JP2002352361A - 建築物管理方法及び建築物管理システム - Google Patents

建築物管理方法及び建築物管理システム

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JP2002352361A
JP2002352361A JP2001161496A JP2001161496A JP2002352361A JP 2002352361 A JP2002352361 A JP 2002352361A JP 2001161496 A JP2001161496 A JP 2001161496A JP 2001161496 A JP2001161496 A JP 2001161496A JP 2002352361 A JP2002352361 A JP 2002352361A
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JP2001161496A
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Masanori Fujieda
昌昇 藤枝
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Original Assignee
TOKYO BUSINESS SERVICE CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築物が点在する広域を複数のエリアに分割
し、あるエリア内の建築物から発せられた警報に迅速に
対応できる建築物管理方法及び建築物管理システムを提
供する。 【解決手段】 広域内を複数のエリアに分割し、そのエ
リア内に点在する少なくとも一つの建築物を通信回線1
0を介して集中管理する建築物管理方法であって、建築
物内に設けられて建築物を監視制御する監視コンピュー
タ3a 〜3n ,3aが、監視情報を上記通信回線を介
して複数のエリア内の建築物を集中管理する広域管理コ
ンピュータ2に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の建築物の
管理を行うための建築物管理方法及び建築物管理システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数のビルを管理する手法とし
ては、管理会社から派遣された管理人或いは警備員が管
理対象の各ビルに常駐して各種警報管理,設備管理,出
入り管理などを行い、管理業務の報告を管理会社へ電話
や郵便などで行うシステムを採っている。また、近年に
おいては、ビル内の設備の監視や防犯警備などをコンピ
ュータ制御に置き換えて、図25に示すようにビル内の
設備の監視や防犯警備した監視情報を各ビル100A〜
100Fから管理会社101へ公衆回線を介して伝達
し、管理会社101において各ビルを集中管理すること
が知られている。ここで、図25に示すビル100Aか
ら警報が管理会社101へ発せられた場合、管理会社1
01においては、警備員をビル100Aに出動させ、警
備員が警報に対する処理を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、警報が発せら
れたビル100Aの所在地が管理会社101から遠く離
れた地にある場合、警報に対する処理を迅速に行えない
課題がある。そこで、本発明は上記課題に鑑み創作され
たものであり、建築物が点在する広域を複数のエリアに
分割し、あるエリア内の建築物から発せられた警報に迅
速に対応できるようにした、建築物管理方法及び建築物
管理システムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の建築物管理方法は、広域内を複数のエリアに
分割し、そのエリア内に点在する少なくとも一つの建築
物を通信回線を介して集中管理する際に、建築物内に設
けられて建築物を監視制御する監視コンピュータが、複
数のエリア内の建築物を集中管理する広域管理コンピュ
ータに前記通信回線を介して監視情報を送信することを
特徴としている。ここで、建築物とは、ビル,家屋や倉
庫など建造物を意味する。なお、好ましくは前記監視コ
ンピュータが前記監視情報を前記広域管理コンピュータ
に自動送信する。
【0005】さらに、前記広域管理コンピュータが、前
記監視情報を送信した前記監視コンピュータによって監
視制御される前記建築物の所在地を示す地図情報と監視
対象建築物の構造を示す監視建築物構造情報とをディス
プレイに表示することを特徴とする。
【0006】前記エリア内の建築物の警報対策用にエリ
アセンターに設けられる警報対策コンピュータは、好ま
しくは、前記広域管理コンピュータが自動送信する警報
情報を前記通信回線を介して受信する。
【0007】また、前記広域管理コンピュータは、好ま
しくは、受信した前記監視情報に基づき、建築物内の設
備を制御する制御情報を、前記監視情報を送信した前記
監視コンピュータへ送信し、この監視コンピュータが受
信した前記制御情報に基づき、建築物内設備機器や防犯
機器を制御する。なお、好ましくは前記広域管理コンピ
ュータは前記制御情報を前記監視コンピュータに自動送
信する。
【0008】また、前記広域管理コンピュータは、好ま
しくは、建築物内設備機器や防犯機器を駆動開始或いは
停止するための発停情報を、前記通信回線を介して前記
監視コンピュータへ送信し、この監視コンピュータが前
記発停情報に基づき建築物内設備機器や防犯機器を駆動
開始或いは停止する。好ましくは前記広域管理コンピュ
ータは、前記発停情報をスケジュールに基づいて自動送
信する。
【0009】また、前記監視情報は建築物内設備を計測
した計測情報であり、前記監視コンピュータが、前記計
測情報を前記通信回線を介して前記広域管理コンピュー
タに自動送信するように構成することができる。
【0010】また、前記広域管理コンピュータは、前記
計測情報に基づき、建築物内設備機器を駆動開始或いは
停止するための発停情報を前記監視コンピュータに自動
に送信するようにするとよい。
【0011】さらに、好ましくは、前記コンピュータ同
士がTCP/IP網を利用したVPNとして接続され、
且つ前記各コンピュータがインターネットサービスプロ
バイダのアクセスポイントと専用線IP接続により常時
接続されている。
【0012】また上記課題を解決する本発明の建築物管
理システムは、広域内を複数のエリアに分割し、そのエ
リア内に点在する少なくとも一つの建築物を通信回線を
介して集中管理する建築物管理システムであって、通信
回線に接続されて、各エリア内の建築物を集中管理する
広域管理コンピュータと、通信回線に接続されて、建築
物の監視情報を広域管理コンピュータに送信する監視コ
ンピュータと、を備えることを特徴としている。
【0013】また、本発明は、広域内を複数のエリアに
分割し、そのエリア内に点在する少なくとも一つの建築
物を通信回線を介して集中管理する建築物管理システム
であって、通信回線に接続されて、エリア内の建築物の
警報対策用に設けられる警報対策コンピュータと、通信
回線に接続されて、各エリア内の建築物を集中管理し、
警報対策コンピュータに警報情報を送信する広域管理コ
ンピュータと、通信回線に接続されて、建築物の監視情
報を広域管理コンピュータに送信する監視コンピュータ
と、を備えることを特徴としている。
【0014】また、本発明は、広域内を複数のエリアに
分割し、そのエリア内に点在する少なくとも一つの建築
物を通信回線を介して集中管理する建築物管理システム
であって、通信回線に接続されて、各エリア内の建築物
を集中管理する広域管理コンピュータと、通信回線に接
続されて、建築物の監視情報を広域管理コンピュータに
送信する監視コンピュータと、を備え、広域管理コンピ
ュータが、受信した監視情報に基づき、監視情報を送信
した監視コンピュータに通信回線を介して建築物内の設
備を制御する制御情報を送信し、監視コンピュータが、
受信した制御情報に基づき、建築物内設備を制御するこ
とを特徴とする。
【0015】また、本発明の建築物管理システムは、広
域内を複数のエリアに分割し、そのエリア内に点在する
少なくとも一つの建築物を通信回線を介して集中管理す
る建築物管理システムであって、通信回線に接続され
て、各エリア内の建築物を集中管理するとともに、建築
物内設備機器や防犯機器を駆動開始或いは停止するため
の発停情報をスケジュールに基づいて監視コンピュータ
に送信する広域管理コンピュータと、通信回線に接続さ
れて、建築物の監視情報を広域管理コンピュータに送信
するとともに、発停情報に基づき建築物内設備機器や防
犯機器を駆動開始或いは停止する監視コンピュータと、
を備えることを特徴としている。
【0016】さらに、本発明の建築物管理システムは、
広域内を複数のエリアに分割し、そのエリア内に点在す
る少なくとも一つの建築物を通信回線を介して集中管理
する建築物管理システムであって、通信回線に接続され
て、各エリア内の建築物を集中管理する広域管理コンピ
ュータと、通信回線に接続されて、建築物内設備を計測
