JP2002331686A - 消耗品、機器本体、機器、モジュール、消耗品の製造方法、及び消耗品の判断方法。 - Google Patents

消耗品、機器本体、機器、モジュール、消耗品の製造方法、及び消耗品の判断方法。

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JP2002331686A
JP2002331686A JP2001138374A JP2001138374A JP2002331686A JP 2002331686 A JP2002331686 A JP 2002331686A JP 2001138374 A JP2001138374 A JP 2001138374A JP 2001138374 A JP2001138374 A JP 2001138374A JP 2002331686 A JP2002331686 A JP 2002331686A
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Haruhiko Eda
春彦 江田
Hidemi Nakajima
英実 中島
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】海賊版の消耗品の使用を防止すること。 【解決手段】機器本体に装着させ、機器の有する機能が
利用される内に消耗される消耗品には、情報を読書き可
能な非接触ICタグを備えさせ、非接触ICタグに純正
品又は推奨品であることを示す情報を書き込み、他方、
機器の有する機能が利用される内に消耗される消耗品を
装着させる機器本体には、消耗品が備える非接触ICタ
グから情報を読み取る手段と、読み取った情報に基づい
て、消耗品が純正品又は推奨品であるか否かを判断する
手段とを具備させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消耗品、機器本
体、機器、モジュール、消耗品の製造方法、及び消耗品
の判断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、機器には、機器本体に、その機
器の機能を利用する内に消耗される部品を装着し、その
部品が消耗され尽くすと交換又は補充するものがある。
本明細書では、このような部品を、消耗品と呼ぶ。
【0003】交換される消耗品の例としては、プリンタ
の場合、インクタンク、インクカートリッジ、トナーカ
ートリッジなどが挙げられる。
【0004】補充される消耗品の例としては、プリンタ
の場合、インク、用紙などが挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プリンタを
例にして考えれば容易に理解されるように、機器本体メ
ーカーは、純正又は推奨の消耗品が使用されることを期
待し、また純正品又は推奨品が使用された場合に、機器
が正常に機能することを保証している。
【0006】しかしながら、機器本体は、消耗品が装着
されているか否かを検出することはあっても、その装着
された消耗品が、純正品又は推奨品であるか否かまでは
検出していないこと、また、純正品又は推奨品に比較し
て、低価格であるなどの理由で、海賊版の消耗品が使用
されることが多い。ここで、海賊版の消耗品とは、純正
でも、推奨でもない消耗品のことを云う。
【0007】このために、機器本体メーカー、或いは推
奨品メーカーにとって、自社品の販売量が落ち、マーケ
ットロスが生じる。
【0008】また、海賊版の消耗品は、粗悪品であるこ
ともあり、機器本体に支障を来たし、場合によっては、
故障することもある。純正品又は推奨品を使用された場
合に、機器が正常に機能することを保証している以上、
海賊版の消耗品を使用は、消費者の責任でなされるべき
ものである。しかし、一般に、消費者は、海賊版の消耗
品による機器本体の支障又は故障を、機器本体のクレー
ムとして捉えるために、機器本体メーカーは、それら支
障又は故障に対応せざるを得ないことが多い。
【0009】本発明は係る現状に鑑みてなされたもの
で、海賊版の消耗品の使用を防止することを課題とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明において上記の課
題を達成するために、まず請求項1の発明では、機器本
体に装着させ、機器の有する機能が利用される内に消耗
