JP2002343861A - 半導体集積回路およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路およびその製造方法

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semiconductor integrated
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insulating film
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Tomohito Okudaira
智仁 奥平
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集積度が向上した半導体集積回路において
も、コンタクトプラグと、それに接続される上部の導電
層との接触面積を確保して、コンタクト抵抗の低下を実
現する構成を提供する。 【解決手段】 層間絶縁膜9内には複数のビット線8が
選択的に配設され、当該ビット線8はコンタクトプラグ
7を介して所定の不純物拡散層2に接続されている。そ
して、コンタクトプラグ10の下面と反対側の端部であ
る上面は、層間絶縁膜9の主面から突出しており、コン
タクトプラグ10の上部には、コンタクトプラグ10の
突出部を覆うようにキャパシタ下部電極11が中心をず
らして配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路に関
し、特に、集積度が向上した半導体集積回路におけるコ
ンタクト抵抗の低減に関する。
【0002】
【従来の技術】高誘電体膜を有するキャパシタ(高誘電
体膜キャパシタ)においては、酸化窒化膜(SiON:
oxynitride)などの低誘電率の誘電体膜と比較して誘電
体膜を厚く形成する傾向がある。このような高誘電体膜
キャパシタを有する半導体集積回路においては、高誘電
体膜キャパシタの誘電率が高いため、これまでの集積度
では、キャパシタのストレージノード電極(キャパシタ
下部電極)を立体的にするなどの、キャパシタ面積増大
のための構造を採る必要がなかった。
【0003】しかし、近年の飛躍的な集積度の向上に伴
って、高誘電体膜キャパシタといえども立体的な下部電
極を使用せざるを得なくなってきた。ところが高誘電体
膜は酸化窒化膜等の低誘電率の誘電体膜と比較して薄膜
化が困難であるので、必然的にキャパシタの下部電極間
のスペースを大きくする必要がある。
【0004】また、各種配線層は、配設ピッチを狭くす
ることが要求されるとともに、その線幅がコンタクト部
を構成するコンタクトプラグの直径と同程度にまで細く
なりつつある。
【0005】さらに上部配線層と下部配線層との接続
に、コンタクトプラグを複数個重ねて接続した、いわゆ
るスタックトビアコンタクトも用いられつつある。
【0006】一方、下部電極および各種配線層の下層に
位置するコンタクトプラグは、その形成に際しての貫通
孔の開口時に、エッチング特性等により貫通孔の上部開
口部が下部開口部よりも広がって、コンタクトプラグの
上面の面積が下面の面積よりも広くなる傾向がある。
【0007】以上のような構成を有する従来の半導体集
積回路の一例を、図37に半導体集積回路90として示
す。
【0008】図37において、シリコン基板1上に層間
絶縁膜6が形成され、層間絶縁膜6を貫通してシリコン
基板1に達する複数のコンタクトプラグ7(ビット線コ
ンタクト)が配設されている。コンタクトプラグ7はポ
リシリコン等の導電体で構成されている。
【0009】また、層間絶縁膜6上には層間絶縁膜9が
配設され、層間絶縁膜9上には層間絶縁膜14が配設さ
れている。そして、層間絶縁膜6および9を貫通してシ
リコン基板1に達する複数のコンタクトプラグ10(ス
トレージノードコンタクト)および、層間絶縁膜9およ
び14を貫通して一部のコンタクトプラグ7に達するコ
ンタクトプラグ15が配設されている。
【0010】シリコン基板1の表面内には、MOSトラ
ンジスタのソース・ドレイン層となる不純物拡散層2が
選択的に複数配設され、またMOSトランジスタ間を電
気的に分離するとともに不純物拡散層2を含む活性領域
を規定する素子分離絶縁膜3が選択的に複数配設されて
いる。そして、コンタクトプラグ7および10の下面は
不純物拡散層2に接続されている。
【0011】また、層間絶縁膜6内には、隣り合う不純
物拡散層2の間のシリコン基板1上に対応してゲート電
極5が配設されている。なお、ゲート電極5とシリコン
基板1との間にはゲート絶縁膜4が配設されている。
【0012】また、層間絶縁膜9内には複数のビット線
8が選択的に配設され、当該ビット線8はコンタクトプ
ラグ7を介して所定の不純物拡散層2に接続されてい
る。
【0013】ここで、層間絶縁膜9および14を貫通し
て配設されたコンタクトプラグ15と、コンタクトプラ
グ15に接続されるコンタクトプラグ7とでスタックト
ビアコンタクトを構成しており、当該スタックトビアコ
ンタクトも不純物拡散層2の1つに接続されている。
【0014】そして、コンタクトプラグ10の下面と反
対側の端部である上面は、層間絶縁膜9上に選択的に配
設されたキャパシタ下部電極11(ストレージノード電
極)に接続されており、当該キャパシタ下部電極11
と、キャパシタ下部電極11を覆うように配設されたキ
ャパシタ誘電体膜12と、キャパシタ誘電体膜12を覆
うように配設されたキャパシタ上部電極13とでキャパ
シタCPが構成される。なお、キャパシタ誘電体膜12
はBST(barium strontium titanate)等の高誘電体
で形成されるので、キャパシタCPは高誘電体膜キャパ
シタである。
【0015】さらに、層間絶縁膜14の上部には配設ピ
ッチの狭い複数のメタル配線16が選択的に形成され、
コンタクトプラグ15の上面は、一部のメタル配線16
に接続されている。
【0016】そして、メタル配線16の上部には、配線
層やパッシベーション膜等が配設されて半導体集積回路
90を構成するが、これらについては、本発明との関係
が薄いので図示は省略する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】図37に示す領域X、
Y、WおよびZは、何れも上部側の導電層(ビット線
8、キャパシタ下部電極11、コンタクトプラグ15、
メタル配線16)の幅寸法よりも、下部側のコンタクト
プラグ7、10および15の直径の方が大きくなってい
る部分を示している。
【0018】これは、半導体集積回路の集積度の向上に
伴って、上部側の導電層の幅寸法が小さくなることと、
コンタクトプラグの形成上の特性とに起因するものであ
り、コンタクトプラグの上面と導電層間の接触面積の減
少によるコンタクト抵抗の上昇が問題となっている。
【0019】従来は、コンタクトプラグの上部の導電層
は、コンタクトプラグの上面を覆うように広く形成され
ていたので、コンタクトプラグの上面側を突出させ、プ
ラグ側面にも導電層を接触させることで、コンタクト抵
抗を下げるような構成が採られていた。
【0020】しかし、図37に示す半導体集積回路90
においては、上述したように、集積度の向上に伴って、
上部側の導電層の幅寸法が小さくなっているので、コン
タクトプラグの上面側を突出させるだけでは、顕著な接
触面積の増大が期待できない。
【0021】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、集積度が向上した半導体集積回路
においても、コンタクトプラグと、それに接続される上
部の導電層との接触面積を確保して、コンタクト抵抗の
低下を実現する構成を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載の半導体集積回路は、半導体基板と、前記半導体基板
上に配設された層間絶縁膜と、層間絶縁膜上に配設され
た導電層と、前記層間絶縁膜を貫通して配設され、前記
導電層と電気的に接続されるコンタクトプラグとを有す
る半導体集積回路であって、前記コンタクトプラグは前
記層間絶縁膜の上主面から所定高さ突出し、前記導電層
は、第1の方向での幅が前記コンタクトプラグの上面の
前記第1の方向での横断寸法よりも狭く、前記第1の方
向とは直交する第2の方向での幅が前記コンタクトプラ
グの前記上面の前記第2の方向での前記横断寸法よりも
広く、前記導電層は、その前記第1の方向での幅の中心
が、前記コンタクトプラグの前記上面の中心からずれて
位置するように、前記コンタクトプラグに接触して配設
される。
【0023】本発明に係る請求項2記載の半導体集積回
路は、前記導電層が、前記第1の方向での幅の一方の端
縁部が前記コンタクトプラグの上面端縁部よりも外側に
はみ出すように配設されている。
