JP2002330987A - 色覚改善装置とその電極ユニット - Google Patents

色覚改善装置とその電極ユニット

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JP2002330987A JP2002035261A JP2002035261A JP2002330987A JP 2002330987 A JP2002330987 A JP 2002330987A JP 2002035261 A JP2002035261 A JP 2002035261A JP 2002035261 A JP2002035261 A JP 2002035261A JP 2002330987 A JP2002330987 A JP 2002330987A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医師の監視や指導を受けなくとも、家庭で日
常的に安全に使用することができる色覚改善装置と着脱
可能にして複数の患者を順次治療できる色覚改善装置と
その電極ユニットを提供することである。 【解決手段】 眼窩下孔部近傍に電流を付与するための
針部2a,2bを先端に保持するホルダー部1a,1b
と電流を供給するコード部3a,3bとを備える第一の
通電電極A1,A2と、電源部6とテスター部5のいず
れかの要素を選択するための切換スイッチ20とを備え
る制御装置Cと、第一の通電電極Aと対をなして人体の
一部に接触させる第二の通電電極Bを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、色覚異常者が、家
庭で独自の責任において使用することのできる色覚改善
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、色覚異常の改善を図るための色
覚改善装置は、生体通電という方法を用いる場合があ
る。生体通電とは、何らかの治療効果を目的として、生
体に通電する場合において、電子エネルギーを生体内へ
有効に導入する方法であり、これには二つの方法が知ら
れている。
【0003】第一の方法は、皮膚の外側から電極を使用
する経皮通電であり、第二の方法は、皮膚の内部に針電
極を刺して通電する皮下通電である。第一の方法である
経皮通電においては、電極下の皮膚及びその下の骨の抵
抗即ちインピーダンスによって、直流の場合には、交流
と比べて同じ電極を用いても電流値が低下することが知
られている。そこで、必要な電流量を得るためには交流
が使用されることが多い。
【0004】また、電極の極性を利用するために、交流
の正弦波電流のうち、プラスあるいはマイナスの一方の
電流を用いる半波整流の方法が用いられることが多い。
経皮通電においては、皮膚の抵抗即ち皮膚抵抗インピー
ダンスによって、経皮通電した際の電流は瞬時に低下
し、皮膚で消耗されて熱に転換される。この熱に変わっ
た部分は無効電流であり、その残りの部分の電流のみが
有効に治療に作用することとなる。
【0005】経皮通電方式による色覚改善装置の場合に
は、患者の個人々々により皮膚抵抗インピーダンスの差
異が大きく、これが治療効果を大きく左右させている。
即ち、皮膚インピーダンスが10キロオーム以下の色覚
異常者の場合は、治療効果が大きいが、50キロオーム
以上の色覚異常者の場合には、治療効果が低くなるとい
うことが判明している。
【0006】第二の通電方法である皮下通電の場合に
は、この皮膚抵抗インピーダンスをなくすために、注射
針を用いて、眼球と皮膚の間に、骨のない部位があるこ
とを利用し、この皮膚抵抗インピーダンスの個人差異を
最小にするように工夫している。
【0007】この骨のない部位について図8を参照して
説明する。図8は、人体の頭蓋骨を示す概念図である。
人体の頭蓋骨には、図中符号4で示されるような骨のな
い部分があることが知られており、この部分を眼窩下孔
と呼んでいる。この部分は、骨がないことから骨抵抗が
なく、皮膚から眼球への経路においては抵抗が少なくな
っているのである。
【0008】ここで、ひとまず2つの通電方法の説明は
終えて、これとは別の眼の感電性という特性について説
明する。この眼の感電性による色覚の研究は東北大学医
学部の本川弘一教授により発表されている。
【0009】例えば、暗室内で眼を暗さに慣らしてか
ら、弱い電流を眼に流すと、ピカッと光が見えるような
感覚が発生する。この現象を電気閃光と呼んでいる。こ
