JP2002342584A - 取引明細管理システム - Google Patents

取引明細管理システム

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JP2002342584A
JP2002342584A JP2001149386A JP2001149386A JP2002342584A JP 2002342584 A JP2002342584 A JP 2002342584A JP 2001149386 A JP2001149386 A JP 2001149386A JP 2001149386 A JP2001149386 A JP 2001149386A JP 2002342584 A JP2002342584 A JP 2002342584A
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JP2001149386A
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English (en)
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Masahito Mori
雅人 守
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】利用者が金融機関に出向くことなく、取引明細
を確認することができるだけでなく、取引の発生や予定
されている取引の予告を利用者に自動的に通知すること
ができる取引明細管理システムを提供するようにする。 【解決手段】金融機関利用者の取引明細を格納する記憶
手段と、前記金融機関の上位装置17と通信するととも
に、インターネット13を経由して利用者端末12と通
信する通信手段と、前記上位装置17にアクセスして、
前記取引明細を更新及び管理する取引明細管理手段と、
前記利用者端末12からの要求に対応した項目の取引を
前記取引明細から抽出して利用者11に通知する通知手
段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、取引明細管理シス
テム及びプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、銀行、信用金庫等の金融機関にお
いては、利用者が金融機関に新規に取引を申し込むと、
自己の口座が開設されて通帳が交付される。そして、利
用者は口座振替、振込、入金、出金等の取引の度に取引
履歴を取引明細として通帳に記帳し、その内容を確認す
るようになっている。
【0003】また、近年においては、通帳に記帳するこ
となく、キャッシュカード等のカードを使用した取引で
ある無通帳取引が増加している。また、口座振替、振
込、自動引落し等の複雑な取引も増加している。そのた
めに、利用者は、手元にある通帳に記帳された内容から
ではすべての取引明細を確認することができず、周期的
に金融機関に出向き、窓口で通帳記帳依頼をしたりAT
Mで通帳記帳処理を行ったりすることによって、最新の
取引明細を時系列(日付順)に通帳に記帳して取引明細
の内容を確認している。
【0004】また、取引明細を確認した後に、引落しに
対する資金準備や振込実行などを利用者自身で個別に行
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のシステムにおいては、最新の取引明細を確認するた
めには、金融機関に出向いて通帳記帳処理を行う必要が
ある。このため、取引明細を確認するために手間がかか
るとともに、金融機関に出向くための時間や交通費が必
要になってしまう。
【0006】また、取引明細は、取引の発生順に時系列
的に通帳に記帳されるので、取引明細の特定の項目につ
いて確認する場合、利用者が前記特定の項目についての
取引金額等を取引明細からそれぞれ抽出して集計する必
要がある。したがって、取引金額の集計、別に管理して
いる見込み取引との照合である消込み等を利用者自身が
手作業で行わなければならないので、手間がかかってし
まう。
【0007】そして、取引明細によって、振込等の取引
が実行されたか否かを確認したり、次回の取引の予定や
金額を確認したりする場合が多い。この場合も、特定の
取引の履歴や次回の取引の予定の確認を利用者自身が手
作業で照合しなければならないので、手間がかかってし
まう。
【0008】本発明は、前記従来の問題点を解決して、
利用者が金融機関に出向くことなく、取引明細を確認す
ることができるだけでなく、取引の発生や予定されてい
る取引の予告を利用者に自動的に通知することができる
取引明細管理システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の取
引明細管理システムにおいては、金融機関の利用者の取
引明細を格納する記憶手段と、前記金融機関の上位装置
と通信するとともに、インターネットを経由して利用者
端末と通信する通信手段と、前記上位装置にアクセスし
て、前記取引明細を更新及び管理する取引明細管理手段
と、前記利用者端末からの要求に対応した項目の取引を
前記取引明細から抽出して利用者に通知する通知手段と
を有する。
【0010】本発明の他の取引明細管理システムにおい
ては、さらに、前記通知手段は、あらかじめ設定された
タイミングで利用者に通知する。
【0011】本発明の更に他の取引明細管理システムに
おいては、さらに、前記通知手段は、口座からの引落金
額、口座の残高又は引落日を利用者に通知する。
【0012】本発明の更に他の取引明細管理システムに
おいては、さらに、前記引落日は、金融機関の休日に対
応する時に、該休日の翌日あるいは前日となるように設
定される。
【0013】本発明の更に他の取引明細管理システムに
おいては、さらに、前記記憶手段は、通知履歴を前記利
用者端末から閲覧できるような形態で格納する。
【0014】本発明の更に他の取引明細管理システムに
おいては、さらに、前記通知手段は、前記取引の発生を
予告して利用者に通知する。
【0015】本発明の更に他の取引明細管理システムに
おいては、さらに、前記通知手段は、前記通知履歴も共
に利用者に通知する。
【0016】本発明の更に他の取引明細管理システムに
おいては、さらに、前記取引は、自動検索によって設定
される。
【0017】本発明の更に他の取引明細管理システムに
おいては、さらに、前記通知手段は、口座からの引落金
額、口座の残高又は引落日が予告日に対応して仮に作成
する。
【0018】本発明の更に他の取引明細管理システムに
おいては、さらに、引落予定の項目が識別できるような
形態で、前記利用者端末の表示画面に表示されるように
前記取引明細を編集する編集手段を有する。
【0019】本発明の更に他の取引明細管理システムに
おいては、さらに、前記編集手段は、前記利用者端末か
らの要求に対応した形態に前記取引明細を編集する。
【0020】本発明の更に他の取引明細管理システムに
おいては、さらに、前記編集手段は、グラフを編集す
る。
【0021】本発明の更に他の取引明細管理システムに
おいては、さらに、前記編集手段は、前記利用者端末か
らの要求を入力するためのボタンが表示画面に表示され
るように前記取引明細を編集する。
【0022】本発明の更に他の取引明細管理システムに
おいては、さらに、前記取引明細管理手段は、前記利用
者端末からの要求に応じて振込を実行する。
【0023】本発明の更に他の取引明細管理システムに
おいては、さらに、前記取引明細管理手段は、振込履歴
に基づいて振込を実行する。
【0024】本発明の更に他の取引明細管理システムに
おいては、さらに、前記通知手段は、電子メール、ファ
クス又は電話によって利用者に通知する。
【0025】本発明の取引明細管理プログラムにおいて
は、取引明細を管理するためにコンピュータを、金融機
関の利用者の取引明細を格納する記憶手段、前記金融機
関の上位装置と通信するとともに、インターネットを経
由して利用者端末と通信する通信手段、前記上位装置に
アクセスして、前記取引明細を更新及び管理する取引明
細管理手段、及び、前記利用者端末からの要求に対応し
た項目の取引を前記取引明細から抽出して利用者に通知
する通知手段として機能させる。
【0026】本発明の他の取引明細管理プログラムにお
いては、さらに、 前記通知手段は、あらかじめ設定さ
れたタイミングで利用者に通知する。
【0027】本発明の更に他の取引明細管理プログラム
においては、さらに、前記通知手段は、口座からの引落
金額、口座の残高又は引落日を利用者に通知する。
【0028】本発明の更に他の取引明細管理プログラム
においては、さらに、前記引落日は、金融機関の休日に
対応する時に、該休日の翌日あるいは前日となるように
設定される。
【0029】本発明の更に他の取引明細管理プログラム
においては、さらに、前記記憶手段は、通知履歴を前記
利用者端末から閲覧できるような形態で格納する。
【0030】本発明の更に他の取引明細管理プログラム
においては、さらに、前記通知手段は、前記取引の発生
を予告して利用者に通知する。
【0031】本発明の更に他の取引明細管理プログラム
においては、さらに、前記通知手段は、前記通知履歴も
共に利用者に通知する。
【0032】本発明の更に他の取引明細管理プログラム
においては、さらに、前記取引は、自動検索によって設
定される。
【0033】本発明の更に他の取引明細管理プログラム
においては、さらに、前記通知手段は、口座からの引落
金額、口座の残高又は引落日が予告日に対応して仮に作
成する。
【0034】本発明の更に他の取引明細管理プログラム
においては、さらに、前記コンピュータは、引落予定の
項目が識別できるような形態で、前記利用者端末の表示
画面に表示されるように前記取引明細を編集する編集手
段としても機能する。
【0035】本発明の更に他の取引明細管理プログラム
においては、さらに、前記編集手段は、前記利用者端末
からの要求に対応した形態に前記取引明細を編集する。
【0036】本発明の更に他の取引明細管理プログラム
においては、さらに、前記編集手段は、グラフを編集す
る。
【0037】本発明の更に他の取引明細管理プログラム
においては、さらに、前記編集手段は、前記利用者端末
からの要求を入力するためのボタンが表示画面に表示さ
れるように前記取引明細を編集する。
【0038】本発明の更に他の取引明細管理プログラム
においては、さらに、前記取引明細管理手段は、前記利
用者端末からの要求に応じて振込を実行する。
【0039】本発明の更に他の取引明細管理プログラム
においては、さらに、前記取引明細管理手段は、振込履
歴に基づいて振込を実行する。
【0040】本発明の更に他の取引明細管理プログラム
においては、さらに、前記通知手段は、電子メール、フ
ァクス又は電話によって利用者に通知する。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0042】図1は本発明の第1の実施の形態における
取引明細管理システムの概略図、図2は本発明の第1の
実施の形態における通帳データベースの管理ファイルイ
メージの例を示す図、図3は本発明の第1の実施の形態
における通帳データベースの出力イメージの例を示す図
である。
【0043】図において、11は利用者の家庭、事務所
等の利用者環境、12は該利用者環境11に配設された
演算手段、記憶手段、キーボード、マウス等の入力手
段、CRT、液晶ディスプレー等の表示手段、通信イン
ターフェイス等を備える利用者端末としてのインターネ
ット接続端末である。該インターネット接続端末12