【0024】本発明に係る請求項3記載の半導体集積回
路は、前記コンタクトプラグが円柱状であって、前記コ
ンタクトプラグの前記上面の前記第1および第2の方向
での前記横断寸法が、直径に相当する。
【0025】本発明に係る請求項4記載の半導体集積回
路は、前記コンタクトプラグが突出する前記所定高さ
が、前記コンタクトプラグの前記上面の直径の0.16
倍以上である。
【0026】本発明に係る請求項5記載の半導体集積回
路は、前記導電層の前記第1の方向での幅の中心の、前
記コンタクトプラグの前記上面の中心からのずらし長さ
が、前記コンタクトプラグの前記上面の直径の0.5倍
以下である。
【0027】本発明に係る請求項6記載の半導体集積回
路は、前記層間絶縁膜が、前記コンタクトプラグの周囲
が、前記導電層の平面視形状に合致した形状で所定深さ
窪んだリセス部を有し、前記導電層は、その一部が前記
リセス部内に挿入されるように配設され、前記リセス部
の前記所定深さは、前記コンタクトプラグの前記所定高
さに相当する。
【0028】本発明に係る請求項7記載の半導体集積回
路は、前記導電層が、前記層間絶縁膜上に配設されたキ
ャパシタのストレージノード電極である。
【0029】本発明に係る請求項8記載の半導体集積回
路は、前記ストレージノード電極の平面視形状が、その
一部の幅寸法が他の部分よりも狭くなって括れた括れ部
分を有し、前記コンタクトプラグの前記上面には、前記
括れ部分が位置するように前記ストレージノード電極が
配設される。
【0030】本発明に係る請求項9記載の半導体集積回
路は、前記導電層が、前記層間絶縁膜上に配設された配
線層である。
【0031】本発明に係る請求項10記載の半導体集積
回路は、前記配線層の平面視形状が、幅寸法が場所によ
って異なり、前記コンタクトプラグの上面には、前記コ
ンタクトプラグの前記上面の直径よりも狭い部分が位置
するように前記配線層が配設されている。
【0032】本発明に係る請求項11記載の半導体集積
回路は、半導体基板と、前記半導体基板上に配設された
層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜内に、上下関係を有して
接続されるように配設された下部コンタクトプラグおよ
び上部コンタクトプラグとを有する半導体集積回路であ
って、前記上部コンタクトプラグの下面の第1の方向で
の横断寸法は、前記下部コンタクトプラグの上面の前記
第1方向での横断寸法よりも狭く、前記上部コンタクト
プラグの前記下面の中心が、前記下部コンタクトプラグ
の前記上面の中心からずれて位置することで、前記上部
コンタクトプラグの一部が前記下部コンタクトプラグの
側面に接触するように配設される。
【0033】本発明に係る請求項12記載の半導体集積
回路は、前記下部および上部コンタクトプラグは円柱状
であって、前記上部コンタクトプラグの前記下面の前記
第1の方向での前記横断寸法、および前記下部コンタク
トプラグの前記上面の前記第1の方向での前記横断寸法
は直径に相当し、前記上部コンタクトプラグの前記下面
の中心の、前記下部コンタクトプラグの前記上面の中心
からのずらし長さは、前記下部コンタクトプラグの前記
上面の直径の0.5倍以下である。
【0034】本発明に係る請求項13記載の半導体集積
回路の製造方法は、半導体基板上に層間絶縁膜を形成す
る工程(a)と、前記層間絶縁膜を貫通して前記半導体
基板上に達するコンタクトプラグを形成する工程(b)
と、前記コンタクトプラグを、前記層間絶縁膜の上主面
から所定高さ突出させる工程(c)と、前記コンタクト
プラグ上に、第1の方向での幅が前記コンタクトプラグ
の上面の前記第1の方向での横断寸法よりも狭く、前記
第1の方向とは直交する第2の方向での幅が前記コンタ
クトプラグの前記上面の前記第2の方向での横断寸法よ
りも広い導電層を形成する工程(d)と、を備え、前記
工程(d)は、前記導電層の前記第1の方向での幅の中
心が、前記コンタクトプラグの前記上面の中心からずれ
て位置するように、前記コンタクトプラグに接触して形
成する工程を含んでいる。
【0035】本発明に係る請求項14記載の半導体集積
回路の製造方法は、前記工程(c)が、前記コンタクト
プラグの周囲を、前記導電層の平面視形状に合致した形
状で所定深さ窪ませてリセス部とする工程を含み、前記
工程(d)は、前記導電層の一部が前記リセス部内に挿
入されるように形成する工程を含み、前記リセス部の前
記所定深さが、前記コンタクトプラグの前記所定高さに
相当する。
【0036】
【発明の実施の形態】<発明の概念>まず、本発明の概
念について図1および図2を用いて説明する。
【0037】図1は、コンタクトプラグPGの上部に導
電層CLが位置ずれなく配設された状態を示している。
【0038】図1において、コンタクトプラグPGは円
柱状であって、その上面は円形をなし、その半径はrで
ある。また、導電層CLの短辺の長さ(以後、これを短
辺幅寸法と呼称)もrである。すなわち、導電層CLの
短辺幅寸法は、コンタクトプラグPGの上面の直径の半
分である。
【0039】このような構成において、コンタクトプラ
グPGを、コンタクトプラグPGが埋め込まれた層の主
面から高さhだけ突出させた場合、コンタクトプラグP
Gと導電層CLとの接触面積S1は、 S1=(π/3+√3/2)r2+(2/3)πrh・・・(1) で表される。これが、いわゆる、半導体集積回路におい
てコンタクトプラグを突出させるという、従来の手法に
より得られる接触面積である。
【0040】図2は、本発明の概念を示しており、コン
タクトプラグPG上における導電層CLの形成位置をr
/2だけ意図的にずらした状態を示している。
【0041】このような構成において、コンタクトプラ
グPGを、コンタクトプラグPGが埋め込まれた層の主
面から高さhだけ突出させた場合、コンタクトプラグP
Gと導電層CLとの接触面積S2は、 S2=πr2/2+πrh・・・(2) で表され、面積S1と面積S2との差は、 S=r{(1/3)πh+(π/6−√3/2)r}・・・(3) となる。
【0042】従って、コンタクトプラグPGが直径の約
0.16倍以上突出していれば、S>0となり、接触面
積増大によるコンタクト抵抗低減が実現できる。
【0043】このように導電層の短辺幅寸法がコンタク
トプラグの直径より狭く、かつコンタクトプラグ側面と
導電層とが接触している場合、導電層の長辺端縁部をコ
ンタクトプラグの端縁部に近づけるように、導電層の中
心線を、コンタクトプラグの中心線から外して配設する
ことで、接触面積を増すことができる。
【0044】なお、図2においては、導電層CLの長辺
端縁部を、コンタクトプラグPGの端縁部ぎりぎりの位
置に配設した例を示したが、コンタクトプラグPGの突
出高さhを高くできないのであれば、導電層CLの長辺
端縁部がコンタクトプラグPGの端縁部よりも外側に位
置するように配設して接触面積を確保しても良いし、逆
に、コンタクトプラグPGの突出高さhを十分に高くで
きるのであれば、導電層CLの長辺端縁部がコンタクト
プラグPGの端縁部よりも内側に位置するよう配設して
も良い。
【0045】例えば、レイアウト上の制約から、導電層
CLの長辺端縁部がコンタクトプラグPGの端縁部から
外れることが許されない場合には、コンタクトプラグP
Gの突出高さhを、コンタクトプラグPGの直径の1/
2とすることで、導電層CLのずらし量を、図2の場合
の2/3にすることができる。
【0046】ここで、図3〜図5を用いて、上層の導電
層の短辺幅寸法およびコンタクトプラグの突出高さを変
えた場合の、接触面積の変化について説明する。
【0047】図3〜図5は、それぞれコンタクトプラグ
上面の直径の0.3倍、0.5倍、0.7倍の短辺幅寸
法を有する導電層とコンタクトプラグとの接触面積を示
すグラフであり、何れにおいても、コンタクトプラグの
上面の直径に対するコンタクトプラグの突出高さの比率
を変えた場合の接触面積の変化を示している。
【0048】図3〜図5において、横軸はコンタクトプ
ラグの直径に対するプラグ中心と導電層中心とのずれ量
を示しており、縦軸は導電層とコンタクトプラグとの接
触面積(任意単位)を示している。
【0049】そして、コンタクトプラグの直径をd、突
出高さをhとし、導電層の短辺幅寸法をwとしている。
なお、プラグ中心と導電層中心とのずれ量をxとする。
【0050】図3は、導電層がコンタクトプラグ上面の
直径の0.3倍(w/d=0.3)の短辺幅寸法を有し
ている場合を示しており、h/dの値を0.1〜1.0
まで、0.1刻みで変化させた場合について、それぞれ
x/dの変化に対する接触面積の変化を示している。
【0051】同様に、図4は、導電層がコンタクトプラ
グ上面の直径の0.5倍(w/d=0.5)の短辺幅寸
法を有している場合を示しており、図5は、導電層がコ
ンタクトプラグ上面の直径の0.7倍(w/d=0.