した計測情報を広域管理コンピュータに送信する監視コ
ンピュータと、を備えることを特徴としている。さら
に、本発明の建築物管理システムは、前記通信回線に接
続されて、前記広域管理コンピュータから前記情報を受
信するともに記録するWEBサイト装置と、前記通信回
線に接続されて、前記WEBサイト装置から前記情報を
受信する閲覧用コンピュータとを、備えて構成されても
よい。
【0017】また、上記課題を解決する本発明の建築物
管理システムは、広域内を複数のエリアに分割し、その
エリア内に点在する少なくとも一つの建築物を通信回線
を介して集中管理する建築物管理システムであって、通
信回線に接続されて、各エリア内の建築物を集中管理す
るとともに、建築物内設備機器や防犯機器を駆動開始或
いは停止するための発停情報をスケジュールに基づいて
監視コンピュータに送信する広域管理コンピュータと、
通信回線に接続されて、広域管理コンピュータから発停
情報を送信するスケジュール情報を受信するとともに記
録するWEBサイト装置と、通信回線に接続されて、W
EBサイト装置からスケジュール情報を受信するととも
に、スケジュール変更情報をWEBサイト装置に送信す
る閲覧用コンピュータと、通信回線に接続されて、建築
物の監視情報を広域管理コンピュータに送信するととも
に、発停情報に基づき建築物内設備機器や防犯機器を駆
動開始或いは停止する監視コンピュータと、を備え、閲
覧用コンピュータから送信されたスケジュール変更情報
がWEBサイト装置を経由して広域管理コンピュータに
送信されて、この広域管理コンピュータ内に記録される
スケジュールがスケジュール変更情報を基に更新される
ことを特徴としている。さらに、建築物管理システム
は、好ましくは前記コンピュータ同士がTCP/IP網
を利用したVPNとして接続され、且つ前記各コンピュ
ータがインターネットサービスプロバイダのアクセスポ
イントと専用線IP接続により常時接続されて構成され
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は本発明の実施形態に係るビル
管理システム1の概念図であり、この図1に示すように
ビル管理システム1は、ビルBが点在する広域を複数の
エリア(エリアA,エリアB,エリアC,エリアD,エ
リアE,・・・)に分割して、管理本部Hが全エリア内
のビルを集中管理するようになっている。各エリア内に
は、少なくともの一つの管理対象のビルBが点在すると
ともに、少なくとも一つのエリアセンターCが設けられ
る。
【0019】なお、管理本部Hとは、管理対象のビルB
とエリアセンターCとを統括管理する会社であり、各エ
リアセンターCや各ビルBと通信を行うための広域管理
コンピュータを備えている。この広域管理コンピュータ
はビルB内の設備や防犯警備を監視する各監視コンピュ
ータからの監視情報を受けて、エリアセンターC内に設
けられる警報対策コンピュータに指示を送る他、場合に
より監視情報を送信した監視コンピュータにビルB内設
備を制御するための指示を送るようになっている。各エ
リアセンターCは、それぞれ広域を分割されたエリア内
に配置される会社であり、管理本部Hの派出所や支部や
支店などが該当し、エリア内に点在するビルBの警備や
設備の修理などを管轄するものであり、エリアセンター
C内に警報対策コンピュータを設けている。監視対象の
ビルBは、ビル内設備・警備を監視する監視コンピュー
タを備えている。
【0020】図2は本発明の実施形態に係るビル管理シ
ステム1を示す図であり、この図2に示すようにビル管
理システム1には、広域管理コンピュータ2と監視コン
ピュータ31 〜3n (nは2以上の正数)と警報対策コ
ンピュータ4とがネットワーク10に接続されている。
なお、図2においては、一つのエリアA内の監視コンピ
ュータ31 〜3n と警報対策コンピュータ4とが図示さ
れているが、他のエリアB内などにおいてもそのエリア
内の監視コンピュータや警報対策コンピュータがネット
ワーク10を介して広域管理コンピュータ2に接続され
ている。
【0021】広域管理コンピュータ2は、複数のエリア
内の各監視コンピュータ31 〜3nから送信された監視
情報を記録保持し、この監視情報に基づいて、警報対策
コンピュータ4に警報情報を送信したり、監視情報を送
信した監視コンピュータ31〜3n に制御情報などを送
信したりする情報端末機器である。
【0022】警報対策コンピュータ4は、管理本部Hの
広域管理コンピュータ2へアクセスする際に用いる情報
端末機器である。なお、図2では、例えば、1台の警報
対策コンピュータ4がエリアA内に図示されているが、
同一エリア内に複数の情報端末機器を設けてネットワー
ク1に接続させて、警報対策コンピュータとして用いて
もよい。
【0023】各監視コンピュータ31 〜3n は管理本部
Hの広域管理コンピュータ2にアクセスする際に用いる
情報端末機器であり、例えば、管理対象の建築物におい
て管理人室内に備え付けられている。
【0024】ネットワーク10は、TCP/IPなどの
所定のプロトコル環境下のインターネット接続サービス
を提供するネットワークであって、ISDN(Integrate
d Services Digital Network) などのデジタル固定通信
網やアナログ固定通信網を含む固定通信ネットワーク、
PDC(Personal Digital Cellular Telecommunication
System)方式、PHS(Personal Handyphone System)方
式などのデジタル電話通信ネットワーク、さらにはケー
ブルテレビジョンのインターネット接続サービス、或い
は衛生通信を利用したインターネット接続サービスなど
の何れかが該当する。以下、ネットワーク10がデジタ
ル固定通信網で構成され、且つ通信プロトコルがTCP
/IPである場合を例示して説明し、ネットワーク10
をデジタル固定通信網10と称する場合がある。
【0025】デジタル固定通信網10は、その構成及び
伝送方式がISDNとして良く知られており、デジタル
交換機(PBX)を回線網に設置した網構成である。こ
のデジタル固定通信網10は、アナログ電話ネットワー
クPSTN(Public Switched Telephone Network )で
も良く、この場合、以下で説明するデジタル終端接続装
置やターミナルアダプタに代えて、NCU(Network Con
trol Unit)及び変復調装置(モデム)を接続した構成と
する。
【0026】なお、各広域管理コンピュータ2,監視コ
ンピュータ31 〜3n ,警報対策コンピュータ4は、そ
れぞれ最寄りのインターネット・プロバイダ(Internet
Service Provider:ISP)のアクセスポイントと専用
線型IP接続(Leased CircuitType IP Connection) によ
り常時接続されており、各コンピュータ2,31
n ,4同士はインターネットを介して、VPN(Virtu
al Private Network) を構成する。そして、各コンピュ
ータ間は常に接続された状態となっている。
【0027】次に、図2中のデジタル固定通信網10に
接続される広域管理コンピュータ2,監視コンピュータ
1 〜3n ,警報対策コンピュータ4の個々の内部の要
部構成について説明する。
【0028】図3は広域管理コンピュータ2,監視コン
ピュータ31 〜3n ,警報対策コンピュータ4の要部構
成例を示すブロック図である。図3において、これらの
各コンピュータ2,31 〜3n ,4は、タワー型卓上パ
ーソナルコンピュータやノート型パーソナルコンピュー
タなどとして、その構成は周知である。例えば、図3に
示すように接続装置31を備え、この接続装置31は、
デジタル固定通信網10の終端接続を行うデジタル終端
接続装置(DSU)やこの出力のT点インターフェース
に接続されるR点インターフェースに、このコンピュー
タに通信信号を収容するためのプロトコル変換を行うタ
ーミナルアダプタ(TA)などで構成される。
【0029】さらに、各コンピュータ2,31 〜3n
4は、CPU32、ワーキングRAM33、ブート及び
制御プログラムを格納したROM34と、フラッシュメ
モリ35と、CD−ROM/ハードディスク/フロッピ
ーディスク用のドライブ装置36とを備えている。ま
た、各コンピュータ2,31 〜3n ,4は、入出力(I
/O)回路37a,37bにそれぞれ接続されるモニタ
装置38と、キーボード、座標入力装置(マウス、入力
パット等)などの入力操作装置39と、ハードディスク
装置40とを備えた構成である。また、図3では記載を
省略するが、監視コンピュータ31 〜3n には、ビル内
の各設備と連結された端子盤と信号のやり取りを行うイ
ンタフェース装置が設けられており、監視コンピュータ
1 〜3n は、このインタフェース装置,端子盤を介し
てビル内の各設備を監視,制御するようになっている。
【0030】また、各コンピュータ2,31 〜3n ,4
同士がインターネットを介して、VPNを構成するため
に、各コンピュータ2,31 〜3n ,4には、所謂トン
ネリング技術としての送信パケットに新しいIPヘッダ
