JP2002349513A - アクチュエーションシステム - Google Patents

アクチュエーションシステム

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JP2002349513A
JP2002349513A JP2001158290A JP2001158290A JP2002349513A JP 2002349513 A JP2002349513 A JP 2002349513A JP 2001158290 A JP2001158290 A JP 2001158290A JP 2001158290 A JP2001158290 A JP 2001158290A JP 2002349513 A JP2002349513 A JP 2002349513A
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supply
working fluid
control valve
fluid
supply pressure
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JP2001158290A
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Toshio Kamimura
敏夫 神村
Koji Ito
浩二 伊藤
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Nabtesco Corp
Original Assignee
Teijin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部流体源を追加することなく、外部供給圧
低下時に、アクチュエータへの所要の流体量および流体
圧を確保し得るようにした、飛行安全性に優れた低コス
トのアクチュエーションシステムを提供する。 【解決手段】 外部流体源からアクチュエータ10への
作動流体の給排通路23、28に接続され、所定供給圧
の作動流体を供給する内部流体源40を設けて、外部流
体源から所定供給圧の作動流体を導入する外部供給圧導
入ポート21とは別に、内部流体源40からの作動流体
を導入する内部供給圧導入ポート43を形成するととも
に、外部供給圧導入ポート21および内部供給圧導入ポ
ート43から機械式制御弁31および電気式制御弁32
に作動流体を供給できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体圧アクチュエ
ータを用いるアクチュエーションシステムに関し、特に
フライバイワイヤ方式の制御装置に機械的制御機構を併
設したアクチュエーションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、航空機の舵面(昇降舵、方向舵、
補助翼等の飛行制御翼面)等の制御対象を機械的リンケ
ージに頼らないで制御するフライバイワイヤ(Fly-By-W
ire:以下、FBWという)方式の制御システムが実現
されているが、人命尊重のための高度な安全性と信頼性
が要求される航空機等においては、FBW制御が不可能
になるような電気系の故障が生じた場合でも操縦桿から
の手動操作入力に応じて舵面制御できる必要がある。そ
こで、このような場合に、油圧アクチュエータの給排制
御機構に設けたインプットリンクと操縦桿とを比較的簡
素なリンケージにより機械的に連結し、機械的に操縦制
御を行うことができる機械的制御機構を併設したものが
ある。
【0003】通常のFBWモードでは、航空機のフライ
トコントロールコンピュータ(Flight Control Compute
r:以下単にFCCという)が安定増大装置(SAS:S
tability Augmentation System)として機能する場合、
操縦桿による操作コマンドに機体の安定化のための補正
値等が加算されて入力コマンドが生成され、このコマン
ド信号が電油圧サーボ回路に入力され、舵面制御アクチ
ュエータへの作動油の供給および排出が制御されて、舵
面の操舵、保舵の制御がなされるようになっている。
【0004】一方、複数系統のうち一系統のFBWモー
ドが使えない状態に陥ると、例えば一系統について流体
源からの供給圧が所定圧未満に低下したりその電気回路
が故障したりすると、故障系統のアクチュエータが他系
統の正常なアクチュエータ動作に悪影響を及ぼさないよ
うにする必要があるため、故障系統のアクチュエータの
供給側と排出側の流体室間を直接に連通させる等して他
系統に対し無抵抗となるようにする、いわゆるバイパス
機能を持つモードに切替え可能になっている。さらに、
複数系統の供給圧が全部失陥したような場合に、舵面の
フラッタを防止するため、供給側および排出側の流体室
の間に絞り要素を挿入し、いわゆるダンピング機能を持
たせることがなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のアクチュエーションシステムにあっては、外部の流
