JP2002348082A - エスカレーター装置 - Google Patents

エスカレーター装置

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JP2002348082A
JP2002348082A JP2001155949A JP2001155949A JP2002348082A JP 2002348082 A JP2002348082 A JP 2002348082A JP 2001155949 A JP2001155949 A JP 2001155949A JP 2001155949 A JP2001155949 A JP 2001155949A JP 2002348082 A JP2002348082 A JP 2002348082A
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JP
Japan
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horizontal
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guide
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Pending
Application number
JP2001155949A
Other languages
English (en)
Inventor
Iwao Kanoko
岩男 鹿子
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 踏段が主枠の傾斜部を移動するときに、踏段
における主枠下端側の上縁部に緩衝片が上昇するエスカ
レーター装置を得る。 【解決手段】 踏段4に作動機構12を介して緩衝片1
4を装備し、エスカレーターの乗降口近くの踏段4の水
平移動箇所においては緩衝片14を下降位置に保持す
る。このため、エスカレーターに乗降する乗客が乗降口
近くにおいて緩衝片14が乗降の妨げになることはな
い。また、踏段4が相互間に段差を生じて傾斜移動する
箇所では、緩衝片14を踏段4上面よりも上昇した位置
に変位して、踏段4の主枠の下端側における上縁部の角
7に対応した突出位置に配置する。これにより、傾斜部
移動時において踏段4の角7を緩衝片14により覆い、
乗降する乗客が転倒した場合に緩衝片14によって衝撃
を緩和する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、傾斜して設置さ
れた主枠に多数が無端状に連結された踏段が配置されて
循環移動するエスカレーター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のエスカレーター装置を概
念的に示す側面図である。図において、1はエスカレー
ターの主枠で、傾斜して設置されて上端部及び下端部に
水平部2が形成され、長手の中間部に傾斜部3が形成さ
れている。4は踏段で、踏み板5及び主枠1の下端側に
ライザー6が設けられて、ライザー6の上端に角7が形
成される。
【0003】従来のエスカレーター装置は上記のように
構成され、多数の踏段4が連結されて主枠1に無端状に
配置されて、図示が省略してあるが主枠1に設けられた
踏段レールに案内されて循環移動し、水平部2において
水平姿勢によって水平移動する。また、踏段4が水平部
2から傾斜部3に移行するに従って踏段4の相互間に段
差が生じ、傾斜部3においては水平姿勢を保って傾斜移
動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
スカレーター装置では、踏段4が傾斜部3を移動すると
きに相互間に段差が生じ、踏段4の主枠1下端側の縁部
に角7が形成される。このため、踏段4に乗降する乗客
が転倒した場合に角7に身体を打ち付ける恐れがあると
いう問題点があった。
【0005】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、踏段が主枠の傾斜部を移動する
ときに、踏段における主枠下端側の上縁部に緩衝片が配
置されるエスカレーター装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエスカレ
ーター装置においては、傾斜して設置されて上端部及び
下端部に水平部が形成され中間部に傾斜部が形成された
主枠と、多数が連結されて主枠に無端状に配置され主枠
