を行ない反射金属層開口234を形成し、画
素を形成する。これら工程は当業者の熟知する技術であ
るため、ここでは詳述しない。
【0060】前述の工程において、溶融特性を有する有
機層を塗布する目的は、有機層を加熱して溶融し、異な
る角度の傾斜状反射板242、244、246に平滑な
表面を与える、光線を反射しやすくするためである。こ
の加熱とコンタクトホールを得るためのエッチングの工
程は、順序を入れ替えてもよい。但し、これは当業者の
熟知する技術であるので、ここでは詳述しない。
【0061】注目すべきは、実施例において隣り合う薄
膜トランジスタの間に3つの傾斜状積層構造を形成する
が、但しこれに限られることなく、実際の工程と要求に
合わせて、さらに異なる高さと幅の傾斜状積層構造を追
加してもよい。よって実施例における異なる角度の傾斜
状反射板242、244、246の傾斜状積層構造も、
本発明の好ましい一実施例である。
【0062】以上は本発明の好ましい実施例であって、
本発明の実施の範囲を限定するものではない。よって、
当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、本発明
に対して均等の効果を有し、かつ本発明の精神の下にお
いてなされた変更、修正などは、いずれも本発明の実施
の範囲に属するものとする。
【0063】
【発明の効果】本発明による傾斜状反射板は、反射光線
を特定の範囲内に効率よく反射し、反射強度が均一に分
散して好ましい視野角と輝度が得られる。かかる傾斜状
反射板を応用した液晶表示装置は、従来の拡散板構造を
設ける必要がなくなり、製造コストとを低減させること
ができるとともに、薄膜トラジスタを製造すると同時
に、同一工程によって傾斜状積層構造を作成することが
できるので、工程を簡略化し、製造コストを低減させる
効果を具える。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のミラー反射板における光線の入射と反射
の関係を表わす説明図である。
【図2】図1に示すミラー反射板を応用した液晶表示装
置の構造を表わす説明図である。
【図3】図2に示す液晶表示装置における反射強度と反
射角度の関数を表わす説明図である。
【図4】従来の傾斜状反射板おける光線の入射と反射の
関係を表わす説明図である。
【図5】図4に示す傾斜状反射板を応用した液晶表示装
置の構造を表わす説明図である。
【図6】図5に示す液晶表示装置における反射強度と反
射角度の関数を表わす説明図である。
【図7】従来の傾斜状反射板の製造工程の一状態を表わ
す説明図である。
【図8】液晶表示装置の理想の傾斜反射板と標準白板の
反射強度と反射角度の関数を表わす説明図である。
【図9】従来の異なる構造ミラー反射板の反射強度と反
射角度の関数を表わす説明図である。
【図10】本発明による多角度傾斜板を用いた液晶表示
装置の構造を表わす説明図である。
【図11】図10に示す液晶表示装置における反射強度
と反射角度の関数を表わす説明図である。
【図12】図10に示す液晶表示装置における反射強度
と反射角度の実例の関数を表わす説明図である。
【図13】本発明による多角度傾斜状反射板の製造工程
を表すわす説明図である。
【図14】本発明による多角度傾斜状反射板の製造工程
を表すわす説明図である。
【図15】本発明による多角度傾斜状反射板の製造工程
を表すわす説明図である。
【図16】本発明による多角度傾斜状反射板の製造工程
を表すわす説明図である。
【図17】本発明による多角度傾斜状反射板の製造工程
を表すわす説明図である。
【図18】本発明による多角度傾斜状反射板の製造工程
を表すわす説明図である。
【符号の説明】
90 入射光線 92 反射光線 94 基材 96、242、244 多角度傾斜状反射板 98 液晶層 100 透明導電膜 102 カラーフィルタ素子 104 位相板 106 偏光フィルタ 200 基板 202 ゲート電極層 204、206、208 ゲート電極 210 絶縁層 212、214、216、218 無定形ケイ素層 213、215、217、219 Nケイ素層 220、222、224 金属層 226 エッチング領域 228 有機層 230 反射金属層 232 コンタクトホール開口 234 反射金属層開口 246 傾斜状反射板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/13363 G02F 1/13363 1/1368 1/1368 Fターム(参考) 2H042 AA02 AA26 BA03 BA12 BA15 BA20 CA12 DA11 DA21 2H091 FA08X FA08Z FA11X FA11Z FA14Z FD06 GA13 LA16 2H092 GA29 JA24 JA37 JA46 NA25 PA10 PA11

