JP2002347546A - 車両用制御装置 - Google Patents

車両用制御装置

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JP2002347546A
JP2002347546A JP2001160966A JP2001160966A JP2002347546A JP 2002347546 A JP2002347546 A JP 2002347546A JP 2001160966 A JP2001160966 A JP 2001160966A JP 2001160966 A JP2001160966 A JP 2001160966A JP 2002347546 A JP2002347546 A JP 2002347546A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドライバが容易に認識可能な動作態様で、自
車両の前方に存在する障害物に関する警報を行なうと共
に、適切な自動制動を行なう。 【解決手段】 車両に搭載されたメインコントローラ
は、所定周期で矩形波状に増減する減速基準指令値BC
Bと、時間の経過に応じて漸増するベース値(オフセッ
ト値)との和である減速指令値BCに従って、自動的な
制動動作を実行することにより、前方に存在する障害物
に関する体感的な警報をドライバに与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自車両の前方に存
在する障害物に関する警報を発生する警報装置の分野に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、代表的な車両である自動車の
分野においては、前方に存在する障害物に関する警報を
ドライバに対して発する各種の警報装置が提案されてい
る。
【0003】このような警報装置の一例として、例えば
特開平11−189071号には、車線逸脱の防止制御
と、前方を走行する他車両との車間距離制御とを行なう
と共に、それら制御の状態を車両内において適宜表示す
る前方障害物警報システムが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術によれ
ば、車線逸脱を防止することができると共に、安全な車
間距離を維持することができるが、複数の事象に対して
の警報動作が行われるため、それらの警報が発報された
際に、ドライバはどの警報が発報しているのかを瞬間的
には判断できない場合がある。
【0005】また、このような車両用の警報システムで
は、ドライバによる運転操作とは独立して、走行中の車
両が自動的に制動するため、ドライバは違和感を感じる
場合が多い。
【0006】そこで本発明は、ドライバが容易に認識可
能な動作態様で、自車両の前方に存在する障害物に関す
る警報を行なうと共に、適切な自動制動を行なう車両用
制御装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る車両用制御装置は、以下の構成を特徴
とする。
【0008】即ち、前方に存在する障害物と車両との距
離に関する値を検出する障害物検出手段と、前記車両の
ドライバによる運転操作とは独立して、前記車両の走行
速度を自動的に制動する制動制御手段と、前記距離に関
する値が所定の条件を満たす際に、前記制動制御手段に
よる前記車両に対する制動力が所定周期で増減するよう
に調整すると共に、その制動力のベース値を、時間の経
過に応じて漸増するように変更することにより、前記ド
ライバに対する障害物警報を行なう警報手段とを備える
ことを特徴とする。
【0009】好適な実施形態において、前記警報手段
は、前記障害物警報を行なっているときに前記ドライバ
によるブレーキ操作を検出した際には、前記障害物警報
を中止すると良い。
【0010】また、例えば前記警報手段は、前記障害物
警報を行なっているときに、前記車両が所定勾配より急
な下り勾配を走行していることを検出した際には、前記
ドライバによるブレーキ操作を検出しても、前記障害物
警報を継続すると良い。
【0011】或いは、前記警報手段は、前記障害物警報
を行なっているときに、前記車両が所定勾配より急な下
り勾配を走行していることを検出した際には、前記ドラ
イバによる所定の強さより大きなブレーキ操作が検出さ
れない限り、前記障害物警報を継続させても良い。
【0012】また、好適な他の実施形態において、前記
制動制御手段は、前記警報手段による障害物警報が行わ
れている場合に、前記ドライバによるブレーキ操作を検
出した際には、前記警報手段による調整結果としての制
動力を保持したままの状態で、前記ドライバによるブレ
ーキ操作に応じた制動を行なうと良い。
【0013】また、例えば前記警報手段は、前記ベース
値の大きさを、前記障害物と前記車両との距離に関する
