JP2002353976A - 情報通信機器および情報通信方法 - Google Patents

情報通信機器および情報通信方法

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JP2002353976A JP2001162039A JP2001162039A JP2002353976A JP 2002353976 A JP2002353976 A JP 2002353976A JP 2001162039 A JP2001162039 A JP 2001162039A JP 2001162039 A JP2001162039 A JP 2001162039A JP 2002353976 A JP2002353976 A JP 2002353976A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目的に応じた情報の送信ができ、不必要な情
報の送信を防止することが可能な情報通信機器および情
報通信方法を提供する。 【解決手段】 通信可能範囲内に存在する相手機器を自
動的に認識し、接続するとともに、当該相手機器とデー
タ通信を行うことが可能な情報通信機器において、前記
相手機器に送信すべき情報の公開範囲を、相手機器ごと
に設定する設定手段を備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信方式を利
用してデータ通信が可能な情報通信機器に関し、特に、
情報通信端末におけるプライバシーに関する情報を保護
することが可能な通信技術の分野に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、Bluetoothと称される近距離無線
通信方式を利用して、例えば、家電機器(例えば、テレ
ビ、冷蔵庫など)、プリンタ、携帯電話機、PDA(Pe
rsonalDigital Assistant)、パーソナルコンピュー
タ、ネットワーク上のアプリケーシションサーバなどの
複数の電子機器間で情報を共有し、インテリジェントな
機構を実現するための研究、開発が盛んに行われてい
る。ここに、Bluetoothとは、1998年5月から日欧
共同で標準化活動を開始した近距離無線通信技術規格の
呼称である。このBluetoothでは、最大データ伝送速度
が約1Mbps、最大伝送距離が10m程度の近距離無
線通信網を構築してデータ通信を行うものであり、無許
可で利用可能な2.4GHz帯のISM(Industrial S
cientific Medical)周波数帯域に帯域幅が1MHzの
チャネルを79個設定し、1秒間に1600回チャネル
を切り換える周波数ホッピング方式のスペクトラム拡散
技術を採用して電子機器間で電波を送受信する。
【0003】また、Bluetoothを採用した電子機器(以
下「BT機器」という)は、スレーブマスタ方式が適用
され、処理内容に応じて、周波数ホッピングパターンを
決定するマスタ機器と、マスタ機器に制御される通信相
手のスレーブ機器とに別れる。マスタ機器では、一度に
7台のスレーブ機器と同時にデータ通信を行うことがで
きる。例えば、マスタ機器は、半径10m内に存在する
スレーブ機器を認識すると、お互いのIDナンバーを交
換して確認した後、乱数を発生させて、当該マスタ−ス
レーブ機器間におけるリンクキー(暗号キー)を生成す
るという認証処理を行う。かかる認証処理により、当該
マスタ−スレーブ機器間の接続が確立し、自動的に、お
互いが有する情報の送受信が行われる。また、あるマス
タ機器とスレーブ機器との間で、一度、認証処理が行わ
れると、その後の接続時には、認証処理を行うことな
く、リンクキーに基づきそのマスタ−スレーブ機器間で
自動的に接続し、データ通信が可能となる。マスタ−ス
レーブ機器間で送受信される情報の内容は、予め各BT
機器において予め決められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、Bluetoot
hのような近距離無線通信方式を採用することにより、
様々な電子機器間で情報のやり取りを、自動的に行うこ
とが可能となるが、反面、プライバシー情報が漏洩する
可能性があるという問題がある。
【0005】本発明は、以上の問題に鑑みてなされたも
のであり、目的に応じた情報の送信ができ、不必要な情
報の送信を防止することが可能な情報通信機器および情
報通信方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、通信可能範囲内に存在す
る相手機器を自動的に認識し、接続するとともに、当該
相手機器とデータ通信を行うことが可能な情報通信機器
において、前記相手機器に送信すべき情報の公開範囲
を、相手機器ごとに設定する設定手段を備えるように構
成する。
【0007】請求項1に記載の発明によれば、接続対象
となる複数の相手機器に送信すべき情報の公開範囲を相
手機器ごとに設定するように構成したので、相手機器ご
とに公開する情報を制限することができ、接続する相手
機器に応じた情報を区別して送信することができる。従
って、不必要な情報の送信を防止することができ、効果
的に、プライバシー情報の漏洩を防止することができ
る。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の情報通信機器において、使用者が操作指示を入力する
ための入力手段をさらに備え、前記設定手段は、通信可
能範囲内に存在する前記相手機器が新規に接続する機器
であるか否かを判断し、新規に接続する機器である場合
には、前記入力手段を介した前記使用者からの公開範囲
設定指示に基づいて、前記公開範囲を設定するように構
成する。
【0009】請求項2に記載の発明によれば、使用者
が、入力手段を介して、相手機器ごとに公開範囲を設定
するように構成したので、使用者は、接続した相手機器
との目的に応じて、情報を公開する範囲を決定すること
ができる。よって、当該情報通信機器の利便性を向上さ
せることができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の情報通信機器において、前記設定手段は、前記接続さ
れた相手機器とのデータ通信時における複数の利用形態
ごとに、前記公開範囲を設定するように構成する。
【0011】請求項3に記載の発明によれば、各相手機
器には、それぞれ、複数の利用形態があり、その利用形
態ごとに、公開範囲を設定することができるので、同じ
相手機器であっても、その時の目的に応じた情報の公開
する範囲を決定することができる。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の情報通信機器において、使用者が操作指示を入力する
ための入力手段をさらに備え、前記設定手段は、通信可
能範囲内に存在する前記相手機器が新規に接続する機器
であるか否かを判断し、新規に接続する機器である場合
には、前記入力手段を介した前記使用者からの公開範囲
設定指示に基づいて、前記複数の利用形態ごとに前記公
開範囲を設定するように構成する。
【0013】請求項4に記載の発明によれば、使用者
が、入力手段を介して、相手機器ごと、利用形態ごとに
公開範囲を設定するように構成したので、使用者は、同
一の相手機器でも、その接続目的に応じて、情報を公開
する範囲を決定することができる。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の情報通信機器において、前記利用形態には、恒久利用
と一時利用とを含み、前記設定手段は、前記入力手段を
介した前記使用者からの利用形態設定指示に基づいて、
前記恒久利用と前記一時利用の何れか一方を、通常利用
する利用形態として設定するように構成する。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の情報通信機器において、前記設定手段は、前記入力手