は、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯端末、デジ
タルテレビ、ゲーム機等であるが、いかなるものであっ
てもよい。また、13はインターネット、14はファイ
アウォール、15は取引明細管理システムとしてのウェ
ブ通帳サーバである。なお、該ウェブ通帳サーバ15
は、記憶手段としての通帳データベース15a、通知対
象データベース15b及び通知情報データベース15c
を有する。さらに、16はゲートウェイ、17は原簿フ
ァイル17aを有する金融機関の上位装置である。
【0044】近年、家庭、事務所等へのインターネット
13の普及が目覚ましく、インターネット13を経由し
て各種情報照会を簡単に行うことができる環境が整って
いる。本実施の形態においては、その点に着目し、通帳
自体をウェブ(Web)、すなわち、インターネット1
3上に移行し、取引明細をデジタルデータとして取り扱
い、取引明細における取引をチェックし、該取引の発生
を利用者に通知する取引明細管理システムを提供する。
ここで、前記取引は、振込、預入、引落等の金融上の取
引である。
【0045】そして、前記ウェブ通帳サーバ15は、演
算手段、記憶手段、通信インターフェイス等を備え、イ
ンターネット13に通信可能に前記上位装置17に接続
されたコンピュータとしてのウェブサーバであり、取引
明細管理システムとして機能する。ここで、取引明細管
理システムとしてのウェブ通帳サーバ15は、金融機関
の利用者の取引明細を格納する記憶手段としての通帳デ
ータベース15a、利用者に通知すべき対象としての取
引に関する情報を格納する通知対象データベース15
b、及び、利用者に対する通知に関する情報を格納する
通知情報データベース15cを有する。
【0046】さらに、前記ウェブ通帳サーバ15は、金
融機関の前記上位装置17と通信するとともに、インタ
ーネット13を経由してインターネット接続端末12と
通信する通信手段と、前記上位装置17にアクセスし
て、前記取引明細を更新及び管理する取引明細管理手段
と、前記インターネット接続端末12からの要求に対応
した項目の取引を前記取引明細から抽出して利用者に通
知する通知手段とを有するものである。
【0047】なお、前記取引明細管理手段は、通帳デー
タベース15aに格納された利用者の取引明細をリアル
タイムに、周期的に、又は、利用者が前記ウェブ通帳サ
ーバ15にアクセスする度に、更新して管理する。ここ
で、前記上位装置17は、銀行、信用金庫、郵便局等の
金融機関に配設されたホストコンピュータと通称される
コンピュータであり、前記金融機関における取引を統括
的に制御し、該取引に関する記録を記憶手段としての原
簿ファイル17aに格納する。
【0048】また、前記ウェブ通帳サーバ15の通帳デ
ータベース15aには、取引明細以外に管理情報とし
て、口座情報、認証情報(暗証番号、アイリス、指紋等
の個人認証情報、又は、電子署名等(以下「暗証番号」
と総称する。))、利用者情報、その他設定情報等が保
持され、図2に示されるように、前記取引明細と関連付
けられて管理されている。そして、図3に示されるよう
に、種々の形態にまとめられて出力され、インターネッ
ト接続端末12の表示手段の表示画面に表示される。
【0049】ここで、取引明細については、ウェブ通帳
サーバ15で管理せずに、金融機関の上位装置17の原
簿ファイル17aで管理するようにしてもよい。この場
合、前記ウェブ通帳サーバ15で管理している管理情報
に基づいて、必要に応じて上位装置17の原簿ファイル
17aにアクセスして、該原簿ファイル17aに格納さ
れている取引明細情報を取得するようにする。
【0050】なお、本実施の形態においては、ウェブ通
帳サーバ15が取引明細を格納して管理する例について
説明する。
【0051】そして、インターネット接続端末12の表
示手段には、基本的にすべての取引明細の項目が表示さ
れるようになっているが、ある特定の項目(例えば、振
込入金、引落しデータ等)だけを確認したい場合は、摘
要項目を指定した絞込み表示を実施することができるよ
うになっている。
【0052】また、本実施の形態の取引明細管理システ
ムにおいては、これらの機能とは別に、取引明細の摘要
をキーとしてその利用用途を事前に登録し、電子メール
や電話及びファックスで利用者に通知することができる
機能を付加することによって、新たなサービスとして取
引通知サービスを提供することができる。この場合、ウ
ェブ通帳サーバ15に取引通知機能と通知対象情報の管
理・実行機能とを付加する。
【0053】なお、本実施の形態においては、実現する
取引通知サービスを有償サービスとして提供することに
よって、金融機関の手数料収入の強化に役立てることが
できる。そして、有償サービスとする場合は、利用時又
は利用契約時に利用料金、該利用料金の決済方法、例え
ば、口座引落し、決済タイミング等を表示することが望
ましい。
【0054】次に、通知対象を登録する動作について説
明する。
【0055】図4は本発明の第1の実施の形態における
インターネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示
す第1の図、図5は本発明の第1の実施の形態における
インターネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示
す第2の図、図6は本発明の第1の実施の形態における
インターネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示
す第3の図、図7は本発明の第1の実施の形態における
インターネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示
す第4の図、図8は本発明の第1の実施の形態における
取引明細管理システムの動作を示す図である。
【0056】まず、利用者はインターネット接続端末1
2を利用してインターネット13に接続し、ファイアウ
ォール14を介してウェブ通帳サーバ15に接続する。
そして、該ウェブ通帳サーバ15に接続した後、図4に
示されるようなウェブとしての画面が初期表示画面とし
て表示されるので、口座番号あるいはID番号、会員番
号(以降、口座番号と総称)及び暗証番号を入力して送
信する。また、有償サービスとして取り扱う場合は、必
要に応じて利用料金や該利用料金の決済方法、決済タイ
ミング等の案内が表示される。
【0057】続いて、前記ウェブ通帳サーバ15は、入
力された口座番号及び暗証番号をチェックし、承認する
ことができた場合は、口座番号に基づいて取引明細を検
索し、取引明細情報を読み込む。また、承認することが
できなかった場合は、利用者にエラー通知を行い、処理
を中止する。
【0058】次に、前記ウェブ通帳サーバ15は取引明
細のデフォルトの表示形式を確認し、すべての取引明細
を表示するか、指定した摘要項目を表示するかをチェッ
クする。そして、すべての取引明細を表示する場合は、
すべての取引明細を時系列に抽出して表示する。指定し
た摘要項目を表示する場合は指定の摘要項目を抽出(入
金だけ、出金だけ、入金及び出金等の表示条件を含んで
抽出)し、図5に示されるような取引明細を表示する。
【0059】そして、取引明細の表示画面又は各種設定
画面において実績通知設定のメニューが利用者によって
選択されると、図6に示されるような通知設定画面が表
示される。なお、通知を希望できる設定メニューとして
は、「(振込や給与、賞与等)預入通知(対象の摘要項
目等を登録)」、「指定先振込預入通知(振込者、金額
等を登録)」、「残高設定額以下通知(ガイド残高等を
登録)」、「引落し不能通知(対象の摘要項目等を登
録)」等が可能である。また、通知方法としては、登録
された通知先への電子メールによる通知、電話による音
声合成通知、ファックスによる通知から選択することが
できる。
【0060】続いて、設定画面から各種条件を入力し、
通知のタイミング(発生の都度通知、まとめ通知(日ご
と(日締め)、月末、月初め等))、通知諸情報(通知
方法(電子メール、電話、ファックス)と通知先情報
(電子メールアドレス、電話番号、ファックス番号))
を登録する。
【0061】ここで、通知諸情報変更のボタンを押す
と、図7に示されるような通知先登録を行う設定画面が
表示されるので、通知先を登録することができる。
【0062】また、通知を有償サービスとして提供する
場合は、手数料、決済方法、決済日等を合わせて表示
し、確認を促す。そして、ウェブ通帳サーバ15は設定
情報を受け付け、通知対象データベース15b(又は通
帳データベース15aの該当する口座情報の管理部)に
登録する。さらに、追記設定した内容を必要に応じて上
位装置17に転送して登録する。また、登録された通知
先宛てに登録されたことを電子メール、電話による音声
合成又はファックスによって通知する。
【0063】次に、諸情報を利用者に通知する動作につ
いて説明する。
【0064】この場合、上位装置17は適宜ウェブ通帳
サーバ15に取引明細及び引落し不能情報等を通知す
る。前記ウェブ通帳サーバ15は、設定された通知対象
情報に基づいて、受信した取引明細を逐次チェックす
る。
【0065】そして、通知対象が発生した場合、ウェブ
通帳サーバ15は、通知情報データベース15cに引落
し不能情報を含む取引明細を送信(通帳データベース1
5aの取引明細に通知要の識別子を付与する対応でもよ
い。)し、通知対象データベース15bの設定ファイル
に登録されている通知タイミングを確認する。なお、通
知タイミングは通知を希望できる設定メニュー毎に設定
することが可能である。例えば、引落し不能のみ即時通
知の扱いにすることなどが可能である。
【0066】続いて、ウェブ通帳サーバ15は、通知タ
イミングに従って、通知情報データベース15cに格納
されている取引明細の通知を希望する利用者に、電子メ
ール、電話による音声合成又はファックスによって通知
する。
【0067】次に、ウェブ通帳サーバ15は通知内容を
保管し、取引履歴を管理する。(利用者は、後日取引履
歴を照会することができる。)なお、ウェブ通帳サーバ
15は、必要に応じて有償サービス料金を定期的に集計
し、利用者に請求明細を通知する。また、「預入通
知」、「指定先振込預入通知」、「残高設定額以下通
知」、「引落し不能通知」等は、取引の発生を上位装置
17が検知し、ウェブ通帳サーバ15を経由して利用者
に通知する。なお、本実施の形態においては、上位装置
17が通知対象データベース15bを有し、逐次チェッ
クし、通知対象発生時に直接利用者宛てに通知してもよ
く、さらに、通知要の取引発生時に個別にウェブ通帳サ
ーバ15を経由して該当する通知情報を送信するように
してもよい。
【0068】このように、本実施の形態においては、利
用者は取引を通知情報によって確認することができるの
で、通帳の取引明細を自分で確認する手間を省くことが
でき、確認処理の効率化を向上させることができる。
【0069】また、残高が低下したことが通知されるの
で、引落し不能を回避することができる。
【0070】さらに、引落し不能が発生した時にも通知
されるので、当日に再度引落しが行われる取引の場合
は、引落し不能を回避することができる。また、当日に
再度引落しが行われない場合であっても、利用者は引落
し先に即座に連絡することができる。したがって、延滞
金等を最小限にすることができ、利用者の決済に関する
信用の低下を最小限にすることができる。
【0071】また、金融機関は、従来の取引明細管理に
インテリジェンシー機能を盛り込んだサービスを提供す
ることができるようになるとともに、安心した決済環境
を提供することができるので、利用者サービスを向上さ