値、前記車両の運転状態を表わすパラメータ、前記車両
周囲の走行路環境を表わすパラメータの少なくとも何れ
かに応じて変更すると良い。
【0014】この場合、前記警報手段は、前記ベース値
の大きさを、前記障害物との衝突危険度に関するパラメ
ータ、前記ドライバの前方視認性の度合に関するパラメ
ータ、そして前記車両の走行安定性に関するパラメータ
の優先順位で変更すると良い。
【0015】
【発明の効果】上記の本発明によれば、ドライバが容易
に認識可能な動作態様で、自車両の前方に存在する障害
物に関する警報を行なうと共に、適切な自動制動を行な
う車両用制御装置の提供が実現する。
【0016】即ち、請求項1の発明によれば、自動的な
制動動作によって体感的な警報を行なう際に、制動力が
所定周期で増減すると共に、その制動力のベース値が時
間の経過に応じて漸増する、という動作態様なので、適
切な自動制動を行なうことができると共に、ドライバ
は、前方障害物に対する警報であることを容易に認識す
ることができる。
【0017】また、請求項2の発明によれば、ドライバ
によるブレーキ操作が行なわれているときには自動的な
制動を伴う障害物警報が中止されるので、そのブレーキ
操作中にも係る障害物警報が実行されることによるドラ
イバの違和感を防止することができる。
【0018】また、一般に、急な下り勾配においては、
前方に障害物が存在するか否かに関らずに、ドライバは
ブレーキ操作によって走行速度の調整を行なう場合が多
いが、請求項3の発明によれば、急な下り勾配を走行中
には、ドライバによるブレーキ操作を検出した場合であ
っても障害物警報が継続されるので、障害物警報が動作
していることを、ドライバに対して確実に報知すること
ができる。
【0019】また、上記の如くドライバがブレーキ操作
によって走行速度の調整を行なう急な下り勾配におい
て、ドライバによるブレーキ操作は、さほど大きな強さ
(例えばブレーキペダルに対する踏力)ではないが、請
求項4の発明によれば、ドライバによる所定の強さより
大きなブレーキ操作が検出されない限り、障害物警報が
継続される。即ち、ドライバが前方に存在する障害物を
認識して大きな強さでブレーキ操作を行なった場合に
は、障害物警報が中止される。これにより、障害物警報
が動作していることをドライバに対して確実に報知する
ことができると共に、そのブレーキ操作中にも係る障害
物警報が実行されることによるドライバの違和感を防止
することができる。
【0020】また、請求項5の発明によれば、ドライバ
によるブレーキ操作中にも制動力が増減することによる
ドライバの違和感を防止することができると共に、ドラ
イバによる障害物認識後のブレーキ操作の不足による危
険な状態を確実に補うことができる。
【0021】また、請求項6の発明によれば、自動的な
制動動作の度合いを適切に調整することができる。
【0022】また、請求項7の発明によれば、自動的な
制動動作の度合いを、危険性に応じて適切に調整するこ
とができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車両用制御装
置を、前方障害物への衝突防止支援システムに適用した
実施形態として、図面を参照して詳細に説明する。
【0024】[第1の実施形態]本実施形態において、
衝突防止支援システムは、自車両の前方に存在する障害
物への衝突を防止すべく、当該自車両において表示及び
音声(音響)によって警報を発生すると共に、後述する
如く自動的な制動を行なうことにより、ドライバが体感
可能な警報(体感警報)を行なう。本実施形態におい
て、体感警報とは、ドライバが運転中の車両が所定の制
動態様の自動的な制動動作によって減速することによ
り、その減速の際の自車両の挙動変化により、当該ドラ
イバが自車両の前方に存在する障害物に関する衝突の危
険性が報知されていることを、体感によって認識できる
警報である。
【0025】まず、本実施形態における特徴的な体感警
報制御を説明するのに先立って、衝突防止支援システム
の基本的な動作について説明する。
【0026】図1は、第1の実施形態における前方障害
物への衝突防止支援システムの動作を説明する図であ
る。また、図2は、第1の実施形態における前方障害物
への衝突防止支援システムによって車両上で報知される
警報の態様を説明する図である。
【0027】本実施形態において、車両100の走行路
には、道路側に設けられた所定の設備(所謂インフラ)
として、障害物の有無及び存在する障害物までの距離を
検出する障害物センサ200、並びに、その障害物セン
サ200による検出結果や路面の状態等の情報を、周囲
を走行する車両100に送信する路車間通信設備300
が設けられている。また、車両100には、前方に存在
する障害物と自車両との距離を検出するレーザレーダ3
が設けられている。
【0028】車両100の制御装置(後述するメインコ