段を介した前記使用者からの利用形態変更指示に基づい
て、前記通常利用する利用形態を変更するように構成す
る。
【0016】請求項6に記載の発明によれば、使用者の
その時の接続目的に応じて、適宜、通常利用する利用形
態を変更することができる。
【0017】請求項7に記載の発明は、通信可能範囲内
に存在する相手機器を自動的に認識し、接続するととも
に、当該相手機器とデータ通信を行うことが可能な情報
通信機器において、前記相手機器に送信すべき情報の公
開範囲が、相手機器ごとに設定された接続条件テーブル
を記憶するメモリと、前記接続された相手機器から所定
の情報の送信要求があった場合に、前記接続条件テーブ
ルで設定された公開範囲に基づいて、前記要求があった
情報の送信可否を決定する決定手段と、を備えるように
構成する。
【0018】請求項7に記載の発明によれば、接続され
た相手機器から所定の情報の送信要求があった場合に、
接続条件テーブルで設定された公開範囲に基づいて、前
記要求があった情報の送信可否を決定するように構成し
たので、接続する相手機器に応じた情報を区別して送信
することができ、効果的にプライバシー情報の漏洩を防
止することができる。
【0019】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の情報通信機器において、前記接続条件テーブルにおい
て、前記公開範囲は前記相手機器とのデータ通信時にお
ける複数の利用形態ごとに設定されているとともに、当
該複数の利用形態のうち何れか一つの利用形態が通常利
用する利用形態として設定されており、前記決定手段
は、前記接続された相手機器から所定の情報の送信要求
があった場合に、前記接続条件テーブルで設定された通
常利用する利用形態に対応する公開範囲に基づいて、前
記要求があった情報の送信可否を決定するように構成す
る。
【0020】請求項8に記載の発明によれば、接続され
た相手機器から所定の情報の送信要求があった場合に、
接続条件テーブルで設定された通常利用する利用形態に
対応する公開範囲に基づいて、要求があった情報の送信
可否を決定するように構成したので、使用者は、同一の
相手機器でも、その接続目的に応じて、情報を公開する
範囲を決定することができる。
【0021】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の情報通信機器において、使用者が操作指示を入力する
ための入力手段をさらに備え、前記利用形態には、緊急
利用の利用形態を含み、前記入力手段を介した使用者か
らの緊急利用指示に基づいて、前記緊急利用に対応する
公開範囲の情報を前記相手機器に送信する手段を備える
ように構成する。
【0022】請求項9に記載の発明によれば、緊急時に
送信する情報の内容を予め設定しておけば、他の利用形
態とは無関係に、それらの情報を迅速に送信することが
できる。
【0023】請求項10に記載の発明は、請求項8に記
載の情報通信機器において、前記接続条件テーブルに
は、前記相手機器ごと、若しくは前記利用形態ごとに対
応付けて、前記公開範囲内の情報の送信を行うことを使
用者に知覚させるか否かの設定がされており、前記決定
手段により前記要求があった情報を送信する決定がされ
た場合には、前記接続条件テーブルに基づいて、前記公
開範囲内の情報の送信を行うことを使用者に知覚させる
手段を備えるように構成する。
【0024】請求項10に記載の発明によれば、公開範
囲内の情報を送信する際に、使用者に知覚させる、例え
ば、警報音をスピーカから出力したり、警報メッセージ
を表示器に表示したりするので、使用者が、知らない間
に情報が漏洩することを防止することができる。
【0025】請求項11に記載の発明は、請求項1乃至
10の何れかに記載の情報通信機器において、前記公開
範囲は、情報の内容に応じて複数のランクに分類される
ように構成する。
【0026】請求項11に記載の発明によれば、これら
のランクへの情報の割り当てよって、情報ごとに送信可
否を設定することができる。従って、より効果的に不必
要な情報の送信を防止することができる。
【0027】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載の情報通信機器において、前記公開範囲の所定のラ
ンクに属すべき情報の内容は、前記入力手段を介した使
用者からの指示に基づいて設定されるように構成する。
【0028】請求項12に記載の発明によれば、公開範
囲の所定のランクに属すべき情報の内容は、使用者が任
意に設定することができるので、当該情報通信機器の利
便性を向上させることができる。
【0029】請求項13に記載の発明は、通信可能範囲
内に存在する相手機器を自動的に認識し、接続するとと
もに、当該相手機器とデータ通信を行うことが可能な情
報通信方法において、前記相手機器に送信すべき情報の
公開範囲を、相手機器ごとに設定し、前記接続された相
手機器から所定の情報の送信要求があった場合に、前記
設定された公開範囲に基づいて、前記要求があった情報
の送信可否を決定するように構成する。
【0030】請求項13に記載の発明によれば、相手機
器ごとに公開する情報を設定することができ、接続する
相手機器に応じた情報を区別して送信することができ
る。従って、不必要な情報の送信を防止することがで
き、効果的に、プライバシー情報の漏洩を防止すること
ができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて説明する。なお、以下の説明は、
リストバンドセンサーに対して本発明にかかる情報通信
機器を適用した場合の実施形態である。
【0032】図1は、本実施形態にかかるリストバンド
センサー1の概略構成を示すものである。リストバンド
センサー1は、図示の通り、本発明の設定手段および決
定手段としてのシステムコントロール部10、センサー
11、GPS(Global Positioning System)受信機1
3、BT(Bluetooth)送受信機15、本発明の入力手
段としての表示操作部18、スピーカ20、不揮発性メ
モリ21などを含んで構成され、主として、使用者の手
首(リスト)に装着されて使用される。
【0033】システムコントロール部10は、図示しな
い演算機能を有するCPU、発振回路、各種動作制御の
ためのプログラムおよびデータを記憶するROM、作業
領域としてのRAM等を備え、リストバンドセンサー1
全体における動作制御を担うとともに、時計機能を有す
る。センサー11は、使用者の生体情報、例えば、体
温、心拍数、血圧などを検出するための公知の機能を有
する。A/D変換部12は、システムコンロール部10
からのサンプリングクロックの周期で、検出された生体
情報をサンプリングしてデジタルデータに変換する。G
PS受信機13は、一般の携帯電話機などに搭載されて
いる機器であり、公知のナビゲーション機能を有し、G
PS衛星から送信された電波を、アンテナ14を介して
受信し、リストバンドセンサー1の現在位置(緯度と経
度)を検出する。
【0034】BT送受信機15は、例えば、LSI(La
rge-Scale Integration)を主体として構成され、上述
したBluetoothに基づく近距離無線通信機能を有し、他
のBT機器(例えば、カーコンピュータ、携帯電話機、
パソコン)と、アンテナ16を介してデータ通信を行う
機能を有する。より具体的には、BT送受信機15は、
マスタ機器として、例えば、半径10m内に存在するス
レーブ機器を認識すると、お互いのIDナンバーを交換
して確認した後、乱数を発生させて、当該マスタ−スレ
ーブ機器間におけるリンクキー(暗号キー)を生成する
(以下、「インクワイヤリー動作」という)。これによ
り、リストバンドセンサー1とBT機器とが無線通信に
より接続され、各種データの送受信が行なわれることと
なる(以下、「ページング動作」という)。このデータ
の送受信は、BT送受信機15により、例えば、1MH