の水平部において水平姿勢によって水平移動し、主枠の
傾斜部において水平姿勢を保って傾斜移動する踏段と、
踏段に設けられて一側が踏段における主枠の上端部側に
枢着されて踏段における主枠の下端部側に延長された支
持体、この支持体の回動端部に装着された緩衝片及び支
持体の下方側に装着された作動体からなる作動機構と、
主枠に設けられて踏段の移動経路に沿って配置され、主
枠の水平部に対応した水平案内部及び主枠の傾斜部に対
応した傾斜案内部が形成されて、水平案内部により作動
体を案内し緩衝片を踏段上面よりも下降した位置に保持
し、傾斜案内部により作動体を案内し緩衝片を上昇させ
て踏段上面よりも上昇した位置に配置する案内レールと
が設けられる。
【0007】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図4は、こ
の発明の実施の形態の一例を示す図で、図1はエスカレ
ーター装置を概念的に示す側面図、図2は図1のA部拡
大図、図3は図2の要部縦断側面図、図4は図1のB部
拡大図である。図において、1はエスカレーターの主枠
で、傾斜して設置されて上端部及び下端部に水平部2が
形成され、長手の中間部に傾斜部3が形成されている。
4は踏段で、踏み板5及び主枠1の下端側にライザー6
が設けられ、ライザー6の上端に角7が形成される。
【0008】8は踏段4における主枠1の下端部側の縁
部に設けられて踏段4に形成された多数の桟9の相互間
にそれぞれ配置されたスリット状の貫通孔、10は踏段
4における主枠1の下端部側の下縁部に枢着された追従
ローラ、11は主枠1に設けられて踏段4の移動経路に
沿って配置されて追従ローラ10の転動を案内する追従
レールである。
【0009】12は作動機構で、踏段4に設けられて一
側が踏段4における主枠1の上端部側の下側に枢着され
て踏段4における主枠1の下端部側に延長された支持体
13、ゴム等の軟質弾性材からなり支持体13の回動端
部に装着されてそれぞれの貫通孔8に空隙を形成して嵌
合する緩衝片14、支持体13の下方側に設けられた脚
15に枢着された転輪からなる作動体16、踏段4にお
ける主枠1の下端部側から下方に突設されて支持体13
に空隙を形成して挿通されたねじ棒17、ねじ棒17の
挿通端にねじ込まれたナット18、ねじ棒17に嵌合さ
れて踏段4と支持体13の間に配置された圧縮コイルば
ねからなる付勢体19によって構成されている。
【0010】20は案内レールで、主枠1に設けられて
踏段4の移動経路に沿って配置され、主枠1の水平部2
に対応した水平案内部21及び主枠1の傾斜部3に対応
した傾斜案内部22が形成される。そして、水平案内部
21により作動体16を案内して緩衝片14を踏段4上
面よりも下降した位置に保持し、傾斜案内部22により
作動体16を案内して緩衝片14を上昇させて踏段4上
面よりも上昇した位置に変位させる。
【0011】上記のように構成されたエスカレーター装
置において、多数の踏段4が連結されて主枠1に無端状
に配置されて、主枠1に設けられた追従レール11によ
って追従ローラ10が案内され、また図示が省略してあ
るが踏段4の駆動ローラが踏段レールに案内されて踏段
4が主枠1を循環移動する。そして、踏段4は主枠1の
水平部2において水平姿勢によって水平移動し、また踏
段4が水平部2から傾斜部3に移行するに従って相互間
に段差が生じ、傾斜部3においては水平姿勢を保って傾
斜移動する。
【0012】また、踏段4に作動機構12が設けられ支
持体13が付勢体19によって下方に付勢されるので緩
衝片14も下方に付勢される。そして、エスカレーター
の乗降口近くにおいて作動体16が案内レール20の水
平案内部21に支持されて、図4に示すように緩衝片1
4は踏段4上面よりも下降した位置に保持される。ま
た、案内レール20の傾斜案内部22において作動体1
6が付勢体19の付勢力に抗して押し上げられて、図2
に示すように緩衝片14は踏段4上面よりも上昇した位
置に保持される。
【0013】以上説明したように、踏段4に作動機構1
2を介して緩衝片14が装備されて、エスカレーターの
乗降口近くの踏段4の水平移動箇所においては緩衝片1
4が下降位置に保持される。このため、エスカレーター
に乗降する乗客が乗降口近くにおいて緩衝片14によっ
て乗降を妨げられることはない。そして、踏段4が相互
間に段差が生じて傾斜移動する箇所では、緩衝片14は
踏段4上面よりも上昇した位置に配置されて、踏段4の
主枠1の下端側における上縁部の角7に対応した突出位
置に配置される。
【0014】これにより、踏段4が傾斜部3を移動する
