JP2002351924A - 情報検索システム及び情報検索方法 - Google Patents

情報検索システム及び情報検索方法

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JP2002351924A
JP2002351924A JP2001152985A JP2001152985A JP2002351924A JP 2002351924 A JP2002351924 A JP 2002351924A JP 2001152985 A JP2001152985 A JP 2001152985A JP 2001152985 A JP2001152985 A JP 2001152985A JP 2002351924 A JP2002351924 A JP 2002351924A
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JP2001152985A
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English (en)
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Mitsuru Hoshi
満 星
Hitoshi Takada
仁志 高田
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NIPPON GIJUTSU JOHO KK
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NIPPON GIJUTSU JOHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検索対象情報を記憶させたデータベースフ
ァイルの中から、ユーザーが対象となる特許情報を効率
良く、正確に検索、評価できるように支援する情報検索
システム及び情報検索方法を提供する。 【解決手段】 情報記憶手段に蓄積された被検索対象情
報を検索する情報検索システムにおいて、上位概念から
下位概念へと階層別に選別された重要キーワードを前記
階層に応じて木構造の各ノード上に配置し、前記木構造
上を移動することにより前記重要キーワードを選択し、
選択された重要キーワード及び選択された当該ノードよ
り上位に位置するノード上の重要キーワードを検出し、
検出された重要キーワードに基づいて前記情報記憶手段
から被検索対象情報を抽出し、抽出された被検索対象情
報を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被検索対象情報
を記憶させたデータベースファイルの中から、ユーザー
が対象となる特許情報を効率良く、正確に検索、評価で
きるように支援する情報検索システム及び情報検索方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年はインターネットの普及及び技術的
進歩によりIT(インターネットテクノロジー)を中心
とした各業界での業務革新、新規事業開拓が進行してい
る。世界を相手にビジネスを展開する業界にとって特許
権利化は不可欠であり、特許出願は増加の一途を辿って
いる。
【0003】またビジネス方法を権利化する手段として
ビジネスモデル特許が話題となっている。
【0004】これまでは、特許といえば大企業や技術関
連会社、または技術関連研究所等といった特殊業界に限
られてきた傾向があったが、上記の理由に伴い、これま
で特許とは無関係と思われてきた産業、例えば、飲食産
業、ホテル業、保険業といった業界からも特許権利化の
要望が増えてきている。
【0005】これらの現状に伴い、特許関連情報の需要
は急増しており、高品質で迅速、かつ安価な特許情報の
提供が全業界から求められている。
【0006】現在良く利用されている特許情報提供の手
段としては、特許庁のインターネット特許情報データベ
ース検索システム「特許電子図書館」や日本特許情報機
構が構築しているデータベース検索システム「PATO
LIS」等がある。
【0007】これらの特許情報提供システムからは、様
々な特許情報を入手することが可能であり、手順として
は、検索条件を絞り込むために、いくつかの条件を入力
し、入力した条件に合致する被検索対象情報の特許出願
書類、例えば、特許出願書類全文,要約,請求の範囲,
詳細な説明,図面等を検索結果として、利用者に提供す
るようになっている。
【0008】尚、フリーキーワード検索の被検索対象と
して、「特許電子図書館」では発明の名称、要約、請求
の範囲等、「PATOLIS」では、特許出願全文が設
定されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
特許情報検索システムでは、入力条件と完全一致する被
検索対象情報を提供するようになっているため、広範囲
もしくは専門的分野となると、検索対象を効率良く絞り
込むためには、的確な複数の検索条件を入力する必要が
あり、ユーザー、特に素人には困難、かつ手間と時間が
掛かった。
【0010】尚、「特許電子図書館」においては、検索
範囲が限定されているため、公知資料調査、先行技術調
査等の広範囲での資料等作成のため、特許出願全文調査
を必要とする際には、正確な調査報告を作成することは
難しかった。
【0011】また、正確な調査の為に、上記「PATO
LIS」データベース検索システム等を利用するなど、
専門調査会社や弁理士等の専門家に委託してもこれには
高額料金がかかり、中小企業や個人の発明家にとって特
許出願を遠ざからせる原因の一つとなっていた。
【0012】上記特許情報検索システムの検索画面にお
いては、レイアウトが画一的で、視覚的に調査内容を理
解し難く、検索結果画面においては、一画面に表示でき
る結果数も少なく、また時系順、キーワードの頻出順に
並べているだけであった為、検索後、特許同士を比較し
て検討するには手間と時間が掛かり、時にはその弊害と
して、該当特許を見落としてしまうこともあった。
