JP2002352007A - インターネットを介する電子メール一括送信機能付顧客管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種の業務ソフトをレンタルサービスする運
用事業者のデータセンタとインターネットを介して接続
し、企業の端末から顧客管理を行うシステムにおいて、
その利用者の端末で指定した顧客先へ一括してメール配
信できるシステムを提供する。 【解決手段】 利用者端末において、企業に適合するよ
うに収集データから顧客管理資料を以下のように作成す
る。すなわち、集計の分類対象、管理項目を端末画面で
設定し、その設定条件による企業に適合するようにカス
タマイズした顧客の集計表パターンを作成する段階と、
この集計表パターンによりその中の電子メール配信を行
いたい顧客を抽出して効率的にその顧客へ配信する手段
とを備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、企業に対して業務
ソフトをＷｅｂ上で提供するレンタルサービスを行う運
用事業者のデータセンタの利用会員となり、そのデータ
センタとインターネットを介して企業が利用したい業務
ソフトを各企業のクライアント端末からアクセスできる
業務システムに関し、詳しくは電子メール一括送信機能
付顧客管理システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】最近、販売・仕入管理、顧客管理、財務
・経理会計、給与計算など多くの業務ソフトをレンタル
サービスする運用事業者のデータセンタとインターネッ
トを介して接続し、企業のクライアント端末から利用し
たい業務ソフトを呼出してそのソフトによるデータ処理
作業が行えるようになった。

【０００３】それら業務ソフトのレンタル方式は、デー
タセンタから企業のクライアント端末へ業務ソフトをダ
ウンロードし、それ以後は、その業務ソフトは企業の端
末で起動され、データ入力処理作業後にその処理結果の
データをデータセンタへ送信し、データセンタのデータ
ベースに保存しておく業務システムがとられていた。

【０００４】以上のようにして企業としてはその業務用
コンピュータシステムの設備費、保守の維持費・人件費
を最小限にとどめることができた。

【０００５】しかしながら、ダウンロードされた業務ソ
フトでは効率的なデータ処理が制限される場合が多くあ
る。すなわち、業務ソフトによるデータ処理入力作業の
過程で、その業務に関連し、その業務ソフトの利用を一
旦中断して通信回線を介してデータセンタにある各種デ
ータベースを呼出し、必要データを取得し、次にその業
務ソフトを再起動してそのデータに基づいてデータ処理
作業を行う効率的でない作業が入る場合がある。