せることができ、金融機関の利用者を多く確保すること
ができる。
【0072】そして、取引通知を有償サービスとして提
供することによって、金融機関の手数料収入を強化する
ことができる。
【0073】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、前記第1の実施の形態と同じ構成を有
するもの及び同じ動作については、その説明を省略す
る。
【0074】図9は本発明の第2の実施の形態における
インターネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示
す第1の図、図10は本発明の第2の実施の形態におけ
るインターネット接続端末の表示手段の表示画面の例を
示す第2の図、図11は本発明の第2の実施の形態にお
けるインターネット接続端末の表示手段の表示画面の例
を示す第3の図、図12は本発明の第2の実施の形態に
おける取引明細管理システムの動作を示すフローチャー
トである。
【0075】前記第1の実施の形態において、取引明細
管理システムは、取引明細又は原簿の資金移動実績、例
えば、振込入金の発生に関する通知サービス、すなわ
ち、事後通知サービスを提供する。ところが、引落し等
の予定については事後の通知では不具合(引落し不能
等)が発生し、その発生による後処理、例えば、引落し
先への連絡、及び後日の振込対応等を伴う場合もあり、
手間がかかってしまう。
【0076】そこで、本実施の形態においては、予告通
知を行うことができるようになっている。なお、本実施
の形態における構造については、前記第1の実施の形態
と同様であるので図1を援用して説明する。
【0077】この場合、予告通知情報を管理するファイ
ルを設け、予告通知情報を設定する機能を搭載する。そ
して、設定された予告通知情報は、画面上で一覧表示す
ることができ、確認、追加、変更、削除等を行うことが
できるようになっている。また、前記第1の実施の形態
と同様に通知先情報を設定して管理する機能と連携する
機能も搭載する。そして、機能メニューは取引明細画面
等に追加し、ボタンを選択することによって処理を行う
ことができる。
【0078】また、動作においては、取引明細に「予告
通知設定」、「通知先」、「予告通知一覧」のメニュー
を用意したものを例に説明する。本実施の形態における
動作は、通知が必須である場合について説明されている
が、予告通知設定画面に通知要区分、例えば、残高不足
時のみ通知、全部通知、通知一時停止等の選択肢を設
け、例えば、「残高不足時のみ通知」を選択することに
よって、残高が閾(しきい)値以上存在する場合には通
知をしないようにすることもできる。
【0079】次に、予告通知を取引明細から直接設定す
る動作について説明する。
【0080】まず、図9に示されるような取引明細画面
を表示し、利用者は、予告通知管理の対象とする取引の
明細行を選択し、予告通知設定ボタンを押下する。ま
た、個別の明細行を選択せずに、予告通知設定ボタンを
押下してもよい。続いて、図11に示されるような予告
通知設定画面が表示されるので、画面に従って情報を設
定する。
【0081】そして、設定項目は、識別名称(手入力、
あるいはプルダウン等のメニューから選択)、閾値とし
ての必要残高(手数料を含む金額)、予定日(毎月の定
例日又は特定日を選択し、日情報または月日情報を入
力)、予定日が休日時の口座振替日(直前営業日、翌営
業日を設定)、通知実行日(予定日の特定日数前を指
定)等である。また、別の画面で設定された通知方法及
び通知先情報も前記設定画面に自動表示される。ここ
で、通知諸情報変更ボタンを押下すると、通知方法、通
知先情報を変更することができる。
【0082】そして、前述された処理において取引明細
画面で明細行を選択し、予告通知設定ボタンを押下した
場合は、識別名称、必要残高(閾値)の内容が、予定日
については該当する明細行の内容が自動転記される。な
お、識別名称として転記されるものは摘要である。続い
て、利用者は通知諸情報の内容を確認し、必要に応じて
内容を修正する。また、その他の未設定項目を入力する
ことができる。なお、取引明細上の摘要名称と識別名称
とが合致する最近の履歴情報の指定日数分の自動検索の
実行を指定したり、通知時に添付するコメントを付与し
たりすることもできる。
【0083】また、特定の明細行を選択せずに、予告通
知設定ボタンを押下した場合は、すべての項目に文字や
記号を入力する必要がある。そして、通知方法及び通知
先情報に不備がある場合は、通知諸情報変更ボタンを押
下し、該当する情報を修正する。修正が終了すると、予
告通知設定画面に戻る。
【0084】次に、登録ボタンを押下すると、ウェブ通
帳サーバ15は通知諸情報の有無を確認する。事前に通
知先情報が設定されている場合は、取引明細画面に戻
り、設定処理を完了する。また、通知先情報が設定され
ていない場合は、通知先設定画面が自動的に表示される
ので、通知先情報を設定する。なお、設定内容は、電子
メール、電話による音声合成、又はファックスであり、
通知先情報は、電子メールの場合はメールアドレス、電
話及びファックスの場合は電話及びファックス番号であ
る。そして、通知先情報設定後、取引明細画面に戻り、
設定処理を終了する。
【0085】次に、予告通知を予告通知一覧を確認した
後に設定する動作について説明する。
【0086】まず、図9に示されるような取引明細画面
が表示される。続いて、予告通知一覧ボタンを押下する
と、図10に示されるような予告通知対象情報の一覧画
面が表示されるので、その表示内容を確認する。なお、
自動予告通知一覧の表示項目は、識別名称、必要残高,
実行日、通知方法等である。また、既設定内容の変更を
行う場合は、該当する予告通知情報を選択し、変更ボタ
ンを押下する。さらに、新規追加時は追加ボタンを押下
する。そして、変更ボタン又は追加ボタンを押下するこ
とによって、図11に示されるような予告通知設定画面
が表示される。なお、予告通知設定画面が表示された後
の動作については、前述された動作と同様であるので説
明を省略する。
【0087】次に、予告通知を実行する動作について図
12の取引明細管理システムの動作を示すフローチャー
ト図を参照しながら説明する。
【0088】この場合、ウェブ通帳サーバ15において
は、定期的に、ウェブ通帳サーバ15で設定されている
日時(月次、日次、設定更新時)に次回分の通知実行ス
ケジュールを作成する。その後、作成日を更新し、管理
するようになっている。
【0089】まず、ウェブ通帳サーバ15は、定例的に
行われる予告通知実行スケジュール作成日を照合し、作
成済であるか否かの確認を行う。そして、作成済である
場合は、日々の予告通知実行スケジュールの確認動作を
行い(ステップS1)、未作成である場合は、設定され
た予告通知設定情報をチェックし、予告通知の予定日を
確認する(ステップS2)。
【0090】続いて、確認した予告通知の予定日が、土
曜、日曜及び祝祭日等の休日に該当していないか否かを
確認(ステップS3)し、前記休日に該当する場合は設
定されている予定日が休日時の口座振替日の扱いに従っ
て予定日を変更する(ステップS4)。続いて、予告通
知実行スケジュール作成及び更新を行う(ステップS
5)。なお、スケジュールは、前述されたように、月末
等に翌月分をまとめて作成するか、設定更新時に当月分
(必要に応じて翌月分を含む。)を作成するかを選択す
ることによって、日々の処理負荷を軽減するようにする
ことができる。
【0091】次に、日々のスケジュールチェック予定
(例えば、毎朝等)に従って予告通知実行スケジュール
を確認(ステップS6)し、当日に予告通知対象がある
場合は、その対象となるすべての指定口座を検索し、該
当する口座の残高情報を読み込む(ステップS7)。そ
して、残高と設定されている閾値とを比較(ステップS
8)し、閾値以上である場合は、引落し等がある旨の予
告通知(識別名称、金額、予定日、残高等)を、設定さ
れている通知方法、及び通知先の設定情報に基づいて行
う(ステップS9)。また、閾値未満である場合は、不
足額を算出する(ステップS10)。
【0092】次に、引落しがある旨、及び、該当する通
知対象の処理に必要な資金が不足している旨の予告通知
(識別名称、金額、予定日、残高)を、設定されている
通知方法及び通知先の設定情報に基づいて行う(ステッ
プS11)。なお、指定口座の検索及び残高確認、閾値
と残高との比較、不足額の算出、引落し等の予定及び資
金不足の通知は、当日に予告通知を実行する予のすべて
の対象口座について行われる。また、予告通知が複数で
ある場合、予告通知を対象口座毎に分類し、その閾値を
合算し、複数の予告通知をまとめた形態で前述された動
作を実施してもよい。以上で、予告通知の実行動作は終
了する。
【0093】このように、本実施の形態においては、引
落し等の予定に対しての備忘対応を自動化することがで
きるので、引落し不能等の不備を事前に回避することが
できる。
【0094】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。なお、前記第1及び第2の実施の形態と同じ
構成を有するもの及び同じ動作については、その説明を
省略する。
【0095】図13は本発明の第3の実施の形態におけ
るインターネット接続端末の表示手段の表示画面の例を
示す第1の図、図14は本発明の第3の実施の形態にお
けるインターネット接続端末の表示手段の表示画面の例
を示す第2の図、図15は本発明の第3の実施の形態に
おけるインターネット接続端末の表示手段の表示画面の
例を示す第3の図、図16は本発明の第3の実施の形態
におけるインターネット接続端末の表示手段の表示画面
の例を示す第4の図である。
【0096】前記第2の実施の形態においては、引落し
等の予定を予告通知として利用者自身が個別に設定する
ようになっている。ところが、人手による設定なので手
間がかかり、設定漏れが発生してしまう恐れがある。
【0097】また、定例的な引落しは、明細上の照合項
目を明確にし、その同一性、類似性を判断することによ
ってシステム的に抽出することができる。
【0098】そこで、本実施の形態においては、予告通
知対象を自動抽出して登録することができるようになっ
ている。なお、本実施の形態における構造については、
前記第1の実施の形態と同様であるので図1を援用して
説明する。
【0099】この場合、第2の実施の形態における機能
に、特定期間の取引明細を抽出し、その明細の摘要項
目、日付(休日前後時はその可能性がある日付を候補日
付として認識することが可能)、金額(可変的要素大)
等の項目を照合して、定例的な取引であるか否かの判断
を行い、予告通知対象を自動抽出する自動検索機能と、
その抽出結果を既設定情報と分類し、一覧管理して表示
する機能が追加される。さらに、自動検索した予告通知
対象を予告通知として登録するか否かを判断するために
前記予告通知候補の履歴を検索して表示する機能も追加
される。また、取引明細上に発生する予告通知の対象に
成り得る新規の定期取引の情報を随時チェックし、その
発生を通知する機能も追加することができる。
【0100】そして、動作については、予告通知対象の
情報一覧画面及び予告通知設定画面に自動検索項目が追
加された場合について説明する。なお、予告通知対象の
情報一覧画面においては、自動検索項目の追加、挿入を
考慮し、並べ替え機能が追加される。
【0101】次に、本実施の形態における動作について
説明する。なお、動作については前記第2の実施の形態
と同様であり、その追加機能について説明する。
【0102】まず、取引明細画面から図13に示される
ような予告通知一覧画面又は図15に示されるような予
