JP2002342176A - 半導体記憶装置におけるデータ復元方式 - Google Patents
半導体記憶装置におけるデータ復元方式Info
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- JP2002342176A JP2002342176A JP2001150273A JP2001150273A JP2002342176A JP 2002342176 A JP2002342176 A JP 2002342176A JP 2001150273 A JP2001150273 A JP 2001150273A JP 2001150273 A JP2001150273 A JP 2001150273A JP 2002342176 A JP2002342176 A JP 2002342176A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来は装置電源投入時に不揮発記憶部から揮発
記憶部へのデータ復元が完了するまで、上位装置とのデ
ータ転送は待たされていた。揮発記憶部上の容量は年々
増加傾向にあるためデータ復元に要する時間も同様に増
加し、この時間は短いことが必要である。 【解決手段】半導体記憶装置の揮発記憶部上のデータは
電源切断、停電時にはバッテリにより保持しておき、装
置の電源投入時に揮発記憶部上のデータを半導体記憶装
置内部で読み出し揮発／不揮発の判定を行い不揮発と判
定した場合は不揮発記憶部から揮発記憶部へのデータ復
元を行わず、即座に上位装置とのデータ転送を可能とし
不揮発記憶部から揮発記憶部へのデータ復元の時間をな
くし半導体記憶装置が上位装置からのデータ転送を開始
可能となる時間を短縮するものである。
記憶部へのデータ復元が完了するまで、上位装置とのデ
ータ転送は待たされていた。揮発記憶部上の容量は年々
増加傾向にあるためデータ復元に要する時間も同様に増
加し、この時間は短いことが必要である。 【解決手段】半導体記憶装置の揮発記憶部上のデータは
電源切断、停電時にはバッテリにより保持しておき、装
置の電源投入時に揮発記憶部上のデータを半導体記憶装
置内部で読み出し揮発／不揮発の判定を行い不揮発と判
定した場合は不揮発記憶部から揮発記憶部へのデータ復
元を行わず、即座に上位装置とのデータ転送を可能とし
不揮発記憶部から揮発記憶部へのデータ復元の時間をな
くし半導体記憶装置が上位装置からのデータ転送を開始
可能となる時間を短縮するものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置にお
ける揮発記憶部上のデータの揮発／不揮発判定を行うこ
とにより不揮発記憶部から揮発記憶部へのデータ復元の
実施可否を制御する方式に関する。
ける揮発記憶部上のデータの揮発／不揮発判定を行うこ
とにより不揮発記憶部から揮発記憶部へのデータ復元の
実施可否を制御する方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来は半導体記憶装置の電源投入を行う
度に不揮発記憶部から揮発記憶部へのデータ復元を実施
しデータ復元が完了してから上位からのデータ転送を開
始していた。このためデータ復元を行う間、上位装置か
らのデータ転送が待たされていた。
度に不揮発記憶部から揮発記憶部へのデータ復元を実施
しデータ復元が完了してから上位からのデータ転送を開
始していた。このためデータ復元を行う間、上位装置か
らのデータ転送が待たされていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】不揮発記憶部から全デ
ータを揮発記憶部へ復元が完了してから上位装置とのデ
ータ転送を開始していたが、データ復元が完了するまで
の間、上位装置とのデータ転送は待たされるという問題
がある。
ータを揮発記憶部へ復元が完了してから上位装置とのデ
ータ転送を開始していたが、データ復元が完了するまで
の間、上位装置とのデータ転送は待たされるという問題
がある。
【０００４】本発明は半導体記憶装置の電源切断、停電
後の電源投入時に揮発記憶部上のデータを半導体記憶装
置内部で読み出し揮発／不揮発の判定を行い不揮発と判
定した場合は不揮発記憶部から揮発記憶部へのデータ復
元を行わず、即座に上位装置とのデータ転送を可能とし
不揮発記憶部から揮発記憶部へのデータ復元の時間をな
くし半導体記憶装置が上位装置からのデータ転送を開始
可能となる時間を短縮するものである。
後の電源投入時に揮発記憶部上のデータを半導体記憶装
置内部で読み出し揮発／不揮発の判定を行い不揮発と判
定した場合は不揮発記憶部から揮発記憶部へのデータ復
元を行わず、即座に上位装置とのデータ転送を可能とし
不揮発記憶部から揮発記憶部へのデータ復元の時間をな
くし半導体記憶装置が上位装置からのデータ転送を開始
可能となる時間を短縮するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に半導体記憶装置で以下構成を備えている。
に半導体記憶装置で以下構成を備えている。
【０００６】半導体記憶装置の揮発記憶部に電源切断、
停電時に揮発記憶部上のデータを保持するバッテリと、