体供給源(流体圧の供給源)の故障や流入量の減少によ
って供給圧が低下し、安全性が低下するような場合で
も、直接にその供給圧低下等を補って所要の流体量およ
び流体圧を発生させるといったことはできず、アクティ
ブな能力に欠ける点で、飛行安全性の確保上の未解決の
課題となっていた。
【0006】これに対し、例えば外部流体源を追加する
ことが考えられるが、FBW制御時に使用される通常の
外部流体源と同程度の外部流体源を追加するのは、コス
ト面のみならず、システムの重量面でも問題があった。
【0007】そこで、本発明は、外部流体源を追加する
ことなく、外部供給圧低下時に、アクチュエータへの所
要の流体量および流体圧を確保し得るようにした、飛行
安全性に優れた低コストのアクチュエーションシステム
を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、シリンダ内に収納されたピストンの両側
に一方および他方の流体室を形成し、両流体室への作動
流体の供給および排出によりピストンを移動させるアク
チュエータと、所定の外部流体源からの前記一方および
他方の流体室への作動流体の供給および排出を制御する
制御弁を有する給排制御機構と、前記制御弁を操作して
前記給排制御機構の制御モードを切り替えるモード切替
え弁と、を備えたアクチュエーションシステムにおい
て、前記外部流体源から前記アクチュエータへの作動流
体の給排通路に接続され、所定供給圧の作動流体を供給
する内部流体源を設けて、前記外部流体源から所定供給
圧の作動流体を導入する外部供給圧導入ポートとは別
に、前記内部流体源からの作動流体を導入する内部供給
圧導入ポートを形成するとともに、前記外部供給圧導入
ポートおよび内部供給圧導入ポートから前記制御弁に作
動流体を供給するものである。
【0009】このシステムでは、外部流体源からアクチ
ュエータへの作動流体の給排通路に内部流体源が接続さ
れ、外部流体源から作動流体を導入する外部供給圧導入
ポートとは別に、前記内部流体源からの作動流体を導入
する内部供給圧導入ポートが形成され、外部および内部
の両供給圧導入ポートから、制御弁に作動流体が供給さ
れる。したがって、外部流体源からの供給圧や供給量が
低下した場合、内部流体源を作動させてその低下を補う
ことが可能となり、飛行安全性を確保することができ
る。
【0010】また、本発明は、シリンダ内に収納された
ピストンの両側に一方および他方の流体室を形成し、両
流体室への作動流体の供給および排出によりピストンを
移動させるアクチュエータと、機械的操作入力により切
替え操作される機械式制御弁および操舵電気信号入力に
より切替え操作される電気式制御弁を有し、両制御弁の
うちいずれかにより前記一方および他方の流体室への作
動流体の供給および排出を制御する給排制御機構と、所
定の外部流体源から前記アクチュエータへの作動流体の
供給および排出を行う給排通路に、前記機械式制御弁お
よび電気式制御弁のうち任意の一方を選択して挿入し、
前記給排制御機構の制御モードを切り替えるモード切替
え弁と、外部からの機械的操作入力を前記機械式制御弁
に伝達する操作力伝達部材を有し、前記モード切替え弁
によって前記機械式制御弁が前記アクチュエータへの作
動流体の給排通路に挿入されたとき、該操作力伝達部材
を介した操作入力により前記機械式制御弁を作動させる
機械的制御機構と、を備えたアクチュエーションシステ
ムにおいて、前記外部流体源から前記アクチュエータへ
の作動流体の給排通路に接続され、所定供給圧の作動流
体を供給する内部流体源を設けて、前記外部流体源から
所定供給圧の作動流体を導入する外部供給圧導入ポート
とは別に、前記内部流体源からの作動流体を導入する内
部供給圧導入ポートを形成するとともに、前記外部供給
圧導入ポートおよび内部供給圧導入ポートから前記機械
式制御弁および電気式制御弁に作動流体を供給する通路
を形成したものである。
【0011】このシステムでは、外部流体源からアクチ
ュエータへの作動流体の給排通路に内部流体源が接続さ
れ、外部流体源から作動流体を導入する外部供給圧導入
ポートとは別に、前記内部流体源からの作動流体を導入
する内部供給圧導入ポートが形成され、外部および内部
の両供給圧導入ポートから、機械式制御弁および電気式
制御弁に作動流体が供給される。したがって、外部流体
源からの供給圧や供給量が低下した場合、内部流体源を
作動させてその低下を補うことが可能となり、飛行安全
性を確保することができる。
【0012】本発明のアクチュエーションシステムは、
また、前記外部供給圧導入ポートおよび内部供給圧導入
ポートから前記機械式制御弁および電気式制御弁への作
動流体の供給を許容する一方、前記機械式制御弁および
電気式制御弁から前記外部供給圧導入ポートおよび内部
供給圧導入ポート側への逆流を阻止する逆止弁を備えた
ものであるのがよい。この場合、外部供給圧導入ポート
側の導入圧が低下したとき、その外部供給圧導入ポート