告通知設定画面に移行する。その後、予告通知の対象の
取引を自動的に検索したい場合、その画面に表示されて
いる自動検索ボタンを押下すると、図14に示されるよ
うな設定外の自動予告通知検索画面が表示されるので、
画面に表示されている指示に従って諸条件を設定する。
そして、設定項目は、検索対象期間、仮の通知実行日等
があり、それらを設定する。
【0103】また、今後定例的に引落し等が発生した場
合にその発生を検知し、電子メール等の利用者が設定し
た通知の条件に従って通知を行うか否かを判断する自動
検索及び通知を設定することができる。そして、設定が
完了した後、ウェブ通帳サーバ15は自動抽出の処理を
行い、図16に示されるような設定外の自動予告通知検
索結果画面に自動検索結果が一覧表示される。
【0104】なお、自動予告通知検索結果は、図14に
示される画面で設定された期間の取引明細の履歴を抽出
し、摘要名、日付(休日による日付シフトも考慮して分
析する。)、金額(可変要素大)等の情報から定期的な
引落し等の明細であるか否かを判断し、その結果、定期
的な引落し明細と判断された取引から仮の予告通知設定
の情報を作成したものである。なお、閾値の作成におい
ては、複数の履歴上の金額が同一でない場合は最大値を
設定する。
【0105】続いて、利用者は画面に表示されている自
動予告通知検索結果の内容を確認し、そのまま予告通知
として登録するものを選択する。また、図16における
画面においては、登録のチェックボタンを設け、該ボタ
ンをチェックする例について説明している。
【0106】そして、予告通知として登録するものを選
択した後、一括登録ボタンを押下すると、自動的に該当
するデータが追加登録され、取引明細画面に戻る。ま
た、通知先が設定されていない場合は、前述されたよう
に、通知先登録画面が表示されるので、通知に関する諸
情報を設定した後に、登録処理が行われて取引明細画面
に戻る。
【0107】さらに、自動予告通知検索結果の内容を変
更したい場合は、変更ボタンを押下する。そして、変更
方法としては、自動予告通知検索結果画面(図16)に
表示されている内容を直接変更する方法と、該当するデ
ータが自動転記された予告通知設定画面(図15)に移
行する方法とがあり、後者は前記第2の実施の形態と同
様に操作を行う。変更操作完了後に登録ボタンを押下す
ると、自動予告通知検索結果画面(図16)に戻る。な
お、変更を行ったデータは登録対象として自動的に設定
されている。
【0108】また、自動予告通知検索結果の内容を取引
明細と照合して確認したい場合は、履歴確認ボタンを押
下することによって、予告通知候補に係わる指定された
期間の取引履歴が表示される。続いて、図示されない履
歴画面を確認した上で、該当する予告通知候補を登録す
るか否かを、又は、変更するか否かを判断する。そし
て、履歴画面に削除ボタン、登録ボタン、予告通知内容
変更ボタンを設け、履歴画面で設定することもできる。
このようにして、設定が完了し、予告通知一覧に該当す
る選択データが追加される。
【0109】そして、該予告通知一覧(本登録分)にお
いては、自動検索された予告通知が自動的に追加(挿
入)されることによって、その表示順序の視認性が低下
してしまうことがある。そこで、本実施の形態において
は、並べ替えボタンが設けられているので、該並べ替え
ボタンを押下することによって、利用者の好み(例え
ば、名称順、予定日順、登録日順、金額順等)に予告通
知の情報を並べ替える(昇順、降順共に可)こともでき
る。なお、予告通知の動作については、前記第2の実施
の形態と同様であるので説明を省略する。
【0110】このように、本実施の形態においては、予
告通知の設定において自動検索を行うことによって、登
録対象の抽出、設定作業を自動化することができるの
で、入力する手間を軽減することができる。
【0111】また、定例的な引落し等を容易に把握する
ことができるとともに、予告通知への登録漏れを最少化
することができる。
【0112】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。なお、前記第1〜3の実施の形態と同じ構成
を有するもの及び同じ動作については、その説明を省略
する。
【0113】図17は本発明の第4の実施の形態におけ
るインターネット接続端末の表示手段の表示画面の例を
示す第1の図、図18は本発明の第4の実施の形態にお
けるインターネット接続端末の表示手段の表示画面の例
を示す第2の図、図19は本発明の第4の実施の形態に
おけるインターネット接続端末の表示手段の表示画面の
例を示す第3の図、図20は本発明の第4の実施の形態
におけるインターネット接続端末の表示手段の表示画面
の例を示す第4の図である。
【0114】前記第2及び第3の実施の形態において
は、定例的に発生する引落し等の予定の通知を目的とし
ている有償サービスが提供される。ところが、電子メー
ル等の受信においては受信側も有料となる場合もあり、
その場合は、利用者に通知を受信するための負担が発生
する。また、電子メール受信が煩わしいと感じる利用者
もいる。
【0115】そこで、本実施の形態においては、引落し
等の予定の通知を画面に表示し、その進捗(対応)を確
認することができるようになっている。なお、本実施の
形態における構造については、前記第1の実施の形態と
同様であるので図1を援用して説明する。
【0116】この場合、引落し等の予定を管理するファ
イルを設け、引落し予定情報を設定する機能が搭載され
ている。そして、設定(登録)された引落し等の予定情
報を画面上に一覧表示することができ、確認、追加、変
更、削除等を行うことができる。また、引落し等の管理
ファイルにおいては、決済管理を行うこともできる。さ
らに、前記第3の実施の形態と同様に、必要に応じて通
知先情報を設定して管理する機能と連携する機能も搭載
される。
【0117】そして、利用者の登録されている引落し等
の予定件数を表示する機能を設け、利用者に分かりやす
く情報提供する機能も設けられ、その表示する件数情報
は未決済件数だけを表示したり、決済済と未決済の両方
の件数を表示したり、全件件数を表示したりする設定を
行うこともできる。
【0118】また、機能メニューは取引明細画面等に追
加され、ボタンを選択することによって処理を行うこと
ができる。そして、動作については、取引明細画面に、
引落し予定一覧メニュー、引落し予定設定メニューが設
けられ、それぞれの画面に引落し予定管理の共通事項を
設定する共通設定メニューが設けられた場合について説
明する。さらに、前記第3の実施の形態と同様に、図示
されない自動検索の機能を追加することもできる。
【0119】次に、引落し等の予定情報を取引明細から
直接設定する動作について説明する。
【0120】まず、図17に示されるような取引明細画
面が表示されるので、引落し等の予定の通知の対象とな
る(設定を行いたい)取引明細行を選択し、引落し予定
設定ボタンを押下する。なお、個別の明細行を選択せず
に、引落し予定設定ボタンを押下してもよい。続いて、
図19に示されるような引落し予定設定画面が表示され
るので、画面に従って情報を設定する。
【0121】この場合、設定項目は、識別名称(手入
力、あるいはプルダウン等のメニューから選択)、摘要
名称(取引明細の摘要欄で表示されている本来の名称:
引落し等の自動実行済及び未済を判断する時の照合基準
となる。)、必要残高(閾値)、予定日(毎月の定例日
又は特定日を選択し、日情報、月日情報を入力)、予定
日休日時の口座振替日(直前営業日、翌営業日を設定)
等があり、また、引落し完了通知の要否を設定すること
もできる。
【0122】次に、引落し完了通知が必要であると選択
した場合は、前記第1の実施の形態と同様に通知先設定
画面(図7)で設定された通知方法及び通知先情報も引
落し予定設定画面に自動表示される。また、前述された
処理において、取引明細画面で特定明細行を選択し、引
落し予定設定ボタンを押下した場合は、前記明細行の識
別名称、必要残高(閾値)、予定日の内容が自動転記さ
れる。そして、識別名称、及び摘要名称として転記され
るものは明細上の摘要である。
【0123】続いて、利用者は内容を確認し、必要に応
じて内容を修正する。また、その他の未設定項目を入力
する。また、特定の明細行を設定せずに、引落し予定設
定ボタンを押下した場合は、すべての項目を入力する。
なお、通知方法及び通知先情報に不備がある場合は、通
知諸情報変更ボタンを押下し、該当する情報を修正す
る。続いて、修正が完了した後は、引落し予定設定画面
に戻る。そして、登録ボタンを押下すると登録処理が行
われる。
【0124】次に、登録ボタンを押下した後、引落し完
了通知の要否の設定において、必要である(「する」)
を選択した場合、ウェブサーバ15は通知諸情報の有無
を確認する。そして、事前に通知先情報が設定されてい
る場合は、取引明細画面に戻り、共通設定設定処理を完
了する。また、通知先情報が設定されていない場合は、
通知先設定画面が自動的に表示されるので、通知先情報
を設定する。なお、設定内容は、電子メール、電話によ
る音声合成、又はファックスであり、通知先情報は、電
子メールの場合は電子メールアドレス、電話及びファッ
クスの場合は電話及びファックス番号である。そして、
通知先情報設定後、取引明細画面に戻り、通知情報設定
処理を終了する。
【0125】また、画面の共通設定ボタンを押下する
と、予定の情報管理における共通項目の設定画面が表示
されるので、画面に従って情報を設定する。なお、設定
項目は、自動検索及び通知(本機能で設定されているも
の以外で新規に定例的に発生していると思われる取引明
細を随時分析し、その対象を抽出して通知する機能:前
記第3の実施の形態と同様の機能)の要否、取引明細画
面への件数表示の方法(未済のみ表示、済及び未済区分
表示、全件表示、表示しない等の設定が可)の選択、未
済分(実行日超過)発生時の通知の要否等がある。続い
て、利用者は表示された内容を確認し、未設定項目を入
力する。
【0126】次に、登録ボタンを押下した後、未済分発
生(実行日超過)時の通知の設定において、必要である
(「する」)を選択した場合、ウェブ通知サーバ15は
通知諸情報の有無を確認する。そして、事前に通知先情
報が設定されている場合は、取引明細画面に戻り、共通
設定処理を完了する。また、通知先情報が設定されてい
ない場合は、通知先設定画面が自動的に表示されるの
で、通知先情報を設定する。なお、設定内容は、電子メ
ール、電話による音声合成、又はファックスであり、通
知先情報は、電子メールの場合は電子メールアドレス、
電話及びファックスの場合は電話及びファックス番号で
ある。そして、設定後、取引明細画面に戻り、設定処理
を終了する。
【0127】次に、引落し予定一覧を確認した後に引落
し予定を設定する動作について説明する。
【0128】まず、図17に示されるような取引明細画
面が表示されるので、利用者が引落し予定一覧ボタンを
押下すると、図18に示されるような引落し予定対象情
報一覧画面が表示される。続いて、引落し予定対象情報
一覧画面の内容を確認する。
【0129】なお、引落し予定通知一覧における表示項
目は、識別名称、必要残高、実行日、済/未済のチェッ
ク欄等がある。また、済及び未済のチェック欄は、利用
者の入力による設定や、該当する取引明細の引落し実行
を検知し、済フラグを自動設定することができる。
【0130】そして、既設定内容の変更を行う場合は、
該当する引落し予定情報を選択し、変更ボタンを押下す
る。また、新規追加時には追加ボタンを押下する。この
ように、変更ボタン又は追加ボタンを押下することによ
って、引落し予定設定画面に移行する。なお、引落し予