【0013】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、広範囲もしくは専門的分野の検索であっても、
的確な複数の検索条件を簡単、かつ自由に入力し得、検
索結果情報を正確に選出し、かつ検索結果情報同士を容
易に比較し、人間工学的に最適化されたレイアウトによ
り、視覚的にも調査内容の理解を促すことができ、検索
結果を、半自動的に、フォーム作成することにより、従
来に比べ安価な特許情報を提供できる情報検索システム
及び情報検索方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係る情報検索システムは、情報
記憶手段に蓄積された被検索対象情報を検索する情報検
索システムであって、上位概念から下位概念へと階層別
に選別された重要キーワードを前記階層に応じて木構造
の各ノード上に配置してなる重要キーワード蓄積手段
と、前記木構造上を移動することにより前記重要キーワ
ードを選択する選択手段と、選択された重要キーワード
及び選択された当該ノードより上位に位置するノード上
の重要キーワードを検出する重要キーワード検出手段
と、検出された重要キーワードに基づいて前記情報記憶
手段から被検索対象情報を抽出する抽出手段と、抽出さ
れた被検索対象情報を出力する出力手段とを有すること
を特徴とし、請求項2に係る情報検索システムは、任意
のキーワードを入力する入力手段を備え、前記抽出手段
は、前記検出されたキーワードと、前記任意のキーワー
ドと基づいて被検索対象情報を抽出することを特徴とす
る。
【0015】これらの発明によれば、予め重要性の高い
重要キーワードが木構造状に並べられているため、ユー
ザーは専門用語をあまり知らなくても、分野別、専門分
野別、上位概念から下位概念へと徐々に深く選別、配置
された重要キーワードを選択するだけで、的確なキーワ
ードを簡単に入力することができる。
【0016】また、重要キーワード内にユーザーが欲す
るキーワードを発見できなかった場合、ユーザーが選択
した重要キーワードと手入力した任意のキーワードを合
わせて入力することができるため、よりユーザーの意向
に沿ったキーワード入力が可能となる。
【0017】このとき、木構造上に階層を成している重
要キーワード内部では重要キーワード検出手段が、現在
の位置(階層)より上位に位置する重要キーワードを木
構造に従って検出、記憶するため、ユーザーは意識する
ことなく複数の重要キーワードを入力でき、その結果、
正確な調査結果を簡単、確実に得ることができる。
【0018】請求項3に係る情報検索システム及び情報
検索方法は、請求項1又は2に記載の情報検索システム
において、前記選択手段が、木構造上の各ノード間を移
動して該当重要キーワードを探索する探索部と、選択さ
れた重要キーワードが位置するノードの下層ノードに配
置された重要キーワードを画面上に表示する重要キーワ
ード表示部とを有することを特徴とする。
【0019】この発明によれば、前記選択手段として、
ユーザーは、木構造上に階層を成している重要キーワー
ドの各ノード間を上位、下位、同位と自由に移動して該
当重要キーワードを探索する。移動の際には画面上に表
示された検索部を使用する。また、この移動を随時視覚
的に確認するために、選択された重要キーワードが位置
するノードの下層ノードに配置された重要キーワードを
画面上に表示するようになっており、ユーザーは上位概
念の重要キーワードとその一つ下の概念の重要キーワー
ドを同時に閲覧することができる。この検索部と重要キ
ーワード表示部を同時に用いて、ユーザーは、簡単、確
実に必要な重要キーワードを探索する。
【0020】これらにより、対象発明に関連するキーワ
ードすべてを随時、簡単に閲覧することができ、ユーザ
ーはその発明の上位概念、下位概念を捕らえ、全体像及
び全体におけるその発明の位置を把握することができ
る。
【0021】請求項4に係る情報検索評価システムは、
請求項3に記載の重要キーワード表示部において、重要
キーワードが、多角形の頂点に各々配置される配置手段
を有することを特徴とする。
【0022】この発明は人間工学に則って開発された画
面レイアウトに係るもので、画面上にキーワードが一律
に並べてあるだけでは、ユーザーは定型的で単調、かつ
窮屈な印象を受ける。また、キーワード同士のつながり
が想像しづらい。
【0023】これに比べ、多角形上にキーワードを配置
すると、ユーザーはその画面にイラスト的要素、空間を
感じ、文字からの情報を視覚的に捕らえ易くなる。ま
た、キーワード同士のつながり、流れ、軌跡を想像し易
くなるため、不足しているキーワードや検索結果の想像
がつき易くなる。
【0024】結果として、ユーザーにとっての検索の煩
雑さ、困難さを緩和し、ユーザーの再利用を高く期待で
きるようになる。
【0025】請求項5に係る情報検索評価システムは、
請求項1又は2に記載の情報検索システム及び情報検索
方法において、前記出力手段が、予め設定された第1パ
ラメータと検索時に入力される第2パラメータによりパ
ラメータ群を構成し、構成されたパラメータ群に対応し
た内容を表示する内容表示部と、前記内容表示部にリン
クされ、内容表示部の詳細な内容を表示させた詳細内容
表示部とを有することを特徴とする。
【0026】この発明を本実施形態に沿って説明する
と、内容表示部とは、まず、縦パラメータに予め構文解
析キーワードを並べ、横パラメータにユーザーが選択若
しくは手入力したキーワードを並べる。そして縦と横の
パラメータ上のキーワードを利用して検索し、縦と横の
パラメータが交差した場所に、検索した結果の該当特許
リストを並べるマトリクス(格子)形状の表である。
【0027】このようにマトリクス形状に見た場合、そ
の分野に関連する発明全体が一目で理解でき、その全体
像が掴み易く、またその発明が全体から見てどういった
位置に存在するかが容易に検討できる。また、今後利用
価値の高くなりそうな発明や活用したい発明の発見、ま
たその利用や、新発明の開発を促進する効果も期待でき
る。
【0028】請求項6に係る情報検索システムは、請求
