JP2002341279A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002341279A
JP2002341279A JP2001143684A JP2001143684A JP2002341279A JP 2002341279 A JP2002341279 A JP 2002341279A JP 2001143684 A JP2001143684 A JP 2001143684A JP 2001143684 A JP2001143684 A JP 2001143684A JP 2002341279 A JP2002341279 A JP 2002341279A
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signal
scanning
beams
scanning direction
offset
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JP2001143684A
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English (en)
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Michihiro Inoue
道浩 井上
Junichi Ichikawa
順一 市川
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数ビーム光源を持つ光走査装置において、
各ビームの主走査方向オフセットを補正しつつ、少なく
とも1部分の走査倍率の補正を行なうことができ、常に
全ての光ビームを理想的な位置で走査できる画像形成装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 SOS信号とクロック信号に基づいてク
ロック位相同期回路22でVCK信号を生成し、カウン
タ回路20でSOS信号及びVCK信号に基づく主走査
位置信号を生成する。そして、主走査開始信号に基づい
て、書き出し許可信号発生器18でビデオメモリ14
A、14B、14Cより出力されるビデオ信号による書
き出し開始タイミングを各ビーム毎に補正すると共に、
主走査開始信号に基づいてVCK制御装置16A、16
B、16Cによる周波数スイープ開始タイミングを各ビ
ーム毎に補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置にか
かり、特に、光ビームを感光体に走査して画像を形成す
る画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な画像形成装置の光走査装置とし
て、レーザダイオード(以下、LDと称す)が光源とし
て用いられる。さらに画像形成速度を向上させるため、
例えば特開平5−294005号公報に記載の技術のよ
うに複数のLDからなるLDアレイを光源に用いる光走
査装置が考案されている。
【0003】特開平5−294005号公報に記載の技
術では、図13に示すように、半導体レーザアレイ50
の複数の発光部から出射した複数のレーザビームはコリ
メータレンズ52によって所定のビーム径のレーザビー
ムにコリメート(平行化)される。このレーザビームは
シリンドリカルレンズ54を介して回転多面鏡56に入
射し、その回転に伴って各々偏向される。偏向されたレ
ーザビームは、トロイダルレンズ58及び走査レンズ6
0を通過し、走査レンズ60を通過したレーザビームは
被走査面に置かれた像担持体62上でスポット結像す
る。
【0004】レーザビームの偏向範囲内でかつ被走査面
の走査には関与しない位置に反射ミラー64が設けられ
ており、この反射ミラー64で反射されたレーザビーム
は光検出器66に入射する。光検出器66でレーザビー
ムを検出するためには、走査期間中で光検出器66にレ
ーザビームが偏向される直前にレーザを点灯させ、本来
の走査に必要の走査範囲中手前で消灯させる制御が行な
われる。この光検出器66より出力される水平同期信号
により、画像データに応じたレーザの変調開始が制御さ
れる。
【0005】また、カラー画像形成装置としては、特開
平11−198435号公報に記載の技術のように複数
の感光体を備えたものがある。このカラー画像形成装置
では、図14に示すように、原稿をスキャニングして得
られた光信号をフィルタによって各色の信号に分解して
光電変換し各色の画像信号を形成する画像読取装置68
と、カラー画像形成装置全体の作動を制御する制御部7
0と、3個の搬送ローラ72A〜72Cと、搬送ローラ
72A〜72Cに巻き掛けられた無端の転写ベルト74
と、転写ベルト74の下方側に配置された4個の搬送ロ
ーラ76A〜76Dと、搬送ローラ76A〜76Dに巻
き掛けられた無端の搬送ベルト78と、転写ベルト76
及び搬送ベルト78を回転駆動する回転駆動部80と、
を備えており、転写ベルト74の上方には、ブラック
(K)画像形成用の画像形成部82K、イエロー(Y)
画像形成用の画像形成部82Y、マゼンタ(M)画像形
成用の画像形成部82M、及びシアン(C)画像形成用
の画像形成部82Cが、回転駆動部80が転写ベルト7
4を回転駆動した時の転写ベルト74の移動方向に沿っ
て略等間隔で配置されている。画像形成部82K、82
Y、82M、82Cは同一機構であり、被照射体として
の感光体ドラム84を各々備えている。
【0006】感光体ドラム84は、軸線が転写ベルト7
4の移動方向と直交するように配置されており、各感光
体ドラム84の周囲には、感光体ドラム84を帯電させ
るための帯電器86、帯電された感光体ドラム84上に
レーザビームを照射して静電潜像を形成する光走査装置
88、感光体ドラム84上の静電潜像が形成された部位
に所定色のトナーを供給して静電潜像を現像し、感光体
ドラム84上の静電潜像が形成された部位に所定のトナ
ーを供給して静電潜像を現像し、感光体ドラム84上に
トナー像を形成させる現像器90、及び感光体ドラム8
4上に残されたトナーを除去するための清掃器92が配
置されている。画像形成部82K、82Y、82M、8
2Cの感光体ドラム84上に形成されたトナー像は、転
写ベルト74のベルト面上に各々転写される。
【0007】また、画像形成部82K、82Y、82
M、82Cよりも転写ベルト74の移動方向下流側には
レジ検知センサ94が配置されている。レジ検知センサ
94は、LED等の発光素子とCCDセンサ等の受光素
子の対からなる3個のレジ検知センサ94A〜94C
が、図15に示すように、転写ベルト74の幅方向に沿
って中央及び両側(転写ベルト74の幅方向に沿って画
像領域の中央及び両端に対応する位置)の3箇所の上方
に各々配置されており、発光素子から出射された光を転
写ベルト74上の所定個所に照射し、転写ベルト74で
反射された光を受光素子で受光することにより、転写ベ
ルト74上の対応する箇所に形成されたレジマークをレ
ジ検知センサ94A〜94Cによって各々読み取る。レ
ジ検知センサ94は制御部70に接続されている。
【0008】また、転写ベルト74の下方側に位置する
搬送ベルト78は、外周面が転写ベルト74の外周面と
接するように配置されており、転写ベルト74の回転駆
