JP2002328253A - 定偏波光ファイバの融着接続方法 - Google Patents

定偏波光ファイバの融着接続方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像画像の輝度分布から、光ファイバ偏波面
を確実に検出ができ、しかも、自動化が可能な定偏波光
ファイバの融着接続方法を提供する。 【解決手段】 コア部の周囲に応力付与部を配して偏波
面を保存した一対の光ファイバ20a,20bを融着接
続する方法であって、一対の光ファイバ20a,20b
の突合せ部を融着接続装置21に載置し、突合せ部を光
ファイバの異なる2つの側面方向から画像観察23x,
23yにより位置合わせした後、少なくとも一方の撮像
画像から得られる光ファイバの輝度分布の明部端と該明
部端に最も近い輝度ピークとの距離を明部端の両側で求
め、前記距離の和が最小になるように調整して、応力付
与部を一致させ融着接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定偏波光ファイバ
の偏波面を一致させて融着接続する定偏波光ファイバの
融着接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】定偏波光ファイバ(偏波保存型光ファイ
バともいう)は、コア部に直交する2方向から異なる応
力を与えることにより、等価的に複屈折性を持たせたも
のである。この定偏波光ファイバの代表的なものとして
は、コア部の両側に応力付与材を配したパンダ型ファイ
バ、ボータイ型ファイバが知られている。これらの定偏
波光ファイバを融着接続するには、互いの偏波面を一致
させる必要がある。また、必要に応じて、互いの偏波面
を所定角度持たせて融着接続する場合もあるが、この場
合も、一旦偏波面を一致させてから、所定角度を与えて
いる。
【0003】定偏波光ファイバ(以下、光ファイバとい
う)の偏波面を一致させる方法として、例えば、特開平
2−196204号公報に示されるような、光ファイバ
側面からの透過光像を観察する画像観察による方法が知
られている。
【0004】図7は、前記公報で開示されている画像観
察による偏波面を一致させる方法を示す図である。図7
(A)は撮像カメラにより光ファイバの観察状態を示す
図、図7(B)は観察される光ファイバの光像を示す
図、図7(C)は光ファイバの輝度分布を示す図であ
る。図7(D)はファイバ回転角と輝度ピーク距離差の
関係を示す図である。図中、1は光ファイバ、2はコア
部、3は応力付与部、4は撮像カメラ、5は表示画面、
6は光ファイバ光像、7は光ファイバ中心、8a,8b
は輝度ピーク、9a,9bは光ファイバ外径の位置を示
す。
【0005】この方法は、光ファイバ1の一方の側面か
ら光を照射し、他方の側面で光ファイバを透過した光像
を撮像カメラ4で撮像し、撮像された光像を表示画面5
に光ファイバ光像6として映し出す。この光ファイバ光
像6から、図7(C)の輝度分布を得て、応力付与部3
を透過する透過光の屈折により、光ファイバの中心7の
両側に高輝度の輝度ピーク8a,8bを観測する。この
輝度ピーク8a,8bと光ファイバ中心7との距離Kと
Lは、光ファイバ1の応力付与部3の回転位置によって
異なる。
【0006】したがって、接続しようとする左右の光フ
ァイバ1の輝度ピーク距離差の絶対値|L−M|が、ゼ
ロに近くなるように回転位置を調整して、偏波面を合わ
せてから接続を行なう。なお、図6(A)では、コア部
2と応力付与部3の中心を通る方向からの観察で、回転
角度が90度を示している。しかし、図6(D)に示す
ように観察面に対する回転角度が0〜180度の間で、
|L−M|がゼロとなる回転位置は複数存在し、また、
輝度分布のノイズによる影響を受けやすく、所定の回転
位置(90度)を正確に求めるためには、他のパラメー
タも必要とする。