項1に記載の情報検索システム及び情報検索方法におい
て、前記出力手段が、前記内容表示部の重要個所を、予
め設定されたフォームに貼付し、画面上に表示するフォ
ーム表示部を有することを特徴とする。
【0029】この発明によると、該当特許リスト中よ
り、詳細内容が必要な情報をユーザーが選択すると、ワ
ープロソフトの重要個所選択機能が、その詳細内容中の
必要個所を発見し表示する。これらは、本システムのフ
ォーム作成手段により、予め作成されたフォーム上に自
動的に貼付され、画面上に表示される。
【0030】この場合、ワープロソフトの重要個所選択
機能とは、各社のワープロソフトに標準装備されている
ものを指す。現時点のワープロソフトでは、キーワード
の数に応じて、重要個所を表示させることができる機能
を備えている。
【0031】この発明によって、複数の公開公報、特許
公報、その他特許関連文献を、従来に比べ短時間で内容
把握し、その情報を加工することができる。
【0032】尚、ユーザーは、フォーム上の情報が適切
か否か、またその情報を加工する技術が求められ、この
処理においては専門スタッフが望ましい。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施例
に基づいて説明する。
【0034】図1は本実施形態に係る情報検索システム
の動作を概念的に示す説明図である。
【0035】同図中に示すように、本実施形態に係る情
報検索システム及び情報検索方法では、汎用コンピュー
タ等の端末機が、電話回線、専用回線、LAN等の通信回
線を介してサーバーと接続されたサービスの提供を依頼
するクライアントサーバーシステムの一形態を採用して
いる。
【0036】本情報検索システムは、公開公報、特許公
報、その他特許関連文献(以下、公報と記述)を有する
公報ファイル1と、公報ファイル1にリンクされ、公報
ファイル内のキーワードを有するキーワードファイル
を、ユーザーによって入力されたキーワードに基づいて
検索するものであり、前記公報ファイル、キーワードフ
ァイル等を記憶する記憶装置Aと、ユーザーが検索のた
めの条件、キーワードを入力する入力装置Bと、入力装
置Bより入力された条件、キーワードに応じて検索サー
ビス等を実行する演算制御装置Cと、検索した結果を画
面上に表示する出力装置Dとを備えている。
【0037】先ず、記憶装置Aは、公報ファイル1、キ
ーワードファイル2、重要キーワードファイル3、画面
表示ファイル4を備えている。
【0038】公報ファイル1は前記公報をデータベース
上で管理しているファイルであり、新規公報を随時更新
するようになっている。
【0039】キーワードファイル2は、前記公報を構文
解析した結果生じたキーワードをデータベース上で管理
しているファイルであり、前記キーワードは各々の公報
とリンクしている。
【0040】具体的にキーワードファイル2は、先ず、
構文解析部9が、公報に記述されている文から、字句解
析のためのツールchasenを用いて字句(トーク
ン)を取り出し、識別を行い、モジュールを抽出する。
この抽出されたモジュール(キーワード)を、キーワー
ドファイル2内のPostgreSQL上で保管する。
また、キーワードファイル2ではマトリクス形式表示部
14で使用する第1パラメータ用縦キーワードも管理し
ている。
【0041】重要キーワードファイル3は、前記キーワ
ードを弁理士等の専門家が抽出し、結果生じた重要キー
ワードをデータベース上で管理する。
【0042】また、重要キーワードファイル3では、重
要キーワードリスト部3aと重要キーワード記憶部3b
とを備えている。
【0043】重要キーワードリスト部3aは、上位概念
から下位概念へと階層別に選別された重要キーワードを
前記階層に応じて木構造の各ノード上に配置してなる重
要キーワード蓄積手段としての役割を持つ。
【0044】具体的には、図2に説明されるように、重
要キーワードを、頻出特許分野別、例えば、機械、化
学、建設、繊維等に選別し、次に専門分野別、例えば機
械であれば、自動車、精密機械、産業機械、医療機械等
に選別する。
【0045】前記専門分野内で、その中でも、最も重
要、かつ、頻出度の高い重要キーワードを取り出し、木
構造上の各ノード上に配置してあるキーワード配置ポイ
ント1−1、1−1−1…に、前記重要キーワードa、
b、c…を上位概念から下位概念へと階層別に並べる。
【0046】手順としては、第1階層には配置ポイント
1、2、3…を配置し、各々の配置ポイントに、例え
ば、自動車であれば、ハイブリットa、エンジン、信
頼性、制御等と重要キーワードを配置する。ハイブリッ
トa(配置ポイント1)の下層には第2階層の配置ポ
イント1−1、1−2、1−3…を配置し、各々の配置
ポイントにバッテリーb、駆動b、インバータb
と重要キーワードを配置する。バッテリーb(位置1
−1)の下層には第3階層の配置ポイント1−1−1、
1−1−2…を配置し、各々の配置ポイントに、充電c
、制御cと重要キーワードを置く。充電c(位置
1−1−1)の下層には、同じように第4階層の配置ポ
イント、重要キーワードを配置する。
【0047】このように、配置された重要キーワード
は、重要キーワードリスト部3aのデータベース上で保
管する。
【0048】重要キーワード記憶部3bは、選択された
重要キーワード及び選択された当該ノードより上位に位
置するノード上の重要キーワードを検出する重要キーワ
ード検出手段である。
【0049】具体的に重要キーワード記憶部3bは、重
要キーワードリスト部3aで、ユーザーが選択した各々
の層の重要キーワードを記憶する記憶部であり、例え
ば、ユーザーが第1層でハイブリットa、第2層でバッ
テリーb、第3層で充電cを選択し、検索にかける
場合、重要キーワード記憶部3bでは、ユーザーの選択
毎に、第1層はa、第2層はb、第3層はcと検
出、記憶し、検索値としてa、b、cを検索エン
ジン8に送信する。また、この処理は、検索の度、自動
的に行うこととする。
【0050】また、本実施形態では、重要キーワードリ