される消耗品であって、情報を読書き可能な非接触IC
タグを備え、非接触ICタグに純正品又は推奨品である
ことを示す情報が書き込まれていることを特徴とする消
耗品としたものである。
【0011】また請求項2の発明では、機器の有する機
能が利用される内に消耗される消耗品を装着させる機器
本体であって、消耗品が備える非接触ICタグから情報
を読み取る手段と、読み取った情報に基づいて、消耗品
が純正品又は推奨品であるか否かを判断する手段と、を
具備することを特徴とする機器本体としたものである。
【0012】また請求項3の発明では、機器の有する機
能が利用される内に消耗される消耗品と、消耗品が装着
される機器本体とを備える機器であって、機器本体は、
消耗品が備える非接触ICタグから情報を読み取る手段
と、読み取った情報に基づいて、消耗品が純正品又は推
奨品であるか否かを判断する手段とを具備する、ことを
特徴とする機器としたものである。
【0013】また請求項4の発明では、機器の有する機
能が利用される内に消耗される消耗品を装着させる機器
本体であって、消耗品が消耗される履歴を記録する手段
と、記録に基づいて、消耗品の量が増大すると、純正品
でも、推奨品でもない消耗品が補充されたと判断する手
段と、を具備することを特徴とする機器本体としたもの
である。
【0014】また請求項5の発明では、機器の有する機
能が利用される内に消耗される消耗品と、消耗品が装着
される機器本体とを備える機器であって、機器本体は、
消耗品が消耗される履歴を記録する手段と、記録に基づ
いて、消耗品の量が増大すると、純正品でも、推奨品で
もない消耗品が補充されたと判断する手段とを具備す
る、ことを特徴とする機器としたものである。
【0015】また請求項6の発明では、非接触ICタグ
から情報を読み取る機能と、Bluetoothによる
データ交信をする機能と、非接触ICタグから情報を読
み取るためのデータ交信と、Bluetoothによる
データ交信との間で、交信障害が生ずるのを防止する交
信動作制御を行なう機能と、を有することを特徴とする
モジュールとしたものである。
【0016】また請求項7の発明では、非接触ICタグ
に情報を読書きする機能と、Bluetoothによる
データ交信をする機能と、非接触ICタグに情報を読書
きするためのデータ交信と、Bluetoothによる
データ交信との間で、交信障害が生ずるのを防止する交
信動作制御を行なう機能と、を有することを特徴とする
モジュールとしたものである。
【0017】また請求項8の発明では、機器本体に装着
させ、機器の機能が利用される内に消耗される消耗品の
製造方法であって、消耗品に、情報を読書き可能な非接
触ICタグを備えさせる工程と、非接触ICタグに純正
品又は推奨品であることを示す情報を書き込む工程と、
を含むことを特徴とする消耗品の製造方法としたもので
ある。
【0018】また請求項9の発明では、機器本体に装着
させ、機器の機能が利用される内に消耗される消耗品を
判断する方法であって、消耗品が備える非接触ICタグ
から情報を読み取る手段によって、純正品又は推奨品で
あることを示す情報が消耗品から読み取れた場合に、消
耗品が純正品又は推奨品であると判断することを特徴と
する消耗品の判断方法としたものである。
【0019】また請求項10の発明では、機器本体に装
着させ、機器の機能が利用される内に消耗される消耗品
を判断する方法であって、消耗品が消耗される履歴を記
録し、記録に基づいて、消耗品の量が増大すると、純正
品でも、推奨品でもない消耗品が補充されたと判断する
ことを特徴とする消耗品の判断方法としたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を説明
する。
【0021】尚、本発明の実施形態で用いる非接触IC
タグは、データ(情報)を無線で読書き可能なメモリを
有するものである。また、非接触ICタグが有するメモ
リにデータを書き込むことを、非接触ICタグにデータ
を書き込むと略称する。また、非接触ICタグが有する
メモリからデータを読み取ることを、非接触ICタグか
らデータを読み取ると略称する。
【0022】1:海賊版の防止策 純正又は推奨の消耗品に、純正品又は推奨品であること
を示す情報を含む情報を記憶するメモリを有する非接触
ICタグを備えさせる。
【0023】純正品又は推奨品へ非接触ICタグを備え
