JP2002357279A - 電磁弁およびその可動コア組付固定方法 - Google Patents

電磁弁およびその可動コア組付固定方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り付けがたを防止するとともに、騒音の発
生を低減し、制御が容易な電磁弁を提供する。 【解決手段】 可動コア111の固定コア51との最大
離間距離は可動ロッド90の可動ストロークよりも大き
いので、可動コア111の可動ストロークは可動ロッド
90の可動ストロークで決定され、可動コア111が固
定コア51に当接することはない。したがって、固定コ
ア51の振動が回避され、騒音の発生を低減することが
できる。さらに、通電切り換えに対する素早い応答性が
要求される液圧制御のデューティ比弁に電磁弁10を用
いることにより、高速オン/オフ動作が実現でき、可動
コア111の移動ストロークに無駄がないため、デュー
ティ比と出力圧との関係においてダイナミックレンジを
広くすることができ、クラッチまたはブレーキの係合状
態の制御が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁弁に関し、特
にデューティ比制御する液圧制御弁として用いる電磁弁
およびその可動コア組付固定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動変速機の油圧制御弁に用いら
れる電磁弁として、特開平10−292879号公報に
開示されるものは、例えば図9に示すように、プランジ
ャ3が軸受け6に往復移動可能に支持され、可動コア2
とともに往復移動する。ボール4は、流入口5から流入
する作動油の油圧によりプランジャ3側に力を受けるの
でプランジャ3とともに往復移動する。
【0003】図9に示す電磁弁1においては、コイル7
への通電オフ時、可動コア2、プランジャ3およびボー
ル4を図9の下方に付勢するスプリング8の付勢力によ
り、ボール4は弁座9に着座する。ボール4が弁座9に
着座すると流入口5が閉塞され、流出口11とドレイン
口12とが連通する。流出口11とドレイン口12とが
連通すると、自動変速機のクラッチまたはブレーキに供
給されていた作動油はドレイン口12から排出されクラ
ッチまたはブレーキに加わる油圧が低下するので、クラ
ッチまたはブレーキが解除状態になる。
【0004】コイル7への通電をオンすると、スプリン
グ8の付勢力に抗して可動コア2が固定コア14側に吸
引される。可動コア2とともにプランジャ3が固定コア
14側に移動すると、流入口5に供給される作動油の油
圧により、ボール4は弁座9から離座し弁座13に着座
する。すると、流出口11とドレイン口12との連通が
遮断され、流入口5と流出口11とが連通する。流入口
5と流出口11とが連通すると、高圧の作動油が流出口
11からクラッチまたはブレーキに供給されるのでクラ
ッチまたはブレーキが係合状態になる。
【0005】図示しない制御装置でコイル7に供給する
電圧をデューティ比制御することにより流出口11に接
続するクラッチまたはブレーキに加わる油圧が調整さ
れ、クラッチまたはブレーキの係合状態が制御される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示す電磁弁1では、ボール4と、プランジャ3に一体締
結された可動コア2とが分離されているため、可動コア
2は電磁吸引により固定コア14に当接することとな
り、デューティ作動時に固定コア14からヨーク15に
振動が伝播し、比較的大きな騒音の発生が避けられなか
った。
【0007】また、流出口11とドレイン口12との連
通をボール4により確実に遮断するため、可動コア2の
ストロークをボール4のストロークよりも所定距離だけ
大きくとり、ボール4とプランジャ3とが確実に離れる
ようにする必要があった。したがって、可動コア2に要
求される無駄なストロークにより電磁弁1の高速切り換
えの上で不利となり、デューティ比と出力圧との関係に
おいてリニアリティのある制御レンジ、すなわちダイナ
ミックレンジが狭くなるという問題があった。
【0008】さらに、ボール4を挟み込むように2つの
シート部材、もしくは2つのシート部材とボール4のガ
イド部材をハウジング内に収容し、プランジャ3がハウ
ジング内に固定された軸受け6を摺動することにより、
ボール4を一方の弁座に押し付けたり解放したりするこ
とで三方弁を構成しているため、ハウジング内の構成が
複雑で部品点数が増大し、組付けが困難であるという問
題があった。
【0009】本発明の目的は、取り付けがたを防止する
とともに、騒音の発生を低減する電磁弁を提供すること
にある。本発明の他の目的は、ダイナミックレンジが広
い電磁弁を提供することにある。本発明のさらに他の目
的は、通電切り換えに対する応答性を向上する電磁弁を
提供することにある。本発明のさらにまた他の目的は、
構成が簡単で部品点数を低減する電磁弁を提供すること
にある。本発明のさらにまた他の目的は、きわめて簡単
な作業によってシャフトに可動コアを高精度に組み付け
ることができる可動コア組付固定方法を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1、2、
5または6記載の電磁弁によると、流体は、電磁弁の取
り付け方向と反対方向に流入口から流入し、流出口を出
入りする流体は、電磁弁の取り付け方向に沿った仮想軸
線と直交する方向に流れる。可動部材が往復移動するこ
とにより、流入口と流出口との連通、または流出口とド
レイン口との連通が切り替わり、流出口の流体圧力が変
動しても、流出口の流体圧力の変動が電磁弁の取り付け
方向に沿った仮想軸線と直交する方向に働き、電磁弁の
取り付け方向と反対方向、つまり電磁弁の脱落方向に働
かない。したがって、流路部材等に取り付けられている
電磁弁のがたつき、電磁弁を取り付けている部材の摩耗
を防止できる。さらに、流路部材等に電磁弁を取り付け
る構造を強固にする必要がない。
【0011】請求項1または3記載の電磁弁の構成によ
ると、可動部材は、可動コアおよび弁体に接続し弁体よ
りも小径に形成されるシャフトを有しており、可動コア
