JP2002330181A - 受信装置及び受信再生方法 - Google Patents

受信装置及び受信再生方法

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JP2002330181A JP2001132453A JP2001132453A JP2002330181A JP 2002330181 A JP2002330181 A JP 2002330181A JP 2001132453 A JP2001132453 A JP 2001132453A JP 2001132453 A JP2001132453 A JP 2001132453A JP 2002330181 A JP2002330181 A JP 2002330181A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストリーミング再生方式を用いたディジタル
データ通信において、受信バッファのオーバーフローや
アンダーフローを防止する。 【解決手段】 通信する送信装置1に応じて再生開始条
件を変更する。そのために、過去に通信した送信装置の
再生開始条件を履歴リスト記憶部29に記憶しておく。
再生開始条件決定部210は、新たな通信の開始を監視
し、通信が開始されると、その通信相手である送信装置
1が履歴リスト記憶部29に記憶されているか否かを判
断する。記憶されている場合、その送信装置1に対する
再生開始条件を用いて再生を行う。記憶されていない場
合、その送信装置1の識別情報とデフォルトの再生開始
条件とを履歴リスト記憶部29に登録し、デフォルトの
再生開始条件で再生を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばビルの構内
放送設備などに用いられるディジタルデータ通信システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】LANなどのネットワーク上でのディジ
タルデータ通信システムでは、音声や画像、テキストな
どのデータをパケット化して通信を行う。この通信シス
テムで音声や動画像の通信を行う場合、送信側における
パケットの送信間隔と同じ間隔で、受信側においてパケ
ットを受信し、連続したデータを出力することが要求さ
れる。しかし、ネットワークのトラフィックの状況によ
っては、パケットの伝送時間に揺らぎが生じたりパケッ
トが欠落したりして、再生された音声や画像の品質が劣
化する原因となる。
【0003】音声や動画像をリアルタイムに伝送するデ
ィジタル通信及び再生方式の1つに、データの最後まで
の受信を待たずに再生する「ストリーミング再生方式」
がある。ストリーミング再生方式では、送信装置側及び
受信装置にそれぞれ送信バッファ及び受信バッファが設
けられる。この方式における送信装置及び受信装置の処
理は、次のようになる。
【0004】例えば音声通信の場合、送信装置に入力さ
れたアナログ音声信号は、アナログ/ディジタル変換器
(ADC)によりディジタル音声データに変換され、送
信バッファに蓄積される。通信システムによっては、ネ
ットワーク回線の帯域を有効利用するために、ディジタ
ル音声データをさらに符号化して圧縮音声符号化情報と
する。送信バッファに蓄積されたディジタル音声データ
や圧縮音声符号化情報(以下、まとめてディジタル音声
データという)は、パケットに組み立てられ、パケット
単位でネットワークを介して受信装置に送信される。
【0005】受信装置は、パケットを受信して分解し、
ディジタル音声データを受信バッファに蓄積する。受信
バッファのデータ蓄積量が一定量以上になり再生開始条
件を満たすと、ディジタル音声データが受信バッファか
ら読み出され、ディジタル/アナログ変換器(DAC)
でアナログ音声データに変換され、出力される。通信シ
ステムによっては、受信バッファに蓄積された圧縮音声
符号化情報を伸長し、ディジタル音声データを生成する
復号化処理を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のストリーミング
再生方式における送信バッファや受信バッファは、パケ
ットの伝送時間の揺らぎを吸収する上である程度の効果
を奏しているものの、十分ではない。
【0007】例えば、パケットの遅延により、再生中に
受信バッファのデータ蓄積量がゼロになってしまい、再
生が停止する場合がある。これを受信バッファの「アン
ダーフロー」という。逆に、想定した受信間隔Δtより
も短時間でパケットを受信し、受信バッファの記憶量を
オーバーする場合がある。これを受信バッファの「オー
バーフロー」という。この場合、一般的には受信バッフ
ァで吸収できないパケットは破棄されてしまう。オーバ
ーフローが生じると音声データが不連続となり、ノイズ
の発生を招き、音声品質が劣化してしまう。