側の導入圧を上回る作動流体圧を内部供給圧導入ポート
側から機械式制御弁および電気式制御弁に供給すること
ができる。
【0013】さらに、本発明のアクチュエーションシス
テムは、前記外部供給圧導入ポートから前記機械式制御
弁への作動流体の供給を許容する一方、前記機械式制御
弁から前記外部供給圧導入ポート側への逆流を阻止する
逆止弁を備え、前記機械式制御弁および電気式制御弁の
うち前記電気式制御弁からのみ、前記外部供給圧導入ポ
ート側への作動流体の逆流を許容するように構成し得
る。この構成では、外部供給圧導入ポート側の導入圧が
低下したときに、その外部供給圧導入ポート側の導入圧
を上回る作動流体圧を内部供給圧導入ポート側から機械
式制御弁に供給することができる一方、アクチュエータ
側から電気式制御弁に大きな負荷圧が作用すると、外部
供給圧導入ポート側への作動流体の逆流が許容される。
したがって、アクチュエータの支持部分に過大な力が加
わるのを防止することができる。
【0014】本発明のアクチュエーションシステムは、
また、前記作動流体の排出通路に所定の排出圧力に設定
されたリリーフ弁を備え、前記内部流体源が、前記作動
流体の排出通路からの作動流体を加圧して前記所定供給
圧の作動流体を供給するポンプを有する構成であっても
よい。この場合には、排出通路に配したリリーフ弁の設
定圧に応じて、内部流体源のポンプに一定の背圧を付与
することができ、アクチュエータの作動状態に関わりな
く、内部流体源による所要の供給圧を適時に発生させる
ことができる。
【0015】さらに、本発明のアクチュエーションシス
テムは、前記外部供給圧導入ポートからの作動流体を導
入し、前記モード切替え弁による前記給排制御機構の制
御モードの切替えのための操作圧を制御する切替え操作
圧制御手段を設けたものであるのがよい。このようにす
ると、外部流体源からの供給圧の失陥時等に、アクチュ
エータの動作モードを好ましいモードに切り替えること
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面に基づいて説明する。
【0017】(第1実施形態)図1および図2は、本発
明の第1実施形態に係るアクチュエーションシステムを
示す図である。なお、本実施形態は本発明を並列する多
重液圧制御系統のそれぞれに適用したものであるが、図
面にはその1系統のみの構成を図示している。また、以
下に説明する構成は同一の舵面を駆動する各制御系統に
ついて共通するものである。
【0018】まず、構成を説明する。図1において、1
0は油圧アクチュエータであり、アクチュエータ10は
シリンダ11およびピストン12を有している。このア
クチュエータ10は、シリンダ11内に収納されたピス
トン12の軸方向両側に一方および他方の油室13、1
4(流体室)を画成したものであり、これら二つの油室
13、14のうち一方に作動油(作動流体)を供給し他
方から排出することにより、ピストン12に油圧力を作
用させ、ピストン12を移動させるようになっている。
このアクチュエータ10はそのブラケット部10aで図
示しない航空機の機体側構造部材1に揺動自在に支持さ
れており、ピストン12のロッド部12eは航空機の舵
面側部材Wに連結されている。
【0019】また、アクチュエータ10の油室13、1
4には後述する給排制御機構20を介して作動油が供給
および排出され、給排制御機構20には供給圧Pの作動
油を供給する図示しない外部流体供給源(外部流体源)
と、アクチュエータ10から排出される作動油を蓄えて
外部流体供給源側に戻すリザーバ回路(又はタンク)と
が接続されている。なお、給排制御機構20の外部供給
圧導入ポート21と前記外部流体供給源との間には、例
えば図示しない逆止弁およびフィルタが設けられてい
る。
【0020】25は機械的操作入力に応動するインプッ
トリンクであり、このインプットリンク25は図1中の
上下両端側のいずれからも操作力を入力し得る揺動式の
操作力伝達部材として構成されている。すなわち、イン
プットリンク25の第1移動端部25a(図1中の上端
部)はパイロットによって操作される図外の操縦桿若し
くはペダル等の手動操作部材に機械的リンケージを介し
て連結されており、インプットリンク25の第2移動端
部25b(図1中の下端部)はピストン12のロッド部
12eに揺動可能に支持されている。また、インプット
リンク25は、両移動端部25a、25bの間にサミン
グポイント25c(弁操作点部)を有し、第1移動端部
25aからの手動操作量と第2移動端部25bからの機
械的フィードバック量との偏差に相当する機械的変位
を、弁操作量としてサミングポイント25cから出力す
るようになっている。
【0021】31は、インプットリンク25により4ポ
ートを開閉操作および開度調節される3位置切替え可能
な機械式制御弁である。この機械式制御弁31は、外部
供給圧導入ポート21からの供給通路23に接続された
供給圧ポート31aと、排出通路28および外部への排
出ポート29を介して前記リザーバ回路に接続されるド
