JP2001105699A - プリンタ、プリンタシステム及びプリンタにおけるエラー検出方法 - Google Patents

プリンタ、プリンタシステム及びプリンタにおけるエラー検出方法

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JP2001105699A
JP2001105699A JP28765999A JP28765999A JP2001105699A JP 2001105699 A JP2001105699 A JP 2001105699A JP 28765999 A JP28765999 A JP 28765999A JP 28765999 A JP28765999 A JP 28765999A JP 2001105699 A JP2001105699 A JP 2001105699A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ記憶素子を備えた着色剤カートリッジ
をプリンタに装着する際に生じたカートリッジの装着や
データアクセスに関わるエラーの種類が分かるようにユ
ーザに通知できるようにする。 【解決手段】 CPU31は、カートリッジ107Fが
プリンタ1に装着されていないとき、その旨をホスト装
置に送信する。ホスト装置は、カートリッジ無しのエラ
ーメッセージとその対応方法のメッセージを表示する。
EEPROM13との間で通信エラーが発生すると、ホ
スト装置は通信エラーとその対応方法のメッセージを表
示する。更に、EEPROM13に格納された情報に基
づき、インク切れ、カートリッジの有効期限切れ、カー
トリッジ名不明等のエラーメッセージとそれぞれの対応
方法とを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、プリン
タシステム及びプリンタにおけるエラー検出方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタに着脱可能な着色剤カー
トリッジにおいて、半導体メモリ等のデータ記憶素子を
備えたものが知られている。上記記憶素子はカートリッ
ジの製造年月日、インクの種類、インク残量及びプリン
タ制御情報等をプリンタが印刷制御等を行うためのデー
タとして保持する。プリンタは正常な動作を行うため、
カートリッジが正しく装着されているか、上記各データ
へのアクセスが可能か等をチェックし、エラーを検出す
るとユーザに通知する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来におい
ては、検出したエラーをユーザに通知する手段として、
正常時には連続的に点灯する、プリンタに備え付けたL
ED(発光ダイオード)を、プリンタ制御部が点滅駆動
させる方法を採用している。この方法では、プリンタに
エラーが発生した事実をユーザに通知することは可能で
あるが、そのエラーがどのような種類のものであるのか
等、エラー内容の詳細までをユーザに通知することがで
きない。そのため、ユーザは通知されたエラーに対して
どのような対応を取るべきか判断に困ることが多かっ
た。
【0004】従って本発明の目的は、データ記憶素子を
備えた着色剤カートリッジが着脱可能なプリンタにおい
て、上記カートリッジの装着やデータアクセスに関わる
エラーが生じたとき、エラーの種類が分かるようにユー
ザに通知することができるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面に従
うプリンタは、記憶素子を持つ着色剤カートリッジを装
着可能なもので、カートリッジ及び記憶素子の状態をチ
ェックしてエラー状態を検出したとき、そのエラーの種
類を示すエラー情報を生成する手段と、生成されたエラ
ー情報を、外部に送出する手段とを備える。
【0006】本発明の第1の側面に係る好適な実施形態
では、エラー情報生成手段は、カートリッジがプリンタ
に装着されているか否か判定するためのエラーチェック
を行う第1の手段と、記憶素子とプリンタ制御部との通
信が正常に行えるか否かを判定するためのエラーチェッ
クを行う第2の手段と、記憶素子から読出したデータ内
容が正常か否かを判定するためのエラーチェックを行う
第3の手段とを含む。
【0007】第2の手段は、第1の手段による上述した
判定がエラーなしのとき、通信が正常に行えるか否かの
