JP2002343114A - 多眼プロジェクタランプ - Google Patents

多眼プロジェクタランプ

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JP2002343114A JP2001142088A JP2001142088A JP2002343114A JP 2002343114 A JP2002343114 A JP 2002343114A JP 2001142088 A JP2001142088 A JP 2001142088A JP 2001142088 A JP2001142088 A JP 2001142088A JP 2002343114 A JP2002343114 A JP 2002343114A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のプロジェクタランプの構成において
は、配光特性を整えるためのシェードで光束利用率が低
下すると共に、発光面積も小さく対向車からの視認性に
劣る問題点を生じていた。 【解決手段】 本発明により、1つの光源2を用い、光
軸が同じ方向を向いた非球面レンズ4を複数並べて配置
し、各非球面レンズ4の光軸に沿う後方の周辺領域に
は、非球面レンズ4それぞれが設けられた位置に対応し
てリフレクタ区画31〜33をリフレクタ3面上の適切
な位置として設けられている多眼プロジェクタランプと
することで、奥行き寸法の低減と効率の向上を可能とし
て課題を解決するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドランプ、フ
ォグランプなど主として車両用の照明用灯具として用い
られているランプに関するものであり、詳細には第一焦
点と第二焦点との2つの焦点を有する曲線である楕円を
基本とする反射鏡が用いられ、第二焦点に収束する光源
光の断面形状を投影レンズで照射方向に投影して配光特
性を得る構成とされて、プロジェクタ型と称されている
ランプに係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のプロジェクタ型と称され
ているランプ90の構成の例を示すのが図12であり、
光源91を第一焦点とする回転楕円反射面、複合楕円反
射面、若しくは、楕円自由曲面とした楕円系反射面92
と、非球面レンズ93と、必要に応じて設けられるシェ
ード94とから構成され、第二焦点に収束して生じる光
源像を非球面レンズ93で拡大投影して照射光を得るも
のである。
【0003】このときに、例えばすれ違い用配光など、
上向き光を含まない配光特性が要求されるときには、シ
ェード94で光源91から第二焦点に収束する光束の下
半部を覆うものとすれば、非球面レンズ93から投射さ
れる光には一切に上向きの光を含まないものとなり、所
望の配光特性が得られるものとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の構成のプロジェクタ型ランプ90においては、
楕円系反射面92と非球面レンズ93とが光学的に直列
的に配置されるものであるので、ランプ90としての奥
行きが深くなり、車両などに取付ける際に比較的に大き
なスペースを車両側に対して要求するものとなって、設
置に困難を生じる問題点を生じている。また、プロジェ
クタ型ランプ90においては、非球面レンズ93の口径
が小さく発光面積が大きくないことから、対向車或いは
歩行者などから見た場合の視認性に劣るものとなる問題
点も生じている。更には、すれ違い配光を形成するとき
にはシェード94により略半分の光量が遮蔽され、光源
91に対する光束利用率が低下する問題点も生じてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来の
課題を解決するための具体的手段として、1つの光源を
用いた灯具であり、光軸が同じ方向を向いた非球面レン
ズをランプ中心より上下左右斜め前後の任意の位置に複
数を並べて配置し、各非球面レンズの光軸に沿う後方の
周辺領域には、各非球面レンズに入射させる反射光を生
成するリフレクタとして、 光源近傍を第一焦点、各非球面レンズの焦点からレ
