JP2002357122A - 排気トップ - Google Patents

排気トップ

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JP2002357122A
JP2002357122A JP2001163566A JP2001163566A JP2002357122A JP 2002357122 A JP2002357122 A JP 2002357122A JP 2001163566 A JP2001163566 A JP 2001163566A JP 2001163566 A JP2001163566 A JP 2001163566A JP 2002357122 A JP2002357122 A JP 2002357122A
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JP
Japan
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exhaust
exhaust gas
exhaust top
outer cylinder
drain
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JP2001163566A
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English (en)
Inventor
Sadayasu Nakano
定康 中野
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排気ガスから分離したドレン水の外気への飛
散を防止することができる排気トップを提供する。 【解決手段】 空気調和装置の圧縮機3を駆動する内燃
機関2の排気ガスを屋外へ排出する排気管9の先端に設
けられた排気トップ11において、排気トップ11の外
筒11Aの内壁に親水性処理を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置の圧
縮機を駆動する内燃機関の排気ガスを屋外へ排出する排
気管の先端に設けられた排気トップに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、圧縮機、室内熱交換器、減圧装
置及び室外熱交換器を接続した冷媒回路を備え、圧縮機
の駆動源に内燃機関(例えば天然ガス等を燃料とする)
を有する空気調和装置が知られている。この種のもので
は、暖房運転時に外気温が低下した場合に、暖房能力不
足を補うため内燃機関の排気ガスの廃熱を冷却水を介し
て利用している。この空気調和装置は、内燃機関の排気
ガスを室外機ユニットの外部へ導くための排気装置を備
えている。この排気装置は、騒音を吸収するためのマフ
ラと、排気ガスを外気に排出すると共に排気ガス含まれ
る水滴を分離して外部環境への飛散を防止する排気トッ
プと、この排気トップで分離されたドレン水(酸性水
分)を中和するドレン水処理装置とを主な要素として構
成されている。
【0003】上述した排気トップは、内燃機関から排出
された排気ガスを排気トップの外筒の内壁に衝突させる
ことで、排気ガスから水分を分離して排気トップの底部
へと落下させ、さらにこれをマフラへ導きそこからドレ
ン水処理装置へと送り込ませるものである。また、水分
が分離された排気ガスは、排気トップから外気へと排出
される。
【0004】この種の排気トップに関して特開平11−
280472号公報に記載の排気トップが提案されてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、排気ガスを排気トップの外筒の内壁に衝突さ
せることで水分を分離していたため、分離したドレン水
が排気トップの外筒の内壁から落下する途中で、排気ガ
スの風圧によって外気へ飛散されるという問題があっ
た。
【0006】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する課題を解消し、排気ガスから分離したドレ
ン水の外気への飛散を防止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1にかかる発明は、空気調和装置の圧縮機を
駆動する内燃機関の排気ガスを屋外へ排出する排気管の
先端に設けられた排気トップにおいて、排気トップの外
筒の内壁に親水性処理を施すことを特徴とする。
【0008】請求項2にかかる発明は、排気トップの外
筒の内壁に親水性塗装を施すことを特徴とする。
【0009】請求項3にかかる発明は、排気トップの外
筒の内壁に複数の縦溝を設けることを特徴とする。
【0010】請求項4にかかる発明は、排気トップの外
筒の内側に多数の***を設けた水分離筒を設けることを
特徴とする。
【0011】請求項5にかかる発明は、排気トップの外
筒の内側に金属網で形成された水分離筒を設けることを
特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1及び図2を
参照して説明する。
【0013】図1において、1は空気調和装置の室外ユ
ニットを示している。この室外ユニット1の下部には天
然ガス等を燃料とするガスエンジン(内燃機関)2とガ
スエンジン2によって駆動される圧縮機3とを収容した
エンジン室4が設けられ、その上には天面に設けた送風
機5とその側面に設けた室外燃交換器6とからなる熱交
換器室7が設けられている。
【0014】又、室外熱交換器6は圧縮機3とともに空
気調和装置の冷凍サイクルの一部を構成している。
【0015】ガスエンジン2の排気ガスは、可撓性材料
からなる排気管9で排気音を軽減するためのマフラー1
0を介して室外ユニット1上面に設けた排気トップ11
に導かれている。
【0016】又、マフラー10及び排気トップ11で発
生したドレン水はドレン排水管12A,12B、12C
を介してドレン水処理装置13で中和されて外部へ排出
される。上述した排気管9とマフラー10と排気トップ
11とドレン水処理装置13とドレン排水管12A,1
2B、12Cとは、排気装置と総称されている。
【0017】ここで排気トップ11について、図2に基
づいて説明する。
【0018】排気トップ11は円筒状の外筒11Aとそ
の底面を塞ぐ底板11Bと底板11Bに挿入された排気
管接続部11Cと同じく底板11Bに接続されたドレン
水の排水口11Dと外筒11Aの略中央内部に設けられ
た円筒状の内筒11Eと外筒11Aと内筒11Eの間の
上下の空間を仕切るように設けられた内露受け皿11F
と外筒11Aの外周部にリング状に設けられた外露受け
皿11Gと外筒11Aの内露受け皿11F上部の内側に
金属網で形成された水分離筒11Hとから構成されてい