エラーチェックを行うようにしている。また、第2の手
段は、記憶素子からデータが正しく読出せるか否かをチ
ェックした後に、記憶素子にデータが正しく書込めたか
否かをチェックする。
【0008】第3の手段は、第2の手段による上述した
判定がエラーなしのとき、上記のデータ内容が正常か否
かのエラーチェックを行うようにしている。第3の手段
による上述したエラーチェックは、カートリッジのイン
ク残量が僅少か否かのチェックと、カートリッジの製造
年月日又は開封年月日の少なくとも一方に基づくカート
リッジの有効期限が経過したか否かのチェックと、カー
トリッジの名称のチェックのうちの少なくとも1つであ
る。
【0009】本発明の第2の側面に従うプリンタシステ
ムは、記憶素子を持つ着色剤カートリッジを装着可能な
プリンタと、このプリンタに通信接続可能なホスト装置
とを備えるもので、プリンタが、カートリッジ及び記憶
素子の状態をチェックしてエラー状態を検出したとき、
そのエラーの種類を示すエラー情報を生成する手段と、
生成されたエラー情報を、ホスト装置に送る手段とを備
え、ホスト装置が、エラーの種類を示すメッセージ、又
は、エラーの種類に応じた対応方法を示すメッセージを
有するヘルプ手段と、プリンタからのエラー情報を受け
て、そのエラー情報が示すエラー種類に応じたメッセー
ジをヘルプ手段から取得してユーザに提供する手段とを
備える。
【0010】上記構成によれば、ホスト装置がプリンタ
からのエラー情報が示すエラー種類に応じたメッセージ
をヘルプ手段から取得してユーザに提供するので、カー
トリッジの装着やデータアクセスに関わるエラーが生じ
たとき、ユーザはエラーの種類を把握して適切な対処が
行える。
【0011】本発明の第3の側面に従うプリンタにおけ
るエラー検出方法は、記憶素子を持つ着色剤カートリッ
ジを装着可能なプリンタにおいて、カートリッジがプリ
ンタに装着されているか否か判定するためのエラーチェ
ックを行う第1の過程と、第1の過程に続く、記憶素子
とプリンタ制御部との通信が正常に行えるか否かを判定
するためのエラーチェックを行う第2の過程と、第2の
過程に続く、記憶素子から読出したデータ内容が正常か
否かを判定するためのエラーチェックを行う第3の過程
とを備える。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施形態が適用できる
インクジェットプリンタの要部を示す斜視図である。
【0014】上記プリンタ1では、図1に示すように、
インクジェット印刷ヘッド10が、キャリッジモータ1
03と搬送ベルト102から成るキャリッジ機構12に
よって移動する。これにより、用紙105の表面をラス
タースキャンしながら、オンキャリッジ式のインクカー
トリッジ107Fからインクの供給を得て、用紙105
の表面にイメージを印刷する。
【0015】上記カートリッジ107Fは、例えば、6
色のインクを夫々収容した6個のカラーサブカートリッ
ジ107Y、107LM、107M、107LC、10
7Cや、黒インクを収容した黒サブカートリッジ107
K等から構成される。印刷ヘッド10には、カートリッ
ジホルダ101が取付けられており、このカートリッジ
ホルダ101に上記カートリッジ107Fがセットされ
ている。
【0016】印刷ヘッド10の移動範囲の端の位置に、
印刷ヘッド10の初期インク吸引やクリーニングや乾燥
防止のキャッピングなどを行うためのヘッド・メンテナ
ンス機構108が配置されている。
【0017】カートリッジ107Fには、後述するよう
に、EEPROM等の不揮発性の書込み可能メモリが搭
載されており、そのメモリは、印刷ヘッド10と共にキ
ャリッジ機構12上に設けられた通信インタフエース
(図1では記載省略)に電気的に接続される。このイン
タフエース及び印刷ヘッド10と、プリンタの各部を制
御するためのCPU(図1では記載省略)とは、ヘッド
走行の支障にならない可動式のフレキシブルケーブル1
11で通信可能に電気的に接続されている。
【0018】図2(a)は、本発明の一実施形態に係る
上記カートリッジの外観斜視図であり、図2(b)は、
上記プリンタのキャリッジ機構上に設けられたカートリ
ッジホルダの外観斜視図である。
【0019】カートリッジ107Fには、インクを吸収
した多孔質材が収容されており、また、カートリッジ1
07Fの外面には、不揮発性の記憶媒体、例えばEEP