レインポート31bと、操作入力に応じて両ポートに接
続される一対の制御圧ポート31c、31dとを有して
いる。この機械式制御弁31は、供給圧ポート31aと
制御圧ポート31c又は31dとを通して、油室13又
は14に外部流体供給源からの作動油を供給するととも
に、油室14又は13からの作動油をドレインポート3
1bを通して排出させることができ、さらに、供給圧ポ
ート31aおよびドレインポート31bと制御圧ポート
31c、31dとの接続を遮断して両油室13、14へ
の作動油の供給および排出を停止することができる。な
お、図2において、31eは機械式制御弁31の弁体で
あり、31hは各ポート31a、31b、31cおよび
31dが形成された略スリーブ状の操作入力部である。
操作入力部31hはインプットリンク25からの操作入
力に応じて弁体31eと相対移動し、各ポート31a、
31b、31cおよび31dの開度を変化させることが
できる。
【0022】32は、図外のFCCからの操舵制御信号
である電気制御信号Sa、Sbにより4ポートを開閉操
作および開度調節するよう電磁駆動される、3位置切替
え可能な電気式制御弁である。この電気式制御弁32
は、流体圧供給源からの作動油を導入する供給圧ポート
32aと、リザーバ回路に作動油を排出するリターンポ
ート32bと、制御信号Sa、Sbの入力に応じて両ポ
ート32a、32bに接続される一対の制御圧ポート3
2c、32dとを有している。また、電気式制御弁32
は、例えば電気制御信号Sa、Sbに応じ弁体32eを
電磁駆動することにより、電気制御信号Sa又はSbの
信号レベルに応じ一対の制御圧ポート32c、32dを
通して油室13又は14に前記流体圧供給源からの作動
油を供給するとともに、油室14又は13からの作動油
をリターンポート32bを通して前記リザーバ回路に排
出させることができる。さらに、電気式制御弁32は、
供給圧ポート32aおよびリターンポート32bと制御
圧ポート32c、32dとの接続を遮断して油室13、
14への作動油の供給および排出を停止することができ
る。なお、前記電気制御信号Saは例えば舵角増加方向
の信号、前記電気制御信号Sbは例えば舵角減少方向の
信号であり、それぞれ操舵量に応じた電気制御信号とし
て電気式制御弁32の電磁駆動部32j、32kに入力
される。
【0023】アクチュエータ10の一方および他方の油
室13、14は、6ポート2位置切替弁であるモード切
替弁33の切替えにより、制御弁31、32のうちいず
れか一方の制御圧ポート31c、31d又は32c、3
2dに接続されるようになっている。このモード切替弁
33は、制御弁31、32のそれぞれの制御圧ポート3
1c、31dおよび32c、32dに接続される各一対
の制御弁側ポート33a、33bおよび33c、33d
と、一方および他方の油室13、14に接続された一対
のアクチュエータ側ポート33f、33gと、パイロッ
ト圧導入部33hとを有している。
【0024】モード切替弁33は、パイロット圧導入部
33hからの付勢力に応じて変位する弁体33jと、こ
の弁体33jをパイロット圧導入部33hとは逆の方向
に付勢するスプリング33kとを備えており、これらの
付勢力により、制御弁31、32のうち任意の一方の制
御圧ポート31c、31d又は32c、32dを油室1
3、14に接続することができるよう、モード切替弁3
3は、図1および図2にそれぞれ示した二つの給排モー
ド位置に切り替えられるようになっている。
【0025】また、モード切替弁33のパイロット圧導
入部33hへのパイロット圧Paは、ソレノイド弁35
がON(図1)の状態では流体圧供給源からの供給圧P
となり、ソレノイド弁35がOFF(図2)の状態では
戻り側の低圧(前記リザーバ回路による背圧)まで低下
する。ソレノイド弁35は、制御弁31、32の供給圧
ポート31a、32aに接続された高圧側入口ポート3
5aと、制御弁31、32のドレインポート31b、3
2bに接続された低圧側入口ポート35bと、FCCか
らのモード切替制御信号Scに応じて両入口ポート35
a、35bのうちいずれか一方に接続される出口ポート
35cとを有している。また、ソレノイド弁35は、弁
体35d、スプリング35eおよび電磁駆動部35fか
らなり、電磁駆動部35fに切替制御信号Scが入力さ
れるときに弁体35dを図1に示すOFF位置からもう
一方のON位置に変位させて、出口ポート35cを通し
モード切替弁33にパイロット圧Paを加えるようにな
っている。すなわち、ソレノイド弁35は、前記FCC
からのモード切替制御信号Scに応じて、前記流体圧供
給源およびリザーバ回路のうちいずれか一方側の作動油
圧を、パイロット圧Paとしてモード切替弁33のパイ
ロット圧導入部33hに供給する切替え操作圧制御手段
となっている。
【0026】一方、機械式制御弁31を通るアクチュエ
ータ10への作動油の供給通路23および排出通路28
のうち少なくとも一方の通路には、供給通路23を通る
作動油の流量および圧力を増量制御することができる内