の固定コアとの最大離間距離は可動部材の可動ストロー
クよりも大きく、弁体の可動ストロークにより可動コア
の可動ストロークが規制されるので、可動コアが固定コ
アに当接することはない。したがって、固定コアの振動
の発生を防止することで、騒音の発生を低減することが
できる。さらに、可動コアが固定コアに当接しないた
め、可動コアと固定コアとの間に電磁弁の高速切り換え
を向上するための非磁性のスペーサ等を設ける必要がな
い。したがって、部品点数を低減することができる。
【0012】本発明の請求項1、3、5または7記載の
電磁弁によると、可動コアの移動ストロークに無駄がな
いため、電磁弁の応答性を向上するとともに、デューテ
ィ比と出力圧との関係においてダイナミックレンジを広
くすることができ、制御が容易になる。
【0013】本発明の請求項4記載の電磁弁によると、
可動コアの外周壁に溝通路を形成し、この溝通路は、ハ
ウジングの可動コアを収容する空間と、可動コアの外周
に形成される空間とを連通している。したがって、可動
コアの往復移動に伴い溝通路を介して流体が流通するの
で、通電切り換えに対する電磁弁の応答性を向上するこ
とができる。
【0014】本発明の請求項2または6記載の電磁弁に
よると、弁体が当接可能な第1のシート部はハウジング
の内壁に設けられ、第2のシート部は、ハウジング内に
第1のシート部と対向して配設されている。また、シャ
フトの摺動部と弁体との接続部に設けられる小径部近傍
のハウジングにドレイン口が設けられている。このた
め、ハウジングの内壁に設けられる第1のシート部に弁
体が当接したり離間したりすることで、上記ドレイン口
を遮断または導通させることができる。したがって、構
成を簡単なものとして部品点数を低減し、組付けを容易
にすることができる。
【0015】本発明の請求項5または7記載の電磁弁に
よると、可動コアのハウジングとの最大離間距離は可動
部材の可動ストロークよりも大きく、弁体の可動ストロ
ークにより可動コアの可動ストロークが規制されるの
で、可動コアがハウジングに当接することはない。した
がって、ハウジングの振動の発生を防止することで、騒
音の発生を低減することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例による電磁弁を自動
変速機の油圧制御弁に用いた例を図1に示す。図1に示
す電磁弁10は、自動変速機の係合装置であるクラッチ
またはブレーキに供給する作動油の油圧を制御する電磁
三方弁であり、油圧回路を形成する流路部材としてのバ
ルブボディに図1に示す取り付け方向に取り付けられて
いる。
【0017】ハウジング20、ヨーク41、固定コア5
1および可動コア111は例えば鉄等の磁性材料からな
り、電磁弁10の磁気回路を構成している。固定コア5
1はヨーク41にかしめ固定されており、ハウジング2
0はヨーク41に圧入あるいはかしめ等で固定されてい
る。
【0018】図2に示すように、ハウジング20のシャ
フト保持部21は、後述する可動部材としての可動ロッ
ド90のシャフト92を収容する収容孔22を形成して
いる。またハウジング20は、シャフト保持部21の流
入口31側に、後述する弁プレート71とともに出力圧
室35を形成する凹部23を有している。ハウジング2
0の図2に示す上端には、可動コア111の円筒側面に
磁束を流すために可動コア収容室34が形成されてい
る。また、凹部23の底壁には第1のシート部としての
弁座25が設けられている。
【0019】弁プレート71は、凹部23に固定されて
おり、凹部23とともに出力圧室35を形成している。
弁プレート71に、出力圧室35と流入口31とを連通
する流入口連通孔72が形成され、弁プレート71に弁
座25と対向するように第2のシート部としての弁座2
6が設けられている。
【0020】流入口31、流出口32およびドレイン口
33はハウジング20に形成されている。流入口31は
高圧の油圧供給源と接続し、流出口32は図示しない油
通路を介して自動変速機のクラッチまたはブレーキと接
続している。ドレイン口33は低圧のドレイン側に開口
し、後述するシャフト92の小径部としてのシャフト首
部92a近傍に位置している。弁体91の後面91aが
弁座25に着座し、流入口31と流出口32とが連通し
ているとき、作動油は、バルブボディに電磁弁10を取
付ける方向と反対方向に流入口31から流入し、バルブ
ボディに電磁弁10を取付ける方向に沿った仮想軸線1
20と直交する方向に流出口32から流出する。弁体9
1の前面91bが弁座26に着座し、流出口32とドレ
イン口33とが連通しているとき、作動油は、仮想軸線
120と直交する方向に流出口32から流入し、仮想軸
線120と直交する方向にドレイン口33から流出す
る。
【0021】可動コア111は可動コア収容室34を形
成する内壁に往復移動可能に支持されており、リターン
スプリング62の付勢力により反固定コア側に付勢され
ている。リターンスプリング62の付勢力は、固定コア
51の内壁に圧入固定されるアジャスタ61により調整
可能である。可動コア111の固定コア51との対向側
に固定コア51とほぼ同一径を有するつば部113が形
成されている。つば部113から反固定コア51側に延
びて可動コア111の外周壁に溝通路112が例えば3
か所120・間隔で形成されている。したがって、溝通
路112は可動コア111の固定コア51との対向面積
を減少させる要因になっていない。可動コア111の外
周壁とボビン82の内周壁との間には空間36が形成さ
れており、溝通路112は可動コア収容室34と空間3
6とを連通している。ここで、図2に示すように、つば
部113の固定コア51側に形成されている磁気吸引面
114と固定コア51の可動コア111側に形成されて
いる磁気吸引面52との最大エアギャップは寸法Gmax
である。
【0022】可動ロッド90は一体の加工部材であり、
シャフト92と弁体91とよりなる。シャフト92は弁
体91に接続するシャフト首部92aと、シャフト首部
92aよりも大径で弁体91よりも小径の摺動部として
のシャフト胴部92bとからなる。シャフト首部92a
はドレイン口33の近傍に位置している。シャフト胴部