動と同期して、回転駆動部80によって、図14に示す
矢印のベルトの移動方向に移動するように回転駆動され
る。一方、図示しない給紙トレイ内にはシート状の転写
材Pが集積状態で多数枚収納されている。給紙トレイか
ら引き出された転写材Pは搬送ベルト78の上面上に載
置され、転写ベルト74と搬送ベルト78が接している
箇所へ向けて搬送され、転写ベルト74と搬送ベルト7
8とに挟持されることによって転写ベルト74の外周面
に形成されたトナー像が転写される。そしてトナー像が
転写された転写材Pは、図示しない定着装置によってト
ナー像が定着される。これにより転写材P上にカラー画
像が形成される。
【0009】このような画像形成装置において、各々の
光走査装置の位置が所定値からずれると主走査方向の走
査幅が変動し、結果として主走査方向の画像幅が変化し
てしまう。そこで、特開平11−198435号公報に
記載の技術では、各光走査装置により形成されたレジマ
ークを検知し、図14に示す制御部70でビデオクロッ
クの周波数及び位相を調整することで各光走査装置の走
査倍率及び部分走査倍率を調整することにより、画像幅
の調整を行なっている。この時、レジマークとビデオク
ロックとの関係は以下のようになる。
【0010】図16のAに示すように標準位置で各レジ
マークを検知した場合は、標準のビデオクロックを用
い、図16のBに示すように、各レジマークが標準の位
置に対し、主走査方向に一様にずれて検知された場合
は、ずれ量を補正するようにビデオクロックの位相をず
らし、図16のCに示すように、隣接レジマークの間隔
が標準位置での間隔よりも広く検知された場合は、1ビ
デオクロック当たりの走査幅を小さく、すなわち全体の
走査倍率を低下させるためにビデオクロックの周波数を
向上させ、図16のDに示すように、隣接レジマークの
走査終了側のみ標準位置での間隔より広く検知された場
合は、主走査開始側から走査終了側まで徐々に1ビデオ
クロック当たりの走査幅を小さく、すなわち部分倍率を
徐々に下げるように、ビデオクロックの周波数を走査開
始側から走査終了側まで徐々に、または段階的に向上さ
せ(以下、プラスの周波数スイープと称す)、図16の
Eに示すように、隣接レジマークの走査開始側のみ標準
位置での間隔より広く検知された場合は、走査開始側か
ら走査終了側まで徐々に1ビデオクロックあたりの走査
幅を大きく、すなわち部分倍率を徐々に上げるようにビ
デオクロックの周波数を走査開始側で高くし、走査終了
側まで徐々にまたは段階的に低下させる(以下、マイナ
スの周波数スイープと称す)。なお、プラスの周波数ス
イープ及びマイナスの周波数スイープを総称して周波数
スイープと称す。
【0011】ここで、図示しないが、全体が縮小した場
合はビデオクロック周波数を下げることで補正可能であ
り、走査開始側のみ、または走査終了側のみが縮小した
場合は、縮小した側のビデオクロック周波数を低下させ
るようにビデオクロック周波数をスイープさせる。また
ビデオクロック周波数を変化させつつ、位相をずらすこ
とも可能である。さらにレジマークは以上に説明した走
査開始、中央、走査終了の3点以外でも、対応するレジ
検知センサがあれば検知可能であり、走査倍率及び部分
走査倍率の補正が可能である。
【0012】なお、ここでは複数の感光体を持つ画像形
成装置についての説明をしたが、感光体が1つの画像形
成装置においても、走査倍率及び部分走査倍率の補正で
高画質な画像を得ることができる。
【0013】また、上述の複数のレーザ光源を用いた光
走査装置において、複数ビームが主走査方向にオフセッ
トしている場合に画像を形成しようとすると、感光体上
の光ビーム位置も主走査方向にオフセットしてしまう。
そこで、特開平5−294005号公報に記載の技術で
は、所定の位置に露光させるために、画像信号にビーム
のオフセット量に対応した遅延を行なうことによって前
記オフセットを補正している。
【0014】図17に示すように、複数ビームのオフセ
ット分を走査する時間がビデオクロックの整数倍になっ
ている場合には、ビームA、ビームB共に同じビデオク
ロックにより同期変調させ、オフセットに相当するビデ
オクロック数だけ(図17では2クロック)ビームBの
ビデオ信号の出力タイミングを遅延させることで、主走
査方向にオフセットした複数ビームを同じ主走査方向位
置に露光することが可能となる。
【0015】図18に示すように、複数ビームのオフセ
ット分を走査する時間がビデオクロックの整数倍になら
ない場合は、ビームAのビデオクロックを1周期以下の
時間だけ位相をずれしたビデオクロックをビームBに用
い、オフセットに相当するビデオクロックの整数分だけ
(図18では2クロック)ビームBのビデオ信号の出力
タイミングを遅延させることで、主走査方向にオフセッ
トした複数ビームを同じ主走査方向位置に露光すること
が可能である。
【0016】また、特開平6−227037号公報に記
載の技術では、光源を変調させるビデオクロックを、各
光源で独立に位相調整可能とすることで、ビーム間のオ
フセット補正を行ない、ビデオクロックの周波数を可変
できる手段により全体倍率の補正を行なっている。
【0017】さらに、特開平8−258329号公報及
び特開平11−198435号公報に記載の技術では、
走査開始信号(SOS信号)等を用いてビデオクロック
周波数を可変する手段により、ビデオクロックをスイー
プすることで部分倍率を補正している。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5−294005号に記載の技術では、図19に示すよ
うに、複数ビームのオフセット分を走査する時間がビデ
オクロックの整数倍にならない場合には、ビームAのビ
デオクロックを1周期以下の時間だけ位相をずらしたビ
デオクロックをビームBに用い、オフセットに相当する
ビデオクロックの整数分だけ(図19では2クロック)
ビームBのビデオ信号の出力タイミングを遅延させて
も、ビデオクロック周期が変化するため、主走査方向に
オフセットした複数ビームを同じ主走査方向位置に露光
することができない、という問題がある。
【0019】また、特開平5−294005号公報に記
載の技術では、主走査方向にオフセットしたマルチビー
ム光源への対応として、オフセット分だけ走査開始信号
(Hsync信号)を遅延させて所定の位置に画像が形
成されるようにしているが、光走査装置のばらつき等に
よる走査幅の変動が生じた場合には、補正することがで
きない。すなわち、ビデオクロックの周波数をスイープ
し、部分倍率を補正することまでは考慮されていない。
【0020】また、特開平6−227037号公報に記
載の技術では、各光源で独立に位相調整を行なうことで
部分倍率を補正しており、周波数可変手段に走査開始信
号の入力がなく、ビデオクロックの周波数をスイープ
し、部分倍率を補正することまでは考慮されていない。
【0021】さらに、特開平8−258329号公報及
び特開平11−198435号公報に記載の技術では、
主走査方向にオフセットを有する複数ビームを用いたマ
ルチビーム光源への対応は考慮されていない。
【0022】本発明は、上記事実を考慮して成されたも
ので、複数ビーム光源を持つ光走査装置において、各ビ
ームの主走査方向オフセットを補正しつつ、少なくとも