【0008】図8は、パケットの伝送時間の揺らぎによ
り、受信バッファにアンダーフロー及びオーバーフロー
が発生する様子を示している。受信バッファは、4つの
パケットを蓄積可能である。送信装置は、一定時間間隔
ΔtでパケットP1,P2,P3,P4,P5,P6・
・・を送出する。受信バッファにデータが残っている状
態で、受信装置がパケットP1を受信する。その後、Δ
tよりも短い時間間隔でパケットP2,P3,P4を受
信すると、再生速度が追いつかないため、パケットP4
を受信バッファに蓄積した時点T1でオーバーフローが発
生する。しかし、パケットP4を受信後、次のパケット
P5が遅延したため、再生中に受信バッファが空にな
り、時刻T2でアンダーフローが発生する。
【0009】さらに、受信装置には一定の再生開始条件
が設定されている。ところが、受信装置と送信装置との
間のネットワーク経路が送信装置毎に異なるため、同じ
再生開始条件下でも、ある送信装置Aとの通信ではアン
ダーフローが発生しやすく、別の送信装置Bとの通信で
はオーバーフローが発生しやすい、といった状況が実際
には存在する。また、いつも同じ再生開始条件下では、
ある時間帯ではネットワークトラフィックが混雑するた
めアンダーフローが発生しやすく、別の時間帯ではネッ
トワーク負荷が軽いためにオーバーフローが発生しやす
い、といった状況も存在する。
【0010】本発明は、ディジタルデータ通信に用いら
れるストリーミング再生方式において、再生されるデー
タの品質を高める技術を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本願第1発明は、受信手段と、受信バッファと、記
憶手段と、変更手段と、検出手段と、変換手段と、を備
える受信装置を提供する。
【0012】受信手段は、第1送信装置を含む送信装置
群に通信網を介して接続され、前記通信網を介してディ
ジタルデータを含むパケットを受信する。受信バッファ
は、前記ディジタルデータを一時的に蓄積する。記憶手
段は、前記第1送信装置を特定する第1識別情報と、前
記第1送信装置から受信するディジタルデータの再生を
開始するための第1再生開始条件とを記憶する。変更手
段は、前記送信装置群に含まれるいずれかの送信装置と
の通信の開始を監視し、通信が開始された場合、前記送
信装置の識別情報と前記第1識別情報とが一致するか否
かを判断し、一致する場合は前記第1再生開始条件を現
再生開始条件として設定する。検出手段は、前記受信バ
ッファのデータ蓄積量を検出し、前記現再生開始条件と
前記第1再生開始条件とに基づいて検出信号を出力す
る。変換手段は、前記検出信号に基づいて、前記受信バ
ッファに蓄積されているディジタルデータを取り出し、
出力するためのアナログデータに変換する。
【0013】変更手段は、送信装置との通信が開始され
るたびに、その送信装置に対する再生開始条件を記憶手
段から読み出し、現再生開始条件として設定する。送信
装置に応じた再生開始条件を通信の開始ごとに設定する
ことにより、全ての送信装置に対して同一の再生開始条
件を適用する場合に比して、受信バッファのアンダーフ
ローやオーバーフローを防止しやすくなる。
【0014】本願第2発明は、前記第1発明において、
前記ディジタルデータはディジタル音声データを含んで
いる受信装置を提供する。ディジタル音声データの通信
を行う受信装置においては、送信装置毎に再生開始条件
を変えることにより、再生される音声のノイズや音切れ
を抑制することができる。
【0015】本願第3発明は、前記第1発明において、
前記記憶手段が、前記送信装置群に含まれる第2送信装
置を特定する第2識別情報と、前記第2送信装置から受
信するディジタルデータの再生を開始するための第2再
生開始条件とを、さらに記憶している受信装置を提供す
る。この装置において、前記変更手段は、前記送信装置
の識別情報と前記第2識別情報とが一致するか否かをさ
らに判断し、一致する場合は前記第2識別情報を現再生
開始条件として設定する。
【0016】記憶手段には、複数の送信装置の識別情報
と複数の再生開始条件とが記憶されている。受信装置
は、通信を開始した送信手段の識別情報を記憶手段から
検索し、一致する識別情報に対応する再生開始条件を用
いて再生を行う。
【0017】本願第4発明は、前記第1発明において、
前記変更手段が、前記送信装置群に含まれる第3送信装
置との通信が開始された場合であって、前記第3送信装
置の識別情報と前記第1識別情報とが一致しない場合、
前記第3送信装置の識別情報と前記第3送信装置から受
信するディジタルデータの再生を開始するための第3再
生開始条件とを記憶手段に登録し、前記第3再生開始条
件を前記現再生開始条件として記憶する受信装置を提供
する。
【0018】受信装置は、初めて通信する送信装置の識
別情報を記憶手段に登録する。また、その送信装置に対