ントローラ1に相当)は、前方に障害物が存在する場合
に、その障害物と自車両との距離を、路車間通信設備3
00またはレーザレーダ3から取得する。
【0029】そして、車両100の制御装置は、取得し
た距離に応じて、・まず、障害物までの距離に比較的余
裕のある場合には、図2(a)に例示するように、障害
物の存在を知らせるための情報提供を、ディスプレイ
(後述するディスプレイ12に相当)への表示と人工音
声によって行ない、・次に、障害物までの距離に余裕が
ない場合には、図2(b)に例示するように、その旨を
ディスプレイへの表示と警報音によって行ない、・そし
て、障害物との衝突を回避するためには直ちに制動が必
要な場合には、図2(c)に例示するように、その旨を
ディスプレイへの表示と警報音によって報知すると共
に、体感警報として、車両100の自動的な制動を実行
することにより、ドライバの運転操作を支援する。
【0030】次に、上記の衝突防止支援システムを実現
するために車両100に搭載される装備について説明す
る。
【0031】図3は、第1の実施形態における車両10
0に搭載される主な機器の配置を例示する図である。ま
た、図4は、第1の実施形態における車両100の制御
系の構成を示すブロック図である。
【0032】図3及び図4において、前後加速度(G)
センサ2は、車両100に発生する車両前後方向への加
速を検出する。レーザレーダ3は、車両100の前方に
存在する障害物と車両100との距離及び相対速度を検
出する。路車間通信機4は、路車間通信設備300から
送出された電波を受信することにより、道路設備側から
前方に存在する障害物までの距離及び相対速度、渋滞や
工事等の道路情報、並びに路面摩擦係数(μ)等の路面
情報を取得する。
【0033】また、ブレーキスイッチ5は、ドライバに
よるブレーキペダルの操作の有無を検出する。ブレーキ
圧センサ6は、ドライバによるブレーキペダルの操作力
(踏力)を検出する。
【0034】また、ナビゲーションユニット7は、メイ
ンコントローラ1に対して、前方の道路形状等を表わす
道路情報を提供する。GPSユニット8は、外部より受
信したGPS(グローバル・ポジショニング・システ
ム)信号に基づいて検出した現在位置情報を、メインコ
ントローラ1に対して提供する。ヘッドライトスイッチ
9は、その操作状態により、メインコントローラ1に対
して、車両100の周囲の明暗情報(照度情報)を提供
する。
【0035】メインコントローラ1は、車両100の制
動制御を行なう。即ち、メインコントローラ1は、ブレ
ーキ圧センサ6によって検出したブレーキペダルの操作
力に応じた減速度指令値BCをブレーキ電子制御ユニッ
ト(ブレーキECU)10に設定する。ブレーキECU
10は、設定された減速度指令値BCに応じてブレーキ
アクチュエータ11を駆動することにより、車両100
の制動を行なう。
【0036】また、メインコントローラ1は、前方障害
物への衝突を防止するための警報制御として、上述した
各センサ及びスイッチ等から取得した情報に基づいて、
ディスプレイ12への画面表示及びスピーカ13への音
声出力による警報を実行する。その際、メインコントロ
ーラ1は、ブレーキECU10に減速度指令値BCを設
定するのに先立って、設定すべき減速度指令値BCを、
後述する如く調整することにより、前方障害物への衝突
を防止する体感警報を実現する。
【0037】本実施形態においてメインコントローラ1
によって実行される警報制御処理のうち、ディスプレイ
12への画面表示及びスピーカ13への音声出力による
警報処理(車両前方に関する情報提供を含む)は、図2
を参照して上述した警報態様が実現されるものとし、以
下の説明では、本実施形態において特徴的な体感警報処
理について説明する。
【0038】図5は、第1の実施形態における体感警報
処理を説明する図である。また、図6は、第1の実施形
態においてメインコントローラ1が実行する体感警報処
理を示すフローチャートであり、メインコントローラ1
に設けられた不図示のマイクロコンピュータが実行する
制御プログラムの手順を示す。
【0039】図6において、ステップS1,ステップS
2:レーザレーダ3による検出結果及び/または路車間
通信機4によって外部より受信した情報に基づいて、一
般的な手法により、車両100(自車両)の前方に存在
する障害物(他車両等)に関する情報を取得する(ステ
ップS1)と共に、取得した情報に基づいて、一般的な
手法により、当該障害物と車両100との衝突の危険性
を判断する(ステップS2)。
【0040】ステップS3,ステップS6:ステップS
2にて算出した衝突に関する危険性に応じて、車両10
0の自動的な制動を伴う体感警報の発報が必要かを判断
し(ステップS3)、この判断で体感警報が必要と判断
された場合はステップS4に進み、必要無いと判断され
た場合には、体感警報の出力は行なわないと決定し(ス