部流体圧供給源40(内部流体源)が設けられている。
【0027】この内部流体圧供給源40は、作動流体の
排出通路28を介して前記リザーバ回路側から作動流体
を吸入し加圧して、前記所定供給圧の作動流体を供給す
ることができる可変容量型のポンプ41と、外部流体供
給源からの作動流体(圧油)の圧力Pが低下した場合等
の後述する場合にこのポンプ41を駆動制御する電動モ
ータ42とを有し、給排制御機構20内の供給通路23
上に、ポンプ41の吐出口(詳細は図示していない)に
連通する内部供給圧導入ポート43を形成している。こ
こで、ポンプ41は、前記外部流体供給源からアクチュ
エータ10への作動流体の給排通路のいずれか一方又は
双方に、例えば供給通路23および排出通路28の双方
に接続されており、このように内部流体圧供給源40を
供給通路23および排出通路28に接続することで、自
己のアクチュエーションシステム(例えば、並列する複
数の流体圧アクチュエータをユニット化したシステム)
内において、所定供給圧の作動流体をアクチュエータ1
0側に供給することができる。
【0028】内部流体圧供給源40のポンプ41の吐出
容量は、内部供給圧発生時にのみ増加し、通常は最低に
近い所定の吐出容量に抑えられる。また、内部流体源4
0のポンプ41は、作動流体の排出通路28から作動流
体を吸入し、その作動流体を加圧して、所定供給圧の作
動流体を内部供給圧導入ポート43に供給するようにな
っている。
【0029】なお、図1において、15はピストン位置
検出手段としての差動変圧器で、シリンダ11内に収納
された検出コイル部15aと、ピストン12の内端部に
装着された図示しない鉄芯状の検出コアとで構成されて
いる。
【0030】次に、上述したアクチュエーションシステ
ムの動作について説明する。
【0031】本システムでは、前記外部流体供給源から
の供給圧や供給量が十分に確保された状態で、通常のF
BW制御がなされ、パイロットの操縦負担が軽減され
る。このFBW制御モードでは、内部流体圧供給源40
を作動させる必要はなく、モータ42は回転しない。
【0032】一方、何らかの理由により、あるアクチュ
エータ制御系統において、外部流体供給源からの供給圧
や供給量が低下した場合、例えばバイパスモードへの切
替えを要するほどではない程度で一系統の圧油供給経路
に漏れが発生したようなときには、外部流体供給源から
の供給圧をモニタするFCC側では、外部供給圧導入ポ
ート21の低下を補うべく内部流体圧供給源40を作動
させる。すなわち、その系統におけるアクチュエータ1
0の作動流体圧を確保し、飛行安全性を確保する。この
とき、ポンプ41は吐出容量を増加するよう制御され、
モータ42が駆動されて、内部流体圧供給ポート43の
流体圧が所定の流体圧供給レベルに高められる。
【0033】このように、本実施形態においては、給排
通路23、28に内部流体圧供給源40が接続されるこ
とで、外部流体供給源から作動流体を導入する外部供給
圧導入ポート21とは別に、内部流体圧供給源40から
作動流体を導入する内部供給圧導入ポート43が形成さ
れているので、その外部および内部の両供給圧導入ポー
ト21、43から、機械式制御弁31および電気式制御
弁32に作動流体を供給することができる。
【0034】(第2実施形態)図3は、本発明の第2実
施形態に係るアクチュエーションシステムを示す図であ
る。なお、以下の各実施形態については、上述した第1
実施形態に係るアクチュエーションシステムと類似し、
上述のアクチュエータ10を備えたものであるので、以
下の説明においては上述の実施形態と同一の構成につい
て図1および図2と同一符号を付し、上述の実施形態と
の相違点について詳細に説明する。
【0035】図3に示すように、本実施形態のシステム
では、外部供給圧導入ポート21および内部供給圧導入
ポート43から機械式制御弁31および電気式制御弁3
2への作動流体の供給を許容する一方、機械式制御弁3
1および電気式制御弁32から外部供給圧導入ポート2
1および内部供給圧導入ポート43側への逆流を阻止す
る一対の逆止弁51、52を備えている。
【0036】逆止弁51は、供給通路23の一部を構成
する前後の油路L1およびL2の間の差圧に応じて開閉
し、上流側の油路L1が下流側の油路L2より高圧の場合
にはその前後油路L1、L2間の差圧により開弁して自由
流路を形成し、外部供給源から機械式制御弁31および
電気式制御弁32への作動流体(圧油)の供給方向に流
れを許容する。逆に、上流側の油路L1が下流側の油路
L2より低圧の場合にはその前後油路L1、L2間の差圧
により閉弁し、機械式制御弁31および電気式制御弁3
2側から外部供給源側への作動流体(圧油)の逆流を阻
止するよう閉弁することができる。
【0037】また、逆止弁52は、供給通路23に接続
する油路L3と、ポンプ41の吐出口に接続する油路L4
との差圧に応じて開閉し、ポンプ41側の油路L3が供
給通路23側の油路L4より高圧の場合にはその前後油
路L3、L4間の差圧により開弁して自由流路を形成し、