1部分の走査倍率の補正を行なうことができ、常に全て
の光ビームを理想的な位置で走査できる画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、複数ビームを射出する光源
と、前記複数ビームが被走査媒体上に結像するように走
査する走査手段と、前記複数ビーム各々に対応する変調
信号に基づき、前記複数ビーム各々に対応し、前記走査
手段による1走査期間中の少なくとも1部分発振周波数
を変更可能な複数クロック信号に同期して、前記複数ビ
ームを変調する変調手段と、前記複数クロック信号を出
力するクロック発生手段と、前記クロック発生手段に周
波数変更タイミング制御信号を出力することで、前記複
数クロック信号の発振周波数を変更するタイミングを制
御する周波数変更タイミング制御手段と、を備え、前記
周波数変更タイミング制御手段が、前記複数ビーム間に
生じる前記走査手段による被走査媒体上の走査方向オフ
セット距離の走査に要する時間と略同時間だけ周波数変
更タイミングをオフセットするように、前記複数クロッ
ク信号のうちのオフセットしたビームに対応するクロッ
ク信号の発振周波数変更タイミングを制御することを特
徴としている。
【0024】請求項1に記載の発明によれば、光源より
発生された複数ビームは走査手段によって被走査媒体上
に結像するように走査され、これによって被走査媒体上
に画像を形成することが可能となる。
【0025】変調手段では、複数ビーム各々に対応する
変調信号を、複数ビーム各々に対応して走査手段による
1走査期間中の少なくとも1部分発振周波数を変更可能
なクロック発生手段より出力される複数クロック信号に
同期して複数ビームが変調される。すなわち、1走査中
に発振周波数がスイープされ、クロック発生手段より出
力される複数クロック信号に同期して変調される複数ビ
ームによって画像形成することで走査手段による走査幅
の倍率補正を行なうことができる。
【0026】例えば、走査幅の倍率補正は、本願出願人
によって提案されている特開平11−198435合公
報に記載の技術を用いることにより実現可能である。
【0027】また、周波数変更タイミング制御手段で
は、クロック発生手段に周波数変更タイミング制御信号
を出力することで、クロック発生手段より出力される複
数クロック信号の発振周波数を変更するタイミングが制
御される。そして、この時、周波数変更タイミング制御
手段によって、複数ビーム間に生じる走査方向オフセッ
ト距離の走査に要する時間と略同時間だけ周波数変更タ
イミングをオフセットするように、複数クロック信号の
うちのオフセットしたビームに対応するクロック信号の
発振周波数変更タイミングが制御される。すなわち、走
査方向にオフセットしたビームを同一の走査方向位置か
ら周波数スイープを開始させることができる。また、変
調手段によるビームの変調タイミングについてもオフセ
ット距離に対応して変調すれば、オフセットを有する複
数ビームを被走査媒体上の同じ走査方向位置に結像する
ことができる。これによって、周波数スイープを行なっ
ても、オフセットした複数ビームを被走査媒体上で同じ
走査方向位置に結像することが可能となる。
【0028】従って、複数ビーム光源を持つ光走査装置
において、各ビームの主走査方向オフセットを補正しつ
つ、少なくとも1部分の走査倍率の補正を行なうことが
でき、常に全ての光ビームを理想的な位置で走査でき
る。
【0029】なお、光源としては、請求項2に記載の発
明のように、走査手段による走査方向の位置が略同一の
複数ビームからなるグループをビームグループとする複
数のビームグループからなる光源を用いた場合には、周
波数変更タイミング制御手段によって、ビームグループ
毎に発振周波数変更タイミングを制御することによっ
て、請求項1と同様に、複数ビーム光源を持つ光走査装
置において、各ビームの主走査方向オフセットを補正し
つつ、少なくとも1部分の走査倍率の補正を行なうこと
ができ、常に全ての光ビームを理想的な位置で走査でき
る。
【0030】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、前記周波数変更タイミン
グ制御手段は、前記走査方向オフセット距離を生じるビ
ームによるそれぞれの走査開始に同期した信号に基づい
て前記走査方向オフセット距離を算出し、算出結果に応
じて前記発振周波数変更タイミングを制御することを特
徴としている。
【0031】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明において、周波数変更タイミ
ング制御手段が、走査方向オフセット距離を生じるビー
ムによるそれぞれの走査開始に同期した信号に基づいて
オフセット距離を算出する。例えば、走査開始に同期し
た信号と予め定められた走査速度からオフセット距離を
算出することが可能である。
【0032】そして、さらに周波数変更タイミング制御
手段では、該算出結果に応じて発振周波数変更タイミン
グが制御される。すなわち、算出したオフセット距離に
応じて、発振周波数変更タイミングが制御されるので、
走査方向にオフセットしたビームやビームグループを同
一の走査方向位置から周波数スイープを開始させること
ができる。従って、周波数をスイープしても、オフセッ
トした複数ビームを同じ走査方向位置に結像することが
可能となり、複数ビーム間に生じる被走査媒体上の走査
方向のオフセットを補正することができる。
【0033】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3の何れか1項に記載の発明において、所定のタイ
ミングで前記走査方向オフセット距離を測定する測定手
段と、前記測定手段の測定結果に応じて前記走査方向オ
フセット距離を更新設定する更新設定手段と、をさらに
備えることを特徴としている。
【0034】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
乃至請求項3の何れか1項に記載の発明において、測定
手段によって所定のタイミングで前記オフセット距離を
測定し、更新設定手段によって、補正手段で用いるオフ
セット距離を更新設定することにより、常に全ての光ビ
ームを理想的な位置で走査することが可能となる。
【0035】すなわち、前記オフセット量は、設計値ま
たは製造持の測定値のまま固定値であるが、何らかの原
因でオフセット量が変動する可能性があり、このような
状況では、被走査媒体上のビームの走査方向位置がずれ
てしまい、画質が低下してしまう。オフセット量が変動
する要因としては、強い衝撃による各構成物の採りつけ
位置ずれ、装置内の温度変動に伴う構成物の熱変形等が
考えられるが、所定のタイミング、すなわち定期的に、
オフセット距離を測定して各ビームのオフセット距離を
更新設定することで、発振周波数変更タイミングが更新
される。従って、常に全ての光ビームを理想的な位置で
走査することができ、画質の低下を防止することが可能
となる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。 [第1実施形態]本実施の形態は、従来技術で説明した
図13に示す光走査装置、及び図14に示す画像形成装
置に本発明を適用したものであり、光源としては、図2