テップS6)、ステップS1に戻る。
【0041】ステップS4:ステップS3にて体感警報
が必要と判断されたので、今回の制御周期における減速
指令値BCとして、減速基準指令値BCBとオフセット
値とを加算する。
【0042】即ち、ステップS4では、図5に示すよう
に、警報発報が必要と判断された最初のタイミング(警
報開始タイミング)からの経過時間に応じて矩形波状
(パルス状)に変化する減速基準指令値BCBに対し
て、その警報開始タイミングからの経過時間に応じて漸
増するオフセット量(ベース値)を加算することによ
り、同図の3段目に示す減速指令値BCが、今回の制御
周期において実際に出力されるべき指令値として算出さ
れる。
【0043】ステップS5:ステップS4にて算出され
た減速指令値BCを、ブレーキECU10に設定する。
このとき、ブレーキECU10は、設定された減速指令
値BCに応じて、ブレーキアクチュエータ11を駆動す
ることによって車両100をドライバの運転操作とは無
関係に自動的に減速する。これにより、ドライバは、車
両100に発生した人工的な前後方向の挙動により、前
方障害物への体感警報であると認知する。
【0044】このように、本実施形態において、自動的
な制動動作によって体感的な警報を行なう際に、車両1
00に対する制動力は、所定周期で矩形波状に増減する
減速基準指令値BCBと、時間の経過に応じて漸増する
ベース値(オフセット値)との和である減速指令値BC
に基づく減速動作態様なので、適切な自動制動を行なう
ことができると共に、ドライバは、減速指令値BCに応
じた自車両の挙動変化により、前方障害物に対する警報
であることを容易に認識することができる。
【0045】[第2の実施形態]次に、上述した第1の
実施形態を基本とする第2の実施形態を説明する。以下
の説明においては、第1の実施形態と同様な構成につい
ては重複する説明を省略し、本実施形態における特徴的
な部分を中心に説明する。
【0046】図7は、第2の実施形態における体感警報
処理を説明する図である。
【0047】本実施形態では、図7に示すように、第1
の実施形態と同様に障害物に関する体感警報を行なって
いるときに、ブレーキスイッチ5がオン状態となってド
ライバによるブレーキ操作が検出された際には、係る体
感警報を中止する。具体的な処理としては、上述した図
6のステップS4において減速指令値BCを決定するに
際して、ブレーキスイッチ5がオン状態であることが検
出されている場合には、今回の制御周期における減速指
令値BCとしてゼロを設定する。この場合、ブレーキ圧
センサ6による検出結果に応じてブレーキECU10が
ブレーキアクチュエータ11を駆動することにより、車
両100は、ドライバの操作に応じて減速する。
【0048】このような本実施形態によれば、ドライバ
によるブレーキ操作が行なわれているときには自動的な
制動を伴う体感警報が中止されるので、そのブレーキ操
作中にも係る体感警報が実行されることによるドライバ
の違和感を防止することができる。
【0049】[第3の実施形態]次に、上述した第1の
実施形態を基本とする第3の実施形態を説明する。以下
の説明においては、第1の実施形態と同様な構成につい
ては重複する説明を省略し、本実施形態における特徴的
な部分を中心に説明する。
【0050】本実施形態では、第1の実施形態と同様に
体感警報が行われている場合に、ドライバによるブレー
キ操作が検出された際には、減速指令値BCとして、警
報開始タイミングからの経過時間に応じて漸増するオフ
セット量(ベース値)だけを設定することにより、自動
制動としての制動力を保持したままの状態で、ドライバ
によるブレーキ操作に応じた制動を行なう。
【0051】図8は、第3の実施形態においてメインコ
ントローラ1が実行する体感警報処理を示すフローチャ
ートであり、メインコントローラ1に設けられた不図示
のマイクロコンピュータが実行する制御プログラムの手
順を示す。また、図9は、第3の実施形態における体感
警報処理を説明する図である。
【0052】図8において、ステップS11:内部処理
用の解除フラグをゼロにリセットする。
【0053】ステップS12〜ステップS14:第1の
実施形態における図6のステップS1からステップS3
と同様な処理を行なうことにより、体感警報の要否を判
定する。
【0054】ステップS15:ステップS14の判断で
体感警報が必要と判断された場合は、解除フラグの状態
が1にセットされているかを判断し、解除フラグの状態
がゼロにセットされている場合にはステップS18に進
み、当該解除フラグが1にセットされていると判断され
た場合には、ステップS22に進む。
【0055】ステップS16,ステップS17:ステッ
プS14の判断で体感警報が必要無いと判断された場合
は、解除フラグの状態をゼロにセットし(ステップS1
6)、体感警報の出力は行なわないと決定し(ステップ