の電気閃光を感じる最低の電気量が低いほど、感電性
(電気的興奮性)が高くなる。この感電性を高めるため
には、網膜の中心にスペクトル光、例えば白色光を当て
ると、それぞれの色光により光を当てる前よりも、低い
電圧で電気閃光を感じるようになるのである。即ち、感
電性が向上するのである。
【0010】このスペクトル光と、これに対応する交流
周波数は共鳴に似た関係があるので、この周波数を共鳴
周波数と呼ばれている。色光波長と共鳴周波数との対応
関係は、650ナノメーターの赤色光には、77サイク
ルの交流周波数が、515ナノメーターの緑色光には、
42.5サイクルの交流周波数が対応している。
【0011】このように感電性を高めるために、スペク
トル光の代わりに共鳴周波数の交流刺激を与えることに
より効果が発揮されるのである。色覚改善装置は、この
共鳴周波数の交流電流を生体に経皮通電または皮下通電
により付加して、感電性を向上させて色覚異常者の色覚
を改善するものである。
【0012】色覚異常においては、赤色に対して色弱と
なる第一色弱と、緑色に対して色弱となる第二色弱が存
在する。この弱い部分の色覚を向上するために、赤と緑
の前記した赤色用の77サイクルの交流周波数と、緑色
用の42.5サイクルの交流周波数を交互に3秒間だけ
通電することにより、感電性が向上するのである。これ
が、色覚改善装置の効果である。3秒間とするのは、赤
と緑はおおよそ補色関係にあるので、その網膜誘導によ
り補色関係の感電性が上昇するからである。
【0013】以上のような理論に基づき、従来、いろい
ろな色覚改善装置が発明されている。図9を参照しなが
ら従来の色覚改善装置について説明する。図9は経皮通
電方式の色覚改善装置の従来例を示す概念図である。図
9において、色覚異常者は、経皮通電電極13を眼の
横、すなわちこめかみに貼りつけて治療を受けている。
【0014】このように構成された従来の経皮通電方式
の色覚改善装置においては、小型軽量であることから家
庭でも使用できる。経皮通電電極13をこめかみに装着
して、赤と緑の共鳴周波数である赤色用の77サイクル
の交流周波数と、緑色用の42.5サイクルの交流周波
数を、交互に3秒間だけ、合計20分間経皮通電してい
た。網状閃光を目安に皮膚刺激を起こさない程度の電流
電圧で実施していた。
【0015】このような経皮通電式の色覚改善装置にお
いて、向上が認められた人は、62%から66%であ
り、治療期間は、半年から1年を要していた。しかしな
がら、一方ではほとんど効果が表れない人や、治療期間
が7年位かかったものの色覚異常が改善された人もい
た。
【0016】この経皮通電式の色覚改善装置において、
治療効果があがらなかった理由は、眼の横、皮膚の上か
らの通電のため、電流の皮膚抵抗とさらには骨抵抗とい
う二重の抵抗により効果が上がらなかったということが
考えられる。
【0017】また、皮膚抵抗や骨抵抗は、個人差によ
り、抵抗の大きい人と小さい人があり、100%の皮膚
抵抗と骨抵抗がある人は、全く治療効果が無い場合もあ
ったと考えられる。
【0018】一方、皮下通電方式の色覚改善装置の従来
例について図10を参照しながら説明する。図10は、
皮下通電方式の色覚改善装置の従来例を示す概念図であ
る。図10において、色覚異常者は、注射針式電極15
を眼窩下孔4の近傍に刺し込んで、皮膚抵抗と骨抵抗と
を回避しながら治療を受けている。
【0019】この皮下通電方式の色覚改善装置は、経皮
通電方式の色覚改善装置を改善して、皮膚抵抗と骨抵抗
をなくして電流を付加できるものである。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の経皮通電方式の色覚改善装置においては、皮膚抵
抗インピーダンスの影響が強く、それによる不具合の発
生が避けられないという課題があった。また、眼球を対
象とする場合には、その周囲の骨の抵抗インピーダンス
も避けられない。従って、色覚異常の治療効果を向上さ
せるためには、多大な日数と治療回数が必要となってい
た。
【0021】一方、この経皮通電方式の色覚改善装置の
課題を解決すべく、皮下針を電極として皮下通電とし
て、皮膚抵抗を除外するとともに、骨抵抗のない眼球に
いたる経路を利用するように構成されたのが、従来の皮
下通電方式の色覚改善装置であった。
【0022】しかしながら、この従来の皮下通電方式の
色覚改善装置においては、眼窩下孔に皮下に電極を刺す
が、この眼窩下孔には、三叉神経の第二枝が通っている
ので、これに刺激を与えることのないように浅く刺さな
