JP2002336968A - 抵抗溶接機及びその溶接機を用いた被覆導線の溶接方法 - Google Patents

抵抗溶接機及びその溶接機を用いた被覆導線の溶接方法

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JP2002336968A JP2001142825A JP2001142825A JP2002336968A JP 2002336968 A JP2002336968 A JP 2002336968A JP 2001142825 A JP2001142825 A JP 2001142825A JP 2001142825 A JP2001142825 A JP 2001142825A JP 2002336968 A JP2002336968 A JP 2002336968A
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等 芳賀
Hiroshi Yamada
弘志 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被覆導線と溶接材とを溶接する際に、被覆導
線の裸線部のばらけを簡単に防止して、工程数を低減す
る抵抗溶接機を提供する。 【解決手段】 上電極21及び下電極22からなる一対
の電極20の加圧方向に対する直交方向から、被覆導線
10の裸線部13を所定幅に挟持する第1ガイド31及
び第2ガイド32からなる一対の溶接ガイド30が設け
られ、この一対の溶接ガイド30は、少なくとも一方が
離接動するとともに、裸線部13に当接する挟持端31
a、32aに裸線部13の自由端部13a及び根元部1
3bを押えて中間部13cを解放させるための切欠部3
3が設けられ、一対の電極20は、離接動する電極、こ
こでは上電極21がその離接動の際に裸線部13の中間
部13cを跨いで切欠部33に出入りすることを特徴と
する抵抗溶接機としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被覆導線と接合
材とを抵抗溶接する抵抗溶接機、及びその溶接機を用い
た被覆導線の溶接方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の細線からなる裸線部が絶縁体であ
る被覆材により覆われた被覆導線(リード線やハーネス
等に使用される)を、端子や被覆導線等の接合材と溶接
するには、抵抗溶接が広く利用されている。
【0003】従来この種の抵抗溶接は、特開平10−1
72710号公報に記載の技術が知られている。これに
よると、被覆導線の先端の被覆材を所定長さ取り除いて
裸線部を露出させ、その露出させた裸線部と接合材とを
重ね合わせた後に一対の電極で挟んで加圧し、この加圧
状態で通電して抵抗熱を発生させて裸線部と接合材とを
溶接している。
【0004】この裸線部と接合材とを溶接する際に、重
ね合わせ部分には例えば1〜10kg/mm2という大
きな圧力が加えられ、裸線部を構成している複数の細線
が押し潰されてばらけ易くなっているので、その裸線部
に抵抗溶接に先立って導電性の細線を巻きつけて、細線
のばらけを防止している。
【0005】また、この細線のばらけを防止するには、
抵抗溶接の前に裸線部のみを仮溶接して複数の細線同士
を溶着させておいたり、抵抗溶接の前に裸線部にリング
やパイプを嵌めて束ねておいたりする方法も知られてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報の技術では、細線のばらけを防止するために抵抗溶接
の前に裸線部に細線を巻きつけておく等の中間工程が発
生してしまい、工程数が増加し、作業時間と手間がかか
っていた。
【0007】更に、仮溶接をする場合に、抵抗溶接をす
る溶接機と異なる溶接機を使用するならば、設備場所や
設備費等が必要となる問題があり、一台の溶接機で仮溶
接と抵抗溶接とをする場合では、加圧力等の設定を変え
なければならず、メンテナンスや設定の調節に手間がか
かるといった問題があった。
【0008】また、リングやパイプを使用する場合では
裸線部の太さに応じた径のリングやパイプが必要であり
コストの増加にもなっていた。
【0009】したがって、この発明は、被覆導線と溶接
材とを溶接する際に、被覆導線の裸線部のばらけを簡単
に防止して、工程数を低減する抵抗溶接機を提供すると
ともに、その溶接機を用いた被覆導線の溶接方法を提供
することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、請求項1に係る発明は、被覆材が取り除かれて複数
の細線が露出された被覆導線の裸線部とその裸線部に接
合される接合材とが重ねられて、少なくとも一方が離接
動する一対の電極間で加圧通電されて溶接される抵抗溶
接機において、一対の電極の加圧方向に対する直交方向
から裸線部を所定幅に挟持する一対の溶接ガイドが設け
られ、その一対の溶接ガイドは、少なくとも一方が離接
動するとともに、裸線部に当接する挟持端に裸線部の自