7)の短辺幅寸法を有している場合を示している。
【0052】導電層をずらした場合の接触面積の増加と
いう観点で図3〜図5を考察すると、h/dが0.2以
上、すなわちコンタクトプラグの突出高さhが、コンタ
クトプラグの直径の0.2倍以上であれば、導電層をず
らすことで接触面積が増大することが判る。
【0053】<A.実施の形態1> <A−1.装置構成>本発明に係る実施の形態1とし
て、図6に半導体集積回路100のキャパシタ部分の断
面構成を示す。図6において、シリコン基板1上に層間
絶縁膜6が形成され、層間絶縁膜6を貫通してシリコン
基板1に達する円柱状の複数のコンタクトプラグ7(ビ
ット線コンタクト)が配設されている。コンタクトプラ
グ7はポリシリコン等の導電体で構成されている。
【0054】また、層間絶縁膜6上には層間絶縁膜9が
配設され、層間絶縁膜9上には層間絶縁膜14が配設さ
れている。そして、層間絶縁膜6および9を貫通してシ
リコン基板1に達する複数の円柱状のコンタクトプラグ
10(ストレージノードコンタクト)が配設されてい
る。
【0055】シリコン基板1の表面内には、MOSトラ
ンジスタのソース・ドレイン層となる不純物拡散層2が
選択的に複数配設され、またMOSトランジスタ間を電
気的に分離するとともに不純物拡散層2を含む活性領域
を規定する素子分離絶縁膜3が選択的に複数配設されて
いる。そして、コンタクトプラグ7および10の下面は
不純物拡散層2に接続されている。
【0056】また、層間絶縁膜6内には、隣り合う不純
物拡散層2の間のシリコン基板1上に対応してゲート電
極5が配設されている。なお、ゲート電極5とシリコン
基板1との間にはゲート絶縁膜4が配設されている。
【0057】また、層間絶縁膜9内には複数のビット線
8が選択的に配設され、当該ビット線8はコンタクトプ
ラグ7を介して所定の不純物拡散層2に接続されてい
る。
【0058】そして、コンタクトプラグ10の下面と反
対側の端部である上面は、層間絶縁膜9の主面から突出
しており、コンタクトプラグ10の上部には、コンタク
トプラグ10の突出部を覆うようにキャパシタ下部電極
11が中心をずらして配設されている。このコンタクト
プラグ10の突出高さが、数式(2)に示す高さhに相
当する。
【0059】また、キャパシタ下部電極11を覆うよう
にキャパシタ誘電体膜12が配設され、キャパシタ誘電
体膜12を覆うようにキャパシタ上部電極13が配設さ
れており、キャパシタ下部電極11、キャパシタ誘電体
膜12およびキャパシタ上部電極13でキャパシタCP
が構成される。なお、キャパシタ誘電体膜12はBST
(barium strontium titanate)等の高誘電体で形成さ
れるので、キャパシタCPは高誘電体膜キャパシタであ
る。
【0060】さらに、層間絶縁膜14の上部には配設ピ
ッチの狭い複数のメタル配線16が選択的に形成されて
いる。
【0061】なお、メタル配線16の上部には、配線層
やパッシベーション膜等が配設されて半導体集積回路1
00を構成するが、これらについては、本発明との関係
が薄いので図示は省略する。
【0062】また、図6に示すP−P線での矢示断面図
を図7に示す。図6および図7から判るように、キャパ
シタ下部電極11は直方体形状であり、キャパシタ誘電
体膜12およびキャパシタ上部電極13は、キャパシタ
下部電極11を完全に覆うように配設されている。
【0063】図8に、半導体集積回路100を層間絶縁
膜14の上部から見た平面図を示す。なお、図8におい
ては、キャパシタ下部電極11より下層の各構成を示し
ており、キャパシタ下部電極11は、便宜的にその輪郭
のみを示すことで、下層の各構成を明示している。ま
た、ビット線8は、その一部を省略することで下層の各
構成を明示している。なお、図8におけるA−B−C−
D−E−F線での断面が、図6に示す断面に相当する。
【0064】図8に示すように、複数のコンタクトプラ
グ10のそれぞれに対して、キャパシタ下部電極11が
上部に配設され、何れも、短辺の中心線が、コンタクト
プラグ10の中心線からずれるようにキャパシタ下部電
極11が配設され、キャパシタ下部電極11の長辺の一
辺が、コンタクトプラグ10の端縁部より外側に外れた
位置に存在している。
【0065】なお、キャパシタ下部電極11をずらす長
さは、図4に示す特性において、h/dの値が0.3の
場合を例に採れば、コンタクトプラグ10の直径の0.
4倍以上ずらすことで接触面積が増加することが判る。
【0066】さらに説明すれば、h/dの値が0.3の
特性において、キャパシタ下部電極11のずれ量が0の
場合のx/dの値を基準として、それよりも増加に転じ
る部分のx/dの値を見れば、そこが0.4程度である
ことが判る。
【0067】なお、h/dの値が0.3より大きい場合
には、接触面積が増加に転じる部分のx/dの値は0.