ンズ先端まででかつレンズ径の範囲内に無数の第二焦点
を配置した、短冊状の回転楕円セグメントの組合わせ、
又は、楕円を基本とする自由曲面リフレクタ。 光源近傍を第一焦点、各非球面レンズ中心の水平方
向で各非球面レンズ固有の焦点位置からレンズ側に湾曲
した焦点ライン上の左右拡散角度に対応した位置に第二
焦点を分散して配置した、短冊状の回転楕円セグメント
の組合わせ、又は楕円を基本とする自由曲面リフレク
タ。 各非球面レンズ中心から上側と下側にリフレクタを
区分し、その上側に位置するリフレクタにおいては光源
の前端位置に第一焦点、その下側リフレクタにおいては
光源の後端位置に第一焦点を配置し、各非球面レンズ中
心の水平方向で各非球面レンズ固有の焦点位置からレン
ズ側に湾曲した焦点ライン上の左右拡散角度に対応した
位置に第二焦点を分散して配置した、短冊状の回転楕円
セグメントの組合わせ、又は楕円を基本とする自由曲面
リフレクタ。 各非球面レンズ位置を考慮してリフレクタを上下左
右斜め方向の複数領域に区分し、その区分されたリフレ
クタ各々が光源近傍を第一焦点に、第二焦点位置を、水
平方向では各非球面レンズ中心の水平方向で各非球面レ
ンズ固有の焦点位置からレンズ側に湾曲した焦点ライン
上の左右拡散角度に対応した位置に分散して配置され、
垂直方向では上側に任意の位置に変化させて配置され
た、短冊状の回転楕円セグメントの組合わせ、又は楕円
を基本とする自由曲面リフレクタ。が設置されているこ
とを特徴とする多眼プロジェクタランプを提供すること
で課題を解決するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明を図に示す実施形
態に基づいて詳細に説明する。図1〜図3に符号1で示
すものは本発明に係る多眼プロジェクタランプであり、
この多眼プロジェクタランプ1には、1つの光源2と複
数の非球面レンズ4とが設けられ、楕円系として形成さ
れるリフレクタ3は複数の領域に分割が行われて前記複
数の非球面レンズ4に対応するものとされている。ま
た、ここでの図示は省略するが、必要に応じてはシェー
ド5が設けられるものである。
【0007】ここで、この実施形態においては、説明を
簡素化し理解を容易とするために前記非球面レンズ4が
3個であり、3個の非球面レンズ4(41、42、4
3)は照射方向側の正面から見る状態では左上がりで且
つ所定の間隙(例えば10〜200mm)を有する略直線
状に配置(図2参照)され、そして、上方から見るとき
には右端が前進する略直線状として配置(図3参照)さ
れているものとして説明を行うが、本発明では、上記非
球面レンズ4の数、配置の状況を限定するものではな
い。
【0008】このときに、前記3個の非球面レンズ41
〜43の光軸Xは何れも、前記光源2の中心、即ち、光
源中心軸Yと平行のものとされている。また、この実施
形態においては、3個の非球面レンズの内の真ん中に位
置する非球面レンズ42は、その光軸を前記光源中心軸
Yと一致させている。尚、この実施形態においては前記
非球面レンズ41〜43の焦点距離は10〜60mmであ
る。
【0009】次いで、この非球面レンズ41〜43に光
源2からの光を入射させるためのリフレクタ3について
説明を行う。本発明では前記リフレクタ3においても複
数個とされた非球面レンズ41〜43に対応するリフレ
クタ区画31〜33が形成されるものであり、この分割
は基本的には前記非球面レンズ41〜43のそれぞれに
対して効率よく反射光を入射可能とするように行われ
る。
【0010】図4はリフレクタの構成原理を非球面レン
ズ41など光軸Xが光源中心軸Yと一致していない非球
面レンズに光を入射させるときの例で示すものであり、
このリフレクタ(リフレクタ区画31)は第一焦点f1
を前記光源2に一致させられているが、第二焦点f2は
非球面レンズ41の光軸X上に位置するように長軸Lが
傾けられて設定されている。
【0011】そして、前記リフレクタ区画31は基本的
には、前記第一焦点f1および第二焦点f2を焦点とす
る回転楕円面、楕円自由曲面など楕円系の反射面であっ
て、且つ、非球面レンズ41に反射光を入射させるのに
適宜な範囲として形成されるものである。