ければならない。また、神経を刺激しないように電流電
圧を低くしなければならないという課題を有していた。
【0023】しかも、注射針により皮下に電極を刺す必
要があり、色覚異常者が家庭で恒常的に使用するには適
しておらず、病院で医師の監視や指導のもとにしか利用
できないという課題も有していた。また、苦痛が伴った
り、顔の皮膚を傷めたりするという特に女性にとって深
刻な課題もあった。さらに、眼窩下孔の位置が触診によ
る感覚的な確認によるもので、熟練を要し、専門医でな
ければ容易に位置を特定できないという課題があった。
【0024】本発明はかかる従来の事情に対処してなさ
れたものであり、医師の監視や指導を受けなくとも、家
庭で日常的に安全に使用することができる色覚改善装置
と着脱可能にして複数の患者を順次治療できる色覚改善
装置の電極ユニットを提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明である色覚改善装置は、人間の
顔に存在する眼窩下孔部近傍に電流を付与するための針
部と針部を先端に保持するホルダー部と針部に接続され
電流を供給するコード部とを備える第一の通電電極と、
この第一の通電電極に接続され、電流を供給する電源部
と電源部に並列に接続されたテスター部およびこのテス
ター部と電源部とのいずれかの要素を選択するための切
換スイッチとを備える制御装置と、この制御装置に一の
端部を接続され他端は第一の通電電極と対をなして人体
の一部に接触させる第二の通電電極とを有するものであ
り、切換スイッチによってテスター部を選択した場合に
は第一の通電電極と第二の通電電極をテスター用電極と
して使用するものである。
【0026】上記構成の色覚改善装置においては、第二
の通電電極を首の部分などに接触させて、切換スイッチ
によってテスター部を選択した後、第一の通電電極を顔
面にあてると第一の通電電極と第二の通電電極間の抵抗
が測定されるという作用を有する。第一の通電電極を顔
面上で移動させると最も抵抗が低くなる地点がわかる
が、これが、眼窩下孔の位置である。
【0027】さらに、眼窩下孔を探し当てた後、その第
一の通電電極を離すことなく切換スイッチを電源部側へ
換えれば、治療に必要な電流が流れるという作用を有す
る。また、請求項2に記載の発明である色覚改善装置
は、請求項1に記載の色覚改善装置において、電源部が
可変抵抗器を備えて所望の電流値を供給するものであ
る。
【0028】上記構成の色覚改善装置においては、請求
項1に記載の発明の作用に加えて、電源部から供給され
る電流値を変化させるという作用を有する。さらに、請
求項3に記載の発明である色覚改善装置は、請求項1ま
たは2記載の色覚改善装置において、色覚改善装置によ
り、色覚が改善すると同時に、色覚を記憶し、確認する
為に、色の名前を記載した色カードを用意して、リハビ
リテーションを可能としたものである。
【0029】このように構成された色覚改善装置におい
ては、正しい色認識を持てるようになり、コンプレック
スからの解放と色生活を楽しむことを可能にするもので
ある。
【0030】請求項4に記載の発明である色覚改善装置
の電極ユニットは、人間の顔に存在する眼窩下孔部近傍
に電流を付与するための針部と、この針部の端部を露出
させながら針部外周面に周設される絶縁体と、この絶縁
体と針部を着脱可能に保持し、針部に電流を供給するコ
ード部を接続するホルダー部を有するものである。
【0031】上記構成の色覚改善装置の電極ユニット
は、絶縁体と針部が一体となってホルダー部に保持され
るため、一の患者が顔に刺して利用した針部は次の患者
が利用する場合に交換できるという作用を有する。
【0032】請求項5に記載の発明である色覚改善装置
の電極ユニットは、人間の顔に存在する眼窩下孔部近傍
に電流を付与するための針部と、この針部の端部を露出
させながら針部外周面に周設される絶縁体と、この絶縁
体を中央に載設する平面状のシート部とを有するもので
あり、シート部の絶縁体が載設された面には粘着剤層が
形成されているものである。
【0033】上記構成の色覚改善装置の電極ユニット
は、絶縁体と針部が一体となった上に、平面状のシート
に載設されており、そのシート面には粘着剤層が形成さ
れているため、治療中ずっと眼窩下孔の位置に手で保持
する必要はなく、位置を確かめた後に針部が眼窩下孔の
位置にくるように顔に貼ることができるという作用を有
する。
【0034】最後に、請求項6に記載の発明である色覚
