JP2002326296A - 成形体の開口縁部の丸め加工方法 - Google Patents

成形体の開口縁部の丸め加工方法

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JP2002326296A
JP2002326296A JP2001133153A JP2001133153A JP2002326296A JP 2002326296 A JP2002326296 A JP 2002326296A JP 2001133153 A JP2001133153 A JP 2001133153A JP 2001133153 A JP2001133153 A JP 2001133153A JP 2002326296 A JP2002326296 A JP 2002326296A
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実 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な形態の開口縁部に簡単に精度良くカー
ル状の丸め加工を施すことができる成形体の開口縁部の
丸め加工装置を提供すること。 【解決手段】 開口部20を有する成形体2の開口縁部
21に逐次丸め加工を施して開口縁部21の全周縁を丸
める成形体の開口縁部の丸め加工装置である。開口縁部
21に丸め加工を施す周面30を有する加工ロール3
と、開口縁部21を形成する周壁部22をその内側及び
外側から挟持しながら、加工ロール3の周面30に未加
工の開口縁部21が逐次当接するように成形体2を繰り
出す成形体の繰出し手段4とを備えており、加工ロール
3及び繰出し手段4は、繰出し手段4で成形体2を繰り
出したときに、未加工の開口縁部21が加工ロール3の
周面30の加工終了点における接線に対して所定の進入
角度で周面20の加工開始点に逐次進入するように配設
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開口部を有する成
形体の開口縁部の全周縁にカール状の丸め加工を施す成
形体の開口縁部の丸め加工方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】開口部
を有する成形体の開口縁部をカール状に丸め加工する成
形体の丸め加工方法に関する従来技術としては、例え
ば、特開昭57−144744号公報に記載の紙カップ
のカール形成方法が知られている。
【0003】この技術は、収容凹部を有する金型の該収
容凹部内に、開口部を上方に向けて紙カップを収容した
後に、該紙カップの内周面を押さえ型で押さえて固定
し、さらに、カール形成用の周溝(カール形成部)を有
する補助金型を該紙カップの上方より降下させ、該周溝
で該紙カップの開口縁部を丸めてカールを形成するよう
にしたものである。
【0004】ところで、この技術では、成形体を回転さ
せる回転軸に対して該成形体が一軸回転対称体で、その
開口部が該回転軸に対して回転対称に形成されているよ
うな単調な形態の場合には、その開口縁部の丸め加工が
可能であるが、例えば、筒状体の周面部を平面視して楕
円形状に切り取られて中央部が括れた形態のように、複
雑な形態の開口縁部を有する成形体の該開口縁部にカー
ル状の丸め加工を行うことは困難であった。
【0005】一方、斯かる丸め加工に近似する技術とし
て、特開昭62−77912号公報に記載の技術が知ら
れている。この技術は、キャップを回転させながらその
開口縁部の残存部にローラーの周面部を当接させて該残
存部を摩滅させるものであるが、前述の従来技術と同様
に、複雑な形態の開口縁部を有する成形体の該開口縁部
にカール状の丸め加工を施すことは困難であった。
【0006】従って、本発明の目的は、複雑な形態の開
口縁部を有する成形体の該開口縁部に簡単に精度良くカ
ール状の丸め加工を施すことができる成形体の開口縁部
の丸め加工方法及び装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、開口部を有す
る成形体の開口縁部に逐次丸め加工を施して該開口縁部
の全周縁を丸める丸め加工装置を用いた成形体の開口縁
部の丸め加工方法であって、前記丸め加工装置は、前記
開口縁部に丸め加工を施す周面を有する加工ロールと、