【0012】また、図中に符号7で示すものはフィルタ
であり、このフィルタ7はキャップ状に形成されて、例
えば、多眼プロジェクタランプ1をフォグランプとして
使用する場合など発光色に所定の色彩が要求されるとき
には必要に応じて光源2を覆うように取付けられるもの
である。また、例えばフロスト処理などにより軽度な拡
散機能を持たせ、配光特性の範囲外にも幻惑の発生に至
らない程度の光を配布し、対向車からの視認性を向上さ
せるなどの用途にも使用可能である。
【0013】また、図5は、楕円系であるリフレクタ区
画31、32、33の構成の細部を模式的に示すもので
あり、この種のプロジェクタ型ランプ1において回転楕
円面のリフレクタを採用するときには、第二焦点に収束
する光束の断面は円形となり、車両用のランプとして要
求される水平方向に拡がる配光特性とは成らない。
【0014】よって、本発明では、リフレクタ3の構成
に工夫を加えることで水平方向に幅広の配光特性を得る
ものであり、リフレクタ3を垂直方向に沿い短冊状の片
3pに分割し、この片3pのリフレクタ3の水平方向中
心に位置するものは、前記非球面レンズ4の光軸X上で
あり、且つ、この非球面レンズ4の略焦点の位置に第二
焦点を有する回転楕円面として形成する。
【0015】そして、上記中心に位置する片3pの右隣
りに接する片3pは第二焦点を前記光軸Xを通る水平面
上で僅かに右にずらせて設定して行き、次の右隣りの片
3pは更に右にずらせるというようにし、左隣に接する
片3pに対しては左にずらせて設定して行けば、このリ
フレクタ3の総合としての第二焦点f12は水平方向に
長いライン状となり、非球面レンズ4により投影される
配光特性は水平方向に幅広となる。
【0016】このときに、前記非球面レンズ4は斜めの
光線に対しては焦点位置がレンズ側に近づく像面湾曲の
傾向を示すものであるので、上記したリフレクタ3の総
合としての第二焦点f12の形状も図示のように上記の
像面湾曲に沿うものとしておくと整合性が良い。また、
前記リフレクタ3は垂直方向への分割を行うことなく、
上記の条件に沿うように水平の左右方向に移動するに従
い垂直方向での曲率を徐変させて形成しても良く、この
ようにして形成されたリフレクタ3は楕円自由曲面と通
称されている。尚、前記非球面レンズ4の焦点の近傍に
は必要に応じシェード5が設けられるが、このシェード
5も非球面レンズ4の像面湾曲に応じて湾曲されてい
る。
【0017】以上が本発明の基本原理であり、これを再
び図2および図5により具体的に説明すれば、中央に位
置する非球面レンズ42に対しては楕円系であるリフレ
クタ区画32aおよび楕円系であるリフレクタ区画32
bの部分が割り当てられ、非球面レンズ41に対しては
楕円系であるリフレクタ区画31の部分が割り当てら
れ、非球面レンズ43に対しては楕円系であるリフレク
タ区画33の部分が割り当てられている。尚、リフレク
タ区画32a、32bにおいては、中心照度の確保のた
めに、更に、リフレクタ区画32a1、32a2、リフ
レクタ区画32b1、32b2のように区画しても良
い。
【0018】図6、図7は、上記のようにして構成され
た本発明に係る多眼プロジェクタランプ1の配光特性H
Dを示すものであり、図6中に符号h31〜h33で示
すものは、各非球面レンズ41〜43を介する前記各リ
フレクタ区画31〜33による部分配光を示すものであ
り、対比を容易とするためにリフレクタ区画と部分配光
の数字を一致させて示してある。そして、これらの部分
配光h31〜h33の集合により総合の配光特性HDが
構成されるものである。
【0019】また、プロジェクタ型のランプにおいて
は、一般的に非球面レンズの光軸Xよりも上方に位置す
るリフレクタ区画からの反射光で形成される配光特性は
上向き光を含むことが少なく、下方に位置するリフレク
タ区画からの反射光で形成される配光特性は上向き光を
含む割合が多いという特性を有するものとなる。よっ
て、すれ違い配光を形成するためには下方に位置するリ
フレクタ区画に対してはシェード5を設けざるを得ず、
光量の損失が避けられない。
【0020】本発明では、リフレクタ3の下方に位置す
るリフレクタ区画に対しては、下方に位置する非球面レ