スト部3aと重要キーワード記憶部3bは、重要キーワ
ード探索部で使用する為、端末側でも管理され、随時更
新するようになっている。
【0051】また、画面表示ファイル4は、画面テンプ
レート11を管理する。画面テンプレート11は、重要
キーワード検索部6、手入力キーワード検索部7、一覧
形式表示部12、時系形式表示部13、マトリクス形式
表示部14を画面上に表示する為のフレーム制御を行
う。
【0052】次に入力装置Bについて説明する。検索条
件入力部5、重要キーワード検索部6、手入力キーワー
ド検索部7を備えている。
【0053】検索条件入力部5では、検索に必要となる
諸条件、例えば、分野,専門分野,表示レイアウト,出
願人(企業名)指定等を、ユーザーに適正、必要に応じ
て設定させる。それらの条件は検索時に検索エンジン8
へ送信する。
【0054】重要キーワード検索部6は、前記重要キー
ワードリスト部3aと、前記重要キーワード記憶部3b
とを有している。
【0055】また、重要キーワード検索部6は、前記重
要キーワードリスト部3a内を移動することにより重要
キーワードを選択する選択手段である。
【0056】図3は本実施形態に係る重要キーワード検
索部6を画面に表示したものである。
【0057】前記重要キーワード検索部6の画面では、
表示条件入力部と、キーワードボックス20と、キーワ
ード表示窓19と、探索ボタン部18と、手動入力ボッ
クス30と、記憶表示部34とが表示される。
【0058】表示条件入力部では、表示する為の諸条件
をユーザーに入力させる。
【0059】具体的に、表示条件入力部には、重要キー
ワード検索画面を閉じるキャンセルボタン21と、初期
値に入っている前記重要キーワードの使用、不使用の判
断をさせるキーワード消去ボタン22と、重要キーワー
ドをシリーズで表示させるか、ランダムで表示させるか
の表示判断ボックス23と、条件式をORにするかAN
Dにするかの条件式判断ボックス24と、検索場所を、
請求項、要約、詳細な説明、全文の内から選択する検索
場所判断ボタン25とがある。
【0060】キーワード表示窓19は、各ノードに配置
された重要キーワードを画面上に表示する重要キーワー
ド表示部である。具体的には、本実施形態の重要キーワ
ード検索部6の画面上では、キーワードボックス20内
にキーワード表示窓19を配置し、重要キーワードリス
ト部3aから、ユーザーからの要求に適った重要キーワ
ードを取得し、各々のキーワード表示窓19に表示す
る。このとき、階層に応じて木構造の各ノード上に配置
してなる重要キーワードの、同層かつ同上位ノードに属
する群、例えば図2においてのバッテリーb1、駆動
2、インバータb3…、の全体を同時にキーワード表示
窓19に表示する。
【0061】また、キーワードボックス20は、重要キ
ーワードが多角形の頂点に各々配置される配置手段とし
ての役割を持つ。具体的には、本実施形態の重要キーワ
ード検索部6の画面上では、キーワード表示窓19を表
示するキーワードボックス20を6角形上の頂点に各々
配置する。この配置によって、ユーザーは文字からの情
報を視覚的に捕らえ易くなり、また、不足しているキー
ワードや検索結果の想像がつき易くなる。
【0062】探索ボタン部18は、各ノード間を移動し
て該当重要キーワードを探索する探索部であり、探索ボ
タン部でユーザーに検索をさせる方法としては、同入力
画面上にある移動ボタンを使用させる移動ボタン使用法
と、該当層を手入力する層手入力法がある。
【0063】移動ボタン使用法の場合、ユーザーと対話
しながら、重要キーワードリスト部3aの、ユーザーが
選択した現在層より1つ下の層を画面上に表示する。探
索部として、現在層より一つ上の層を閲覧したいときは
上層ボタン26をクリックし、上層の画面を表示させ
る。現在表示中の重要キーワードで、一つ下の層を閲覧
したいときは、該重要キーワードをクリックし、該重要
キーワードの下層を表示させる。同層で一つ右の層を閲
覧したいときは右層ボタン27をクリックし、右層を表
示させる。同層で一つ左の層を閲覧したいときは左層ボ
タン28をクリックし左層を表示させる。また、最上層
へ移動するには最上層ボタン29をクリックして最上層
を表示させる。ユーザーはこのように自由に選択して、
現在層より一つ下層の重要キーワードを重要キーワード
ファイル3より取得し、表示させる。この動作を数回経
て、ユーザーは重要キーワードを決定する。
【0064】尚、ユーザーが任意のキーワードと重要キ
ーワードを合わせて検索したい場合には、キーワード消
去ボタン22をクリックし、手動入力ボックス30にチ
ェックを入れ、任意のキーワードを入力させる。その際
には重要キーワード記憶部3bに重要キーワードを、一
時記憶領域に任意のキーワードを記憶させ、検索時に
は、任意のキーワードと重要キーワードを合わせて検索
エンジン8に送信する。
【0065】前提として、この混合抽出は、重要キーワ
ードのみでは補えない部分を任意のキーワードで補うと
いった形態であり、任意のキーワードを多数利用したい
場合には、下記で述べる手入力キーワード検索部で検索
するのがふさわしい。
【0066】層入力法では、ユーザーに任意の階層を、
階層ボックス31にキーボードより入力させ、ジャンプ
ボタン32をクリックさせる。すると前記階層ボックス
31に入力された該当階層を重要キーワードファイル3
より検索、取得し、画面上に表示する。
【0067】尚、重要キーワードを検索中に、現在位置
をユーザーに教えるため、現在階層を、前記階層ボック
ス31と階層表示部33とを表示させ、検索を円滑に行
えるようにしている。
【0068】また、現在どんな重要キーワードを選択、
保持しているかユーザーが確認できるように、選択の都
度、重要キーワード記憶部3bより現在保持している重
要キーワードを取得し、記憶表示部34に表示するよう
になっている。
【0069】最後に、ユーザーより検索ボタン35がク
リックされると、重要キーワード記憶部3bに保持され
ている重要キーワードを検索値として設定し、検索エン
ジン8へと送信する。
【0070】手入力キーワード検索部では、重要キーワ