を付加する(カプセル化)機能やそれを復号化する機能
を備えている。さらに、公共のネットワークであるイン
ターネットを利用するVPNにおいてパケット送信途中
で情報の改竄や漏洩などを防止するための暗号/認証技
術としてのIPsec(ネットワーク層であるIPレイ
ヤーでセキュリティーを保証するためのプロトコル)の
ESP(暗号ペイロード)をIPパケットに付加する機
能も、各コンピュータ2,31 〜3n ,4は備えてい
る。なお、インターネットを介してVPNを構成させる
方法として、上記のIPsecの他、L2TP(L2T
Pはデータリンク層であるPPPのパケットをネットワ
ーク層のプロトコルであるIPでカプセル化して通信さ
せる技術)などを用いてもよい。
【0031】なお、広域管理コンピュータ2,監視コン
ピュータ31 〜3n ,警報対策コンピュータ4は、図3
に示したスタンドアローン型(単体構成)の汎用コンピ
ュータを用い得る他に、比較的大規模構成のUNIXワ
ークステーションで構成しても良い。例えば、比較的大
きな建築物の設備や警備を監視する場合には、好ましく
はUNIXワークステーションで構成する。
【0032】次に、図2に示す各コンピュータ2,31
〜3n 、4は、インターネット通信として周知のTCP
/IPによる通信接続処理、HTML(HyperText Marku
p Language) による言語処理機能(文章、音声、データ
圧縮によるJPEG静止画)、及びHTTPによるハイ
パーリンク機能による転送・双方向通信、FTPによる
ファイル転送、及びCGI(Common Gateway Interface)
による外部アプリケーションをそれぞれに実行する。こ
のためのインターネットサーフィンを行うWEBブラウ
ザソフト(アプリケーション)を各コンピュータが搭載
している。なお、WEBブラウザ(World Wide Web Brow
ser)ソフトとは、WWWサーバーを検索し、HTML形
式のファイルを表示するソフトウエア、つまりインター
ネット上のWWWページを閲覧するためのソフトウエア
である。
【0033】図2において、各コンピュータ2,31
n ,4は、TCP/IPリンクによって、周知のIP
パケットによるファイル転送を双方向通信で行ってい
る。このようなインターネット上での転送処理は、HT
TPにおけるオブジェクト指示(マウスなどの座標入力
装置によるラジオボタン、アンカー、プッシュボタン等
へのオブジェクト指示(クリック))によって実行す
る。この場合、ファイルフォーマットにTCPコネクシ
ョンの開放の終了記述文字(FIN)や肯定応答文字
(ACK)などを格納し、その識別によってファイル転
送を実行するがこの表記は以下の説明において省略す
る。
【0034】次に、図2に示すデジタル固定通信網10
の伝送形態について説明する。図2に示すデジタル固定
通信網10では、例えば、伝送速度64,384kbi
t/s,1.5Mbit/sによるIPパケットを伝送
している。伝送速度64kbitでは、2B+D(情報
チャネル32kbps×2、制御チャネル16kbp
s)伝送を、例えば、ITU−T勧告によるパケット交
換手順X.31(I.430/I.431,Q.921
/Q.931,X.25プロトコル)で実行する。な
お、他の高速伝送方式(例えば、非対象型デジタル伝
送)を適用しても良く、また、高速通信方式(例えば、
ギガビット高速データ通信方式)を適用しても良い。
【0035】次に、広域管理コンピュータ2,監視コン
ピュータ31 〜3n ,警報対策コンピュータ4との間に
おける情報のやり取りのシーケンスについて説明する。
先ず、本発明の実施形態に係るビル管理システム1にお
ける処理としては、(A)警報処理,(B)発停処理,
(C)計測処理とがあり、これらの各処理別に情報のや
り取りを説明する。なお、シーケンスの説明において
は、広域管理コンピュータ2と、エリアA内に所在地を
有するある特定のビルXに備え付けられた監視コンピュ
ータ3a(1≦a≦n)と、エリアA内のビルの警備な
どを管轄する警報対策コンピュータ4との間において取
り交わされる情報の伝達を例示して説明する。
【0036】先ず、上記(A)警報処理のシーケンスに
ついて説明する。図4に示すように、「警報処理」とし
て以下の(A1)〜(A6)の手順がその番号順に行わ
れる。 (A1)監視コンピュータ3aがビル内の設備の異常を
検出する。ここで、異常が検出されたときには、監視コ
ンピュータ3aのディスプレイには、例えば図5に示す
画面が表示される。この画面には、発生した警報が発生
時刻順に羅列表記されており、警報ごとに管理番号(N
o),警報が発せられた時刻を示す「発生時刻」,異常
が検出された設備の名称を示す「設備名」,異常が検出
された設備の運転状態を示す「状態」,異常が検出され
た設備の具体的場所を示す「設備詳細」,警戒レベルを
示す「警告レベル」,警報に対する処理状況を示す「現
対応状況」が表示される。
【0037】監視コンピュータ3aは、ハードディスク
装置40(図3参照)内に各設備機器から送られてくる
信号の内容を記憶しており、端子盤を介して送られてく
る制御信号を基にハードディスク装置40(図3参照)
内を参照して、受信信号の内容を判断する。すなわち、
監視コンピュータ3aは、ビル内設備や警備などが正常
であるか異常であるかを判断できるようになっている。
また、監視コンピュータ3aは、端子盤を介して信号に
基づき、ハードディスク装置40内を参照して、「発生
時刻」,「設備名」,「状態」,「設備詳細」,「警告
レベル」,「現対応状況」をディスプレイに表示するよ
うになっている。
【0038】(A2)監視コンピュータ3aが広域管理
コンピュータ2に監視情報を送信する。なお、この送信
は、異常検出後、自動送信されるようになっている。ま
た、監視情報の送信は、異常検出と同時に行われるのが
望ましい。なおこの自動送信は、監視コンピュータ3a
に記憶されているソフトウェアが行う。
【0039】なお、監視情報とは、例えば、水槽類の満
減水の監視,火災警報などの防災監視,建物の施錠・開
錠などのセキュリティー監視,ビル内の電気・水道・ガ
スや空調などの機器の設備監視に関する情報である。監
視コンピュータ3aは、これらの機器などからの信号を
端子盤を介して受信し、受信信号に基づいて監視情報を
作成して広域管理コンピュータ2に送信するようになっ
ている。例えば、図5に示す管理番号「0103060
045」の警報に対して送信される監視情報には、管理
番号の他、図5の監視コンピュータ3aのディスプレイ
に表示される発生時刻「2001/02/06 13:
30:49」,設備名「火災報知器」,状態「作動」,
設備詳細「テスト端末」,警告レベル「2」,現在対応
状況「未対応」が含まれるとともに、所属するエリア名
なども含まれる。なお、監視情報には、発信元である監
視コンピュータ3aを識別するための、識別子(ID)
などが付加されており、広域管理コンピュータ2におい
ては、IDなどを基に発信元を判別できるようになって
いる。
【0040】(A3)広域管理コンピュータ2は、受信
した監視情報を検討し、警報情報であると判断する。こ
こで、監視情報を受信したときには、広域管理コンピュ
ータ2のディスプレイには、例えば、図6に示すような
画面が表示される。この画面には、受信した監視情報が
受信した順に羅列表記され、監視情報ごとに、「管理番
号(No)」,「発生時刻」,異常が発生しビルが属す
るエリアを示す「エリア名」,異常が発生したビル名を
示す「ビル名」,「設備名」,「状態」,「設備詳
細」,「警報レベル」,「現在対応処理」が表示され
る。なお、広域管理コンピュータ2は、受信した監視情
報に含まれる内容(「発生時刻」,「設備名」,「状
態」,「設備詳細」,「警告レベル」,「現対応状
況」)に基づいて、図6に示すように監視情報の内容を
ディスプレイに表示するようになっている。また、広域
管理コンピュータ2は、監視情報に含まれる「ID」を
基にハードディスク装置40内を参照して、ディスプレ
イに「エリア名」や「ビル名」を表示するようになって
いる。
【0041】ここで、図6中のリストに表示される各監
視情報は、その発生現場を詳細に表示する画面にリンク
されており、何れかが一つオブジェクト指示(クリッ
ク)されると、例えば、図7に示す画面が表示される。
この図7に示す画面には、監視情報を発したビル周辺の
地図と、ビルの構造図が表示されている。これにより、
警報発生ビルの所在地や警報発生現地周辺の地理的状況
やビルの構造を容易に把握することができる。なお、図
7に示す地図情報としての監視情報を発したビル周辺の
地図や、監視ビル構造情報としてのビルの構造図は、例
えば、広域管理コンピュータ2のハードディスク装置4
0に各ビル別に記憶されており、これらは、図6に示す
監視情報が選択された際に、その監視情報を発した「ビ
ル名」に基づいて、ハードディスク装置40内を検索し
て、所望の地図情報と監視ビル構造情報を読み出して、
ディスプレイに表示するようになっている。
【0042】(A4)広域管理コンピュータ2が、上記
(A2)の監視情報を送信した監視コンピュータ3aが