92bは、収容孔22を形成するシャフト保持部21の
内壁と摺動しシャフト保持部21に軸方向に往復移動可
能に支持され、可動コア111とともに往復移動する。
弁体91は弁座25および弁座26にそれぞれ着座可能
であり、可動ロッド90の軸方向ストロークは図2に示
す寸法Lである。可動ロッド90には可動コア111が
一体に締結されているので、可動コア111の可動スト
ロークも図2に示す寸法Lとなる。ここで、寸法Lは寸
法Gmaxよりも例えば0.1mm程度と、僅かに小さく
設定されているため、可動コア111の磁気吸引面11
4が固定コア51の磁気吸引面52に当接することはな
い。
【0023】ボビン82に巻回されたコイル83は固定
コア51および可動コア111の外周を取り囲んで配設
されている。コネクタ80のピン81からコイル83に
デューティ比制御された電圧が供給される。
【0024】次に、図3に基づいて、可動ロッド90に
可動コア111を組み付ける方法を説明する。この組付
にあたっては第1組付治具300および第2組付治具3
10を用いる。第1組付治具300は、凹部23に挿入
可能な第1位置決め部301と、第1位置決め部301
を取り囲むように第1位置決め部301の基部から延在
した第2位置決め部305とを有している。
【0025】第1位置決め部301は、弁体91を収容
可能な弁体収容室303と、弁座25と当接可能なシー
ト当接面302とを有する。弁体収容室303は、その
深さDが、弁体91の長さ寸法Sに可動コア111のス
トローク量Lを加えた値S+Lに設定されている。
【0026】第2位置決め部305は、ハウジング20
を収容可能なハウジング収容凹部306と、第1組付治
具300のセット時、固定コア51の磁気吸引面52の
軸方向位置Pa から可動コア111の磁気吸引面114
と磁気吸引面52との間の最大エアギャップGmax だけ
可動コア111側へ離れた軸方向位置Pb に位置する基
準端面307とを有する。第2組付治具310は、基準
端面307および磁気吸引面114に当接可能な当接面
311を有する。
【0027】可動コア111の組付方法は、まず収容孔
22にシャフト92を挿通し、次に第1組付治具300
のシート当接面302を弁座25に当接するとともにシ
ャフト92に可動コア111を嵌め、さらに第2組付治
具310の当接面311を第1組付治具300の基準端
面307に当接し、弁体91を弁体収容室303を形成
する底面304に当接するとともに磁気吸引面114を
当接面311に当接させ、この状態で可動コア111を
シャフト92にカシメ等により組付固定する。なお、上
記のような可動ロッド90、可動コア111の位置決め
作業および可動コア111のカシメ作業等は、第1組付
治具300および第2組付治具310に形成された切欠
窓308、312を通して行うことができる。最後に第
1組付治具300、第2組付治具310を取り除く。
【0028】以上説明したように、第1実施例の可動コ
ア組付固定方法の対象となる電磁弁は、下記(1) 〜(6)
を備える電磁弁であり、 (1) シャフト92とシャフト92から軸線方向に延在す
る弁体91とからなる可動ロッド90、 (2) シャフト92に組付固定される可動コア111であ
って、軸線に対して直交または円錐状の磁気吸引面11
4を有する可動コア111、
【0029】(3) 収容孔22にシャフト92を軸線方向
へ摺動可能に保持するシャフト保持部21と、収容孔2
2に対し軸線と交わる方向から連通するドレイン口33
と、収容孔22に対し軸線方向から連通するドレイン口
連通孔24が形成され、ドレイン口連通孔24が弁体9
1の後面91aによって開放、閉塞する弁座25と、弁
座25を底壁とする凹部23と、凹部23の先端開口部
によって構成される流入口31と、凹部23の側壁に形
成された流出口32とを有するハウジング20、
【0030】(4) 凹部23に流入口31側から挿入固定
され凹部23とともに出力圧室35を形成する弁プレー
ト71であって、弁体91の前面91bによって開放、
閉塞する流入口連通孔72が形成された弁プレート7
1、 (5) 可動コア111の磁気吸引面114と対面する磁気
吸引面52を有する固定コア51、 (6) 可動コア111に対し磁気吸引面52から離す方向
のばね力を加えるリターンスプリング62、
【0031】コイル83への通電オフ時、弁体91は弁
座25から離座し弁プレート71の弁座26と当接して
流入口連通孔72を閉塞し、ドレイン口連通孔24を開
放する。また、コイル83への通電オン時、弁体91は
弁座26から離座し弁座25と当接して流入口連通孔7
2を開放し、ドレイン口連通孔24を閉塞し、かつ、コ
イル83への通電オン時、磁気吸引面114と磁気吸引
面52とが当接しないよう構成される。
【0032】そして、この電磁弁を製造するにあたり、
シャフト92に可動コア111を組付固定する可動コア
組付固定方法は、下記(1) 〜(2) からなる第1組付治具
300と、 (1) 凹部23に挿入可能な第1位置決め部301であっ
て、弁体91を収容可能でその深さDが、弁体91の長
さ寸法Sに可動コア111のストローク量Lを加えた値
S+Lに設定された弁体収容室303と、弁座25と当
接可能なシート当接面302とを有する第1位置決め部
301、
【0033】(2) 第1位置決め部301を取り囲むよう
に第1位置決め部301の基部から延在した第2位置決
め部305であって、ハウジング20を収容可能なハウ
ジング収容凹部306と、第1組付治具300のセット
時、固定コア51の磁気吸引面52の軸方向位置Pa か
ら可動コア111の磁気吸引面114と磁気吸引面52
との間の最大エアギャップGmax だけ可動コア111側
へ離れた軸方向位置Pb に位置する基準端面307とを
有する第2位置決め部305、基準端面307および磁
気吸引面114に当接可能な当接面311を有する第2
組付治具310とを用い、
【0034】まず収容孔22にシャフト92を挿通し、
次に第1組付治具300のシート当接面302を弁座2
5に当接するとともにシャフト92に可動コア111を
嵌め、さらに第2組付治具310の当接面311を第1
組付治具300の基準端面307に当接し、弁体91を