ンズ4(例えば非球面レンズ41)を割り当てているの
で、リフレクタ区画の非球面レンズの光軸Xの上方に位
置する割合が増し、よってシェード5により遮蔽する光
量も減少させることが可能となり、この面からも効率の
向上が可能となっている。
【0021】また、本発明では、一部にリフレクタ区画
全体が非球面レンズ4の光軸Xよりも上方に位置するよ
うに設定したものを設けることも可能であり、この場合
には上記のように上向き光を生じないので、すれ違い配
光を得るときにも当該のリフレクタ3と非球面レンズ4
との組合わせに対してはシェード5を省略することが可
能となり、構成の簡素化が図れるものとなる。
【0022】ここで、上記した上向き光を減少させる作
用は、第一焦点を調整することでも可能であり、光軸X
よりも下方に位置するリフレクタにおいては光源(中
心)よりも後方に第一焦点を配置することで、上向き光
の成分を減らせ、光軸Xよりも上方に位置するリフレク
タにおいて光源(中心)よりも前方に第一焦点を配置す
ることで一層に下向き光となる傾向を強めることができ
るので、上記のリフレクタ区画の配置と併用すれば更に
効果的である。
【0023】図7は、上記のの説明のようにして得られ
た本発明に係る多眼プロジェクタランプ1のの実際の配
光特性HD(左側通行用)であり、対向車線側となる右
側には上向き光を生じることがなく、また、路側帯側で
ある左側には歩行者、標識の確認のための適度な上向き
光を含むすれ違い配光が得られていることが明確であ
る。
【0024】図8は、上記の説明のようにして構成され
た多眼プロジェクタランプ1の外観を示すものであり、
各非球面レンズ41〜43を一体化するエクステンショ
ン6が設けられている。このときに、各非球面レンズ4
1〜43とエクステンション6とを樹脂などによる一体
整形として形成しても良いが、その場合にはエクステン
ション6の側に着色樹脂を使用する、金属メッキを施
す、塗色するなどの手段で背面が透視されにくいものと
しておくことが好ましい。同様に非球面レンズ4から覗
き込んだときに見える部分、及び、シェード5(ここで
は図示せず)なども塗色しておくことが好ましい。
【0025】図9及び図10は本発明の第二実施形態、
第三実施形態を要部で示すものであり、前の実施形態で
は非球面レンズ4(41〜43)は何れも凸レンズ形状
として形成されていたが、本発明はこれを限定するもの
ではなく、図9に第二実施形態として示すようにフレネ
ルレンズ化して非球面フレネルレンズ104として形成
しても良いものであり、或いは、図10に第三実施形態
として示すように、中心部204aを凸レンズ形状、周
縁部204bをフレネル形状とした変形非球面レンズ2
04としても良いものである。
【0026】図11は本発明の第四実施形態を要部で示
すものであり、この第四実施形態においては非球面レン
ズ304はレンズ部304a、304bとシリンドリカ
ル部304cとから構成されている。前記レンズ部30
4a、304bは最初の実施形態で説明した非球面レン
ズ4を中心軸で二分したそれぞれの半部の形状であり、
シリンドリカル部304cはいわゆるシリンドリカルレ
ンズの形状である。
【0027】このように形成した非球面レンズ304
は、シリンドリカル部304cでは、図中に矢印Wで示
す水平軸方向には光の収束は行わず、前記水平軸Wと直
交する垂直軸方向にのみ収束を行うものとなる。従っ
て、前記水平軸Wが水平方向となるように車両への設置
を行えば、この非球面レンズ304においても水平方向
に幅広の配光特性を形成するのに寄与するものとなる。
【0028】
【発明の効果】以上に説明した構成としたことで、本発
明の多眼プロジェクタランプ1は従来のプロジェクタラ
ンプに比較して斬新な外観を提供できるものとなり、ラ
ンプ単体での美観を向上させるばかりでなく、車両に取
付けたときにも従来にない斬新な外観な与えて美観を向
上させる優れた効果を奏するものである。
【0029】また、上記の構成としたことで、1つの光
源であっても発光面積を格段に大きくすることが可能で
あるので、対向車などからの視認性も向上し、安全の確
保にも優れた効果を奏するものであり、しかも、その効
果が上記のように1つの光源で得られるので、それ程の
