JP2002339841A - 車両の油圧式エンジン始動装置 - Google Patents

車両の油圧式エンジン始動装置

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JP2002339841A
JP2002339841A JP2001145460A JP2001145460A JP2002339841A JP 2002339841 A JP2002339841 A JP 2002339841A JP 2001145460 A JP2001145460 A JP 2001145460A JP 2001145460 A JP2001145460 A JP 2001145460A JP 2002339841 A JP2002339841 A JP 2002339841A
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hydraulic
engine
transmission
hydraulic motor
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Ryuichi Mori
隆一 森
Junya Tachikawa
純也 立川
Koichi Fushimi
宏一 伏見
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Honda Motor Co Ltd
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N7/00Starting apparatus having fluid-driven auxiliary engines or apparatus
    • F02N7/08Starting apparatus having fluid-driven auxiliary engines or apparatus the engines being of rotary type

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動停止・始動機能を備えた車両用のエンジ
ンを、油圧モータでクランキングして始動する車両の油
圧式エンジン始動装置において、前記油圧モータを利用
してトランスミッションの油圧クラッチを作動させる油
圧を速やかに立ち上げる。 【解決手段】 オイルポンプ22、アキュムレータ25
およびソレノイドバルブ26を備えた油圧モータ駆動装
置20から第1の油路L1を介して供給される油圧で油
圧モータMhを駆動してエンジンEを始動し、油圧モー
タMhから排出されるオイルを油圧モータ駆動装置20
に戻す第2の油路L2の途中にトランスミッションTを
配置することで、エンジンEの始動と同時にトランスミ
ッションTの油圧を立ち上げて油圧クラッチの係合を可
能にし、油圧クラッチの係合ショックを回避しながら車
両の速やかな発進を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動停止・始動機
能を備えた車両用のエンジンを、油圧モータでクランキ
ングして始動する車両の油圧式エンジン始動装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】走行中の車両が停止し、かつ所定の条件
が成立したときにエンジンを自動的に停止させ、また車
両を発進させるべくアクセルペダルが踏み込まれたとき
にエンジンを自動的に始動することにより、燃料の節減
や排気エミッションの低減を図ったエンジンの自動停止
・始動装置が、特開平8−14076号公報、特開20
00−46165号公報により公知である。
【0003】ところで、トランスミッションの油圧クラ
ッチを作動させる油圧はエンジンで駆動されるオイルポ
ンプにより発生するため、車両の停止時にエンジンを停
止させると前記オイルポンプも停止してしまう。従っ
て、車両の発進時にエンジンを始動してオイルポンプを
駆動しても、トランスミッションの油圧クラッチを作動
させるのに必要な油圧を即座に立ち上げることが難しく
なる。このような理由でトランスミッションの油圧の立
ち上げが遅れると、エンジン回転数が増加してから油圧
クラッチが遅れて係合してしまい、油圧クラッチの係合
ショックが発生してスムーズな発進ができなくなる問題
がある。
【0004】これを回避するために、上記特開平8−1
4076号公報に記載されたものは、エンジンで駆動さ
れるオイルポンプにより蓄圧される大型のアキュムレー