【０００６】顧客管理業務などでは、顧客情報の管理資
料作成のため利用者端末の業務ソフトとデータセンタに
あるデータベースとの間でインターネットを介してデー
タを送受信する必要があった。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】本発明は前述の問題点
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは
以下のようになる。すなわち、インターネットを介して
業務ソフトサービス運用事業者のデータセンタから送信
された顧客管理ソフトの利用者コンピュータ端末のＷｅ
ｂ画面は、顧客情報登録画面により顧客情報データを集
計し、さらにその集計の対象と条件を設定して、それぞ
れの企業に適合した検索分類が効率的にできる集計表パ
ターンを作成し、その集計表により電子メール配信を必
要とする顧客を自動的に抽出し、一括してその配信処理
が行える作業効率の良いシステムを提供することにあ
る。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明に係るインターネ
ットを介する電子メール一括送信機能付顧客管理システ
ムは、企業のＷｅｂブラウザを備えたクライアント端末
と、それら企業の利用者端末からインターネット回線を
介して依頼される各種業務ソフトレンタルサービスを行
う運用事業者のデータセンタとから構成され、そのデー
タセンタは少なくとも顧客管理ソフトを含む各種業務ソ
フトを備え、企業と予め定めた利用者会員データベース
と、企業・会員毎の入力処理結果保存用データベース
と、会員毎の利用履歴データベースとを有して、前記利
用者端末からのサービス依頼に応答して業務ソフト利用
申込画面を送信し、その画面に入力されたデータを受信
して利用者が前記会員データベースにあれば申込業務ソ
フトのメニュー選択・業務処理データ入力画面をその端
末へ送信し、その利用履歴により利用者へ課金を行うシ
ステムにおいて、前記データセンタは、各企業毎の得意
先顧客情報テーブルと、その購買履歴情報テーブルと、
その得意先に対する営業活動に必要とする付加情報テー
ブルからなる企業毎会員毎の顧客管理用データベース
と、前記顧客管理用データベースに登録するための顧客
情報データを入力する各企業毎の顧客情報登録画面用デ
ータベースとを備え、そのデータセンタは、利用者端末
からの顧客管理ソフト利用依頼に応答し、そのメニュー
画面を送信し、その利用者が情報データ登録を選択した
ときはその選択信号に応答し前記登録画面用データベー
スより顧客情報登録画面を呼出し、端末へ送信し、利用
者がその画面へ入力した顧客情報データをその会員の顧
客管理用データベースへ保存する顧客情報登録画面送信
／入力データ保存手段と、前記顧客管理ソフトのメニュ
ー画面で、企業が収集した得意先の顧客情報に基づいて
その企業に適合する抽出条件にカスタマイズする顧客管
理資料作成を選択したときは、その選択信号に応答し、
顧客管理資料設定画面を端末へ送信し、その利用者が顧
客情報データ集計の対象と条件を設定し、よって検索分
類できる集計表パターンを作成し、その画面を受信し
て、そのデータを登録画面用データベースへ登録する管
理資料設定画面送信／集計表パターン登録手段と、前記
顧客管理ソフトのメニュー画面で、利用者が作成した顧
客管理資料による電子メール顧客抽出を選択したとき
は、その選択信号に応答し、前記集計表パターンを登録
画面用データベースより呼出し、端末へその集計表パタ
ーンを送信し、その端末で利用者が必要とする顧客のメ
ールアカウントを少なくとも１以上抽出して送信処理を
行えばその信号を受信して一括してそれぞれの顧客端末
へ配信を行う電子メール抽出画面送信／配信処理手段と
を備えることを特徴とする。

【０００９】また、前記顧客管理資料設定画面送信／集
計表パターン登録手段は、利用者端末において集計した
顧客の在住地区・性別・世帯年代別・年収金額別などを
含む集計対象別のいずれかに分類して集計表を作成した
データを受信し、それらの集計表パターンを前記登録画
面用データベースへ登録する集計表パターン作成受信／
登録手段と、端末で選択した集計表パターンをその企業
が必要とする効率的検索が行えるように集計する条件を
顧客コード・顧客名・Ｅ−ｍａｉｌ・住所・会社営業所
などを含む集計表管理項目として選定すると共に、その
選択管理項目の並び順を設定したデータを受信し、集計
表パターンを設定処理する検索条件設定・項目並び順設
定受信／設定処理手段と、その設定処理された集計表パ
ターンを端末へ送信して表示する集計表パターン送信／
表示手段とを備えることを特徴とする。

【００１０】また、前記電子メール抽出画面送信／配信
処理手段は、利用者端末において前記選択管理項目中に
「Ｅ−ｍａｉｌ」の項目を入れた検索条件設定を行って
集計表パターンを作成し、その集計表パターンデータを
受信し、その顧客リストの集計表の中にメールアドレス
属性を有する得意先があれば、その集計表画面の所定位
置にメール送信ボタンを表示して、端末にその画面を送
信するメール送信ボタン表示手段と、受信した集計表パ
ターンデータに前記メールアドレス属性のある顧客リス
ト欄があればその欄の所定位置にチェック符号を表示し
て、端末にその画面を送信すると共に、その端末で前記
メール送信ボタンが押下されれば、その信号に応答して
顧客管理用データベースを検索してメールアドレスを読
出し、そのメールアドレスを設定してメール送信ソフト
を起動して配信処理を行うメール送信ソフト連動手段と
を備えることを特徴とする。