ポンプ41から機械式制御弁31および電気式制御弁3
2への作動流体(圧油)の供給方向に流れを許容する。
逆に、ポンプ41側の油路L3が供給通路23側の油路
L4より低圧の場合にはその前後油路L3、L4間の差圧
により閉弁し、機械式制御弁31および電気式制御弁3
2側からポンプ41側への作動流体(圧油)の逆流を阻
止することができる。
【0038】このように構成された本実施形態のアクチ
ュエーションシステムでは、通常のFBW制御の状態で
は、システム内に導入される外部供給圧が内部流体圧供
給源40のポンプ41の吐出口に直接に加わることがな
く、内部流体圧供給源40を必要時にのみ作動させるこ
とができる。
【0039】一方、何らかの理由で外部供給圧導入ポー
ト側の導入圧が低下したときには、その圧力低下が、各
系統の外部供給圧導入ポート21の導入圧、すなわち各
系統への外部供給圧をモニタするための圧力センサ(図
示していない)によって検知され、FCC側でそれが把
握される。そして、その圧路低下に応じて、モータ駆動
信号Siがモータ42に与えられ、ポンプ41が回転し
て、内部供給圧導入ポート43側から機械式制御弁31
および電気式制御弁32側の供給通路23に所定の作動
流体圧が供給される。
【0040】この状態においては、外部供給源からの供
給圧Pが所定圧以下の間は内部流体源40による作動流
体圧が外部供給源からの供給圧よりも高圧となり、逆止
弁51が閉弁する。したがって、外部供給圧導入ポート
21側の導入圧が低下したとき、その外部供給圧導入ポ
ート21側の導入圧を上回る作動流体圧を内部供給圧導
入ポート43側から機械式制御弁31および電気式制御
弁32側の供給通路23に供給することができる。した
がって、例えばモード切替え弁33による手動操舵モー
ド等といった故障時の動作モードへの切替えを要する程
度ではないが、1系統の油圧が漏れ等によって低下し、
飛行安全性の確保の点から好ましくないといった状態の
ときでも、その系統の外部供給圧低下を補って、多重化
されたアクチュエーションシステムの飛行安全性を確保
することができる。
【0041】(第3実施形態)図4は、本発明の第3実
施形態に係るアクチュエーションシステムを示す図であ
る。本実施形態のアクチュエーションシステムは、外部
供給圧導入ポート21から機械式制御弁31および電気
式制御弁32への作動流体の供給と、電気式制御弁32
から外部供給圧導入ポート21側への逆流とを許容する
一方、機械式制御弁31から外部供給圧導入ポート21
側への逆流を阻止する逆止弁61を備えている。ここ
で、逆止弁61は、供給通路23の一部を構成する前後
の油路L5およびL6の間の差圧に応じて開閉し、上流側
の油路L5が下流側の油路L6より高圧の場合にはその前
後油路L5、L6間の差圧により開弁して自由流路を形成
し、外部供給源から機械式制御弁31への作動流体(圧
油)の供給方向に流れを許容する。逆に、上流側の油路
L6が下流側の油路L5より低圧の場合にはその前後油路
L5、L6間の差圧により閉弁し、機械式制御弁31側か
ら外部供給源側への作動流体(圧油)の逆流を阻止する
よう閉弁することができる。
【0042】すなわち、本実施形態においては、機械式
制御弁31および電気式制御弁32のうち電気式制御弁
32からのみ、外部供給圧導入ポート側への作動流体の
逆流を許容する構成となっている。
【0043】このように構成された本実施形態のシステ
ムでは、外部供給圧導入ポート21側の導入圧が低下し
たときに、その外部供給圧導入ポート21側の導入圧を
上回る作動流体圧を内部供給圧導入ポート43側から機
械式制御弁31に供給することができる。一方、通常の
FBW制御モードでアクチュエータ10側から電気式制
御弁32に大きな負荷圧が作用すると、電気式制御弁3
2から外部供給圧導入ポート21側への作動流体の逆流
が許容される。したがって、アクチュエータ10の支持
部分である機体側構造部材1に過大な力が加わるのを防
止することができる。
【0044】(第4実施形態)図5は、本発明の第4実
施形態に係るアクチュエーションシステムを示す図であ
る。本実施形態のアクチュエーションシステムは、作動
流体の排出通路28に所定の排出圧力に設定されたリリ
ーフ弁71を備えたものである。また、リリーフ弁71
より上流側であってポンプ41より下流側の排出通路2
8には、蓄圧器72が接続されており、これらリリーフ
弁71および蓄圧器72によってポンプ41に一定の背
圧が与えられるようになっている。なお、リリーフ弁7
1および蓄圧器72はそれぞれ公知のものであり、前記
背圧の設定条件に応じて選定されている。
【0045】このように、本実施形態においては、排出
通路28に配したリリーフ弁71の設定圧に応じて、内
部流体源40のポンプ41に一定の背圧を付与すること
ができる。したがって、アクチュエータ10の作動状態
に関係なく、内部流体源40のポンプ41によって、所
要の供給圧を適時に発生させることができることとな
る。
【0046】(第5実施形態)図6は、本発明の第5実