する再生開始条件を、併せて記憶手段に登録する。新規
送信装置に対して設定する再生開始条件としては、実験
的に求められるデフォルト値や記憶手段に記憶されてい
る再生開始条件の平均値を用いることが考えられる。
【0019】本願第5発明は、下記(A)〜(F)のス
テップを含む受信再生方法を提供する。 (A)第1送信装置を含む送信装置群に通信網を介して
接続され、前記通信網を介してディジタルデータを含む
パケットを受信する受信ステップ、(B)前記ディジタ
ルデータを受信バッファに一時的に蓄積する蓄積ステッ
プ、(C)前記第1送信装置を特定する第1識別情報
と、前記第1送信装置から受信するディジタルデータの
再生を開始するための第1再生開始条件とを記憶する記
憶ステップ、(D)前記送信装置群に含まれるいずれか
の送信装置との通信の開始を監視し、通信が開始された
場合、前記送信装置の識別情報と前記第1識別情報とが
一致するか否かを判断し、一致する場合は前記第1再生
開始条件を現再生開始条件として設定する変更ステッ
プ、(E)前記受信バッファのデータ蓄積量を検出し、
前記現再生開始条件と前記第1再生開始条件とに基づい
て検出信号を出力する検出ステップ、(F)前記検出信
号に基づいて、前記受信バッファに蓄積されているディ
ジタルデータを取り出し、出力するためのアナログデー
タに変換する変換ステップ。
【0020】この方法は、前記第1発明と同様の作用効
果を奏する。本願第6発明は、前記(A)〜(F)のス
テップをコンピュータに実行させるための受信再生プロ
グラムを提供する。また、このプログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体は、本願第7発明に
含まれる。
【0021】
【発明の実施の形態】<発明の概要>本発明は、ストリ
ーミング再生方式を適用したディジタル通信システムに
用いられる受信装置を提供する。本発明に係る受信装置
は、通常の受信及び再生処理に加え、大別して2つの処
理を行う。
【0022】第1に、受信装置は「再生開始条件変更処
理」を行う。この処理では、受信バッファの状態に応じ
て再生開始条件を変更する。例えば、再生中に受信バッ
ファのアンダーフローが生じると、再生を開始するため
に必要な受信バッファのデータ量(以下、開始データ量
という)を増加させる。逆に、受信バッファのオーバー
フローが生じた場合は、開始データ量を減少させる。こ
れにより、動的に変化するネットワークトラフィックの
状況に応じた再生開始条件の設定を可能にし、再生され
るデータの品質の劣化を防止することができる。
【0023】第2に、受信装置は「再生開始条件決定処
理」を行う。この処理では、受信するパケットの送信元
に応じた再生開始条件をセットし、再生を行う。以下で
は、送信元毎にセットされる再生開始条件を、「現再生
開始条件」と呼ぶ。具体的には、通信相手の送信装置と
その再生開始条件とを対応付けて履歴リストに記憶して
おく。通信が新たに開始されるたびに送信装置に応じた
再生開始条件を、「現再生開始条件」としてセットす
る。送信装置に応じた再生開始条件は前記履歴リストか
ら読み出される。通信中に前記再生開始条件変更処理に
より再生開始条件が更新されると、更新された再生開始
条件が履歴リストに書き込まれる。
【0024】<第1実施形態例>次に、本発明の受信装
置を用いた音声通信システムについて、実施形態例を挙
げて詳細に説明する。
【0025】[構成]図1は、第1実施形態例に係る音
声通信システムの構成を示すブロック図である。音声通
信システム10は、送信装置1と受信装置2とがLAN
などのネットワーク3により接続されて構成されてい
る。なお、図1では、ネットワーク3に接続されている
送信装置1及び受信装置2はそれぞれ1つしか示されて
いないが、通常は複数の送信装置及び受信装置がネット
ワーク3に接続される。また、送信装置1と受信装置2
とが一体に構成されていても良い。
【0026】送信装置1は、入力部11、増幅器12、
ADC13、入力バッファ14、符号化部15、送信バ
ッファ16及び送信部17を有している。マイク、プレ
ーヤ、音声メモリ装置などの入力部11に入力された音
声は、入力部11によりアナログ音声信号に変換され
る。このアナログ音声信号は、増幅器12により増幅さ
れ、ADC13によりディジタル音声データに変換さ
れ、入力バッファ14に蓄積される。符号化部15は、
入力バッファ14に蓄積されているディジタル音声デー
タを圧縮音声符号化情報に符号化し、送信バッファ16
に蓄積する。送信部17は、送信バッファ16のデータ
をパケットに組み立て、一定の時間間隔でネットワーク
3に送出する。なお、ディジタル音声データを圧縮符号
化しない場合、符号化部15を省略することができる。
【0027】受信装置2は、受信部21、受信バッファ
22、復号化部23、出力バッファ24、DAC25、