改善装置の電極ユニットは、請求項4または請求項5記
載の色覚改善装置の電極ユニットにおいて、針部に着脱
可能に覆設される蓋部を備えるものである。
【0035】このように構成された色覚改善装置の電極
ユニットは、眼窩下孔を探すときに細い針部を蓋部で覆
うことによって、顔面の皮膚を保護するという作用を有
する。治療以外でむやみに肌を傷つけることがないよう
に配慮されるものである。
【0036】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る色覚改善装
置の第1の実施の形態を図1乃至図3に基づき説明す
る。(請求項1および請求項2に対応)
【0037】図1は本発明の第1の実施の形態に係る色
覚改善装置の概念図である。図1において、色覚改善装
置は、皮下通電電極Aと貼付電極Bと制御ボックスCと
を有している。皮下通電電極Aは、ホルダー部1を有し
ており、ホルダー部1の端部には所定の長さ、例えば2
mmの突出長を有する極細針2が備えられている。ホル
ダー部1はワイヤーハーネス3を介して、貼付電極Bは
ワイヤーハーネス12を介して制御ボックスCに接続さ
れている。
【0038】図1は、色覚異常者が皮下通電電極Aを手
に持って眼窩下孔近傍に当て、貼付電極Bは首の後ろ側
に当てながら制御ボックスCから供給される電流によっ
て色覚改善を行っている様子を示している。
【0039】次に、図2は本実施の形態に係る色覚改善
装置を詳細に示す外形図である。図2において図1と同
一部分については同一符号を付しその構成の説明は省略
する。図1は皮下通電電極Aが1本の場合を示していた
が、図2では2本のワイヤーハーネス3a,3bにそれ
ぞれ接続される皮下通電電極A1,A2が描かれてお
り、各々の皮下通電電極A1,A2にホルダー部1a,
1bが設けられている。ホルダー部1a,1bの端部に
は、極細針2a,2bが絶縁体9a,9bを介して突設
されている。これらの極細針2a,2bはワイヤーハー
ネス3a,3bに接続されるものである。2つの皮下通
電電極を設けたのは、顔面に存在する2つの眼窩下孔に
同時に当てて治療を行うためである。皮下通電電極が一
つであっても、交互に当てて治療することはもちろん可
能であるが、同時に行うことによって治療時間が短縮さ
れるのである。
【0040】貼付電極Bは、貼付板11に湿材ガーゼ1
0を設けることによって構成されるものである。次に、
制御ボックスCの詳細な構成について説明する。制御ボ
ックスCは内部に、図3を用いて後述する定電圧電流供
給部を備えており、この定電圧電流供給部から供給され
る電流値を読み取るための電流計18a,18bが備え
られている。2つの電流計18a,18bは、2つの皮
下通電電極A1,A2に対応するものであるため、図1
に示されるように1の皮下通電電極Aのみを有する場合
には、電流計が1つでもよいのは言うまでもない。
【0041】符号17で示されるのは、可変抵抗用つま
み17である。この可変抵抗用つまみ17を図中矢印で
示される方向に廻すことによって抵抗値を変え、皮下通
電電極A1,A2に供給する電流値を変えることができ
る。また、メイン電源スイッチ7を備え、治療を開始す
る際に定電圧電流供給部の電源を入れる。
【0042】一方、制御ボックスCには、図3を用いて
後述するが、テスター部が備えられており、符号8はテ
スター部スイッチを、符号19はテスター表示窓をそれ
ぞれ示している。テスター表示窓19は、テスターとし
て用いる場合に、抵抗値を示すための小窓である。
【0043】定電圧電流供給部とテスター部の切換を行
うために回路切換用つまみ14が設けられている。色覚
改善装置を使わない場合には、切り位置16aに合わせ
ておき、テスター部を使用する際には、テスターモード
位置16cに合わせ、治療を行う際には治療モード位置
16bに合わせる。
【0044】なお、図2において、電流計18a,18
bおよびテスター表示窓19をアナログ式で指針を有す
るものとして記載したが、もちろんデジタル式で数値を
表示するタイプのものでもよいことは言うまでもない。
【0045】図3は、前述した定電圧電流供給部6とテ
スター部5を含めた制御ボックスCの回路構成を示す概
念図である。図3において、図1及び図2にも示される
同一部分については同一符号を付し、その構成の説明は
省略する。
【0046】図3の制御ボックスC内において、テスタ
ー部5と定電圧電流供給部6は並列に接続されている。
これら2つの要素は、回路切換スイッチ20を切り換え