定設定画面が表示された後の動作については、前述され
た動作と同様であるので説明を省略する。
【0131】次に、照会及び通知の動作について説明す
る。
【0132】まず、図17に示されるような取引明細画
面が表示される。このとき、取引明細画面においては、
共通項目設定画面で設定された引落し予定の件数表示の
方法(未済のみ表示、済及び未済区分表示、全件表示、
表示しない等)に従って、引落し予定の件数が表示され
ている。また、引落し予定を照会する場合は、引落し予
定一覧ボタンを押下する。続いて、引落し予定が表示さ
れる。なお、表示内容は引落し予定の設定の動作と同様
であるので説明を省略する。
【0133】また、ウェブ通帳サーバ15は、引落し実
行の有無を随時チェックし、一覧に表示されているそれ
ぞれの引落し予定にその引落しの済及び未済を更新し管
理する。そして、引落し完了通知や未済分(実行日超
過)発生の通知設定を「する」にしている場合、前記引
落し完了(又は予定日において未完了)の通知案内を設
定されている通知諸情報に従って利用者に通知する。な
お、引落し予定の一覧表示においては、前記第3の実施
の形態と同様に並べ替え機能を追加して利用することも
できる。
【0134】このように、本実施の形態においては、引
落し等の予定に対しての備忘対応を自動化することがで
き、引落し不能等の不備を事前に回避することができ
る。
【0135】また、引落し予定情報として事前に設定し
た情報について、利用者が通知を希望する最少限の対象
について引落しが実行されたことを通知することができ
るので、その通知によって引落しの実行状況を即時に把
握することができ、利用者は安心することができる。
【0136】次に、本発明の第5の実施の形態について
説明する。なお、前記第1〜4の実施の形態と同じ構成
を有するもの及び同じ動作については、その説明を省略
する。
【0137】図21は本発明の第5の実施の形態におけ
るインターネット接続端末の表示手段の表示画面の例を
示す第1の図、図22は本発明の第5の実施の形態にお
けるインターネット接続端末の表示手段の表示画面の例
を示す第2の図、図23は本発明の第5の実施の形態に
おけるインターネット接続端末の表示手段の表示画面の
例を示す第3の図である。
【0138】前記実施の形態においては、取引明細の確
認、又は、ある取引に対する通知及び確認を行うことが
できる。ところが、確認した取引明細に対してアクショ
ン、例えば、振込、口座振替等を行うことができない。
【0139】そこで、本実施の形態においては、ウェブ
通帳サーバ15において振込、口座振替等のサービスを
提供することができるようになっている。
【0140】また、振込、口座振替については、既にイ
ンターネット13上で対応するサービスが存在するが、
個別に振込先情報を入力して対応するものである。そこ
で、本実施の形態においては、ウェブサーバ15で管理
している取引明細を利用した振込、口座振替サービスを
提供し、従来の方法とは異なり、より利便性を高くする
ことができる。なお、本実施の形態における構造につい
ては、前記第1の実施の形態と同様であるので図1を援
用して説明する。
【0141】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。
【0142】まず、図21に示されるような取引明細画
面が表示されるので、表示されている取引明細画面から
過去の振込明細の履歴を確認し、今回振込を行いたい振
込先と合致する取引明細行を選択し、振込ボタンを押下
する。また、個別の取引明細行を選択せずに、振込ボタ
ンを押下してもよい。この場合は、既に行われているイ
ンターネットバンキングの振込操作(従来の方法)と同
様の処理(振込先情報を手入力して振込処理を実施。)
を行う。
【0143】続いて、振込依頼画面が表示されるので、
画面に従って振込情報を設定する。
【0144】なお、設定項目は、振込先情報(金融機関
/支店情報、科目/口座番号情報、受取人氏名)、振込
金額、振込人氏名、振込人連絡先等である。そして、前
述された処理において、図22に示されるような取引明
細画面で明細行を選択し、振込ボタンを押下した場合
は、振込先情報(金融機関/支店情報、科目/口座番号
情報、受取人氏名)、振込金額の内容を自動転記する。
また、振込人氏名、振込人連絡先、払出し口座情報はウ
ェブ通帳サーバ15で管理している管理情報から該当す
る情報を自動転記する。
【0145】次に、利用者は図23に示されるように表
示された内容を確認し、必要に応じて内容を修正する。
また、その他の未設定項目がある場合は、未設定項目を
入力する。さらに、特定の明細行を選択せずに振込ボタ
ンを押下した場合は、振込人氏名、振込人連絡先、払出
し口座情報以外のすべての項目を入力する。また、必要
に応じ、暗証番号の入力を行う。そして、振込先情報の
設定が完了した後、振込実行ボタンを押下すると、振込
実行の依頼処理が行われる。
【0146】該振込実行処理は、ウェブ通帳サーバ15
で登録している口座の管理先金融機関にオンライン接続
し、入力された情報を振込、あるいは口座振替データと
して送信し、その実行の応答を読み込む処理である。こ
の場合、振込、あるいは口座振替が行われた後の応答を
受け、その処理結果を利用者に通知し、利用者が処理結
果を確認して確認ボタンを押下することによって処理が
完了する。処理結果については設定されている通知方法
及び通知先の設定情報に基づき実施する対応でもよい。
なお、処理結果に不具合がある場合は、再度振込を行っ
たり、振込を取り消したりする操作が必要になる。
【0147】このように、本実施の形態においては、取
引明細を確認した上で振込を行うことができるので、利
用者の利便性を向上させることができる。
【0148】また、振込操作における振込先情報の入力
を自動化することができるので、入力を簡素化すること
ができるとともに、入力ミスを削減することができる。
【0149】次に、本発明の第6の実施の形態について
説明する。なお、前記第1〜5の実施の形態と同じ構成
を有するもの及び同じ動作については、その説明を省略
する。
【0150】図24は本発明の第6の実施の形態におけ
るインターネット接続端末の表示手段の表示画面の例を
示す第1の図、図25は本発明の第6の実施の形態にお
けるインターネット接続端末の表示手段の表示画面の例
を示す第2の図、図26は本発明の第6の実施の形態に
おけるインターネット接続端末の表示手段の表示画面の
例を示す第3の図、図27は本発明の第6の実施の形態
におけるインターネット接続端末の表示手段の表示画面
の例を示す第4の図、図28は本発明の第6の実施の形
態におけるインターネット接続端末の表示手段の表示画
面の例を示す第5の図、図29は本発明の第6の実施の
形態におけるインターネット接続端末の表示手段の表示
画面の例を示す第6の図、図30は本発明の第6の実施
の形態におけるインターネット接続端末の表示手段の表
示画面の例を示す第7の図、図31は本発明の第6の実
施の形態におけるインターネット接続端末の表示手段の
表示画面の例を示す第8の図、図32は本発明の第6の
実施の形態におけるインターネット接続端末の表示手段
の表示画面の例を示す第9の図である。である。
【0151】前記実施の形態においては、振込を行うと
きに取引明細を選択し、振込に係わるデータ入力を簡素
化することができる。したがって、まず、取引履歴を検
索する必要があり、取引明細が大量に存在する場合は、
その検索操作が煩わしい場合がある。また、取引履歴を
利用する振込においては、その振込先情報を反復利用す
る確率が高い。
【0152】そこで、本実施の形態においては、振込が
正常に終了した場合に、その振込情報を反復利用の振込
先情報として管理し、再度の振込操作時にその管理情報
を利用して振込を行うことができるようになっている。
なお、本実施の形態における構造については、前記第1
の実施の形態と同様であるので図1を援用して説明す
る。
【0153】この場合、前記第5の実施の形態における
機能に加えて、反復利用される振込先情報を管理する振
込情報ファイルが追加されるとともに、該振込情報ファ
イルに振込先情報を登録する機能と、登録された振込先
情報を再利用(引用)することができる機能とが追加さ
れる。なお、動作については、取引明細画面に登録先一
覧メニューが設けられ、該登録先一覧メニューを選択す
ることによって登録先を利用した振込を行う場合につい
て説明する。
【0154】次に、振込取引を行った後の自動登録動作
について説明する。
【0155】まず、図24に示されるような取引明細画
面が表示され、次に、図25に示されるような取引明細
画面が表示される。なお、振込を行うまでの動作につい
ては、前記第5の実施の形態における処理と同様である
ので説明を省略する。そして、振込実行を依頼した後、
その振込実行の応答を受け、正常に振込が行われた場合
は、図26に示されるように、正常に振込が行われた旨
を表示するとともに、今後同一の振込先に振り込む機会
があるか否かを利用者に質問し、再利用が見込まれる場
合は、その振込情報の登録を促す設定項目を表示する。
なお、設定項目は、登録の要否、登録必要時の振込金額
の引継ぎの要否、振込人情報が口座管理情報と異なる場
合の該当する振込人情報の登録の要否がある。
【0156】続いて、利用者は振込情報を登録する設定
を行い、登録必要と設定された振込人情報はその設定内
容(振込金額の引継ぎ、振込人情報の引継ぎ等)に従っ
て振込情報ファイルに格納される。このような動作によ
って、図27に示されるように、振込情報が登録され
る。
【0157】次に、振込実行を伴わない追加登録の動作
について説明する。
【0158】まず、図28に示されるような取引明細画
面が表示されるので、表示されている取引明細から過去
の振込明細の履歴を確認し、反復利用する振込先情報と
して登録したい内容と合致する振込取引の明細行(振込
入金・振込出金共に選択可)を選択し、登録先一覧ボタ
ンを押下する。また、個別の明細行を選択せずに、又は
振込以外の明細行を選択し、登録先一覧ボタンを押下し
てもよい。
【0159】続いて、図29に示されるような振込先一
覧画面が表示される。そして、振込先一覧画面には、前
実行日(最新の振込実行日)、振込先口座情報、受取
人、振込予定額、依頼人等の情報の表示項目がある。ま
た、取引明細画面で振込の明細行を選択し、登録先一覧
ボタンを押下した場合は、該当する振込情報から設定情
報を作成し、振込先一覧画面に仮登録する。この場合、
図示されない振込先一覧に設定状況表示(登録、仮登録
区分を表示)欄が設けられていて、仮登録に設定されて
いる部分を登録に設定変更し、確認ボタンを押下する
と、該当する振込先情報が登録されて取引明細画面に戻
る。なお、仮登録情報の内容の確認において、変更があ
る場合は変更ボタンを押下すると、振込先情報設定画面
が表示されるので、必要に応じて内容を修正する。そし
て、内容が修正された後は、振込先一覧画面に戻り、該
振込先一覧画面上の設定状況表示欄は自動的に登録する
状態に設定される。
【0160】また、必要に応じてその他の未設定項目を
入力する。そして、取引明細画面において、特定の明細
行を選択せずに、又は、振込以外の明細行を選択して登
録先一覧ボタンを押下した場合は、設定項目を自動的に
作成することができないので、仮登録情報は作成されな
い。さらに、振込先一覧において追加ボタンを押下する
と、図30に示されるような振込先情報設定画面が表示
されるので振込先情報を設定する。なお、設定項目は、
振込先情報(金融機関、支店情報、科目、口座番号情
報、受取人氏名)、振込金額、振込人氏名、振込人連絡
先等である。