4よりも小さくなり、また、w/dの値が0.5よりも
大きい場合には、h/dの値が0.3の特性において、
接触面積が増加に転じる部分のx/dの値は0.4より
も小さくなる。逆に、w/dの値が0.5よりも小さい
場合には、h/dの値が0.3の特性において、接触面
積が増加に転じる部分のx/dの値は0.4よりも大き
くなるが、x/dの値が0.5程度となれば接触面積が
増加に転じる。
【0068】従って、コンタクトプラグの突出高さh
が、コンタクトプラグの直径の0.2倍以上であれば、
x/dの値が0.5以下、すなわちキャパシタ下部電極
11の短辺の中心と、コンタクトプラグ10の中心との
ずれがコンタクトプラグ10の上面の直径の半分以下の
場合でも確実に接触面積を増加できる。
【0069】<A−2.作用効果>このような構成とす
ることで、集積度の向上によって、キャパシタ下部電極
の短辺幅寸法がコンタクトプラグの上面の直径よりも小
さい半導体集積回路においても、キャパシタ下部電極と
コンタクトプラグとの接触面積が大きくなり、コンタク
ト抵抗を低下させることができる。
【0070】なお、コンタクトプラグ10の側面にキャ
パシタ下部電極11を接触させるには、図9に示すよう
な構成を採用しても良い。
【0071】すなわち、図9においては、層間絶縁膜9
の主面に選択的にリセス部91を設け、リセス部91の
底面からコンタクトプラグ10を突出させ、そこにキャ
パシタ下部電極11を配設するような構成としても良
い。この場合、リセス部91の深さがコンタクトプラグ
10の突出高さとなる。
【0072】なお、この場合、リセス部91がキャパシ
タ下部電極11の形状に合致するように形成されている
ことは言うまでもない。
【0073】<A−3.製造方法>以下、製造工程を順
に示す図10〜図17を用いて、半導体集積回路100
の製造方法について説明する。なお、図10〜図17に
おいては、キャパシタ部分だけでなく、キャパシタの近
傍の構成の製造工程についても示す。
【0074】まず、図10に示す工程において、従来的
な製造方法により半導体基板1の主面内に、素子分離絶
縁膜3を形成して活性領域を規定し、当該活性領域内に
MOSトランジスタのソース・ドレイン層となる不純物
拡散層2を選択的に配設する。そして、隣り合う不純物
拡散層2の間のシリコン基板1上に、ゲート絶縁膜4を
間に挟んで複数のゲート電極5を選択的に形成し、ゲー
ト電極5を含めて、半導体基板1の主面上を覆うよう
に、例えば減圧CVD法等を用いてTEOS(tetraeth
yl orthosilicate)等で層間絶縁膜6を形成する。
【0075】そして、所定の不純物拡散層2の表面に達
するように、フォトリソグラフィおよびドライエッチン
グを経て、層間絶縁膜6を貫通する複数のコンタクトホ
ールCH1を形成する。なお、この際、エッチング特性
等によりコンタクトホールCH1の上部開口部が下部開
口部よりも広がる。
【0076】次に、図11に示す工程において、層間絶
縁膜6の主面全面に、例えばCVD(chemical vapor d
eposition)法によりポリシリコン層を形成すること
で、コンタクトホールCH1をポリシリコン層で埋め込
み、その後、CMP(chemicalmechanical polishing)
等でポリシリコン層を平坦化し、層間絶縁膜6上のポリ
シリコン層を除去する。これにより、複数のコンタクト
ホールCH1内に導電層を埋め込んで複数のコンタクト
プラグ7を形成することができる。
【0077】その後、層間絶縁膜6の主面全面に、例え
ば、スパッタリング法によりTi(チタン)、TiN
(窒化チタン)、W(タングステン)の層を順次形成
し、フォトリソグラフィおよびドライエッチングにより
パターニングして、ビット線8を形成する。なお、ビッ
ト線8は複数のコンタクトプラグ7のうち、所定のもの
の上面に接触するように形成され、ビット線8に接触し
ないコンタクトプラグ7も存在する。
【0078】次に、図12に示す工程において、層間絶
縁膜6の主面全面に、例えばプラズマCVD法等によ
り、シリコン酸化膜等で層間絶縁膜9を形成し、ビット
線8を完全に覆う。
【0079】そして、所定の不純物拡散層2の表面に達
するように、フォトリソグラフィおよびドライエッチン
グを経て、層間絶縁膜6および9を貫通する複数のコン
タクトホールCH2を形成する。なお、この際、エッチ
ング特性等によりコンタクトホールCH2の上部開口部
が下部開口部よりも広がる。
【0080】その後、コンタクトプラグ7の形成と同様
の工程を経て、コンタクトホールCH2を導電層で埋め
込んでコンタクトプラグ10を形成する。なお、コンタ
クトホールCH2を埋め込む導電性材料は、必ずしもコ
ンタクトプラグ7と同一である必要はない。
【0081】次に、図13に示す工程において、層間絶
縁膜9の表面をドライエッチング等により所定厚さだけ
エッチバックし、コンタクトプラグ10の上部を突出さ
せる。このときのエッチング厚さが、数式(2)に示す
高さhに相当する。
【0082】次に、図14に示す工程において、層間絶
縁膜9の主面全面に、例えばスパッタリング法によりR
u(ルテニウム)等の導電層を形成し、フォトリソグラ
フィおよびドライエッチングによりパターニングして、
キャパシタ下部電極11を形成する。キャパシタ下部電
極11の材料はRuに限らず、他の白金族元素(Pt、
Rh、Pd、Os、Ir)や、高融点金属または、その
窒化物や窒化酸化物、あるいはこれらを複合したもので
も構わない。
【0083】キャパシタ下部電極11は、図8に示した
ように直方体をなし、その短辺幅寸法はコンタクトプラ
グ10の上面の直径よりも小さく、また、その短辺の中
心線が、コンタクトプラグ10の中心線からずれるよう
に形成される。なお、図14においては、キャパシタ下
部電極11の長辺の一辺が、コンタクトプラグ10の端
縁部より外側に外れた位置に存在している。
【0084】このような構成により、キャパシタ下部電
極11とコンタクトプラグ10との接触面積が大きくな
り、コンタクト抵抗を低下させることができる。
【0085】次に、図15に示す工程において、キャパ
シタ下部電極11を覆うように層間絶縁膜9の主面全面
に、例えばスパッタリング法により、BST等の高誘電
体でキャパシタ誘電体12を形成し、さらにその上部
に、例えばスパッタリング法により、Pt、Ru等の白
金族元素、W、Ti等の高融点金属またはその窒化物や
窒化酸化物、あるいはこれらを複合したものにより、キ
ャパシタ上部電極13を形成する。なお、層間絶縁膜9
の主面全面に形成されされたキャパシタ誘電体12およ
びキャパシタ上部電極13は、フォトリソグラフィおよ
びドライエッチングによりパターニングされ、図15に
示すようなキャパシタCPが形成される。
【0086】次に、図16に示す工程において、層間絶
縁膜9の主面全面に、例えばプラズマCVD法等によ
り、シリコン酸化膜等で層間絶縁膜14を形成し、キャ
パシタCPを完全に覆う。
【0087】そして、ビット線8が接触していないコン
タクトプラグ7の上面に達するように、フォトリソグラ
フィおよびドライエッチングを経て、層間絶縁膜14お
よび9を貫通する複数のコンタクトホールCH3を形成
する。なお、この際、エッチング特性等によりコンタク
トホールCH3の上部開口部が下部開口部よりも広が
る。
【0088】その後、コンタクトプラグ7の形成と同様
の工程を経て、コンタクトホールCH3を導電層で埋め
込んでコンタクトプラグ15を形成する。ここで、コン
タクトプラグ15と、これに接続されるコンタクトプラ
グ7とでスタックトビアコンタクトを構成する。この場
合、コンタクトプラグ15に接続されるコンタクトプラ
グ7は、他のコンタクトプラグ7のようにビット線8に
接続されないが、他のコンタクトプラグ7と同じ工程で
形成されるのでビット線コンタクトと呼称する。
【0089】なお、コンタクトホールCH3を埋め込む
導電性材料は、必ずしもコンタクトプラグ7および10
と同一である必要はない。
【0090】次に、図17に示す工程において、層間絶
縁膜14の主面全面に、例えば、スパッタリング法によ
りTi、TiN、Al(アルミニウム)の層を順次形成
し、フォトリソグラフィおよびドライエッチングにより
パターニングして、複数のメタル配線16を形成する。
なお、メタル配線16の一部は、コンタクトプラグ15
の上面に接触するように形成される。
【0091】このメタル配線16の形成方法および材料
は上記に限定されず、例えばメッキ法により形成したC
u(銅)をダマシン(Damascene)法で加工することで
形成しても良い。