S17)、ステップS12に戻る。
【0056】ステップS18,ステップS19:ブレー
キスイッチ5がオン状態となってドライバによるブレー
キ操作が検出されたかを判断し(ステップS18)、ブ
レーキ操作が検出されない場合はステップS20に進
み、ブレーキ操作が検出された場合は、解除フラグの状
態を1にセットし(ステップS19)、ステップS12
に戻る。ステップS19にて解除フラグの状態を1にセ
ットした場合、次の制御周期のステップS27において
体感警報が停止される。
【0057】ステップS20,ステップS21:ステッ
プS16ではドライバによるブレーキ操作が検出されて
いないので、第1の実施形態における図6のステップS
4及びステップS5と同様な処理を行なうことによって
体感警報を実行し、ステップS12に戻る。
【0058】ステップS22:ステップS14の判断結
果により警報発報が必要であって、且つステップS15
の判断結果により解除フラグが1にセットされているの
で、ステップS22では、オフセット値を、今回の制御
周期における減速度指令値BCとして設定する。ここ
で、本ステップにて設定されるオフセット値は、図9に
示すように、警報開始タイミングからの経過時間に応じ
て漸増するオフセット量(ベース値)であり、矩形波状
の減速度基準指令値BCBは加算されない。
【0059】ステップS23:ステップS22にて設定
された減速度指令値BCを、ブレーキECU10に出力
し、ステップS12に戻る。
【0060】このような本実施形態によれば、ドライバ
によるブレーキ操作が行なわれているときには、減速指
令値BCから矩形波状の減速基準指令値BCBが差し引
かれるので、そのブレーキ操作中にも第1の実施形態の
如く体感警報が実行されることによるドライバの違和感
を防止することができると共に、ドライバによる障害物
認識後のブレーキ操作の不足による危険な状態を確実に
補うことができる。
【0061】[第4の実施形態]次に、上述した第1の
実施形態を基本とする第4の実施形態を説明する。以下
の説明においては、第1の実施形態と同様な構成につい
ては重複する説明を省略し、本実施形態における特徴的
な部分を中心に説明する。
【0062】一般に、急な下り勾配においては、前方に
障害物が存在するか否かに関らずに、ドライバはブレー
キ操作によって自車両の走行速度の調整を行なう場合が
多い。
【0063】そこで、本実施形態では、車両100が所
定勾配より急な下り勾配を走行している際に、第1の実
施形態と同様に体感警報が行われている場合には、ドラ
イバによるブレーキ操作を検出しても、体感警報を継続
する。
【0064】図10は、第4の実施形態における体感警
報処理を説明する図である。また、図11は、第4の実
施形態においてメインコントローラ1が実行する体感警
報処理を示すフローチャートであり、メインコントロー
ラ1に設けられた不図示のマイクロコンピュータが実行
する制御プログラムの手順を示す。
【0065】図11において、ステップS21〜ステッ
プS27:上述した第3の実施形態における図8のステ
ップS11乃至ステップS17と同様な処理を行なう。
但し、ステップS25の判断で解除フラグが1である場
合に、本ステップではステップS27に進んで体感警報
を停止する。
【0066】ステップS28,ステップS29:上述し
た第3の実施形態における図8のステップS18と同様
な処理によってドライバによるブレーキ操作の有無を検
出し(ステップS28)、ブレーキ操作が検出されない
場合はステップS31に進み、ドライバによるブレーキ
操作が検出された場合には、走行路の勾配が所定勾配よ
り急な下り勾配であるかを判断する(ステップS2
9)。走行路の勾配は、ナビゲーションユニット7また
は路車間通信機4を利用して取得すれば良い。
【0067】そして、ステップS29の判断で急な下り
勾配を走行中であることが検出された場合には、ステッ
プS28にてドライバによるブレーキ操作が検出されて
いるものの、そのブレーキ操作は障害物を回避するため
ではなく、単に下り坂における自車両の速度調整のため
に行われた可能性があるので、体感警報を継続すべくス
テップS31に進む。
【0068】一方、ステップS29の判断で急な下り勾
配を走行中ではないことが検出された場合には、ステッ
プS28にて検出されたドライバによるブレーキ操作は
障害物を回避するための操作であると判断できるので、
体感警報を解除すべく解除フラグを1にセットし、ステ
ップS22に戻る。この場合、次の制御周期のステップ
S27において体感警報が停止される。
【0069】ステップS31,ステップS32:上述し
た第1の実施形態における図6のステップS4乃至ステ
ップS5と同様な処理を行なうことにより、体感警報を
実行する。
【0070】このような本実施形態によれば、所定勾配
より急な下り勾配を走行中には、下り坂における自車両