させること、及び非接触ICタグへの純正品又は推奨品
であること示す情報の書込みは、純正品又は推奨品メー
カーが行なう。純正品又は推奨品へ非接触ICタグを備
えさせることと、非接触ICタグへの純正品又は推奨品
であることを示す情報の書込みとの間の順序は、特に問
わない。
【0024】純正又は推奨の消耗品への非接触ICタグ
を備えさせる方法には、消耗品の材質などにより種々の
ものがある。例えば、消耗品本体がプラスチック成型品
であれば、インジェクション成型時に、ICタグを同時
に射出しても良い。また例えば、消耗品本体がブロー成
型品であれば、インモールドラベルとして添付しても良
い。また、例えば、消耗品本体が紙製品であれば、ラベ
ルにより貼り付けても良い。
【0025】機器本体は、非接触ICタグから、データ
を読み出すために、非接触ICタグと無線でデータ交信
を行なうリーダ機能を有する質問機を備える。
【0026】この質問機によって、消耗品を、装着しよ
うとして機器本体に近付けたとき、或いは、消耗品を機
器本体に装着したとき、機器本体が、純正品又は推奨品
であることを示す情報が読み取れれば、その消耗品は、
純正品又は推奨品であると判断される。
【0027】逆に、消耗品を、機器本体に装着しようと
して近付けたとき、或いは、消耗品を機器本体に装着し
たとき、機器本体が、純正品又は推奨品であることを示
す情報が読み取れなければ、その消耗品は、海賊版であ
ると判断される。
【0028】この判断に基づいて、機器本体は、純正品
又は推奨品と、海賊版の消耗品との間で、異なった対応
をする。
【0029】例えば、消耗品を、機器本体に装着しよう
として近付けたとき、その消耗品が、海賊版であれば、
機器本体は、機器が正常に機能することを保証できない
という趣旨の警告を表示する。この例を、機器がインク
ジェットプリンタで、消耗品がインクタンク或いはイン
クカートリッジである場合に説明すれば、インクジェッ
トプリンタ本体に、インクタンク或いはインクカートリ
ッジを装着しようとすると、そのインクタンク或いはイ
ンクカートリッジが、海賊版であれば、インクジェット
プリンタ本体は、正常に印刷されることを保証できない
という趣旨の警告を表示する。
【0030】また例えば、機器本体に消耗品が装着され
た機器の機能を利用しようとしたとき、その消耗品が、
海賊版であれば、機器本体は、機器が正常に機能するこ
とを保証できないという趣旨の警告を表示する。この例
を、機器がインクジェットプリンタで、消耗品がインク
タンク或いはインクカートリッジである場合に説明すれ
ば、海賊版のインクタンク或いはインクカートリッジを
インクジェットプリンタに装着したときは、印刷が開始
される前に、正常に印刷されることを保証できないとい
う趣旨の警告を表示する。
【0031】機器本体が備える質問機は、非接触ICタ
グに、データを書き込むために、非接触ICタグと無線
でデータ交信を行なうライタ機能を有しても良い。そし
て、機器本体が備える質問機が、ライタ機能を有する場
合、消耗品が備える非接触ICタグに、消耗品が消耗さ
れる履歴などの情報を書き込んでも良い。後述するイン
クジェットプリンタのインキのように、消耗品が消耗さ
れる履歴などの情報を記録することで、海賊版の消耗品
の使用が分ることがある。
【0032】2:デジタル機器の場合の課題とそれを解
決する手段 一般に、質問機が、非接触ICタグにデータを読書きす
るのに利用する無線の周波数帯域は、免許不要のものが
用いられる。例えば、使用実績が豊富であること、交信
速度が大きいこと、直進性(指向性)が高いことなどの
理由から、2.45GHz帯が用いられることが多い。
【0033】ところで、免許不要の周波数帯域を用いる
ものとしては、現在、業界団体Bluetooth S
pecial Interest Group(SI
G)が推進しているBleutoothがある。このB
leutoothは、パソコン、プリンタなどの周辺機
器、家電、携帯電話など、デジタル技術を利用する機器
(デジタル機器)間を、短距離ラジオを使用し、2.4
GHzISMバンド(2400〜2483.5MHz)
の無線で接続する短距離無線交信技術である。各デジタ
ル機器が、Bluetoothを用いて他のデジタル機
器とデータ交信をするBluetooth機能を有する
Bluetoothモジュール(電子部品)を備える
と、それらデジタル機器が、Bluetoothで接続