【0007】また、他の画像観察による方法では、上述
した輝度ピークの位置を表示画面上に表示し、接続しよ
うとする左右の光ファイバで一致するように調整する技
術が知られている(特開平8−114720号公報参
照)。この方法は、左右の光ファイバで輝度ピークの位
置を合わせるだけで、他のパラメータを必要としない。
しかしながら、この方法は、輝度ピークがはっきり認識
できる偏波面角度に限られ、また輝度ピーク位置を画面
に表示して調心するものであるため、労力を要すると共
に完全な自動化が難しい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、撮像画像の輝度分布から、
光ファイバ偏波面を確実に検出ができ、しかも、自動化
が可能な定偏波光ファイバの融着接続方法を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の定偏波光ファイ
バの融着接続方法は、コア部の周囲に応力付与部を配し
て偏波面を保存した一対の光ファイバを融着接続する方
法であって、一対の光ファイバの突合せ部を融着接続装
置に載置し、突合せ部を光ファイバの異なる2つの側面
方向からの画像観察により位置合わせした後、少なくと
も一方の撮像画像から得られる光ファイバの輝度分布の
明部端と該明部端に最も近い輝度ピークとの距離を明部
端の両側で求め、前記距離の和が最小になるように調整
して、応力付与部を一致させ融着接続することを特徴と
する。
【0010】また、本発明の他の定偏波光ファイバの融
着接続方法は、コア部の周囲に応力付与部を配して偏波
面を保存した一対の光ファイバを融着接続する方法であ
って、一対の光ファイバの突合せ部を融着接続装置に載
置し、突合せ部を光ファイバの異なる2つの側面方向か
らの画像観察により位置合わせした後、少なくとも一方
の撮像画像から得られる光ファイバの輝度分布のファイ
バ中心または明部中心もしくはコア部中心と、輝度分布
の明部端に最も近い輝度ピークとの距離を、ファイバ中
心または明部中心もしくはコア部中心の両側で求め、前
記距離の和が最大になるように調整して、応力付与部を
一致させ融着接続することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図により説
明する。図1は、融着接続装置を示す図で、図1(A)
は融着接続部の概略を説明する図、図1(B)は光ファ
イバの保持機構を示す図である。図中、18はガラス光
ファイバ部、19はファイバ被覆部、20a、20bは
光ファイバ、21は融着接続部、22は表示部、23
x,23yは撮像カメラ、24x,24yは照射光源、
25は放電電極、26はファイバチャック、27はV溝
クランプ、27aはV溝台、27bは押圧片、28はギ
ア、29はステッピングモータ、30はエンコーダを示
す。
【0012】融着接続装置は、光ファイバ20aと20
bを接続する融着接続部21と表示部22および画像処
理手段、制御手段を備えたコンピュータ装置(図示せ
ず)で構成される。融着接続部21は、融着部をx方向
から観察するための撮像カメラ23xと、x方向とほぼ
直交したy方向から観察するための撮像カメラ23yを
備え、それぞれの撮像カメラに対応するようにLED等
の照射光源24xと24yとが配設されている。また、
融着接続のための一対の放電電極25が、光ファイバ融
着部を挟んで配設されている。
【0013】左右の光ファイバ20aと20bは、図1
(B)に示すように、それぞれのファイバに対応して配
設されたファイバ保持機構により個別に保持され、個別
に位置の調整が行なわれる。ファイバ保持機構は、光フ
ァイバ20a,20bの被覆部19を把持するファイバ
チャック26、ガラス光ファイバ部18を保持するV溝
クランプ27で構成され、着脱は手動により行なわれ
る。ファイバチャック26は、光ファイバの被覆部19