属するエリアを管轄するエリアセンターの警報対策コン
ピュータ4に警報情報を送信する。ここで、警報情報の
送信は、広域管理コンピュータ2が監視情報を受信する
と、監視情報を発したビルを管轄するエリアセンターの
警報対策コンピュータ4に自動送信するようになってい
る。さらに、好ましくは、広域管理コンピュータ2が警
報情報と判断したと同時に送信する。なお、警報情報に
は、「管理番号(No)」,「発生時刻」,「ビル
名」,「設備名」,「状態」,「設備詳細」,「警告レ
ベル」,「現在対応状況」が含まれる。
【0043】警報対策コンピュータ4が警報情報を受信
すると、そのディスプレイには例えば図8に示す画面が
表示される。この表示画面には、広域管理コンピュータ
2から受信した警報情報が、警報の発生時刻順に羅列表
記されるようになっており、警報情報ごとに、「管理番
号(No)」,「発生時刻」,「ビル名」,「設備
名」,「状態」,「設備詳細」,「警告レベル」,「現
在対応状況」が表記される。これらの情報は、広域管理
コンピュータ2から送信された警報情報に含まれる内容
をディスプレイに表示するようになっている。
【0044】ここで、監視コンピュータ3aが属するエ
リアを管轄するエリアセンターに常駐する警備員など
が、警報情報の受信を確認した後、異常事態の発生場所
に出動する。なお、図8に示す警報情報も、前記図6に
示す監視情報と同様に、オブジェクト指示(クリック)
して、図7に示すような、監視情報を発したビル周辺の
地図(地図情報)と、ビルの構造図(監視ビル構造情
報)が表示されるようにしてもよい。
【0045】(A5)また、広域管理コンピュータ2
は、制御情報を上記(A2)の監視情報の送信元の監視
コンピュータ3aに送信する場合がある。なお、制御情
報とは、監視コンピュータ3aに、ビル内の設備機器な
どを制御させる情報であり、例えば、水道ポンプ装置の
スイッチをOFFにして水を使用不可にさせたり、電源
装置のスイッチOFFにして電気供給をストップさせた
りするためなどの情報である。
【0046】広域管理コンピュータ2は、受信した監視
情報に基づき、データベース装置40内を参照して、所
望の制御情報を作成するようになっている。制御情報を
作成するための制御情報作成用情報は、データベース装
置40に記憶されている。例えば、受信した監視情報に
対応する制御内容がハードディスク装置40に記憶され
ている。なお、制御情報の送信は、自動で行われ、さら
に好ましくは、監視情報の受信後直ちに行われるのが望
ましい。
【0047】(A6)監視コンピュータ3aは受信した
制御情報に基づき制御処理を行う。監視コンピュータ3
aのハードディスク装置40には、制御情報に対応する
処理が記憶されており、監視コンピュータ3aは、受信
した制御情報に基づいてコンピュータ内のハードディス
ク装置40を検索し、実行すべき処理を判断した後、イ
ンタフェース装置を介して端子盤に所望の信号を送信す
る。この信号は、端子盤を経由してビル内の所望の設備
機器に送信され、設備機器の動作が制御される。例え
ば、電源のON/OFF制御などである。
【0048】なお、図4のシーケンスにおいて、例えば
上記(A4)と(A5)の順序は入れ替えてもよい。
【0049】また、広域管理コンピュータ2は、データ
ベース装置40内を検索して、発生した警報情報を報告
書をプリンターで印字出力することができるようになっ
ている。ここで、図9はプリントアウト例を示す図であ
り、プリントされる項目は、例えば各ビルごとに月報、
年報及び指定期間の何れかの期間を指定して、その期間
内に発生した警報情報がリストアップされて紙に印字さ
れる。
【0050】次に、上記(B)発停処理のシーケンスに
ついて説明する。図10に示すように、「発停処理」と
して以下の(B1)〜(B7)の手順がその番号順に行
われる。 (B1)広域管理コンピュータ2は、データベース装置
40内を検索して、発停処理のスケジュールをチェック
する。ここで、発停処理とは、監視対象ビル内の空調,
玄関用照明灯,ビルの看板照明などの設備や防犯装置な
どに対して運転開始或いは運転停止を行う処理である。
なお、データベース装置40には、発停処理のスケジュ
ールを示すスケジュール情報が各ビル別に日付ごとに記
録されている。ここで、図11は、或るビルXの200
1年3月6日(火曜日)のスケジュールを示す情報であ
り、このような情報がデータベース装置40にて記憶さ
れている。また、このスケジュール情報は、広域管理コ
ンピュータ2において、キーボードやマウスなどを操作
して、新規登録・変更・削除など設定を行えるようにな
っている。
【0051】(B2)広域管理コンピュータ2は、スケ
ジュールをチェックした結果、所望の発停処理を行うべ
き時間になると、発停情報を監視コンピュータ3aに自
動送信する。なお、「発停情報」がスケジュールチェッ
クの下で作成される情報であるのに対して、上記「制御
情報」は監視情報に基づいて、監視対象ビルに異常があ
る場合に作成される情報である点で、両者は異なる。
【0052】(B3)監視コンピュータ3aは、上記
(A6)と同様に、受信した情報が如何なる情報かをコ
ンピュータ内のハードディスク装置40内を参照して判
別する。ここでは、発停情報と判断される。
【0053】(B4)監視コンピュータ3aは、上記
(B3)において判別した結果に基づき、ビル内の設備
機器を発停するための信号をインタフェース装置を介し
て端子盤に送信する。端子盤から所望の設備機器に信号
が送信されて、例えば所望の設備機器の運転が開始或い
は運転が停止する。
【0054】(B5)監視コンピュータ3aは、発停処
理後、ビル内設備機器の監視情報を作成し、広域管理コ
ンピュータ2に自動送信する。ここで作成される監視情
報は、上記(A2)の監視情報と異なり、発停処理の結
果確認用の監視情報であり、広域管理コンピュータ2か
ら指示された発停処理の対象となる設備機器の発停処理
後の状態を示す情報である。この発停処理の結果確認用
の監視情報には、発停処理の対象の設備名や処理後の状
態や処理結果など含まれており、これらの内容(発停処
理の対象の設備名,処理後の状態,処理結果など)は、
端子盤から送られてくる信号とハードディスク装置40
内を参照して作成される。
【0055】(B6)広域管理コンピュータ2は、受信
した(B5)の監視情報に基づき、データベース装置4
0内を検索して、上記の発停処理が完了したか判断す
る。ここで、完了であれば、発停処理のための監視コン
ピュータ3aと広域管理コンピュータ2との間の情報の
やり取りは終了する。なお、広域管理コンピュータ2が
監視情報を受信すると、そのディスプレイには例えば図
12に示す画面が表示され、各監視情報別に「管理番
号」,「発生時刻」,「エリア名」,「ビル名」,「設
備名」,「状態」,発停処理の結果を示す「結果」が表
示されている。この図12中の結果の「成功」は、発停
処理が正常に完了した事を意味する。
【0056】なお、広域管理コンピュータ2は、受信し
た監視情報に含まれる内容(発停処理の対象の設備名,
処理後の状態,処理結果など「発生時刻」,「設備
名」,「状態」など)に基づいて、図12に示すように
監視情報の内容をディスプレイに表示するようになって
いる。また、広域管理コンピュータ2は、監視情報に含
まれる「ID」を基にハードディスク装置40内を参照
して、ディスプレイに「エリア名」や「ビル名」を表示
するようになっている。また「発停処理」においても、
広域管理コンピュータ2は,上記「警報処理」と同様
に、図9に示すような報告書を月報などとして、コンピ
ュータに接続されたプリンターを用いて紙に印字して出
力することができる。
【0057】(B7)一方、(B6)において、発停処
理が完了しない場合、広域管理コンピュータ2は、警報
対策コンピュータ4へ警報情報を自動送信する。ここ
で、監視コンピュータ3aが属するエリアを管轄するエ
リアセンターに常駐する警備員などが、警報情報の受信
を確認した後、異常事態の発生場所に出動する。
【0058】次に、上記(C)計測処理のシーケンスに
ついて説明する。図13に示すように、「計測処理」と
して以下の(C1)〜(C3)の処理がその番号順に行
われる。 (C1)監視コンピュータ3aは、計測処理を行う。こ
こで、計測処理とは、電気・水道・ガスなどの使用量を
所定時間間隔(例えば10分)ごとに計測する処理であ
り、監視コンピュータ3aは、各電気,水道、ガスの設
備機器から送られてくる信号を端子盤,インタフェース
装置を介して受信する。
【0059】(C2)監視コンピュータ3aは、上記
(C1)の計測処理において各設備機器から送られてく
る信号に基づき、計測情報を作成し、広域管理コンピュ
ータ2に自動送信する。ここで作成される計測情報は、
計測処理の対象となる設備機器の計測結果を示す情報で
ある。この計測情報には、計測処理の対象の設備名や計
測処理結果などが含まれており、これらの内容(計測処
理の対象の設備名,計測処理結果など)は、端子盤から
送られてくる信号とハードディスク装置40内を参照し
て作成される。
【0060】(C3)広域管理コンピュータ2は、受信