に示すように配置した3ビームを、ビーム1→ビーム2
→ビーム3の順に早いタイミングで走査を行なうものと
して説明する。なお、図13に示す回転多面鏡56及び
走査レンズ60が本発明の走査手段に相当する。
【0037】図1には、第1実施形態に係る画像形成装
置の制御部及びレーザアレイとその駆動回路の構成を示
す。図1に示すように、走査開始を検知してSOS信号
を出力するSOS信号検知用光検知器24及びクロック
信号を出力する発振器26がクロック位相同期回路22
に接続されている。
【0038】クロック位相同期回路22には、カウンタ
回路20及びVCK制御装置16A、16B、16Cが
接続されており、発振器26から出力されるクロック信
号をSOS信号の立下りに同期させたVCK信号がカウ
ンタ回路20及びVCK制御装置16A、16B、16
Cに出力されるようになっている。
【0039】カウンタ回路20は、さらにSOS信号検
知用光検知器24が接続され、ビーム走査によるSOS
信号を基準に、VCK信号がカウントされ、該カウント
値が主走査位置信号として書き出し許可信号発生器18
及びVCK制御装置16A、16B、16Cに出力され
るようになっている。
【0040】書き出し許可信号発生器18には、図示し
ないメモリ及び比較器が設けられており、メモリに各ビ
ーム毎に定められた図2に示す主走査方向における書き
出し位置及びそれぞれのビームの主走査方向におけるオ
フセット量に応じて定められたVCK信号のカウント数
によって規定される設定値が予め記憶されており、カウ
ンタ回路20より出力される主走査位置信号が比較器で
前記設定値と一致したときにそれぞれのビームに対応す
る書き出し許可信号(LS1、LS2、LS3)をビデ
オメモリ14A、14B、14Cに出力するようになっ
ている。なお、前記設定値は、それぞれのビームの主走
査方向における書き出し位置及びそれぞれのビームの主
走査方向におけるオフセット量に応じて設定されてい
る。
【0041】VCK制御装置16A、16B、16C
は、走査倍率及び部分走査倍率を補正するための補正信
号(例えば、テストパターンを検出した結果から得られ
る倍率を補正するための信号)に応じて、ビデオクロッ
ク周波数をスイープする機能を持ち、VCK信号を基準
として必要に応じて周波数をスイープさせたビデオクロ
ック信号を出力する。VCK制御装置16A、16B、
16Cには、書き出し許可信号発生器18と同様に、図
示しないメモリ及び比較器が設けられており、メモリに
各ビーム毎に定められた図2に示す主走査方向における
周波数スイープ開始位置及びそれぞれのビームの主走査
方向におけるオフセット量に応じて定められたVCK信
号のカウント数によって規定される設定値が予め記憶さ
れており、カウンタ回路20より出力される主走査位置
信号が比較器で該設定値と一致したときにそれぞれのビ
ームに対応する周波数スイープを開始するようになって
いる。
【0042】また、VCK制御装置16A、16B、1
6Cは、上述の複数のビームに対応した数だけ複数設け
られており、本実施の形態では、上述したように3つの
VCK制御装置16A、16B、16Cが設けられ、V
CK制御装置16AからビデオクロックVCK1信号、
VCK制御装置16BからビデオクロックVCK2信
号、VCK制御装置16CからビデオクロックVCK3
信号がそれぞれ出力される。
【0043】なお、ビデオクロック周波数をスイープす
る機能については、本願出願人によって既に出願されて
いる特開平11―198435号公報に記載の技術を用
いることにより、1走査中の走査倍率及び部分倍率を補
正することができる。
【0044】それぞれのVCK制御装置16A、16
B、16Cは、ビデオ信号が格納されるビデオメモリ1
4A、14B、14Cにそれぞれ接続されており、ビデ
オメモリ14A、14B、14Cは、書き出し許可信号
LS1、LS2、LS3の各々が出力されると、それぞ
れのVCK制御装置16A、16B、16Cから出力さ
れたビデオクロックVCK信号VCK1、VCK2、V
CK3に同期させて各ビームに対応するビデオ信号をレ
ーザ駆動回路に出力する。レーザ駆動回路12は、各レ
ーザに対応するビデオ信号がオンであるときのみ、対応
するレーザに駆動電流を流すように制御することで、レ
ーザアレイ10より出力されるビーム1、ビーム2、ビ
ーム3によって画像を形成するようになっている。
【0045】また、レーザアレイ駆動回路28は、レー
ザ駆動回路12及びレーザアレイ10によって構成され
ている。
【0046】なお、レーザ駆動回路12及びビデオメモ
リ14A、14B、14Cは本発明の変調手段に相当
し、発振器26、クロック位相同期回路22及びVCK
制御装置16A、16B、16Cは本発明のクロック発
生手段に相当し、カウンタ回路20及びVCK制御装置
16A、16B、16Cは本発明の周波数変更タイミン
グ制御手段に相当する。
【0047】続いて、上述のように構成された画像形成
装置の作用を説明する。
【0048】図3には、SOS信号と書き出し許可信号
LS1、LS2、LS3とビデオクロック信号VCK
1、VCK2、VCK3のタイミングチャートを示す。
【0049】SOS信号の立下りタイミングから所定の
時間が経過し、最も早いタイミングで走査されるビーム
1のビーム位置が感光体上の画像形成開始位置に達する
と、書き出し許可信号LS1がENABLE(本実施形
態では「L」)となり、ビデオクロックVCK1に同期
して、ビデオメモリ14Aからビデオ信号が出力され
る。ビデオクロックVCK1は、VCK信号と同じ周波
数であるが、LS1がENABLEになると補正信号に
基づき周波数スイープが開始される。
【0050】続いてビーム2のビーム位置が感光体上の
画像形成開始位置に達すると、書き出し許可信号LS2
がENABLEとなり、ビデオクロックVCK2に同期
して、ビデオメモリ14Bからビデオ信号が出力され
る。ビデオクロックVCK2は、VCK信号と同じ周波
数であるが、LS2がENABLEになると補正信号に
基づき周波数スイープが開始される。
【0051】最後にビーム3のビーム位置が感光体上の
画像形成開始位置に達すると、書き出し許可信号LS3
がENABLEとなり、ビデオクロックVCK3に同期
して、ビデオメモリ14Cからビデオ信号が出力され
る。ビデオクロックVCK3は、VCK信号と同じ周波
数であるが、LS3がENABLEになると補正信号に
基づき周波数スイープが開始される。
【0052】ここで、図3に示すオフセットは、書き
出し許可信号LS1がENABLE開始から書き出し許
可信号LS2のENABLE開始までの時間である。す
なわち感光体上でのビーム1の主走査方向位置とビーム
2の主走査方向位置とのオフセット量を走査する時間で
あり、同様に、オフセットは、書き出し許可信号LS
2がENABLE開始から書き出し許可信号LS3のE
NABLE開始までの時間であり、感光体上でのビーム
2の主走査方向位置とビーム3の主走査方向位置とのオ
フセット量を走査する時間である。そして、ビデオクロ
ック信号VCK1、VCK2、VCK3の周波数スイー
プ開始点は、それぞれ書き出し許可信号LS1、LS
2、LS3のENABLE開始点に等しく、スイープ開
始点からの周波数変化タイミングは、ビデオクロック信
号VCK1、VCK2、VCK3ともに等しくなるよう