ード内に的確なキーワードを見つけられない場合、ユー
ザー自身が任意のキーワードを入力する部であり、任意
のキーワードのみで検索する場合に用いる。具体的に
は、この手入力キーワード検索部では、ユーザーにキー
ボード等から任意のキーワードを入力させ、入力値を一
時記憶し、検索時に検索エンジン8に送信する。
【0071】次に、演算制御装置Cでは、検索エンジン
8、構文解析部9、抽出部10を備えている。
【0072】検索エンジン8は、抽出手段として、検索
サービスを提供する。具体的には、検索エンジン8は、
前記入力装置Bより入力された条件、キーワードを基に
検索を実行し、結果として該当特許リストを提供する。
【0073】構文解析部9では、公報に記述されている
文から、字句解析のためのツールchasenを用いて
字句(トークン)を取り出し、識別を行い、モジュール
を抽出する。
【0074】抽出部10では、前記構文解析部9により
構文解析されたモジュール(キーワード)を、弁理士等
の専門家が分析し、重要なキーワードを抽出する。次に
前記重要キーワードを分野別、専門分野別に選別し、さ
らに重要キーワードを上位概念から下位概念へと階層別
に選別し、階層に応じて木構造の各ノード上に重要キー
ワードを配置し、重要キーワードリスト部3aを作成す
る。
【0075】出力装置Dは、抽出された被検索対象情報
を出力する出力手段として、一覧形式表示部12、時系
形式表示部13、マトリクス形式表示部14、公報表示
部15、フォーム表示部16を備えている。
【0076】前記検索エンジン8で検索した結果、検索
エンジン8は該当特許リストを提供するが、この該当特
許リストの表示方法として、一覧形式表示部12はキー
ワードのヒット率が高い順に並べて表示したものであ
り、時系形式表示部13は出願日,公開日等の新旧順に
並べて表示したものであり、マトリクス形式表示部14
では予め設定された第1パラメータと検索時に入力され
る第2パラメータによりパラメータ群を構成し、構成さ
れたパラメータ群に対応した内容を表示したものであ
る。
【0077】図6は、本実施形態におけるマトリクス形
式表示部14の一実施形態であり、予め設定された第1
パラメータYと検索時に入力される第2パラメータXに
よりパラメータ群Zを構成し、構成されたパラメータ群
に対応した内容を表示する内容表示部と、前記内容表示
部にリンクされた、前記内容表示部の詳細な内容を表示
させた詳細内容表示部を備えている。
【0078】具体的に言うと、縦パラメータのキーワー
ドy1、y2、y3、y4、y5、y6、y7…は、キーワー
ドファイル2内に分野、専門分野別に準備しているもの
で、表示条件入力部でマトリクス表示が選択された際
に、重要キーワード検出、重要キーワード設定内で重要
キーワードの付属値として処理され、検索エンジン8に
送信し、送信結果として返ってきた値を第1パラメータ
Yに表示する。
【0079】横パラメータにはユーザーが重要キーワー
ド内から選択したキーワード若しくは任意のキーワード
1、x2、x3、x4…が入力され、縦横の各々のキーワ
ードにより検索された結果、検索エンジン8より提供さ
れた該当特許リスト、この場合該当特許の公開番号がパ
ラメータ群Zに表示される。
【0080】また、公報表示部15では、前記パラメー
タ群Z内にリンクされた各々の詳細内容を表示する。具
体的には、前記パラメータ群Zに表示された該当特許リ
ストz1、z2、z3、z4、z5…を予め各々の公報にリ
ンクさせておき、ユーザーが特許リスト内の閲覧したい
公報の公開番号をクリックすると、リンクされた該当公
報を表示させる。
【0081】最後にフォーム表示部16では、該当特許
リストz1、z2、z3、z4、z5…に表示された公報
を、予め作成された規定のフォーマットに表示する。具
体的には、該当特許リストより必要な公報の公開番号を
ユーザーが選択すると、フォーム作成プロシージャ17
が、その公報内で必要個所、例えば、公開番号、出願番
号、出願人、出願日、発明の名称及び発明のポイント等
を検出し、予め作成されたフォーム上に自動的に貼付さ
れ、画面上に表示される。
【0082】この場合、フォーム作成プロシージャ17
とは、ワープロソフトの重要個所選択機能を利用して作
られたサブルーチンである。ワープロソフトの重要個所
選択機能とは、各社のワープロソフトに標準装備されて
いるもので、現時点のワープロソフトでは、キーワード
検索結果の内容を取り込むことや、キーワードの数に応
じて、重要個所を判定し、それらを表示させることがで
きる機能を備えている。この機能を用い、公開番号、出
願番号、出願人、出願日、発明の名称を検索キーワード
として各々の内容を抽出し、また、重要個所を判定し、
結果を発明のポイント等として抽出し、これらの情報の
貼付場所を予め定めている規定フォーム上に貼付し、フ
ォーム表示画面上に出力する。
【0083】尚、本実施形態では、縦パラメータのキー
ワードy1、y2、y3、y4、y5、y 6、y7…は、キー
ワードファイル2内に分野、専門分野別に準備している
ものであるとしたが、これらの縦パラメータのキーワー
ドy1、y2、y3、y4、y5、y6、y7…は、端末E側
に保管してあっても良い。
【0084】(情報検索システムを用いた情報検索方
法)次に上記した情報検索システムを用いた検索方法に
ついて説明する。
【0085】ユーザーが端末から検索条件を設定、送信
し、サーバーが該検索条件を受信、検索実行し、検索結
果を返し、受け取ったユーザーが検索結果を基に、フォ
ームに則って調査報告書を作成する場合を例に説明す
る。
【0086】図5は本実施形態に係る情報検索方法の手
順を示すフローチャートである。
【0087】同図に示すように、最初に各種検索条件を
表示したメニュー画面を表示する(S101)。分野,
専門分野,表示レイアウト,出願人(企業名)指定等の
検索条件をユーザーに要求し、必要な検索条件を取得す
る(S102)。
【0088】次に、検索方法が重要キーワードによる入
力か、手入力かをユーザーに選択させ(S103)、重
要キーワードによる入力が選択されると、画面表示ファ