した上記(C2)の情報の内容に基づき、データベース
装置40内を参照し、計測情報と判別する。この計測情
報は、広域管理コンピュータ2のデータベース装置40
に記録されて管理される。なお、広域管理コンピュータ
2は、計測情報を受信すると、監視対象のビル別に図1
4に示すように受信した計測内容を監視時刻別に羅列表
記して表示できるようになっている。図14に示すよう
に、計測情報ごとに、計測処理を行った時刻を示す「監
視時刻」,計測処理の対象となる設備を示す「設備
名」,前回計した測結値と今回計測した結果値との比率
を示す「設備詳細」,計測結果の累積値を示す「積算
値」が表示される。なお、積算値は、広域管理コンピュ
ータ2がデータベース装置40に前回迄の計測結果を記
録しており、これに今回送られてきた計測結果値を積算
する積算処理が行われて求められる。
【0061】なお、広域管理コンピュータ2は、受信し
た計測情報に含まれる内容(計測処理の対象の設備名,
計測処理結果,監視時刻など)に基づいて、図14に示
すように計測情報の内容をディスプレイに表示する。ま
た、広域管理コンピュータ2は、計測情報に含まれる
「ID」を基にハードディスク装置40内を参照して、
ディスプレイに「エリア名」や「ビル名」を表示するこ
とができる。また「計測処理」においても、広域管理コ
ンピュータ2は,上記「警報処理」と同様に、図9に示
すような報告書を月報などとして、コンピュータに接続
されたプリンターを用いて紙に印字して出力することが
できる。
【0062】さらに、上記「計測処理」の説明(C1)
〜(C3)においては、広域管理コンピュータ2が計測
情報を受信して、処理が完了する場合を例示したが、広
域管理コンピュータ2は、受信した計測情報に基づき、
上記「警報処理」の(A3)〜(A6)と同様の処理と
して、警報情報を警報対策コンピュータ4に送信した
り、制御情報を監視コンピュータ3aに送信してもよ
い。例えば広域管理コンピュータ2は、ハードディスク
装置40に所定時間に使用される水量の基準値を記憶
し、計測情報により示される水量が基準値を上回って大
量に使用されている場合に異常と判断し、警報情報や制
御情報を発信する。
【0063】このように、本発明の実施形態に係るビル
管理システム1によれば、図1に示すビルBが点在する
広域を複数のエリア(エリアA,エリアB,エリアC,
エリアD,エリアE,・・・)に分割し、各エリア内に
点在するビル(監視コンピュータ)から監視情報を管理
本部H(広域管理コンピュータ2)がまとめて管理し、
ビル内設備や警備に異常がある場合には、警報などを発
信したビルの警備を管轄するエリアセンターC(警報対
策コンピュータ4)に警報を通達し、そのエリアセンタ
ーの警備員などが即座に警報発生現場に出動して迅速に
警報に対する処理を行える。
【0064】また、監視情報,警報情報などが各コンピ
ュータから送信先のコンピュータに自動送信されるの
で、ビル内設備や警備の監視状況を管理本部Cやエリア
センターに迅速に知らせることができ、警備員などが警
報発生に対する処理を迅速に執り行える。
【0065】さらに、制御情報も管理本部H(広域管理
コンピュータ2)から監視対象のビル(監視コンピュー
タ)に自動送信されるので、監視対象のビル内設備に異
常がある場合に即座に対応することができる。例えば、
ビル内設備の電源供給装置に異常がある場合には、その
装置の運転を即座に停止できる。
【0066】また、警報処理において、管理本部(広域
管理コンピュータ2)のディスプレイに、図7に示すよ
うな警報発生現場の周辺の地図(地図情報)やビルの構
造(監視ビル構造情報)を表示することができるので、
管理本部において、警報発生場所・ビルを容易に把握で
きる。
【0067】さらに、管理本部H(広域管理コンピュー
タ2)と監視対象ビルB(監視コンピュータ)とエリア
センターCとがISPのアクセスポイントまで専用線I
P接続され、且つVPNを構成するので、各コンピュー
タ間の情報のやり取りを瞬時に行える。従って、管理本
部H(広域管理コンピュータ2)においては、ビル内設
備・警備の状態を常時、リアルタイムで確認して管理で
きる。
【0068】次に、本発明の実施形態の一変形例に係る
ビル管理システムを説明する。図15は本発明の実施形
態の一変形例に係るビル管理システム1Aを示す図であ
り、このビル管理システム1Aは、上記ビル管理システ
ム1と異なり、閲覧用コンピュータ51 〜5m (mは2
以上の正数)とWEBサイト装置6とがネットワーク1
0に接続されている。
【0069】閲覧用コンピュータ51 〜5m は、WEB
サイト装置6へアクセスする際に用いる情報端末機器で
あって、本ビル管理システム2で管理されるビルの所有
者(オーナーや管理会社)が「ビルの状況の確認」,
「ビル内設備の制御依頼」などを行う際に使用されるも
のである。なお、「ビルの状況の確認」とは警報処理の
発生状況や発停処理のスケジュール状況や既に行われた
積算処理の結果の確認を意味し、「ビル内設備の制御依
頼」とはスケジュールの管理外の時間おける発停処理の
実行の要求を意味する。
【0070】閲覧用コンピュータ51 〜5m は、図3に
示す広域管理コンピュータ2と監視コンピュータ31
n と警報対策コンピュータ4と同じ様に、CPU3
2、ワーキングRAM33、ブート及び制御プログラム
を格納したROM34と、フラッシュメモリ35と、C
D−ROM/ハードディスク/フロッピーディスク用の
ドライブ装置36などとを備え、インターネット通信と
して周知のTCP/IPによる通信接続処理、HTML
(HyperText Markup Language) による言語処理機能(文
章、音声、データ圧縮によるJPEG静止画)、及びH
TTPによるハイパーリンク機能による転送・双方向通
信、FTPによるファイル転送、及びCGI(Common Ga
teway Interface)による外部アプリケーションをそれぞ
れに実行する。
【0071】WEBサイト装置6は、広域管理コンピュ
ータ2が集中管理する情報を記録保持するものである。
ここで、WEBサイト装置6に記録保持される情報は、
各監視コンピュータ31 〜3n が広域管理コンピュータ
2へ送信した監視情報,計測情報や、異常発生時に広域
管理コンピュータ2が警報対策コンピュータ4へ送信す
る警報情報や、スケジュールに基づいて各監視コンピュ
ータ31 〜3n に送信される発停情報とそのスケジュー
ルの情報とを記録保持するようになっている。これらの
記録保持される情報は、各閲覧用コンピュータ51 〜5
m がWEBサイト装置6にアクセスしたとき(TCP/
IPの通信プロトコルで接続されたとき)に、WEBブ
ラウザソフトを用いて閲覧できる。即ち、閲覧用コンピ
ュータ5 1 〜5m がWEBサイト装置6とTCP/IP
リンク下で接続されると、閲覧用コンピュータ51 〜5
m のディスプレイには、WEBブラウザソフトを用いる
ことで、所望の情報を掲載したホームページが表示され
る。
【0072】また、WEBサイト装置6は、各閲覧用コ
ンピュータ51 〜5m から送信される発停処理の要求の
情報を記録保持し、この記録保持した情報を自動的に広
域管理コンピュータ2へ送信する。各閲覧用コンピュー
タ51 〜5m が発停処理の要求の情報をWEBサイト装
置6へ登録する際には、上記情報の閲覧と同様にWEB
ブラウザソフトを用いて、発停処理の要求を登録するた
めのホームページを開き、そのホームページ内に所望の
発停処理を行うビルや時刻や設備などを指定して、WE
Bサイト装置6へ指定した情報を送信することで、WE
Bサイト装置6に記録保持される。
【0073】図16はWEBサイト装置6の要部構成例
を示すブロック図である。図16において、比較的装置
規模が大きいWEBサイト装置6は、UNIXワークス
テーションや複数のパソコンから構成されるLANによ
って構築されるのが一般的である。このUNIXワーク
ステーションやLANには、ISDN(デジタル固定通
信網10)に接続するための接続装置21が設けられて
いる。接続装置21は、デジタル終端接続装置(DS
U)や侵入防止用のファイアウォールアプリケーション
を実装した図示しないルータなどである。
【0074】さらに、このUNIXワークステーション
やLANには、インターネット上の基幹的な通信処理を
実行するための主コンピュータであるWEBサーバ22
とともに、分散名前管理システム(DNS:Domain Name
System)用のDNSサーバ23が設けられている。
【0075】また、このUNIXワークステーションや
LANには、メールサーバ24とともに、会員制を行う
場合に使用する暗号化通信プロトコル(SSL:Secure
Sockets Layer)用のSSLサーバ25が設けられてい
る。
【0076】さらに、このUNIXワークステーション
やLANには、各種のデータを格納し、検索を実行する
データベース装置26とともに、FTP(File Transfer
Protocol)ファイル転送用のFTPサーバ27と、小型
汎用コンピュータを、例えば、イーサネットによるCS
MA/CDランダムアクセス方式、RPC(Remote Proc