由端部及び根元部を押えて中間部を解放させるための切
欠部が設けられ、一対の電極は、離接動する電極がその
離接動の際に裸線部の中間部を跨いで切欠部に出入りす
ることを特徴とする抵抗溶接機としている。
【0011】請求項1の発明によれば、裸線部は、一対
の電極の加圧方向に対する直交方向から溶接ガイドの挟
持端によって、裸線部の自由端部及び根元部を所定の幅
になるように押えられ、切欠部で中間部を解放させ、そ
の中間部を跨いで切欠部に出入りする一対の電極によっ
て裸線部と接合材とが加圧通電されて溶接され、裸線部
のばらけが防止されて裸線部が収束され均一に溶接され
る。したがって、リングやパイプや細線等を使用して裸
線部を収束することが不要となってコストが抑えられ
る。
【0012】また、抵抗溶接の前に裸線部を収束してお
く中間工程が不要となって工程数の低減を図ることがで
きるとともに、例えば仮溶接に使用する溶接機等も不要
となりメンテナンスの手間や設備費も低減される場合が
ある。
【0013】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
抵抗溶接機において、一対の電極は、裸線部に当接する
当接面が、裸線部の中間部を収束させるような湾曲に形
成されていることを特徴とする抵抗溶接機としている。
【0014】請求項2の発明によれば、請求項1の効用
に加え、裸線部に当接する電極の当接面が、裸線部を収
束させる湾曲に形成されているので、加圧通電の際に裸
線部の中間部をまとめるように押え、ばらけを更に防止
し易くなり、確実に溶接することができる。
【0015】請求項3に係る発明は、請求項2に記載の
抵抗溶接機において、当接面は、裸線部の自由端部及び
根元部を加圧通電する膨出電極部が形成されたことを特
徴とする抵抗溶接機としている。
【0016】請求項3の発明によれば、請求項2の効用
に加え、裸線部に当接する電極の当接面に、裸線部の自
由端部及び根元部を加圧通電する膨出電極部が形成され
たので、溶接ガイドの挟持端に挟持された自由端部及び
根元部も、電極により直接加圧通電されて溶接され、裸
線部と接合材とが確実に溶接されて、溶接の品質が向上
する。
【0017】請求項4に係る発明は、請求項1ないし3
のいずれかに記載の抵抗溶接機において、接合材は、端
子又は被覆導線の裸線部であることを特徴とする抵抗溶
接機としている。
【0018】請求項4の発明によれば、請求項1ないし
3のいずれかの効用に加え、接合材である端子又は被覆
導線の裸線部と被覆導線の裸線部とを溶接することが可
能となる。
【0019】請求項5に係る発明は、請求項1に記載の
抵抗溶接機を用いた被覆導線の溶接方法において、自由
端部と根元部とを押えて中間部を解放する切欠部が設け
られた一対の溶接ガイドで挟持された被覆導線の裸線部
と接合材とを、重ね合わせて一対の電極の間に配置し、
その一対の電極が離接動する際に中間部を跨ぐとともに
収束させながら切欠部に出入りして、裸線部と接合材と
を加圧通電して溶接することを特徴とした溶接機を用い
た被覆導線の溶接方法としている。
【0020】請求項5の発明によれば、請求項1に記載
の抵抗溶接機を用いて被覆導線と接合材とを溶接するの
で、裸線部を収束しておく中間工程がなくともばらけを
簡単に防止し、抵抗溶接工程を一工程で行うことが可能
となり、工程数を低減し、手間や設備費等を抑えて被覆
導線と接合材とを抵抗溶接することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいてこの発明を
説明する。
【0022】図5は、この発明の抵抗溶接機1の全体を
示したものであり、例えば卓上型溶接機である。これ
は、前面に一対の電極20と溶接ガイド30が設けら
れ、作業台上部に操作ボックス3が設けられ、作業台上
部手前に両手押しスイッチ4が設けられている。
【0023】図1は、被覆材11が取り除かれて複数の
細線12が露出された被覆導線10の裸線部13とこの
裸線部13に接合される接合材、ここではターミナル2
とが重ねられて、鉛直方向に配置された上電極21と下
電極22との間に配設され、ここでは上電極21が、固
定された下電極22に対して離接動する一対の電極20
として示されている。
【0024】なお、裸線部13は被覆導線10の先端と
なっている自由端部13aと、被覆材11近傍の根元部
13bと、それらの中間の中間部13cとに分けられ
る。
【0025】この抵抗溶接機1には、上電極21と下電
極22との加圧方向に対する直交方向から裸線部13を
所定幅に挟持する第1ガイド31及び第2ガイド32か
らなる一対の溶接ガイド30が設けられている。
【0026】この溶接ガイド30は、ここでは第2ガイ
ド32が固定された第1ガイド31に対して離接動し、
裸線部13を挟持できる裸線部13の径と略同じ幅に調
節される。また、第1ガイド31及び第2ガイド32は
水平状態のまま一対の電極20間で相対的に上下移動
し、下電極22との間にターミナル2を挟む高さに調節
される。更に、裸線部13に当接するそれぞれの挟持端