される。
【0034】非接触ICタグに対する質問機のデータ読
書きと、Bluetoothによる接続とに、同じ、
2.42GHz帯の無線が利用される場合、何れか一方
又は双方に交信障害が生じる可能性がある。
【0035】また、一般に、非接触ICタグに対する質
問機のデータ読書きに、2.42GHz帯の無線が利用
される場合、質問機のRF(Radio Freque
ncy)部は高価であるという問題がある。
【0036】そこで、デジタル機器では、上記の交信障
害の防止と、質問機のRF部の低価格化を達成すること
が課題となる。
【0037】この課題は、消耗品を装着して利用される
デジタル機器本体が備えるBluetoothモジュー
ル(電子部品)が、Bluetoothを用いて他のデ
ジタル機器とデータ交信をするBluetooth機能
と、非接触ICタグとのデータ交信機能とを有し、Bl
uetoothによるデータ交信と、非接触ICタグと
のデータ交信との間で、交信障害が生ずるのを防止する
交信動作制御を行なえば、達成される。非接触ICタグ
とのデータ交信機能は、少なくとも、非接触ICタグか
らデータを読み取るためのデータ交信を行なうリーダ機
能を有し、さらに、非接触ICタグにデータを書き込む
ためのデータ交信を行なうライタ機能をも有しても良
い。
【0038】
【実施例】以下、デジタル機器としてインクジェットプ
リンタ、消耗品としてインクタンク或いはインクカート
リッジを例にして、本発明の実施形態を、より詳細に説
明する。
【0039】図1には、純正又は推奨のインクタンクを
本体に装着したインクジェットプリンタと、パソコン
(PC)とを、Bluetoothで接続する場合のシ
ステム構成を示す。
【0040】純正又は推奨のインクタンク或いはインク
カートリッジには、純正品又は推奨品メーカーによっ
て、非接触ICタグが取り付けられる。この非接触IC
タグには、純正品又は推奨品メーカーによって、純正品
又は推奨品であることを示す情報を含む情報が、書き込
まれる。
【0041】インクカートリッジの場合、純正品又は推
奨品メーカーによって、非接触ICタグに書き込まれる
情報には、例えば、 カートリッジ容器のメーカー、製造年月日、型番 容器材質情報(材質、構成、MSDS情報など) 商品情報(名称、メーカー、住所、電話番号など) 個体情報(ID、No.、色、内容量情報など) などが挙げられる。
【0042】インクジェットプリンタ本体は、図1に示
すように、Bluetoothモジュール(電子部品)
を備える。このBluetoothモジュール(電子部
品)は、Bluetoothを用いて他のデジタル機器
とデータ交信をするBluetooth機能と、非接触
ICタグとのデータ交信機能(図1のRFブロック)と
を有し、Bluetoothによるデータ交信と、非接
触ICタグとのデータ交信との間で、交信障害が生ずる
のを防止する交信動作制御を行なう。非接触ICタグと
のデータ交信機能は、少なくとも、非接触ICタグから
データを読み取るためのデータ交信を行なうリーダ機能
を有し、さらに、非接触ICタグにデータを書き込むた
めのデータ交信を行なうライタ機能をも有しても良い。
【0043】また、インクジェットプリンタ本体は、図
1に示すように、インクジェットプリンタを制御するC
PUを備える。
【0044】パソコン(図1ではPC)は、Bluet
oothを用いて他のデジタル機器とデータ交信をする
Bluetooth機能を有するBluetoothモ
ジュール(電子部品)を備える。
【0045】図2のフローチャートに従って、海賊版の
インクタンク或いはインクカートリッジの使用を防止す
る処理の流れの例を、以下に説明する。
【0046】STEP1;パソコンから、パソコンが備
えるBluetoothモジュール(電子部品)によっ
て、印刷用データが、インクジェットプリンタに送信さ
れる。
【0047】STEP2;インクジェットプリンタは、
インクジェットプリンタが備えるBluetoothモ
ジュール(電子部品)のBluetooth機能によっ
て、印刷用データを受信する。
【0048】STEP3;インクジェットプリンタは、
インクジェットプリンタが備えるBluetoothモ
ジュール(電子部品)のRFブロックによって、純正又
は推奨のインクタンク或いはインクカートリッジであれ
ば取り付けられている筈の非接触ICタグから、純正品