edure Call遠隔呼び出しの各シーケンス)などと同様に
動作させるためのインターフェース接続を行うI/F回
路28とが設けられている。
【0077】なお、このようなUNIXワークステーシ
ョンやLANには、LANサーバ、FAX(画像)サー
バ、インターワーキングファンクション(IWF)サー
バなどを備える構成も周知である。また、WEBサーバ
22に侵入防止用のファイアウォールアプリケーション
を実装したり、ファイアウォールアプリケーション実行
専用のWEBサーバが設けられる構成も周知である。ま
た、IWFサーバは、WEBサーバに組み込まれて構成
される場合がある。なお、IWFサーバがWEBサーバ
を含む各サーバの処理を実行する構成もある。これらは
伝送容量(トラフィック量)やデータ処理量を考慮し
て、その構成とすれば良い。換言すれば、WEBサイト
装置5は、図2の構成に特に限定されない。
【0078】なお、WEBサイト装置6と各広域管理コ
ンピュータ2,WEBサイト装置と閲覧用コンピュータ
1 〜5m とは、それぞれ最寄りのインターネット・プ
ロバイダ(Internet Service Provider:ISP)のアク
セスポイントと専用線型IP接続(Leased Circuit Type I
P Connection) により常時接続されており、各コンピュ
ータ2,31 〜3n ,4,51 〜5m ,6同士はインタ
ーネットを介して、VPN(Virtual Private Network)
を構成する。そして、各コンピュータ間は常に接続され
た状態となっている。
【0079】次に、広域管理コンピュータ2と監視コン
ピュータ31 〜3n と閲覧用コンピュータ51 〜5m
WEBサイト装置6との間における情報のやり取りのシ
ーケンスについて説明する。先ず、本発明の実施形態の
一変形例に係るビル管理システム1Aにおける処理とし
ては、上記ビル管理システム1の(A)警報処理,
(B)発停処理,(C)計測処理の他、(D)ビル内設
備状況の確認処理,(E)ビル内設備の制御依頼処理,
(F)連絡処理とがあり、これらの処理の内、(D)〜
(F)について各処理別に情報のやり取りを説明する。
【0080】なお、シーケンスの説明においては、広域
管理コンピュータ2と、エリアA内に所在地を有するあ
る特定のビルXに備え付けられた監視コンピュータ3a
(1≦a≦n)と、ビルXの所有者Yが操作する閲覧用
コンピュータ5b (1≦b≦m)と、WEBサイト装置
6との間において取り交わされる情報の伝達を例示して
説明する。
【0081】先ず、上記(D)ビル内設備状況の確認処
理について説明する。図17に示すように、「ビル内設
備状況の確認処理」として以下の(D1)〜(D3)の
手順がその番号順に行われる。 (D1)監視コンピュータ3aが広域管理コンピュータ
2に監視情報や計測情報を送信する。 (D2)広域管理コンピュータ2は、受信した監視情報
や計測情報をWEBサイト装置6に送信し、これらの監
視情報や計測情報はデータベース装置26に記録され
る。
【0082】なお広域管理コンピュータ2は受信した監
視情報を検討し、警報情報であると判断したときには、
広域管理コンピュータ2は、上記(D1)の監視情報を
送信した監視コンピュータ3aが属するエリアを管轄す
るエリアセンターの警報対策コンピュータ4に警報情報
を送信すると共に(図示省略)、WEBサイト装置6へ
も警報情報を送信する。このようにして、WEBサイト
装置6は、受信した監視情報や警報情報や計測情報をデ
ータベース装置26に記録し、これらの受信情報は閲覧
用コンピュータ5bが閲覧を要求したときに提供する情
報として利用される。 (D3)閲覧用コンピュータ5bがWEBサイト装置6
にアクセスして、所望のビル内設備の情報を閲覧する。
【0083】ここで、閲覧用コンピュータ5bがWEB
ブラウザソフトを用いて所定のURLを指定すると、W
EBサイト装置6と通信プロトコルTCP/IP下で接
続され、所定のホームページのデータパケットがWEB
サイト装置6から閲覧用コンピュータ5bへ送信され
て、閲覧用コンピュータ5bのディスプレイには図18
に示すようなホームページがWEBブラウザにより表示
される。図18に示すホームページには、ビル内設備の
状況を確認するページにリンクする「警報・状態」や
「発停状況」や「積算状況」のボタンが設けられてい
る。「警報・状態」のボタンは閲覧者が警報発生状況
(すでに行われた警報処理)やビル内設備の状況を確認
する場合に選択するものであり、「発停状況」のボタン
は発停処理のスケジュールの確認やスケジュールの管理
外の時間おける発停処理の実行を要求する場合に選択す
るものであり、「積算処理」のボタンは既に行われた積
算処理の結果を確認する場合に選択するものであり、
「連絡」のボタンは、ビルXの所有者が管理本部Hなど
へメッセージを送信するためのものである。
【0084】なお、WEBサイト装置6は、閲覧用コン
ピュータ5bとTCP/IP下で接続したときに、所望
のIDとパスワードを要求する。このIDとパスワード
とは、WEBサイト装置6のデータベース装置26にて
管理されており、WEBサイト装置6は閲覧用コンピュ
ータ5bから送信されたIDとパスワードとが適切なも
のであるか、データベース装置26内を検索して判断
し、適切な場合には、閲覧用コンピュータ5bへ図18
に示すページ用のデータパケットを送信するようになっ
ている。また、WEBサイト装置6は、閲覧用コンピュ
ータ5bから送信されたIDとパスワードとから、アク
セス者が誰かをデータベース装置26内を検索して判断
し、アクセス者別に提供する情報を制限する。例えば、
ビルXのみを所有する所有者XがWEBサイト装置6へ
アクセスしたときには、WEBサイト装置6は、所有者
Xに対してビルXのみの情報を提供する。
【0085】図18に示すホームページに設けられる
「警報・状態」や「発停状況」や「積算状況」のボタン
のいずれかがオブジェクト指示(クリック)されると、
WEBサイト装置6からデータパケットが送信されて、
閲覧用コンピュータ5bのディスプレイには図19に示
すホームページが表示される。このホームページには、
カレンダーが設けられており、このカレンダーの日付を
オブジェクト指示(クリック)すると、その日付におけ
るビルXに関する所望の情報がWEBサイト装置6から
送信されて、閲覧用コンピュータ5bのディスプレイに
表示される。
【0086】例えば、図18において「警報・状態」の
ボタンをオブジェクト指示(クリック)し、さらに図1
9に示すカレンダー内の「5月2日」をオブジェクト指
示(クリック)すると、WEBサイト装置6から閲覧用
コンピュータ5bへデータパケットが送信されて、閲覧
用コンピュータ5bのディスプレイには、図20に示す
ホームページが表示される。図20に示すように、閲覧
用コンピュータ5bのディスプレイには、ビルXに関し
て既に行われた警報処理が処理別にリストアップされる
と共に、ビル内設備の状況が表示される。ここで、図2
0にリストアップされている各状況の情報は、それぞれ
詳細を表示するホームページにリンクされており、図2
0に示す管理番号(No.)0105020039をオブジェクト
指示(クリック)すると、例えば図21に示すような詳
細情報が閲覧用コンピュータ5bのディスプレイに表示
される。
【0087】なお、図18において「発停状況」や「積
算状況」のボタンをオブジェクト指示(クリック)した
場合も、「警報・状態」のオブジェクト指示(クリッ
ク)した場合と同様に、図19に示すカレンダーが表示
され、そのカレンダー内の日付をさらにオブジェクト指
示すると、指定した日付における発停処理或いは積算処
理の情報が、図20に示すようにリストアップされて、
閲覧用コンピュータ5bのディスプレイに表示される。
【0088】次に、上記(E)ビル内設備の制御依頼処
理について説明する。閲覧用コンピュータ5bがWEB
サイト装置6にアクセスし、所定のIDとパスワードを
WEBサイト装置6へ送信し、IDとパスワードとが適
切なものであると認定されると、WEBサイト装置6か
らデータパケットが閲覧用コンピュータ5bへ送信され
て、閲覧用コンピュータ5bのディスプレイには図18
に示すホームページが表示される。ここで、所有者Yが
図18の「発停状況」のボタンをオブジェクト指示(ク
リック)すると、WEBサイト装置6からデータパケッ
トが閲覧用コンピュータ5bへ送信されて、閲覧用コン
ピュータ5bのディスプレイには図22に示すホームペ
ージが表示される。
【0089】図22に示すホームページには、発停処理
のスケジュール状況を表示するホームページにリンクす
る「運転記録」のボタンが設けられるとともに、スケジ
ュールの管理外の時間における発停処理の実行を要求す
るホームページにリンクする「運転依頼」のボタンが設
けられる。なお、図22に示す「運転依頼」のボタンを
オブジェクト指示すると、閲覧用コンピュータ5bのデ
ィスプレイには図23に示すホームページが表示され
る。この図23に示すホームページには、発停処理を行
う日時や設備を指定するプルダウンメニューやラジオボ