弁体収容室303を形成する底面304に当接するとと
もに磁気吸引面114を当接面311に当接させ、この
状態で可動コア111をシャフト92にカシメ等により
組付固定する。このため、第1実施例の可動コア組付固
定方法によって、きわめて簡単な作業によって可動ロッ
ド90のシャフト92に可動コア111を高精度に組み
付けることができる。
【0035】次に、電磁弁10の作動について説明す
る。コイル83への通電オフ時、可動コア111および
可動ロッド90を図2の下方に付勢するリターンスプリ
ング62の付勢力により、弁体91の前面91bは弁座
26に着座する。弁体91が弁座26に着座すると流入
口31が閉塞され、流出口32とドレイン口33とが連
通する。流出口32とドレイン口33とが連通すると、
自動変速機のクラッチまたはブレーキに供給されていた
作動油はドレイン口33から排出されクラッチまたはブ
レーキに加わる油圧が低下するので、クラッチまたはブ
レーキが解除状態になる。このとき、可動コア111の
つば部113の磁気吸引面114と固定コア51の磁気
吸引面52とのエアギャップは寸法Gmaxとなる。
【0036】コイル83への通電をオンすると、リター
ンスプリング62の付勢力に抗して可動コア111が固
定コア51側に吸引される。可動コア111とともに可
動ロッド90が固定コア51側に移動すると、弁体91
の前面91bは弁座26から離座し弁体91の後面91
aが弁座25に着座する。すると、流出口32とドレイ
ン口33との連通が遮断され、流入口31と流出口32
とが連通する。流入口31と流出口32とが連通する
と、高圧の作動油が流出口32からクラッチまたはブレ
ーキに供給されるのでクラッチまたはブレーキが係合状
態になる。このとき、図2に示す寸法Lは寸法Gmaxよ
りも小さく設定されているため、可動コア111は固定
コア51に当接しない。
【0037】図示しない制御装置でコイル83に供給す
る電圧をデューティ比制御することにより流出口32に
接続するクラッチまたはブレーキに加わる油圧が調整さ
れ、クラッチまたはブレーキの係合状態が制御される。
【0038】コイル83に供給される電圧は例えば60
Hzでオン、オフを繰り返し、可動コア111はこの周
波数でデューティ比に従って往復移動を繰り返す。可動
コア111の往復移動にともない、可動コア111の外
周壁に形成された溝通路112を通って可動コア収容室
34と空間36との間で油が流通するので、可動コア1
11は滑らかに往復移動を続けることができる。特に、
作動油の粘性が上昇する低温時において溝通路112を
通って作動油が流通するので、可動コア111はデュー
ティ比に従って優れた応答性を保持することができる。
【0039】次に、図4(B)に本実施例の電磁弁10
のデューティ比とソレノイド制御圧との関係を示す。ま
た、図4(A)に図9に示す従来の電磁弁1のデューテ
ィ比とソレノイド制御圧との関係を示す。図4(A)に
示すように、前述した従来の電磁弁1においては、可動
コア2のストロークをボール4のストロークよりも所定
距離だけ大きくとり、ボール4とプランジャ3とが確実
に離れるようにする必要があるため、可動コア2に要求
される無駄なストロークにより電磁弁1の高速切り換え
の上で不利となり、デューティ比と出力圧との関係にお
いてダイナミックレンジが狭くなる。したがって、クラ
ッチまたはブレーキの係合状態の制御が困難である。
【0040】一方、図4(B)に示すように、本実施例
の電磁弁10においては、可動ロッド90のシャフト9
2および弁体91は一体であり、可動コア111の移動
ストロークに無駄がないため、電磁弁10の高速オン/
オフ動作が実現でき、デューティ比と出力圧との関係に
おいてダイナミックレンジが広くなる。したがって、ク
ラッチまたはブレーキの係合状態の制御が容易である。
【0041】次に、本実施例の電磁弁10および従来の
電磁弁1の騒音を測定した結果を図5に示す。なお、図
5において、比較例は図9に示す従来の電磁弁1のこと
であり、実施例は図1に示す本実施例の電磁弁10のこ
とである。
【0042】図5に示すように、比較例においては、ボ
ール4と、プランジャ3に一体締結された可動コア2と
が分離されているため、可動コア2は電磁吸引により固
定コア14に当接することとなり、デューティ作動時に
固定コア14から剛性確保が難しく騒音発生し易いヨー
ク15に振動が伝播し、比較的大きな騒音が発生する。
一方、実施例においては、可動コア111は固定コア5
1に当接しないため、比較例に比べて大幅に騒音を低減
することができる。その理由は、弁プレート71および
ハウジング20の弁座25からハウジング20に伝播す
る振動はハウジング20の肉厚部で急激に減衰し、ヨー
ク41に振動が伝播し難いことと、ハウジング20が自
動変速機の図示しないバルブボディ内に取り付けられて
いることのためである。
【0043】第1実施例では、可動ロッド90は、可動
コア111および弁体91に接続し弁体91よりも小径
に形成されるシャフト92を有しており、可動コア11
1の固定コア51との最大離間距離である寸法Gmaxは
可動ロッド90の可動ストロークである寸法Lよりも大
きいので、可動コア111の可動ストロークは可動ロッ
ド90の可動ストロークで決定され、可動コア111が
固定コア51に当接することはない。したがって、固定
コア51の振動の発生を防止することで、騒音の発生を
低減することができる。
【0044】さらに、可動コア111が固定コア51に
当接しないため、可動コア111と固定コア51との間
に電磁弁10の高速切り換えを向上するための非磁性の
スペーサ等を設ける必要がない。また、ハウジング20
のシャフト首部92a近傍にドレイン口33を形成し、
ハウジング20の内壁に設けた弁座25に弁体91を当
接させたり離間させたりすることで、ドレイン口33を
遮断または導通させることができる。したがって、構成
を簡単なものにして部品点数を低減し、組付けを容易に
することができる。
【0045】さらにまた、通電切り換えに対する素早い
応答性が要求される液圧制御のデューティ比弁に電磁弁
10を用いることにより、可動コア111の移動ストロ