【0161】また、振込人氏名、振込人連絡先、払出し
口座情報は、ウェブ通帳サーバ15、又は、上位装置1
7で管理している管理情報から該当する情報を自動転記
する。そして、すべての項目の設定が完了した後に、登
録ボタンを押下すると振込先一覧画面に戻り、該振込先
一覧画面上の設定状況表示欄は自動的に登録する状態に
設定される。これにより、振込先を事前に登録すること
ができる。また、取引明細行を選択し、振込ボタンを押
下し、図31に示されるような振込先情報を確認して修
正を行い、振込先登録ボタンを押下することによって登
録する方法もある。
【0162】次に、振込先一覧を利用した振込を行う動
作について説明する。
【0163】まず、取引明細画面が表示されるので、表
示されている取引明細画面にある登録先一覧ボタンを押
下すると、振込先一覧画面が表示される。続いて、図3
2に示されるような振込先一覧画面から今回利用したい
振込先情報の明細行を選択し、振込ボタンを押下する
と、振込依頼画面が表示される。なお、表示項目は、振
込先情報(金融機関、支店情報、科目、口座番号情報、
受取人氏名)、振込金額、振込人氏名、振込人連絡先等
である。また、振込先一覧で設定されている項目は自動
転記される。
【0164】次に、利用者は表示されている設定内容を
確認し、必要に応じて内容修正する。また、その他の未
設定項目がある場合は未設定項目について入力する。さ
らに、振込先一覧で振込人氏名、振込人連絡先が設定さ
れていない場合は、ウェブ通帳サーバ15、又は、上位
装置17で管理している管理情報から該当する情報を自
動転記する。そして、すべての項目の設定が完了、又
は、内容を確認した後に、振込実行ボタンを押下する
と、振込実行処理が行われる。なお、処理結果に不具合
がある場合は、再度振込を行ったり、振込を取り消した
りする操作が必要になる。
【0165】このように、本実施の形態においては、反
復利用が見込まれる振込先を登録して管理することによ
って、振込操作時に過去の履歴を検索する必要がないの
で、時間がかかることがなく、振込操作を行うことがで
きる。
【0166】また、振込先の登録する1つの方法とし
て、取引明細上の振込履歴(振込入金・振込出金共に選
択可)を利用して登録することができるので、振込先登
録の手間を省くことができる。
【0167】さらに、振込を実行した後に、正常に終了
した振込先情報を利用し、振込先を登録することもでき
るので、より簡単に振込先登録を行うことができるとと
もに、振込実績があるデータを引用しているので、正確
な振込先を登録することができる。
【0168】また、従来の振込先登録と異なり、振込金
額も登録することができるので、更に入力を簡略化する
ことができる。
【0169】次に、本発明の第7の実施の形態について
説明する。なお、前記第1〜6の実施の形態と同じ構成
を有するもの及び同じ動作については、その説明を省略
する。
【0170】図33は本発明の第7の実施の形態におけ
る取引明細管理システムの動作を示す第1の図、図34
は本発明の第7の実施の形態における取引明細管理シス
テムの動作を示す第2の図、図35は本発明の第7の実
施の形態における取引明細管理システムの動作を示す第
3の図である。
【0171】前記第2〜第4の実施の形態においては、
取引口座から自動引落し等の定例的な取引に対して、そ
の予定情報を管理するようになっている。ところが、公
共料金等の支払いにおいては、支払通知を受領し、その
支払通知書を使用して支払いを行わなければならないも
のもある。そして、今後はIT化の進展によって電子メ
ール等による支払サービスも行われるものと推定され
る。
【0172】また、支払通知情報が電子的に授受するこ
とができることを前提に、ウェブ通帳サーバ15による
支払通知情報管理機能を設けることによって、より利便
性が高い支払予定管理を実現することができる。
【0173】そこで、本実施の形態においては、支払い
や自動引落しの管理の一元管理も可能となっている。な
お、本実施の形態における構造については、前記第1の
実施の形態と同様であるので図1を援用して説明する。
【0174】この場合、支払通知等の予定を管理するフ
ァイル(以下「支払通知管理ファイル」という。)を設
けることができるとともに、支払通知に関する管理情報
やフォーマット情報を設定する機能を設けることができ
る。そして、設定、登録された支払通知情報は画面上で
一覧表示することができ、確認、削除等を行うことがで
きる。また、支払通知情報の管理ファイルにおいては、
済及び未済管理を行うことができる。さらに、管理情報
の設定に従って、支払通知の受信報告や未処理時の事前
警告などを通知することができる機能も搭載される。
【0175】そして、支払通知の受信済情報は取引明細
画面にその件数情報を表示する機能を設ける。その表示
する件数情報は未済件数のみの表示や、済及び未済区分
表示、全体件数表示、未表示等を設定することができ
る。これにより、利用者は取引明細の確認時に通知情報
の有無を確認することができたり、未対応の資金移動の
把握などを容易に行うことができるようになる。また、
機能項目は、取引明細画面や支払通知一覧画面などに追
加し、ボタンを選択することによって処理を行うことが
できる。なお、動作については、取引明細画面に支払通
知一覧メニューを設け、支払通知一覧画面に情報設定に
関するメニューや通知データのメンテナンスに関するメ
ニュー、支払実行メニューを設けたものについて説明す
る。また、動作の説明においては図示されない通知情報
の詳細照会、履歴検索や履歴を利用した支払推移の表示
等の機能を追加してもよい。
【0176】そして、支払通知の内容の解析について
は、支払請求業者とウェブ通帳サービス提供側との関係
によって変わってくる。
【0177】例えば、図33に示されるように、支払請
求業者とウェブ通帳サービス15提供側との間で通知フ
ォーマットを事前に整合し、利用者が受信した支払通知
の電子メールを転送するだけでウェブ通帳において解析
する方法がある。
【0178】また、図34に示されるように、利用者が
ウェブ通帳サーバに支払通知のメールデータを転送デー
タし、そのフォーマット上の必要項目を登録(読取部分
とその意味を登録)し、以降、電子メールを転送するこ
とによってウェブ通帳サーバ15が登録された解析情報
に基づいて解析する方法がある。
【0179】さらに、図35に示されるように、支払請
求業者とウェブ通帳サービス提供側との間で通知フォー
マットを事前に整合し、支払通知は支払請求業者がウェ
ブ通帳サーバ15宛てに通知し、その受信内容を解析
し、ウェブ通帳上で管理するとともに、利用者にその通
知が到着した旨のメッセージを通知する方法がある。
【0180】次に、支払通知の利用及び管理に関する設
定の動作について説明する。
【0181】図36は本発明の第7の実施の形態におけ
る取引明細管理システムの動作を示すフローチャート、
図37は本発明の第7の実施の形態におけるインターネ
ット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第1の
図、図38は本発明の第7の実施の形態におけるインタ
ーネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第2
の図である。
【0182】本発明の第7の実施の形態における取引明
細管理システムの動作について図36のフローチャート
図を参照しながら説明する。
【0183】まず、取引明細画面(図39)が表示され
るので、支払通知一覧ボタンを押下すると、支払通知一
覧画面(図40)が表示される。続いて、支払通知一覧
画面の管理情報設定ボタンを押下すると、図37に示さ
れるような支払通知データの管理に関する設定画面が表
示されるので、その画面に表示されている内容を設定す
る(ステップS21)。なお、設定項目は、利用要否、
転送元及び通知元になる電子メールアドレス(分けて設
定してもよい。)、該当する支払通知に対する決済方法
(自動口座振替、個別指示等から選択)、期日間近な支
払通知情報に関しての未決済警告通知の要否(要の場合
は期日の何日前に通知するかを設定。)、取引明細画面
への件数表示の種別(未済のみ表示、済及び未済区分表
示、全件表示、表示なし等を設定)を登録する。そし
て、登録が終了すると、支払通知一覧画面に戻る。
【0184】次に、支払通知一覧画面の支払通知設定ボ
タンを押下すると、図38に示されるようなそれぞれの
支払通知に関する設定を行う画面が表示されるので、そ
の画面に表示されている項目を設定する(ステップS2
2)。なお、設定項目は、支払名称、取引業者情報(業
者名称や業者コードなど)、ウェブ通帳への支払通知情
報の通知方法(業者からの直接通知であるか、利用者が
受信した支払通知メールの電子メール転送などから選択
するか、業者からの通知選択時は支払通知受信時に利用
者にその到着を電子メール通知するかを設定することが
可能。)、支払通知の受信メールフォーマット上の識別
項目等がある。
【0185】そして、ウェブ通帳サーバ15と支払請求
業者との間で事前に受信メールのフォーマットが整合さ
れている場合は、前記識別項目を設定する必要はなく、
取引業者情報の入力内容をウェブ通帳でチェックするこ
とによって、画面上の識別項目の設定部分の表示の有無
が自動的に制御される。続いて、利用者は画面に従っ
て、各入力項目を設定する。
【0186】また、識別項目の設定が必要である場合
は、その設定の方法として、例えば、何行目の何桁目か
ら支払金額が何文字で記載されているなどを設定する方
法や、識別項目の直前にある項目名称を設定する方法な
どがある。さらに、受信済の支払通知メールをウェブ通
帳サーバ15にフォーマット登録作業要として転送し、
その電子メールを画面上に表示し、マウス等によって認
識位置を指定しながら設定することもできる。なお、識
別項目の設定はこれらの方法に限られたものではない。
以上で設定は完了する。
【0187】次に、支払通知メールの受信及び登録する
動作について説明する。
【0188】まず、支払通知メールを受信する(ステッ
プS23)。該支払通知メールは、支払請求業者からウ
ェブ通帳サーバ15が直接受信する第1の方法と、支払
通知業者が利用者に電子メールで通知した支払通知メー
ルをウェブ通帳サーバ15に転送する第2の方法とがあ
る。
【0189】そして、前記第1の方法の場合は、事前に
支払業者とウェブ通帳サービス提供側15との間で取り
決められた電子メールによって支払通知データを授受す
る。続いて、ウェブ通帳サーバ15においては、その取
決めに従って受信した支払通知メールを解読し、支払通
知データとして管理する。
【0190】また、前記第2の方法の場合は、ウェブ通
帳サーバ15に対して、利用者が転送する支払通知のフ
ォーマットを登録し、ウェブ通帳サービス提供側は利用
者が設定した支払い通知メールフォーマットに従って受
信したメールを解読する。さらに、電子メール受信にお
いて、送信元の電子メールアドレスとして登録されてい
る電子メールアドレスと照合し、合致しているか否かに
よって正当性を確認する。そして、不正であると判断さ
れたものは、登録されている電子メールアドレス宛てに
エラー通知を行ったり、支払通知一覧にエラーメッセー
ジを付与して無効分として表示したりすることができ
る。なお、正当性が確認されたものは、解読された電子
メールをウェブ通帳サーバ15内の支払通知管理ファイ
ルに登録する(ステップS24)。
【0191】また、管理情報設定画面において、未決済
警告通知の設定を行っている場合や、支払通知設定画面
で通知方法を業者からの通知に設定し、かつ、通知要の
設定をしている場合は、該当する事象をウェブ通帳サー