施形態に係るアクチュエーションシステムを示す図であ
る。本実施形態のアクチュエーションシステムは、アク
チュエータ10の一方および他方の油室13、14に、
7ポート3位置切替弁であるモード切替弁43を接続
し、そのモード切替弁43の切替えによりアクチュエー
タ動作モードを切替えるようになっている。
【0047】このモード切替弁43は、制御弁31、3
2のうちいずれか一方の制御圧ポート31c、31d又
は32c、32dに接続されるようになっており、図6
中に示すように、機械式制御弁31に接続された手動操
舵モード位置と、電気式制御弁32に接続されたFBW
制御モード位置と、アクチュエータ10の一方および他
方の油室13、14を連通させるバイパスモード位置と
に切り替え可能である。
【0048】そして、このモード切替弁43は、2種類
の操作圧切替え用ソレノイド弁45A、45BのON/
OFFに応じて、パイロット圧Pa1およびPa2を加減
することで切り替えられる。
【0049】具体的には、モード切替弁43は、制御弁
31、32のそれぞれの制御圧ポート31c、31dお
よび32c、32dに接続される各一対の制御弁側ポー
ト33a、33bおよび33c、33dと、排出通路2
8に接続されたドレインポート43rと、一方および他
方の油室13、14に接続された一対のアクチュエータ
側ポート43f、43gと、一対のパイロット圧導入部
43h1、43h2とを有している。また、モード切替弁
43は、パイロット圧導入部43h1、43h2からの付
勢力に応じて変位する弁体43jと、この弁体43jを
パイロット圧導入部43h1、43h2とは逆の方向に付
勢するスプリング43kとを備えており、これにより、
機械式制御弁31および電気式制御弁32のうち任意の
一方の制御圧ポート31c、31d又は32c、32d
を油室13、14に接続することができ、あるいはバイ
パスモード位置に切り替えることができる。
【0050】また、操作圧切替え用のソレノイド弁45
A、45Bは、それぞれ弁体45d、スプリング45e
および電磁駆動部45fからなり、電磁駆動部45fに
切替制御信号Sc1、Sc2がそれぞれ入力されるとき
に、それぞれの弁体45dを図6に示すOFF位置から
もう一方のON位置に変位させて、出口ポート45cを
通しモード切替弁43にパイロット圧Pa1、Pa2を加
えるようになっている。すなわち、ソレノイド弁45
A、45Bは、FCCからのモード切替制御信号Sc
1、Sc2に応じて、前記外部流体供給源およびリザーバ
回路のうちいずれか一方側の作動流体圧を、パイロット
圧Paとしてモード切替弁43のパイロット圧導入部4
3h1、43h2に供給する切替え操作圧制御手段となっ
ている。
【0051】本実施形態においても、上述の実施形態と
同様の効果が期待でき、さらに、バイパスモードでのア
クチュエータ動作が可能となる。
【0052】なお、上述の各実施形態においては航空機
の舵面制御用アクチュエータとして説明したが、FBW
制御される他用途の液圧アクチュエータ等であってもよ
いことはいうまでもなく、本発明は、機械的制御機構付
きFBW制御の流体圧アクチュエータシステム全般につ
いて広く適用することができるものである。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、外部流体源からアクチ
ュエータへの作動流体の給排通路に内部流体源を接続し
て、外部流体源から作動流体を導入する外部供給圧導入
ポートとは別に、内部流体源からの作動流体を導入する
内部供給圧導入ポートを形成し、外部および内部の両供
給圧導入ポートから、機械式制御弁および電気式制御弁
に作動流体を供給するようにしているので、外部流体源
からの供給圧や供給量が低下した場合に、内部流体源を
作動させてその低下を補うことができ、飛行安全性を確
保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアクチュエーションシステムの第
1実施形態を示すその概略構成図であり、機械式制御弁
による手動操舵モードの状態を示している。
【図2】本発明に係るアクチュエーションシステムの第
1実施形態を示すその要部概略構成図である。
【図3】本発明に係るアクチュエーションシステムの第
2実施形態を示すその要部概略構成図である。
【図4】本発明に係るアクチュエーションシステムの第
3実施形態を示すその要部概略構成図である。
【図5】本発明に係るアクチュエーションシステムの第
4実施形態を示すその要部概略構成図である。
【図6】本発明に係るアクチュエーションシステムの第
5実施形態を示すその要部概略構成図である。
【符号の説明】
10 アクチュエータ 11 シリンダ 12 ピストン 13、14 油室 20 給排制御機構 21 外部供給圧導入ポート 23 供給通路(給排通路) 25 インプットリンク 28 排出通路(給排通路) 29 排出ポート 31 機械式制御弁 32 電気式制御弁 33、43 モード切替弁 35、45A、45B ソレノイド弁(切替え操作圧