又は推奨品であることを示す情報を読み取ることを試み
る。
【0049】STEP4;純正品又は推奨品であること
を示す情報が読み取れなければ、STEP5に進む。純
正品又は推奨品であることを示す情報が読み取れれば、
STEP7に進む。
【0050】STEP5;インクジェットプリンタは、
インクジェットプリンタ本体に装着されているインクタ
ンク或いはインクカートリッジは、海賊版であり、正常
に印刷されることを保証できないけれども、印刷を実行
するか否かを問う警告を、インクジェットプリンタ本体
で表示するか、又はパソコンに表示させる。
【0051】STEP6;印刷を継続する旨の入力がイ
ンクジェットプリンタ本体又はパソコンになされた場合
は、STEP7に進む。印刷を中断する旨の入力がイン
クジェットプリンタ本体又はパソコンになされた場合
は、ENDに進む。
【0052】STEP7;インクジェットプリンタは、
受信した印刷用データに従って、印刷する。
【0053】尚、インクジェットプリンタの場合、一般
に、純正又は推奨のインクタンク或いはインクカートリ
ッジは販売されているけれども、純正又は推奨のインク
は販売されていない。従って、インクそのもののが補充
された場合は、そのインクは海賊版ということになる。
【0054】それ故、海賊版のインクの防止策として
は、例えば、インクジェットプリンタ本体が、インキが
消耗される履歴、すなわち、インクの量が減少する過程
を記録し、インクタンク或いはインクカートリッジが交
換されていないのに、インクの量が増えた場合に、海賊
版のインキが補充されたとして、正常に印刷されること
が保証できないという趣旨の警告を、インクジェットプ
リンタ本体で表示するか、又はパソコンに表示させれば
良い。
【0055】インクの量の増減は、純正又推奨のインク
タンク或いはインクカートリッジが備える非接触ICタ
グに記録しても良いし、インクジェットプリンタ本体に
不揮発性のメモリを備えさせて、そのメモリに記録して
も良い。
【0056】
【発明の効果】請求項1、2、3、8、及び9の発明
は、純正品又は推奨品が販売されている場合に、機器本
体が、純正品又は推奨品であるか否かを自動的に判断可
能なので、海賊版の消耗品であると判断したとき、警告
を発するなど適切な処置を取れば、海賊版の消耗品の使
用を防止することに効果がある。
【0057】請求項4、5、及び10の発明は、インク
ジェットプリンタのインクのように、純正品又は推奨品
が販売されていない場合に、機器本体が、海賊版の消耗
品が補充されたことを自動的に判断可能なので、海賊版
の消耗品が補充されたと判断したとき、警告を発するな
ど適切な処置を取れば、海賊版の消耗品の使用を防止す
ることに効果がある。
【0058】請求項6の発明は、非接触ICタグからデ
ータを読み取るリーダの機能を有するBluetoot
hモジュールを、非接触ICタグからデータを読み取る
データ交信と、Bluetoothによるデータ交信と
の間で、交信障害が生じることがなく、しかも安価に製
造できるという効果がある。従って、請求項6の発明
を、デジタル機器本体に備えさせれば、Bluetoo
thによって他のデジタル機器とデータ交信すること
と、消耗品が純正品又は推奨品であるか否かを自動的に
判断し、海賊版の消耗品であると判断したとき、警告を
発するなど適切な処置をとることとが、安価にできると
いう効果がある。
【0059】請求項7の発明は、非接触ICタグにデー
タを読書きするリーダ・ライタの機能を有するBlue
toothモジュールを、非接触ICタグにデータを読
書きするためのデータ交信と、Bluetoothによ
るデータ交信との間で、交信障害が生じることがなく、
しかも安価に製造できるという効果がある。従って、請
求項7の発明を、デジタル機器本体に備えさせれば、請
求項6の発明の効果が生ずるとともに、消耗品が消耗さ
れる履歴などの情報を、非接触ICタグに書き込むこと
が、安価にできるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるシステム構成を説明す
る図。
【図2】海賊版のインクタンク或いはインクカートリッ
ジの使用を防止する処理の流れの例を示すフローチャー