ることによって選択される。
【0047】皮下通電電極A1,A2のワイヤーハーネ
ス3a,3bへ接続される経皮電極側端子21dは、回
路切換スイッチ20によって、切り位置用端子21a、
治療モード用端子21b、テスターモード用端子21c
のうちいずれかの接点と接続される。例えば、テスター
モード用端子21cを選択した場合には、ワイヤーハー
ネス3a,3bは、テスターモード用端子21cからテ
スターモード用回路23を介してテスター部5と接続さ
れる。これによって、皮下通電電極A1,A2及び貼付
電極Bはテスター用の電極として利用できる。
【0048】次に、回路切換スイッチ20を用いて経皮
電極側端子21dを治療モード用端子21bに接続した
場合には、ワイヤーハーネス3a,3bは、治療モード
用端子21bから治療モード用回路24を介して定電圧
電流供給部6と接続される。これによって、テスター部
5側の回路とは遮断され、今度は定電圧電流供給部6か
ら電流を供給して色覚改善のための治療を行うことがで
きるのである。
【0049】色覚改善装置を使用しない場合には、いず
れの要素にも接続されないように切り位置用端子21a
に合わせておくと事故などを防止することができる。こ
の回路切換スイッチ20は、図2で説明した回路切換用
つまみ14によって、切り換えられるものであり、切り
位置用端子21aが図2における切り位置16a、治療
モード用端子21bが治療モード位置16b、テスター
モード用端子21cがテスターモード位置16cにそれ
ぞれ対応している。
【0050】このように構成された本実施の形態に係る
色覚改善装置を用いて、色覚改善のための治療を行う方
法について説明を追加する。まず、色覚異常者は、回路
切換用つまみ14が切り位置16aにあることを確認
し、貼付電極Bを首の後ろ側に貼り、制御ボックスCの
回路切換用つまみ14を切り位置16aからテスターモ
ード位置16cに変える。これによってテスター部5が
選択され、制御ボックスCは皮下通電電極A1,A2お
よび貼付電極Bと共にテスターとして機能する。
【0051】テスター部スイッチ8を入れ、皮下通電電
極Aを顔面で眼の下のあたりに当て、テスター部5のテ
スター表示窓19を見ながら抵抗値が最も下がる地点、
すなわち眼窩下孔を探す。眼窩下孔と考えられる地点を
探し当てたら、そこに皮下通電電極Aの極細針2を刺
し、メイン電源スイッチ7を入れ、回路切換用つまみ1
4を治療モード位置16bへ廻して定電圧電流供給部6
から電流を供給する。
【0052】このとき、可変抵抗器22を有する色覚改
善装置の場合には、可変抵抗用つまみ17を廻して治療
段階に沿った所望の電流値が流れるように調整する。
【0053】一方の眼の治療が終了したらもう一方の眼
の治療に入る。その際、回路切換用つまみ14をまたテ
スターモード位置16cに切り換えて、もう一方の眼窩
下孔を探して、その後、治療モード位置16bに切り換
えて同じように定電圧電流供給部6から電流を供給す
る。
【0054】なお、皮下通電電極が2本ある場合には、
一方の皮下通電電極A1で一方の眼窩下孔を探しその地
点で固定しておき、その後もう一方の皮下通電電極A2
でもう一方の眼窩下孔を探して、同時に刺して回路切換
用つまみ14を治療モード位置16bに切り換えること
によって、左右の眼を同時に治療することができる。
【0055】両方の眼の治療が終了したならば、テスタ
ー部スイッチ8とメイン電源スイッチ7を切り、回路切
換用つまみ14を切り位置16aに廻して、さらに可変
抵抗用つまみ17も抵抗値が大きくなるように、すなわ
ち電流が最も流れないような位置にセットしておくと、
故障や事故を起こすこともなく安心である。
【0056】以上説明したとおり、本実施の形態に係る
色覚改善装置によれば、定電圧電流供給部と並列に構成
されたテスター部を有するため、従来医師の補助や指
導、監督が必要であった眼窩下孔への注射針を用いる方
法によらなくとも、容易に眼窩下孔を探すことができ
る。また、切換スイッチを設けたことによって、皮下通
電電極と貼付電極を治療の場合のみならず、テスター部
を用いる場合にも電極として用いることができる。
【0057】また、皮下通電電極を2つ設けることによ
って、治療時間を短縮することも可能である。さらに、
可変抵抗器を用いることによって、治療段階に沿った好
適な電流値を供給することができる。
【0058】以下に、本発明に係る色覚改善装置の第2
の実施の形態を図4に基づき説明する。(請求項3に対