zごとに分割された79チャネル上(2.402GHz
〜2.480GHz)に毎秒1600回の周波数ホッピ
ングを行うように周波数変換され、パケット単位で行な
われる。
【0035】また、一旦、インクワイヤリー動作が行な
われ、リンクキーが生成されると、次回以降の接続は、
設定により、インクワイヤリー動作を経ることなく、リ
ンクキーに基づきページング動作を開始することができ
る。なお、本実施形態においては、一旦、インクワイヤ
リー動作が行なわれた後は、次回以降の接続は、インク
ワイヤリー動作を経ることなく、ページング動作を開始
するものとして説明する。
【0036】システムコントロール部10は、このよう
なインクワイヤリー動作の際に、使用者からの表示操作
部18を介した操作指示に基づいて、その通信相手のB
T機器との接続条件を設定する。図2(A)は、一つの
BT機器に対して設定される接続条件および、履歴を示
すテーブル(以下、単に、「接続条件テーブル」とい
う)のフォーマットを示すものであり、図2(B)は、
接続条件が設定された後の接続条件テーブル例を示すも
のである。このような接続条件テーブルは、図2(B)
に示すように、リンクキーが生成された通信相手となる
BT機器毎に存在し、後述する不揮発性メモリ21に保
存される。
【0037】図2(A)に示すように、接続条件には、
公開条件、公開範囲、確認表示、確認音、制限時間の要
素が含まれる。ここで、公開条件とは、通信相手のBT
機器との間における利用形態を意味するものであり、恒
久利用、一時利用、緊急利用の3形態が用意されてい
る。このうち、恒久利用と一時利用は、何れか一方を通
常利用(メイン)とし、他方を副次的利用(サブ)に設
定する必要がある。つまり、恒久利用を通常利用する
か、或いは、一時利用を通常利用するかを設定するので
ある。図2(B)の例では、通常利用に設定された方は
「○」で、副次的利用に設定された方は「△」で、それ
ぞれ示されている。また、緊急利用は、外部への緊急通
報時に利用するものであるが、通信相手のBT機器によ
っては、これを利用できない場合もある。図2(B)の
例では、緊急利用が利用可能なBT機器は、「◎」で、
利用不可能なBT機器は「×」でそれぞれ示されてい
る。また、それぞれの利用形態毎に、公開範囲、確認表
示、確認音、制限時間を設定することが可能である。こ
れらの利用形態の利用方法については、後述する動作に
て詳しく説明する。
【0038】なお、Bluetoothには、リンクキーを有し
なくても、予め用意された固有のキーにより、他のBT
機器との間でデータ通信を行う、いわゆる一時利用とい
う機能があるが、本実施形態における一時利用とは異な
るものである。
【0039】図2(A)、(B)に示す公開範囲とは、
通信相手のBT機器に対して送信することができる情報
の範囲を意味し、情報の内容に応じて複数のランクに分
類される。図3に、公開範囲と情報の内容との対応関係
を示す。図3に示すように、公開範囲には、A〜Eまで
のランクがあり、それぞれのランクに対して、各情報が
割り当てられ、属している。例えば、あるBT機器に対
して、公開範囲が「C」に設定された場合には、リスト
バンドセンサー1は、そのBT機器に対して、「現在の
心拍数」、「現在の位置情報」、「IDナンバー」の情
報のみ、送信することができる。また、それぞれのラン
ク(A〜E)に対して、どの情報を割り当てるかは、例
えば、後述する自宅のパソコン2で設定し、それを、リ
ストバンドセンサー1に転送する。なお、本実施形態に
おいて、上記ランクは、A〜Eの5段階としたが、これ
より多くても少なくてもよい。また、図2(B)におい
て、各ランクに割り当てられた情報の内容は、あくまで
も一例であり、これ以外の如何なる情報を割り当てても
よい。
【0040】図2(A)、(B)に示す確認表示および
確認音は、それぞれ、「有」或いは「無」の何れかに設
定することができる。例えば、確認表示が「有」に設定
された場合には、公開範囲で決められたランクの情報の
内容を送信する際に、確認のための警報メッセージが表
示操作部18に表示される。また、確認音が「有」に設
定された場合には、公開範囲で決められたランクの情報
の内容を送信する際に、確認のための警報音がスピーカ
20から再生される。これにより、使用者は、ある情報
が送信されたことを把握することができ、知らない間に
情報が漏洩することを防止することができる。
【0041】図2(A)、(B)に示す制限時間は、リ
ストバンドセンサー1と通信相手のBT機器との間で、
一回の接続で許容できる時間を示すものであり、当該接
続時間が経過すると、自動的に接続が解除されることと
なる。
【0042】図2(A)、(B)に示す接続条件テーブ
ル上の履歴には、前回交信日時およびアクセス回数が含
まれており、図2(B)に示すように、それぞれの利用
形態毎に存在する。
【0043】システムコントロール部10は、このよう
に設定された接続条件テーブルに基づいて、BT送受信
機15によるBT機器に対するデータ送信や、I/F
(インターフェース)17を介しての表示操作部18へ
の警報メッセージ表示、さらには、アンプ19を介して
のスピーカ20への警報音出力を制御する。
【0044】次に、表示・操作部18は、各種情報を表
示するための表示器や、使用者の操作指示を入力するた
めの各種操作ボタンを備える。図4は、リストバンドセ
ンサー1の外観構成例を示すものであり、表示・操作部
18が前面に現れている。図4の例では、表示器18a
には、現在時刻、使用者の生体情報が表示されている。
この表示器18aには、接続条件設定時には、設定すべ
き接続条件が表示されることとなる。また、リセットボ
タン18bは、上記接続条件のクリアなどの指示を入力
するためなどに使用される。このリセットボタン18b
により、情報の送信を急遽中止することができるので安
全性を向上させることができる。
【0045】セレクトボタン18cは、上記接続条件設
定または更新の際に、所望の設定要素(公開条件、公開
範囲等)の選択指示を入力するためなどに使用される。
【0046】許可ボタン18dは、通信相手のBT機器
との接続や接続条件を許可する指示を入力するためなど
に使用される。一時利用ボタン18eは、上記公開条件
が「恒久利用」に設定されている場合に、「一時利用」
に切り換える指示を入力するためなどに使用される。ま
た、図4の符号18fは、緊急ボタンであり、上記公開
条件における緊急利用の指示を入力するために使用され
る。
【0047】なお、図4に示すこれらの各種操作ボタン
の他にも操作ボタンを設け、かかる操作ボタンにて、上
述した公開範囲におけるそれぞれのランク(A〜E)に
対する情報の割り当て(情報の内容ごとにランク分け)
を行うことができるように構成してもよい。また、図4
に示すこれらの各種操作ボタンの組み合わせにより、情
報の内容ごとにランク分けを行うことができるように構
成してもよい。
【0048】次に、不揮発性メモリ21は、例えば、E
EPROM(Electrically Erasable and Programmabl
e Read Only Memory)などからなり、センサー11によ
り検出されA/D変換部12によりデジタルデータに変
換された生体情報や、GPS受信機13により検出され
た位置情報は、さらには、使用者の氏名、住所、身長、
体重、血液型などの個人情報、上記接続条件テーブルな
どが記憶されている。また、個人情報、生体情報、位置
情報は、図3に示すように、公開範囲の各ランクに割り
当てられて記憶されている。
【0049】以上の構成において、リストバンドセンサ
ー1と、通信相手のBT機器とが無線接続し、データ通
信が行なわれる場合の動作について、図5乃至10を参
照して説明する。図5は、リストバンドセンサー1が、
様々なBT機器とデータ通信を行う場合のようすを示す
ものである。図5の例では、リストバンドセンサー1の
通信相手となるBT機器として、自宅内のパソコン(B