ROM(Electrically Erasable Programmable RO
M)13が搭載されていて、EEPROM13のアクセ
ス端子15が外部に露出している。また、カートリッジ
ホルダ101は、その内側に上記カートリッジ107F
が装着されたときに、カートリッジ107Fのインク供
給ロに刺さってインクを吸入するニードル19を備え
る。カートリッジホルダ101は、上記に加えて更に、
カートリッジ107FのEEPROM13のアクセス端
子15に接触して、EEPROM13とプリンタ1との
間で電気信号を送受信可能にする接触端子21等も備え
る。
【0020】図3は、本発明の一実施形態に係るプリン
タにおける要部の構成を示すブロック図である。
【0021】上記プリンタ1は、図3に示すように、図
1及び図2を参照して説明した、印刷ヘッド10を移動
させるためのキャリッジ機構12に加えて、プリンタ1
の各部を制御するためのCPU31をも備えた構成にな
っている。既述の内容から明らかなように、上記キャリ
ッジ機構12上には、印刷ヘッド10だけでなく、図2
(a)に示したEEPROM13を持つカートリッジ1
07Fが、図2(b)に示したカートリッジホルダ10
1に装着された状態で搭載されている。また、CPU3
1をEEPROM13にアクセス可能にさせるための通
信インタフェースとして機能する通信IC41も、キャ
リッジ機構12上に搭載されている。
【0022】CPU31とキャリッジ機構12上の印刷
ヘッド10や通信IC41との間は、上述したように、
キャリッジ機構12の移動に支障を与えないフレキシブ
ルな信号ケーブル111によって接続されている。CP
U31と通信IC41との間は、例えば、いずれも上記
信号ケーブル111に含まれる受信ラインRxD、及び
送信ラインTxDにより接続されている。また、通信I
C41とEEPROM13との間は、例えば、電源ライ
ンVcc、チップセレクトラインCS、リード/ライト
選択ラインR/W、クロックラインCLK、入出力デー
タラインI/O及びアースラインGNDで結ばれてい
る。
【0023】CPU31は、印刷やフラッシング等で印
刷ヘッド10を駆動する時(つまり、プリンタ1が印刷
動作を行うとき)には、上記信号ケーブル111のうち
の、CPU31と印刷ヘッド10とを接続する信号ケー
ブルを通じて印刷ヘッド10へ駆動パルス信号を送信す
る。しかし、その間においては、CPU31はEEPR
OM13の電源を切り、EEPROM13からのデータ
の読出しや、EEPROM13へのデータの書込みを行
わない。
【0024】CPU31は、印刷ヘッド10を駆動する
必要のないときにのみ、タイミングを選んでEEPRO
M13に電源を投入し、受信ラインRxD、通信IC4
1、及びクロックラインCLKを通じてEEPROM1
3にクロック信号を印加することによりEEPROM1
3内のアドレスを指定する。そして、受信ラインRx
D、通信IC41、及び入出力データラインI/Oを通
じてEEPROM13の上記アドレスに各種データを書
込んだり、或いは入出力データラインI/O、通信IC
41、及び送信ラインTxDを通じてEEPROM13
の上記アドレスからデータを読出したりする。ここで、
EEPROM13の電源を投入するとは、通信IC41
を通じて上記電源ラインVccに電圧を印加することを
いう。
【0025】本実施形態では、CPU31と上記アース
ラインGNDとが、検出信号線Pによって接続されてい
る。この検出信号線Pは、カートリッジ107Fのキャ
リッジ機構12への装着の有無を検出するためのもの
で、プルアップ抵抗37を通じて電源Vccに接続され
ている。
【0026】また、本実施形態では、EEPROM13
にはカートリッジ107Fの製造年月日、有効期間、開
封日時、インク種別毎の開封後の有効期間及び対応する
プリンタ1の機種毎に決められるカートリッジ107F
の種別毎の名称が格納されると共に、インク残量及び現
在時刻が常に更新されタ状態で格納されている。
【0027】更に、本実施形態では、エラー検出のため
の処理動作として、プリンタ1に電源が投入され、プリ
ンタ1にカートリッジ107Fが装着されると、以下の
3つのチェックがCPU31によって実行される。ま
ず、最初にカートリッジ107Fの装着の有無のチェッ
クが行われ、次いでEEPROM13との通信が正常に
行えるか否かのチェックが行われ、最後にEEPROM
13から読出した各種データに基づくそれらデータの内