バ15が検知した時点で、その旨の通知を設定されてい
る通知諸情報に従って利用者に通知する(ステップS2
5)。なお、本実施の形態においては、管理情報設定画
面で設定された電子メールアドレス宛てになる。そし
て、その他の例と同様に別画面で設定されている通知諸
情報と連携してもよい。
【0192】また、後述される支払実行の操作、あるい
は、利用者の支払設定操作により、支払通知一覧で支払
実行の状態の変更(更新)を管理する(ステップS2
6)。また、支払実行の状態変更が実施されたことによ
り、該支払通知の消込みを行う(ステップS27)。
【0193】次に、支払通知の照会及び支払実行を行う
動作やその他の動作について説明する。
【0194】図39は本発明の第7の実施の形態におけ
るインターネット接続端末の表示手段の表示画面の例を
示す第3の図、図40は本発明の第7の実施の形態にお
けるインターネット接続端末の表示手段の表示画面の例
を示す第4の図、図41は本発明の第7の実施の形態に
おけるインターネット接続端末の表示手段の表示画面の
例を示す第5の図である。
【0195】まず、図39に示されるような取引明細画
面が表示される。そして、該取引明細画面においては、
管理情報の設定画面で設定された支払通知の件数表示方
法(決済のみ表示、済及び未済区分表示、全件表示、表
示なし等)に従って支払通知の件数が表示されている。
【0196】また、支払通知の内容を確認する場合は、
支払通知一覧ボタンを押下すると、図40に示されるよ
うな支払通知情報覧画面が表示される。なお、表示項目
は、識別名称、請求業者、支払金額、顧客コード、支払
期日、済及び未済チェック欄等がある。そして、済及び
未済チェック欄の設定は、利用者の入力によって設定し
たり、後述される支払ボタンの選択による実行を検知
し、済フラグを自動設定したりすることができる。
【0197】次に、利用者は表示されている内容を確認
し、表示されている支払通知情報の内容変更、削除を行
う場合は、該当する支払通知情報を選択し、変更ボタン
又は削除ボタンを押下する。また、郵便等で受け取った
支払通知を新規に追加したい場合は、追加ボタンを押下
する。そして、変更ボタン又は追加ボタンを押下するこ
とによって、支払通知設定画面に移行する。また、図示
されない支払通知設定画面においては、識別名称、請求
業者、支払金額、顧客コード、支払期日等を入力するこ
とができる。
【0198】さらに、それぞれの支払通知に対して、ウ
ェブ通帳サーバ15を経由して支払いを実行することも
できる。操作としては、該当する支払通知を選択し、支
払ボタンを押下すると、図41に示されるような支払通
知の内容が表示されるので、その内容を確認して実行ボ
タンを押下することによって完了する。そして、必要に
応じて暗証番号を入力するようにしてもよい。続いて、
実行ボタンを押下した後、金融機関の上位装置17に支
払実行の指示が行われ、該結果が応答され、その結果が
画面に表示される。そして、正常に終了した後は、一覧
画面の済及び未済チェック欄が自動的に済の状態に設定
される。
【0199】また、その他の機能としては、支払通知情
報行を選択して履歴ボタンを押下することによって、該
支払通知の履歴を抽出し、一覧表示したり、グラフ化し
て表示したりすることができる。
【0200】なお、本実施の形態においては、支払通知
情報の取扱いに特化して説明しているが、前記第1、第
3及び第4の実施の形態における機能と合わせ、引落し
予定の総合管理を行うこともできる。また、このような
情報通知をログオン時に案内情報として表示するように
してもよい。
【0201】このように、本実施の形態においては、支
払通知の備忘をなくすことができる。また、支払通知を
ウェブ通帳上で管理することができるので、資金移動に
関する情報を集中化することができ、利用者の利便性を
向上させることができる。
【0202】さらに、支払通知を電子的に取り扱うこと
ができるので、支払請求業者の事務負担を軽減すること
ができる。
【0203】そして、画面を操作するだけで支払通知に
関する決済を行うことができるので、支払通知の対応を
簡便化することができる。また、支払通知情報の履歴を
簡単に確認することができるので、家計状況を確認した
り、今後の対応の立案に役立てたりすることができる。
【0204】次に、本発明の第8の実施の形態について
説明する。なお、前記第1〜7の実施の形態と同じ構成
を有するもの及び同じ動作については、その説明を省略
する。
【0205】本実施の形態は、過去の情報を提供するサ
ービスと連携するサービスや、使用量の通知内容をフォ
ーマット等によって取り込んで情報提供するサービスを
行うようになっている。なお、本実施の形態における構
造については、前記第1の実施の形態と同様であるので
図1を援用して説明する。
【0206】図42は本発明の第8の実施の形態におけ
るインターネット接続端末の表示手段の表示画面の例を
示す第1の図、図43は本発明の第8の実施の形態にお
けるインターネット接続端末の表示手段の表示画面の例
を示す第2の図、図44は本発明の第8の実施の形態に
おけるインターネット接続端末の表示手段の表示画面の
例を示す第3の図である。
【0207】本実施の形態において、図42に示される
ような支払通知の内容が表示されるので、利用者が「取
込」のボタンを押すと、図43に示されるような通知情
報が表示される。該通知情報のフォーマットは、あらか
じめ登録されたものであってもよいし、利用者が新たに
設定して登録することもできる。
【0208】その場合、利用者は、図44に示されるよ
うな画面において、必要事項を入力し、フォーマットを
設定して登録する。
【0209】このように、本実施の形態においては、通
知情報を利用者に応じたフォーマットで表示することが
できるので、利便性が向上する。
【0210】次に、本発明の第9の実施の形態について
説明する。なお、前記第1〜8の実施の形態と同じ構成
を有するもの及び同じ動作については、その説明を省略
する。
【0211】図45は本発明の第9の実施の形態におけ
るインターネット接続端末の表示手段の表示画面の例を
示す第1の図、図46は本発明の第9の実施の形態にお
けるインターネット接続端末の表示手段の表示画面の例
を示す第2の図、図47は本発明の第9の実施の形態に
おけるインターネット接続端末の表示手段の表示画面の
例を示す第3の図である。
【0212】本実施の形態においては、設定メインメニ
ューにボタンを設け、該ボタンを押下することによって
各種設定メニューを表示し、その表示項目を選択するこ
とができるようになっている。また、各機能はボタンに
よる選択にこだわる必要はなく、画面レイアウトも自由
に変更することができる。
【0213】この場合、図45に示されるように、設定
メニューにボタンを設け、該ボタンを押下することによ
って図46に示されるような各種設定メニューが表示さ
れる。そして、その表示項目を選択すると、図47に示
されるような各設定画面が表示される。
【0214】このように、本実施の形態においては、設
定メニューにボタンを設け、該ボタンを押下することに
よって各種設定項目を表示し、その表示項目を選択する
ことができるので、容易に設定することができる。
【0215】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0216】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、利用者が金融機関に出向くことなく、取引明細を
確認することができるだけでなく、取引の発生や予定さ
れている取引の予告を利用者に自動的に通知することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における取引明細管
理システムの概略図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における通帳データ
ベースの管理ファイルイメージの例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における通帳データ
ベースの出力イメージの例を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるインターネ
ット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第1の図
である。
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるインターネ
ット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第2の図
である。
【図6】本発明の第1の実施の形態におけるインターネ
ット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第3の図
である。
【図7】本発明の第1の実施の形態におけるインターネ
ット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第4の図
である。
【図8】本発明の第1の実施の形態における取引明細管
理システムの動作を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態におけるインターネ
ット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第1の図
である。
【図10】本発明の第2の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第2の
図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第3の
図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態における取引明細
管理システムの動作を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第3の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第1の
図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第2の
図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第3の
図である。
【図16】本発明の第3の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第4の
図である。
【図17】本発明の第4の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第1の
図である。
【図18】本発明の第4の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第2の
図である。
【図19】本発明の第4の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第3の
図である。
【図20】本発明の第4の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第4の
図である。
【図21】本発明の第5の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第1の
図である。
【図22】本発明の第5の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第2の