【００１１】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づき説明する。

【００１２】図１は本発明のインターネットを介する電
子メール一括送信機能付顧客管理システム１の構成を示
す図である。

【００１３】図１に示すように顧客管理システム１は、
企業のＷｅｂブラウザ３０ａを備えたクライアント端末
３０と、それら企業の利用者端末３０からインターネッ
ト回線２０を介して依頼される各種業務ソフトレンタル
サービスを行う運用事業者のデータセンタ１０とから構
成されるシステムである。

【００１４】ここで、データセンタ１０はそのアプリケ
ーションサーバ１２には少なくとも顧客管理ソフト１２
ａを含む各種業務ソフト１２ｙ，１２ｚを備え、データ
ベースサーバ１３に管理されたデータベース１４には企
業と予め定めた利用者会員データベース１４ｘと、企業
毎会員毎の入力処理結果保存用データベース１４ｙと、
会員毎の利用履歴データベース１４ｚとを有し、前記利
用者端末３０からのサービス依頼に応答して業務ソフト
利用申込画面を送信し、そこで入力されたデータを受信
し、その利用者が前記会員データベース１４ｘにあれ
ば、申込業務ソフトのメニュー選択・業務処理データ入
力画面をその端末３０へ送信し、一方業務処理端末１５
において利用履歴データベース１４ｚにより利用者への
課金を計算し利用者へ通知するシステムである。

【００１５】さらに詳しくは、データセンタ１０は以下
のようになっている。すなわち、データベース１４にさ
らに顧客管理用データベース１４ａと企業・会員毎の登
録画面用データベース１４ｂを設ける。

【００１６】ここで、顧客管理用データベース１４ａ
は、得意先の基本的情報データの顧客情報テーブル１４
ａ−１と、その購買履歴情報テーブル１４ａ−２と、そ
の得意先に対する営業活動に必要とする付加情報テーブ
ル１４ａ−３からなる。

【００１７】一方、登録画面用データベース１４ｂは、
顧客情報データを利用者端末で入力登録するための顧客
情報登録画面テーブル１４ｂ−１と、顧客の管理資料を
利用者端末で集計の対象と条件を設定するための管理資
料設定画面テーブル１４ｂ−２と、前記設定によって検
索分類できる集計表パターンを作成した結果を保存する
集計表パターンテーブル１４ｂ−３とからなる。

【００１８】データセンタ１０のアプリケーションサー
バ１２は、利用者端末３０からの顧客管理ソフト１２ａ
の利用依頼に応答し、その顧客管理ソフト１２ａのメニ
ュー画面を送信し、その利用者がメニュー画面で情報デ
ータ登録を選択したときは、その選択信号に応答し前記
顧客情報登録画面テーブル１４ｂ−１より顧客情報登録
画面を呼出し、利用者端末３０へ送信し、利用者がその
画面に入力した顧客情報データをその会員の顧客管理用
データベース１４ａへ保存する顧客情報登録画面送信／
入力データ保存手段１２ｂを備える。

【００１９】また、アプリケーションサーバ１２は、端
末３０における顧客管理ソフト１２ａのメニュー画面
で、企業が収集した得意先の顧客情報に基づいてその企
業に適合する抽出条件にカスタマイズする顧客管理資料
作成を選択したときは、その選択信号に応答し、顧客管
理資料設定画面を端末３０へ送信し、その利用者が顧客
情報データ集計の対象と条件を設定し、それによって検
索分類できる集計表パターンを作成し、その画面を受信
して、そのデータを集計表パターンテーブル１４ｂ−３
へ登録する管理資料設定画面送信／集計表パターン登録
手段１２ｃを備える。