T送受信機およびアンテナ含む)2、車両内の、例え
ば、カーナビゲーション装置などのカーコンピュータ
(BT送受信機およびアンテナ含む)3、スポーツセン
ター内のパソコン(BT送受信機およびアンテナ含む)
4、携帯電話機(BT送受信機およびアンテナ含む)5
がそれぞれ示されている。
【0050】このうち、自宅内のパソコン2は、公衆回
線網を利用して構築されたネットワーク(例えば、イン
ターネット)に接続されており、病院等の緊急センター
のサーバ6との間でデータ通信が可能である。また、カ
ーコンピュータ3、携帯電話機5は、移動体通信網を介
して、公衆回線網を利用して構築されたネットワークに
接続されており、それぞれ、緊急センターのサーバ6と
の間でデータ通信が可能である。一方、スポーツセンタ
ー内のパソコン4は、直接、緊急センターのサーバ6に
は接続されていない。
【0051】リストバンドセンサー1は、このような各
BT機器のそれぞれと無線通信を行うこととなる。図6
は、無線通信時におけるリストバンドセンサー1のシス
テムコントロール部10の接続処理を示すフローチャー
トである。
【0052】先ず、リストバンドセンサー1が、カーコ
ンピュータ3と無線通信を行う場合を例にとって説明す
る。リストバンドセンサー1が、カーコンピュータ3と
の通信(接続)可能範囲内(例えば、半径10m内)に
入ると、BT送受信機15は、カーコンピュータ3を認
識し、カーコンピュータ3のIDナンバーを取得して、
これを、システムコントロール部10に伝える。
【0053】これにより、システムコントロール部10
は、通信可能範囲内にBT機器であるカーコンピュータ
3が存在することを確認すると(ステップS1)、ID
ナンバーから、カーコンピュータ3が新規接続のBT機
器であるか否か、即ち、リンクキーが既に作成されてい
るか否かを判断する(ステップS2)。リンクキーが既
に作成されている場合、システムコントロール部10
は、そのリンクキーに基づくページング動作開始指令を
BT送受信機15に与えるとともに、接続条件テーブル
を参照し、該当する接続条件を表示・操作部18の表示
器18aに表示させる(ステップS3)。こうして、リ
ストバンドセンサー1とカーコンピュータ3の接続が確
立する。
【0054】一方、リンクキーが未だ作成されていない
場合、システムコントロール部10は、BT送受信機1
5に対し、インクワイヤリー動作指令を与える(ステッ
プS4)。これにより、BT送受信機15にて、カーコ
ンピュータ3とのリンクキーが生成され、システムコン
トロール部10に伝えられる。そして、システムコント
ロール部10は、カーコンピュータ3との接続条件設定
処理を開始する(ステップS5)。図7(B)は、図6
のステップS5における接続条件設定処理を示すフロー
チャートであり、図7(A)は、その時のBT機器(こ
こでは、カーコンピュータ3)の接続条件設定処理を示
すフローチャートである。なお、図7(A)および
(B)において、破線矢印線は、リストバンドセンサー
1とBT機器間のデータの流れを示す。
【0055】図7(A)において、カーコンピュータ3
側でもリストバンドセンサー1を認識し、新規接続のB
T機器か否かを判断する(ステップ51)。新規接続で
あると判断した場合には、カーコンピュータ3は、リス
トバンドセンサー1に接続条件の要求(無線送信)を行
う(ステップS52)。この接続条件は、予め、カーコ
ンピュータ3側で設定されている。例えば、公開条件に
おいては、恒久利用をメインに設定し、緊急利用は利用
可能(図5に示すように、カーコンピュータ3は、移動
体通信網および公衆回線網を介して緊急センターのサー
バ6に接続可能なため)とする設定がされる。
【0056】次に、リストバンドセンサー1のBT送受
信機15がかかる接続条件を受信すると、図7(B)に
示すように、システムコントロール部10は、これを認
識し(ステップS11)、表示操作部18に、かかる接
続条件を表示させる(ステップS12)。なお、接続条
件のうち、確認表示、確認音、制限時間については、リ
ストバンドセンサー1側に代表例が不揮発性メモリ21
に予め記憶されており、それらの情報が読み出されて表
示操作部18に表示されることとなる。
【0057】こうして、表示操作部18の表示器18a
上に表示された接続条件例を図8(A)に示す。BT機
器からの接続条件を変更せずそのまま採用する場合、使
用者が、この表示状態で、表示操作部18の許可ボタン
18dを押下すると、システムコントロール部10は、
接続条件が承諾されたことを認識し(ステップS1
3)、当該接続条件を承諾する旨の情報の送信指令をB
T送受信機15に与える(ステップS14)。これによ
り、その承諾する旨の情報が、リストバンドセンサー1
からカーコンピュータ3に送信されることとなる。
【0058】一方、BT機器からの接続条件を変更する
場合、使用者による、表示操作部18のセレクトボタン
18c、一時ボタン18e、許可ボタン18dの操作に
基づき、システムコントロール部10は、接続条件であ
る公開条件、公開範囲、確認表示、確認音、制限時間の
設定変更を行う(ステップS15〜S19)。以下に、
具体的な設定変更例を説明する。
【0059】図8(A)の例では、公開条件として、恒
久利用が「○」(即ち、メインとして)で、一時利用が
「△」(即ち、サブとして)でそれぞれ表示されてお
り、緊急利用が「◎」(即ち、利用可能である)で表示
されている。このうち、恒久利用の右横の設定要素
「○」がカーソル180で選択されており、表示欄18
2には、この選択された恒久利用に対応する公開条件、
確認表示、確認音、制限時間が表示されている。このカ
ーソル180は、各設定要素の上を、表示操作部18の
セレクトボタン18cの押下により順次移動する。
【0060】また、図8(A)の例において、一時利用
の右横の設定要素「△」をカーソル180で選択した場
合、表示欄182には、一時利用に対応する公開条件、
確認表示、確認音、制限時間が表示されることとなる。
さらに、緊急利用の右横の設定要素「◎」をカーソル1
80で選択した場合、表示欄182には、緊急利用に対
応する公開条件、確認表示、確認音、制限時間が表示さ
れることとなる。
【0061】ここで、図8(A)の例において、恒久利
用をサブとするように設定変更したい場合には、恒久利
用の右横の設定要素「○」がカーソル180で選択され
ている状態で、例えば、一時ボタン18eを押下する
と、「○」の表示が「△」に変更され、サブに設定変更
することができる(この場合、一時利用の「△」は、自
動的に「○」に変更される)。また、緊急利用を使用し
ない場合には、緊急利用の右横の設定要素「◎」がカー
ソル180で選択されている状態で、一時ボタン18e
を押下すると、「◎」の表示が「×」に変更され、緊急
利用を利用しない設定に変更することができる。
【0062】また、所望の利用形態、例えば、恒久利用
の右横の設定要素「○」をカーソル180で選択してい
る状態で、許可ボタン18dを押下すると、図8(B)
に示すように、カーソル180が表示欄182内の公開
範囲の右横の設定要素「A」に移動することとなる。こ
の状態で、一時ボタン18eを押下する毎に、かかる設
定要素は、「A」、「B」、「C」・・と変更されるこ
ととなる。例えば、図8(B)および(C)に示すよう
に、一時ボタン18eを押下により、公開範囲の設定要
素が「A」から「C」に変更される。また、確認表示、
確認音、制限時間の設定要素を変更する場合にも、同様
に、セレクトボタン18cにて、順次、設定要素上を移
動させ、一時ボタン18eにて変更することとなる。
【0063】そして、このように変更した内容を接続条
件として採用する場合、図8(D)に示すように、使用
者が、セレクトボタン18cにより、許可181を選択
し、許可ボタン18dを押下すると、システムコントロ
ール部10は、これに応答し(ステップS20)、設定
された接続条件の送信指令をBT送受信機15に与える