コストアップも生じることなく実施できる優れた効果を
奏する。また、1つの光源の光が複数の非球面レンズに
分散されるので、非球面レンズ1個あたりの熱量が減
じ、従来は不可能であった非球面レンズの樹脂化も可能
となり、この面でもコストダウンに優れた効果を奏す
る。
【0030】更には、楕円を開いた状態でリフレクタが
構成できるので、平均値としては浅い奥行きでランプの
形成が可能と成り、大きな取付用凹部を必要とするなど
を不要とし車両への取付け性も向上させるものとなる。
また、全ての非球面レンズとリフレクタ区画が適正位置
として配置されるので、光束利用率も向上し、明るいラ
ンプが得られるものとなり、この種のランプの性能向上
にも優れた効果を奏するものと成る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る多眼プロジェクタランプの実施
形態の構成を斜め方向から見る状態で示す説明図であ
る。
【図2】 同じ実施形態を正面方向から見る状態で示す
説明図である。
【図3】 同じ実施形態を上方から見る状態で示す説明
図である。
【図4】 同じく本発明に係る多眼プロジェクタランプ
の1回反射型リフレクタの構成原理を示す説明図であ
る。
【図5】 同じく本発明に係る多眼プロジェクタランプ
の楕円系リフレクタの構成原理を示す説明図である。
【図6】 本発明に係る多眼プロジェクタランプの配光
特性の形成手段の例を示す説明図である。
【図7】 本発明に係る多眼プロジェクタランプの実際
の配光特性を示すグラフである。
【図8】 本発明に係る多眼プロジェクタランプの外観
の例を示す斜視図である。
【図9】 同じく本発明に係る多眼プロジェクタランプ
の第二実施形態を要部で示す断面図である。
【図10】 同じく本発明に係る多眼プロジェクタラン
プの第三実施形態を要部で示す断面図である。
【図11】 同じく本発明に係る多眼プロジェクタラン
プの第四実施形態を要部で示す断面図である。
【図12】 従来例を示す断面図である。
【符号の説明】 1……多眼プロジェクタランプ 2……光源 3……リフレクタ 31〜33……リフレクタ区画 4、41〜43……非球面レンズ 5……シェード 6……エクステンション 7……フィルタ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの光源を用いた灯具であり、光軸が
    同じ方向を向いた非球面レンズをランプ中心より上下左
    右斜め前後の任意の位置に複数を並べて配置し、各非球
    面レンズの光軸に沿う後方の周辺領域には、各非球面レ
    ンズに入射させる反射光を生成するリフレクタとして、 光源近傍を第一焦点、各非球面レンズの焦点からレ
    ンズ先端まででかつレンズ径の範囲内に無数の第二焦点
    を配置した、短冊状の回転楕円セグメントの組合わせ、
    又は、楕円を基本とする自由曲面リフレクタ。 光源近傍を第一焦点、各非球面レンズ中心の水平方
    向で各非球面レンズ固有の焦点位置からレンズ側に湾曲
    した焦点ライン上の左右拡散角度に対応した位置に第二
    焦点を分散して配置した、短冊状の回転楕円セグメント
    の組合わせ、又は楕円を基本とする自由曲面リフレク
    タ。 各非球面レンズ中心から上側と下側にリフレクタを
    区分し、その上側に位置するリフレクタにおいては光源
    の前端位置に第一焦点、その下側リフレクタにおいては
    光源の後端位置に第一焦点を配置し、各非球面レンズ中
    心の水平方向で各非球面レンズ固有の焦点位置からレン
    ズ側に湾曲した焦点ライン上の左右拡散角度に対応した
    位置に第二焦点を分散して配置した、短冊状の回転楕円
    セグメントの組合わせ、又は楕円を基本とする自由曲面
    リフレクタ。 各非球面レンズ位置を考慮してリフレクタを上下左
    右斜め方向の複数領域に区分し、その区分されたリフレ
    クタ各々が光源近傍を第一焦点に、第二焦点位置を、水
    平方向では各非球面レンズ中心の水平方向で各非球面レ
    ンズ固有の焦点位置からレンズ側に湾曲した焦点ライン