【0092】また、この後の工程で、さらに上部には配
線層、および、パッシベーション膜が形成されるが、そ
の形成方法は従来的な公知の技術を用いるため、説明は
省略する。
【0093】なお、以上の説明においては、図8に示し
たように、キャパシタ下部電極11の平面視形状が細長
形状で、短辺の長さがコンタクトプラグ10の直径より
も短いとして説明したが、例えば、図18に示すよう
に、キャパシタ下部電極11の長手方向の中央部が括
れ、短辺幅寸法が他の部分よりも狭くなった括れ部分を
有する形状であっても本発明は有効である。当該括れ部
分がコンタクトプラグ10上に位置するように配設すれ
ば良い。
【0094】また、以上の説明においては、コンタクト
プラグ10の形状は円柱状とし、その上面や下面の形状
は円形として説明したが、コンタクトプラグ10の形状
は円柱状に限定されるものではなく、楕円形、あるいは
陸上競技のトラックのように、両端が曲率を有した半円
状で、中央部が直線的に延在する形状の断面を有する柱
状であっても、キャパシタ下部電極11をずらして配置
することで、同様の効果を得ることができる。
【0095】なお、コンタクトプラグ10の形状が円柱
状でない場合、コンタクトプラグ10の上面や下面の形
状においては、直径の代わりに、コンタクトプラグ10
の上面および下面の中心を通って横断する所定方向の横
断寸法を用いて、キャパシタ下部電極11をずらす長さ
を決定することになる。
【0096】<B.実施の形態2> <B−1.装置構成>本発明に係る実施の形態2とし
て、図19に半導体集積回路200の断面構成を示す。
図19において、シリコン基板1上に層間絶縁膜6が形
成され、層間絶縁膜6を貫通してシリコン基板1に達す
る複数のコンタクトプラグ7が配設されている。コンタ
クトプラグ7はポリシリコン等の導電体で構成されてい
る。
【0097】また、層間絶縁膜6上には層間絶縁膜21
が配設されている。そして、層間絶縁膜21を貫通して
一部のコンタクトプラグ7の上面に達する円柱状のコン
タクトプラグ15が配設されている。
【0098】なお、シリコン基板1の表面内に不純物拡
散層2および素子分離絶縁膜が配設された構成、また層
間絶縁膜6内にゲート電極5が配設された構成について
は図6を用いて説明した半導体集積回路100と同様で
あるので、重複する説明は省略する。なお、コンタクト
プラグ7の下面は不純物拡散層2に接続されている。
【0099】また、層間絶縁膜21内には複数のビット
線8が選択的に配設され、当該ビット線8はコンタクト
プラグ7を介して所定の不純物拡散層2に接続されてい
る。
【0100】なお、コンタクトプラグ15と、これに接
続されるコンタクトプラグ7とでスタックトビアコンタ
クトを構成しており、当該スタックトビアコンタクトも
不純物拡散層2の1つに接続されている。
【0101】ここで、コンタクトプラグ7の下面と反対
側の端部である上面は、層間絶縁膜6の主面から突出し
ている。このコンタクトプラグ7の突出高さが、数式
(2)に示す高さhに相当する。そして、コンタクトプ
ラグ7の上面に配設されるビット線8は、その中心を、
ビット線8の中心とずらして配設されている。
【0102】なお、ビット線8をずらす長さも、図4に
示す特性から得ることができ、h/dの値が0.3の場
合を例に採れば、コンタクトプラグ7の直径の0.4倍
以上ずらすことで接触面積が増加することが判る。
【0103】層間絶縁膜21の上部には配設ピッチの狭
い複数のメタル配線16が選択的に形成され、一部のメ
タル配線16はコンタクトプラグ15の上面に配設され
ている。
【0104】ここで、メタル配線16の短辺幅寸法がコ
ンタクトプラグ15の上面の直径より狭い場合、コンタ
クトプラグ15の上面に配設されるメタル配線16も、
ビット線8と同様に、その中心をコンタクトプラグ15
の中心からずらして配設することで、接触面積を増大で
きることは言うまでもない。
【0105】なお、メタル配線16の上部には、配線層
やパッシベーション膜等が配設されて半導体集積回路2
00を構成するが、これらについては、本発明との関係
が薄いので図示は省略する。
【0106】また、図19に示すR−R線での矢示断面
図を図20に示す。図20から判るように、ビット線8
は長手方向においてコンタクトプラグ7の突出部の側面
に接触している。
【0107】<B−2.作用効果>このような構成とす
ることで、集積度の向上によって、ビット線を始めとす
る各種配線層の短辺幅寸法がコンタクトプラグの上面の
直径よりも小さい半導体集積回路においても、配線層と
コンタクトプラグとの接触面積が大きくなり、コンタク
ト抵抗を低下させることができる。
【0108】<B−3.製造方法>以下、製造工程を順
に示す図21〜図25を用いて、半導体集積回路200
の製造方法について説明する。
【0109】まず、図21に示す工程において、半導体
基板1の主面上を覆うように、例えば減圧CVD法等を
用いてTEOS等で層間絶縁膜6を形成する。なお、半
導体基板1の表面内の構成および、ゲート絶縁膜4、ゲ
ート電極5等の形成方法は、図10を用いて説明した方
法と同じであるので、同一の構成については同一の符号
を付し、重複する説明は省略する。
【0110】そして、所定の不純物拡散層2の表面に達
するように、フォトリソグラフィおよびドライエッチン
グを経て、層間絶縁膜6を貫通する複数のコンタクトホ
ールCH1を形成する。
【0111】次に、図22に示す工程において、層間絶
縁膜6の主面全面に、例えばCVD法によりポリシリコ
ン層を形成することで、コンタクトホールCH1をポリ
シリコン層で埋め込み、その後、CMP等でポリシリコ
ン層を平坦化し、層間絶縁膜6上のポリシリコン層を除
去する。これにより、複数のコンタクトホールCH1内
に導電層を埋め込んで複数のコンタクトプラグ7を形成
する。なお、ポリシリコン層の平坦化は、CMPに限定
されるものではなく、エッチバック法を用いても構わな
い。
【0112】その後、図23に示す工程において、層間
絶縁膜6の表面を希釈フッ酸(HF)等でエッチングし
て所定厚さだけエッチバックし、コンタクトプラグ7の
上部を突出させる。このときのエッチング厚さが、数式
(2)に示す高さhに相当する。
【0113】そして、層間絶縁膜6の主面全面に、例え
ば、スパッタリング法によりTi、TiN、Wの層を順
次形成し、フォトリソグラフィおよびドライエッチング
によりパターニングして、ビット線8を形成する。な
お、ビット線8は複数のコンタクトプラグ7のうち、所
定のものの上面に接触するように形成され、その際、そ
の短辺の中心線が、コンタクトプラグ7の中心線からず
れるように形成される。なお、図23においては、ビッ
ト線8の長辺の一辺が、コンタクトプラグ7の端縁部ぎ
りぎりの位置に配設されている。
【0114】このような構成により、ビット線8とコン
タクトプラグ7との接触面積が大きくなり、コンタクト
抵抗を低下させることができる。
【0115】次に、図24に示す工程において、層間絶
縁膜6の主面全面に、例えばプラズマCVD法等によ
り、シリコン酸化膜等で層間絶縁膜21を形成し、ビッ
ト線8を完全に覆う。
【0116】そして、所定のコンタクトプラグ7の上面
に達するように、フォトリソグラフィおよびドライエッ
チングを経て、層間絶縁膜21を貫通するコンタクトホ
ールCH2を形成する。なお、この際、エッチング特性
等によりコンタクトホールCH2の上部開口部が下部開
口部よりも広がる。
【0117】その後、コンタクトプラグ7の形成と同様
の工程を経て、コンタクトホールCH2を導電層で埋め
込んでコンタクトプラグ15を形成する。なお、コンタ
クトホールCH2を埋め込む導電性材料は、必ずしもコ
ンタクトプラグ7と同一である必要はない。
【0118】次に、図25に示す工程において、層間絶
縁膜21の主面全面に、例えば、スパッタリング法によ
りTi、TiN、Alの層を順次形成し、フォトリソグ
ラフィおよびドライエッチングによりパターニングし
て、複数のメタル配線16を形成する。なお、メタル配
線16の一部は、コンタクトプラグ15の上面に接触す
るように形成される。
【0119】なお、このメタル配線16の形成方法およ
び材料は上記に限定されず、例えばメッキ法により形成
したCu(銅)をダマシン法で加工することで形成して
も良い。
【0120】この後の工程で、さらに上部には配線層、
および、パッシベーション膜が形成されて半導体集積回
路200が完成するが、その形成方法は従来的な公知の
技術を用いるため、説明は省略する。
【0121】なお、以上の説明においては、コンタクト
プラグ7の形状は円柱状とし、その上面や下面の形状は