前記成形体の前記開口縁部を形成する周壁部をその内側
及び外側から挟持しながら、未加工の前記開口縁部が該
加工ロールの該周面に逐次当接するように該成形体を繰
り出す成形体の繰出し手段とを備えており、未加工の前
記開口縁部が、前記加工ロールの前記周面の加工終了点
における接線に対して所定の進入方向で該周面の加工開
始点に逐次進入するように、前記成形体を前記繰出し手
段で繰り出す成形体の開口縁部の丸め加工方法を提供す
ることにより、前記目的を達成したものである。
【0008】また、本発明は、開口部を有する成形体の
開口縁部に逐次丸め加工を施して該開口縁部の全周縁を
丸める成形体の開口縁部の丸め加工装置であって、前記
開口縁部に丸め加工を施す周面を有する加工ロールと、
前記開口縁部を形成する周壁部をその内側及び外側から
挟持しながら、該加工ロールの該周面に未加工の前記開
口縁部が逐次当接するように該成形体を繰り出す成形体
の繰出し手段とを備えており、前記加工ロール及び前記
繰出し手段は、該繰出し手段で前記成形体を繰り出した
ときに、未加工の前記開口縁部が前記加工ロールの前記
周面の加工終了点における接線に対して所定の進入角度
で該周面の加工開始点に逐次進入するように配設されて
いる成形体の開口縁部の丸め加工装置を提供することに
より、前記目的を達成したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明を、その好ましい実施
形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1〜図3
は、本発明の成形体の開口縁部の丸め加工装置をパルプ
モールド成形体の開口縁部の丸め加工に適用した一実施
形態を示したものである。これらの図において、符号1
は丸め加工装置(以下、単に装置ともいう。)、2は加
工対象となるパルプモールド成形体(以下、単に成形体
ともいう。)を示している。
【0010】図1〜図3に示すように、装置1は、開口
部20を有する成形体2の開口縁部21に逐次丸め加工
を施す装置であり、開口縁部21に丸め加工を施す周面
30を有する加工ロール3と、開口縁部21を形成する
周壁部22をその内側及び外側から挟持しながら、加工
ロール3の周面30に未加工の開口縁部21が逐次当接
するように成形体2を繰り出す成形体の繰出手段4とを
備えている。
【0011】装置1は、図1に示すように、脚部50を
備えた金属製のフレーム5を備えており、このフレーム
5の水平フレーム部51に装置本体部10が取り付けら
れている。
【0012】前記成形体2は、両端部が塞がれた筒状の
本体の周面部に平面視して楕円形状の開口部20が形成
されたパルプモールド成形体である。
【0013】加工ロール3は、装置本体部10に略水平
に支持されたシャフト11の先端部に回転自在に取り付
けられている。加工ロール3の周面30は、加工する開
口縁部21の丸め具合に対応して当該加工ロール3の厚
さ方向の略中央において最大に窪むように所定の曲率に
湾曲加工されている。
【0014】繰出し手段4は、前記シャフト11におい
て加工ロール3の後方に位置するように当該シャフト1
1の軸周りに回転自在に取り付けられた繰出しロール
(第1の繰出しロール)40と、装置本体部10に固定
された軸受け部100に垂直に回動自在に支持されたシ
ャフト12の下端部に取り付けられた繰出しロール(第
2の繰出しロール)41とを備えている。繰出しロール
40は、装置本体10の後方部に配設されたエアシリン
ダーユニット(図示せず)によってシャフト11の軸方
向に前後動できるようになっている。本実施形態では、
シャフト12の上端部には、当該シャフト12を軸周り
に回転させるハンドル120が取り付けられている。
【0015】図3に示すように、繰出しロール40は、
加工ロール30とは一体的に形成されており、その外径
は加工ロール30の外径よりも大きく設けられている。
繰出しロール40,41は、繰出しロール40の側面4
00と繰出しロール41の周面410との間で成形体2
の周壁部22を挟持できるように所定の間隔をおいて取
り付けられている。繰出しロール40の側面400と繰
出しロール41の周面とによる周壁部22の挟持力は、
前記図示しないエアシリンダーユニットの空気圧によっ