図である。
【図23】本発明の第5の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第3の
図である。
【図24】本発明の第6の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第1の
図である。
【図25】本発明の第6の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第2の
図である。
【図26】本発明の第6の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第3の
図である。
【図27】本発明の第6の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第4の
図である。
【図28】本発明の第6の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第5の
図である。
【図29】本発明の第6の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第6の
図である。
【図30】本発明の第6の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第7の
図である。
【図31】本発明の第6の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第8の
図である。
【図32】本発明の第6の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第9の
図である。
【図33】本発明の第7の実施の形態における取引明細
管理システムの動作を示す第1の図である。
【図34】本発明の第7の実施の形態における取引明細
管理システムの動作を示す第2の図である。
【図35】本発明の第7の実施の形態における取引明細
管理システムの動作を示す第3の図である。
【図36】本発明の第7の実施の形態における取引明細
管理システムの動作を示すフローチャートである。
【図37】本発明の第7の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第1の
図である。
【図38】本発明の第7の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第2の
図である。
【図39】本発明の第7の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第3の
図である。
【図40】本発明の第7の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第4の
図である。
【図41】本発明の第7の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第5の
図である。
【図42】本発明の第8の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第1の
図である。
【図43】本発明の第8の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第2の
図である。
【図44】本発明の第8の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第3の
図である。
【図45】本発明の第9の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第1の
図である。
【図46】本発明の第9の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第2の
図である。
【図47】本発明の第9の実施の形態におけるインター
ネット接続端末の表示手段の表示画面の例を示す第3の
図である。
【符号の説明】
11 利用者環境 12 インターネット接続端末 13 インターネット 15 ウェブ通帳サーバ 15a 通帳データベース 15b 通知対象データベース 15c 通知情報データベース 17 上位装置 17a 原簿ファイル

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)金融機関の利用者の取引明細を格
    納する記憶手段と、(b)前記金融機関の上位装置と通
    信するとともに、インターネットを経由して利用者端末
    と通信する通信手段と、(c)前記上位装置にアクセス
    して、前記取引明細を更新及び管理する取引明細管理手
    段と、(d)前記利用者端末からの要求に対応した項目
    の取引を前記取引明細から抽出して利用者に通知する通
    知手段とを有することを特徴とする取引明細管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記通知手段は、あらかじめ設定された
    タイミングで利用者に通知する請求項1に記載の取引明
    細管理システム。
  3. 【請求項3】 前記通知手段は、口座からの引落金額、
    口座の残高又は引落日を利用者に通知する請求項1に記
    載の取引明細管理システム。
  4. 【請求項4】 前記引落日は、金融機関の休日に対応す
    る時に、該休日の翌日あるいは前日となるように設定さ
    れる請求項3に記載の取引明細管理システム。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、通知履歴を前記利用者
    端末から閲覧できるような形態で格納する請求項1〜4
    のいずれか1項に記載の取引明細管理システム。
  6. 【請求項6】 前記通知手段は、前記取引の発生を予告
    して利用者に通知する請求項1〜5のいずれか1項に記
    載の取引明細管理システム。
  7. 【請求項7】 前記通知手段は、前記通知履歴も共に利
    用者に通知する請求項6に記載の取引明細管理システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記取引は、自動検索によって設定され
    る請求項6に記載の取引明細管理システム。
  9. 【請求項9】 前記通知手段は、口座からの引落金額、
    口座の残高又は引落日が予告日に対応して仮に作成する
    請求項6に記載の取引明細管理システム。
  10. 【請求項10】引落予定の項目が識別できるような形態
    で、前記利用者端末の表示画面に表示されるように前記
    取引明細を編集する編集手段を有する請求項1〜9のい
    ずれか1項に記載の取引明細管理システム。
  11. 【請求項11】 前記編集手段は、前記利用者端末から
    の要求に対応した形態に前記取引明細を編集する請求項
    10に記載の取引明細管理システム。
  12. 【請求項12】 前記編集手段は、グラフを編集する請
    求項11に記載の取引明細管理システム。
  13. 【請求項13】 前記編集手段は、前記利用者端末から
    の要求を入力するためのボタンが表示画面に表示される
    ように前記取引明細を編集する請求項10〜12のいず
    れか1項に記載の取引明細管理システム。
  14. 【請求項14】 前記取引明細管理手段は、前記利用者
    端末からの要求に応じて振込を実行する請求項1〜13
    のいずれか1項に記載の取引明細管理システム。
  15. 【請求項15】 前記取引明細管理手段は、振込履歴に
    基づいて振込を実行する請求項14に記載の取引明細管
    理システム。
  16. 【請求項16】 前記通知手段は、電子メール、ファク
    ス又は電話によって利用者に通知する請求項1〜15の
    いずれか1項に記載の取引明細管理システム。
  17. 【請求項17】 (a)取引明細を管理するためにコン
    ピュータを、(b)金融機関の利用者の取引明細を格納
    する記憶手段、(c)前記金融機関の上位装置と通信す
    るとともに、インターネットを経由して利用者端末と通
    信する通信手段、(d)前記上位装置にアクセスして、
    前記取引明細を更新及び管理する取引明細管理手段、及
    び、(e)前記利用者端末からの要求に対応した項目の
    取引を前記取引明細から抽出して利用者に通知する通知
    手段として機能させる取引明細管理プログラム。
  18. 【請求項18】 前記通知手段は、あらかじめ設定され
    たタイミングで利用者に通知する請求項17に記載の取
    引明細管理プログラム。
  19. 【請求項19】 前記通知手段は、口座からの引落金
    額、口座の残高又は引落日を利用者に通知する請求項1
    に記載の取引明細管理プログラム。
  20. 【請求項20】 前記引落日は、金融機関の休日に対応
    する時に、該休日の翌日あるいは前日となるように設定
    される請求項19に記載の取引明細管理プログラム。
  21. 【請求項21】 前記記憶手段は、通知履歴を前記利用
    者端末から閲覧できるような形態で格納する請求項17
    〜20のいずれか1項に記載の取引明細管理プログラ
    ム。
  22. 【請求項22】 前記通知手段は、前記取引の発生を予
    告して利用者に通知する請求項17〜21のいずれか1
    項に記載の取引明細管理プログラム。
  23. 【請求項23】 前記通知手段は、前記通知履歴も共に
    利用者に通知する請求項22に記載の取引明細管理プロ
    グラム。
  24. 【請求項24】 前記取引は、自動検索によって設定さ
    れる請求項22に記載の取引明細管理プログラム。
  25. 【請求項25】 前記通知手段は、口座からの引落金
    額、口座の残高又は引落日が予告日に対応して仮に作成
    する請求項22に記載の取引明細管理プログラム。
  26. 【請求項26】 前記コンピュータは、引落予定の項目
    が識別できるような形態で、前記利用者端末の表示画面
    に表示されるように前記取引明細を編集する編集手段と
    しても機能する請求項17〜25のいずれか1項に記載
    の取引明細管理プログラム。
  27. 【請求項27】 前記編集手段は、前記利用者端末から
    の要求に対応した形態に前記取引明細を編集する請求項
    26に記載の取引明細管理プログラム。
  28. 【請求項28】 前記編集手段は、グラフを編集する請
    求項27に記載の取引明細管理プログラム。
  29. 【請求項29】 前記編集手段は、前記利用者端末から
    の要求を入力するためのボタンが表示画面に表示される
    ように前記取引明細を編集する請求項26〜28のいず
    れか1項に記載の取引明細管理プログラム。
  30. 【請求項30】 前記取引明細管理手段は、前記利用者
    端末からの要求に応じて振込を実行する請求項17〜2
    9のいずれか1項に記載の取引明細管理プログラム。
  31. 【請求項31】 前記取引明細管理手段は、振込履歴に
    基づいて振込を実行する請求項30に記載の取引明細管
    理プログラム。
  32. 【請求項32】 前記通知手段は、電子メール、ファク
    ス又は電話によって利用者に通知する請求項17〜31
    のいずれか1項に記載の取引明細管理プログラム。
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