(ステップS21)。これにより、その設定された接続
条件が、リストバンドセンサー1からカーコンピュータ
3に送信されることとなる。
【0064】次に、ステップS22において、システム
コントロール部10は、上記接続条件をリンクキーに対
応付けて不揮発性メモリ21における接続条件テーブル
(図2(B)参照)に記憶し、図6に示す処理に戻り、
接続処理を終了する。
【0065】一方、上記ステップS14またはS21に
おいて、接続条件若しくは情報がカーコンピュータ3に
送信されると、図7(A)に示すように、カーコンピュ
ータ3はこれを応答として認識し(ステップS53)、
上記ステップS52で要求した接続条件が承諾されたか
否かを判断する(ステップS54)。要求した接続条件
が承諾された場合には、その接続条件を認識(メモリに
記憶)する(ステップS55)。一方、要求した接続条
件が承諾されない場合には、リストバンドセンサー1よ
り受信した接続条件を認識(メモリに記憶)する(ステ
ップS55)。
【0066】なお、以上のように設定された接続条件
は、図示しないが、表示操作部18の各種ボタンによ
り、使用者が任意に変更可能である。
【0067】以上のように、リストバンドセンサー1お
ける接続処理が終了し、リストバンドセンサー1とBT
機器(ここでは、カーコンピュータ3)の接続が確立す
ると、データ通信処理が開始される。
【0068】図9(A)は、リストバンドセンサー1の
システムコントロール部10のデータ通信処理を示すフ
ローチャートであり、図9(B)は、その時のBT機器
(ここでは、カーコンピュータ3)のデータ通信処理を
示すフローチャートである。
【0069】図9(A)に示すデータ通信処理におい
て、システムコントロール部10は、緊急利用の指示が
あるか否かを監視しており(ステップS31)、使用者
が、表示操作部18の緊急ボタン18fを押下すると、
システムコントロール部10は、これに応答し、緊急利
用処理(ステップS32)を開始する。緊急利用処理の
詳細については後述する。
【0070】緊急利用の指示がない場合、システムコン
トロール部10は、不揮発性メモリ21に記憶された接
続条件テーブルの公開条件を参照し、メインとなってい
る利用形態が一時利用であるか否かを判断する(ステッ
プS33)。一時利用である場合には、システムコント
ロール部10は、これを認識し(ステップS34)、ス
テップS38に移行する。一方、一時利用でない場合に
は、システムコントロール部10は、ステップS35に
移行する。例えば、図2(B)に示すカーコンピュータ
3の公開条件では、恒久利用がメインとなっているた
め、この場合は、ステップS35に移行することとな
る。
【0071】ステップS35では、システムコントロー
ル部10は、一時利用への変更指示があるか否か、即
ち、表示操作部18の一時利用ボタン18eが押下され
たか否かを判断する。使用者が、表示操作部18の一時
利用ボタン18eを押下すると、システムコントロール
部10は、これに応答し、当該接続中に限り、利用形態
を一時利用に変更して認識する。これにより、例えば、
通常、使用者が単独で車両に乗り、リストバンドセンサ
ー1における情報をカーコンピュータ3に送信して表示
部に表示させている場合に、たまたま、他人を乗せた場
合にも、情報の公開範囲を制限することができる。
【0072】一方、一時利用への変更指示がない場合、
システムコントロール部10は、恒久利用の許可指示が
あるか否かを判断する(ステップS36)。使用者が、
表示操作部18の許可ボタン18dを押下すると、シス
テムコントロール部10は、恒久利用を認識し(ステッ
プS37)、ステップS38に移行する。ここで、恒久
利用の場合に、一時利用とは異なり、恒久利用の許可指
示(ステップS36)を経て、ステップS38に移行す
るようにしたのは、通常、恒久利用の場合、一時利用よ
りも情報の公開範囲を広く設定するので、不用意に情報
が漏洩するのを防止するためである。但し、ステップS
36の処理をパスするように構成してもよい。
【0073】ステップS38では、システムコントロー
ル部10は、カーコンピュータ3からの所定の情報の送
信要求があるか否かを監視している。カーコンピュータ
3は、このような所定の情報の送信要求を、図9(B)
に示すデータ通信処理に基づいて行う。図9(B)に示
すカーコンピュータ3のデータ通信処理では、先ず、カ
ーコンピュータ3は、リストバンドセンサー1から緊急
利用の情報を受信したか否かを監視している(ステップ
S61)。緊急利用の情報を受信していない場合には、
所定の情報の送信要求を行うか否かを判断し(ステップ
S63)、送信要求を行う場合には、リストバンドセン
サー1に対し、所定の情報の送信要求を行う(ステップ
S64)。このような所定の情報の送信要求を行うか否
か、および何の情報の送信要求を行うか否かについて
は、予め、カーコンピュータ3において設定されてい
る。
【0074】図9(A)の説明に戻り、カーコンピュー
タ3から、所定の情報の送信要求があった場合には、シ
ステムコントロール部10は、不揮発性メモリ21に記
憶された接続条件テーブルの公開範囲を参照し、要求さ
れた情報が当該公開範囲内である否かを判断する(ステ
ップS39)。例えば、リストバンドセンサー1側で恒
久利用が認識されていた(上記ステップS37にて)場
合に、カーコンピュータ3から、図3に示す公開範囲
「A」若しくは「B」に対応する情報が要求されたとす
ると、図2(B)に示す接続条件テーブル上の公開範囲
は「C」に設定されているので、システムコントロール
部10は、公開範囲外と判断して、要求された情報の送
信は行わない。
【0075】一方、例えば、リストバンドセンサー1側
で恒久利用が認識されていた(上記ステップS37に
て)場合に、カーコンピュータ3から、図3に示す公開
範囲「C」に含まれる情報が要求されたとすると、図2
(B)に示す接続条件テーブル上の公開範囲は「C」に
設定されているので、システムコントロール部10は、
公開範囲内と判断して、ステップS40に移行する。
【0076】ステップS40では、システムコントロー
ル部10は、接続条件テーブルにおける当該利用形態に
対応する確認表示および確認音に基づいて、表示および
音声出力処理を行う。例えば、図2(B)の例では、カ
ーコンピュータ3の恒久利用に対応する確認表示および
確認音は、ともに「無」に設定されているので、警報メ
ッセージ表示および警報音出力が行なわれず、ステップ
S41に移行する。
【0077】ステップS41では、システムコントロー
ル部10は、カーコンピュータ3から要求された情報の
送信指令をBT送受信機15に与える。こうして、カー
コンピュータ3に対し、その情報が送信されることとな
る。
【0078】そして、図9(B)に示すように、カーコ
ンピュータ3では、かかる情報を受信し(ステップS6
5)、それを、カーコンピュータ3の表示部に表示する
(ステップS66)。例えば、カーコンピュータ3の表
示部上に、図3に示す公開範囲「C」の情報である「現
在の心拍情報」、「現在の位置情報」、「IDナンバ
ー」が表示されることとなる。これにより、使用者は、
カーコンピュータ3の表示部上で、自己の体調等を確認
することができる。
【0079】また、カーコンピュータ3は、使用者(ド
ライバー)の現在の心拍情報から、緊張状態や疲労・眠
気を推定し、さらに車速情報とを組み合わせデータ解析
した後に、使用者(ドライバー)に音声や文字等で案内
する。例えば、脈拍数(または心拍数)の上昇と、低速
の断続運転(渋滞等)継続(車速情報により検出)とに
より、いらいら状態を推定する。また、脈拍数(または
心拍数)の低下と、速度超過(車速情報により検出)と
により、興奮・緊張状態を推定する。さらには、脈拍数
(または心拍数)の低下と、車両の蛇行運転(車速情報
により検出)とにより、眠気状態を推定する。そして、
カーコンピュータ3は、これらの推定結果に基づき、周
辺の休憩施設をナビゲーションで検索して、使用者(ド