の速度調節のため、或いは障害物回避のためにドライバ
がブレーキ操作を検出した場合であっても障害物に関す
る体感警報が継続されるので、体感警報が動作している
ことを、ドライバに対して確実に報知することができ
る。また、急な下り勾配以外の走行路では、ドライバに
よるブレーキ操作が検出された場合には障害物に関する
体感警報が中止されるので、ドライバの違和感を防止す
ることができる。
【0071】<第4の実施形態の変形例>上述した第4
の実施形態では、前方障害物に関する体感警報が動作し
ていることをドライバに対して確実に報知することを目
的として、急な下り勾配を走行中には、ドライバによる
ブレーキ操作が検出された場合であっても障害物に関す
る体感警報を継続した。
【0072】ここで、障害物を回避するためのブレーキ
操作は下り坂における速度調節のためのブレーキ操作の
場合と比較して一般的に大きさ操作力(踏力)である。
そこで、本変形例では、所定勾配より急な下り勾配を走
行中にドライバによるブレーキ操作が検出された場合
に、そのブレーキ操作が所定の強さより大きい場合に
は、体感警報を中止する。
【0073】図12は、第4の実施形態の変形例におい
てメインコントローラ1が実行する体感警報処理を示す
フローチャートであり、メインコントローラ1に設けら
れた不図示のマイクロコンピュータが実行する制御プロ
グラムの手順を示す。
【0074】図12において、ステップS41〜ステッ
プS49,ステップS52:上述した第4の実施形態に
おける図11のステップS21乃至ステップS29、並
びにステップS30と同様な処理を行なう。
【0075】ステップS50,ステップS51:ドライ
バによるブレーキ操作力を、ブレーキ圧センサ6による
検出結果から求め、そのブレーキ操作力が所定値より大
きいかを判断する(ステップS50)。或いは、ステッ
プS50では、前後Gセンサ2の検出結果に基づいて検
出した減速度が所定値より大きいかを判断する。そし
て、ドライバによるブレーキ操作力が所定値以下の場合
には、体感警報を継続すべくステップS53に進み、ド
ライバによるブレーキ操作力が所定値より大きい場合に
は、ステップS51において解除フラグを1にセット
し、ステップS42に戻る。
【0076】ステップS53,ステップS54:上述し
た第4の実施形態における図11のステップS31乃至
ステップS32と同様な処理を行なうことにより、体感
警報を実行する。
【0077】このように本変形例では、障害物に関する
体感警報を行なっているときに、自車両が所定勾配より
急な下り勾配を走行していることが検出された際には、
ドライバによる所定の強さより大きなブレーキ操作が検
出されない限り、体感警報が継続される。これにより、
体感警報が動作していることをドライバに対して確実に
報知することができると共に、そのブレーキ操作中にも
係る障害物警報が実行されることによるドライバの違和
感を防止することができる。
【0078】[第5の実施形態]次に、上述した第1の
実施形態を基本とする第5の実施形態を説明する。以下
の説明においては、第1の実施形態と同様な構成につい
ては重複する説明を省略し、本実施形態における特徴的
な部分を中心に説明する。
【0079】本実施形態では、上述した第1の実施形態
における図6のステップS4において減速度指令値BC
を決定するに際して、ベース値(オフセット値)の大き
さを、図13に示すように、車両の状態に応じて適宜変
更する。このとき、大きなオフセット値が設定される場
合には、小さなオフセット値が設定される場合と比較し
て、体感警報が実行される期間における平均値として、
大きな値の減速度指令値BCがブレーキECU10に設
定されるので、車両100の自動的な制動動作がより積
極的に行われることになる。
【0080】また、ベース値の変更に際して参照する車
両の状態としては、障害物と自車両との距離に関する
値、車両の運転状態を表わすパラメータ、車両周囲の走
行路環境を表わすパラメータの少なくとも何れかに応じ
て変更すれば良い。次に、係る車両の状態に応じてベー
ス値を変更する場合の具体例について説明する。
【0081】本実施形態では、上述した第1の実施形態
における図6のステップS4において減速度指令値BC
を決定するに際して、ベース値(オフセット値)の大き
さを、大別して、障害物との衝突危険度に関するパラメ
ータ、ドライバの前方視認性の度合に関するパラメー
タ、そして車両の走行安定性に関するパラメータの優先
順位で変更する。
【0082】図14は、第5の実施形態におけるベース
値の優先順位を示す設定テーブルであり、予めメインコ
ントローラ1の不図示のメモリ等に記憶されている。こ
の設定テーブルは、図6のステップS4において減速度
指令値BCを決定するに際して、採用すべきベース値
(オフセット値)を決定するために参照される。より具
体的には、優先順位の高い条件が成立するほど、ベース