る。
【0019】又排気管接続部11Cの下端は排気管9と
接続され、排気管接続部11Cの上端は蓋11CAで塞
がれ、且つその側面に複数の***11CBが開いてい
る。排気管9から排気管接続部11Cに流入した排気ガ
スは複数の***11CBを通過して外筒11Aの内壁で
その一部が気液分離し残りの排気ガスが内筒11Eに流
入する。気液分離して底板11Bに溜まったドレン水は
排水口11Dからドレンパイプ12Aへと流出する。
【0020】内筒11Eの上端は蓋11EAで塞がれそ
の上部側面に複数の***11EBが開いており、内筒1
1Eの下端は複数の微***の開いた蓋11EC(パンチ
ングメタル製)で覆われている。
【0021】排気ガスは内筒11Eの下端の蓋11EC
の微***を通過して内筒11Eの複数の***11EBを
通過して外気へ排出される。
【0022】内・露受け皿11Fはその底部に複数のド
レン排水管11FAが接続され、複数のドレン排水管1
1FAは凝縮したドレン水のみを排気トップ11の底板
11Bに導く。
【0023】外・露受け皿11Gに溜まったドレン水や
雨水は外・露受け皿11Gとの接合部直上の外筒11A
に設けた複数の***(図示せず)から内・露受け皿11
Fへと流入するようになっている。又、外・露受け皿1
1Gは室外ユニット1の天板50の上部に接してビス
(図示せず)で固定されている。このようにすることで
雨水の浸入を防ぐと共に排気トップ11をしっかり固定
している。
【0024】水分離筒11Hは外筒11Aに隙間を設け
て金具等(図示せず)で固定され、その隙間を凝縮した
ドレン水が落下する構造となっている。この水分離筒1
1Hは例えば耐食性のある金属(SUS等)製のパンチ
ングメタル(多数の***を設けた板)、エキスパンドメ
タル(網状に加工した板)、金属網、金属焼結材、多孔
質セラミック等で形成され排気ガスから分離したドレン
水を再び排気ガスの風圧で外気へ飛散させず且つドレン
水をその下部に速やかに落下させる構造となっている。
【0025】上述した水分離筒11Hの代わりに外筒1
1Aの内壁に親水性処理(例えば親水性塗装、複数の縦
溝)を施す方法も可能である。
【0026】ここで図2に基づいて排気トップ11内を
流れる排気ガスの流路と凝縮したドレン水の落下流路に
ついて説明する。
【0027】図2の白抜き矢印に示すように、排気管9
から排気管接続部11Cに入った排気ガスは複数の***
11CBを通過して横方向に吹き出され外筒11Aの内
壁に当たってその一部が液化分離し、更に上昇して蓋1
1ECを通過して内筒11Eに入り内筒11Eの複数の
***11EBを通過して横方向に吹き出され外筒11A
に設けられた水分離筒11Hに当たってその一部が液化
分離し、更に上昇して外気に排出される。
【0028】図2の黒矢印に示すように、外筒11Aに
設けられた水分離筒11Hで液化分離したドレン水は外
筒11Aと水分離筒11Hとの隙間から落下して内・露
受け皿11Fに溜まりドレン排水管11FAを通って落
下して底板11Bに溜まり排水口11Dからさらにドレ
ン排水管12A,12B、12Cへと落下する。このよ
うに液化分離したドレン水が排気ガスにより再び巻き上
げられないように排気ガスとドレン水の流路を分離する
ことによりドレン水の回収を確実に行うと共に排気ガス
による外気へのドレン水の飛散を防止することが可能と
なっている。
【0029】なお、本発明は上述した実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であ
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1にかかる
発明によれば、空気調和装置の圧縮機を駆動する内燃機
関の排気ガスを屋外へ排出する排気管の先端に設けられ
た排気トップにおいて、排気トップの外筒の内壁に親水
性処理を施すことにより、排気ガスから分離したドレン
水の外気への飛散を防止する排気トップを提供すること
ができる。
【0031】請求項2にかかる発明によれば、排気トッ
プの外筒の内壁に親水性塗装を施すことにより、排気ガ
スから分離したドレン水の外気への飛散を防止する排気
トップを提供することができる。
【0032】請求項3にかかる発明によれば、排気トッ
プの外筒の内壁に複数の縦溝を設けることにより、排気
ガスから分離したドレン水の外気への飛散を防止する排
気トップを提供することができる。
【0033】請求項4にかかる発明によれば、排気トッ
プの外筒の内側に多数の***を設けた水分離筒を設ける
ことにより、排気ガスから分離したドレン水の外気への
飛散を防止する排気トップを提供することができる。
【0034】請求項5にかかる発明によれば、排気トッ
プの外筒の内側に金属網で形成された水分離筒を設ける
ことにより、排気ガスから分離したドレン水の外気への
飛散を防止する排気トップを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す空気調和装置の室外ユニ
ットの概略説明図である。
【図2】本発明の実施例を示す排気トップの概略説明図
である。
【符号の説明】
1 室外ユニット 2 ガスエンジン(内燃機関) 3 圧縮機 4 エンジン室 5 送風機 6 室外熱交換器 7 熱交換器室 9 排気管 11 排気トップ 11A 外筒 11C 排気管接続部 11D 排水口 11E 内筒 11F 内・露受け皿 11G 外・露受け皿 11H 水分離筒 12A,12B、12C ドレン排水管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和装置の圧縮機を駆動する内燃機
    関の排気ガスを屋外へ排出する排気管の先端に設けられ
    た排気トップにおいて、 前記排気トップの外筒の内壁に親水性処理を施すことを
    特徴とする排気トップ。
  2. 【請求項2】 前記排気トップの外筒の内壁に親水性塗
    装を施すことを特徴とする請求項1に記載の排気トッ
    プ。
  3. 【請求項3】 前記排気トップの外筒の内壁に複数の縦
    溝を設けることを特徴とする請求項1又は2に記載の排
    気トップ。
  4. 【請求項4】 前記排気トップの外筒の内側に多数の小
    穴を設けた水分離筒を設けることを特徴とする請求項1
    乃至3に記載の排気トップ。
  5. 【請求項5】 前記排気トップの外筒の内側に金属網で
    形成された水分離筒を設けることを特徴とする請求項1
    乃至3に記載の排気トップ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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