応) 図4は本発明の第2の実施の形態に係る色覚改善装置と
一緒に用いて治療に供される色カードの概念図である。
この色カードは、リハビリテーションキットとして用意
される色カードである。
【0059】図4において、色カードDは、色覚異常者
を治療の段階において、色覚を認識しはじめた際におい
て、確実に色の名前と、色群を記憶し、理解できるよう
に、色の名前を記載したものである。この色カードDの
ようなリハビリテーションキットが存在することによ
り、自分の治療効果を確実に理解することができ、かつ
正しい色認識を持てることに自身を持つことができ、コ
ンプレックスからの解放と、色生活を楽しむことができ
るようになるのである。
【0060】次に、本発明に係る色覚改善装置の電極ユ
ニットの第1の実施の形態について図5を参照しながら
説明する。(請求項4に対応)
【0061】図5は第1の実施の形態に係る色覚改善装
置の電極ユニットの縦断面図である。図5において、電
極ユニット25は、極細針2と絶縁体9とホルダー部1
と電極26から構成されている。極細針2はその端部2
c,2dを突出させて絶縁体9が周設されている。ホル
ダー部1には、極細針2と絶縁体9を挿入可能な凹部2
7が形成されており、凹部27の底部には、凹部26a
を有する電極26が設けられている。極細針2と絶縁体
9が凹部27に、また、端部2dが凹部26aに嵌挿さ
れるようにする。これによって、ワイヤーハーネス3に
極細針2が接続されることになる。電極26は、極細針
2とワイヤーハーネス3の接続を容易にするための構成
であるため、必ずしも必要ではないが設ける方が好まし
い。
【0062】このように構成される電極ユニット25に
おいては治療を必要とする人が複数いて順番に治療を行
うような場合において、一旦使った極細針2を再度使用
しないように、極細針2と絶縁体9を簡単に交換でき
る。従って、衛生的でありしかも容易に交換可能である
ため、交換の時間もかからず迅速に治療を進めることが
可能である。
【0063】次に、本発明に係る色覚改善装置の電極ユ
ニットの第2の実施の形態について図6を参照しながら
説明する。(請求項5に対応)
【0064】図6(a)は第2の実施の形態に係る色覚
改善装置の電極ユニットの外形図であり、図6(b)
は、その色覚改善装置の電極ユニットの縦断面図であ
る。図6(a)において、電極ユニット28は、極細針
29と絶縁体30と粘着シート34によって構成され
る。極細針29は、図5を用いて説明した第1の実施の
形態に係る色覚改善装置の電極ユニットと同様に、その
周囲を絶縁体30によって覆われている。絶縁体30は
粘着シート34の上に載設されており、極細針29はワ
イヤーハーネス33に接続されるものである。
【0065】図6(b)において、極細針29はその端
部29a,29bを突出して絶縁体30が周設されてい
る。一方、ワイヤーハーネス33もその端部には電極3
2を内蔵する絶縁体31が設けられており、絶縁体31
の凹部31aと電極32の凹部32aに極細針29の端
部29bが収まるように絶縁体30の凹部30aに挿入
される。このようにして極細針29をワイヤーハーネス
33に接続するのである。さらに、粘着シート34の表
面34aには粘着剤層が形成されており、顔面に接着す
ることができる。
【0066】このように構成された第2の実施の形態に
係る色覚改善装置の電極ユニットにおいては、第1の実
施の形態と同様に着脱可能にワイヤーハーネス33に設
けることが可能であるため、複数の患者の治療を順次行
うことが可能である。さらに、粘着シート34を備えて
いるため、治療中に皮下通電電極のホルダーを手で保持
しておく必要もなく、顔面に貼付することができる。
【0067】このような効果は、特に皮下通電電極を2
本有する色覚改善装置において特に有効である。2本の
皮下通電電極を有する場合には、最初の眼の眼窩下孔の
位置を探した後に、もう一方の眼の眼窩下孔を探すこと
になるが、その際、最初の眼の眼窩下孔を探しあてたと
きに、その位置に粘着シート34を貼ってしまえば、片
手でずっと押さえておく必要はなく、もう一方の眼の眼
窩下孔を探す際に容易である。
【0068】また、治療中においても両手でホルダーを
押さえる必要はなく、自分で可変抵抗用つまみを操作し
たりすることも可能であり、ベッドなどに横になってゆ
っくりリラックスして治療を受けることもできる。
【0069】最後に、図7を参照して本発明に係る色覚
改善装置の電極ユニットの第3と第4の実施の形態につ