容チェックが行われる。上記の順序で上述した各チェッ
クを行うことにより、全体として信頼性の高いエラー検
出を行うことが可能になる。何故なら、EEPROM1
3との通信が正常に行えるのは、カートリッジ107F
のキャリッジ機構12への正しい装着が前提であり、上
記読出したデータ内容が正しいか否かの判断は、カート
リッジ107Fが正しく装着され、且つ、EEPROM
13との通信が正常に行えることが前提であるためであ
る。
【0028】まず、カートリッジ107Fの装着の有無
のチェックでは、カートリッジ107Fがキャリッジ機
構12に正しく装着されているときは、CPU31が検
出信号線Pを通じてアースラインGNDに接続されるこ
とになる。そのため、CPU31には検出信号線Pを通
じてLOW(L)レベル電圧信号が印加され、その結果
としてCPU31はLレベル電圧信号を検出する。しか
し、カートリッジ107Fがキャリッジ機構12に装着
されていなければ、検出信号線PはアースラインGND
から離れるため開放状態になり、その結果として、電源
電圧Vccがプルアップ抵抗37及び検出信号線Pを通
じてCPU31に印加されるから、CPU31はHIG
H(H)レベル電圧信号を検出する。
【0029】次に、EEPROM13との通信が正常に
行えるか否かのチェックでは、CPU31が送信ライン
TxD/受信ラインRxD、通信IC41、及び入出力
データラインI/Oを通じてEEPROM13との間で
実際にデータの授受を行ってみて、データの授受が正常
に行えなかったとき通信エラーと判断する。
【0030】上記チェックでは、先に、入出力データラ
インI/O、通信IC41、及び送信ラインTxD/受
信ラインRxDを通じてEEPROM13からデータが
正しく読出せるか否かのチェック(リードチェック)を
行う。その後で、受信ラインRxD、通信IC41、及
び入出力データラインI/Oを通じてEEPROM13
の空領域にデータを書込み、次に書込んだデータを読出
して書込んだデータと比較することで、データがEEP
ROM13に正しく書込まれたか否かのチェック(ライ
トチェック)を行う。上記チェックでは、先にリードチ
ェックを行い、その後にライトチェックを行うことによ
り、リード、ライトの双方のチェックを正しく行うこと
ができる。
【0031】更に、EEPROM13から読出した各種
データに基づくそれらデータの内容チェックでは、カー
トリッジ107Fのインク残量が僅少か否かのインクエ
ンドチェック、カートリッジ107Fの製造年月日や開
封年月日等に基づくインクの有効期間チェック、及びカ
ートリッジ名等のチェックが行われる。これらのチェッ
クの結果、EEPROM13が記憶する各種データの内
容にエラーがあるか否かを判断する。
【0032】上述した各チェックの内容については、後
に詳述する。
【0033】上記各チェックの結果、カートリッジ10
7Fが装着されていなかった場合、或いは、カートリッ
ジ107Fが正常に装着されていても、EEPROM1
3と正常な通信が行えなかった場合には、夫々エラーが
発生したと判断する。また、カートリッジ107Fが正
常に装着され、且つ、EEPROM13と正常な通信が
行えても、データ内容が異常だった場合には、やはりエ
ラーが発生したと判断する。そして、CPU31は例え
ばパソコン端末等のホスト装置(図示しない)に、発生
したエラーの内容の詳細を通知する等の所定の処理動作
を実行する。CPU31がホスト装置(図示しない)に
対して行う通知の態様、その通知に基づくホスト装置
(図示しない)の処理動作の詳細については、後に説明
する。
【0034】図4は、上述したプリンタ1と共にプリン
タシステムを構成するホスト装置が、そのメモリにヘル
プ手段として格納しているプリンタのエラー対応表を示
した図である。
【0035】上記エラー対応表は、図4に示すように、
チェックされる複数のエラー種類(チェック種類)情報
を個別に格納する領域201と、各領域201に夫々対
応付けられた、各々のチェック種類情報毎に設定される
複数のエラー内容のメッセージ情報を個別に格納するた
めの複数の領域202とを備える。上記エラー対応表
は、上記に加えて更に、各領域201、202に夫々対
応付けられた、各々のエラーへの対応方法のメッセージ
情報を個別に格納するための領域203をも備える。
【0036】領域201には、カートリッジ107Fの