をしっかり把持して、光ファイバをθ方向に回転させ、
またz軸方向に移動させる。V溝クランプ27は、ガラ
ス光ファイバ18をV溝台27aと押圧片27bで軽く
保持(0.05N〜0.15Nの押圧力)し、光ファイ
バをファイバ軸と直交するx方向およびy方向に移動さ
せる。
【0014】ファイバチャック26により把持された光
ファイバ20aと20bは、エンコーダ30により回転
角度が検出され、ステッピングモータ29の駆動により
ギア28を介して所定量回転されて、偏波面の位置合わ
せが行なわれる。ファイバチャック26は、V溝クラン
プ27とは独立して移動され、したがって、光ファイバ
が回転するとき、ガラス光ファイバ部18はV溝クラン
プ27のクランプ圧を受けつつ滑り回転し、また、z軸
方向移動に対しては滑り移動する。V溝クランプ27
は、ファイバチャック26とは独立してx方向またはy
方向に移動(駆動機構は図示されず)される。
【0015】次に、上述した融着接続装置を使用して、
本発明の融着接続方法を実施する形態を説明する。図2
は、本発明の融着接続方法を説明するためのフロー図で
ある。なお、このフロー図の説明には、図1とその符号
を参照し、詳細な説明を省略する。本発明の概略として
は、大別して、次の3つの工程を有している。 1.光ファイバの物理的位置合わせをする接続準備工程 2.光ファイバの偏波面を一致させる偏波面調整工程 3.光ファイバを接続する融着接続工程
【0016】接続準備工程は、S1〜S3工程からな
る。S1工程は、接続端の被覆が除去され端面処理され
た光ファイバ20aと20bを、ファイバチャック26
で被覆部分19を把持する。また、被覆が除去されたガ
ラス光ファイバ部18の先端部分をV溝クランプ27の
V溝台27aに入れ、押圧片27bで位置決めする。ま
た、ファイバチャック26をz軸方向に駆動して放電電
極との距離を調整し、ガラス光ファイバ部18の先端部
分の端面を放電等によりクリーニングする。
【0017】S2工程では、撮像カメラ23xと23y
の焦点を調整し、光ファイバ20aおよび20bの先端
部分をx方向およびy方向から撮像して表示部22に表
示する。そして、撮像データに基づいてV溝クランプ2
7をx方向とy方向に駆動し、光ファイバ20aおよび
20bの位置合わせを行なう。この位置合わせは、光フ
ァイバの偏波面とは関係なく行なうものであり、ガラス
光ファイバ部18の端面間隔は、100μm前後に調整
しておく。
【0018】S3工程は、S2工程で位置合わせされた
光ファイバ20aおよび20bの、端面の状況を撮像カ
メラ23xと23yで撮像して表示部22に表示し、端
面の形状、埃の付着等をチェックし、次の偏波面調整に
備える。なお、ここまでの工程は、通常の光ファイバを
融着接続する調心とほぼ同じである。
【0019】次の偏波面調整工程は、S4〜S6工程か
らなる。偏波面の調整は、前工程で使用した撮像カメラ
23x,23yの少なくともいずれか一方を使用し、光
ファイバ像を撮像し、撮像された画像から画像処理によ
り光ファイバの輝度分布を得て、演算処理することによ
り行なわれる。
【0020】この撮像された画像による偏波面の調整に
ついて、図3〜6により説明する。図3(A)はパンダ
型光ファイバの撮像状況を断面で示した模擬図、図3
(B)は、撮像画像から得られる輝度分布を示す。図
中、40は明部、41は暗部、42,43は光ファイバ
の外径端、44,45は明部端、46,47、48は輝
度ピーク、49はファイバ中心、50は背景輝度閾値、
51は光ファイバ、52はコア部、53は応力付与部を
示す。明部40と暗部41は、光ファイバと空気の屈折
率が異なることにより生じるもので、撮像時の観察面5
4の焦点位置により明部と暗部の間隔が異なる。なお、
(明部端間距離44−45)/(暗部ファイバ外径端距
離42−43)は、25%前後とするのが適当である。