いて説明する。(請求項6に対応)
【0070】図7(a)は第3の実施の形態に係る色覚
改善装置の電極ユニットの縦断面図であり、図7(b)
は、第4の実施の形態に係る色覚改善装置の電極ユニッ
トの縦断面図である。
【0071】図7(a)において、図5に示される同一
部分については同一符号を付し、その構成についての説
明は省略する。本第3の実施の形態においては、キャッ
プ35を極細針の端部2dとホルダー部1の一部を覆う
ように設けたものである。キャップ35はホルダー部1
にかかるように覆うものでもよいし、極細針の端部2d
のみを覆うような小さなものでもよい。
【0072】但し、キャップ35を嵌めた状態で眼窩下
孔の位置を探すため、キャップ35の材質は電気伝導度
の高い金属などで構成されることが好ましい。眼窩下孔
の位置を確認した後には、キャップ35を外して極細針
の端部2dを皮膚に刺して治療用に設定された電流を供
給して治療を行う。
【0073】次に図7(b)において、図6に示される
同一部分については同一符号を付し、その構成の説明は
省略する。本第4の実施の形態においては、極細針の端
部29aと絶縁体30の一部を覆うようにキャップ36
を設けるものである。本実施の形態においても、極細針
の端部29aのみを覆うキャップ36としても構わな
い。また、材質についても第3の実施の形態と同様であ
る。
【0074】このように構成された第3の実施の形態と
第4の実施の形態に係る色覚改善装置の電極ユニットに
おいては、眼窩下孔を探すときに直接極細針が誤って顔
面の皮膚に刺さったり、傷をつけたりすることのないよ
うにする。色覚改善装置による治療は1回や2回という
ような短期に終わるものではなく、長期にわたるため特
に女性の患者などが継続して安全に、そして顔の皮膚を
なるべく傷つけることのないように施されることが望ま
しい。これらの2つの実施の形態に係る色覚改善装置の
電極ユニットは、そのような要望を受け入れるべく極細
針をカバーするキャップ35,36を備えるものであ
る。
【0075】なお、キャップ35,36は極細針の端部
2d,29aを覆うような構成としたが、この他例えば
ノック式の筆記具のように筒状にガイドを設けてその中
から極細針を送り出すような機構でもよい。このような
場合には、治療前に眼窩下孔を探すときには筒状のガイ
ドの中に極細針を収納しておき、その後ガイドの中から
極細針を出して治療を行うことが可能である。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
と請求項2に記載の色覚改善装置においては、従来医師
の補助や指導、監督が必要であった眼窩下孔への注射針
を用いる方法によらなくとも、容易に眼窩下孔を探すこ
とができる。また、切換スイッチを設けたことによっ
て、第一の通電電極と第二の通電電極を治療の場合のみ
ならず、テスター部を用いる場合にも電極として用いる
ことができる。
【0077】また、請求項2に記載の色覚改善装置にお
いては、電流の強弱を所望の値に調整できるため、治療
段階に沿った好適な電流値を供給することができる。
【0078】さらに、請求項3に記載の色覚改善装置に
おいては、正しく確実に色群を理解、記憶できるため、
治療効果を認識しながら患者の自信を獲得することがで
きる。
【0079】請求項4と請求項5に記載の色覚改善装置
の電極ユニットにおいては、針部と絶縁体、あるいは針
部と絶縁体とシート部を着脱可能に色覚改善装置に設置
できるため、複数の患者を順次治療できる。
【0080】また、請求項5に記載の色覚改善装置の電
極ユニットにおいては、シート部を顔面に貼付できるた
め、患者が保持しておく必要がなく治療の利便性が向上
する。
【0081】請求項6に記載の色覚改善装置の電極ユニ
ットにおいては、蓋部を有するため、色覚改善治療の前
の段階で、顔面の皮膚を傷つけることなく安全に眼窩下
孔を探すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る色覚改善装置
の概念図である。
【図2】第1の実施の形態に係る色覚改善装置を詳細に
示す外形図である。
【図3】第1の実施の形態の制御ボックスの回路構成を
示す概念図である。
【図4】第2の実施の形態に係る色覚改善装置に用いて
治療に供される色カードの概念図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る色覚改善装置
の電極ユニットの縦断面図である。