ークに無駄がないため高速オン/オフ動作が実現でき、
デューティ比と出力圧との関係においてダイナミックレ
ンジを広くすることができ、クラッチまたはブレーキの
係合状態の制御が容易になる。
【0046】さらにまた、可動コア111の外周壁に可
動コア収容室34と空間36とを連通する溝通路112
を設けたことにより溝通路112を通って作動油が流通
するので、可動コア111の往復移動を妨げることなく
自動変速機の係合装置に供給する作動油の油圧を制御電
流のデューティ比に応じて高精度に制御でき、通電切り
換えに対して応答性に優れた電磁弁を提供することがで
きる。
【0047】さらにまた、流出口32を出入りする作動
油は、バルブボディに電磁弁10を取付ける方向に沿っ
た仮想軸線120と直交する方向に流れる。したがっ
て、デューティ比制御により流出口32の作動油圧が変
動しても、作動油圧の変動が仮想軸線120と直交する
方向に電磁弁10に働き、電磁弁10を取り付ける方向
と反対方向、つまり電磁弁10が脱落する方向に働かな
い。バルブボディに取り付けている電磁弁10のがたつ
き、バルブボディに電磁弁10を取り付けている部材の
摩耗を防止できる。さらに、バルブボディに電磁弁10
を取り付ける構造を強固にする必要がない。
【0048】また上記実施例では、デューティ比制御さ
れる三方弁について説明したが、デューティ比制御され
ない開閉弁に本発明の電磁弁を適用することにより、開
閉時の応答性に優れた開閉弁を提供できる。したがっ
て、高精度な流量制御が可能となる。
【0049】(第2実施例)本発明の第2実施例の電磁
弁を図6および図7に示す。第1実施例では固定コア5
1に磁気吸引面52が形成されているのに対し、第2実
施例では磁性材料、例えば鉄からなるハウジング201
に磁気吸引面202が形成されている。したがって、磁
気吸引力で可動コア210を吸引する方向が第1実施例
と逆であり、吸引方向と反対方向に可動コア210を付
勢するリターンスプリング220の付勢方向も第1実施
例と逆である。これ以外の構成は第1実施例と実質的に
同一であり、同様の効果を有している。構成部分に同一
符号を付す。
【0050】可動コア210の円筒外周面211は、ハ
ウジング201に圧入またはカシメ等によって固定され
ているヨーク41の端部をカシメることによって固定さ
れたヨーク側コア205の円筒内周面206と対面して
おり、円筒外周面211と円筒内周面206と間の磁束
を流れ易くしている。
【0051】可動コア210とハウジング201との間
に、リターンスプリング220が配設されている。ま
た、可動コア210とヨーク側コア205の内壁に圧入
固定された薄肉円筒状のアジャスタ61との間に、可動
コア210をハウジング201に接近させる方向のばね
力(ただし、このばね力はリターンスプリング220の
ばね力よりも小さい。)を加えるスプリング221が配
設されている。このスプリング221のばね力はアジャ
スタ61によって調整可能である。
【0052】スプリング221は、ハウジング201の
磁気吸引面202に向けて可動コア210を付勢するば
ね力を加えるものであり、リターンスプリング220
は、ハウジング201の磁気吸引面202から離間する
方向に可動コア210を付勢するばね力を加えるもので
る。
【0053】コイル83への通電オフ時には、リターン
スプリング220のばね力がスプリング221のばね力
よりも大きいため可動コア210はハウジング201か
ら離間する方向の力を受けており、可動ロッド90の弁
体91は弁座26から離座し、弁座25に着座してい
る。このため、流入口連通孔72は開放されて流入口3
1と流出口32との間は連通する。一方、ドレイン口連
通孔24は閉塞されて流出口32とドレイン口33との
連通は遮断されている。また、この時、可動コア210
の磁気吸引面212とハウジング201の磁気吸引面2
02とのギャップは最大エアギャップGmax である。
【0054】コイル83への通電をオンすると、ハウジ
ング201と可動コア210との間に磁気吸引力が発生
し、可動コア210はリターンスプリング220のばね
力に抗してハウジング201に向かって移動し、可動ロ
ッド90の弁体91が弁座25から離座し弁座26と当
接するまで移動する。このため、流入口連通孔72は閉
塞されて流入口31と流出口32との連通は遮断され
る。一方、ドレイン口連通孔24は開放されて流出口3
2とドレイン口33との間は連通する。また、このと
き、可動コア210の磁気吸引面212とハウジング2
01の磁気吸引面202とのギャップは最大エアギャッ
プGmax から弁体91のストロークLを引いた値Gmax
−Lとなり、可動コア210の磁気吸引面212はハウ
ジング201の磁気吸引面202に当接しない。
【0055】コイル83への通電をオフすると、磁気吸
引力が消失し、リターンスプリング220のばね力によ
って可動コア210はハウジング201から離間する方
向へ移動し、可動ロッド90の弁体91は弁座26から
離座し、弁座25に着座する。このため、流入口31と
流出口32との間は連通し、流出口32とドレイン口3
3との連通は遮断される。
【0056】次に、図8に基づいて、可動ロッド90に
可動コア210を組み付ける方法を説明する。まずハウ
ジング201の収容孔22に弁座25側から可動ロッド
90のシャフト92を挿通する。次に出力圧室35に流
入口31側から組付治具350を挿入する。組付治具3
50は弁座25と当接可能なシート当接面351を有し
ている。組付治具350のシート当接面351側に、可
動ロッド90の弁体91を収容可能な弁体収容室352
が形成されている。弁体収容室352を形成する底面3
53は弁体91の前面91bと当接可能に形成されてお
り、弁体収容室352の深さDつまりシート当接面35
1から底面353までの長さ寸法は、弁体91の長さ寸
法Sに上述したような最大エアギャップGmax を加えた
値S+Gmax に設定されている。
【0057】次に組付治具350のシート当接面351
を弁座25に当接させるとともに可動ロッド90のシャ
フト92にリターンスプリング220と可動コア210
を嵌め、さらに可動ロッド90の弁体91の前面91b