ト。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/00 G06K 19/00 Q Fターム(参考) 2C056 EB20 EB59 EC26 KC30 2H027 DD00 DE07 EE08 HB00 HB13 HB17 2H071 BA32 BA33 DA08 EA00 5B035 BB09 BC00 CA23 5B058 CA17 YA20

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器本体に装着させ、機器の有する機能が
    利用される内に消耗される消耗品であって、 情報を読書き可能な非接触ICタグを備え、非接触IC
    タグに純正品又は推奨品であることを示す情報が書き込
    まれていることを特徴とする消耗品。
  2. 【請求項2】機器の有する機能が利用される内に消耗さ
    れる消耗品を装着させる機器本体であって、 消耗品が備える非接触ICタグから情報を読み取る手段
    と、 読み取った情報に基づいて、消耗品が純正品又は推奨品
    であるか否かを判断する手段と、 を具備することを特徴とする機器本体。
  3. 【請求項3】機器の有する機能が利用される内に消耗さ
    れる消耗品と、消耗品が装着される機器本体とを備える
    機器であって、 機器本体は、消耗品が備える非接触ICタグから情報を
    読み取る手段と、読み取った情報に基づいて、消耗品が
    純正品又は推奨品であるか否かを判断する手段とを具備
    する、 ことを特徴とする機器。
  4. 【請求項4】機器の有する機能が利用される内に消耗さ
    れる消耗品を装着させる機器本体であって、 消耗品が消耗される履歴を記録する手段と、 記録に基づいて、消耗品の量が増大すると、純正品で
    も、推奨品でもない消耗品が補充されたと判断する手段
    と、 を具備することを特徴とする機器本体。
  5. 【請求項5】機器の有する機能が利用される内に消耗さ
    れる消耗品と、消耗品が装着される機器本体とを備える
    機器であって、 機器本体は、消耗品が消耗される履歴を記録する手段
    と、記録に基づいて、消耗品の量が増大すると、純正品
    でも、推奨品でもない消耗品が補充されたと判断する手
    段とを具備する、 ことを特徴とする機器。
  6. 【請求項6】非接触ICタグから情報を読み取る機能
    と、 Bluetoothによるデータ交信をする機能と、 非接触ICタグから情報を読み取るためのデータ交信
    と、Bluetoothによるデータ交信との間で、交
    信障害が生ずるのを防止する交信動作制御を行なう機能
    と、 を有することを特徴とするモジュール。
  7. 【請求項7】非接触ICタグに情報を読書きする機能
    と、 Bluetoothによるデータ交信をする機能と、 非接触ICタグに情報を読書きするためのデータ交信
    と、Bluetoothによるデータ交信との間で、交
    信障害が生ずるのを防止する交信動作制御を行なう機能
    と、 を有することを特徴とするモジュール。
  8. 【請求項8】機器本体に装着させ、機器の機能が利用さ
    れる内に消耗される消耗品の製造方法であって、 消耗品に、情報を読書き可能な非接触ICタグを備えさ
    せる工程と、 非接触ICタグに純正品又は推奨品であることを示す情
    報を書き込む工程と、を含むことを特徴とする消耗品の
    製造方法。
  9. 【請求項9】機器本体に装着させ、機器の機能が利用さ
    れる内に消耗される消耗品を判断する方法であって、 消耗品が備える非接触ICタグから情報を読み取る手段
    によって、純正品又は推奨品であることを示す情報が消
    耗品から読み取れた場合に、消耗品が純正品又は推奨品
    であると判断することを特徴とする消耗品の判断方法。
  10. 【請求項10】機器本体に装着させ、機器の機能が利用
    される内に消耗される消耗品を判断する方法であって、 消耗品が消耗される履歴を記録し、記録に基づいて、消
    耗品の量が増大すると、純正品でも、推奨品でもない消
    耗品が補充されたと判断することを特徴とする消耗品の
    判断方法。
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Cited By (18)

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