イル4より重要キーワード選択画面を取得、表示し、ユ
ーザーと対話して重要キーワードを選択させ、対象情報
を引き出す為の重要キーワードを取得(S104)す
る。手入力であれば、画面表示ファイル4より手入力キ
ーワード画面を取得、表示し、対象情報を引き出す為の
任意キーワードをユーザーより取得(S105)する。
【0089】前記各種条件、前記重要キーワード及び前
記任意キーワードは検索ボタンが押下されると検索エン
ジン8に送信され、検索を実行する。
【0090】ステップS106は、検出された重要キー
ワードに基づいて前記情報記憶手段から被検索対象情報
を抽出するステップである。先ず、前記重要キーワード
はキーワードファイル内、公報ファイル内にあることは
存知であるので、キーワードファイル内で重要キーワー
ドと合致する該当特許リストを取得する。
【0091】前記任意キーワードにおいては、前記任意
キーワードが複数である場合、任意キーワード全体をキ
ーワードファイル2に登録されたキーワードと照合し、
両キーワードが合致するか否かを判断する。合致した場
合には、キーワードファイル2より、被検索対象情報と
して該当特許リストを抽出する。
【0092】また、ステップS106で、任意キーワー
ド全体がキーワードファイルと合致しない場合には、任
意キーワード一部とキーワードファイルとを照合し、任
意キーワード一部が合致する否か判断する。合致した場
合にはキーワードファイルより該当特許リストを取得
し、合致しない場合にはそのまま出力装置Dの表示部に
移行する。
【0093】次に、検索結果である該当特許リストはス
テップS107での処理に移行する。このステップS1
07では、前記各種条件に応じて、前記該当特許リスト
をどの表示レイアウトを用いて画面上に表示するか判断
する。
【0094】抽出された被検索対象情報を出力するステ
ップとして、検索結果ヒット数の多少順に該当特許リス
トを並べた一覧形式表示(S108)、出願日,公開日
等の新旧順に該当特許リストを並べた時系形式表示(S
109)、縦パラメータに予め入力されたキーワード、
横パラメータにユーザーより選択若しくは入力されたキ
ーワードを設定し、縦横のキーワードにより検索した結
果、検索エンジン8が提供した該当特許リストを格子状
に並べて表示するマトリクス形式表示(S110)形式
がある。
【0095】ステップS107を基に、S108、S1
09、S110のうちいずれかユーザー選択された表示
形式の画面テンプレート11を画面表示ファイル4より
取得し、画面テンプレート11上に、ステップS106
より受け取った該当特許リストを貼付し表示する。ちな
みに、ステップS110では、図4のように画面上に表
示される。
【0096】このとき、ステップS106で任意キーワ
ードとキーワードファイルが合致しなかった場合には、
各々の画面テンプレート11上に「検索結果0」と貼
付、表示し、検索結果が検出できなかった旨をユーザー
に伝える。
【0097】ステップS111では、S108、S10
9、S110に表示された該当特許リスト内で、ユーザ
ーより閲覧要望がある公報が選択されると、公報ファイ
ル1から該当公報を取得し、該当公報を画面上に表示す
る(S112)。
【0098】また、ステップS113では、ユーザーか
ら、該当特許リスト中の公報をフォーム上で閲覧したい
との要望がくると、要望の公報を公報ファイル1より取
得し、予め準備されたフォーム作成プロシージャ17に
従い、前記公報をフォーム上に貼付し、画面上に表示さ
せる(S114)。尚、前記フォーム作成プロシージャ
17とは、本実施形態では、Perl言語で作成されて
いるサブルーチンの一つである。
【0099】最後に、ユーザーに再入力するか、画面に
表示されている内容を印刷するか、終了するかの判断を
求め(S115)、再入力判断であれば任意のページに
ジャンプし(S116)、印刷判断であれば印刷し(S
117)、終了判断であればこのプログラムを終了す
る。
【0100】図6は、図5中の、木構造上を移動するこ
とにより前記重要キーワードを選択するステップである
ステップS104についての重要キーワード選択の手順
を示すフローである。尚、検索処理画面として図3を使
用する。
【0101】尚、ステップS104に移行する前に、前
提条件として、抽出部10において、上位概念から下位
概念へと階層別に重要キーワード選別するステップが行
われる。先ず、選別するステップとしては、抽出部10
が、前記構文解析部9により構文解析されたモジュール
(キーワード)を、分析し、抽出する。次に前記重要キ
ーワードを分野別、専門分野別に選別してデータベース
上で整理し重要キーワードファイル3を作成する。
【0102】次に、蓄積するステップとして、前記重要
キーワードを木構造の各ノード上に配置して蓄積し、重
要キーワードリスト部3aを作成する具体的には、前記
重要キーワードファイル3内で、さらに重要キーワード
を上位概念から下位概念へと階層別に選別し、階層に応
じて木構造の各ノード上に重要キーワードを配置する。
前記配置された重要キーワードはそのままの形状で、重
要キーワードリスト部3aが管理する。
【0103】本実施形態では、抽出部10での工程は、
弁理士等の専門家の手によって行われるものとする。
【0104】ユーザーにより重要キーワード入力(S1
04)が選択されると、画面表示ファイル4より重要キ
ーワード入力画面を取得し、表示する。
【0105】ステップS201では、ユーザーより表示
条件を指定させる。前記重要キーワード入力画面では、
多角形上の頂点に各々配置されたキーワードボックス2
0と、前記キーワードボックス20内に表示するキーワ
ード表示窓19と、ユーザーに表示条件を入力させる表
示条件入力部とを表示する。
【0106】また、キーワード表示窓19に表示された
重要キーワードのみでなく、任意のキーワードも合わせ
て検索する場合には、手入力キーワードボックス30に
任意のキーワードを入力させ、検索の際には、両方のキ
ーワードを検索エンジン8へ送信する。
【0107】尚、上記の手入力キーワードボックス30