を組付治具350の底面353に当接するとともに可動
コア210をハウジング201に当接させる。そして、
この状態で可動コア210をカシメ等によってシャフト
92に締結する。最後に組付治具350を取り除く。
【0058】以上説明したように、第2実施例の可動コ
ア組付固定方法の対象となる電磁弁は、下記(1) 〜(5)
を備える電磁弁であり、(1) シャフト92とシャフト9
2から軸線方向に延在する弁体91とからなる可動ロッ
ド90、(2) シャフト92に組付固定される可動コア2
10であって、軸線に対して直交又は円錐状の磁気吸引
面212を有する可動コア210、
【0059】(3) 収容孔22にシャフト92を軸線方向
へ摺動可能に保持するシャフト保持部21と、収容孔2
2に対し軸線と交わる方向から連通するドレイン口33
と、収容孔22に対し軸線方向から連通するドレイン口
連通孔24とが形成され、ドレイン口連通孔24が弁体
91の後面91aによって開放、閉塞する弁座25と、
弁座25を底壁とする凹部23と、凹部23の先端開口
部によって構成される流入口31と、凹部23の側壁に
形成された流出口32と、磁気吸引面212と対面する
磁気吸引面202とを有するハウジング201、
【0060】(4) 凹部23に流入口31側から挿入固定
され凹部23とともに出力圧室35を形成する弁プレー
ト71であって、弁体91の前面91bによって開放、
閉塞する流入口連通孔72が形成された弁プレート7
1、(5) 可動コア210に対し磁気吸引面202から離
す方向のばね力を加えるリターンスプリング220、
【0061】コイル83への通電オフ時、弁体91は弁
座26から離座し弁座25と当接して流入口連通孔72
を開放し、ドレイン口連通孔24を閉塞する。また、コ
イル83への通電オン時、弁体91は弁座25から離座
し弁座26に着座して流入口連通孔72を閉塞し、ドレ
イン口連通孔24を開放し、かつ、コイル83への通電
オン時、磁気吸引面212と磁気吸引面202とが当接
しないよう構成される。
【0062】そして、この電磁弁を製造するにあたり、
シャフト92に可動コア210を組付固定する可動コア
組付固定方法は、弁座25と当接可能なシート当接面3
51を有するとともにシート当接面351に弁体91を
収容可能な弁体収容室352が形成された組付治具35
0であって、弁体収容室352の深さDは、弁体91の
長さ寸法Sに磁気吸引面212と磁気吸引面202との
間の最大エアギャップGmax を加えた値S+Gmax に設
定されている組付治具350を用いる。
【0063】まず収容孔22にシャフト92を挿通し、
次に組付治具350のシート当接面351を弁座25に
当接させるとともにシャフト92にリターンスプリング
220と可動コア210を嵌め、さらに弁体91を弁体
収容室352を形成する底面353に当接するとともに
磁気吸引面212を磁気吸引面202に当接させ、この
状態で可動コア210をシャフト92にカシメ等により
組付固定する。第2実施例の可動コア組付固定方法によ
ると、きわめて簡単な作業によって可動ロッド90のシ
ャフト92に可動コア210を高精度に組み付けること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による電磁弁を示す断面図
である。
【図2】図1の主要部分の拡大図である。
【図3】第1実施例において可動コアを可動ロッドに組
み付けた状態を示す断面図である。
【図4】(A)は従来の電磁弁のデューティ比と出力圧
との関係を示す特性図であり、(B)は本実施例の電磁
弁のデューティ比と出力圧との関係を示す特性図であ
る。
【図5】従来および本実施例の電磁弁の騒音を示すデー
タ図である。
【図6】本発明の第2実施例による電磁弁を示す断面図
である。
【図7】図6の主要部分の拡大図である。
【図8】第2実施例において可動コアを可動ロッドに組
み付けた状態を示す断面図である。
【図9】従来の電磁弁を示す断面図である。
【符号の説明】
10、200 電磁弁 20、201 ハウジング 21 シャフト保持部 22 収容孔 23 凹部 24 ドレイン口連通孔 25 弁座(第1のシート部) 26 弁座(第2のシート部) 31 流入口 32 流出口 33 ドレイン口 34 可動コア収容室 35 出力圧室 36 空間 41 ヨーク 51 固定コア 52 磁気吸引面 62、220 リターンスプリング 71 弁プレート 72 流入口連通孔 83 コイル 90 可動ロッド(可動部材) 91 弁体 92 シャフト 92a シャフト首部(小径部) 92b シャフト胴部(摺動部) 111、210 可動コア 114、212 磁気吸引面 112 溝通路 120 仮想軸線 202 磁気吸引面 300 第1組付治具 301 第1位置決め部 302 シート当接面 303 弁体収容室 304 底面 305 第2位置決め部 306 ハウジング収容凹部 307 基準端面 310 第2組付治具 311 当接面 350 組付治具 351 シート当接面 352 弁体収容室 353 底面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇野 春彦 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3H106 DA04 DA13 DB02 DB12 DB22 DB32 DC02 DC18 DD03 EE04 EE07 EE16 EE20 EE34 EE35 FA01 GA15 JJ02 JJ03 JJ04 JJ06 KK02 KK22

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定コアと、 流入口、流出口およびドレイン口を有するハウジング
    と、 前記ハウジングに往復移動可能に収容され、前記固定コ
    アに対向して配設される可動コアと、 前記可動コアとともに往復移動する可動部材であって、
    前記流入口と前記流出口との連通、または前記流出口と
    前記ドレイン口との連通を切り替える弁体、ならびに前
    記可動コアおよび前記弁体に接続し前記弁体よりも小径
    に形成されるシャフトを有する可動部材と、 前記固定コアに前記可動コアを吸引する磁気吸引力を発