装着、通信IC、インク消費量、カートリッジ107F
の有効期限、開封時間、及びカートリッジ名の各項目
が、夫々図示のようにチェック種類情報として個別に格
納されている。領域202には、カートリッジ無し、通
信ICの通信エラー、インク切れ、カートリッジの有効
期限超過、カートリッジの開封保証時間超過、及びカー
トリッジ名不明の各メッセージが、夫々図示のようにエ
ラー内容のメッセージ情報として個別に格納されてい
る。領域203には、カートリッジを装着すべき旨のメ
ッセージ、カートリッジの電気的接触部に塵等が付着し
ているか否かを確認すべき旨のメッセージ、及びインク
無しによるカートリッジ交換のメッセージが、各々のエ
ラーへの対応方法のメッセージ情報として個別に格納さ
れている。領域203には、上記に加えて更に、有効期
限経過によるカートリッジ交換のメッセージ、開封保証
期間経過によるカートリッジ交換のメッセージ、及び対
応不能なカートリッジであることに起因するカートリッ
ジ交換のメッセージも、各々のエラーへの対応方法のメ
ッセージ情報として個別に格納されている。なお、上記
最後の対応方法のメッセージに、プリンタドライバをプ
リンタ1の製造元企業のホームページ(URLを表示)
からダウンロード可能なプリンタドライバの最新バージ
ョンにバージョンアップすれば、プリンタ1が名称不明
のカートリッジに対応できる可能性がある旨のメッセー
ジを追加しても良い。
【0037】ホスト装置のCPU(図示しない)は、上
記CPU31から送信される上述した各エラー情報に基
づき、そのエラー情報に対応するエラー内容のメッセー
ジ、及び対応方法のメッセージを上記エラー対応表の中
から抽出してホスト装置の表示部(図示しない)にユー
ザが認識可能な態様で表示する。そのため、ユーザはそ
の表示された内容に基づいて、上記エラー情報に対応す
る処置を行うことができる。
【0038】図5は、カートリッジ107Fをプリンタ
1に装着した時のプリンタシステムが実行する処理動作
を示すフローチャートである。
【0039】上述したエラー検出処理は、図5に示すよ
うに、(1)カートリッジ107Fの装着有無のチェッ
ク、(2)通信エラーチェック、(3)インク消費量
(インク切れのチェック、(4)カートリッジ107F
の有効期限チェック、(5)カートリッジ107Fの開
封時間チェック、(6)カートリッジ名のチェックの順
序で行われる。但し、有効期限チェックと開封時間チェ
ックとは順序が入れ替っても差支えない。
【0040】プリンタシステムの電源を投入すると、ま
ず、カートリッジ107Fがプリンタ1に装着されてい
るか否かのチェックが行われる(ステップS301)。
CPU31によってカートリッジ107Fが装着されて
いないことが検出され、その旨が通知されると、ホスト
装置は、「カートリッジ無し」を表すエラー1を表示し
(ステップS302)、カートリッジ107Fの装着チ
ェックを終了する。一方、カートリッジ107Fが装着
されているときは(ステップS301でYES)、EE
PROM13からカートリッジ107Fの製造月日を読
出し(ステップS303)、読出した製造月が0か、ま
たは13より大きいか否かチェックする(ステップS3
04)。製造月が0か、又は13より大きくなる現象
は、上述した各信号ラインが電源ラインVcc、又はア
ースラインGNDに接触している場合等に生じる。よっ
て、製造月が0か、又は13より大きいと判断したとき
は(ステップS304でYES)、ホスト装置は、通信
エラーのうちの「リードエラー」を表すエラー2を表示し
(ステップS305)、通信エラーチェックのうちのリ
ードチェックを終了する。
【0041】一方、製造月が0でなく、且つ、13より
小さいと判断したときは(ステップS304でNO)、
リードエラーを生じていないので、リードチェックに続
くライトチェックに移行する。
【0042】まず、カートリッジ107Fの取付回数を
読出し(ステップS306)、次に、今回の取付けによ
って取付回数に「1」を加算すると共に(ステップS3
07)、更新された取付回数をEEPROM13に書込
む(ステップS308)。次に、EEPROM13から
更新された取付回数を読出し(ステップS309)、読
出した取付回数が前回の取付回数に「1」が加算されて
いるか否かを判定する(ステップS310)。もし、
「1」が加算されていなければ(ステップS310でN
O)、ステップS304のチェックではリードエラーが