円形として説明したが、コンタクトプラグ7の形状は円
柱状に限定されるものではなく、楕円形、あるいは陸上
競技のトラックのように、両端が曲率を有した半円状
で、中央部が直線的に延在する形状の断面を有する柱状
であっても、ビット線8をずらして配置することで、同
様の効果を得ることができる。
【0122】なお、コンタクトプラグ7の形状が円柱状
でない場合、コンタクトプラグ7の上面や下面の形状に
おいては、直径の代わりに、コンタクトプラグ7の上面
および下面の中心を通って横断する所定方向の横断寸法
を用いて、ビット線8をずらす長さを決定することにな
る。
【0123】<B−4.製造方法の変形例>なお、ビッ
ト線8の形成においてはダマシン法を使用しても良い。
以下、ダマシン法によりビット線8を形成する方法につ
いて、図26〜図28を用いて説明する。
【0124】図21および図22を用いて説明した工程
を経て、図26に示す工程において、層間絶縁膜6を貫
通する複数のコンタクトプラグ7を形成した後、層間絶
縁膜6の主面全面に絶縁膜ZLを形成する。そして、所
定のコンタクトプラグ7の上面に達するように、フォト
リソグラフィおよびドライエッチングを経て、ビット線
8のパターンに合致し、絶縁膜ZLを貫通する複数の溝
GRを形成する。
【0125】このとき、各溝GRの中心線を、各コンタ
クトプラグ7の中心線からずらすことが必要である。ま
た、このときオーバーエッチングを行うことで、溝GR
の底面にコンタクトプラグ7の上面が露出するだけでな
く、側面も露出することとなる。このオーバーエッチン
グの深さが、数式(2)に示す高さhに相当する。
【0126】次に、図27に示す工程において、絶縁膜
ZLの主面全面に、例えば、スパッタリング法によりT
i、TiNの層を順次形成し、さらにその上部にCVD
法によりW層を形成して多層導電層MCLを形成する。
これにより、溝GRを多層導電層MCLで埋め込む。
【0127】次に、図28に示す工程において、CMP
等で多層導電層MCLを平坦化し、絶縁膜ZL上の多層
導電層MCLを除去する。これにより、複数の溝GR内
に多層導電層を埋め込んで複数のビット線8を形成す
る。その後、絶縁膜ZLを除去する。なお、多層導電層
MCLの平坦化は、CMPに限定されるものではなく、
エッチバック法を用いても構わない。
【0128】ビット線8の形成にダマシン法を使用する
ことで、図23を用いて説明した方法でビット線8を形
成する場合と比べてコンタクトプラグ7の突出の状態が
変わるが、コンタクト抵抗低減の効果は同じである。
【0129】なお、以上説明した半導体集積回路200
においては、図19に示すように、ビット線8の長辺の
一辺が、コンタクトプラグ7の端縁部ぎりぎりの位置に
配設されているが、コンタクトプラグ7の端縁部より外
側に外れた位置に存在するように形成しても良いことは
言うまでもない。図29にその例を示す。
【0130】図29は、1つのコンタクトプラグ7と、
それに接触する1つのビット線8だけを示しており、ビ
ット線8の長辺の一辺がコンタクトプラグ7の端縁部よ
り外側に外れた位置に存在している。
【0131】また、以上説明した半導体集積回路200
においては、ビット線8の短辺の長さがコンタクトプラ
グ7の直径よりも短く、その長さが全体に渡って維持さ
れる、すなわち、図8に示すような短辺幅寸法が一定の
ビット線として説明したが、例えば、図30に示すよう
に、短辺幅寸法が場所によって異なるようなビット線8
であっても本発明は有効である。
【0132】また、ビット線だけでなくコンタクトプラ
グと接触する配線層であれば、本発明は有効である。
【0133】<C.実施の形態3> <C−1.装置構成>本発明に係る実施の形態3とし
て、図31に半導体集積回路300の断面構成を示す。
図30において、シリコン基板1上に層間絶縁膜6が形
成され、層間絶縁膜6を貫通してシリコン基板1に達す
る複数のコンタクトプラグ7が配設されている。コンタ
クトプラグ7はポリシリコン等の導電体で構成されてい
る。
【0134】また、層間絶縁膜6上には層間絶縁膜22
が配設されている。そして、層間絶縁膜22を貫通して
複数のコンタクトプラグ7の上面に達する円柱状のコン
タクトプラグ15Aが配設されている。
【0135】なお、シリコン基板1の表面内に不純物拡
散層2および素子分離絶縁膜が配設された構成、また層
間絶縁膜6内にゲート電極5が配設された構成について
は図6を用いて説明した半導体集積回路100と同様で
あるので、重複する説明は省略する。なお、コンタクト
プラグ7の下面は不純物拡散層2に接続されている。
【0136】コンタクトプラグ15Aと、これに接続さ
れるコンタクトプラグ7とでスタックトビアコンタクト
を構成している。
【0137】ここで、コンタクトプラグ15Aは、その
中心がコンタクトプラグ7の中心からずれるように配設
されており、コンタクトプラグ15Aの端縁部の一部
が、コンタクトプラグ7の端縁部より外側に存在してお
り、かつ、層間絶縁膜6の表面内に侵入して、コンタク
トプラグ7の側面に接触する構成となっている。
【0138】なお、コンタクトプラグ15Aをずらす長
さは、図4に示す特性からは正確に得ることはできない
が、接触面積の増加特性は類似しており、コンタクトプ
ラグ7の直径の0.4倍以上ずらすことで接触面積が増
加する。
【0139】また、層間絶縁膜22の上部には配設ピッ
チの狭い複数のメタル配線16が選択的に形成され、複
数のメタル配線16がコンタクトプラグ15Aの上面に
配設されている。
【0140】図32に、コンタクトプラグ15Aとコン
タクトプラグ7との重なり状態を平面図で示す。図32
においては、1つのスタックトビアコンタクトを層間絶
縁膜22の上部側から見た状態を示しており、コンタク
トプラグ15Aの端縁部の一部が、コンタクトプラグ7
の端縁部より外側に存在している状態が示されている。
なお、図32においては、便宜的にメタル配線16やゲ
ート電極5についても表示している。
【0141】なお、メタル配線16の上部には、配線層
やパッシベーション膜等が配設されて半導体集積回路3
00を構成するが、これらについては、本発明との関係
が薄いので図示は省略する。
【0142】<C−2.作用効果>このような構成とす
ることで、集積度の向上によって、スタックトビアコン
タクトを構成する複数のコンタクトプラグのうち、上下
の位置関係を有する2つにおいて、上側のコンタクトプ
ラグの下面の直径が、下側のコンタクトプラグの上面の
直径よりも小さくなった半導体集積回路においても、上
下のコンタクトプラグ間での接触面積が大きくなり、コ
ンタクト抵抗を低下させることができる。
【0143】<C−3.製造方法>以下、製造工程を順
に示す図33〜図36を用いて、半導体集積回路300
の製造方法について説明する。
【0144】まず、図33に示す工程において、半導体
基板1の主面上を覆うように、例えば減圧CVD法等を
用いてTEOS等で層間絶縁膜6を形成する。なお、半
導体基板1の表面内の構成および、ゲート絶縁膜4、ゲ
ート電極5等の形成方法は、図10を用いて説明した方
法と同じであるので、同一の構成については同一の符号
を付し、重複する説明は省略する。
【0145】そして、所定の不純物拡散層2の表面に達
するように、フォトリソグラフィおよびドライエッチン
グを経て、層間絶縁膜6を貫通する複数のコンタクトホ
ールCH1を形成した後、層間絶縁膜6の主面全面に、
例えばCVD法によりポリシリコン層を形成すること
で、コンタクトホールCH1をポリシリコン層で埋め込
み、その後、CMP等でポリシリコン層を平坦化し、層
間絶縁膜6上のポリシリコン層を除去する。これによ
り、複数のコンタクトホールCH1内に導電層を埋め込
んで複数のコンタクトプラグ7を形成する。
【0146】その後、図34に示す工程において、層間
絶縁膜6の主面全面に絶縁膜ZL1を形成する。そし
て、所定のコンタクトプラグ7の上面に達するように、
フォトリソグラフィおよびドライエッチングを経て、絶
縁膜ZLを貫通する複数のコンタクトホールCH10を
形成する。
【0147】このとき、各コンタクトホールCH10の
中心線を、各コンタクトプラグ7の中心線からずらすこ
とが必要である。また、このときオーバーエッチングを
行うことで、コンタクトホールCH10の底面にコンタ
クトプラグ7の上面が露出するだけでなく、側面も露出
することとなる。このオーバーエッチングの深さが、数
式(2)に示す高さhに相当する。
【0148】次に、図35に示す工程において、絶縁膜
ZL1の主面全面に、例えば、スパッタリング法により
Ti、TiNの層を順次形成し、さらにその上部にCV