【0021】本発明の実施の形態では、図3(A)に示
すように、光ファイバのコア部52とその両側の応力付
与部53の中心を通る面(以下、光ファイバのY面とい
う)と直交する面(以下、光ファイバのX面という)を
観察する。言い換えると、コア部52と応力付与部53
が縦一列に並んでいる状態を観察するということであ
る。図3(B)の輝度分布は、光ファイバのX面を示す
もので、ほぼ中央位置に輝度ピーク48が現れ、その両
側に応力付与部53の影響による輝度ピーク46,47
が現れる。
【0022】図4(A)は、光ファイバのX面が観察面
からθx角ずれた状態を示し、図4(B)は、その時の
輝度分布を示す。X面が観察面54に対して角度を持つ
ようになると、左右の応力付与部53が、輝度分布のフ
ァイバ中心から遠ざかる。この結果、両端の輝度ピーク
46,47の位置やピーク値が変化したり、他のピーク
57が発生したりする。
【0023】本発明の第1の実施の形態として、偏波面
の検出に輝度分布の明部端44,45に最も近い輝度ピ
ーク46,47を用いる。輝度ピーク46,47の算出
には、例えば、輝度値を移動平均して平滑化し、その区
間での最大値で決定する方法、高次の関数でフィッティ
ングし、明部端44,45でのピークを検出し決定する
方法、背景輝度閾値50との交点で定められた明部端4
4,45からファイバ中心49に向かって輝度値を微分
し、最初に微分値がゼロになる点により決定する方法が
ある。そして、輝度ピーク46と明部端44との距離を
E、輝度ピーク47と明部端45との距離をFとする。
X面が観察面54に完全に平行であれば、(E+F)は
最小値を示し、(E−F)はゼロを示す。
【0024】図2のフロー図に戻って、偏波面調整のS
4工程を説明する。S4工程では、左右の輝度ピークの
距離の和(E+F)を検出して偏波面調整を行なうもの
で、光ファイバ20aと20bの調整は、同時平行的に
行なわれる。先ず光ファイバ20aをステッピングモー
タ29により所定の回転角度(例えば、15゜〜20°
単位で)で回転位置を変えていく。光ファイバの回転
後、この回転位置での輝度分布の輝度値を微分し、輝度
ピーク46,47を検出すると共に、ファイバ中心49
との間で他に所定高さ以上の輝度ピーク(図4で示す輝
度ピーク57)が存在するか否かを検出する。中心の山
を除いて他に輝度ピークが存在する場合は、求める観察
対象のX面がかなり離れていると認識し、光ファイバの
回転駆動を続行する。
【0025】輝度ピーク46と47および中央の輝度ピ
ーク48以外に輝度ピークが存在しない場合は、上述の
(E+F)を求める。このような測定を連続して行な
い、輝度ピーク46と47以外に輝度ピークが存在しな
い回転角度位置のうち、(E+F)が最小となる回転位
置を、光ファイバのX面が観察面54に対して、最も平
行に近いとして調整を行なう。なお、(E+F)が最小
となる回転位置の(E+F)を、さらに明部端幅(明部
端44と45間の距離)で割り、その商の最小値を求め
るようにしてもよい。
【0026】図5は、第2の実施の形態を示すもので、
偏波面の検出に輝度分布の輝度ピーク46,47を用い
る点は、前述の第1の実施の形態と同じである。輝度ピ
ーク46,47の算出には、例えば、輝度値を移動平均
して平滑化し、その区間での最大値で決定する方法、高
次の関数でフィッティングし、明部端44,45でのピ
ークを検出し決定する方法、背景輝度閾値50との交点
で定められた明部端44,45からファイバ中心49に
向かって輝度値を微分し、最初に微分値がゼロになる点
により決定する方法がある。そして、輝度ピーク46と
ファイバ中心49との距離をG、輝度ピーク47とファ
イバ中心49との距離をHとする。X面が観察面54に
完全に平行であれば、(G+H)は最大値を示し、(G
−H)はゼロを示す。
【0027】ここで、ファイバ中心49は、光ファイバ