なかったので、ホスト装置は通信エラーのうちの「ライ
トエラー」を表すエラー3を表示し(ステップS31
1)、通信チェックのうちのライトチェックを終了す
る。
【0043】一方、上記読出した取付回数が、前回の取
付回数に「1」を加算したものである場合には(ステッ
プS310でYES)、EEPROM13からインク消
費量の読出しを行い(ステップS312)、読出したイ
ンク消費量が、規定値を上回っているか否かを判定する
(ステップS313)。もし上回っていれば(ステップ
S313でYES)、ホスト装置は「インク切れ」を表す
エラー4を表示し(ステップS314)、インク消費量
チェックを終了する。
【0044】上記とは逆に、EEPROM13から読出
した上記インク消費量が、規定値を下回っていれば(ス
テップS313でNO)、EEPROM13に記録され
ている製造年月日に基づいて、カートリッジ107Fの
有効期限チェックを行う(ステップS315)。このチ
ェックの結果、カートリッジ107Fの有効期限が経過
していれば(ステップS316でYES)、ホスト装置
は「インクカートリッジの有効期限超過」を表すエラー5
を表示し(ステップS317)、カートリッジ107F
の有効期限チェックを終了する。
【0045】一方、上記有効期限チェックの結果、有効
期限を経過していなければ(ステップS316でN
O)、EEPROM13に格納されている情報に基づ
き、カートリッジ107Fの開封後の期間チェックを行
う(ステップS318)。このチェックの結果、開封後
から所定期間が経過していれば(ステップS319でY
ES)、ホスト装置は「カートリッジ107Fの開封時
間超過」を表すエラー6を表示し(ステップS32
0)、カートリッジ107Fの開封時間チェックを終了
する。
【0046】上記とは逆に、開封後から所定期間が経過
していなければ(ステップS319でNO)、装着され
ているカートリッジ107Fの名称チェックを行い(ス
テップS321)、カートリッジ名がEEPROM13
に格納されている所定の名称か否かを判定する(ステッ
プS322)。もし、所定の名称以外のものであれば
(ステップS322でNO)、ホスト装置は「カートリ
ッジ名不明」を表すエラー7を表示し(ステップS32
3)、カートリッジ名のチェックを終了する。
【0047】以上説明したように、本発明の一実施形態
によれば、カートリッジ107Fの装着から印刷動作の
開始までの間に印刷動作に必要な種々のチェックを行
い、夫々のチェック毎に異常があれば該当するエラー項
目とそのエラーに対する対応方法とを表示することとし
た。そのため、ユーザのヘルプ機構を充実した使い勝手
のよいプリンタシステムを実現することが可能になっ
た。
【0048】なお、上述した実施形態は、本発明を説明
するための一例であり、本発明は、上記実施形態に限定
されるものではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が
可能である。例えば、上記実施形態ではインクジェット
プリンタを例にとって説明したが、これに限ることはな
く、レーザプリンタを始め、その他どのようなプリンタ
にも適用することができる。また、カートリッジについ
ても、インクカートリッジに限らず、トナーカートリッ
ジなど、あらゆる着色剤カートリッジについても適用す
ることが可能である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データ記憶素子を備えた着色剤カートリッジが着脱可能
なプリンタにおいて、上記カートリッジの装着やデータ
アクセスに関わるエラーが生じたとき、エラーの種類が
分かるようにユーザに通知することができるようにする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が適用できるインクジェッ
トプリンタの要部を示す斜視図。
【図2】インクカートリッジの外観斜視図(a)、カー
トリッジホルダの外観斜視図(b)。
【図3】本発明の一実施形態に係るプリンタにおける要
部の構成を示すブロック図。
【図4】プリンタシステムのホスト装置が保持するプリ
ンタのエラー対応表を示した図。
【図5】インクカートリッジのプリンタへの装着時にプ