D法によりW層を形成して多層導電層MCL1を形成す
る。これにより、コンタクトホールCH10を多層導電
層MCL1で埋め込む。
【0149】次に、図35に示す工程において、CMP
等で多層導電層MCL1を平坦化し、絶縁膜ZL1上の
多層導電層MCL1を除去する。これにより、複数のコ
ンタクトホールCH10内に多層導電層を埋め込んで複
数のコンタクトプラグ15Aを形成する。その後、絶縁
膜ZL1を除去する。なお、多層導電層MCL1の平坦
化は、CMPに限定されるものではなく、エッチバック
法を用いても構わない。
【0150】その後、コンタクトプラグ15Aの上面が
露出するように層間絶縁膜22を形成し、層間絶縁膜2
2の主面全面に、例えば、スパッタリング法によりT
i、TiN、Alの層を順次形成し、フォトリソグラフ
ィおよびドライエッチングによりパターニングして、図
30に示すように複数のコンタクトプラグ15Aの上面
に接触する複数のメタル配線16を形成する。
【0151】なお、このメタル配線16の形成方法およ
び材料は上記に限定されず、例えばメッキ法により形成
したCu(銅)をダマシン法で加工することで形成して
も良い。
【0152】この後の工程で、さらに上部には配線層、
および、パッシベーション膜が形成されて半導体集積回
路300が完成するが、その形成方法は従来的な公知の
技術を用いるため、説明は省略する。
【0153】なお、以上の説明においては、コンタクト
プラグ7および15Aの形状は円柱状とし、その上面や
下面の形状は円形として説明したが、コンタクトプラグ
7および15Aの形状は円柱状に限定されるものではな
く、楕円形、あるいは陸上競技のトラックのように、両
端が曲率を有した半円状で、中央部が直線的に延在する
形状の断面を有する柱状であっても、コンタクトプラグ
15Aをずらして配置することで、同様の効果を得るこ
とができる。
【0154】なお、コンタクトプラグ7および15Aの
形状が円柱状でない場合、コンタクトプラグ7および1
5Aの上面や下面の形状においては、直径の代わりに、
コンタクトプラグ7および15Aの、それぞれの上面お
よび下面の中心を通って横断する所定方向の横断寸法を
用いて、コンタクトプラグ15Aをずらす長さを決定す
ることになる。
【0155】
【発明の効果】本発明に係る請求項1記載の半導体集積
回路によれば、コンタクトプラグが層間絶縁膜の上主面
から所定高さ突出し、導電層の第1の方向での幅がコン
タクトプラグの上面の第1の方向での横断長さよりも狭
く、第1の方向とは直交する第2の方向での幅が記コン
タクトプラグの上面の第1の方向での横断長さよりも広
い場合に、導電層が、その第1の方向での幅の中心が、
コンタクトプラグの上面の中心から所定長さずれて位置
するように配設されているので、少なくとも第2の方向
において、コンタクトプラグの側面に接触するので、集
積度が向上した半導体集積回路においても、導電層とコ
ンタクトプラグとの接触面積が増加し、コンタクト抵抗
を低減できる。
【0156】本発明に係る請求項2記載の半導体集積回
路によれば、導電層が、第1の方向においてもコンタク
トプラグの側面に接触することになるので、導電層とコ
ンタクトプラグとの接触面積がさらに増加し、コンタク
ト抵抗をさらに低減できる。
【0157】本発明に係る請求項3記載の半導体集積回
路によれば、コンタクトプラグが円柱状であるので、導
電層をずらす長さの算出が容易である。
【0158】本発明に係る請求項4および請求項5記載
の半導体集積回路によれば、導電層とコンタクトプラグ
との接触面積を確実に増加できる。
【0159】本発明に係る請求項6記載の半導体集積回
路によれば、コンタクトプラグを層間絶縁膜の上主面か
ら所定高さ突出した構成を得ることができる。
【0160】本発明に係る請求項7記載の半導体集積回
路によれば、キャパシタのストレージノード電極とコン
タクトプラグとの接触面積を増加するための具体的な構
成が得られる。
【0161】本発明に係る請求項8記載の半導体集積回
路によれば、ストレージノード電極が括れ部分を有する
構成において、ストレージノード電極とコンタクトプラ
グとの接触面積を増加するための具体的な構成が得られ
る。
【0162】本発明に係る請求項9記載の半導体集積回
路によれば、配線層とコンタクトプラグとの接触面積を
増加するための具体的な構成が得られる。
【0163】本発明に係る請求項10記載の半導体集積
回路によれば、配線層が幅寸法が場所によって異なる構
成において、配線層とコンタクトプラグとの接触面積を
増加するための具体的な構成が得られる。
【0164】本発明に係る請求項11記載の半導体集積
回路によれば、上部コンタクトプラグの下面の第1の方
向での横断長さが、下部コンタクトプラグの上面の第1
の方向での横断長さよりも狭い場合に、上部コンタクト
プラグの下面の中心が、下部コンタクトプラグの上面の
中心から所定長さずれて位置することで、上部コンタク
トプラグの一部が前記下部コンタクトプラグの側面に接
触するように配設されているので、集積度が向上した半
導体集積回路においても、上部コンタクトプラグと下部
コンタクトプラグとの接触面積が増加し、コンタクト抵
抗を低減できる。
【0165】本発明に係る請求項12記載の半導体集積
回路によれば、上部コンタクトプラグと下部コンタクト
プラグとの接触面積を確実に増加できる。
【0166】本発明に係る請求項13記載の半導体集積
回路の製造方法によれば、少なくとも第2の方向におい
て、コンタクトプラグの側面に接触するので、集積度が
向上した半導体集積回路においても、導電層とコンタク
トプラグとの接触面積が増加し、コンタクト抵抗を低減
した半導体集積回路を得ることができる。
【0167】本発明に係る請求項14記載の半導体集積
回路の製造方法によれば、リセス部を形成することで、
コンタクトプラグが層間絶縁膜の上主面から所定高さ突
出した構成を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の概念を説明する図である。
【図2】 本発明の概念を説明する図である。
【図3】 導電層の短辺幅寸法およびコンタクトプラグ
の突出高さを変えた場合の接触面積の変化を示す図であ
る。
【図4】 導電層の短辺幅寸法およびコンタクトプラグ
の突出高さを変えた場合の接触面積の変化を示す図であ
る。
【図5】 導電層の短辺幅寸法およびコンタクトプラグ
の突出高さを変えた場合の接触面積の変化を示す図であ
る。
【図6】 本発明に係る実施の形態1の半導体集積回路
の構成を示す断面図である。
【図7】 本発明に係る実施の形態1の半導体集積回路
の構成を示す断面図である。
【図8】 本発明に係る実施の形態1の半導体集積回路
の構成を示す平面図である。
【図9】 本発明に係る実施の形態1の半導体集積回路
の変形例の構成を示す断面図である。
【図10】 本発明に係る実施の形態1の半導体集積回
路の製造工程を説明する断面図である。
【図11】 本発明に係る実施の形態1の半導体集積回
路の製造工程を説明する断面図である。
【図12】 本発明に係る実施の形態1の半導体集積回
路の製造工程を説明する断面図である。
【図13】 本発明に係る実施の形態1の半導体集積回
路の製造工程を説明する断面図である。
【図14】 本発明に係る実施の形態1の半導体集積回
路の製造工程を説明する断面図である。
【図15】 本発明に係る実施の形態1の半導体集積回
路の製造工程を説明する断面図である。
【図16】 本発明に係る実施の形態1の半導体集積回
路の製造工程を説明する断面図である。
【図17】 本発明に係る実施の形態1の半導体集積回
路の製造工程を説明する断面図である。
【図18】 ストレージノード電極の変形例を示す平面
図である。
【図19】 本発明に係る実施の形態2の半導体集積回
路の構成を示す断面図である。
【図20】 本発明に係る実施の形態2の半導体集積回
路の構成を示す断面図である。
【図21】 本発明に係る実施の形態2の半導体集積回
路の製造工程を説明する断面図である。
【図22】 本発明に係る実施の形態2の半導体集積回
路の製造工程を説明する断面図である。
【図23】 本発明に係る実施の形態2の半導体集積回
路の製造工程を説明する断面図である。
【図24】 本発明に係る実施の形態2の半導体集積回
路の製造工程を説明する断面図である。
【図25】 本発明に係る実施の形態2の半導体集積回
路の製造工程を説明する断面図である。
【図26】 本発明に係る実施の形態2の半導体集積回
路の製造工程を説明する断面図である。
【図27】 本発明に係る実施の形態2の半導体集積回
路の製造工程を説明する断面図である。