タを備えており、エンジンの始動時に前記アキュムレー
タからトランスミッションに作動油を供給して油圧クラ
ッチの係合に必要な油圧を確保している。また上記特開
2000−46165号公報に記載されたものは、エン
ジンで駆動されるオイルポンプとは別個の電動オイルポ
ンプを備えており、エンジンで駆動されるオイルポンプ
が充分な油圧を発生できないエンジンの始動時に、電動
オイルポンプが発生した油圧でトランスミッションの油
圧クラッチを作動させるようになっている。
【0005】またエンジンの始動に先立って電動油圧ポ
ンプでエンジンの被潤滑部に潤滑油を供給し、エンジン
の始動時に前記被潤滑部が異常摩耗するのを防止するも
のが、特開平6−101606号公報により公知であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記特開
平8−14076号公報に記載されたものは大型のアキ
ュムレータを必要とし、また上記特開2000−461
65号公報、特開平6−101606号公報に記載され
たものは電動オイルポンプを必要とするため、コストの
上昇、消費エネルギーの増加およびバッテリの消費量の
増加を招く問題があった。
【0007】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、エンジンを始動する油圧モータを利用してトランス
ミッションの油圧クラッチを作動させる油圧あるいはエ
ンジンを潤滑する油圧を速やかに立ち上げることを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明によれば、エンジンと、
前記エンジンの出力を変速して駆動輪に伝達するトラン
スミッションと、油圧を発生する油圧源と、前記油圧源
が発生した油圧を蓄圧するアキュムレータと、前記エン
ジンを始動する油圧モータと、前記アキュムレータから
前記油圧モータにオイルを供給する第1の油路と、前記
油圧モータから前記油圧源にオイルを戻す第2の油路と
を備え、前記第2の油路を流れるオイルを前記トランス
ミッションの作動油あるいは前記エンジンの潤滑油とし
て用いることを特徴とする車両の油圧式エンジン始動装
置が提案される。
【0009】上記構成によれば、油圧源が発生した油圧
を蓄圧するアキュムレータから第1の油路を介して供給
されるオイルで油圧モータを駆動し、油圧モータが発生
する駆動力でエンジンをクランキングして始動すること
ができる。また油圧モータから排出されたオイルにはま
だ充分な油圧が残っており、そのオイルを油圧源に戻す
第2の油路の中間部にトランスミッションあるいはエン
ジンを配置し、そのオイルをトランスミッションの作動
油あるいはエンジンの潤滑油として用いるので、油圧モ
ータによるエンジンの始動と同時にトランスミッション
の油圧を立ち上げて油圧クラッチの係合ショックを発生
させることなく車両を発進させることができ、あるいは
油圧モータによるエンジンの始動と同時にエンジンの被
潤滑部を潤滑して異常摩耗の発生を防止することができ
る。
【0010】また請求項2に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、前記トランスミッションまた
は前記エンジンとオイルクーラとの間でオイルを循環さ
せる第3の油路を備え、前記第3の油路の少なくとも一
部が前記第2の油路の少なくとも一部を兼ねることを特
徴とする車両の油圧式エンジン始動装置が提案される。
【0011】上記構成によれば、オイルクーラにオイル
を循環させる第3の油路の少なくとも一部が第2の油路
の少なくとも一部を兼ねるので、油圧モータを作動させ
るための第2の油路の長さを最小限に抑えることができ
る。
【0012】また請求項3に記載された発明によれば、
エンジンと、前記エンジンの出力を変速して駆動輪に伝
達するトランスミッションと、油圧を発生する油圧源
と、前記油圧源が発生した油圧を蓄圧するアキュムレー
タと、前記エンジンを始動する油圧モータと、前記アキ
ュムレータから前記油圧モータにオイルを供給する第1
の油路と、前記油圧モータから前記油圧源にオイルを戻
す第2の油路と、前記油圧モータにより駆動されるオイ
ルポンプとを備え、前記オイルポンプから供給されるオ
イルを前記トランスミッションの作動油あるいは前記エ
ンジンの潤滑油として用いることを特徴とする車両の油
圧式エンジン始動装置が提案される。
【0013】上記構成によれば、油圧源が発生した油圧
を蓄圧するアキュムレータから第1の油路を介して供給
されるオイルで油圧モータを駆動し、油圧モータが発生
する駆動力でエンジンをクランキングして始動すること