の外径から求められる中心である。このファイバ中心4
9は、図3(B)から明部端44と45の中心とほぼ一
致する考えられるので、ファイバ中心49を明部中心に
置換えてG,Hを算出してもよい。また、コア部52が
偏心している場合は、コア部中心位置を求め、ファイバ
中心49をこのコア部中心に置換えてG,Hを求めるよ
うにしてもよい。
【0028】そして、図3の第1の実施の形態で説明し
たのと同様に、S4工程では、左右のファイバ中心49
と輝度ピーク46,47との距離の和(G+H)を検出
して偏波面調整を行なうもので、光ファイバ20aと2
0bの調整は、同時平行的に行なわれる。先ず光ファイ
バ20a,20bをステッピングモータ29により所定
の回転角度(例えば、15゜〜20°単位で)で回転位
置を変えていく。光ファイバの回転後、例えば、この回
転位置での輝度分布の輝度値を微分し、輝度ピーク4
6,47を検出すると共に、ファイバ中心49との間で
他に所定高さ以上の輝度ピーク(図4で示す輝度ピーク
57)が存在するか否かを検出する。中心の山を除いて
他に輝度ピークが存在する場合は、求める観察対象のX
面がかなり離れていると認識し、光ファイバの回転駆動
を続行する。なお、(G+H)の距離の和を求める代わ
りに、(G+H)を明部端幅(明部端44と45間の距
離)で割り、その商を求めるようにしてもよい。
【0029】輝度ピーク46と47および中央の輝度ピ
ーク48以外に輝度ピークが存在しない場合は、上述の
(G+H)を求める。このような測定を連続して行な
い、輝度ピーク46と47以外に輝度ピークが存在しな
い回転角度位置のうちの(G+H)が最大となる回転位
置を、光ファイバのX面が観察面54に対して、最も平
行に近いとして調整を行なう。
【0030】以上の輝度ピーク距離の和(E+F)が最
小値となるか、輝度ピーク距離の和(G+H)が最大値
となるか、あるいは(E+F)を明部端幅で割った商が
最小値となるか、(G+H)を明部端幅で割った商が最
大値となるかによって、おおよその偏波面を求めること
ができる。これによって得られる偏波面のY面検出で
は、従来技術で説明した図7(D)に示したような複数
のゼロ点を検出することなく、図7(D)の90度の回
転位置を確実に検出することができる。なお、上述では
例えば、15°〜20°単位での粗い調整としたが、よ
り小さい角度で調整することで、偏波面の位置を精度よ
く検出することができ、高精度を必要としない場合は、
このS4工程で偏波面調整を終了し、次の融着接続工程
(S7〜S10)に進んでもよい。
【0031】次の、S5工程は、S4工程で調整した光
ファイバの保持状態を調整する。S4工程で、比較的大
きな回転角度で左右の光ファイバ20aと20bを回転
した場合、図1(B)の光ファイバの保持状態で解るよ
うに、ガラス光ファイバ18は、V溝台27aと押圧片
27bのクランプ圧を受けているため、必ずしもスムー
ズに回転されているとは限らず、ファイバチャック26
とV溝クランプ27との間で回転方向の残留応力が生じ
ている可能性がある。
【0032】そこで、S5工程では次のS6工程の微調
整に備えて、一旦、光ファイバの残留応力を解放してや
る。これには、左右の光ファイバ20aと20bをz軸
方向に前進させ、光ファイバの端面間隔を、例えば、2
0μm程度に調整してやるのが有効である。なお、残留
応力の解放には、押圧片27bの押圧を解除してもでき
るが、手動で行なうか、自動の場合は押圧解除機構が必
要になる。
【0033】次のS6工程は、さらに偏波面の微調整を
行なうもので、1次微調整と2次微調整に分けて行なう
ことができる。なお、左右の光ファイバ20aと20b
を、同時平行的に行なうことは同じである。1次微調整
は、S4の調整では輝度ピーク距離の和(E+F)また
は(G+H)を用いたが、この微調整工程では、上述の
輝度ピーク距離の差(E−F)または(G−H)を用い