制御手段) 40 内部流体圧供給源(内部流体源) 41 ポンプ 42 モータ 43 モード切替弁 51、52、61 逆止弁 71 リリーフ弁 72 蓄圧器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダ内に収納されたピストンの両側に
    一方および他方の流体室を形成し、両流体室への作動流
    体の供給および排出によりピストンを移動させるアクチ
    ュエータと、 所定の外部流体源からの前記一方および他方の流体室へ
    の作動流体の供給および排出を制御する制御弁を有する
    給排制御機構と、 前記制御弁を操作して前記給排制御機構の制御モードを
    切り替えるモード切替え弁と、を備えたアクチュエーシ
    ョンシステムにおいて、 前記外部流体源から前記アクチュエータへの作動流体の
    給排通路に接続され、所定供給圧の作動流体を供給する
    内部流体源を設けて、 前記外部流体源から所定供給圧の作動流体を導入する外
    部供給圧導入ポートとは別に、前記内部流体源からの作
    動流体を導入する内部供給圧導入ポートを形成するとと
    もに、 前記外部供給圧導入ポートおよび内部供給圧導入ポート
    から前記制御弁に作動流体を供給することを特徴とする
    アクチュエーションシステム。
  2. 【請求項2】シリンダ内に収納されたピストンの両側に
    一方および他方の流体室を形成し、両流体室への作動流
    体の供給および排出によりピストンを移動させるアクチ
    ュエータと、 機械的操作入力により切替え操作される機械式制御弁お
    よび操舵電気信号入力により切替え操作される電気式制
    御弁を有し、両制御弁のうちいずれかにより前記一方お
    よび他方の流体室への作動流体の供給および排出を制御
    する給排制御機構と、 所定の外部流体源から前記アクチュエータへの作動流体
    の供給および排出を行う給排通路に、前記機械式制御弁
    および電気式制御弁のうち任意の一方を選択して挿入
    し、前記給排制御機構の制御モードを切り替えるモード
    切替え弁と、 外部からの機械的操作入力を前記機械式制御弁に伝達す
    る操作力伝達部材を有し、前記モード切替え弁によって
    前記機械式制御弁が前記アクチュエータへの作動流体の
    給排通路に挿入されたとき、該操作力伝達部材を介した
    操作入力により前記機械式制御弁を作動させる機械的制
    御機構と、を備えたアクチュエーションシステムにおい
    て、 前記外部流体源から前記アクチュエータへの作動流体の
    給排通路に接続され、所定供給圧の作動流体を供給する
    内部流体源を設けて、 前記外部流体源から所定供給圧の作動流体を導入する外
    部供給圧導入ポートとは別に、前記内部流体源からの作
    動流体を導入する内部供給圧導入ポートを形成するとと
    もに、 前記外部供給圧導入ポートおよび内部供給圧導入ポート
    から前記機械式制御弁および電気式制御弁に作動流体を
    供給することを特徴とするアクチュエーションシステ
    ム。
  3. 【請求項3】前記外部供給圧導入ポートおよび内部供給
    圧導入ポートから前記機械式制御弁および電気式制御弁
    への作動流体の供給を許容する一方、前記機械式制御弁
    および電気式制御弁から前記外部供給圧導入ポートおよ
    び内部供給圧導入ポート側への逆流を阻止する逆止弁を
    備えたことを特徴とする請求項2に記載のアクチュエー
    ションシステム。
  4. 【請求項4】前記外部供給圧導入ポートから前記機械式
    制御弁への作動流体の供給を許容する一方、前記機械式
    制御弁から前記外部供給圧導入ポート側への逆流を阻止
    する逆止弁を備え、 前記機械式制御弁および電気式制御弁のうち前記電気式
    制御弁からのみ、前記外部供給圧導入ポート側への作動
    流体の逆流を許容することを特徴とする請求項は2に記
    載のアクチュエーションシステム。
  5. 【請求項5】前記作動流体の排出通路に所定の排出圧力
    に設定されたリリーフ弁を備え、 前記内部流体源が、前記作動流体の排出通路からの作動
    流体を加圧して前記所定供給圧の作動流体を供給するポ
    ンプを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    に記載のアクチュエーションシステム。
  6. 【請求項6】前記外部供給圧導入ポートからの作動流体
    を導入し、前記モード切替え弁による前記給排制御機構
    の制御モードの切替えのための操作圧を制御する切替え
    操作圧制御手段を設けたことを特徴とする請求項1〜5
    のいずれかに記載のアクチュエーションシステム。
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