31a、32aの略中央には切欠部33、33がそれぞ
れに切り欠かれて設けられている。
【0027】したがって、図1及び図2に示すように、
裸線部13は、切欠部33によって分けられた挟持端3
1a、32aの一方で自由端部13aが押えられ、他方
で根元部13bが押えられて、中間部13cが切欠部3
3に位置して解放されている。切欠部33は、ここでは
矩形に切り欠かれているが、後述する上電極21の先端
部23が出入可能であるならば半円状や楕円状等に切り
欠かれてもよい。
【0028】上電極21は、先端に裸線部13に当接す
る先端部23が形成され、この先端部23は上電極22
が離接動する際に裸線部13の中間部13cを跨いで切
欠部33、33に出入りする。更に、先端部23の下面
の当接面23aは、できるだけ多くの面が裸線部13に
当接するとともに、裸線部13の中間部13cを収束さ
せるように凹状湾曲に形成されている。
【0029】したがって、裸線部13の自由端部13a
及び根元部13bが押えられ、当接面23aが裸中間部
13cを跨いで、そのほぼ全面が裸線部13に当接する
ので、加圧通電をした際には、裸線部13が左右に広が
ってばらけることを抑えて均一に加圧通電され、リング
やパイプや細線等を使用して裸線部13を予め収束させ
ていなくとも確実に溶接することができる。また、リン
グ等が不要なのでコストを抑えることが可能となる。
【0030】この先端部23の一例として、図4に示す
ように、裸線部13の自由端部13aと根元部13bと
に直接接して加圧通電する膨出電極部23b、23bが
形成されたものがある。この膨出電極部23b、23b
は、第1ガイド31と第2ガイド32との間に入り込
み、裸線部13を跨がないので当接面23aよりも幅が
狭く形成されている。
【0031】この場合、裸線部13の自由端部13a及
び根元部13bにも先端部23が直接接して加圧通電さ
れるので、裸線部13とターミナル2とが確実に溶接さ
れて、溶接の品質が向上する。
【0032】また、膨出電極部23b、23bの裸線部
13に当接する当接面23c、23cを湾曲にした場
合、裸線部13の自由端部13a及び根元部13bは更
に収束され易くなる。
【0033】下電極22は、図3に示すように、先端に
ターミナルを支持する水平の支持面22aが形成されて
おり、ターミナル2及び裸線部13の溶接位置を支持す
るのに十分な幅が確保されている。そして、溶接ガイド
30とターミナル2とが接するように配設されている。
【0034】以下に、図5に示すこの抵抗溶接機1を用
いて被覆導線10とターミナル2とを溶接する溶接方法
の作用について説明をする。
【0035】使用者は、図示しない抵抗溶接機1の電源
を入れ、ターミナル2を下電極22上に配置し、溶接ガ
イド30を上下に移動させて、溶接ガイド30とターミ
ナル2とが接するように調節し、更に、被覆導線10を
ターミナル2に重ね合わせる。
【0036】被覆導線10とターミナル2とが配設され
ると、第1ガイド31と第2ガイド32との間に被覆導
線10の裸線部13が所定の幅に挟持されるように、例
えば第2ガイド32を移動調整する。このとき、第1ガ
イド31及び第2ガイド32の挟持端31a、32aに
設けられた切欠部33、33が、裸線部13の中間部1
3cに位置し、自由端部13a及び根元部13bが挟持
端31a、32aに当接している。これらの位置調整
は、例えば手動で、あるいは手元近くや作業台上に設け
られた図示しない調整手段によって行う。
【0037】溶接ガイド30を固定したら、ここでは両
手押しスイッチ4を両手で押すことにより上電極21が
下げられて、下電極22との間で被覆導線10及びター
ミナル2が加圧通電されて溶接される。
【0038】上電極21が下がると、上電極21に形成
された先端部23の下面の当接面23aが裸線部13の
中間部13cに当接し、徐々にターミナル2に裸線部1
3を押し付けていく。このとき、湾曲にされた当接面2
3aは加圧されて水平方向に広がりばらけようとする裸
線部13の細線12を抑えて、中心に集めるように収束
させている。
【0039】当接面23aが裸線部13に押し付けられ
ると上電極21と下電極22との間に通電されて細線1
2同士及び裸線部13とターミナル2と間には抵抗熱が
発生し、裸線部13とターミナル2はそれ自身及びその
両者間が溶け合って溶接される。
【0040】したがって、上電極21と下電極22とに
より抵抗溶接をする前に、裸線部13を細線やリング、
パイプ等で収束しておいたり、裸線部13のみを仮溶接
して細線12同士を溶着させておいたりする中間工程が
不要となって、工程数の低減を図り、一工程で確実に溶
接を行うことが可能となっている。
【0041】更に、仮溶接に使用する溶接機等が必要な
場合であったとしても、仮溶接が不要となり、溶接機械
が一台となってメンテナンスの手間や設備費も低減され
る場合がある。
【0042】なお、ここでは被覆導線10と、ターミナ
ル2との溶接方法について説明したが、複数の被覆導線
10の裸線部13同士を重ね合わせて溶接してもよく、