る。この(E−F)または(G−H)を用いることによ
り、±符号で回転の調整方向を自動的に検出し、絶対値
で調整量を検出することができる。回転調整は、距離を
回転角に変換する回転駆動係数K(deg/μm)を乗
じて、回転駆動方向と回転調整量を決定する。
【0034】光ファイバを数値の符号に基づいて所定の
方向に回転し、数値がゼロを示した時点もしくはゼロを
寄切った時点で回転を停止する。ゼロを寄切った場合
は、反対方向(符号に基づいて)に回転させ、必要に応
じて回転を繰り返し行ない、(E−F)または(G−
H)の絶対値が最もゼロに近い回転位置を求める。な
お、繰り返し回数に応じて、回転駆動係数Kを変えてい
くようにしてもよい。
【0035】この後、さらに2次微調整を、光ファイバ
を微動回転させて行なう。回転角はステッピングモータ
29の動作分解能によるが、例えば、0.1°〜0.2
゜づつ回転させて、1次微調整と同様に輝度ピーク距離
の差(E−F)または(G−H)を算出し、その絶対値
が最もゼロに近くなるように調整する。
【0036】図6は、偏波面の微調整を行なう他の実施
の形態を示す図で、輝度分布の明部端44,45に最も
近い輝度ピーク46,47を用いる。輝度ピーク46,
47の算出には、図3の第1の実施の形態で説明したの
と同様で、例えば、輝度値を移動平均して平滑化し、そ
の区間での最大値で決定する方法、高次の関数でフィッ
ティングし、明部端44,45でのピークを検出し決定
する方法、背景輝度閾値50との交点で定められた明部
端44,45からファイバ中心49に向かって輝度値を
微分し、最初に微分値がゼロになる点により決定する方
法がある。そして、輝度ピーク46の輝度ピーク値(高
さ)をI、輝度ピーク47の輝度ピーク値(高さ)をJ
とし、輝度ピーク値差(I−J)を算出する。X面が観
察面54に完全に平行であれば、(I−J)はゼロを示
す。
【0037】この輝度ピーク値I,Jは、輝度波形のゼ
ロ輝度を基準に測定することができるので、測定の際の
ノイズ等による影響が小さくでき、測定の誤差を少なく
することが可能となる。
【0038】この輝度ピーク値差(I−J)を用いて、
輝度ピーク距離の差(E−F)または(G−H)用いた
場合と同様に、1次微調整と2次微調整に分けて、S6
工程の偏波面微調整を行なうことができる。なお、左右
の光ファイバ20aと20bを、同時平行的に行なうこ
とは同じである。1次微調整は、(I−J)の±符号で
回転の調整方向を自動的に検出し、絶対値で調整量を検
出することができる。回転調整は、距離を回転角に変換
する回転駆動係数K(deg/μm)を乗じて、回転駆
動方向と回転調整量を決定する。
【0039】光ファイバを数値の符号に基づいて所定の
方向に回転し、数値がゼロを示した時点もしくはゼロを
寄切った時点で回転を停止する。ゼロを寄切った場合
は、反対方向(符号に基づいて)に回転させ、必要に応
じて回転を繰り返し行ない、(I−J)が最もゼロに近
い回転位置を求める。なお、繰り返し回数に応じて、回
転駆動係数Kを変えていくようにしてもよい。
【0040】この後、さらに2次微調整を、光ファイバ
を微動回転させて行なう。回転角はステッピングモータ
29の動作分解能によるが、例えば、0.1°〜0.2
゜づつ回転させて、(I−J)を算出し、その絶対値が
最もゼロに近くなるように微調整する。
【0041】なお、S6工程の輝度ピーク距離の差(E
−F)または(G−H)、輝度ピーク値差(I−J)に
よる偏波面微調整を1次微調整と2次微調整に分けて説
明したが、いずれか一方に負担を負わすことで、1回の
微調整で済ますことも可能である。例えば、1次微調整
に負担をかけることで2次微調整を省略してもよく、1
次微調整を省略して、初めから2次微調整の光ファイバ
を微動回転を行ない、時間をかけて微調整するようにし
てもよい。
【0042】以上により、光ファイバ20aと20bの