ライバー)に音声や文字等で案内する。
【0080】さらに、カーコンピュータ3は、ラジオ音
楽聴取時の心拍数の増加を検出することにより、好みの
曲と推定して、演奏楽曲の保存やタイトル検索を行っ
て、使用者(ドライバー)に提示する他、音声によるク
イズや、いくつかの質問後の使用者(ドライバー)の生
体反応をみて、音声で反応を伝える等の処理を行う。
【0081】ところで、上記ステップS39において、
リストバンドセンサー1側で一時利用が認識されていた
(上記ステップS34にて)場合に、カーコンピュータ
3から要求される情報が図3に示す公開範囲「C」であ
ったとしても、図2(B)に示す接続条件テーブル上の
公開範囲は「D」に設定されているので、システムコン
トロール部10は、公開範囲外と判断して、要求された
情報の送信は行わない。
【0082】一方、カーコンピュータ3から、リストバ
ンドセンサー1側で一時利用が認識されていた(上記ス
テップS34にて)場合に、図3に示す公開範囲「D」
に含まれる情報が要求されたとすると、図2(B)に示
す接続条件テーブル上の公開範囲は「D」に設定されて
いるので、システムコントロール部10は、公開範囲内
と判断して、ステップS40に移行する。この場合、図
2(B)の例では、カーコンピュータ3の一時利用に対
応する確認表示および確認音はともに「有」に設定され
ているので、システムコントロール部10により、表示
操作部18の表示器18a上に警報メッセージが表示さ
れ、スピーカ20から警報音が出力されることとなる。
また、この場合には、カーコンピュータ3における表示
部上には、「IDナンバー」のみが表示されることとな
る。これにより、使用者の車両に他人が乗ってきた場合
にも、その他人に、使用者の現在の心拍情報などを知ら
れることを防ぐことができる。また、警報音、警報メッ
セージ表示等で、通常利用でないことを知らせることが
できる。
【0083】図9(A)に示すステップS42では、シ
ステムコントロール部10は、カーコンピュータ3との
接続時間が、接続条件テーブルにおける現在の利用形態
に対応する制限時間を経過したか否かを判断し(ステッ
プS42)、経過したと判断した場合には、データ通信
処理を終了する。一方、制限時間が「無」に設定されて
いた場合や、制限時間が経過していない場合には、ステ
ップS31に戻り、上記の処理を繰り返す。なお、デー
タ通信処理の終了若しくは、その他の任意のタイミング
で、図2(B)に示すように、不揮発性メモリ21にお
ける履歴(BT機器との交信日時およびアクセス回数な
ど)が更新される。
【0084】次に、上述したように、図9(A)に示す
ステップS31において、使用者が、表示操作部18の
緊急ボタン18fを押下すると、システムコントロール
部10は、これに応答し、緊急利用処理(ステップS3
2)を開始する。
【0085】図10(A)は、図9(A)のステップS
32における緊急利用処理を示すフローチャートであ
り、図10(B)は、図9(B)のステップS62にお
ける緊急利用処理を示すフローチャートである。
【0086】図10(A)において、先ず、システムコ
ントロール部10は、接続条件テーブルを参照して、緊
急センターに接続可能なBT機器を検索する(ステップ
S43)。ここで検索対象となるBT機器は、リストバ
ンドセンサー1と通信可能範囲内にあり、かつ、接続条
件テーブルにて緊急利用が利用可能に設定されているB
T機器である。検索した結果、緊急センターに接続可能
なBT機器がある場合、システムコントロール部10
は、そのBT機器を選定し、接続条件テーブルにおける
警報利用に対応する確認表示および確認音に基づいて、
表示および音声出力処理を行う(ステップS44)。
【0087】そして、システムコントロール部10は、
接続条件テーブルにおける緊急利用に対応する公開範囲
内の情報の送信指令を、BT送受信機15に与える。こ
れにより、かかる情報が選定されたBT機器に送信され
ることとなる。例えば、選定されたBT機器が、カーコ
ンピュータ3であった場合には、図2(B)に示す接続
条件テーブルで設定された公開範囲「A」に対応する情
報が、カーコンピュータ3に送信されることとなる。
【0088】こうして、カーコンピュータ3が警報利用
に対応する公開範囲の情報を受信すると、図9(B)を
用いて説明したように、ステップS61で、カーコンピ
ュータ3は、これを認識し、図10(B)に示す緊急利
用処理(ステップS62)を開始する。
【0089】図10(B)の処理では、先ず、カーコン
ピュータ3は、緊急センターのサーバ6に移動体通信網
および公衆回線網を介して接続する。そして、カーコン
ピュータ3は、リストバンドセンサー1から受信した情
報を、緊急センターのサーバ6に送信する(ステップS
68)。次に、カーコンピュータ3は、緊急センターの
サーバ6から、その使用者に関する追加の情報の要求が
あるか否か、例えば、所定時間監視しており(ステップ
S69)、追加の情報の要求がある場合には、かかる情
報の要求を、リストバンドセンサー1に対して行う(ス
テップS70)。
【0090】図10(A)の説明に戻り、ステップS4
6で、リストバンドセンサー1のシステムコントロール
部10は、カーコンピュータ3から追加の情報の要求が
あるか否か、例えば、所定時間監視しており、追加の情
報の要求がある場合には、システムコントロール部10
は、接続条件テーブルの警報利用に対応する公開範囲を
参照し、追加要求された情報が当該公開範囲内である否
かを判断する(ステップS47)。追加要求された情報
が当該公開範囲内であると判断した場合には、システム
コントロール部10は、接続条件テーブルにおける警報
利用に対応する確認表示および確認音に基づいて、表示
および音声出力処理を行い(ステップS48)、追加要
求された情報の送信指令をBT送受信機15に与える
(ステップS49)。これにより、カーコンピュータ3
に対し、その追加の情報が送信されることとなる。
【0091】こうして、図10(B)のステップS71
に示すように、カーコンピュータ3が追加の情報を受信
すると、カーコンピュータ3は、リストバンドセンサー
1から受信した追加の情報を、上記と同様、ステップS
69、70の処理を行い、緊急センターのサーバ6に送
信する。
【0092】このように、リストバンドセンサー1の表
示操作部18の緊急ボタン18fが押下された場合に
は、恒久利用および一時利用とは別に、迅速に公開範囲
内の情報が緊急センターに送信される。従って、例え
ば、使用者の具合が急に悪くなった場合に、即座に病院
等の緊急センターに通報することができる。
【0093】なお、ステップS45にて送信する情報を
最小限の情報となるように設定しておき(例えば、ID
ナンバーのみ)、その後、ステップS46にて追加の情
報の送信要求があった場合に、接続条件テーブルで設定
された公開範囲内の情報をステップS47〜ステップS
49の処理で送信するようにしてもよい。
【0094】一方、図10(A)に示すステップS4
6、および図10(B)に示すステップS69におい
て、所定時間内に追加情報の要求がないと判断された場
合には、それぞれ、図9(A)、(B)の処理に戻る。
【0095】次に、リストバンドセンサー1が、スポー
ツセンターのパソコン4と無線通信を行う場合を例にと
って説明する。
【0096】この場合にも、リストバンドセンサー1の
システムコントロール部10は、上記カーコンピュータ
3で説明したのと同様、図6に示す接続処理、および新
規接続の場合には図7に示す接続条件設定処理を行い、
スポーツセンターのパソコン4との接続を確立する。か
かる接続条件設定処理により、例えば、図2(B)に示
すように、公開条件は、恒久利用がメインに、緊急利用
は利用不可に、それぞれ設定され、公開範囲は、一時利
用が「C」に設定される。緊急利用が利用不可であるの
は、図5に示すように、スポーツセンターのパソコン4
が緊急センターのサーバ6に接続できないためであり、