ができる。また油圧モータにより駆動されるオイルポン
プから供給されるオイルをトランスミッションの作動油
あるいはエンジンの潤滑油として用いるので、油圧モー
タによるエンジンの始動と同時にトランスミッションの
油圧を立ち上げて油圧クラッチの係合ショックを発生さ
せることなく車両を発進させることができ、あるいは油
圧モータによるエンジンの始動と同時にエンジンの被潤
滑部を潤滑して異常摩耗の発生を防止することができ
る。
【0014】また請求項4に記載された発明によれば、
エンジンと、前記エンジンの出力を変速して駆動輪に伝
達するトランスミッションと、油圧を発生する油圧源
と、前記油圧源が発生した油圧を蓄圧するアキュムレー
タと、前記エンジンを始動する油圧モータと、前記アキ
ュムレータから前記油圧モータにオイルを供給する第1
の油路と、前記油圧モータから前記油圧源にオイルを戻
す第2の油路と、前記第1の油路を流れるオイルで作動
するオイル供給装置とを備え、前記オイル供給装置から
供給されるオイルを前記トランスミッションの作動油あ
るいは前記エンジンの潤滑油として用いることを特徴と
する車両の油圧式エンジン始動装置が提案される。
【0015】上記構成によれば、油圧源が発生した油圧
を蓄圧するアキュムレータから第1の油路を介して供給
されるオイルで油圧モータを駆動し、油圧モータが発生
する駆動力でエンジンをクランキングして始動すること
ができる。また第1の油路を流れるオイルで作動するオ
イル供給装置から供給されるオイルをトランスミッショ
ンの作動油あるいはエンジンの潤滑油として用いるの
で、油圧モータによるエンジンの始動と同時にトランス
ミッションの油圧を立ち上げて油圧クラッチの係合ショ
ックを発生させることなく車両を発進させることがで
き、あるいは油圧モータによるエンジンの始動と同時に
エンジンの被潤滑部を潤滑して異常摩耗の発生を防止す
ることができる。
【0016】また請求項5に記載された発明によれば、
請求項1〜請求項4の何れか1項の構成に加えて、前記
トランスミッションのリザーバを前記油圧源のリザーバ
に共用したことを特徴とする車両の油圧式エンジン始動
装置が提案される。
【0017】上記構成によれば、トランスミッションの
リザーバを油圧源のリザーバに共用したので、油圧源に
特別のリザーバを設ける必要がなくなって部品点数が削
減される。
【0018】尚、実施例のオイルポンプ22は本発明の
油圧源に対応する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0020】先ず、図1および図2に基づいて本発明の
第1実施例を説明する。
【0021】図1に示すように、自動停止・始動機能を
備えた車両用のエンジンEにトランスミッションTが一
体に結合されており、エンジンEに始動装置Sが設けら
れる。始動装置Sは一対のベアリング11,12で支持
されたスタータシャフト13と、スタータシャフト13
に相対回転不能かつ軸方向移動可能に支持されたドライ
ブギヤ14と、ドライブギヤ14を軸方向に進退させる
電磁アクチュエータ15と、スタータシャフト13を一
方向クラッチ16を介して駆動する油圧モータMhと、
スタータシャフト13を一方向クラッチ17を介して駆
動する電気モータMeとを備える。従って、電磁アクチ
ュエータ15でドライブギヤ14を突出させてエンジン
Eのクランクシャフト18に設けたドリブンギヤ19に
噛み合わせた状態で、油圧モータMhあるいは電気モー
タMeを駆動することにより、スタータシャフト13、
ドライブギヤ14およびドリブンギヤ19を介してクラ
ンクシャフト18をクランキングしてエンジンEを始動
することができる。
【0022】油圧モータMhを駆動する油圧モータ駆動
装置20は、ポンプ駆動用モータ21と、ポンプ駆動用
モータ21により駆動されるオイルポンプ22と、オイ
ルポンプ22の吸入ポートに接続されたリザーバ23
と、オイルポンプ22の吐出ポートを油圧モータMhに
接続する第1の油路L1に上流側から下流側に順次配置
されたチェックバルブ24、アキュムレータ25および
ソレノイドバルブ26とを備える。油圧モータMhとリ
ザーバ23とは第2の油路L2で接続されており、この
第2の油路L2の上流部分L2aと下流部分L2bとの
間にトランスミッションTが接続される。トランスミッ
ションTの内部には、オイルを第2の油路L2の下流部
分L2bを介してリザーバ23に戻すためのオイル戻し
ポンプ27が設けられる。
【0023】トランスミッションTは油圧クラッチ、ト
ルクコンバータ、制御バルブ等を含む油圧回路を備えて