て繰出しロール40をシャフト11の軸方向に前後動さ
せることで調整できるようになっている。
【0016】加工ロール3及び繰出し手段4は、図4に
示すように、当該繰出し手段4の繰出しロール40,4
1で成形体2を繰り出したときに、未加工の開口縁部2
1が加工ロール3の周面30の加工終了点Eにおける接
線Lに対して所定の進入角度θで周面30の加工開始点
Sに逐次進入するように配設されている。
【0017】また、装置1は、未加工の開口縁部21の
前記進入角度θが略等しくなる方向に成形体2を押圧す
る押圧手段6を備えている。本実施形態では、押圧手段
6は、装置本体10に上下動自在に支持されたシャフト
13の先端部に固定された押圧子60と、押圧子60を
下方に押し下げるエアシリンダーユニット61とを備え
ている。そして、エアシリンダーユニット61のピスト
ンロッド610の先端で押圧子60を下方に押し下げ
て、加工ロール3の加工方向後方における加工済みの開
口縁部21’を下方に押圧して前記進入角度θが略等し
くなるように成形体2の姿勢を制御するようになしてあ
る。
【0018】次に、本発明の成形体の開口縁部の丸め加
工方法を、その好ましい実施形態として、前記構成の装
置1を用いた前記成形体2の開口縁部21の丸め加工方
法に基づいて、図面を参照しながら説明する。
【0019】先ず、図1〜図3に示すように、成形体2
の開口縁部21を形成する周壁部22を、その内側及び
外側から繰出しロール40の側面400と、繰出しロー
ル41の周面410との間で挟持し、開口縁部21の一
部を前記加工ロール3の周面30に押し当てる。この状
態では、成形体2は、繰出しロール40,41でのみ支
持されている。
【0020】成形体2には、丸め加工をスムーズに行わ
せる点から、必要に応じて開口縁部21に水分を含ませ
ることが好ましい。
【0021】繰出しロール40の側面400と繰出しロ
ール41の周面とによる周壁部22の挟持力は、加工す
る成形体2の材質、形状、開口部の形状、前記押圧子6
0による押圧力に応じて適宜設定することができる。特
に挟持力と押圧力との関係では、挟持力に比べて押圧力
が強すぎたり、逆に挟持力に比べて押圧力が弱すぎる
と、開口部の形態によっては所望の丸め加工が得られに
くくなる場合があるため、挟持力は押圧力とのバランス
において適宜設定することが好ましい。
【0022】次いで、前記エアシリンダーユニット61
にコンプレッサー(図示せず)から圧縮空気を供給して
押圧子60で加工ロール3の後方における開口縁部21
を下方に押圧し、成形体2を斜めの姿勢に制御する。
【0023】この状態で、ハンドル120を回転させて
繰出しロール41をシャフト12の軸周りに回転させる
と、未加工の開口縁部21が加工ロール3の周面30に
逐次当接するように成形体2が繰り出され、未加工の開
口縁部21は、加工ロール3の周面30の加工終了点E
における接線Lに対して所定の進入角度θで周面30の
加工開始点Sに逐次進入する。そして、ハンドル120
の回転を続けると、未加工の開口縁部21が加工ロール
3の周面の加工開始点と加工終了点Eとの間で内側に丸
め加工される。この間、前記押圧子60によって、加工
済みの開口縁部21’が下方に押圧されて未加工の開口
縁部21の前記進入角度θが略等しくなるように成形体
2の姿勢が保たれるため、開口縁部21の曲率が代わっ
ても安定的に丸め加工が行われる。
【0024】未加工の開口縁部21の全周縁に亘って丸
め加工が完了したら、ハンドル120の回転を停止し、
成形体2を繰出しロール40,41の間から取り外し
て、丸め加工を終了する。
【0025】このように、装置1及びこれを用いた成形
体の開口縁部の丸め加工方法によれば、筒状の成形体2
の周面部が平面視して楕円形状に切り取られて中央部が
括れた形態のように複雑な形態の開口縁部21に簡単に
精度良くカール状の丸め加工を施すことができる。
【0026】また、装置1は、繰出しロール40を加工
ロール3と同軸周りに回転するように配設し、かつこれ
らを一体的に形成したので、装置の小型化を図ることが
でき、開口面積の狭い開口部を有する成形体にもその開
口縁部に丸め加工を施すことが出来る。
【0027】本発明は、前記実施形態に限定されるもの
ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、適