【００２０】また、アプリケーションサーバ１２は、端
末３０における顧客管理ソフト１２ａのメニュー画面
で、利用者が作成した顧客管理資料による電子メール顧
客抽出を選択したときは、その選択信号に応答し、前記
集計表パターンを集計表パターンテーブル１４ｂ−３よ
り呼出し、端末３０へその集計表パターンを送信し、端
末３０で利用者が必要とする顧客のメールアカウントを
少なくとも１以上抽出して送信処理を行えば、その信号
を受信して一括してそれぞれの顧客端末３０′，３０″
へ配信を行う電子メール抽出画面送信／配信処理手段１
２ｄを備える。

【００２１】顧客管理資料設定画面送信／集計表パター
ン登録手段１２ｃは、利用者端末３０において集計した
顧客の在住地区別・性別・世帯年代別・年収金額別など
を含む集計対象別のいずれかに分類して集計表を作成し
たデータを受信し、それらの集計表パターンをそのテー
ブル１４ｂ−３へ登録する集計表パターン作成受信／登
録手段１２ｃ−１を備える。

【００２２】また手段１２ｃは、端末３０で選択した集
計表パターンをその企業に必要とする効率的検索が行え
るように集計する条件を顧客コード・顧客名・Ｅ−ｍａ
ｉｌ・住所・会社営業所などを含む集計表管理項目とし
て選定すると共に、その選択管理項目の並び順を設定し
たデータを受信し、集計表パターンを設定処理する検索
条件設定・項目並び順設定受信／設定処理手段１２ｃ−
２を備える。

【００２３】また手段１２ｃは、設定処理された集計表
パターンを端末３０へ送信してその表示装置へ表示する
集計表パターン送信／表示手段１２ｃ−３を備える。

【００２４】一方、電子メール抽出送信／配信処理手段
１２ｄは、利用者端末３０において、前記選択管理項目
中に少なくとも「Ｅ−ｍａｉｌ」の項目を入れた検索条
件設定を行って集計表の中にメールアドレス属性を有す
る得意先があれば、その集計表画面の所定位置にメール
送信ボタンを表示して端末３０にその集計表画面を送信
するメール送信ボタン表示手段１２ｄ−１を備える。

【００２５】また手段１２ｄは、受信した集計表パター
ンデータに前記メールアドレス属性のある顧客リスト欄
があれば、その欄の所定位置にチェック符号を表示し
て、端末３０へその画面を送信すると共に、その端末３
０でメール送信ボタンを押下されれば、その信号に応答
して顧客管理用データベース１４ａを検索してメールア
ドレスを読出し、そのメールアドレスを設定してメール
送信ソフトを起動し、配信処理を行うメール送信ソフト
連動手段１２ｄ−２を備える。

【００２６】次に、本発明のインターネットを介する電
子メール一括送信機能付顧客管理システムの動作の流れ
を図２、図３に基づいて説明する。

【００２７】図２のステップＳ２１〜Ｓ２３は業務ソフ
トサービス運用事業者のデータセンタ１０の一般的な業
務システムの流れを示す。

【００２８】ステップＳ２４はソフト利用申込画面にお
いて、利用者が指定した業務ソフトが顧客管理業務ソフ
トを選択した場合、そのメニュー画面を端末３０に送信
することを示す。

【００２９】ステップＳ２５，Ｓ２６は、端末３０で利
用者がそのメニュー画面で「顧客情報データ登録」を選
択した場合を示す。

【００３０】図３のステップＳ３１〜Ｓ３３は、端末３
０で利用者がそのメニュー画面で「顧客管理資料作成」
を選択した場合を示す。

【００３１】ステップＳ３４〜Ｓ３６は、端末３０で利
用者がそのメニュー画面で「電子メール顧客抽出」を選
択した場合を示す。

【００３２】次に、図３のステップＳ３１〜Ｓ３３の顧
客管理資料作成の具体的な実施例を図４に示す。

【００３３】図４において（ａ）は集計表パターンの集
計の対象が地区在住者に分類したときの例で示される。
図４（ａ）ではすでに東京、千葉、埼玉などが登録され
ていて、東京が選択されている状態を示す。新規に帳票
パターンを作成したいときは、（ａ）の画面の「新規」
ボタンを押し、図４（ａ′）により作成する。