おり、この油圧回路はエンジンEにより駆動されるオイ
ルポンプ(図示せず)が発生する油圧で作動する。そし
て前記第2の油路L2はトランスミッションTの油圧回
路に接続される。
【0024】しかして、自動停止・始動機能を備えたエ
ンジンEは、交差点等で車両が減速して停止したときに
燃料供給の遮断により自動的に停止し、車両を発進させ
るべくドライバーがアクセルペダルを踏み込んだときに
自動的に始動する。このエンジンEの始動は油圧モータ
Mhにより行われるもので、ポンプ駆動用モータ21で
作動するオイルポンプ22でアキュムレータ25を蓄圧
し、アクセルペダルの踏み込みと同時にソレノイドバル
ブ26を所定時間(例えば、0.2sec)開弁してア
キュムレータ25から油圧モータMhにオイルを供給
し、油圧モータMhでクランクシャフト18をクランキ
ングしてエンジンEを始動する。
【0025】尚、電気モータMeは油圧モータMhやそ
の駆動系が正常に作動できない環境のときなどにエンジ
ンEを始動するためのもので、通常時には使用されな
い。また油圧モータMhを駆動したとき、その駆動力は
一方向クラッチ17で遮断されて電気モータMeに伝達
されることはなく、逆に電気モータMeを駆動したと
き、その駆動力は一方向クラッチ16で遮断されて油圧
モータMhに伝達されることはない。
【0026】図2において、時刻t1に油圧モータMh
を駆動してエンジンEのクランキングを開始し、時刻t
2にエンジンEが始動したとする。この場合、エンジン
Eにより駆動されるオイルポンプの出力油圧(破線参
照)はエンジン回転数の増加に応じてゆっくりと増加す
るため、トランスミッションTの油圧クラッチを適正に
制御するのに必要な油圧(鎖線参照)が得られるのは、
エンジンEの始動後に所定時間が経過した時刻t3とな
り、その時刻t3まで車両を発進させることができなく
なる。そして時刻t3に油圧クラッチが係合したとき、
エンジン回転数が必要以上に高まっているため、油圧ク
ラッチの係合ショックが発生してスムーズな発進が阻害
されてしまう。
【0027】しかしながら、本実施例によれば、時刻t
1に油圧モータMhが作動すると同時に、油圧モータM
hから排出された、まだ充分な油圧を持ったオイルが第
2の油路L2を経てトランスミッションTに供給される
ため、トランスミッションT内の油圧が速やかに立ち上
がって必要な油圧を越えるため、油圧クラッチの係合シ
ョックを発生させることなく、エンジンEの始動と同時
に遅滞なく車両を発進させることができる。エンジンE
の始動に伴ってソレノイドバルブ26が閉弁するため、
油圧モータMhを経由したオイルをトランスミッション
Tに供給することができなくなるが、このとき既にエン
ジンEにより駆動されるオイルポンプが充分なオイルを
トランスミッションTに供給するため、トランスミッシ
ョンTの作動を支障なく続行することができる。
【0028】次に、図3に基づいて本発明の第2実施例
を説明する。
【0029】第2実施例は第1実施例を改良したもの
で、油圧モータ駆動装置20がリザーバ23を備えてお
らず、トランスミッションTに既設のリザーバ28を油
圧モータ駆動装置20のリザーバに兼用して部品点数を
削減したものである。この場合、オイルポンプ22の吸
入ポートは第2の油路L2の下流端に直接接続される。
これにより油圧モータ駆動装置20にオイルを戻すため
のオイル戻しポンプ27(図1参照)をトランスミッシ
ョンT側に設ける必要がなくなり、部品点数の更なる削
減が可能になる。
【0030】次に、図4に基づいて本発明の第3実施例
を説明する。
【0031】第3実施例は第2実施例を改良したもの
で、トランスミッションTの油圧回路から出てリザーバ
28に戻る第3の油路L3にオイルクーラ29が設けら
れる。第3の油路L3はトランスミッションTの油圧回
路からオイルクーラ29までの上流部分L3aと、オイ
ルクーラ29からリザーバ28までの下流部分L3bと
を含み、第3の油路L3の上流部分L3aの一部は第2
油路L2の下流部分L2bの一部に兼用されている。こ
のように、既設のオイルクーラ29の第3の油路L3を
始動装置Sの第2の油路L2に兼用することで、油路の
全長の短縮を図ることができる。
【0032】次に、図5に基づいて本発明の第4実施例
を説明する。
【0033】第4実施例は、油圧モータMhの出力軸3
0にオイルポンプ31を設けたもので、オイルポンプ3
1の吐出ポートとトランスミッションTとが第4の油路
L4の上流部分L4aで接続され、トランスミッション
Tとオイルポンプ31の吸入ポートとが第4の油路L4
の下流部分L4bで接続される。