増幅部26、出力部27、再生開始条件変更部28、履
歴リスト記憶部29、再生開始条件決定部210、再生
フラグバッファ211及び開始条件バッファ212を有
している。ネットワーク3に送出されたパケットは、受
信部21により受信され、分解されて受信バッファ22
に格納される。本例では、受信バッファ22は、4パケ
ット分の圧縮音声符号化情報を4ブロックまで蓄積可能
である。1ブロックは1パケットに含まれるディジタル
データ部分に相当する。
【0028】受信バッファ22に蓄積された圧縮音声符
号化情報は、復号化部23により伸長及び復号化され、
ディジタル音声データとなる。このディジタル音声デー
タは、出力バッファ25に格納され、DAC25により
アナログ音声信号に変換される。アナログ音声信号は、
増幅部26により増幅され、スピーカなどの出力部27
から空気中に拡声される。送信装置1側の符号化部15
が省略される場合、受信装置2の復号化部23を省略す
ることができる。また、出力部27は受信装置2と独立
に設けてもよい。
【0029】再生フラグバッファ211には、再生フラ
グがセットまたはリセットされる。再生フラグバッファ
211に再生フラグがセットされている場合は再生中で
ある。
【0030】再生開始条件変更部28は前記再生開始条
件変更処理を行う。この処理では、受信バッファ22の
状態に応じて再生開始条件のデータ量が増加または減少
される。再生開始条件変更処理の詳細については後述す
る。
【0031】履歴リスト記憶部29には履歴リストが蓄
積されている。図2に、履歴リストに蓄積される情報の
概念説明図を示す。このリストには、過去に通信した送
信装置の識別情報と各送信装置に対する再生開始条件と
が蓄積されている。例えばTCP/IPに準拠する音声
通信システムであれば、送信装置及び受信装置はIPア
ドレスで識別される。再生開始条件としては、この例で
は開始データ量、すなわち再生を開始するために必要な
受信バッファのデータ量を用いている。
【0032】再生開始条件決定部210は、前記再生開
始条件決定処理を行う。すなわち、通信開始毎に、送信
装置に応じた開始データ量を履歴リストから読み出し、
開始条件バッファ212に現再生開始条件として格納す
る。再生開始条件決定処理の詳細については後述する。
【0033】[処理]次に、前記構成を有する受信装置
2が行う処理の流れについて詳細に説明する。受信装置
2が行う処理は、受信処理と再生処理とに大別される。
この2つの処理の中で、再生開始条件変更処理及び再生
開始条件決定処理が起動される。以下、これらの処理に
ついて、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0034】(1)受信処理 図3(a)は、受信装置2が行う受信処理の流れの一例
を示すフローチャートである。受信装置2は、受信処理
と後述する再生処理とを独立に実行する。
【0035】ステップS1:受信部21は、パケットを
待機しており、パケットを受信すると、ステップS2に
移行する。 ステップS2、S3、S4:受信部21は、受信バッフ
ァ22に新たなデータを書き込む空きメモリがあるか否
かを判断する(S2)。空きメモリがない場合、後述す
る再生開始条件変更処理を行い、開始データ量を変更す
る(S3)。空きメモリがあれば、パケットを受信バッ
ファ22に格納する(S4)。
【0036】ステップS5:受信部21は、再生フラグ
バッファ211を参照し、再生中か否かを判断する。再
生フラグがセットされている、すなわち再生中の場合、
前記ステップS1に戻り、次のパケットの受信を待機す
る。再生フラグがリセットされている、すなわち再生停
止中の場合、ステップS6に移行して再生開始条件を決
定する。
【0037】ステップS6:受信部21は後述する再生
開始条件決定処理を起動する。これにより、通信中の送
信装置に対する開始データ量が、現再生開始条件として
開始条件バッファ212にセットされる。
【0038】以上により、受信装置2は、受信バッファ
22にデータを蓄積し、再生停止中の場合は送信装置に
応じた再生開始条件を決定する処理を行う。 (2)再生処理 図3(b)は、受信装置2が行う再生処理の流れの一例
を示すフローチャートである。
【0039】ステップS11:復号化部23は、現再生
開始条件が満たされたか否かを判断し、満たされた場合
は音声の再生処理を行う。すなわち、(受信バッファ2
2に蓄積されているデータ量)≧(現再生開始条件)で
あるか否かを判断する。前述したように、現再生開始条
件は、再生開始条件決定処理により、通信開始時に開始
条件バッファ212にセットされる(前記ステップS
6)。
【0040】ステップS12:復号化部23は、再生フ
ラグバッファ211に再生フラグをセットする。 ステップS13:復号化部23は、受信バッファ22に
データがあるか否かを判断する。すなわち、復号化部2