に制御される。
【0053】すなわち、ビデオクロック信号VCK1、
VCK2、VCK3は、それぞれ周波数変化タイミング
がオフセットしており、その周波数変化タイミングオフ
セット量は、各ビームの主走査方向オフセット分の走査
に必要な時間となる。
【0054】従って、このようなビデオクロック信号V
CK1、VCK2、VCK3を用いることにより、図4
に示すように、ビーム1による主走査方向書き出し位置
とビーム2による主走査書き出し位置を一致させること
ができる。そして、感光体上の周波数スイープ開始位置
も一致するので、複数ビーム光源の光走査装置における
各ビームの主走査方向オフセットを補正しつつ、走査倍
率及び部分走査倍率の補正を行なうことができ、常に全
ての光ビームを理想的な位置で走査することができるよ
うになる。 [第2実施形態]続いて、本発明の第2実施形態に係る
画像形成装置を説明する。本実施の形態は、第1実施形
態と同様に、従来技術で説明した図13に示す光走査装
置、及び図14に示す画像形成装置に本発明を適用した
ものであり、光源としては、図6に示すように3×3の
2次元配置され、感光体上の主走査方向位置がほぼ等し
い3つのビームをそれぞれG1(G1−1、G1−2、
G1−3)、G2(G2−1、G2−2、G2−3)、
G3(G3−1、G3−2、G3−3)の3つのグルー
プを形成する9ビームレーザアレイを用いたものとして
説明する。
【0055】図5には、第2実施形態に係る画像形成装
置の制御部及びレーザアレイとその駆動回路の構成を示
す。なお、第1実施形態と同一構成については同一符号
を付して説明する。
【0056】図5に示すように、第1実施形態と同様に
走査開始を検知してSOS信号を出力するSOS信号検
知用光検知器24及びクロック信号を出力する発振器2
6がクロック位相同期回路22に接続されている。
【0057】クロック位相同期回路22には、カウンタ
回路20及びVCK制御装置16A、16B、16Cが
接続されており、発振器26から出力されるクロック信
号をSOS信号の立下りに同期させたVCK信号がカウ
ンタ回路20及びVCK制御装置16A、16B、16
Cに出力されるようになっている。
【0058】カウンタ回路20は、さらにSOS信号検
知用光検知器24が接続され、ビームグループにおける
ビーム走査によるSOS信号を基準に、VCK信号がカ
ウントされ、該カウント値が主走査位置信号として書き
出し許可信号発生器18及びVCK制御装置16A、1
6B、16Cに出力されるようになっている。
【0059】書き出し許可信号発生器18には、図示し
ないメモリ及び比較器が設けられており、メモリに各ビ
ームグループ毎に定められた図6に示す主走査方向にお
ける書き出し位置及びそれぞれのビームの主走査方向に
おけるオフセット量に応じて定められたVCK信号のカ
ウント数によって規定される設定値が予め記憶されてお
り、カウンタ回路20より出力される主走査位置信号が
比較器で前記設定値と一致したときにそれぞれのビーム
グループに対応する書き出し許可信号(LS1、LS
2、LS3)をビデオメモリG1−1〜G1−3、G2
−1〜G2−3、G3−1〜G3−3に出力するように
なっている。なお、前記設定値は、それぞれのビームグ
ループの主走査方向における書き出し位置及びそれぞれ
のビームグループの主走査方向におけるオフセット量に
応じて設定されている。
【0060】VCK制御装置16A、16B、16C
は、走査倍率及び部分走査倍率を補正するための補正信
号(例えば、テストパターンを検出した結果から得られ
る倍率を補正するための信号)に応じて、ビデオクロッ
ク周波数をスイープする機能を持ち、VCK信号を基準
として必要に応じて周波数をスイープさせたビデオクロ
ック信号を出力する。VCK制御装置16A、16B、
16Cには、書き出し許可信号発生器18と同様に、図
示しないメモリ及び比較器が設けられており、メモリに
各ビームグループ毎に定められた図2に示す主走査方向
における周波数スイープ開始位置及びそれぞれのビーム
の主走査方向におけるオフセット量に応じて定められた
VCK信号のカウント数によって規定される設定値が予
め定められており、カウンタ回路20より出力される主
走査位置信号が比較器で該設定値と一致したときにそれ
ぞれのビームグループに対応する周波数スイープを開始
するようになっている。
【0061】また、VCK制御装置16A、16B、1
6Cは、上述の主走査方向位置がほぼ等しいビームグル
ープの数だけ複数設けられており、本実施の形態では、
上述したように3つのVCK制御装置16A、16B、
16Cが設けられ、VCK制御装置16Aからビデオク
ロックVCK1信号、VCK制御装置16Bからビデオ
クロックVCK2信号、VCK制御装置16Cからビデ
オクロックVCK3信号がそれぞれ出力される。
【0062】なお、ビデオクロック周波数をスイープす
る機能については、本願出願人によって既に出願されて
いる特開平11―198435号公報に記載の技術を用
いることにより、1走査中の走査倍率及び部分倍率を補
正することができる。
【0063】VCK制御装置16Aは、主走査方向位置
がほぼ等しいビームグループG1に対応して設けられ、
ビデオ信号が格納されるビデオメモリG1−1、G1−
2、G1−3に接続され、VCK制御装置16Bは、同
様に、主走査方向位置がほぼ等しいビームグループG2
に対応して設けられ、ビデオ信号が格納されるビデオメ
モリG2−1、G2−2、G2−3に接続され、VCK
制御装置16Cは、同様に、主走査方向位置がほぼ等し
いビームグループG3に対応して設けられ、ビデオ信号
が格納されるビデオメモリG3−1、G3−2、G3−
3に接続されている。
【0064】ビデオメモリG1−1、G1−2、G1−
3は、書き出し許可信号LS1が主力されると、VCK
制御装置16Aから出力されたビデオクロックVCK信
号VCK1に同期させて各ビームに対応するビデオ信号
(G1−1、G1−2、G1−3)をレーザ駆動回路1
2に出力し、ビデオメモリG2−1、G2−2、G2−
3は、同様に書き出し許可信号LS2が出力されると、
VCK制御装置16Bから出力されたビデオクロックV
CK信号VCK2に同期させて各ビームに対応するビデ
オ信号(G2−1、G2−2、G2−3)をレーザ駆動
回路12に出力し、ビデオメモリG3−1、G3−2、
G3−3は、同様に書き出し許可信号LS3が出力され
ると、VCK制御装置16Cから出力されたビデオクロ
ックVCK信号VCK3に同期させて各ビームに対応す
るビデオ信号(G3−1、G3−2、G3−3)をレー
ザ駆動回路12に出力する。
【0065】レーザ駆動回路12は、各レーザに対応す
るビデオ信号がオンであるときのみ、対応するレーザに
駆動電流を流すように制御することで、レーザアレイ1
1より出力されるビームG1−1〜G3−3によって画
像を形成するようになっている。
【0066】続いて、上述のように構成された画像形成
装置の作用を説明する。
【0067】なお、SOS信号と書き出し許可信号(L
S1、LS2、LS3)とビデオクロック信号(VCK
1、VCK2、VCK3)のタイミングチャートは、図
6に示す第1実施形態と同一であるので、図6を参照し
て説明する。
【0068】SOS信号の立下りタイミングから所定の