宜変更することができる。
【0028】本発明において、加工対象となる成形体
は、前記実施形態におけるように、閉じた開口部20を
有する成形体2の開口縁部21の丸め加工に特に好適で
あるが、閉じていない開口部を有する成形体の開口縁部
の丸め加工にも適用することができる。
【0029】また、本発明は、成形体を回転させる回転
軸に対して該成形体が一軸回転対称体で、その開口部が
該回転軸に対して回転対称に形成されているものの開口
縁部の丸め加工にも適用することができる。
【0030】本発明においては、前記実施形態における
ように、繰出しロール40と加工ロール3とを同軸周り
に回転可能に形成するとともに、各ロール3,40を一
体的に形成することが好ましいが、繰出しロールは、加
工ロールとは別に構成することもできる。この場合、繰
出しロールは、互いの周面どうしの間において前記開口
縁部を形成する周壁部を挟持するように配設することが
好ましい。
【0031】また、前記実施形態では、開口縁部21を
内側に丸めるようにしたが、開口縁部を外側に丸めるこ
ともできる。
【0032】また、前記実施形態では、ハンドル120
を回して繰出しロール41を手動で回転させて成形体を
繰り出すようにしたが、繰出しロールは、モーターなど
の駆動手段を用いて成形体を自動的に繰り出せるように
することもできる。
【0033】また、本発明においては、前記実施形態に
おけるように、押圧手段6で加工ロールの加工方向後方
において成形体の開口縁部を押圧することが好ましい
が、押圧手段6は、開口縁部の形態に応じて省略するこ
ともできる。
【0034】また、加工する成形体に応じて加工ロール
の周面を所定温度に加熱できるように加熱手段を付設し
ておき、開口縁部を所定温度に加熱しながら丸め加工す
ることもできる。
【0035】本発明は、前記実施形態におけるように、
開口部20を有するパルプモールド成形体2の開口縁部
21の丸め加工に特に好適であるが、加工対象となる成
形体の材質は、これに限定されるものではなく、例え
ば、板紙、薄肉の金属材の開口縁部の丸め加工にも適用
できることはいうまでもない。
【0036】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに具体的に
説明する。
【0037】前記装置1を用い、前記繰出しロールによ
る挟持力及び前記押圧子による押圧力を表1のように変
化させ、下記の寸法形状の成形体の開口縁部に丸め加工
を施し、下記のように評価した。その結果を表1に示
す。 <成形体寸法形状> 成形体形状:筒状(長さ170mm、外径78mm、厚
さ0.7mm) 開口部形状:平面視楕円(長径95mm、短径64m
m) 重量:約28g
【0038】〔丸め加工の評価〕丸め加工を下記の6段
階で評価した。 ◎:良好な丸め状態が得られ、加工効率も良い。 ○:丸めは可能であるが、多少加工効率に劣る。 △:挟持力不足で開口縁部の凸部が加工されにくい。 ▲:押圧子による押圧力不足で丸めが不完全となる。 ×:押圧子による押圧力不足で加工ロールが開口縁部に
追従できなくなる。 ●:挟持力、押圧子による押圧力が共に不足し、繰出し
は可能であるが丸め加工は不可能となる。
【0039】
【表1】
【0040】表1に示すように、挟持ロールによる挟持
力と押圧子の押圧力とのバランスがよい場合には良好な
丸め加工を効率よく行えることが確認された。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、複雑な形態の開口縁部
を有する成形体の該開口縁部に簡単に精度良くカール状
の丸め加工を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により成形体の開口縁部の丸め加工を行
っている状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の丸め加工方法において開口縁部の成形
体の丸め加工を施している状態を示す要部拡大図であ
る。
【図3】図2の矢視断面図である。
【図4】本発明における加工ロール、繰出し手段及び加
工される成形体の開口縁部の位置関係を模式的に示す図
である。