図7(B)に示すステップS12の表示操作部18の表
示器18aにおける緊急利用が、当初から「×」に表示
され、「◎」への変更設定が不可能となる。
【0097】次に、図9(A)に示すデータ通信処理が
開始され、例えば、使用者が、表示操作部18の緊急ボ
タン18fを押下すると、システムコントロール部10
は、これに応答し(ステップS31)、上述したよう
に、図10(A)に示す緊急利用処理(ステップS3
2)を開始する。図10(A)では、システムコントロ
ール部10は、ステップS43で、上述したように、緊
急センターに接続可能なBT機器を検索することとなる
が、この場合、スポーツセンターのパソコン4は、緊急
利用が利用できないので選定されることはない。しかし
ながら、他のBT機器、例えば、図5に示す携帯電話機
5が、同時に接続状態にあれば、その携帯電話機5が選
定され、上述したカーコンピュータ3の場合と同様、ス
テップS44以降の処理が行なわれることとなる。
【0098】次に、図9(A)の説明に戻り、ステップ
S33では、システムコントロール部10は、接続条件
テーブルの公開条件を参照し、メインとなっている利用
形態が一時利用であるか否かを判断する。スポーツセン
ターのパソコン4の場合、図2(B)に示すように、公
開条件は、メインが一時利用に設定されているので、ス
テップS34に以降し、システムコントロール部10
は、一時利用を認識する。なお、ステップS35では、
メインが恒久利用であるときに、一時利用への変更を可
能としているが、これと同様に、メインが一時利用であ
るときに、恒久利用への変更を可能とするように構成し
てもよい。
【0099】次に、スポーツセンターのパソコン4から
所定の情報の要求があった場合、システムコントロール
部10は、接続条件テーブルの公開範囲を参照し、要求
された情報が当該公開範囲内である否かを判断する(ス
テップS39)。この場合、スポーツセンターのパソコ
ン4から、図3に示す公開範囲「A」若しくは「B」に
対応する情報が要求されたとすると、スポーツセンター
のパソコン4は、図2(B)に示すように、公開範囲が
「C」に設定されているので、システムコントロール部
10は、公開範囲外と判断して、要求された情報の送信
は行わない。一方、スポーツセンターのパソコン4か
ら、図3に示す公開範囲「C」に含まれる情報が要求さ
れたとすると、システムコントロール部10は、公開範
囲内と判断して、ステップS40に移行する。この場
合、図2(B)に示すように、確認表示および確認音は
ともに「有」に設定されているので、システムコントロ
ール部10により、表示操作部18の表示器18a上に
警報メッセージを表示し、スピーカ20から警報音を出
力した後、スポーツセンターのパソコン4から要求され
た情報を送信することととなる。
【0100】ここで、スポーツセンター内には、図示し
ないが、運動負荷試験を行うための様々なトレッドミル
(ウォーキングマシン等)が設置されており、これら
は、LAN等のネットワークを介してパソコン4に接続
されている。使用者が、あるトレッドミルを利用する場
合、所定の操作により、上記データ通信処理にてパソコ
ン4に送信された現在の心拍数情報が、そのトレッドミ
ルに転送され、そこで、最適な負荷を計算し、運動強度
を調整することができる。
【0101】なお、トレッドミル自体にBluetooth通信
機能を持たせBT機器とし、リストバンドセンサー1と
の無線通信を行うように構成してもよい。この場合に
も、図6、図7、図9、図10の処理が、上記と同様に
行なわれ、トレッドミルごとに接続条件、即ち、公開条
件、公開範囲等を異ならしめることができる。
【0102】次に、リストバンドセンサー1が、自宅の
パソコン2と無線通信を行う場合を例にとって説明す
る。
【0103】この場合にも、リストバンドセンサー1の
システムコントロール部10は、上記カーコンピュータ
3で説明したのと同様、図6に示す接続処理、および新
規接続の場合には図7に示す接続条件設定処理を行い、
自宅のパソコン2との接続を確立する。なお、この場合
も、図6、図7、図9、図10の処理を行うことができ
るが、これらの処理の重複した説明は省略する。
【0104】リストバンドセンサー1の不揮発性メモリ
21に記憶される個人情報は、自宅のパソコン2で作成
され、図示しないが、図9(A)に示すデータ通信処理
中に無線データ通信にて、リストバンドセンサー1に転
送することができる。
【0105】また、上述したように、自宅のパソコン2
で、上述した公開範囲におけるそれぞれのランク(A〜
E)に対する情報の割り当て(情報の内容ごとにランク
分け)を行い、図9(A)に示すデータ通信処理中に無
線データ通信にて、リストバンドセンサー1に転送する
ことができる。
【0106】さらに、自宅のパソコン2にヘルスチェッ
クを行う機能を備えて、使用者が帰宅した際に、データ
通信処理にて、自宅のパソコン2に公開範囲に応じた生
体情報を、送信し自動的にヘルスチェックし、そのヘル
スチェックの結果を、パソコン2の画面上に表示させる
ようにしてもよい。この場合、自宅に顧客が来た際に
は、上述したように、表示操作部18の一時ボタン18
eにより、一時利用に変更することができるので、その
顧客にヘルスチェックの結果を見られることを防ぐこと
ができる。
【0107】以上説明したように、上記実施形態によれ
ば、BT機器ごとに公開条件、公開範囲等の接続条件を
設定し、当該接続条件に基づいて、接続するBT機器に
応じた、また、目的に応じた情報を区別して送信するこ
とができるので、不必要な情報の送信を防止することが
でき、効果的に、プライバシー情報の漏洩を防止するこ
とができる。また、公開範囲を情報の内容に応じて複数
のランクに分類し、しかも、これらのランクへの情報の
割り当てを、使用者が任意に行うことができるので、よ
り効果的に不必要な情報の送信を防止することができ、
情報通信機器の利便性を向上させることができる。
【0108】なお、上記実施形態においては、本発明に
かかる情報通信機器としてリストバンドセンサーを例に
とって説明したが、これに限定されるものではなく、そ
の他の様々な機器に適用することが可能である。
【0109】また、上記実施形態においては、リストバ
ンドセンサーにGPS受信機13を備えさせ、位置情報
を検出できるように構成したが、GPS受信機を備えた
携帯電話機にて検出された位置情報をリストバンドセン
サーに転送するように構成してもよい。
【0110】また、上記実施形態においては、近距離無
線通信方式は、Bluetooth方式を適用したが、これに限
定されず、この他にも、例えば、802.11b、IE
EE802.11e等による広帯域なスループットを実
現できる無線規格や、さらには、PulsONテクノロ
ジと呼ばれる拡散型無線通信(数年以内に1Gbpsの
通信速度を実現)等による無線規格を適用するようにし
てもよい。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
相手機器ごとに利用形態、公開範囲等を設定し、これら
に基づいて、接続する相手機器に応じた、また、目的に
応じた情報を区別して送信することができるので、不必
要な情報の送信を防止することができ、効果的に、プラ
イバシー情報の漏洩を防止することができる。また、公
開範囲を情報の内容に応じて複数のランクに分類し、し
かも、これらのランクへの情報の割り当てを、使用者が
任意に行うことができるので、より効果的に不必要な情
報の送信を防止することができ、情報通信機器の利便性
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかるリストバンドセンサー1の
概略構成を示す図である。
【図2】(A)は、一つのBT機器に対して設定される
接続条件および、履歴を示すテーブルのフォーマットを
示す図である。(B)は、接続条件が設定された後の接
続条件テーブル例を示す図である。