偏波面を一致させた調心が終了し、次の融着接続工程に
移る。融着接続工程は、S7〜S10工程からなる。こ
の融着接続工程は、通常使用されている融着接続方法と
同じである。
【0043】S7工程では、光ファイバ20aと20b
の端面間隔が融着接続に適した間隔に調整され、一対の
放電電極25により融着接続される。定偏波光ファイバ
の融着接続は、シングルモードファイバと比べて応力付
与部が変形し易いこともあり、弱いパワーで放電時間を
多少長めにする必要がある。なお、初期に(S3工程ま
でに)光ファイバの軸合わせを行なわなかった場合や、
偏波面を一致させる工程(S4〜S6工程)で光ファイ
バの軸がずれた場合は、S7工程の最初に光ファイバの
コア径ないし外径の軸合わせ工程を追加してもよい。
【0044】S8工程は、融着接続の融着状態を検査す
るもので、撮像カメラ23x、23yを使用して接続状
態を観察する。検査内容としては、接続部の太りまたは
細りの外観検査、ダストおよび気泡の混入、コア部の傾
き、軸ずれ等がある。
【0045】S9工程は、推定損失値、推定消光比値等
のデータを表示、記録するものである。推定損失値、推
定消光比値は、画像観察で得た情報をもとに過去のデー
タから統計的に推定した値を表示する。
【0046】S10工程は、融着接続された光ファイバ
に所定の引張り張力をかけて、スクリーニングを行な
う。スクリーニングで合格すれば終了である。この後、
融着接続された光ファイバを装置から取外すが、通常は
ファイバチャック26の取り出し口までの回転角度や方
向が左右の光ファイバで異なる。一方、左右のファイバ
チャック26に連結したエンコーダ30により、回転角
度位置が測定されている。したがって、未補強の融着接
続部に曲げ等の応力がかからないようにするためには、
エンコーダ30からの角度データに基づき、先ず左右の
光ファイバ20a,20bを同期回転させた後、取り出
し口に近い方の光ファイバを取り出す。その後、もう片
方のファイバチャックを単独で回転させた後、他方の光
ファイバを取り出す。ファイバが取外された後、周知の
方法で融着接続部を補強する。
【0047】なお、以上の実施の形態では、光ファイバ
20aと20bの偏波面を一致させる方法で説明した
が、光ファイバ20aと20bの偏波面を所定角度ずら
せて融着接続することもできる。この場合は、光ファイ
バ20aと20bの偏波面を先ず一致させ、この後、い
ずれか一方の光ファイバを所定角度だけ回転させて、融
着接続すればよい。
【0048】
【発明の効果】上述したとおり、本発明は、定偏波光フ
ァイバ像の輝度分布の輝度ピーク変化を検出し、左右の
輝度ピーク間の所定距離の和を求めることにより、偏波
面を確実に検出することができる。また、偏波面検出の
微調整に、輝度ピーク間の左右の所定距離の差または輝
度ピーク値の差を求めることにより、短時間に高い精度
で偏波面を検出することができる。さらに定偏波光ファ
イバ像の画像処理で輝度ピーク位置を検出し、これを演
算処理することで全自動化が可能となり、スキルによら
ず調心精度の向上を図ることができる。また、0°〜1
80°の調整範囲で、所定の回転位置を確実に検出する
パラメータを指標として調整するため、調整手順に迷い
がなく、調整時間短縮化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するための融着接続装置の概略を
示す図である。
【図2】本発明の融着接続方法を説明するためのフロー
図である。
【図3】本発明を説明するための撮像の模擬図と光ファ
イバ側面の輝度分布とを示す。
【図4】光ファイバが観察面からθy角ずれた輝度分布
を示す図である。
【図5】本発明の他の実施の形態を説明する輝度分布を
示す図である。
【図6】本発明のその他の実施の形態を説明する輝度分
布を示す図である。
【図7】従来の技術を説明する図である。