タンが設けられており、日時や設備を指定して、スケジ
ュール変更情報としての要求をWEBサイト装置6へ送
信する。WEBサイト装置6は受信した発停処理の要求
の情報(スケジュール変更情報)をデータベース装置2
6に記録するとともに、広域管理コンピュータ2へ送信
する。広域管理コンピュータ2は、このスケジュール変
更情報を基に記録しているスケジュールを更新し、図1
0に示すように、スケジュール管理が行われて、所定の
時間に至ると発停処理が行われ、所有者Yからの要求が
達成される。一方、図22に示す「運転記録」ボタンを
オブジェクト指示(クリック)すると、閲覧用コンピュ
ータ5bのディスプレイには前記図19に示すカレンダ
ーが表示される。
【0090】次に上記(F)連絡処理について説明す
る。閲覧用コンピュータ5bがWEBサイト装置6にア
クセスし、所定のIDとパスワードをWEBサイト装置
6へ送信し、IDとパスワードとが適切なものであると
認定されると、WEBサイト装置6からデータパケット
が閲覧用コンピュータ5bへ送信されて、閲覧用コンピ
ュータ5bのディスプレイには図18に示すホームペー
ジが表示される。ここで、所有者Yが図18の「連絡」
のボタンをオブジェクト指示(クリック)すると、WE
Bサイト装置6からデータパケットが閲覧用コンピュー
タ5bへ送信されて、閲覧用コンピュータ5bのディス
プレイには図24に示すホームページが表示される。
【0091】図24に示すホームページには、「宛
先」,「タイトル」,「本文(通知文書)」を書き込む
所定欄が設けられており、これらの記入欄に所定事項を
書き込んで、「送信」のボタンをオブジェクト指示(ク
リック)すると、WEBサイト装置6へ送信される。送
信された内容は、WEBサイト装置6のメールサーバ2
4に保存される。このメールサーバ24内で保存される
送信内容は、その宛先となるコンピュータがWEBサイ
ト装置6へアクセスしたときに、そのコンピュータ内に
ダウンロードされるようになっている。
【0092】このように、本発明の実施形態の一変形例
に係るビル管理システム1Aによれば、上記ビル管理シ
ステム1と同様の効果があるとともに、ビルの所有者な
どが「ビルの状況の確認」や「ビル内設備の制御依頼」
を容易に行える。
【0093】また、上記の説明においては、各コンピュ
ータ間で送信される各種情報が自動で行われる場合を例
示したが、コンピュータ操作者の手動操作で送信される
ようにしてもよい。
【0094】さらに、上記の説明においては、監視コン
ピュータ3aを主体として説明したが、本発明の実施形
態に係るビル管理システム1においては、監視コンピュ
ータ3aと広域管理コンピュータ2との間で情報のやり
取り行われている間に、広域管理コンピュータ2が他の
監視コンピュータから監視情報を受信した場合には、複
数の監視コンピュータとの警報処理,発停処理,計測処
理を同時に行えるようになっている。
【0095】また、上記においては、管理対象をビルと
して説明したが、建築物として家屋や倉庫などの建造物
管理も同様に本発明に適用できる。なお、本発明におい
ては、管理対象となる建築物としてのビル、家屋,倉庫
などにそれぞれ監視コンピュータを備え付ければ、管理
対象を複数種類として、管理本部H(広域管理コンピュ
ータ2)にて集中管理が行える。なお、上記詳述した以
外に、本発明は、発明の趣旨を逸脱しない範囲において
様々な形態で実施できる。
【0096】
【発明の効果】上記詳述したように、本発明に係る建築
物管理方法及び建築物管理システムでは、複数の建築物
が点在する広域を複数のエリアに分割し、各エリア内に
点在する建築物(監視コンピュータ)から発信される監
視情報を管理本部(広域管理コンピュータ)でまとめて
管理される。そして、建築物内設備や警備に異常がある
場合には、警報を発信した建築物(監視コンピュータ)
の警備などを管轄するエリアセンター(警報対策コンピ
ュータ)に警報を通達し、そのエリアセンターの警備員
などが即座に警報発生現場に出動して迅速に警報に対す
る処理を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るビル管理システムの概
略図である。
【図2】本発明の実施形態に係るビル管理システムを示
す図である。
【図3】図2の広域管理コンピュータ,監視コンピュー
タ,警報対策コンピュータの要部構成例を示すブロック
図である。
【図4】本発明の実施形態に係るビル管理システムの概
略動作を説明するためのシーケンス図である。
【図5】本発明の実施形態に係る監視コンピュータのデ
ィスプレイにおいて、異常検出時に表示される画面の要
部を示す図である。
【図6】本発明の実施形態に係る広域管理コンピュータ
のディスプレイにおいて、監視情報受信時に表示される
画面の要部を示す図である。
【図7】本発明の実施形態に係る広域管理コンピュータ
のディスプレイにおいて、警報情報発信源を表示する画
面の要部を示す図である。
【図8】本発明の実施形態に係る警報対策コンピュータ
のディスプレイにおいて、警報情報受信時に表示される
画面の要部を示す図である。
【図9】本発明の実施形態に係る広域管理コンピュータ
において、印字されるプリントアウト例を示す図であ
る。
【図10】本発明の実施形態に係るビル管理システムの
概略動作を説明するためのシーケンス図である。
【図11】本発明の実施形態に係る広域管理コンピュー
タのデータベースに管理されるスケジュール情報例を示
す図である。
【図12】本発明の実施形態に係る広域管理コンピュー
タのディスプレイにおいて、発停処理の結果を表示する
画面の要部を示す図である。
【図13】本発明の実施形態に係るビル管理システムの
概略動作を説明するためのシーケンス図である。
【図14】本発明の実施形態に係る広域管理コンピュー
タのディスプレイにおいて、計測処理の結果を表示する
画面の要部を示す図である。
【図15】本発明の実施形態の一変形例に係るビル管理
システムを示す図である。
【図16】図15のWEBサイト装置の要部構成例を示
すブロック図である。
【図17】本発明の実施形態一変形例に係るビル管理シ
ステムの概略動作を説明するためのシーケンス図であ
る。
【図18】本発明の実施形態の一変形例に係る閲覧用コ
ンピュータのディスプレイにおいて、WEBサイト装置
と接続した後に表示する画面の要部を示す図である。
【図19】本発明の実施形態一変形例に係る閲覧用コン
ピュータのディスプレイにおいて、日付を指定する際に
表示する画面の要部を示す図である。
【図20】本発明の実施形態一変形例に係る閲覧用コン
ピュータのディスプレイにおいて、警報・状態の一覧を
表示する画面の要部を示す図である。
【図21】本発明の実施形態一変形例に係る閲覧用コン
ピュータのディスプレイにおいて、警報・状態の一覧か
ら選択した項目を詳細表示する画面例の要部を示す図で
ある。
【図22】本発明の実施形態一変形例に係る閲覧用コン
ピュータのディスプレイにおいて、図18の発停状況の
ボタンを選択した後に表示する画面例の要部を示す図で
ある。
【図23】本発明の実施形態一変形例に係る閲覧用コン
ピュータのディスプレイにおいて、図22の運転依頼の
ボタンを選択した後に、発停処理の予定日時や設備管理
をしているホームページを表示する画面例の要部を示す
図である。
【図24】本発明の実施形態一変形例に係る閲覧用コン
ピュータのディスプレイにおいて、図18の連絡のボタ
ンを選択した後に、メッセージを書き込むホームページ
を表示する画面例の要部を示す図である。
【図25】従来のビル管理システムを示す概略図であ
る。
【符号の説明】
1,1A ビル管理システム 2 広域管理コンピュータ 31 〜3n ,3a 監視コンピュータ 51 〜5m ,5b 閲覧用コンピュータ 4 警報対策コンピュータ 10 ネットワーク H 管理本部 B ビル C エリアセンター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 321 H04Q 9/00 321E Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 BB13 BB65 DD03 DD23 EE15 FF01 FF02 FF19 GG07 GG18 GG21 5K048 BA51 CA08 DA07 DA08 EA11 EB12 EB13 EB15 FB08 FC01 HA01 HA02 HA05 HA07 HA13 HA21

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広域内を複数のエリアに分割し、エリア
    内に点在する少なくとも一つの建築物を通信回線を介し
    て集中管理する建築物管理方法であって、 建築物内に設けられて建築物を監視制御する監視コンピ
    ュータが、複数のエリア内の建築物を集中管理する広域
    管理コンピュータに前記通信回線を介して監視情報を送
    信することを特徴とする、建築物管理方法。
  2. 【請求項2】 前記監視コンピュータが前記監視情報を
    前記広域管理コンピュータに自動送信することを特徴と