値として大きな値が設定されるように補正すると共に、
その際、複数項目の条件が成立する場合には、予め設定
した優先順位の高い方のパラメータに基づくベース値を
採用する。
【0083】図14において、優先順位1乃至4は、障
害物との衝突危険度に関するパラメータであり、優先順
位5乃至6は、ドライバの前方視認性の度合に関するパ
ラメータであり、優先順位7は、車両の走行安定性に関
するパラメータである。
【0084】より具体的に、優先順位1が一番高い「障
害物までの距離」は、レーザレーダ3または路車間通信
機4によって取得可能な情報項目であり、取得した障害
物までの距離が所定値(所定距離)L0以下の場合には
条件成立と判断する。ここで、障害物までの距離が優先
順位1である理由は、他の状態と比較して最も緊急性、
緊迫性が高いからである。
【0085】次に、優先順位2の「車速」は、車速セン
サ(不図示)によって取得可能な情報項目であり、取得
した車速が所定値V0以上の場合には条件成立と判断す
る。ここで、車速が優先順位2である理由は、障害物ま
での距離に準じて衝突の危険度が高いからである。
【0086】次に、優先順位3の「加減速度」は、前後
Gセンサ2や車速センサ(不図示)の検出結果に基づく
計算によって取得可能な情報項目であり、取得した加速
度が所定値A0以上の場合には条件成立と判断する。こ
こで、加減速度が優先順位3である理由は、障害物まで
の距離、車速に準じて衝突の危険度が高いからである。
【0087】次に、優先順位4の「道路の縦勾配」は、
ナビゲーションユニット7または路車間通信機4によっ
て取得可能な情報項目であり、取得した勾配が下り勾配
であってその勾配の度合いが所定量(%)以上の場合に
は条件成立と判断する。ここで、道路の縦勾配が優先順
位4である理由は、障害物までの距離、車速、加減速度
よりは優先順位を低く設定できるものの、道路の傾きに
より、障害物までの距離変化が大きく変化するので危険
度が高いからである。
【0088】次に、優先順位5の「カーブの曲率」は、
ナビゲーションユニット7または路車間通信機4によっ
て取得可能な情報項目であり、取得した曲率が所定値r
0以上の場合には条件成立と判断する。ここで、カーブ
の曲率が優先順位5である理由は、上述した優先順位1
乃至4の障害物との衝突危険度に関するパラメータより
は優先順位を低く設定できるものの、前方にブラインド
カーブとなっている道路が存在する場合は、そのブライ
ンドカーブのカーブがきついほど危険度が高いからであ
る。
【0089】次に、優先順位6の「照度」は、例えばヘ
ッドライトスイッチ9の操作状態によって取得可能な情
報項目であり、所定照度S0以下である走行路周囲が暗
い夜間(ヘッドライトスイッチ9はオン状態)の場合に
は条件成立と判断する。ここで、照度が優先順位6であ
る理由は、上述した優先順位1乃至4の障害物との衝突
危険度に関するパラメータよりは優先順位を低く設定で
きるものの、走行路の視認性が大きく変化するので危険
度が高いからである。
【0090】そして、優先順位7の「路面状態」は、路
車間通信機4によって取得可能な情報項目であり、取得
した摩擦係数μが所定値μ0以上の場合には条件成立と
判断する。ここで、路面状態が優先順位7である理由
は、上述した他のパラメータよりは優先順位を低く設定
できるものの、車両の安定性を維持するためにはオフセ
ット量を変更すべきだからである。
【0091】このような本実施形態によれば、体感警報
が行われる際に、自動的な制動動作の度合いを、危険性
に応じて適切に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における前方障害物への衝突防
止支援システムの動作を説明する図である。
【図2】第1の実施形態における前方障害物への衝突防
止支援システムによって車両上で報知される警報の態様
を説明する図である。
【図3】第1の実施形態における車両100に搭載され
る主な機器の配置を例示する図である。
【図4】第1の実施形態における車両100の制御系の
構成を示すブロック図である。
【図5】第1の実施形態における体感警報処理を説明す
る図である。
【図6】第1の実施形態においてメインコントローラ1
が実行する体感警報処理を示すフローチャートである。
【図7】第2の実施形態における体感警報処理を説明す
る図である。
【図8】第3の実施形態においてメインコントローラ1
が実行する体感警報処理を示すフローチャートである。
【図9】第3の実施形態における体感警報処理を説明す
る図である。
【図10】第4の実施形態における体感警報処理を説明
する図である。
【図11】第4の実施形態においてメインコントローラ
1が実行する体感警報処理を示すフローチャートであ
る。
【図12】第4の実施形態の変形例においてメインコン
トローラ1が実行する体感警報処理を示すフローチャー
トである。