へは、ユーザーはどのノード位置からでも入力できる。
【0108】次に、ステップS202では重要キーワー
ド検索方法を選択させる。移動ボタン使用法を選択した
場合にはステップS203へ、層手入力法を選択した場
合にはステップS208へと移行する。
【0109】ステップS203では、ユーザーと対話し
ながら、現在表示されている重要キーワードリスト部3
aどの部分を次に閲覧したいかの判断をする。ちなみ
に、キーワード表示窓19には、図2で説明しているよ
うに、ユーザーが選択した、キーワードリスト部3aに
配置している、選出された重要キーワードが存在するノ
ードより1つ下のノードを表示する。尚、ノードの移動
は重要キーワードリスト部3aが動くのではなく、重要
キーワードを表示するキーワード表示窓19が概念的に
移動することによって実現される。
【0110】ステップS204では、現在ノードより1
つ下のノードを表示する処理を行う。現在表示中の重要
キーワードで、1つ下のノードを閲覧したいとのユーザ
ーからの要望が、当該重要キーワードのクリック等にて
知らされると、該当重要キーワードの1つ下位ノードに
存在する重要キーワード群を取得し、キーワード表示窓
19に表示する。このとき、クリックされた当該重要キ
ーワードを、検索用に選出された重要キーワードとして
重要キーワード記憶部3bで記憶し、記憶表示部34に
表示する。
【0111】ステップS205では、現在ノードより上
位ノードを表示する処理を行う。現在表示中の重要キー
ワードで、1つ上のノードを閲覧したいとのユーザーか
らの要望が、上層ボタン26のクリック等にて知らされ
ると、現在重要キーワード記憶部3bに記憶している最
新重要キーワードが含まれたノード、つまり1つ手前の
画面に戻る。そして、最新重要キーワードが含まれたノ
ードに存在する重要キーワード群を再び取得し、キーワ
ード表示窓19に表示する。このとき、重要キーワード
記憶部3bで記憶されていた最新重要キーワードを消去
する。同時に記憶表示部34でも消去し、現在記憶され
ている重要キーワードのみを表示する。
【0112】尚、最初の画面、つまり最上層ノードへ戻
りたいとの要望が最上層ボタン29のクリック等にて知
らせられると、初期の画面へ戻り、重要キーワード記憶
部3bで記憶されていた重要キーワードをすべて消去す
る。
【0113】ステップS206では、現在ノードより1
つ右の同層ノードを表示する処理を行う。現在表示中の
重要キーワードで、1つ右の同層ノードを閲覧したいと
のユーザーからの要望が、右層ボタン27のクリック等
にて知らされると、現在表示しているノードと同層で、
かつ、1つ右のノードに存在する重要キーワード群を取
得し、キーワード表示窓19に表示する。
【0114】ステップS207では、現在ノードより1
つ左の同層ノードを表示する処理を行う。現在表示中の
重要キーワードで、1つ左の同層ノードを閲覧したいと
のユーザーからの要望が、左層ボタン28のクリック等
にて知らされると、現在表示しているノードと同層で、
かつ、1つ左のノードに存在する重要キーワード群を取
得し、キーワード表示窓19に表示する。
【0115】上記のように選択手段を用い、この動作を
数回経て、ユーザーに重要キーワードを決定させる。
【0116】ステップS208は、ユーザーが任意の位
置にジャンプできる層入力方法についてである。
【0117】本実施形態では、検索中に、現在位置をユ
ーザーに教えるため、現在ノードの位置を取得し、階層
ボックス31と階層表示部33とを表示させ、検索を円
滑に行えるようにしている。
【0118】これら階層ボックス31と階層表示部33
とに表示された現在ノード位置を、ユーザーが自ら記憶
しておくことにより、次回から所望のノード位置を階層
ボックス31へ入力するだけでユーザーはその重要キー
ワードを表示させることができる。
【0119】ユーザーより任意の階層にジャンプしたい
との要望が、階層ボックス31の入力、ジャンプボタン
32クリック等より知らせられると、階層ボックス31
に入力されているノードを重要キーワードファイル9a
より取得し、表示する。
【0120】上記のようにして重要キーワードは選択さ
れるが、選択された重要キーワード及び選択された当該
ノードより上位に位置するノード上の重要キーワードを
検出するステップとして、ステップS209では、重要
キーワード記憶部3bが、現在位置より上位の重要キー
ワードを、重要キーワード選択の都度、記憶、蓄積す
る。
【0121】最後に、ステップS210では、ユーザー
より検索実行の要求が、検索ボタン35のクリック等で
知らされると、重要キーワード記憶部3bに記憶される
重要キーワードすべてと、ステップS201より受け取
った表示条件、任意キーワード等を検索用条件として設
定し、情報抽出ステップS106へと送信する。
【0122】(情報検索システム及び情報検索方法によ
る作用及び効果)以上の様に、この発明によれば、広範
囲もしくは専門的分野の検索であっても、的確な複数の
検索条件を簡単、かつ自由に入力し得、検索結果情報を
正確に選出することができる。
【0123】特に本実施形態では、これまで複雑かつ困
難とされてきた特許調査が、初心者でも親しみやすいよ
うに、操作の複雑性を緩和するようにと人間工学に基づ
いて設計された検索画面レイアウトにより、一層、検索
時の操作性が改良され、調査側にとって視覚的、心理的
負担が少ないように設計されている。
【0124】本発明により、従来の工程に比べ、人手に
よる操作、加工を6分の1にまで削減することができる
為、従来に比べ安価に特許情報を提供できる。
【0125】また、マトリクス形式表示では、検索結果
のリスト同士を容易に比較することができる為、安価か
つ公正にその発明の全体における位置、また、発明とし
ての価値を評価することができ、これらを基にした、知
的財産を担保とする融資システムを設計することが可能
である。
【0126】他にも、有望未利用発明に関する情報を、
安価かつ容易に得られるため、発明の利用や、新しい発
明の開発を促進することができる。