【００３４】次に、選択したその集計表パターンリスト
を、さらに効率的な営業用資料とするため、集計条件を
設定する。

【００３５】この具体的な実施例を図４（ｂ）に示す。
（ｂ）は東京在住者リストの中で顧客情報の住所が東京
×××と部分一致するものを検索条件の一つとした例を
示す。

【００３６】次に、さらに、その集計表パターンリスト
を、分析しやすくするように出力データの並び順を設定
する。

【００３７】この具体的な実施例を図４（ｃ）に示す。
（ｃ）は東京在住者リストの中で、その出力データの並
び順を設定する画面である。ここでは、顧客コード番号
の昇順に設定した例である。

【００３８】次に、表示画面、又は印刷画面上に表示さ
れる集計表パターンリストの上部の管理項目を設定す
る。

【００３９】この具体的な実施例を図４（ｄ）に示す。
（ｄ）は東京在住者リストの出力表で、上部に左から順
番に並べる管理項目名を、顧客コード、顧客名、Ｅ−ｍ
ａｉｌ、住所、ＴＥＬ、ＦＡＸ、営業所としたことを示
す。

【００４０】次に、この管理資料作成による集計表パタ
ーンを使用して、メールアカウント送信を行う動作の流
れである図３のステップＳ３４〜Ｓ３６の具体的な実施
例を図５に示す。

【００４１】まず、前記表示項目設定手段における選択
管理項目中に「Ｅ−ｍａｉｌ」、「メールアカウント」
等の項目を入れて地区在住者リストの集成データが作成
されたとき、この顧客リスト集計データ中にメールアド
レス属性があれば、顧客情報集計データ表画面の所定の
位置に、それら得意先に一括して送信するメール送信ボ
タン５２が表示される。

【００４２】この具体的な実施例図５（ａ）は企業の利
用者或はオペレータにより出力表示された集計表パター
ンの一実施例を示す。この実施例はとくに集計結果の表
示項目に「Ｅ−ｍａｉｌ」５１がある場合を示し、この
中に「メールアドレス」属性があるので、画面の所定の
位置に「メール」５２ボタンが表示される。また、メー
ル送信欄にはチェック符号５３が付されている。

【００４３】次に、メール送信したい項目の人のみを選
択してチェック符号を残し、メール送信したくない項目
の人のチェック符号を外す。次に前記メール送信ボタン
５２が押されれば、管理項目の属性を検索してメールア
ドレスを読み出し、そのメールアドレスを設定した状態
でメール送信アプリケーションを起動する。

【００４４】この具体的な実施例を図５（ｂ）に示す。
このメール送信アプリケーションの宛先５７には図５
（ａ）でチェックされたメールアドレスが自動的に書込
まれ、利用者は件名５８とその内容データ５９を書込
み、送信ボタンを押せばよいようになっている。なお、
メール送信アプリケーションは通常の公開された方法に
より設定されたメールの送信処理を行う。

【００４５】

【発明の効果】本発明のインターネットを介する電子メ
ール一括送信機能付顧客管理システムは、以下に示す効
果を奏する。

【００４６】業務ソフト利用サービス運用事業者のデー
タセンタとインターネット回線を介して接続した利用者
端末の表示画面で、顧客管理ソフトを選択すれば、イン
ターネットを介してデータセンタから顧客情報データ登
録画面が送信され、自動的にその入力データがデータセ
ンタのデータベースにその企業の顧客情報として保存さ
れる。

【００４７】その保存された顧客情報データを顧客管理
資料として作成するときは、利用者の企業に適合するデ
ータ集計の対象分類と管理項目とを設定する画面を選択
し、その対象の分類と、管理項目をカスタマイズした顧
客の集計表パターンを作成し、そのデータを効率的に利
用できるようにできる。