3は、受信バッファ22のアンダーフローが起きるまで
以下のステップS14及びS15を繰り返し、音声の再
生を行う。受信バッファ22のアンダーフローが発生す
ると、後述する再生開始条件変更処理を起動し、現再生
開始条件を更新する。
【0041】ステップS14、S15:復号化部23
は、受信バッファ22から圧縮音声符号化情報を1ブロ
ック分ずつ読み出し、伸長及び復号化し、出力バッファ
24に格納する。出力バッファ24に格納されたディジ
タル音声データは、DAC25によりアナログ音声信号
に変換され、増幅部26により増幅されて出力部27か
ら空気中に拡声される。
【0042】ステップS16:アンダーフローが生じる
と、復号化部23は、再生開始条件変更処理を起動させ
る。これにより、開始条件バッファ212に格納されて
いる開始データ量が増加され、次のアンダーフローの発
生を防止することができる。
【0043】ステップS17:復号化部23は、再生フ
ラグバッファ211の再生フラグをリセットする。 以上により、アンダーフローが生じない限りディジタル
データからアナログ音声信号を再生し、アンダーフロー
が生じると現再生開始条件を変更する処理を行う。
【0044】(3)再生開始条件変更処理 図4は、再生開始条件変更部28が行う再生開始条件変
更処理の流れの一例を示すフローチャートである。受信
バッファ22のオーバーフローが生じた場合(前記ステ
ップS3)またはアンダーフローが生じた場合(前記ス
テップS16)、以下の処理が開始される。
【0045】ステップS21:再生開始条件変更部28
は、アンダーフローが生じたのか否かを判断する。受信
バッファ22が空であれば“Yes”と判断し、ステッ
プS22に移行する。“No”と判断すると後述するス
テップS23に移行する。
【0046】ステップS22:再生開始条件変更部28
は現開始条件を変更する。すなわち、再生開始条件変更
部28は、開始条件バッファ212に格納されている開
始データ量を、1ブロック分増加させる。ただし、更新
後の開始データ量が受信バッファに蓄積可能なデータ量
の上限を超えないように、開始データ量を増加させる。
【0047】ステップS23:再生開始条件変更部28
は、オーバーフローが生じたのか否かを判断する。受信
バッファ22が一杯であれば“Yes”と判断し、ステ
ップS24に移行する。“No”と判断した場合、開始
データ量を変更することなく元の処理に戻る。
【0048】ステップS24、S25:再生開始条件変
更部28は、受信したパケットを廃棄する(S24)。
さらに、再生開始条件変更部28は、受信バッファ22
に蓄積されているデータから、前回受信した1ブロック
分のデータを削除する。
【0049】ステップS26:再生開始条件変更部28
は現再生開始条件を変更する。すなわち、再生開始条件
変更部28は、開始条件バッファ212に格納されてい
る開始データ量を、1ブロックを下限として、1ブロッ
ク分減少させる。
【0050】ステップS27:再生開始条件変更部28
は、更新された開始データ量を履歴リストに書き込み、
履歴リストを更新する。具体的には、通信中の送信装置
に対する開始データ量を更新する。TCP/IPに準拠
した音声通信システムであれば、受信するパケットのI
Pヘッダから送信装置のIPアドレスを取得することに
より、開始データ量を更新すべき送信装置を特定可能で
ある。これにより、履歴リストに記憶されている開始デ
ータ量に、受信装置と送信装置との間の最新のネットワ
ーク状況を反映させることができる。
【0051】以上により、ネットワーク経路や時間帯な
どのためにアンダーフローまたはオーバーフローの一方
が連続して発生しやすい状況において、再生開始条件を
変更することにより、同様の不具合の再発を防止するこ
とができる。
【0052】(4)再生開始条件決定処理 図5は、再生開始条件決定部210が行う再生開始条件
決定処理の流れの一例を示すフローチャートである。新
たなパケットを受信し、かつ再生停止中の場合(前記ス
テップS6)、以下の処理が開始される。
【0053】ステップS31、S32:再生開始条件決
定部210は、新たな通信が開始されたのか否かを判断
する。この判断は、受信したパケットに通信の開始コマ
ンドが含まれているか否かにより判断する(S31)。
新たな通信の開始であれば、開始条件バッファ212に
セットされている前回の通信のための再生開始条件をリ
セットする(S32)。受信バッファのアンダーフロー
などにより通信中に再生が停止していた場合は、ステッ
プS33に移行する。
【0054】ステップS33:再生開始条件決定部21
0は、開始条件バッファ212に開始データ量がセット
されているか否かを判断する。“Yes”と判断する
と、再生開始条件を決定する必要がないので前記受信処
理に戻る。つまり、通信中に再生が停止していた場合
は、再生開始条件がすでに設定されているので、前記受