【0034】本第4実施例によっても、エンジンEを始
動すべく油圧モータMhが作動した瞬間にオイルポンプ
31が作動してトランスミッションTの油圧回路にオイ
ルを供給するので、エンジンEの始動と同時にトランス
ミッションTの油圧を立ち上げて車両を速やかに発進さ
せることができる。しかもトランスミッションTの油圧
回路の作動油と、油圧モータMhの作動油とが完全に分
離されているので、多数の制御バルブを備えているため
に異物の混入に弱いトランスミッションTの油圧回路に
トラブルが発生するのを未然に防止することができる。
またトランスミッションTの作動油と別種の作動油を油
圧モータMhが用いることができ、しかも高温となった
トランスミッションTの作動油に晒される部品を少なく
することができる。
【0035】次に、図6および図7に基づいて本発明の
第5実施例を説明する。
【0036】第5実施例は第4実施例を変形したもの
で、第1の油路L1のソレノイドバルブ26の下流側か
ら分岐する第5の油路L5がオイル供給装置32の入口
ポートに連通しており、オイル供給装置32の排出ポー
トに連通する第8の油路L8はチェックバルブ33を介
して第2の油路L2に連通する。オイル供給装置32
は、チェックバルブ34と、チェックバルブ34に並列
に接続された絞り35と、遅延手段を構成するアキュム
レータ36と、段付きのピストン37が摺動自在に嵌合
する段付きのシリンダ38とを備えており、シリンダ3
8の小径側が第5の油路L5に連通し、大径側がチェッ
クバルブ39を有する第6の油路L6を介してトランス
ミッションTに連通する。そして第6の油路L6の中間
部とトランスミッションTとがチェックバルブ40を有
する第7の油路L7で連通する。
【0037】しかして、ソレノイドバルブ26を所定時
間開弁するとエンジンEを始動するための油圧モータM
hが作動し、これと同時にチェックバルブ34を介して
段付きのシリンダ38の小径側のポートに油圧が作用し
てピストン37が左動する。これにより、段付きのシリ
ンダ38の大径側のポートに発生した油圧がトランスミ
ッションTに供給されて油圧回路を作動させることで、
エンジンEの始動と同時に油圧クラッチの係合ショック
を発生させることなく車両を発進させることが可能とな
る。
【0038】このときの作用を更に詳しく説明すると、
ソレノイドバルブ26が開弁した瞬間に供給される油圧
でオイル供給装置32のアキュムレータ36が瞬間的に
蓄圧され、遅延手段を構成するアキュムレータ36から
段付きのシリンダ38の小径側のポートにゆっくりと油
圧が供給されることでピストン37が駆動される。仮
に、アキュムレータ36が設けられていないとすると、
ソレノイドバルブ26を短時間(例えば、0.2se
c)開弁するだけでは、ピストン37を必要なストロー
クだけ駆動することが不可能となる。
【0039】ピストン37の小径側の面積と大径側の面
積との比が1:10であるとすると、例えば30Mpa
に蓄圧されたアキュムレータ36からシリンダ38に3
ccのオイルが供給されてアキュムレータ36の内圧が
10Mpaに減少したときに、シリンダ38からトラン
スミッションTに1Mpaのオイルを30cc供給する
ことができる。このように、オイル供給装置32を設け
たことにより、トランスミッションTに供給されるオイ
ルの圧力および流量を任意に設定することができるの
で、図7に示すように、オイル供給装置32からトラン
スミッションTに供給されるオイルの油圧変化特性を実
線のように変化させ、トランスミッションTの油圧クラ
ッチを適正に制御するのに必要な油圧(鎖線参照)を僅
かに上回るように設定すればアキュムレータ25に蓄圧
したオイルの消費を抑えることができ、かつオイルポン
プ22を駆動するポンプ駆動用モータ21の消費電力を
最小限に抑えてエネルギーの節減に寄与することがで
き、更にアキュムレータ25の容量を小さくすることが
できる。
【0040】エンジンEの始動後に該エンジンEにより
駆動されるオイルポンプが充分な機能を発揮するように
なると、トランスミッションTからチェックバルブ40
を介してオイル供給装置32に戻されたオイルでピスト
ン37が右動し、シリンダ38から押し出されたオイル
は絞り35およびチェックバルブ33を介して油圧モー
タ駆動装置20のリザーバ23に戻される。尚、前記絞
り35は、オイル供給装置32の作動時(トランスミッ
ションTへのオイル供給時)にできるだけ影響を与えな
いように径および長さがチューニングされる。
【0041】本第5実施例によっても、エンジンEを始