時間が経過し、最も早いタイミングで走査されるグルー
プG1の複数ビーム位置が感光体上の画像形成開始位置
に達すると、書き出し許可信号LS1がENABLE
(本実施形態では「L」)となり、ビデオクロックVC
K1に同期して、ビデオメモリG1−1、G1−2、G
1−3からビデオ信号(G1−1、G1−2、G1−
3)が出力される。ビデオクロックVCK1は、VCK
信号と同じ周波数であるが、LS1がENABLEにな
ると補正信号に基づき周波数スイープが開始される。
【0069】続いて、グループG2の複数ビーム位置が
感光体上の画像形成開始位置に達すると、書き出し許可
信号LS2がENABLEとなり、ビデオクロックVC
K2に同期して、ビデオメモリG2−1、G2−2、G
2−3からビデオ信号(G2−1、G2−2、G2−
3)が出力される。ビデオクロックVCK2は、VCK
信号と同じ周波数であるが、LS2がENABLEにな
ると補正信号に基づき周波数スイープが開始される。
【0070】最後にグループG3の複数ビーム位置が感
光体上の画像形成開始位置に達すると、書き出し許可信
号LS3がENABLEとなり、ビデオクロックVCK
3に同期して、ビデオメモリG3−1、G3−2、G3
−3からビデオ信号(G3−1、G3−2、G3−3)
が出力される。ビデオクロックVCK3は、VCK信号
と同じ周波数であるが、LS3がENABLEになると
補正信号に基づき周波数スイープが開始される。
【0071】ここで、図6に示すオフセットは、書き
出し許可信号LS1がENABLE開始から書き出し許
可信号LS2のENABLE開始までの時間である。す
なわち、感光体上でのグループG1の主走査方向ビーム
位置とグループG2の主走査方向ビーム位置とのオフセ
ット量を走査する時間であり、同様に、オフセット
は、書き出し許可信号LS2がENABLE開始から書
き出し許可信号LS3のENABLE開始までの時間で
あり、感光体上でのグループG2の主走査方向ビーム位
置とグループ3の主走査方向ビーム位置とのオフセット
量を走査する時間である。そして、ビデオクロックし号
VCK1、VCK2、VCK3の周波数スイープ開始点
は、それぞれ書き出し許可信号LS1、LS2、LS3
の周波数スイープ開始点に等しく、スイープ開始点から
の周波数変化タイミングは、ビデオクロック信号VCK
1、VCK2、VCK3ともに等しくなるように制御さ
れる。
【0072】すなわち、ビデオクロック信号VCK1、
VCK2,VCK3は、それぞれ周波数変化タイミング
がオフセットしており、その周波数変化タイミングオフ
セット量は、各ビームグループの主走査方向オフセット
量の走査に必要な時間となる。
【0073】従って、このように制御されたビデオクロ
ックVCK1、VCK2、VCK3を用いて、主走査方
向位置がほぼ等しい3つのビームグループを制御するこ
とによって、第1実施形態と同様に複数ビーム光源の光
走査装置における各ビームグループの主走査方向オフセ
ットを補正しつつ、走査倍率及び部分走査倍率の補正を
行なうことができ、常に全ての光ビームを理想的な位置
で走査することができるようになる。
【0074】なお、第1実施形態及び第2実施形態に係
る画像形成装置は、複数のVCK制御装置を複数持たな
くとも、図7に示すように、単一のVCK制御装置と複
数の遅延回路を用いてビデオクロックVCK1、VCK
2、VCK3を生成するようにしてもよい。なお、図7
において、第1実施形態及び第2実施形態と同一構成に
ついては同一符号を記載する。
【0075】すなわち、図7に示すように、単一のVC
K制御装置16を設ける。VCK制御装置16は、第1
実施形態及び第2実施形態と同様に、走査倍率及び部分
走査倍率を補正するための補正信号により、ビデオクロ
ック周波数をスイープする機能を持つ。そして、VCK
信号を基準として必要に応じて周波数をスイープさせた
SWEEP VCK信号を出力する。また、VCK制御
装置16は、第1実施形態及び第2実施形態と同様に、
クロック位相同期回路22より出力されるVCK信号及
びカウンタ回路20より出力される主走査位置信号が入
力される。
【0076】遅延回路30A、30B、30Cは、ビー
ム毎またはビームグループ毎に設けらており、最初に走
査するビームまたはビームグループに対応して設けらた
遅延回路30AがVCK制御装置16の出力側に接続さ
れ、該遅延回路30Aの出力側に続いて走査するビーム
またはビームグループに対応して設けられた遅延回路3
0Bが接続され、さらに遅延回路30Bの出力側に続い
て走査するビームまたはビームグループに対応して設け
られた遅延回路30Cが接続されている。なお、遅延回
路30AからVCK1信号が出力され、遅延回路30B
からVCK2信号が出力され、遅延回路30CからVC
K3信号が出力される。そして、遅延回路30Aにビー
ム1またはビームグループG1のビデオメモリを接続
し、遅延回路30Bにビーム2またはビームグループG
2のビデオメモリを接続し、遅延回路30Cにビーム3
またはビームグループG3のビデオメモリを接続して、
各遅延回路30A、30B、30Cの遅延時間をビーム
オフセット量に応じて設定することによって、第1実施
形態及び第2実施形態と同様に、複数ビーム光源の光走
査装置における各ビームグループの主走査方向オフセッ
トを補正しつつ、走査倍率及び部分走査倍率の補正を行
なうことが可能となる。
【0077】なお、図7には、第2実施形態と同様に、
3×3の2次元配置され、感光体上の主走査方向位置が
ほぼ等しい3つのビームをそれぞれG1、G2、G3の
3つのビームグループを形成する9ビームレーザアレイ
を用いたものを示す。 [第3実施形態]第3実施形態に係る画像形成装置は、
第1実施形態に係る画像形成装置に、さらに3つのビー
ムのオフセット量を測定する測定装置及びオフセット補
正の更新を行なう構成が追加されたものとされている。
【0078】なお、第1実施形態に係る画像形成装置と
同一構成については同一符号を付して説明を省略する。
【0079】図8には、主走査方向にオフセットした3
つのビームのオフセット量を測定する測定装置を示す。
図8に示すように、被走査媒体上に相当する位置に光セ
ンサ32が配置され、所定レベル以上の光量で該光セン
サ32が露光されると、光センサ32から光検知信号と
してデジタル信号でハイレベル(H)が出力される。な
お、光センサ32は、第1実施形態及び第2実施形態に
おけるSOS信号検知用光検出器24を用いるようにし
てもよい。
【0080】図9に示すように、光センサ32の出力
は、カウント制御回路34に入力されるようになってお
り、カウンタ制御回路34には、2つのカウンタ36、
38が接続されており、カウント制御回路34よりカウ
ント許可信号が出力されることによってカウンタ36、
38のカウントが開始されるようになっている。なお、
カウンタ36は、光センサ32がビーム1を検知してか
らビーム2を検知するまでの時間T12A(図10参
照)をカウントし、カウンタ38は、光センサ32がビ
ーム2を検知してからビーム3を検知するまでの時間T
23A(図10参照)をカウントする。
【0081】カウンタ36、38の出力は、書き出し開
始時間及びビデオクロック信号のオフセット時間を更新
するためのタイミング変更信号を生成するビームオフセ