信処理に戻る。“No”と判断すると、ステップS34
以下の処理を行う。すなわち、新たな通信が開始された
ため以下の処理を行い、新たな送信装置のための開始デ
ータ量を現再生開始条件として開始条件バッファ21に
セットする。
【0055】ステップS34、S35、S36:再生開
始条件決定部210は、履歴リストを参照し、新たな送
信装置のIPアドレスが履歴リスト上に存在するか否か
を判断する(S34)。そのIPアドレスが履歴リスト
に存在する場合、対応する開始データ量を履歴リストか
ら読み出し(S35)、開始条件バッファ212に格納
する(S36)。送信装置のIPアドレスが履歴リスト
に存在しない場合、ステップS37に移行する。
【0056】ステップS37、S38:再生開始条件決
定部210は、履歴リストに新たなエントリを作成し
(S37)、送信装置のIPアドレス及び開始データ量
のデフォルト値を書き込む(S38)。すなわち、初め
て通信を行う送信装置のIPアドレスを履歴リストに登
録する。開始データ量のデフォルト値は、実使用で想定
されるネットワーク負荷や許容される再生開始までの遅
延時間を考慮した上で、通信システムに適合する値を設
定しておくと良い。
【0057】以上により、新たな通信が開始された場
合、送信装置に応じて再生開始条件を適正に設定するこ
とが可能となり、受信装置と送信装置とを結ぶネットワ
ーク経路に起因するアンダーフローやオーバーフローの
発生を抑制することができる。
【0058】[再生速度と受信バッファのデータ蓄積量
との関係を示すグラフ]次に、前記実施形態例に述べた
再生開始条件変更処理により、オーバーフローやアンダ
ーフローを防止する模式例について、グラフを用いて説
明する。図6及び図7は、受信バッファ22のデータ蓄
積量との関係を示すグラフである。横軸は時間、縦軸は
受信バッファのデータ蓄積量を示す。黒丸は、パケット
を受信バッファ22に格納したことを示す。×印は、1
ブロック分の再生が終了したことを示す。
【0059】図6はアンダーフローを防止する例を示
し、(a)は再生開始条件を変更しない場合、(b)は
再生開始条件を変更する場合である。この例では、パケ
ットP1,P2,P3,・・・は、一定の時間間隔Δt
で送出されている。受信バッファ22にデータが残って
いる状態で、受信装置2はパケットP1を受信し、その
後パケットP2をΔtよりも長い時間間隔で受信する。
また、パケットP2を受信した後、パケットP3、P
4、P5、P6をΔtよりも短い時間間隔で受信する。
【0060】図6(a)では、パケットP2が遅延した
ため、時刻T1でアンダーフローが発生し、その後時刻T2
まで再生が停止する。同様にパケットP7が遅延し、時
刻T3から時刻T4まで再生が停止する。
【0061】一方、図(b)では、時刻T1で同様にアン
ダーフローが発生する。これにより、開始データ量が増
加し、時刻T5(T5>T2)まで再生が停止する。この再生
中断時間(T5−T1)は、図6(a)の1回目の再生中断
時間(T2−T1)よりも長い。しかし、開始データ量を増
加したことにより、図6(b)では2回目のアンダーフ
ローの発生が防止されている。
【0062】図7はオーバーフローを防止する例を示
し、(a)は再生開始条件を変更しない場合、(b)は
再生開始条件を変更する場合である。パケットP1,P
2,P3,・・・は、一定の時間間隔Δtで送出されて
いる。受信バッファ22にデータが残っている状態で、
受信装置2はパケットP1、P2、P3を受信し、その
後パケットP4,P5,P6をΔtよりも短い時間内に
受信する。
【0063】図7(a)では、パケットP4,P5,P
6が早く到着したため、時刻T1でオーバーフローが発生
し、パケットP6が破棄される。その後、再びパケット
P10,P11,P12が早く到着し、時刻T2で2回目
のオーバーフローが発生し、パケットP12が破棄され
る。
【0064】一方、図7(b)では、時刻T1で同様にオ
ーバーフローが発生し、パケットP6及びP5が破棄さ
れる。さらに、開始データ量が減少する。その結果、パ
ケットP12を受信してもオーバーフローが発生しな
い。すなわち、2回目のオーバーフローの発生が防止さ
れている。
【0065】このようにして、再生開始条件を受信バッ
ファの状態に応じて変更することにより、例えばある送
信装置Aに対してアンダーフローが発生しやすい場合に
はアンダーフローの発生頻度を抑制することができる。
また例えば、ある時間帯ではオーバーフローが発生しや
すい場合にはオーバーフローの発生頻度を抑制すること
ができる。従って、再生されるデータのノイズや音切れ
を防止し、再生データの品質を高めることが期待でき
る。
【0066】<その他の実施形態例> (A)前述の実施形態例では、音声通信システムについ
て説明したが、本発明に係る受信装置は、音声通信だけ
でなく、動画像通信にも好ましく用いられる。また、静