【符号の説明】
20a、20b…光ファイバ、21…融着接続部、22
…表示部、23x,23y…撮像カメラ、24x,24
y…照射光源、25…放電電極、26…ファイバチャッ
ク、27…V溝クランプ、27a…V溝台、27b…押
圧片、28…ギア、29…ステッピングモータ、30…
エンコーダ、40…明部、41…暗部、42,43…光
ファイバの外径端、44,45…明部端、46,47、
48…輝度ピーク、49…ファイバ中心、50…背景輝
度閾値、51…光ファイバ、52…コア部、53…応力
付与部、54…観察面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水野 俊一 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 Fターム(参考) 2H036 JA03 MA11 NA16 NA17 2H050 AC44 BD06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コア部の周囲に応力付与部を配して偏波
    面を保存した一対の光ファイバを融着接続する方法であ
    って、前記一対の光ファイバの突合せ部を融着接続装置
    に載置し、前記突合せ部を光ファイバの異なる2つの側
    面方向からの画像観察により位置合わせした後、少なく
    とも一方の撮像画像から得られる前記光ファイバの輝度
    分布の明部端と該明部端に最も近い輝度ピークとの距離
    を前記明部端の両側で求め、前記距離の和が最小になる
    ように調整して、前記応力付与部を一致させ融着接続す
    ることを特徴とする定偏波光ファイバの融着接続方法。
  2. 【請求項2】 コア部の周囲に応力付与部を配して偏波
    面を保存した一対の光ファイバを融着接続する方法であ
    って、前記一対の光ファイバの突合せ部を融着接続装置
    に載置し、前記突合せ部を光ファイバの異なる2つの側
    面方向からの画像観察により位置合わせした後、少なく
    とも一方の撮像画像から得られる前記光ファイバの輝度
    分布のファイバ中心または明部中心もしくはコア部中心
    と、前記輝度分布の明部端に最も近い輝度ピークとの距
    離を、前記ファイバ中心または明部中心もしくはコア部
    中心の両側で求め、前記距離の和が最大になるように調
    整して、前記応力付与部を一致させ融着接続することを
    特徴とする定偏波光ファイバの融着接続方法。
  3. 【請求項3】 前記距離の差が、最小になるように更に
    微調整することを特徴とする請求項1または2に記載の
    定偏波光ファイバの融着接続方法。
  4. 【請求項4】 前記距離の差に回転駆動係数を乗じて、
    前記偏波面を調整することを特徴とする請求項3に記載
    の定偏波光ファイバの融着接続方法。
  5. 【請求項5】 前記輝度分布の明部端に最も近い両側の
    輝度ピーク値を求め、前記輝度ピーク値の差が最小にな
    るように更に微調整することを特徴とする請求項1また
    は2に記載の定偏波光ファイバの融着接続方法。
  6. 【請求項6】 前記輝度ピーク値の差に回転駆動係数を
    乗じて、前記偏波面を調整することを特徴とする請求項
    5に記載の定偏波光ファイバの融着接続方法。
  7. 【請求項7】 前記微調整は1次微調整と2次微調整で
    行なうことを特徴とする請求項3または5に記載の定偏
    波光ファイバの融着接続方法。
  8. 【請求項8】 前記微調整に先立って、光ファイバの軸
    方向位置を調整することを特徴とする請求項3または5
    に記載の定偏波光ファイバの融着接続方法。
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