【図28】 本発明に係る実施の形態2の半導体集積回
路の製造工程を説明する断面図である。
【図29】 本発明に係る実施の形態2の半導体集積回
路の変形例の構成を示す部分断面図である。
【図30】 ビット線の変形例を示す平面図である。
【図31】 本発明に係る実施の形態3の半導体集積回
路の構成を示す断面図である。
【図32】 本発明に係る実施の形態3の半導体集積回
路の構成を示す部分平面図である。
【図33】 本発明に係る実施の形態3の半導体集積回
路の製造工程を説明する断面図である。
【図34】 本発明に係る実施の形態3の半導体集積回
路の製造工程を説明する断面図である。
【図35】 本発明に係る実施の形態3の半導体集積回
路の製造工程を説明する断面図である。
【図36】 本発明に係る実施の形態3の半導体集積回
路の製造工程を説明する断面図である。
【図37】 従来の半導体集積回路の構成を示す断面図
である。
【符号の説明】
7,10,15A コンタクトプラグ、8 ビット線、
11 キャパシタ下部電極、91 リセス部、CP キ
ャパシタ。
フロントページの続き Fターム(参考) 4M104 AA01 BB01 BB04 BB06 BB07 BB13 BB14 BB29 BB40 CC01 DD08 DD09 DD16 DD23 DD37 DD43 DD52 DD53 DD55 DD65 DD75 EE08 EE14 FF01 FF06 FF17 FF18 GG09 GG10 GG14 GG16 HH15 5F033 HH07 HH08 HH11 HH17 HH18 HH19 HH33 JJ04 KK01 LL04 MM01 MM08 MM12 MM13 NN15 NN32 NN37 PP06 PP15 PP27 PP28 QQ08 QQ09 QQ11 QQ19 QQ31 QQ34 QQ37 QQ48 RR04 SS13 SS15 VV10 VV16 WW00 XX09 5F083 AD48 AD56 GA09 JA14 JA36 JA37 JA39 JA40 MA06 MA17 MA19 NA08 PR07 PR39 PR40

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板上に配設された層間絶縁膜と、 層間絶縁膜上に配設された導電層と、 前記層間絶縁膜を貫通して配設され、前記導電層と電気
    的に接続されるコンタクトプラグとを有する半導体集積
    回路であって、 前記コンタクトプラグは前記層間絶縁膜の上主面から所
    定高さ突出し、 前記導電層は、第1の方向での幅が前記コンタクトプラ
    グの上面の前記第1の方向での横断寸法よりも狭く、前
    記第1の方向とは直交する第2の方向での幅が前記コン
    タクトプラグの前記上面の前記第2の方向での横断寸法
    よりも広く、 前記導電層は、その前記第1の方向での幅の中心が、前
    記コンタクトプラグの前記上面の中心からずれて位置す
    るように、前記コンタクトプラグに接触して配設され
    る、半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記導電層は、前記第1の方向での幅の
    一方の端縁部が前記コンタクトプラグの上面端縁部より
    も外側にはみ出すように配設される、請求項1記載の半
    導体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記コンタクトプラグは円柱状であっ
    て、前記コンタクトプラグの前記上面の前記第1および
    第2の方向での前記横断寸法は、直径に相当する、請求
    項1記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 前記コンタクトプラグが突出する前記所
    定高さは、前記コンタクトプラグの前記上面の前記直径
    の0.16倍以上である、請求項3記載の半導体集積回
    路。
  5. 【請求項5】 前記導電層の前記第1の方向での幅の中
    心の、前記コンタクトプラグの前記上面の中心からのず
    らし長さは、前記コンタクトプラグの前記上面の直径の
    0.5倍以下である、請求項3記載の半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 前記層間絶縁膜は、前記コンタクトプラ
    グの周囲が、前記導電層の平面視形状に合致した形状で
    所定深さ窪んだリセス部を有し、 前記導電層は、その一部が前記リセス部内に挿入される
    ように配設され、 前記リセス部の前記所定深さは、前記コンタクトプラグ
    の前記所定高さに相当する、請求項1記載の半導体集積
    回路。
  7. 【請求項7】 前記導電層は、前記層間絶縁膜上に配設
    されたキャパシタのストレージノード電極である、請求
    項1記載の半導体集積回路。
  8. 【請求項8】 前記ストレージノード電極の平面視形状
    は、その一部の幅寸法が他の部分よりも狭くなって括れ
    た括れ部分を有し、 前記コンタクトプラグの前記上面には、前記括れ部分が
    位置するように前記ストレージノード電極が配設され
    る、請求項7記載の半導体集積回路。
  9. 【請求項9】 前記導電層は、前記層間絶縁膜上に配設
    された配線層である、請求項1記載の半導体集積回路。
  10. 【請求項10】 前記配線層の平面視形状は、幅寸法が
    場所によって異なり、 前記コンタクトプラグの上面には、前記コンタクトプラ
    グの前記上面の前記第1の方向での横断寸法よりも狭い
    部分が位置するように前記配線層が配設される、請求項
    8記載の半導体集積回路。
  11. 【請求項11】 半導体基板と、 前記半導体基板上に配設された層間絶縁膜と、 前記層間絶縁膜内に、上下関係を有して接続されるよう
    に配設された下部コンタクトプラグおよび上部コンタク
    トプラグとを有する半導体集積回路であって、 前記上部コンタクトプラグの下面の第1の方向での横断
    寸法は、前記下部コンタクトプラグの上面の前記第1方
    向での横断寸法よりも狭く、 前記上部コンタクトプラグの前記下面の中心が、前記下
    部コンタクトプラグの前記上面の中心からずれて位置す
    ることで、前記上部コンタクトプラグの一部が前記下部
    コンタクトプラグの側面に接触するように配設される、
    半導体集積回路。
  12. 【請求項12】 前記下部および上部コンタクトプラグ
    は円柱状であって、 前記上部コンタクトプラグの前記下面の前記第1の方向
    での前記横断寸法、および前記下部コンタクトプラグの
    前記上面の前記第1の方向での前記横断寸法は直径に相
    当し、 前記上部コンタクトプラグの前記下面の中心の、前記下
    部コンタクトプラグの前記上面の中心からのずらし長さ
    は、前記下部コンタクトプラグの前記上面の直径の0.
    5倍以下である、請求項11記載の半導体集積回路。
  13. 【請求項13】(a)半導体基板上に層間絶縁膜を形成
    する工程と、 (b)前記層間絶縁膜を貫通して前記半導体基板上に達
    するコンタクトプラグを形成する工程と、 (c)前記コンタクトプラグを、前記層間絶縁膜の上主
    面から所定高さ突出させる工程と、 (d)前記コンタクトプラグ上に、第1の方向での幅が
    前記コンタクトプラグの上面の前記第1の方向での横断
    寸法よりも狭く、前記第1の方向とは直交する第2の方
    向での幅が前記コンタクトプラグの前記上面の前記第2
    の方向での横断寸法よりも広い導電層を形成する工程
    と、を備え、 前記工程(d)は、 前記導電層の前記第1の方向での幅の中心が、前記コン
    タクトプラグの前記上面の中心からずれて位置するよう
    に、前記コンタクトプラグに接触して形成する工程を含
    む、半導体集積回路の製造方法。
  14. 【請求項14】前記工程(c)は、 前記コンタクトプラグの周囲を、前記導電層の平面視形
    状に合致した形状で所定深さ窪ませてリセス部とする工
    程を含み、 前記工程(d)は、 前記導電層の一部が前記リセス部内に挿入されるように
    形成する工程を含み、 前記リセス部の前記所定深さは、前記コンタクトプラグ
    の前記所定高さに相当する、請求項13記載の半導体集
    積回路の製造方法。
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