    する、請求項1記載の建築物管理方法。
  3. 【請求項3】 前記広域管理コンピュータが、前記監視
    情報を送信した前記監視コンピュータによって監視制御
    される前記建築物の所在地を示す地図情報と監視対象建
    築物の構造を示す監視建築物構造情報とをディスプレイ
    に表示することを特徴とする、請求項1又は2に記載の
    建築物管理方法。
  4. 【請求項4】 前記エリア内の建築物の警報対策用にエ
    リアセンターに設けられる警報対策コンピュータが、前
    記広域管理コンピュータが自動送信する警報情報を前記
    通信回線を介して受信することを特徴とする、請求項1
    〜3のいずれかに記載の建築物管理方法。
  5. 【請求項5】 前記広域管理コンピュータが、受信した
    前記監視情報に基づき、建築物内の設備を制御する制御
    情報を前記監視情報を送信した前記監視コンピュータに
    送信し、この監視コンピュータが受信した前記制御情報
    に基づき、建築物内設備機器や防犯機器を制御すること
    を特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の建築物
    管理方法。
  6. 【請求項6】 前記広域管理コンピュータが前記制御情
    報を前記監視コンピュータに自動送信することを特徴と
    する、請求項5記載の建築物管理方法。
  7. 【請求項7】 前記広域管理コンピュータが、建築物内
    設備機器や防犯機器を駆動開始或いは停止するための発
    停情報を前記通信回線を介して前記監視コンピュータに
    送信し、この監視コンピュータが前記発停情報に基づき
    建築物内設備機器や防犯機器を駆動開始或いは停止する
    ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の建
    築物管理方法。
  8. 【請求項8】 前記広域管理コンピュータが、前記発停
    情報をスケジュールに基づいて自動送信することを特徴
    とする、請求項7記載の建築物管理方法。
  9. 【請求項9】 前記監視情報が建築物内設備を計測した
    計測情報であり、 前記監視コンピュータが、前記計測情報を前記通信回線
    を介して前記広域管理コンピュータに自動送信すること
    を特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の建築物
    管理方法。
  10. 【請求項10】 前記広域管理コンピュータが、前記計
    測情報に基づき、建築物内設備機器を駆動開始或いは停
    止するための発停情報を前記監視コンピュータに自動送
    信することを特徴とする、請求項9記載の建築物管理方
    法。
  11. 【請求項11】 前記コンピュータ同士がTCP/IP
    網を利用したVPNとして接続され、且つ前記各コンピ
    ュータがインターネットサービスプロバイダのアクセス
    ポイントと専用線IP接続により常時接続されているこ
    とを特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記載の建
    築物管理方法。
  12. 【請求項12】 広域内を複数のエリアに分割し、その
    エリア内に点在する少なくとも一つの建築物を通信回線
    を介して集中管理する建築物管理システムであって、 前記通信回線に接続されて、前記各エリア内の前記建築
    物を集中管理する広域管理コンピュータと、 前記通信回線に接続されて、前記建築物の監視情報を前
    記広域管理コンピュータに送信する監視コンピュータ
    と、を備えて構成されることを特徴とする、建築物管理
    システム。
  13. 【請求項13】 広域内を複数のエリアに分割し、その
    エリア内に点在する少なくとも一つの建築物を通信回線
    を介して集中管理する建築物管理システムであって、 前記通信回線に接続されて、前記エリア内の前記建築物
    の警報対策用に設けられる警報対策コンピュータと、 前記通信回線に接続されて、前記各エリア内の前記建築
    物を集中管理し、前記警報対策コンピュータに警報情報
    を送信する広域管理コンピュータと、 前記通信回線に接続されて、前記建築物の監視情報を前
    記広域管理コンピュータに送信する監視コンピュータ
    と、を備えることを特徴とする、建築物管理システム。
  14. 【請求項14】 広域内を複数のエリアに分割し、その
    エリア内に点在する少なくとも一つの建築物を通信回線
    を介して集中管理する建築物管理システムであって、 前記通信回線に接続されて、前記各エリア内の前記建築
    物を集中管理する広域管理コンピュータと、 前記通信回線に接続されて、前記建築物の監視情報を前
    記広域管理コンピュータに送信する監視コンピュータ
    と、を備え、 前記広域管理コンピュータが、受信した前記監視情報に
    基づき、前記監視情報を送信した前記監視コンピュータ
    に前記通信回線を介して前記建築物内の設備を制御する
    制御情報を送信し、 前記監視コンピュータが、受信した前記制御情報に基づ
    き、建築物内設備を制御することを特徴とする、建築物
    管理システム。
  15. 【請求項15】 広域内を複数のエリアに分割し、その
    エリア内に点在する少なくとも一つの建築物を通信回線
    を介して集中管理する建築物管理システムであって、 前記通信回線に接続されて、前記各エリア内の建築物を
    集中管理するとともに、建築物内設備機器や防犯機器を
    駆動開始或いは停止するための発停情報をスケジュール
    に基づいて監視コンピュータに送信する広域管理コンピ
    ュータと、 前記通信回線に接続されて、前記建築物の監視情報を前
    記広域管理コンピュータに送信するとともに、前記発停
    情報に基づき建築物内設備機器や防犯機器を駆動開始或
    いは停止する前記監視コンピュータと、を備えることを
    特徴とする、建築物管理システム。
  16. 【請求項16】 広域内を複数のエリアに分割し、その
    エリア内に点在する少なくとも一つの建築物を通信回線
    を介して集中管理する建築物管理システムであって、 前記通信回線に接続されて、前記各エリア内の前記建築
    物を集中管理する広域管理コンピュータと、 前記通信回線に接続されて、前記建築物内設備を計測し
    た計測情報を前記広域管理コンピュータに送信する監視
    コンピュータと、を備えることを特徴とする、建築物管
    理システム。
  17. 【請求項17】 前記通信回線に接続されて、前記広域
    管理コンピュータから前記情報を受信するともに記録す
    るWEBサイト装置と、 前記通信回線に接続されて、前記WEBサイト装置から
    前記情報を受信する閲覧用コンピュータとを、備えるこ
    とを特徴とする、請求項12〜16のいずれかに記載の
    建築物管理システム。
  18. 【請求項18】 広域内を複数のエリアに分割し、その
    エリア内に点在する少なくとも一つの建築物を通信回線
    を介して集中管理する建築物管理システムであって、 前記通信回線に接続されて、前記各エリア内の前記建築
    物を集中管理するとともに、建築物内設備機器や防犯機
    器を駆動開始或いは停止するための発停情報をスケジュ
    ールに基づいて監視コンピュータに送信する広域管理コ
    ンピュータと、 前記通信回線に接続されて、前記広域管理コンピュータ
    から発停情報を送信するスケジュール情報を受信すると
    ともに記録するWEBサイト装置と、 前記通信回線に接続されて、前記WEBサイト装置から
    前記スケジュール情報を受信するとともに、スケジュー
    ル変更情報を前記WEBサイト装置に送信する閲覧用コ
    ンピュータと、 前記通信回線に接続されて、前記建築物の監視情報を前
    記広域管理コンピュータに送信するとともに、前記発停
    情報に基づき建築物内設備機器や防犯機器を駆動開始或
    いは停止する前記監視コンピュータと、を備え、 前記閲覧用コンピュータから送信されたスケジュール変
    更情報が前記WEBサイト装置を経由して前記広域管理
    コンピュータに送信されて、この広域管理コンピュータ
    内に記録されるスケジュールが前記スケジュール変更情
    報を基に更新されることを特徴とする、建築物管理シス
    テム。
  19. 【請求項19】 前記コンピュータ同士がTCP/IP
    網を利用したVPNとして接続され、且つ前記各コンピ
    ュータがインターネットサービスプロバイダのアクセス
    ポイントと専用線IP接続により常時接続されているこ
    とを特徴とする、請求項12〜18のいずれかに記載の
    建築物管理システム。
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