動すべく油圧モータMhが作動した瞬間にオイル供給装
置32が作動してトランスミッションTの油圧回路にオ
イルを供給するので、エンジンEの始動と同時にトラン
スミッションTの油圧を立ち上げて車両を速やかに発進
させることができる。しかもトランスミッションTの油
圧回路の作動油と、油圧モータMhの作動油とが完全に
分離されているので、多数の制御バルブを備えているた
めに異物の混入に弱いトランスミッションTの油圧回路
にトラブルが発生するのを未然に防止することができ
る。
【0042】本発明の各実施例では、作動油をトランス
ミッションTの油圧クラッチを係合させる作動油として
説明しているが、トランスミッションTの各部を潤滑す
る潤滑油として考えても良い。
【0043】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0044】例えば、実施例ではエンジンEの始動と同
時にトランスミッションTに作動油を供給し、油圧クラ
ッチの係合ショックを回避しながら車両の速やかな発進
を可能にしているが、エンジンEの始動と同時にエンジ
ンEの被潤滑部に潤滑油を供給し、前記被潤滑部の異常
摩耗を回避することができる。
【0045】また第3実施例では、第3の油路L3の上
流部分L3aの一部を第2油路L2の下流部分L2bの
一部として兼用しているが、第3の油路L3の下流部分
L3bの一部を第2油路L2の下流部分L2bの一部と
して兼用しても良い。
【0046】また第1実施例〜第4実施例においても、
第5実施例と同様に油圧の元圧を必要最低油圧を僅かに
上回るように設定することができる。
【0047】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、油圧源が発生した油圧を蓄圧するアキュムレ
ータから第1の油路を介して供給されるオイルで油圧モ
ータを駆動し、油圧モータが発生する駆動力でエンジン
をクランキングして始動することができる。また油圧モ
ータから排出されたオイルにはまだ充分な油圧が残って
おり、そのオイルを油圧源に戻す第2の油路の中間部に
トランスミッションあるいはエンジンを配置し、そのオ
イルをトランスミッションの作動油あるいはエンジンの
潤滑油として用いるので、油圧モータによるエンジンの
始動と同時にトランスミッションの油圧を立ち上げて油
圧クラッチの係合ショックを発生させることなく車両を
発進させることができ、あるいは油圧モータによるエン
ジンの始動と同時にエンジンの被潤滑部を潤滑して異常
摩耗の発生を防止することができる。
【0048】また請求項2に記載された発明によれば、
オイルクーラにオイルを循環させる第3の油路の少なく
とも一部が第2の油路の少なくとも一部を兼ねるので、
油圧モータを作動させるための第2の油路の長さを最小
限に抑えることができる。
【0049】また請求項3に記載された発明によれば、
油圧源が発生した油圧を蓄圧するアキュムレータから第
1の油路を介して供給されるオイルで油圧モータを駆動
し、油圧モータが発生する駆動力でエンジンをクランキ
ングして始動することができる。また油圧モータにより
駆動されるオイルポンプから供給されるオイルをトラン
スミッションの作動油あるいはエンジンの潤滑油として
用いるので、油圧モータによるエンジンの始動と同時に
トランスミッションの油圧を立ち上げて油圧クラッチの
係合ショックを発生させることなく車両を発進させるこ
とができ、あるいは油圧モータによるエンジンの始動と
同時にエンジンの被潤滑部を潤滑して異常摩耗の発生を
防止することができる。
【0050】また請求項4に記載された発明によれば、
油圧源が発生した油圧を蓄圧するアキュムレータから第
1の油路を介して供給されるオイルで油圧モータを駆動
し、油圧モータが発生する駆動力でエンジンをクランキ
ングして始動することができる。また第1の油路を流れ
るオイルで作動するオイル供給装置から供給されるオイ
ルをトランスミッションの作動油あるいはエンジンの潤
滑油として用いるので、油圧モータによるエンジンの始
動と同時にトランスミッションの油圧を立ち上げて油圧
クラッチの係合ショックを発生させることなく車両を発
進させることができ、あるいは油圧モータによるエンジ
ンの始動と同時にエンジンの被潤滑部を潤滑して異常摩
耗の発生を防止することができる。
【0051】また請求項5に記載された発明によれば、
トランスミッションのリザーバを油圧源のリザーバに共
用したので、油圧源に特別のリザーバを設ける必要がな
くなって部品点数が削減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る油圧式エンジン始動装置の全
