JP2002326193A - 生地の裁断装置 - Google Patents

生地の裁断装置

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JP2002326193A
JP2002326193A JP2001134502A JP2001134502A JP2002326193A JP 2002326193 A JP2002326193 A JP 2002326193A JP 2001134502 A JP2001134502 A JP 2001134502A JP 2001134502 A JP2001134502 A JP 2001134502A JP 2002326193 A JP2002326193 A JP 2002326193A
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cutting
cloth
cut
blade
round blade
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Yoshio Fukui
良夫 福井
Takahiro Onishi
隆博 大西
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Gunze Ltd
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Gunze Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生地の裁断装置として、回転する丸刃を用い
るものでは、丸刃の刃先がすぐに摩耗してしまう。その
ため、交換が面倒でランニングコストが高騰化する問題
があった。 【解決手段】 丸刃10の回転駆動用モータ17として
エアモータを採用し、丸刃10を13000rpmの高
速回転で回転させるものとした。これで、切れ味の低下
した丸刃10でも、更に継続して使用できるようになっ
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生地の裁断装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】生地の裁断に用いる裁断装置としては、
被裁断生地を広げた状態で支持可能にするエアー吸引式
の作業支持台と、この作業支持台上で吸着保持された被
裁断生地を回転する丸刃で押しつけつつ裁断可能にする
裁断ヘッドと、この裁断ヘッドを作業支持台の支持上面
に沿って平面移動させるヘッド移動手段とを有したもの
がある(特開平9−103990号公報等参照)。この
裁断装置では、まず作業支持台上へ被裁断生地を広げ置
き、その上からビニルシート等の非通気性シートを全面
的に被せ置いて作業支持台を吸引状態にさせることによ
り、非通気性シートを作業支持台に全面的且つ密着的に
張り付けさせ、結果としてこの非通気性シートと作業支
持台との上下間で被裁断生地を平坦化し、そのうえで非
通気性シートの上から裁断ヘッドの丸刃を押しつけつ
つ、裁断ヘッドを所定方向へ平面移動させることで、こ
の非通気性シートと一緒に被裁断生地を裁断する(所定
形状に切り出す)というものであった。
【0003】なお、この裁断装置では、裁断ヘッドを平
面移動させるためのヘッド移動装置に対し、裁断しよう
とする生地の裁断雛形(型紙等)の外形輪郭の座標を、
予め裁断データとして入力しておき、この裁断データを
読み出しながら裁断ヘッドを移動させるようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の裁断装
置では、丸刃として高硬度のものを使用しないと、すぐ
に刃先が摩耗して切れない状態になってしまうというこ
とがあった。例えば丸刃の回転数は、その回転駆動源と
して用いる電動モータの回転制限から、せいぜい600
0rpmが上限とされるが、この回転速度下では、のべ
200〜300mの裁断長で顕著に切れ味の低下が起こ
っている。そのため、丸刃の頻繁な交換が必要となり、
その交換の手間が煩わしく生地裁断作業の作業効率(生
産効率)の低下に繋がっていると共に、ランニングコス
トの高騰化にも繋がっている。
【0005】なお、丸刃に高硬度のものをしようすれ
ば、裁断長的な耐久性を1000m程度にまで高めるこ
とはできるが、高硬度の丸刃はそれだけ単価が高価であ
るため、ランニングコストの低廉化に対する要求を満足
させられるだけの効果はなかった。一方、裁断ヘッドの
移動は、上記のようにヘッド移動装置に入力した裁断デ
ータに基づいて行っているのが一般的であるが、この方
式は、単に被裁断生地に対する材料取りで錯綜が起こら
ないようにしているだけである。
【0006】従って、被裁断生地に絵柄(染色的なもの
だけでなくレース生地等の場合の形状的なものをも含
む)があって、この絵柄と、切り出す生地パーツの裁断
形状及び絵柄とのマッチングをも重要視する場合には、
人手による位置合わせが必要であるということがあっ