【図13】第5の実施形態における体感警報処理におい
てオフセット値を変更することを説明する図である。
【図14】第5の実施形態におけるベース値の優先順位
を示す設定テーブルである。
【符号の説明】
1:メインコントローラ,2:前後Gセンサ,3:レー
ザレーダ,4:路車間通信機,5:ブレーキスイッチ,
6:ブレーキ圧センサ,7:ナビゲーションユニット,
8:GPSユニット,9:ヘッドライトスイッチ,1
0:ブレーキECU,11:ブレーキアクチュエータ,
12:ディスプレイ,13:スピーカ,15:路車間通
信機アンテナ,100:車両,200:障害物センサ,
300:路車間通信設備,
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/00 B60R 21/00 626G 627 627 628 628B 628C 628F B60K 31/00 B60K 31/00 Z B60T 7/12 B60T 7/12 C F02D 29/02 301 F02D 29/02 301D G08G 1/16 G08G 1/16 C (72)発明者 千葉 正基 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 Fターム(参考) 3D044 AA11 AA24 AA35 AB01 AC24 AC26 AC55 AC56 AC57 AC59 AC61 AD21 AE03 3D046 BB18 BB26 HH02 HH20 HH26 HH49 MM34 3G093 AA01 BA23 BA24 CB12 DB05 DB15 DB16 DB18 EB04 EC01 FA11 FA12 FB02 FB03 5H180 AA01 CC03 CC14 LL01 LL04 LL07 LL08 LL09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方に存在する障害物と車両との距離に
    関する値を検出する障害物検出手段と、 前記車両のドライバによる運転操作とは独立して、前記
    車両の走行速度を自動的に制動する制動制御手段と、 前記距離に関する値が所定の条件を満たす際に、前記制
    動制御手段による前記車両に対する制動力が所定周期で
    増減するように調整すると共に、その制動力のベース値
    を、時間の経過に応じて漸増するように変更することに
    より、前記ドライバに対する障害物警報を行なう警報手
    段と、を備えることを特徴とする車両用制御装置。
  2. 【請求項2】 前記警報手段は、前記障害物警報を行な
    っているときに前記ドライバによるブレーキ操作を検出
    した際には、前記障害物警報を中止することを特徴とす
    る請求項1記載の車両用制御装置。
  3. 【請求項3】 前記警報手段は、前記障害物警報を行な
    っているときに、前記車両が所定勾配より急な下り勾配
    を走行していることを検出した際には、前記ドライバに
    よるブレーキ操作を検出しても、前記障害物警報を継続
    することを特徴とする請求項1または請求項2記載の車
    両用制御装置。
  4. 【請求項4】 前記警報手段は、前記障害物警報を行な
    っているときに、前記車両が所定勾配より急な下り勾配
    を走行していることを検出した際には、前記ドライバに
    よる所定の強さより大きなブレーキ操作が検出されない
    限り、前記障害物警報を継続することを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の車両用制御装置。
  5. 【請求項5】 前記制動制御手段は、前記警報手段によ
    る障害物警報が行われている場合に、前記ドライバによ
    るブレーキ操作を検出した際には、前記警報手段による
    調整結果としての制動力を保持したままの状態で、前記
    ドライバによるブレーキ操作に応じた制動を行なうこと
    を特徴とする請求項1記載の車両用制御装置。
  6. 【請求項6】 前記警報手段は、前記ベース値の大きさ
    を、前記障害物と前記車両との距離に関する値、前記車
    両の運転状態を表わすパラメータ、前記車両周囲の走行
    路環境を表わすパラメータの少なくとも何れかに応じて
    変更することを特徴とする請求項1記載の車両用制御装
    置。
  7. 【請求項7】 前記警報手段は、前記ベース値の大きさ
    を、前記障害物との衝突危険度に関するパラメータ、前
    記ドライバの前方視認性の度合に関するパラメータ、そ
    して前記車両の走行安定性に関するパラメータの優先順
    位で変更することを特徴とする請求項6記載の車両用制
    御装置。
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