【００４８】さらに、企業の利用者端末において、デー
タセンタのデータベースよりその企業の顧客の集計表パ
ターンを呼出し、その顧客の中で電子メールを配信した
い複数の顧客を抽出すれば自動的に一括してそれぞれの
顧客へ配信することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のインターネットを介する電子メール一
括送信機能付顧客管理システムの構成図である。

【図２】本発明の顧客管理システムの動作の流れ図であ
る。

【図３】本発明の顧客管理システムの動作の流れ図であ
る。

【図４】本発明の顧客管理資料作成の具体的な実施例を
示す図である。

【図５】本発明の集計表パターンを使用して一括メール
配信を行う実施例を示す図である。

【符号の説明】

１ インターネットを介する電子メール一括送
信機能付顧客管理システム １０ 業務ソフトサービス運用事業者のデータ
センタ １１ Ｗｅｂサーバ １２ アプリケーションサーバ １２ａ 顧客管理ソフト １２ｂ 顧客情報登録画面送信／入力データ保存
手段 １２ｃ 管理資料設定画面送信／集計表パターン
登録手段 １２ｃ−１ 集計表パターン作成受信／登録手段 １２ｃ−２ 検索条件設定・項目並び順設定受信／設
定処理手段 １２ｃ−３ 集計表パターン送信／表示手段 １２ｄ 電子メール抽出画面送信／配信処理手段 １２ｄ−１ メール送信ボタン表示手段 １２ｄ−２ メール送信ソフト連動手段 １２ｙ 販売・仕入管理ソフト １２ｚ その他の業務ソフト １３ データベースサーバ １４ データベース １４ａ 顧客管理用データベース １４ａ−１ 顧客情報テーブル １４ａ−２ 購買履歴情報テーブル １４ａ−３ 付加情報テーブル １４ｂ 登録画面用データベース １４ｂ−１ 顧客情報登録画面テーブル １４ｂ−２ 管理資料設定画面テーブル １４ｂ−３ 集計表パターンテーブル １４ｘ 利用者会員データベース １４ｙ 入力処理結果保存用データベース １４ｚ 利用履歴データベース １５ 業務処理端末 ２０ インターネット回線 ３０，３０′，３０″ 企業のクライアント端末 ３０ａ Ｗｅｂブラウザ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高 橋 知 久 東京都新宿区西新宿２丁目１番１号 株式 会社オービックビジネスコンサルタント内 (72)発明者 山 口 裕 之 東京都新宿区西新宿２丁目１番１号 株式 会社オービックビジネスコンサルタント内 Ｆターム(参考） 5K030 HA06 KA07 LD01