電源投入時に揮発記憶部上のデータが揮発か不揮発かを
チェックするための揮発チェック部を設けデータを全面
読み出しを行う。この結果データが正常に読み出し可能
ならば不揮発と判定し、不揮発記憶部から揮発記憶部へ
のデータの復元行うことなく上位装置からのデータ転送
が開始可能となるようにしている。
停電時に揮発記憶部上のデータを保持するバッテリと、
電源投入時に揮発記憶部上のデータが揮発か不揮発かを
チェックするための揮発チェック部を設けデータを全面
読み出しを行う。この結果データが正常に読み出し可能
ならば不揮発と判定し、不揮発記憶部から揮発記憶部へ
のデータの復元行うことなく上位装置からのデータ転送
が開始可能となるようにしている。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１は本発明の実施例を説明する
ためのブロック図である。
ためのブロック図である。
【０００８】半導体記憶装置１１０は揮発記憶部１０８
と揮発記憶部１０８上のデータを退避、復元するための
不揮発記憶部１１０と、揮発記憶部１０８と、不揮発記
憶部１１０とのデータ転送を制御するための揮発記憶制
御部１０９と、不揮発記憶制御部１０５と、電源切断、
停電時に揮発記憶部１０８上のデータを保持するための
バッテリ１０３、バッテリ制御部１０６と、揮発記憶部
１０８上のデータの揮発／不揮発を確認するための揮発
チェック部１０７と、上位装置１０１とデータ転送を制
御する上位装置制御部１０２と、上位装置制御部１０２
と揮発記憶部１０８と不揮発記憶部１１０とのデータ転
送を行うためのデータ転送バス１０４を備えている。
と揮発記憶部１０８上のデータを退避、復元するための
不揮発記憶部１１０と、揮発記憶部１０８と、不揮発記
憶部１１０とのデータ転送を制御するための揮発記憶制
御部１０９と、不揮発記憶制御部１０５と、電源切断、
停電時に揮発記憶部１０８上のデータを保持するための
バッテリ１０３、バッテリ制御部１０６と、揮発記憶部
１０８上のデータの揮発／不揮発を確認するための揮発
チェック部１０７と、上位装置１０１とデータ転送を制
御する上位装置制御部１０２と、上位装置制御部１０２
と揮発記憶部１０８と不揮発記憶部１１０とのデータ転
送を行うためのデータ転送バス１０４を備えている。
【０００９】そして、電源投入時にバッテリ１０３によ
り揮発記憶部１０８上のデータが保持されていることを
確認するために揮発記憶部１０８のデータを揮発チェッ
ク部１０７で全面読み出しチェックを行いデータが正常
に読み出せることを確認する。この結果、データが正常
であれば不揮発記憶部１１０から揮発記憶部１０８への
データ復元を行うことなく上位装置１０１からのデータ
転送要求に即座にデータ転送を開始し、データが正常で
なければ不揮発記憶部１１０から揮発記憶部１０８への
データ復元を行いデータ復元が完了した後、上位装置１
０１からのデータ転送を開始する。
り揮発記憶部１０８上のデータが保持されていることを
確認するために揮発記憶部１０８のデータを揮発チェッ
ク部１０７で全面読み出しチェックを行いデータが正常
に読み出せることを確認する。この結果、データが正常
であれば不揮発記憶部１１０から揮発記憶部１０８への
データ復元を行うことなく上位装置１０１からのデータ
転送要求に即座にデータ転送を開始し、データが正常で
なければ不揮発記憶部１１０から揮発記憶部１０８への
データ復元を行いデータ復元が完了した後、上位装置１
０１からのデータ転送を開始する。
【００１０】図２は図１の動作を説明するフローチャー
トである。揮発記憶制御部１０５はステップ２０１電源
投入の指示を受け揮発チェック部１０７にステップ２０
２揮発チェック部に揮発記憶部１０８上の全データの読
み出し指示を出す。次にステップ２０３でデータが正常
に読み出されたならばステップ２０４で上位装置１０１
に対して装置が使用可能であることを報告しデータ転送
を開始する。ステップ２０３で揮発記憶部１０８上のデ
ータが正常に読み出せない場合は揮発記憶制御部１０５
に対してステップ２０５で該当領域のライト・リード診
断を行い診断結果が正常終了ならば揮発記憶部１０８上
のデータはステップ２０７で揮発記憶部が揮発と判定
し、バス１０４を介して不揮発記憶制御部１０９にスッ
テプ２０９でデータ復元指示を出す。データ復元指示を
受けた不揮発記憶制御部１０９は不揮発記憶部１１０の
先頭からバス１０４を介し揮発記憶制御部１０７にデー
タ転送し揮発記憶部１０８にデータを復元する。データ
の復元が完了後ステップ２０４で上位装置に対して使用
可能を報告し上位装置１０１とのデータ転送を開始す
る。ステップ２０６でステップ２０５のライト・リード
診断が正常終了でない場合は揮発記憶部１０８が異常と
判断する。
トである。揮発記憶制御部１０５はステップ２０１電源
投入の指示を受け揮発チェック部１０７にステップ２０
２揮発チェック部に揮発記憶部１０８上の全データの読
み出し指示を出す。次にステップ２０３でデータが正常
に読み出されたならばステップ２０４で上位装置１０１
に対して装置が使用可能であることを報告しデータ転送
を開始する。ステップ２０３で揮発記憶部１０８上のデ
ータが正常に読み出せない場合は揮発記憶制御部１０５