【図3】公開範囲と情報の内容との対応関係を示す図で
ある。
【図4】リストバンドセンサー1の外観構成例を示す図
である。
【図5】リストバンドセンサー1が、様々なBT機器と
データ通信を行う場合のようすを示す図である。
【図6】無線通信時におけるリストバンドセンサー1の
システムコントロール部10の接続処理を示すフローチ
ャートである。
【図7】(A)は、BT機器の接続条件設定処理を示す
フローチャートである。(B)は、図6のステップS5
における接続条件設定処理を示すフローチャートであ
る。
【図8】表示操作部18の表示器18a上に表示された
接続条件例を示す図である。
【図9】(A)は、リストバンドセンサー1のシステム
コントロール部10のデータ通信処理を示すフローチャ
ートである。(B)は、その時のBT機器のデータ通信
処理を示すフローチャートである。
【図10】(A)は、図9(A)のステップS32にお
ける緊急利用処理を示すフローチャートである。(B)
は、図9(B)のステップS62における緊急利用処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 リストバンドセンサー 2 自宅内のパソコン 3 カーコンピュータ 4 スポーツセンター内のパソコン 5 携帯電話機 10 システムコントロール部 11 センサー 12 A/D変換部 13 GPS受信機 14、16 アンテナ 15 BT送受信機 17 I/F 18 表示操作部 19 アンプ 20 スピーカ 21 不揮発性メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/66 H04M 1/66 11/00 302 11/00 302 H04Q 7/38 H04B 7/26 109M (72)発明者 田畑 敏雄 埼玉県鶴ヶ島市富士見6丁目1番1号 パ イオニア株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 5B085 AE00 AE06 5K027 AA11 BB09 CC08 HH21 HH26 5K033 AA08 BA01 DA19 DB16 DB18 EA07 5K067 AA33 BB21 BB41 CC10 EE02 EE07 EE12 FF02 FF31 GG01 HH22 HH23 KK00 KK15 5K101 KK02 LL12 PP03

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信可能範囲内に存在する相手機器を自
    動的に認識し、接続するとともに、当該相手機器とデー
    タ通信を行うことが可能な情報通信機器において、 前記相手機器に送信すべき情報の公開範囲を、相手機器
    ごとに設定する設定手段を備えることを特徴とする情報
    通信機器。
  2. 【請求項2】 使用者が操作指示を入力するための入力
    手段をさらに備え、 前記設定手段は、通信可能範囲内に存在する前記相手機
    器が新規に接続する機器であるか否かを判断し、新規に
    接続する機器である場合には、前記入力手段を介した前
    記使用者からの公開範囲設定指示に基づいて、前記公開
    範囲を設定することを特徴とする請求項1に記載の情報
    通信機器。
  3. 【請求項3】 前記設定手段は、前記接続された相手機
    器とのデータ通信時における複数の利用形態ごとに、前
    記公開範囲を設定することを特徴とする請求項1に記載
    の情報通信機器。
  4. 【請求項4】 使用者が操作指示を入力するための入力
    手段をさらに備え、 前記設定手段は、通信可能範囲内に存在する前記相手機
    器が新規に接続する機器であるか否かを判断し、新規に
    接続する機器である場合には、前記入力手段を介した前
    記使用者からの公開範囲設定指示に基づいて、前記複数
    の利用形態ごとに前記公開範囲を設定することを特徴と
    する請求項3に記載の情報通信機器。
  5. 【請求項5】 前記利用形態には、恒久利用と一時利用
    とを含み、 前記設定手段は、前記入力手段を介した前記使用者から
    の利用形態設定指示に基づいて、前記恒久利用と前記一
    時利用の何れか一方を、通常利用する利用形態として設
    定することを特徴とする請求項4に記載の情報通信機
    器。
  6. 【請求項6】 前記設定手段は、前記入力手段を介した
    前記使用者からの利用形態変更指示に基づいて、前記通
    常利用する利用形態を変更することを特徴とする請求項
    5に記載の情報通信機器。
  7. 【請求項7】 通信可能範囲内に存在する相手機器を自
    動的に認識し、接続するとともに、当該相手機器とデー
    タ通信を行うことが可能な情報通信機器において、 前記相手機器に送信すべき情報の公開範囲が、相手機器
    ごとに設定された接続条件テーブルを記憶するメモリ
    と、 前記接続された相手機器から所定の情報の送信要求があ
    った場合に、前記接続条件テーブルで設定された公開範
    囲に基づいて、前記要求があった情報の送信可否を決定
    する決定手段と、を備えることを特徴とする情報通信機
    器。
  8. 【請求項8】 前記接続条件テーブルにおいて、前記公
    開範囲は前記相手機器とのデータ通信時における複数の
    利用形態ごとに設定されているとともに、当該複数の利
    用形態のうち何れか一つの利用形態が通常利用する利用
    形態として設定されており、 前記決定手段は、前記接続された相手機器から所定の情
    報の送信要求があった場合に、前記接続条件テーブルで
    設定された通常利用する利用形態に対応する公開範囲に
    基づいて、前記要求があった情報の送信可否を決定する
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報通信機器。
  9. 【請求項9】 使用者が操作指示を入力するための入力
    手段をさらに備え、 前記利用形態には、緊急利用の利用形態を含み、 前記入力手段を介した使用者からの緊急利用指示に基づ
    いて、前記緊急利用に対応する公開範囲の情報を前記相
    手機器に送信する手段を備えることを特徴とする請求項
    8に記載の情報通信機器。
  10. 【請求項10】 前記接続条件テーブルには、前記相手
    機器ごと、若しくは前記利用形態ごとに対応付けて、前
    記公開範囲内の情報の送信を行うことを使用者に知覚さ
    せるか否かの設定がされており、 前記決定手段により前記要求があった情報を送信する決
    定がされた場合には、前記接続条件テーブルに基づい
    て、前記公開範囲内の情報の送信を行うことを使用者に
    知覚させる手段を備えることを特徴とする請求項8に記
    載の情報通信機器。
  11. 【請求項11】 前記公開範囲は、情報の内容に応じて
    複数のランクに分類されることを特徴とする請求項1乃
    至10の何れかに記載の情報通信機器。
  12. 【請求項12】 前記公開範囲の所定のランクに属すべ
    き情報の内容は、前記入力手段を介した使用者からの指
    示に基づいて設定されることを特徴とする請求項11に
    記載の情報通信機器。
  13. 【請求項13】 通信可能範囲内に存在する相手機器を
    自動的に認識し、接続するとともに、当該相手機器とデ
    ータ通信を行うことが可能な情報通信方法において、 前記相手機器に送信すべき情報の公開範囲を、相手機器
    ごとに設定し、前記接続された相手機器から所定の情報
    の送信要求があった場合に、前記設定された公開範囲に
    基づいて、前記要求があった情報の送信可否を決定する
    ことを特徴とする情報通信方法。
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