た。本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであっ
て、丸刃の摩耗を原因とした作業効率の低下及びランニ
ングコストの高騰化を共に解消させた生地の裁断装置を
提供することを目的とする。
【0007】また本発明は、被裁断生地に対する絵柄と
切り出す生地パーツの裁断形状及び絵柄とのマッチング
を簡単、正確且つ迅速に行えるようにした生地の裁断装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は次の手段を講じた。即ち、本発明に係る生
地の裁断装置は、水平な回転軸まわりに回転しつつ作業
支持台上に広げて支持された被裁断生地を押下して裁断
する丸刃と、この丸刃の回転軸に伝動手段を介して回転
駆動力を伝える裁断駆動具とを有しており、この裁断駆
動具は丸刃を6000rpmを超える回転数、好ましく
は10000rpm以上、更に好ましくは13000r
pm以上で回転可能になっている。
【0009】これは、このような高速回転域で丸刃を回
転させると、一旦、刃先が摩耗して切れにくくなった丸
刃でも、更に裁断を続けることができるということを試
行錯誤の中から知見し、これに着眼したものである。す
なわち、これによって実質的に丸刃の耐久性を長引かせ
ることができることになる。なお、丸刃の使用開始時点
(新品時)から、丸刃をこの回転速度で回転させてもよ
いし、使用開始時は6000rpmとしておいて丸刃が
切れにくくなった時点からそれを超える回転速度へと高
速化してもよい。
【0010】このように、丸刃を高速回転させるには、
その裁断駆動具としてエアモータを用いるのが好適とな
る。なぜなら、エアモータであれば高速化に容易に対応
できるうえに、裁断駆動具及びその周辺構造としての小
型化ができるためである。すなわち、作業支持台上に広
げられた被裁断生地を所定形状に切り出すには、丸刃を
旋回自在に保持したうえで、旋回駆動具によって旋回駆
動(裁断向きを変更)させる必要がある。
【0011】しかしこのとき上記裁断駆動具が大型であ
ると、この裁断駆動具と旋回駆動具とが位置的に干渉し
て、装置自体、相当に大型化するか又は実現不可能にな
るおそれがでてくるのである。なお、旋回駆動具として
中空型モータを採用するものとし、且つ、この旋回駆動
具(中空型モータ)の空洞を、丸刃の旋回軸心に合致さ
せて上下方向に貫通する状態にセットするものとして、
この旋回駆動具が有する空洞部内に前記裁断駆動具を差
込収納させるのが、最もコンパクトな設計を実現できて
好適となる。
【0012】丸刃の回転軸と裁断駆動具とを連結する伝
動手段としては、ベベルギヤを用いるのがコンパクト化
にとって好適であるが、この場合、伝動効率を良好に保
持しつつ丸刃の高速回転化に対応させるためには、ベベ
ルギヤを高硬度材製とするにのが好適となる。前記丸刃
の隣接部分に対して、ステッピングモータより成る第2
裁断駆動具を駆動源とするクランク機構を介して連続昇
降可能とされた下向きのノッチ刃を設けることができ
る。
【0013】この場合、第2裁断駆動具について所定角
度範囲での部分回動を正逆交互に繰り返させることがで
きる。従って、ノッチ刃を被裁断生地から完全に抜かな
い状態のまま昇降させる裁断方法を実現することができ
る。この裁断方法では、ノッチ刃を被裁断生地から完全
に抜いてしまう裁断方法に比べ、一層確実で且つ切り口
の綺麗な裁断ができるという場合が少なくないことを各
種実験により知見している。
【0014】一方、本発明に係る生地の裁断装置として
は、被裁断生地を広げた状態で支持可能にする作業支持
台と、この作業支持台の上方に設けられた裁断ヘッド
と、この裁断ヘッドを所定の移動命令に基づいて作業支
持台上に沿って平面移動させるヘッド移動装置と、作業
支持台上へ広げられた被裁断生地の平面形状及びその絵
柄を画像として取り込んだうえでこの中から予め入力さ
れた生地パーツ裁断情報に一致する領域座標を絵柄のマ
ッチングをしつつ探し出す画像認識装置と、この画像認
識装置で探し得られた被裁断生地上の領域座標を裁断デ
ータに置換したうえで、この裁断データに基づく平面移
動命令を上記ヘッド移動装置へ出力する移動指示装置と
を有したものとすることができる。
【0015】なお、この作業支持台は、被裁断生地を広
げた状態で固定できるように、エアー吸引式とすればよ
い。このような構成の裁断装置であれば、作業支持台上
へ被裁断生地を広げ置くだけで、この被裁断生地の絵柄
中から、得ようとする生地パーツの形状及び絵柄パター
ンに一致する領域が正確に探し出され、且つこの探し出
された領域の座標に基づきながら正確且つ自動的に裁断
されるものとなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。図1乃至図4は、本発明に係る生
地裁断装置1の第1実施形態を示している。なお、本第
1実施形態では、図4に示す全体図から明らかなように
この生地裁断装置1によって裁断される被裁断生地W