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示装置における多角傾斜状反射板
    の製造方法であって、 基材を製造に供し、 該基材上に薄膜トランジスタを形成させると同時に複数
    の傾斜状積層構造を形成し、 該傾斜状積層構造は二種類以上の異なる傾斜角度を具
    え、 該薄膜トランジスタと該傾斜状積層構造上に有機層を塗
    布し、 加熱して該有機層を平滑化し、 第1金属層を該有機層上に形成し、該傾斜角度は該第1
    金属層の表面と該基材の表面との夾角とすることを特徴
    とする多角傾斜状反射板の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記複数の傾斜状積層構造は、それぞれ
    二種類以上の異なる構造高度と底辺の幅を具えることを
    特徴とする請求項1に記載の多角傾斜状反射板の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記複数の傾斜状積層構造は、さらに複
    数の二次的な積層を具え、該二次的な積層は、少なくと
    二種類以上の異なる幅を具えることを特徴とする請求項
    1に記載の多角傾斜状反射板の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記二次的な積層が、絶縁層か、ゲート
    電極層か、無定形ケイ素層か、Nケイ素か、もしくは
    第2金属層によってなる組み合わせを任意に選択するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の多角傾斜状反射板の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 前記二次的な積層が、ゲートライかン、
    共通ラインか、絶縁層か、無定形ケイ素層か、Nケイ
    素層か、第2金属層か、ソース層か、ドレイン層か、も
    しくは保護層と有機層によってなるグループを選択し、
    任意に組み合わせることを特徴とする請求項1に記載の
    多角傾斜状反射板の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記複数の傾斜状積層構造の傾斜角度が
    0度から10度であることを特徴とする請求項1に記載
    の複数の傾斜状積層構造。
  7. 【請求項7】 液晶表示装置に用いられる傾斜状反射板
    の構造において、少なくとも複数の傾斜状積層構造と、
    有機層と、第1金属層とを含み、該傾斜状積層は、少な
    くとも二種類以上の異なる傾斜角度を具えることを特徴
    とする傾斜状反射板。
  8. 【請求項8】 前記複数の傾斜状積層構造は、薄膜トラ
    ンジスタと同時に形成されることを特徴とする請求項7
    に記載の傾斜状反射板。
  9. 【請求項9】 前記傾斜角度が0度から10度であるこ
    とを特徴とする請求項7に記載の傾斜状反射板。
  10. 【請求項10】 前記複数の傾斜状積層構造は、それぞ
    れ二種類以上の異なる構造高度と底辺の幅を具えること
    を特徴とする請求項7に記載の傾斜状反射板。
  11. 【請求項11】 前記複数の傾斜状積層構造は、さらに
    複数の二次的な積層を具え、該二次的な積層は、少なく
    とも二種類以上の異なる幅を具えることを特徴とする請
    求項7に記載の傾斜状反射板。
  12. 【請求項12】 前記二次的な積層が、絶縁層か、ゲー
    ト電極層か、無定形ケイ素層か、Nケイ素か、もしく
    は第2金属層によってなる組み合わせを任意に選択する
    ことを特徴とする請求項11に記載の傾斜状反射板。
  13. 【請求項13】 前記二次的な積層が、ゲートライン
    か、共通ラインか、絶縁層か、無定形ケイ素層か、N
    ケイ素層か、第2金属層か、ソース層か、ドレイン層
    か、もしくは保護層と有機層によってなるグループを選