    生するコイルとを備え、 流体は、前記電磁弁の取り付け方向と反対方向に前記流
    入口から流入し、前記流出口を出入りする流体は、前記
    電磁弁の取り付け方向に沿った仮想軸線と直交する方向
    に流れ、 前記可動コアの前記固定コアとの最大離間距離は前記可
    動部材の可動ストロークよりも大きく、前記弁体の可動
    ストロークにより前記可動コアの可動ストロークが規制
    されることを特徴とする電磁弁。
  2. 【請求項2】 固定コアと、 流入口、流出口およびドレイン口を有するハウジング
    と、 前記ハウジングに往復移動可能に収容され、前記固定コ
    アに対向して配設される可動コアと、 前記可動コアとともに往復移動する可動部材であって、
    前記流入口と前記流出口との連通、または前記流出口と
    前記ドレイン口との連通を切り替える弁体、ならびに前
    記可動コアおよび前記弁体に接続し前記弁体よりも小径
    に形成されるシャフトを有する可動部材と、 前記ハウジングの内壁に設けられ、前記弁体が当接する
    ことにより前記流入口と前記流出口とを連通し、前記流
    出口と前記ドレイン口との連通を遮断する第1のシート
    部と、 前記ハウジング内に前記第1のシート部と対向して配設
    され、前記弁体が当接することにより前記流入口と前記
    流出口との連通を遮断し、前記流出口と前記ドレイン口
    とを連通する第2のシート部と、 前記ハウジングに形成され、前記シャフトを収容する収
    容孔と、 前記シャフトに設けられ、前記収容孔を形成する内壁と
    摺動可能な摺動部と、 前記摺動部と前記弁体との接続部に設けられ、前記摺動
    部よりも小径に形成される小径部とを備え、 前記ドレイン口は前記ハウジングの前記小径部近傍に設
    けられ、 流体は、前記電磁弁の取り付け方向と反対方向に前記流
    入口から流入し、前記流出口を出入りする流体は、前記
    電磁弁の取り付け方向に沿った仮想軸線と直交する方向
    に流れることを特徴とする電磁弁。
  3. 【請求項3】 前記可動コアの前記固定コアとの最大離
    間距離は前記可動部材の可動ストロークよりも大きく、
    前記弁体の可動ストロークにより前記可動コアの可動ス
    トロークが規制されることを特徴とする請求項2記載の
    電磁弁。
  4. 【請求項4】 前記可動コアは外周壁に形成される溝通
    路を有し、前記溝通路は、前記ハウジングの前記可動コ
    アを収容する空間と、前記可動コアの外周に形成される
    空間とを連通していることを特徴とする請求項1、2ま
    たは3記載の電磁弁。
  5. 【請求項5】 流入口、流出口およびドレイン口を有す
    るハウジングと、 前記ハウジングに対向して配設される可動コアと、 前記可動コアとともに往復移動する可動部材であって、
    前記流入口と前記流出口との連通、または前記流出口と
    前記ドレイン口との連通を切り替える弁体、ならびに前
    記可動コアおよび前記弁体に接続し前記弁体よりも小径
    に形成されるシャフトを有する可動部材と、 前記ハウジングに前記可動コアを吸引する磁気吸引力を
    発生するコイルとを備え、 流体は、前記電磁弁の取り付け方向と反対方向に前記流
    入口から流入し、前記流出口を出入りする流体は、前記
    電磁弁の取り付け方向に沿った仮想軸線と直交する方向
    に流れ、 前記可動コアの前記ハウジングとの最大離間距離は前記
    可動部材の可動ストロークよりも大きく、前記弁体の可
    動ストロークにより前記可動コアの可動ストロークが規
    制されることを特徴とする電磁弁。
  6. 【請求項6】 流入口、流出口およびドレイン口を有す
    るハウジングと、 前記ハウジングに対向して配設される可動コアと、 前記可動コアとともに往復移動する可動部材であって、
    前記流入口と前記流出口との連通、または前記流出口と
    前記ドレイン口との連通を切り替える弁体、ならびに前
    記可動コアおよび前記弁体に接続し前記弁体よりも小径
    に形成されるシャフトを有する可動部材と、 前記ハウジングの内壁に設けられ、前記弁体が当接する
    ことにより前記流入口と前記流出口とを連通し、前記流
    出口と前記ドレイン口との連通を遮断する第1のシート
    部と、 前記ハウジング内に前記第1のシート部と対向して配設
    され、前記弁体が当接することにより前記流入口と前記
    流出口との連通を遮断し、前記流出口と前記ドレイン口
    とを連通する第2のシート部と、 前記ハウジングに形成され、前記シャフトを収容する収
    容孔と、 前記シャフトに設けられ、前記収容孔を形成する内壁と
    摺動可能な摺動部と、 前記摺動部と前記弁体との接続部に設けられ、前記摺動
    部よりも小径に形成される小径部とを備え、 前記ドレイン口は前記ハウジングの前記小径部近傍に設
    けられ、 流体は、前記電磁弁の取り付け方向と反対方向に前記流
    入口から流入し、前記流出口を出入りする流体は、前記
    電磁弁の取り付け方向に沿った仮想軸線と直交する方向
    に流れることを特徴とする電磁弁。
  7. 【請求項7】 前記可動コアの前記ハウジングとの最大
    離間距離は前記可動部材の可動ストロークよりも大き
    く、前記弁体の可動ストロークにより前記可動コアの可
    動ストロークが規制されることを特徴とする請求項6記
    載の電磁弁。
  8. 【請求項8】 デューティ比制御することにより、前記
    流出口の液圧を制御することを特徴とする請求項1から
    7のいずれか一項記載の電磁弁。
  9. 【請求項9】 下記(1) 〜(6) を備える電磁弁であっ
    て、 (1) シャフトと前記シャフトから軸線方向に延在する弁
    体とからなる可動ロッド、 (2) 前記シャフトに組付固定される可動コアであって、
    軸線に対して直交または円錐状の磁気吸引面を有する可
    動コア、 (3) 収容孔に前記シャフトを軸線方向へ摺動可能に保持