    上の左右拡散角度に対応した位置に分散して配置され、
    垂直方向では上側に任意の位置に変化させて配置され
    た、短冊状の回転楕円セグメントの組合わせ、又は楕円
    を基本とする自由曲面リフレクタ。が設置されているこ
    とを特徴とする多眼プロジェクタランプ。
  2. 【請求項2】 各非球面レンズに対応して効率的に反射
    光を入射させると共に最適な配光形成を行うために、個
    々の楕円を基本とするリフレクタが、ランプ中心軸に対
    し放射状に10゜から180゜の範囲に区分されると共
    に、各非球面レンズ位置により、さらにその中で上下左
    右方向にも区分された組合わせとして、一つの灯具に独
    立した反射面構成が6〜24個組合わされた多重リフレ
    クタとなっており、短冊状の回転楕円セグメントの組合
    せの場合には、その中でさらに2以上、幅0.5mm以上
    の短冊状回転楕円セグメントの組合せから構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の多眼プロジェクタラ
    ンプ。
  3. 【請求項3】 各非球面レンズの焦点近傍には配光パタ
    ーン形成用のシェードが2個以上設置されており、その
    形状が2個以上同じとなっていることを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の多眼プロジェクタランプ。
  4. 【請求項4】 非球面レンズの焦点近傍に配光パターン
    形成用のシェードが設置されているものと、シェードが
    ないものが組合わされて構成されていることを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の多眼プロジェクタラン
    プ。
  5. 【請求項5】 各シェード形状は、平面又は各非球面レ
    ンズの焦点位置からレンズ側に湾曲した焦点ラインに対
    応して、水平方向で非球面レンズの略焦点位置から非球
    面レンズ側に湾曲していることを特徴とする請求項1〜
    請求項4何れかに記載の多眼プロジェクタランプ。
  6. 【請求項6】 各シェード形状は厚みに変化があり、そ
    の上端は黒色低反射の表面処理がされていることを特徴
    とする請求項1〜請求項5何れかに記載の多眼プロジェ
    クタランプ。
  7. 【請求項7】 各非球面レンズのレンズ部以外が、透明
    材、又は着色透明材、着色不透明材で形成されているこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項6何れかに記載の多眼
    プロジェクタランプ。
  8. 【請求項8】 各非球面レンズが、凸レンズ、フレネル
    レンズ又はその組合わせとして形成されていることを特
    徴とする請求項1〜請求項7何れかに記載の多眼プロジ
    ェクタランプ。
  9. 【請求項9】 各非球面レンズの一部に、シリンドリカ
    ルレンズが組合わされていることを特徴とする請求項1
    〜請求項8何れかに記載の多眼プロジェクタランプ。
  10. 【請求項10】 各シェードのレンズから見える側、非
    球面レンズの光学機能を有さない部分の少なくとも一方
    は非球面レンズ色以外の色で着色処理されていることを
    特徴とする請求項1〜請求項9何れかに記載の多眼プロ
    ジェクタランプ。
  11. 【請求項11】 光源となる電球とリフレクタの間に、
    キャップ状とした、光源の光を拡散するため、又は、機
    能色を出すためのフィルタが設けられていることを特徴
    とする請求項1〜請求項10何れかに記載の多眼プロジ
    ェクタランプ。
  12. 【請求項12】 多眼の各非球面レンズ部分を残し、そ
    の他の部分を遮光し、着色又は光輝反射処理が施され
    た、別体のエクステンションが取り付けられていること
    を特徴とする請求項1〜請求項11何れかに記載の多眼
    プロジェクタランプ。
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