    択し、任意に組み合わせることを特徴とする請求項11
    に記載の多角傾斜状反射板の製造方法。
  14. 【請求項14】 液晶表示装置の構造において、 第1基材と、 該第1基材上に形成され、複数の傾斜状積層構造を具
    え、かつ該傾斜状積層構造は二種類以上の異なる傾斜角
    度を具える反射板と、 該反射板上に位置する液晶と、 該液晶上に位置し、透明材料によってなる第2基材と、 カラーフィルタ上に形成される位相板と、 該位相板の上に位置する偏光フィルタとによってなるこ
    とを特徴とする液晶表示装置。
  15. 【請求項15】 前記液晶表示装置は、さらに該第2基
    材上で、該位相板と透明導電膜がそれぞれ該第2基材の
    異なる側に設けられることを特徴とする請求項14に記
    載の液晶表示装置。
  16. 【請求項16】 前前記液晶表示装置は、さらに該位相
    板上に位置する偏光フィルタを含むことを特徴とする請
    求項15に記載の液晶表示装置。
  17. 【請求項17】 前記傾斜角度が0度から10度である
    ことを特徴とする請求項14に記載の液晶表示装置。
  18. 【請求項18】 前記複数の傾斜状積層構造は、それぞ
    れ二種類以上の異なる構造高度と底辺の幅を具えること
    を特徴とする請求項14に記載の液晶表示装置。
  19. 【請求項19】 前記複数の傾斜状積層構造は、さらに
    複数の二次的な積層を具え、該二次的な積層は、少なく
    と二種類以上の異なる幅を具えることを特徴とする請求
    項14に記載の液晶表示装置。
  20. 【請求項20】 前記二次的な積層が、絶縁層か、ゲー
    ト電極層か、無定形ケイ素層か、Nケイ素か、もしく
    は第2金属層によってなる組み合わせを任意に選択する
    ことを特徴とする請求項14に記載の液晶表示装置。
  21. 【請求項21】 前記二次的な積層が、ゲートライか
    ン、共通ラインか、絶縁層か、無定形ケイ素層か、N
    ケイ素層か、第2金属層か、ソース層か、ドレイン層
    か、もしくは保護層と有機層によってなるグループを選
    択し、任意に組み合わせることを特徴とする請求項14
    に記載の液晶表示装置。
  22. 【請求項22】 入射光線を反射する多角度傾斜状反射
    板の構造において、 互いに重なり合わない第1領域と、第2領域を含むベー
    スと、 該第1領域に形成される複数の薄膜トランジスタと、 第2領域に形成される複数の同一形状にならない傾斜状
    積層構造であって、該傾斜状積層構造は該薄膜トランジ
    スタと同時に形成され、 該薄膜トランジスタと該傾斜状積層構造上に設けられる
    有機層と、 該有機層上に設けられる反射金属層とによってなること
    を特徴とする多角度傾斜状反射板。
  23. 【請求項23】 前記傾斜状積層構造の上部表面と、該
    ベースの表面とによって夾角を形成し、かつ該傾斜状積
    層構造は二種類以上の異なる夾角を具えることを特徴と
    する請求項22に記載の多角度傾斜状反射板。
  24. 【請求項24】 前記複数の傾斜状積層構造の傾斜角度
    が0度から10度であることを特徴とする請求項22に
    記載の多角度傾斜状反射板。
  25. 【請求項25】 前記傾斜状積層構想は、二種類以上の
    異なる幅と高さを有することを特徴とする請求項22に
    記載の多角度傾斜状反射板。
  26. 【請求項26】 前記有機層は該傾斜状積層構造に平滑
    な表面を形成するために溶融特性を具えた有機層である
    ことを特徴とする請求項22に記載の多角度傾斜状反射
    板。
  27. 【請求項27】 前記薄膜トランジスタが絶縁層か、ゲ
    ート電極層か、無定形ケイ素層か、Nケイ素か、もし
    くは第2金属層によってなる組み合わせによってなるこ
    とを特徴とする請求項22に記載の多角度傾斜状反射
    板。
  28. 【請求項28】 前記傾斜状積層構造が、ゲートライか
    ン、共通ラインか、絶縁層か、無定形ケイ素層か、N
    ケイ素層か、第2金属層か、ソース層か、ドレイン層
    か、もしくは保護層と有機層によってなるグループから
    選択されることを特徴とする請求項22に記載の多角度
    傾斜状反射板。
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