【符号の説明】 1 成形体の開口縁部の丸め装置 2 成形体 20 開口部 21 開口縁部 22 周壁部 3 加工ロール 30 周面 4 繰出し手段 40 繰出しロール 400 側面 41 繰出しロール 410 周面 6 押圧手段 E 加工終了点 S 加工開始点 L 接線 θ 進入角度

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有する成形体の開口縁部に逐次
    丸め加工を施して該開口縁部の全周縁を丸める丸め加工
    装置を用いた成形体の開口縁部の丸め加工方法であっ
    て、 前記丸め加工装置は、前記開口縁部に丸め加工を施す周
    面を有する加工ロールと、前記成形体の前記開口縁部を
    形成する周壁部をその内側及び外側から挟持しながら、
    未加工の前記開口縁部が該加工ロールの該周面に逐次当
    接するように該成形体を繰り出す成形体の繰出し手段と
    を備えており、 未加工の前記開口縁部が、前記加工ロールの前記周面の
    加工終了点における接線に対して所定の進入角度で該周
    面の加工開始点に逐次進入するように、前記成形体を前
    記繰出し手段で繰り出す成形体の開口縁部の丸め加工方
    法。
  2. 【請求項2】 前記丸め加工装置は、前記進入角度が略
    等しくなる方向に前記成形体を押圧する押圧手段を備え
    ており、該押圧手段で前記加工ロールの加工方向後方に
    おける加工済みの前記開口縁部を押圧して該成形体の姿
    勢を制御する請求項1記載の成形体の開口縁部の丸め加
    工方法。
  3. 【請求項3】 前記繰出し手段が、前記加工ロールと同
    軸周りに回転自在に配設された第1の繰出しロールと、
    該第1の繰出しロールの回転軸と軸方向の異なる他の回
    転軸周りに回転自在に配された第2の繰出しロールとを
    備えており、該第1のロールの側面と該第2の繰出しロ
    ールの周面との間で前記成形体の前記周壁部を挟持する
    請求項1又は2記載の成形体の開口縁部の丸め加工方
    法。
  4. 【請求項4】 開口部を有する成形体の開口縁部に逐次
    丸め加工を施して該開口縁部の全周縁を丸める成形体の
    開口縁部の丸め加工装置であって、 前記開口縁部に丸め加工を施す周面を有する加工ロール
    と、前記開口縁部を形成する周壁部をその内側及び外側
    から挟持しながら、該加工ロールの該周面に未加工の前
    記開口縁部が逐次当接するように該成形体を繰り出す成
    形体の繰出し手段とを備えており、 前記加工ロール及び前記繰出し手段は、該繰出し手段で
    前記成形体を繰り出したときに、未加工の前記開口縁部
    が前記加工ロールの前記周面の加工終了点における接線
    に対して所定の進入角度で該周面の加工開始点に逐次進
    入するように配設されている成形体の開口縁部の丸め加
    工装置。
  5. 【請求項5】 前記進入方向で略等しくなる方向に前記
    成形体を押圧する押圧手段を備えており、該押圧手段で
    前記加工ロールの加工方向後方における加工済みの前記
    開口縁部を押圧して該成形体の姿勢を制御するようにな
    してある請求項4記載の成形体の開口縁部の丸め加工装
    置。
  6. 【請求項6】 前記繰出し手段が、前記加工ロールと同
    軸周りに回転自在に配設された第1の繰出しロールと、
    該第1の繰出しロールの回転軸と軸方向の異なる他の回
    転軸周りに回転自在に配された第2の繰出しロールとを
    備えており、該第1及び該第2の繰出しロールが、該第
    1のロールの側面と該第2の繰出しロールの周面との間
    で前記成形体の前記周壁部を挟持するように配設されて
    いる請求項4又は5記載の成形体の開口縁部の丸め加工
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102773312A (zh) * 2011-05-11 2012-11-14 上海德朗汽车零部件制造有限公司 一种散热器返工产品主片整形机
CN114226527A (zh) * 2021-12-14 2022-03-25 浙江炊大王炊具有限公司 一种锅体加工设备

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