ときに相互間に段差が生じた状態において、踏段4の主
枠1下端側の縁部に形成される角7を覆うように緩衝片
14が配置される。このため、踏段4に乗降する乗客が
転倒した場合に角7部に身体を打ち付けるような事態が
発生した場合であっても、緩衝片14によって衝撃が緩
和されるので転倒による被害、痛みを軽減することがで
きる。
【0015】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、傾斜し
て設置されて上端部及び下端部に水平部が形成され中間
部に傾斜部が形成された主枠と、多数が連結されて主枠
に無端状に配置され主枠の水平部において水平姿勢によ
って水平移動し、主枠の傾斜部において水平姿勢を保っ
て傾斜移動する踏段と、踏段に設けられて一側が踏段に
おける主枠の上端部側に枢着されて踏段における主枠の
下端部側に延長された支持体、この支持体の回動端部に
装着された緩衝片及び支持体の下方側に装着された作動
体からなる作動機構と、主枠に設けられて踏段の移動経
路に沿って配置され、主枠の水平部に対応した水平案内
部及び主枠の傾斜部に対応した傾斜案内部が形成され
て、水平案内部により作動体を案内し緩衝片を踏段上面
よりも下降した位置に保持し、傾斜案内部により作動体
を案内し緩衝片を上昇させて踏段上面よりも上昇した位
置に配置する案内レールとを設けたものである。
【0016】これによって、踏段に作動機構を介して緩
衝片が装備されて、エスカレーターの乗降口近くの踏段
の水平移動箇所においては緩衝片が下降位置に保持され
る。このため、エスカレーターに乗降する乗客が乗降口
近くにおいて緩衝片によって乗降を妨げられることはな
い。そして、踏段が相互間に段差を生じて傾斜移動する
箇所では、緩衝片は踏段上面よりも上昇した位置に配置
されて、踏段の主枠の下端側における上縁部の角に対応
した突出位置に配置される。これにより、踏段が傾斜部
を移動するときに相互間に段差が生じ、踏段の主枠下端
側の縁部に形成される角を覆うように緩衝片が配置され
る。このため、踏段に乗降する乗客が転倒した場合に角
部に身体を打ち付ける事態が発生した場合であっても、
緩衝片によって衝撃が緩和されるので転倒による被害、
痛みを軽減する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、エスカ
レーター装置を概念的に示す側面図。
【図2】 図1のA部拡大図。
【図3】 図2の要部縦断側面図。
【図4】 図1のB部拡大図。
【図5】 従来のエスカレーター装置を概念的に示す側
面図。
【符号の説明】
1 主枠、 2 水平部、 3 傾斜部、 4
踏段、 12 作動機構、 13 支持体、 1
4 緩衝片、 16 作動体、 20 案内レー
ル、 21 水平案内部、 22 傾斜案内部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜して設置されて上端部及び下端部に
    水平部が形成され、中間部に傾斜部が形成された主枠
    と、多数が連結されて上記主枠に無端状に配置され上記
    水平部において水平姿勢によって水平移動し、上記傾斜
    部において水平姿勢を保って傾斜移動する踏段と、上記
    踏段に設けられて一側が上記踏段における上記上端部側
    に枢着されて上記踏段における上記下端部側に延長され
    た支持体、この支持体の回動端部に装着された緩衝片及
    び上記支持体の下方側に装着された作動体からなる作動
    機構と、上記主枠に設けられて上記踏段の移動経路に沿
    って配置され、上記水平部に対応した水平案内部及び上
    記傾斜部に対応した傾斜案内部が形成されて、上記水平
    案内部により上記作動体を案内し上記緩衝片を上記踏段
    上面よりも下降した位置に保持し、上記傾斜案内部によ
    り上記作動体を案内し上記緩衝片を上昇させて上記踏段
    上面よりも上昇した位置に配置する案内レールとを備え
    たエスカレーター装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013124183A (ja) * 2011-12-16 2013-06-24 Toshiba Elevator Co Ltd 乗客コンベア
CN103708331A (zh) * 2012-09-28 2014-04-09 东芝电梯株式会社 自动电梯的梯级

Cited By (3)

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