に対してステップ２０５で該当領域のライト・リード診
断を行い診断結果が正常終了ならば揮発記憶部１０８上
のデータはステップ２０７で揮発記憶部が揮発と判定
し、バス１０４を介して不揮発記憶制御部１０９にスッ
テプ２０９でデータ復元指示を出す。データ復元指示を
受けた不揮発記憶制御部１０９は不揮発記憶部１１０の
先頭からバス１０４を介し揮発記憶制御部１０７にデー
タ転送し揮発記憶部１０８にデータを復元する。データ
の復元が完了後ステップ２０４で上位装置に対して使用
可能を報告し上位装置１０１とのデータ転送を開始す
る。ステップ２０６でステップ２０５のライト・リード
診断が正常終了でない場合は揮発記憶部１０８が異常と
判断する。
【００１１】
【発明の効果】本発明により、電源投入の度に行ってい
る不揮発記憶部から揮発記憶部へのデータ復元を揮発記
憶部の揮発／不揮発を確認することによりなくすること
が出来る。
る不揮発記憶部から揮発記憶部へのデータ復元を揮発記
憶部の揮発／不揮発を確認することによりなくすること
が出来る。
【００１２】これによりデータ復元にかかる時間が短縮
され上位装置とのデータ転送が待たされる時間を短縮す
ることが出来る。
され上位装置とのデータ転送が待たされる時間を短縮す
ることが出来る。
【図１】半導体記憶装置のブロック図。
【図２】動作説明フローチャート。
１０１…上位装置、１０２…上位装置制御部、１０３…
バッテリ、１０４…バス、１０５…揮発記憶制御部、１
０６…バッテリ制御部、１０７…揮発チェック部、１０
８…揮発記憶部、１０９…不揮発記憶制御部、１１０…
不揮発記憶部。
バッテリ、１０４…バス、１０５…揮発記憶制御部、１
０６…バッテリ制御部、１０７…揮発チェック部、１０
８…揮発記憶部、１０９…不揮発記憶制御部、１１０…
不揮発記憶部。
Claims (1)
- 【請求項１】 揮発記憶部と揮発記憶部上のデータを退
避、復元するための不揮発記憶部と、該揮発記憶部と該
不揮発記憶部との間のデータ退避、復元のデータ転送を
制御する手段と、電源切断、停電から揮発記憶部上のデ
ータを保持するためのバッテリ部と、電源切断、停電で
該揮発記憶部上のデータを保持する制御手段と、上位装
置と該揮発記憶部との間のデータ転送を制御する手段
と、電源投入時に揮発記憶部上のデータを読み出し該揮
発記憶部上のデータを読み出しチェックする制御手段を
持つ半導体記憶装置において、電源投入後揮発記憶部上
のデータを半導体記憶装置内部で全面読み出しチェック
を行いデータが正常に読み出せれば不揮発と判定し上位
装置からのデータ転送を即座に許可し、データが正常に
読み出せなければ揮発記憶部上のデータは揮発と判定し
不揮発記憶部から揮発記憶部へのデータの復元を行うこ
とを特徴とする半導体記憶装置のデータ復元方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001150273A JP2002342176A (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | 半導体記憶装置におけるデータ復元方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001150273A JP2002342176A (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | 半導体記憶装置におけるデータ復元方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002342176A true JP2002342176A (ja) | 2002-11-29 |
Family
ID=18995311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001150273A Pending JP2002342176A (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | 半導体記憶装置におけるデータ復元方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002342176A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013084089A (ja) * | 2011-10-07 | 2013-05-09 | Denso Corp | 車両用装置 |
-
2001
- 2001-05-21 JP JP2001150273A patent/JP2002342176A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013084089A (ja) * | 2011-10-07 | 2013-05-09 | Denso Corp | 車両用装置 |
| TWI492867B (zh) * | 2011-10-07 | 2015-07-21 | Denso Corp | 車輛用設備 |
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