【0127】また、これらの情報を基に、技術及び市場
の動向を判断し、ひいては、経済活動を活発にすること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る情報検索システムの動作を概
念的に示す説明図である。
【図2】本実施形態の重要キーワード検索部での動作を
概念的に示す説明図である。
【図3】本実施形態における重要キーワード検索部画面
を示す構成図である。
【図4】本実施形態におけるマトリクス形式表示部画面
を示す構成図である。
【図5】本実施形態に係る情報検索方法の手順を示すフ
ロー図である。
【図6】本実施形態に係る重要キーワード選択の手順を
示すフロー図である。
【符号の説明】
A 記憶装置 B 入力装置 C 演算制御装置 D 出力装置 E 端末 F サーバー 1 公報ファイル 2 キーワードファイル 3 重要キーワードファイル 3a 重要キーワードリスト部 3b 重要キーワード記憶部 4 画面表示ファイル 5 検索条件入力部 6 重要キーワード検索部 7 手入力キーワード検索部 8 検索エンジン 9 構文解析部 10 抽出部 11 画面テンプレート 12 一覧形式表示部 13 時系形式表示部 14 マトリクス形式表示部 15 公報表示部 16 フォーム表示部 17 フォーム作成プロシージャ 18 探索部 19 キーワード表示窓 20 キーワードボックス 21 キャンセルボタン 22 キーワード消去ボタン 23 表示判断ボックス 24 条件式判断ボックス 25 検索場所判断ボックス 26 上層ボタン 27 右層ボタン 28 左層ボタン 29 最上層ボタン 30 手動入力ボックス 31 階層ボックス 32 ジャンプボタン 33 階層表示部 34 記憶表示部 35 検索ボタン Y 第1パラメータ y 縦パラメータキーワード X 第2パラメータ x 横パラメータキーワード Z パラメータ群 z 該当特許リスト

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記憶手段に蓄積された被検索対象情
    報を検索する情報検索システムであって、 上位概念から下位概念へと階層別に選別された重要キー
    ワードを前記階層に応じて木構造の各ノード上に配置し
    てなる重要キーワード蓄積手段と、 前記木構造上を移動することにより前記重要キーワード
    を選択する選択手段と、 選択された重要キーワード及び選択された当該ノードよ
    り上位に位置するノード上の重要キーワードを検出する
    重要キーワード検出手段と、 検出された重要キーワードに基づいて前記情報記憶手段
    から被検索対象情報を抽出する抽出手段と、 抽出された被検索対象情報を出力する出力手段とを有す
    ることを特徴とする情報検索システム。
  2. 【請求項2】 任意のキーワードを入力する入力手段を
    備え、 前記抽出手段は、前記検出された重要キーワードと、前
    記任意のキーワードと基づいて被検索対象情報を抽出す
    ることを特徴とする請求項1に記載の情報検索システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の情報検索システ
    ムにおいて、前記選択手段が、 木構造上の各ノード間を移動して該当重要キーワードを
    探索する探索部と、 選択された重要キーワードが位置するノードの下層ノー
    ドに配置された重要キーワードを画面上に表示する重要
    キーワード表示部を有することを特徴とする情報検索シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の重要キーワード表示部
    において、重要キーワードが、多角形の頂点に各々配置
    される配置手段を有することを特徴とする情報検索シス
    テム。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2に記載の情報検索システ
    ムにおいて、前記出力手段が、 予め設定された第1パラメータと検索時に入力される第
    2パラメータによりパラメータ群を構成し、構成された
    パラメータ群に対応した内容を表示する内容表示部と、 前記内容表示部にリンクされ、内容表示部の詳細な内容
    を表示させた詳細内容表示部とを有することを特徴とす
    る情報検索システム。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の情報検索システムにお
    いて、前記出力手段が、 前記内容表示部の重要個所を、予め設定されたフォーム
    に貼付し、画面上に表示するフォーム表示部を有するこ
    とを特徴とする情報検索システム。
  7. 【請求項7】 情報記憶手段に蓄積された被検索対象情
    報を検索する情報検索方法であって、 上位概念から下位概念へと階層別に重要キーワード選別
    するステップと、 前記重要キーワードを木構造の各ノード上に配置して蓄
    積するステップと前記木構造上を移動することにより前
    記重要キーワードを選択するステップと、 選択された重要キーワード及び選択された当該ノードよ
    り上位に位置するノード上の重要キーワードを検出する
    ステップと、 検出された重要キーワードに基づいて前記情報記憶手段
    から被検索対象情報を抽出するステップと、 抽出された被検索対象情報を出力するステップとを有す
    ることを特徴とする情報検索方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の情報検索方法におい
    て、前記被検索対象情報を抽出するステップには、 任意のキーワードを入力するステップと、 前記検出された重要キーワードと、前記任意のキーワー
    ドとに基づいて被検索対象情報を抽出するステップとが
    含まれることを特徴とする情報検索方法。
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