【図6】(a)は、本発明の第2の実施の形態に係る色
覚改善装置の電極ユニットの外形図であり、(b)はそ
の縦断面図である。
【図7】(a)は、本発明の第3の実施の形態に係る色
覚改善装置の電極ユニットの縦断面図であり、(b)は
本発明の第4の実施の形態に係る色覚改善装置の電極ユ
ニットの縦断面図である。
【図8】人体の頭蓋骨を示す概念図である。
【図9】経皮通電方式の色覚改善装置の従来例を示す概
念図である。
【図10】皮下通電方式の色覚改善装置の従来例を示す
概念図である。
【符号の説明】
A,A1,A2…皮下通電電極 B…貼付電極 C…制
御ボックス D…色カード 1,1a,1b…ホルダー
部 2,2a,2b…極細針 2c,2d…端部 3,
3a,3b…ワイヤーハーネス 4…眼窩下孔 5…テ
スター部 6…定電圧電流供給部 7…メイン電源スイ
ッチ 8…テスター部スイッチ 9,9a,9b…絶縁
体 10…湿材ガーゼ 11…貼付板 12…ワイヤー
ハーネス 13…経皮通電電極 14…回路切換用つまみ 15…
注射針式電極 16a…切り位置 16b…治療モード
位置 16c…テスターモード位置 17…可変抵抗用
つまみ 18a,18b…電流計 19…テスター表示
窓 20…回路切換スイッチ 21a…切り位置用端子
21b…治療モード用端子 21c…テスターモード
用端子 21d…経皮電極側端子 22…可変抵抗器
23…テスターモード用回路 24…治療モード用回路
25…電極ユニット 26…電極 26a…凹部 2
7…凹部 28…電極ユニット 29…極細針 29
a,29b…端部 30…絶縁体 30a…凹部 31
…絶縁体 31a…凹部 32…電極 32a…凹部
33…ワイヤーハーネス 34…粘着シート 34a…
表面 35…キャップ 36…キャップ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人間の顔に存在する眼窩下孔部近傍に電
    流を付与するための針部と該針部を先端に保持するホル
    ダー部と前記針部に接続され前記電流を供給するコード
    部とを備える第一の通電電極と、この第一の通電電極に
    接続され、前記電流を供給する電源部と該電源部に並列
    に接続されたテスター部と該テスター部と前記電源部と
    のいずれかの要素を選択するための切換スイッチとを備
    える制御装置と、この制御装置に一の端部を接続され他
    端は前記第一の通電電極と対をなして人体の一部に接触
    させる第二の通電電極とを有し、前記切換スイッチによ
    って前記テスター部を選択した場合には前記第一の通電
    電極と第二の通電電極をテスター用電極として使用する
    ことを特徴とする色覚改善装置。
  2. 【請求項2】 前記電源部は可変抵抗器を備えて所望の
    電流値を供給することを特徴とする請求項1記載の色覚
    改善装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の色覚改善
    装置において、色覚改善装置により、色覚が改善すると
    同時に、色覚を記憶し、確認する為に、色の名前を記載
    した色カードを用意して、リハビリテーションを可能と
    したことを特徴とする色覚改善装置。
  4. 【請求項4】 人間の顔に存在する眼窩下孔部近傍に電
    流を付与するための針部と、この針部の端部を露出させ
    ながら針部外周面に周設される絶縁体と、この絶縁体と
    前記針部を着脱可能に保持し、前記針部に電流を供給す
    るコード部を接続するホルダー部とを有することを特徴
    とする色覚改善装置の電極ユニット。
  5. 【請求項5】 人間の顔に存在する眼窩下孔部近傍に電
    流を付与するための針部と、この針部の端部を露出させ
    ながら針部外周面に周設される絶縁体と、この絶縁体を
    中央に載設する平面状のシート部とを有し、このシート
    部の前記絶縁体が載設された面には粘着剤層が形成され
    ることを特徴とする色覚改善装置の電極ユニット。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5記載の色覚改善
    装置の電極ユニットにおいて、前記針部に着脱可能に覆
    設される蓋部を備えることを特徴とする色覚改善装置の
    電極ユニット。
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