止画像、テキストデータなどの受信装置としても好適で
ある。さらに、TCP/IP以外の通信プロトコル、例
えばUDP/IPを用いた通信システムにも適用可能で
ある。さらに、イーサネット(登録商標)以外の通信媒
体(プロトコル)である無線LANやxDSL、ケーブ
ルTVネットワークを用いた通信システムにも適用可能
である。
【0067】(B)前述の実施形態例では、受信装置
は、再生開始条件変更処理及び再生開始条件決定処理の
両方を実行するが、いずれか一方のみの実行でもアンダ
ーフローやオーバーフローの発生を減じることができ
る。
【0068】(C)前述の実施形態例では、各送信装置
毎に再生開始条件が設定されている。しかし、送信装置
をグループ化し、各グループ毎に再生開始条件を設定す
るようにしても良い。その場合、各グループに対する再
生開始条件は、グループに含まれる送信装置と行った最
新の通信時に基づいて決定すればよい。
【0069】(D)コンピュータに前述の処理を実行さ
せるプログラム及びそのプログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体は、本発明に含まれる。こ
こで記録媒体としては、コンピュータが読み書き可能な
フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、半
導体メモリ、CD-ROM、DVD、光磁気ディスク(M
O)、その他のものが挙げられる。
【0070】
【発明の効果】本発明を用いれば、受信バッファの状態
に応じて再生開始条件を変更することにより、ストリー
ム再生方式を採用した通信システムの受信装置側で再生
される音声や画像の品質を高めることを期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態例に係る通信システムの構成を示
すブロック図。
【図2】履歴リストに蓄積される情報の概念説明図。
【図3】第1実施形態例における受信処理及び再生処理
の流れを示すフローチャート。 (a)受信処理の流れを示すフローチャート。 (b)再生処理の流れを示すフローチャート。
【図4】第1実施形態例における再生開始条件変更処理
の流れを示すフローチャート。
【図5】第1実施形態例における再生開始条件決定処理
の流れを示すフローチャート。
【図6】本発明における受信バッファのデータ蓄積量の
変化を示すグラフ(アンダーフロー)。 (a)再生開始条件変更処理を行わない場合。 (b)再生開始条件変更処理を行う場合。
【図7】本発明における受信バッファのデータ蓄積量の
変化を示すグラフ(オーバーフロー)。 (a)再生開始条件変更処理を行わない場合。 (b)再生開始条件変更処理を行う場合。
【図8】従来の受信装置における受信バッファのデータ
蓄積量の変化を示すグラフ。
【符号の説明】
1;送信装置 2;受信装置 3;ネットワーク 22;受信バッファ 28;再生開始条件変更部 29;履歴リスト記憶部 210;再生開始条件決定部 212;開始条件バッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 KK35 RC32 SS06 SS20 TA00 TC00 TC15 TD11 UA04 UA34 5K030 GA16 HA08 HB01 HC01 HD06 JT01 KA03 KA19 MA04 MA13 MB15 5K034 AA05 BB07 CC05 DD02 EE11 HH50

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1送信装置を含む送信装置群に通信網を
    介して接続され、前記通信網を介してディジタルデータ
    を含むパケットを受信する受信手段と、 前記ディジタルデータを一時的に蓄積する受信バッファ
    と、 前記第1送信装置を特定する第1識別情報と、前記第1
    送信装置から受信するディジタルデータの再生を開始す
    るための第1再生開始条件とを記憶する記憶手段と、 前記送信装置群に含まれるいずれかの送信装置との通信
    の開始を監視し、通信が開始された場合、前記送信装置
    の識別情報と前記第1識別情報とが一致するか否かを判
    断し、一致する場合は前記第1再生開始条件を現再生開
    始条件として設定する変更手段と、 前記受信バッファのデータ蓄積量を検出し、前記現再生
    開始条件と前記第1再生開始条件とに基づいて検出信号
    を出力する検出手段と、 前記検出信号に基づいて、前記受信バッファに蓄積され
    ているディジタルデータを取り出し、出力するためのア
    ナログデータに変換する変換手段と、 を備える受信装置。
  2. 【請求項2】前記ディジタルデータはディジタル音声デ
    ータを含んでいる、請求項1の受信装置。