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 企業のＷｅｂブラウザを備えたクライア
   ント端末と、それら企業の利用者端末からインターネッ
   ト回線を介して依頼される各種業務ソフトレンタルサー
   ビスを行う運用事業者のデータセンタとから構成され、
   そのデータセンタは少なくとも顧客管理ソフトを含む各
   種業務ソフトを備え、企業と予め定めた利用者会員デー
   タベースと、企業・会員毎の入力処理結果保存用データ
   ベースと、会員毎の利用履歴データベースとを有して、
   前記利用者端末からのサービス依頼に応答して業務ソフ
   ト利用申込画面を送信し、その画面に入力されたデータ
   を受信して利用者が前記会員データベースにあれば申込
   業務ソフトのメニュー選択・業務処理データ入力画面を
   その端末へ送信し、その利用履歴により利用者へ課金を
   行うシステムにおいて、 前記データセンタは、各企業毎の得意先顧客情報テーブ
   ルと、その購買履歴情報テーブルと、その得意先に対す
   る営業活動に必要とする付加情報テーブルからなる企業
   毎会員毎の顧客管理用データベースと、 前記顧客管理用データベースに登録するための顧客情報
   データを入力する各企業毎の顧客情報登録画面用データ
   ベースとを備え、 そのデータセンタは、利用者端末からの顧客管理ソフト
   利用依頼に応答し、そのメニュー画面を送信し、その利
   用者が情報データ登録を選択したときはその選択信号に
   応答し前記登録画面用データベースより顧客情報登録画
   面を呼出し、端末へ送信し、利用者がその画面へ入力し
   た顧客情報データをその会員の顧客管理用データベース
   へ保存する顧客情報登録画面送信／入力データ保存手段
   と、 前記顧客管理ソフトのメニュー画面で、企業が収集した
   得意先の顧客情報に基づいてその企業に適合する抽出条
   件にカスタマイズする顧客管理資料作成を選択したとき
   は、その選択信号に応答し、顧客管理資料設定画面を端
   末へ送信し、その利用者が顧客情報データ集計の対象と
   条件を設定し、よって検索分類できる集計表パターンを
   作成し、その画面を受信して、そのデータを登録画面用
   データベースへ登録する管理資料設定画面送信／集計表
   パターン登録手段と、 前記顧客管理ソフトのメニュー画面で、利用者が作成し
   た顧客管理資料による電子メール顧客抽出を選択したと
   きは、その選択信号に応答し、前記集計表パターンを登
   録画面用データベースより呼出し、端末へその集計表パ
   ターンを送信し、その端末で利用者が必要とする顧客の
   メールアカウントを少なくとも１以上抽出して送信処理
   を行えばその信号を受信して一括してそれぞれの顧客端
   末へ配信を行う電子メール抽出画面送信／配信処理手段
   とを備えることを特徴とするインターネットを介する電
   子メール一括送信機能付顧客管理システム。
2. 【請求項２】 前記顧客管理資料設定画面送信／集計表
   パターン登録手段は、利用者端末において集計した顧客
   の在住地区・性別・世帯年代別・年収金額別などを含む
   集計対象別のいずれかに分類して集計表を作成したデー
   タを受信し、それらの集計表パターンを前記登録画面用
   データベースへ登録する集計表パターン作成受信／登録
   手段と、 端末で選択した集計表パターンをその企業が必要とする
   効率的検索が行えるように集計する条件を顧客コード・
   顧客名・Ｅ−ｍａｉｌ・住所・会社営業所などを含む集
   計表管理項目として選定すると共に、その選択管理項目
   の並び順を設定したデータを受信し、集計表パターンを
   設定処理する検索条件設定・項目並び順設定受信／設定
   処理手段と、 その設定処理された集計表パターンを端末へ送信して表
   示する集計表パターン送信／表示手段とを備えることを
   特徴とする請求項１記載のインターネットを介する電子
   メール一括送信機能付顧客管理システム。
3. 【請求項３】 前記電子メール抽出画面送信／配信処理
   手段は、利用者端末において前記選択管理項目中に「Ｅ
   −ｍａｉｌ」の項目を入れた検索条件設定を行って集計
   表パターンを作成し、その集計表パターンデータを受信
   し、その顧客リストの集計表の中にメールアドレス属性
   を有する得意先があれば、その集計表画面の所定位置に
   メール送信ボタンを表示して、端末にその画面を送信す
   るメール送信ボタン表示手段と、 受信した集計表パターンデータに前記メールアドレス属
   性のある顧客リスト欄があればその欄の所定位置にチェ
   ック符号を表示して、端末にその画面を送信すると共
   に、その端末で前記メール送信ボタンが押下されれば、
   その信号に応答して顧客管理用データベースを検索して
   メールアドレスを読出し、そのメールアドレスを設定し
   てメール送信ソフトを起動して配信処理を行うメール送
   信ソフト連動手段とを備えることを特徴とする請求項１
   又は２記載のインターネットを介する電子メール一括送
   信機能付顧客管理システム。