    するシャフト保持部と、前記収容孔に対し軸線と交わる
    方向から連通するドレイン口と、前記収容孔に対し軸線
    方向から連通するドレイン口連通孔が形成され、前記ド
    レイン口連通孔が前記弁体の後面によって開放、閉塞さ
    れる弁座と、前記弁座を底壁とする凹部と、前記凹部の
    先端開口部によって構成される流入口と、前記凹部の側
    壁に形成された流出口とを有するハウジング、 (4) 前記凹部に前記流入口側から挿入固定され前記凹部
    とともに出力圧室を形成する弁プレートであって、前記
    弁体の前面によって開放、閉塞される流入口連通孔が形
    成された弁プレート、 (5) 前記可動コアの磁気吸引面と対面する磁気吸引面を
    有する固定コア、 (6) 前記可動コアに対し前記固定コアの磁気吸引面から
    離す方向のばね力を加えるリターンスプリング、 コイルへの通電オフ時、前記弁体は前記弁座から離間し
    前記弁プレートと当接して前記流入口連通孔を閉塞し、
    前記ドレイン口連通孔を開放し、また、前記コイルへの
    通電オン時、前記弁体は前記弁プレートから離間し前記
    弁座と当接して前記流入口連通孔を開放、前記ドレイン
    口連通孔を閉塞し、かつ、前記コイルへの通電オン時、
    前記可動コアの磁気吸引面と前記固定コアの磁気吸引面
    とが当接しないよう構成される電磁弁を製造するにあた
    り、前記シャフトに前記可動コアを組付固定する可動コ
    ア組付固定方法であって、 下記(1) 〜(2) からなる第1組付治具と、 (1) 前記凹部に挿入可能な第1位置決め部であって、前
    記弁体を収容可能でその深さDが、前記弁体の長さ寸法
    Sに前記可動コアのストローク量Lを加えた値S+Lに
    設定された弁体収容室と、前記弁座と当接可能なシート
    当接面とを有する第1位置決め部、 (2) 前記第1位置決め部を取り囲むように前記第1位置
    決め部の基部から延在した第2位置決め部であって、前
    記ハウジングを収容可能なハウジング収容凹部と、前記
    第1組付治具のセット時、前記固定コアの磁気吸引面の
    軸方向位置Paから前記可動コアの磁気吸引面と前記固
    定コアの磁気吸引面との間の最大エアギャップGmax だ
    け前記可動コア側へ離れた軸方向位置Pb に位置する基
    準端面とを有する第2位置決め部、 前記基準端面および前記可動コアの磁気吸引面に当接可
    能な当接面を有する第2組付治具とを用い、 まず前記収容孔に前記シャフトを挿通し、次に前記第1
    組付治具の前記シート当接面を前記弁座に当接するとと
    もに前記シャフトに前記可動コアを嵌め、さらに前記第
    2組付治具の前記当接面を前記第1組付治具の前記基準
    端面に当接し、前記弁体を前記弁体収容室の底面に当接
    するとともに前記可動コアの磁気吸引面を前記当接面に
    当接させ、この状態で前記可動コアを前記シャフトにカ
    シメ等により組付固定することを特徴とする電磁弁の可
    動コア組付固定方法。
  10. 【請求項10】 下記(1) 〜(5) を備える電磁弁であっ
    て、 (1) シャフトと前記シャフトから軸線方向に延在する弁
    体とからなる可動ロッド、 (2) 前記シャフトに組付固定される可動コアであって、
    軸線に対して直交または円錐状の磁気吸引面を有する可
    動コア、 (3) 収容孔に前記シャフトを軸線方向へ摺動可能に保持
    するシャフト保持部と、前記収容孔に対し軸線と交わる
    方向から連通するドレイン口と、前記収容孔に対し軸線
    方向から連通するドレイン口連通孔が形成され、前記ド
    レイン口連通孔が前記弁体の後面によって開放、閉塞さ
    れる弁座と、前記弁座を底壁とする凹部と、前記凹部の
    先端開口部によって構成される流入口と、前記凹部の側
    壁に形成された流出口と、前記可動コアの磁気吸引面と
    対面する磁気吸引面とを有するハウジング、 (4) 前記凹部に前記流入口側から挿入固定され前記凹部
    とともに出力圧室を形成する弁プレートであって、前記
    弁体の前面によって開放、閉塞される流入口連通孔が形
    成された弁プレート、 (5) 前記可動コアに対し前記ハウジングの磁気吸引面か
    ら離す方向のばね力を加えるリターンスプリング、 コイルへの通電オフ時、前記弁体は前記弁プレートから
    離間し前記弁座と当接して前記流入口連通孔を開放、前
    記ドレイン口連通孔を閉塞し、また、前記コイルへの通
    電オン時、前記弁体は前記弁座から離間し前記弁プレー
    トと当接して前記流入口連通孔を閉塞、前記ドレイン口
    連通孔を開放し、かつ、前記コイルへの通電オン時、前
    記可動コアの磁気吸引面と前記ハウジングの磁気吸引面
    とが当接しないよう構成される電磁弁を製造するにあた
    り、前記シャフトに前記可動コアを組付固定する可動コ
    ア組付固定方法であって、 前記弁座と当接可能なシート当接面を有するとともに前
    記シート当接面に前記弁体を収容可能な弁体収容室が形
    成された組付治具であって、前記弁体収容室の深さD
    は、前記弁体の長さ寸法Sに前記可動コアの磁気吸引面
    と前記ハウジングの磁気吸引面との間の最大エアギャッ
    プGmax を加えた値S+Gmax に設定されている組付治
    具を用い、 まず前記収容孔に前記シャフトを挿通し、次に前記組付
    治具の前記シート当接面を前記弁座に当接させるととも
    に前記シャフトに前記リターンスプリングと前記可動コ
    アを嵌め、さらに前記弁体を前記弁体収容室の底面に当
    接するとともに前記可動コアの磁気吸引面を前記ハウジ
    ングの磁気吸引面に当接させ、この状態で前記可動コア
    を前記シャフトにカシメ等により組付固定することを特
    徴とする電磁弁の可動コア組付固定方法。
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