  3. 【請求項3】前記記憶手段は、前記送信装置群に含まれ
    る第2送信装置を特定する第2識別情報と、前記第2送
    信装置から受信するディジタルデータの再生を開始する
    ための第2再生開始条件とを、さらに記憶し、 前記変更手段は、前記送信装置の識別情報と前記第2識
    別情報とが一致するか否かをさらに判断し、一致する場
    合は前記第2識別情報を現再生開始条件として設定す
    る、請求項1に記載の受信装置。
  4. 【請求項4】前記変更手段は、前記送信装置群に含まれ
    る第3送信装置との通信が開始された場合であって、前
    記第3送信装置の識別情報と前記第1識別情報とが一致
    しない場合、前記第3送信装置の識別情報と前記第3送
    信装置から受信するディジタルデータの再生を開始する
    ための第3再生開始条件とを記憶手段に登録し、前記第
    3再生開始条件を前記現再生開始条件として記憶する、
    請求項1に記載の受信装置。
  5. 【請求項5】第1送信装置を含む送信装置群に通信網を
    介して接続され、前記通信網を介してディジタルデータ
    を含むパケットを受信する受信ステップと、 前記ディジタルデータを受信バッファに一時的に蓄積す
    る蓄積ステップと、 前記第1送信装置を特定する第1識別情報と、前記第1
    送信装置から受信するディジタルデータの再生を開始す
    るための第1再生開始条件とを記憶する記憶ステップ
    と、 前記送信装置群に含まれるいずれかの送信装置との通信
    の開始を監視し、通信が開始された場合、前記送信装置
    の識別情報と前記第1識別情報とが一致するか否かを判
    断し、一致する場合は前記第1再生開始条件を現再生開
    始条件として設定する変更ステップと、 前記受信バッファのデータ蓄積量を検出し、前記現再生
    開始条件と前記第1再生開始条件とに基づいて検出信号
    を出力する検出ステップと、 前記検出信号に基づいて、前記受信バッファに蓄積され
    ているディジタルデータを取り出し、出力するためのア
    ナログデータに変換する変換ステップと、 を含む受信再生方法。
  6. 【請求項6】第1送信装置を含む送信装置群に通信網を
    介して接続され、前記通信網を介してディジタルデータ
    を含むパケットを受信する受信ステップと、 前記ディジタルデータを受信バッファに一時的に蓄積す
    る蓄積ステップと、 前記第1送信装置を特定する第1識別情報と、前記第1
    送信装置から受信するディジタルデータの再生を開始す
    るための第1再生開始条件とを記憶する記憶ステップ
    と、 前記送信装置群に含まれるいずれかの送信装置との通信
    の開始を監視し、通信が開始された場合、前記送信装置
    の識別情報と前記第1識別情報とが一致するか否かを判
    断し、一致する場合は前記第1再生開始条件を現再生開
    始条件として設定する変更ステップと、 前記受信バッファのデータ蓄積量を検出し、前記現再生
    開始条件と前記第1再生開始条件とに基づいて検出信号
    を出力する検出ステップと、 前記検出信号に基づいて、前記受信バッファに蓄積され
    ているディジタルデータを取り出し、出力するためのア
    ナログデータに変換する変換ステップと、 をコンピュータに実行させるための受信再生プログラ
    ム。
  7. 【請求項7】第1送信装置を含む送信装置群に通信網を
    介して接続され、前記通信網を介してディジタルデータ
    を含むパケットを受信する受信ステップと、 前記ディジタルデータを受信バッファに一時的に蓄積す
    る蓄積ステップと、 前記第1送信装置を特定する第1識別情報と、前記第1
    送信装置から受信するディジタルデータの再生を開始す
    るための第1再生開始条件とを記憶する記憶ステップ
    と、 前記送信装置群に含まれるいずれかの送信装置との通信
    の開始を監視し、通信が開始された場合、前記送信装置
    の識別情報と前記第1識別情報とが一致するか否かを判
    断し、一致する場合は前記第1再生開始条件を現再生開
    始条件として設定する変更ステップと、 前記受信バッファのデータ蓄積量を検出し、前記現再生
    開始条件と前記第1再生開始条件とに基づいて検出信号
    を出力する検出ステップと、 前記検出信号に基づいて、前記受信バッファに蓄積され
    ているディジタルデータを取り出し、出力するためのア
    ナログデータに変換する変換ステップと、 を実行するための受信再生プログラムを記録した、コン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
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