ット演算器40に接続されており、ビームオフセット演
算器40は、書き出し許可信号発生器18及びVCK制
御装置16(16A、16B、16C)に接続され、書
き出し許可信号発生器18に対してタイミング変更信号
が出力され、VCK制御装置16´に対してタイミング
変更信号が出力されるようになっている。なお、タイミ
ング信号は基本的には同一信号であるが、それぞれ異な
る信号としてもよい。
【0082】また、VCK制御装置16´及び書き出し
許可信号発生器18´は、第1実施形態におけるVCK
制御装置16A、16B、16C及び書き出し許可信号
発生器18に対応するが、第1実施形態におけるVCK
制御装置及び書き出し許可信号発生器18に対して、タ
イミング変更信号によって、それぞれに記憶された設定
値を更新する機能を有する構成とされている。
【0083】なお、光センサ32は本発明の測定手段に
相当し、カウント制御回路34、カウンタ36、38及
びビームオフセット演算器40は本発明の更新設定手段
に相当する。
【0084】続いて、ビームオフセット量の測定及びビ
ームオフセット補正の更新について説明する。
【0085】図10には、光センサ32上をビームで走
査し、得られた光検知信号のタイミングチャートを示
す。
【0086】ここで、ビーム1とビーム2の間隔がBP
12(図8参照)、ビーム2とビーム3の間隔をBP2
3(図8参照)、ビーム1に対応する光検出信号とビー
ム2に対応する光検知信号の立ち上がりタイミングの差
をT12A、ビーム2に対応する光検知信号とビーム3
に対応する光検知信号の立ち上がりタイミングの差をT
23A、ビーム走査速度をVSとすると、 BP12=T12A×VS・・・(1) BP23=T23A×VS・・・(2) として、ビーム間距離を求めることができる。
【0087】また、カウント制御回路34に光検知信号
が入力されると、カウント許可信号が各カウンタ36、
38に出力される。カウンタ36では、T12Aがカウ
ントされ、カウンタ38では、T23Aがカウントされ
る。すなわち、光センサ32によってビーム1が検知さ
れると、カウント制御回路34よりカウント許可信号1
がカウンタ36に出力されカウンタ36のカウントが開
始され、光センサ32によってビーム2が検知されて、
カウント制御回路34よりカウント許可信号1再びがカ
ウンタ36に出力されることによってT12Aのカウン
トが終了する。また同時に、ビーム2が検知された場合
には、カウント制御回路34よりカウント許可信号2が
カウンタ38に出力され、ビーム3が検知されることに
よってカウント制御回路34よりカウント許可信号2が
カウンタ38に出力されるまでカウンタ38によるカウ
ントが行なわれて、T23Aがカウントされる。そし
て、それぞれのカウンタ36、38の出力は、ビームオ
フセット演算器40に出力される。
【0088】ビームオフセット演算器40では、それぞ
れのカウンタ36、38でカウントされたT12A及び
T23Aに基づき、上述の(1)式及び(2)式からビ
ーム間距離が算出され、算出されたビーム間距離に対応
したVCK信号のカウント数が算出され、書き出し許可
信号発生器18´及びVCK制御装置16´に予め記憶
された設定値を更新するタイミング変更信号が出力され
る。これによって、各ビームの書き出し時間及びビデオ
クロック信号のオフセット時間が更新される。従って、
ビームの書き出し時間及び各ビーム間のオフセット量を
実測に基づいて変更することができるので、光ビームを
理想的な位置で走査することができ、画質の低下を防止
することが可能となる。
【0089】以上の説明はビーム間距離が十分に離れて
いる場合について説明したが、ビーム間隔が狭く、1つ
の光センサで各ビームを独立に検知不可能または困難な
場合には、図11に示すように、複数の光センサ32
A、32B、32Cを有する測定装置を用いることによ
り実現可能である。
【0090】すなわち、ビーム1検知用の光センサ32
Aとビーム2検知用の光センサ32Bとの間隔をSP1
2、ビーム2検知用の光センサ32Bとビーム3検知用
の光センサ32Cとの間隔をSP23とし、全ビームを
点灯させて、各光センサ32A、32B、32Cを露光
すると、図12(A)に示すように、光検知信号が近接
して出力される。そこで各光センサ32A、32B、3
2Cの露光に先んじるタイミングで、対応するビームの
みを点灯し、光センサ32A、32B、32Cを露光し
た後対応するビームを消灯することにより、光センサ3
2A、32B、32Cを露光すると、図12(B)に示
すような光検知信号を得ることができる。
【0091】ここで、ビーム1とビーム2の間隔をBP
12、ビーム2とビーム3の間隔をBP23、ビーム1
に対応する光センサ32Aの光検知信号とビーム2に対
応する光センサ32Bの光検知信号の立ち上がりタイミ
ングの差をT12B、ビーム2に対応する光センサ32
Bの光検知信号とビーム3に対応する光センサ32Cの
光検知信号の立ち上がりタイミングの差をT23B、ビ
ーム走査速度をVSとすると、 BP12=(T12B×VS)−SP12・・・(3) BP23=(T23B×VS)−SP23・・・(4) として、ビーム間距離を求めることができる。
【0092】そして、ビームオフセット補正の更新を行
なう構成としては、図9に示したカウント制御回路34
に入力される光検知信号が3つになり、カウント許可信
号1を光センサ32Aの光検知信号の立ち上がりから光
センサ32Bの光検知信号の立ち上がりまでの時間と
し、カウント許可信号2を光センサ32Bの光検知信号
の立ち上がりから光センサ32Cの光検知信号立ち上が
りまでの時間に置き換えることにより、上述したよう
に、各ビームの書き出し開始時間及びビデオクロック信
号のオフセット時間を更新することができる。従って、
各ビームを独立に検知不可能または困難な場合でも、上
記測定装置を用いることにより、ビームの書き出し時間
及び各ビーム間のオフセット量を実測に基づいて変更す
ることができるので、光ビームを理想的な位置で走査す
ることができ、画質の低下を防止することが可能とな
る。
【0093】なお、第3実施形態における測定装置の光
センサの保持位置は、被走査媒体上相当の位置でなくて
もよく、光センサ上のビーム間距離と、被走査媒体上の
ビーム間距離との関係が予め判明していれば、測定した
光センサ上のビーム間距離から、被走査媒体上のビーム
間距離を算出することも可能である。
【0094】また、第3実施形態では、第1実施形態に
係る画像形成装置に、ビームのオフセット量を測定する
測定装置及びオフセット補正の更新を行なう構成を追加
したものとして説明したが、ビームを第2実施形態に係
る画像形成装置のビームのXグループに置き換えること
で、ビームのオフセット量を測定する測定装置及びオフ
セット補正の更新を行なう構成を追加するようにしても
よい。
【0095】また、第1実施形態及び第2実施形態にお
ける書出し許可信号発生器18及びVCK16A、16
B、16Cに記憶される設定値は、予め設定しなくても
よく、例えば、第3実施形態におけるカウント制御回路
34、カウンタ36、38及びビームオフセット演算器
40を書出し許可信号発生器18及びVCK制御装置1
6A、16B、16Cのそれぞれに設け、SOS信号検