その場合は、被覆導線13の先端が同じ方向を向くよう
に重ね合わせたり、先端同士が逆方向を向くように重ね
合わせたりしてもよい。
【0043】また、複数の被覆導線10を溶接する場合
は、下電極22の支持面22aも湾曲させて、裸線部1
3のばらけを更に防止し易くしてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、加圧通電をする際に溶接ガイドを調節して被覆導線
を所定の位置に配置するだけで裸線部のばらけを防止
し、リング等を使用して予め裸線部を収束しなくとも確
実に溶接される上、リング等が不要となってコストを抑
えることが可能となる。更に、抵抗溶接の前に裸線部を
収束しておく中間工程が不要となるので工程数の低減を
図ることができる。
【0045】したがって、この発明は、被覆導線と溶接
材とを溶接する際に、被覆導線の裸線のばらけを簡単に
防止して、工程数を低減する抵抗溶接機を提供すること
ができる。
【0046】請求項2の発明は、請求項1の効果に加
え、加圧通電の際に裸線部の中間部を湾曲に形成された
当接面でまとめ、加圧した際にばらけを更に防止し易く
なり、確実に溶接することができる。
【0047】請求項3の発明は、請求項2の効果に加
え、溶接ガイドの挟持端に挟持された自由端部及び根元
部の上方も膨出電極部で加圧通電されて溶接され、裸線
部と接合材とが確実に溶接されて、溶接の品質が向上す
る。
【0048】請求項4の発明は、請求項1ないし3のい
ずれかの効果に加え、被覆導線と端子とを溶接する場合
や、被覆導線同士を溶接して被覆導線を延長する場合等
に有効である。
【0049】請求項5の発明は、請求項1に記載の抵抗
溶接機を用いて被覆導線と接合材とを溶接するので、裸
線部を収束しておく中間工程がなくともばらけを簡単に
防止し、抵抗溶接工程を一工程で行うことが可能とな
り、工程数を低減し、手間や設備費等を抑えて被覆導線
と接合材とを抵抗溶接することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の抵抗溶接機の要部拡大斜視図であ
る。
【図2】この発明の抵抗溶接機の要部拡大平面図であ
る。
【図3】この発明の抵抗溶接機の要部拡大側面図であ
る。
【図4】この発明の上電極に膨出電極部を形成した場合
の説明図である。
【図5】この発明の抵抗溶接機の全体斜視図である。
【符号の説明】
10 被覆導線 13 裸線部 13a 自由端部 13b 根元部 13c 中間部 20 一対の電極 21 上電極 22 下電極 30 溶接ガイド 31 第1ガイド 32 第2ガイド 31a 挟持端 32a 挟持端 33 切欠部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被覆材が取り除かれて複数の細線が露出さ
    れた被覆導線の裸線部と該裸線部に接合される接合材と
    が重ねられて、少なくとも一方が離接動する一対の電極
    間で加圧通電されて溶接される抵抗溶接機において、 前記一対の電極の加圧方向に対する直交方向から前記裸
    線部を所定幅に挟持する一対の溶接ガイドが設けられ、
    該一対の溶接ガイドは、少なくとも一方が離接動すると
    ともに、前記裸線部に当接する挟持端に前記裸線部の自
    由端部及び根元部を押えて中間部を解放させるための切
    欠部が設けられ、前記一対の電極は、離接動する電極が
    その離接動の際に前記裸線部の前記中間部を跨いで前記
    切欠部に出入りすることを特徴とする抵抗溶接機。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記一対の電極は、前
    記裸線部に当接する当接面が、前記裸線部の前記中間部
    を収束させる湾曲に形成されていることを特徴とする抵
    抗溶接機。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記当接面は、前記裸
    線部の前記自由端部と前記根元部とを加圧通電する膨出
    電極部が形成されたことを特徴とする抵抗溶接機。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかにおいて、前
    記接合材は、端子又は被覆導線の裸線部であることを特
    徴とする抵抗溶接機。
  5. 【請求項5】請求項1の抵抗溶接機を用いた被覆導線の
    溶接方法において、自由端部と根元部とを押えて中間部
    を解放する切欠部が設けられた一対の溶接ガイドで挟持
    された被覆導線の裸線部と接合材とを、重ね合わせて一
    対の電極の間に配置し、該一対の電極が離接動する際に
    前記中間部を跨ぐとともに収束させながら前記切欠部に
    出入りして、前記裸線部と前記接合材とを加圧通電して
    溶接することを特徴とした溶接機を用いた被覆導線の溶
    接方法。
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