リンタシステムが行う処理動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ(プリンタ) 10 インクジェット印刷ヘッド(印刷ヘッド) 12 キャリッジ機構 13 EEPROM 15 アクセス端子 21 接触端子 31 CPU 41 通信IC 101 カートリッジホルダ 107F インクカートリッジ(カートリッジ) 111 フレキシブルケーブル(信号ケーブル)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶素子を持つ着色剤カートリッジを装
    着可能なプリンタにおいて、 前記カートリッジ及び前記記憶素子の状態をチェックし
    てエラー状態を検出したとき、そのエラーの種類を示す
    エラー情報を生成する手段と、 前記生成されたエラー情報を、外部に送出する手段と、 を備えるプリンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプリンタにおいて、 前記エラー情報生成手段が、 前記カートリッジがプリンタに装着されているか否か判
    定するためのエラーチェックを行う第1の手段と、 前記記憶素子とプリンタ制御部との通信が正常に行える
    か否かを判定するためのエラーチェックを行う第2の手
    段と、 前記記憶素子から読出したデータ内容が正常か否かを判
    定するためのエラーチェックを行う第3の手段と、 を含むプリンタ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のプリンタにおいて、 前記第2の手段が、前記第1の手段による前記判定がエ
    ラーなしのとき、前記通信が正常に行えるか否かのエラ
    ーチェックを行うようにしたプリンタ。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3記載のプリンタに
    おいて、 前記第2の手段が、前記記憶素子からデータが正しく読
    出せるか否かをチェックした後に、前記記憶素子にデー
    タが正しく書込めたか否かをチェックするプリンタ。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のプリンタにおいて、 前記第3の手段が、前記第2の手段による前記判定がエ
    ラーなしのとき、前記データ内容が正常か否かのエラー
    チェックを行うようにしたプリンタ。
  6. 【請求項6】 請求項2又は請求項5記載のプリンタに
    おいて、 前記第3の手段による前記エラーチェックが、前記カー
    トリッジのインク残量が僅少か否かのチェックと、前記
    カートリッジの製造年月日又は開封年月日の少なくとも
    一方に基づく前記カートリッジの有効期限が経過したか
    否かのチェックと、前記カートリッジの名称のチェック
    のうちの少なくとも1つであるプリンタ。
  7. 【請求項7】 記憶素子を持つ着色剤カートリッジを装
    着可能なプリンタと、このプリンタに通信接続可能なホ
    スト装置とを備えるプリンタシステムにおいて、 前記プリンタが、 前記カートリッジ及び前記記憶素子の状態をチェックし
    てエラー状態を検出したとき、そのエラーの種類を示す
    エラー情報を生成する手段と、 前記生成されたエラー情報を、前記ホスト装置に送る手
    段とを備え、 前記ホスト装置が、 エラーの種類を示すメッセージ、又は、エラーの種類に
    応じた対応方法を示すメッセージを有するヘルプ手段
    と、 前記プリンタからのエラー情報を受けて、そのエラー情
    報が示すエラー種類に応じたメッセージを前記ヘルプ手
    段から取得してユーザに提供する手段とを備えるプリン
    タシステム。
  8. 【請求項8】 記憶素子を持つ着色剤カートリッジを装
    着可能なプリンタにおいて、 前記カートリッジがプリンタに装着されているか否か判
    定するためのエラーチェックを行う第1の過程と、 前記第1の過程に続く、前記記憶素子とプリンタ制御部
    との通信が正常に行えるか否かを判定するためのエラー
    チェックを行う第2の過程と、 前記第2の過程に続く、前記記憶素子から読出したデー
    タ内容が正常か否かを判定するためのエラーチェックを
    行う第3の過程と、 を備えるプリンタにおけるエラー検出方法。
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