知用光検知器24によりそれぞれのビームを検出するよ
うに構成することによって、ビームオフセット量を演算
して設定するようにしてもよい。
【0096】さらに、本発明の実施の形態に係る光走査
装置における複数光源は、独立変調が可能であればデバ
イスを限定するものではないが、光源に面発光レーザを
用いれば、2次元に配置した複数光源を比較的容易かつ
安価に製造することができる。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、周
波数変更タイミング制御手段によって、複数ビーム間に
生じる走査手段による被走査媒体上の走査方向オフセッ
ト距離の走査に要する時間と略同時間だけ周波数変更タ
イミングをオフセットするように、クロック発生手段よ
り出力される複数クロック信号のうちのオフセットした
ビームに対応するクロック信号の発振周波数変更タイミ
ングを制御することにより、走査方向にオフセットした
ビームを同一の走査方向位置から周波数スイープを開始
させることができるので、変調手段によるビームの変調
タイミングについてもオフセット距離に対応して変調す
れば、複数ビーム光源を持つ光走査装置において、各ビ
ームの主走査方向オフセットを補正しつつ、少なくとも
1部分の走査倍率の補正を行なうことができ、常に全て
の光ビームを理想的な位置で走査できる、という効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の
制御部及びレーザアレイとその駆動回路の概略構成を示
すブロック図である。
【図2】 本発明の第1実施形態における感光体上の複
数ビームを示す図である。
【図3】 SOS信号と書き出し許可信号とビデオクロ
ック信号を示すタイミングチャートである。
【図4】 本発明の第1実施形態の作用を説明するため
の図である。
【図5】 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の
制御部及びレーザアレイとその駆動回路の概略構成を示
すブロック図である。
【図6】 本発明の第2実施形態における感光体上の複
数ビームを示す図である。
【図7】 本発明の第1実施形態及び第2実施形態の変
形例を示すブロック図である。
【図8】 本発明の第3実施形態に係る画像形成装置に
おける主走査方向にオフセットした3つのビームのオフ
セット量を測定する測定装置を示す図である。
【図9】 本発明の実施の形態に係る画像形成装置にお
けるオフセット補正の更新を行なう構成を示すブロック
図である。
【図10】 光センサ上をビームで走査することにより
得られる光検知信号を示すタイミングチャートである。
【図11】 測定装置の変形例を示す図である。
【図12】 測定装置の変形例における光センサ上をビ
ームで走査することにより得られる光検知信号を示すタ
イミングチャートである。
【図13】 光走査装置の概略構成を示す斜視図であ
る。
【図14】 画像形成装置の概略構成を示す図である。
【図15】 レジ検知センサによるレジマーク検出を示
す図である。
【図16】 レジマーク検知位置を示す図である。
【図17】 複数ビームのオフセット分を走査する時間
がビデオクロックの整数倍になっている場合のビデオク
ロックの遅延を示す図である。
【図18】 複数ビームのオフセット分を走査する時間
がビデオクロックの整数倍にならない場合のビームクロ
ックの遅延を示す図である。
【図19】 複数ビームのオフセット分を走査する時間
がビデオクロックの整数倍にならない場合にビームクロ
ックを遅延させた場合を示す図である。
【符号の説明】
10 レーザアレイ 12 レーザ駆動回路 14 ビデオメモリ 16 VCK制御装置 18 書き出し許可信号発生器 20 カウンタ回路 22 クロック位相同期回路 24 SOS信号検知用光検知器 26 発振器 32 光センサ 34 カウント制御回路 36、38 カウンタ 40 ビームオフセット演算器 56 回転多面鏡 60 走査レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/113 H04N 1/04 104A 1/23 103 Fターム(参考) 2C362 BA51 BA68 BA70 BB28 BB29 BB37 BB38 CA18 CA39 CB02 CB07 CB13 2H045 BA22 BA23 BA33 BA34 CA98 CA99 DA26 DA41 2H076 AB05 AB06 AB12 AB32 AB67 AB72 5C072 AA03 BA04 HA06 HA13 HB11 HB13 UA14 XA05 5C074 AA08 BB17 CC26 DD11 DD16 EE02 EE06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数ビームを射出する光源と、 前記複数ビームが被走査媒体上に結像するように走査す
    る走査手段と、 前記複数ビーム各々に対応する変調信号に基づき、前記
    複数ビーム各々に対応し、前記走査手段による1走査期
    間中の少なくとも1部分発振周波数を変更可能な複数ク
    ロック信号に同期して、前記複数ビームを変調する変調
    手段と、 前記複数クロック信号を出力するクロック発生手段と、 前記クロック発生手段に周波数変更タイミング制御信号
    を出力することで、前記複数クロック信号の発振周波数
    を変更するタイミングを制御する周波数変更タイミング
    制御手段と、 を備え、 前記周波数変更タイミング制御手段が、前記複数ビーム
    間に生じる前記走査手段による被走査媒体上の走査方向
    オフセット距離の走査に要する時間と略同時間だけ周波
    数変更タイミングをオフセットするように、前記複数ク
    ロック信号のうちのオフセットしたビームに対応するク
    ロック信号の発振周波数変更タイミングを制御すること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記光源は、前記走査手段による走査方
    向の位置が略同一の複数ビームからなるグループをビー
    ムグループとする複数の前記ビームグループからなり、
    前記周波数変更タイミング制御手段は、前記ビームグル
    ープ毎に前記発振周波数変更タイミングを制御すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記周波数変更タイミング制御手段は、
    前記走査方向オフセット距離を生じるビームによるそれ
    ぞれの走査開始に同期した信号に基づいて前記走査方向
    オフセット距離を算出し、算出結果に応じて前記発振周
    波数変更タイミングを制御することを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 所定のタイミングで前記走査方向オフセ
    ット距離を測定する測定手段と、前記測定手段の測定結
    果に応じて前記走査方向オフセット距離を更新設定する
    更新設定手段と、をさらに備えることを特徴とする請求
    項1乃至請求項3の何れか1項に記載の画像形成装置。
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