体構成図
【図2】第1実施例の作用を説明するタイムチャート
【図3】第2実施例に係る油圧式エンジン始動装置の全
体構成図
【図4】第3実施例に係る油圧式エンジン始動装置の全
体構成図
【図5】第4実施例に係る油圧式エンジン始動装置の全
体構成図
【図6】第5実施例に係る油圧式エンジン始動装置の全
体構成図
【図7】第5実施例の作用を説明するタイムチャート
【符号の説明】
E エンジン T トランスミッション L1 第1の油路 L2 第2の油路 L3 第3の油路 Mh 油圧モータ 22 オイルポンプ(油圧源) 25 アキュムレータ 28 リザーバ 31 オイルポンプ 32 オイル供給装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伏見 宏一 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3J552 MA01 MA06 MA12 NA01 NB01 PA02 PA26 QA30A QA33A QA42A QB07 RC01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(E)と、 前記エンジン(E)の出力を変速して駆動輪に伝達する
    トランスミッション(T)と、 油圧を発生する油圧源(22)と、 前記油圧源(22)が発生した油圧を蓄圧するアキュム
    レータ(25)と、 前記エンジン(E)を始動する油圧モータ(Mh)と、 前記アキュムレータ(25)から前記油圧モータ(M
    h)にオイルを供給する第1の油路(L1)と、 前記油圧モータ(Mh)から前記油圧源(22)にオイ
    ルを戻す第2の油路(L2)と、を備え、 前記第2の油路(L2)を流れるオイルを前記トランス
    ミッション(T)の作動油あるいは前記エンジン(E)
    の潤滑油として用いることを特徴とする車両の油圧式エ
    ンジン始動装置。
  2. 【請求項2】 前記トランスミッション(T)または前
    記エンジン(E)とオイルクーラ(29)との間でオイ
    ルを循環させる第3の油路(L3)を備え、前記第3の
    油路(L3)の少なくとも一部が前記第2の油路(L
    2)の少なくとも一部を兼ねることを特徴とする、請求
    項1に記載の車両の油圧式エンジン始動装置。
  3. 【請求項3】 エンジン(E)と、 前記エンジン(E)の出力を変速して駆動輪に伝達する
    トランスミッション(T)と、 油圧を発生する油圧源(22)と、 前記油圧源(22)が発生した油圧を蓄圧するアキュム
    レータ(25)と、 前記エンジン(E)を始動する油圧モータ(Mh)と、 前記アキュムレータ(25)から前記油圧モータ(M
    h)にオイルを供給する第1の油路(L1)と、 前記油圧モータ(Mh)から前記油圧源(22)にオイ
    ルを戻す第2の油路(L2)と、 前記油圧モータ(Mh)により駆動されるオイルポンプ
    (31)と、を備え、 前記オイルポンプ(31)から供給されるオイルを前記
    トランスミッション(T)の作動油あるいは前記エンジ
    ン(E)の潤滑油として用いることを特徴とする車両の
    油圧式エンジン始動装置。
  4. 【請求項4】 エンジン(E)と、 前記エンジン(E)の出力を変速して駆動輪に伝達する
    トランスミッション(T)と、 油圧を発生する油圧源(22)と、 前記油圧源(22)が発生した油圧を蓄圧するアキュム
    レータ(25)と、 前記エンジン(E)を始動する油圧モータ(Mh)と、 前記アキュムレータ(25)から前記油圧モータ(M
    h)にオイルを供給する第1の油路(L1)と、 前記油圧モータ(Mh)から前記油圧源(22)にオイ
    ルを戻す第2の油路(L2)と、 前記第1の油路(L1)を流れるオイルで作動するオイ
    ル供給装置(32)と、を備え、 前記オイル供給装置(32)から供給されるオイルを前
    記トランスミッション(T)の作動油あるいは前記エン
    ジン(E)の潤滑油として用いることを特徴とする車両
    の油圧式エンジン始動装置。
  5. 【請求項5】 前記トランスミッション(T)のリザー
    バ(28)を前記油圧源(22)のリザーバに共用した
    ことを特徴とする、請求項1〜請求項4の何れか1項に
    記載の車両の油圧式エンジン始動装置。
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