は、当初、帯状を呈したものであり、その長手方向に沿
って連続的に供給されるものとする。この生地裁断装置
1は、作業支持台2と、裁断ヘッド3と、ヘッド移動装
置4と、画像認識装置5と、移動指示装置6とを有して
いる。
【0017】作業支持台2は、被裁断生地Wを広げた状
態で支持可能なように、それに必要な十分の広さの支持
上面2aを有したものとされている。本第1実施形態に
おいてこの作業支持台2は、帯ベルトコンベアとして構
成されたものとしてあり、従って上記支持上面2aは上
張り側となる帯ベルトによって形成されていることにな
る。またこの帯ベルトは、フェルト等の通気性を有する
素材によって形成されており、下部側から吸引可能にな
っている。そして、この支持上面2aの下部側には所定
領域に対応させて吸引ボックス8が設けられ、この吸引
ボックス8に吸引装置9が接続されている。そのため、
この支持上面2aの所定領域(吸引ボックス8上)に被
裁断生地Wが供給されたときに吸引装置9を作動させれ
ば、この被裁断生地Wを展開状態のまま吸引固定できる
ようになっている。
【0018】この作業支持台2では、例えば図4左側か
ら右側へ向けて被裁断生地Wが送り込まれるものとなっ
ている。裁断ヘッド3は、作業支持台2の支持上面2a
上に広げられる被裁断生地Wを所望形状に裁断するとこ
ろであって、図1乃至図3に示すように、丸刃10が水
平な回転軸11まわりで回転可能になっていると共に、
これに隣接する部分で、下向きのノッチ刃13がピスト
ン運動的に連続昇降可能になっている。丸刃10は曲率
半径が緩い裁断やある程度の長さのある裁断等に用いら
れ、ノッチ刃13は曲率半径が小さい裁断や細工の細か
い裁断等に用いられる。
【0019】これら丸刃10及びノッチ刃13は、それ
ぞれ水平旋回によって向き変え可能になっている。また
丸刃10は、裁断レベルと退避レベルとの上下間を二位
置変換的に昇降可能となっている。丸刃10の回転軸1
1は、軸受けブラケット14の下端部を横貫通するかた
ちで回転自在に保持されており、歯付きベルトと歯付き
プーリとの組み合わせより成る第1伝動手段15及びベ
ベルギヤより成る第2伝動手段16を介して裁断駆動具
17の出力部分へと接続されている。
【0020】裁断駆動具17にはエアモータが用いられ
ており、丸刃10を13000rpm以上の高速回転で
回転駆動できるようになっている。第2伝動手段16で
あるベベルギヤは、ベアリング鋼などの高硬度材によっ
て形成されており、裁断駆動具17による高速回転伝動
に耐え得るようになっている。また、上記軸受けブラケ
ット14は、その上端部が旋回ホイール19に結合され
ており、この旋回ホイール19は、その上部側に設けら
れる旋回駆動具21の旋回ロッド21aに結合されてい
る。
【0021】この旋回駆動具21には、旋回ロッド22
aの中心部をも含めてその全体が上下方向に貫通する空
洞23を有した中空型モータが用いられており、この空
洞23内に上記した裁断駆動具17が差込収納されてい
ることになる。また、この旋回駆動具21はステッピン
グモータ等とするのが好適である。これら旋回駆動具2
1と裁断駆動具17とは、裁断駆動具17へ外嵌装着可
能で且つ旋回駆動具21の上端部に対して結合可能にな
ったリング状連結部材24を介して連結固定されてい
る。このとき、旋回駆動具21における空洞23の中心
と裁断駆動具17の中心とが同心円的に合致するように
なっている。
【0022】すなわち、丸刃10の旋回軸心は、丸刃1
0の回転中心とその最下端(裁断位置)とを結ぶ垂線に
同一とするものであるが、この旋回軸線は旋回駆動具2
1の中心と合致させることになるから、旋回駆動具21
と裁断駆動具17とを同心円的に配置させることは、結
果として丸刃10の回転中心と裁断駆動具17の中心と
を合致させることになり、これによって裁断駆動具17
から丸刃10への回転駆動が一層効率的に行われること
になる。なお、このように裁断駆動具17(単にモータ
という意味だけではなく、丸刃10を13000rpm
以上で高速回転できるモータであることを言う)を旋回
駆動具21の空洞23内に差込収納できるのは、裁断駆
動具17としてエアモータを採用しているためである。
【0023】図2に示すように、旋回駆動具21はテー
ブル状の支持部材26に固定されており、この支持部材
26にはカムホルダー27が立設固定されている。この
カムホルダー27には側方へ向けて開口する凹部27a
が設けられている。この凹部27aは水平方向に長く形
成されている(図示略)。このようなカムホルダー27
は、この裁断ヘッド3を全体として昇降させる場合に使
用されるもので、昇降駆動用モータ30によって回動可
能とされた偏心カム31のカムフォロワー32が凹部2
7aに嵌め込まれている。
【0024】従って、昇降駆動用モータ30が偏心カム
31を半回動(180°)させるたびに、支持部材26
ごと丸刃10が昇降して裁断レベルと退避レベルとの間
で上下動するようになっている。なお、支持部材26の
昇降は、例えば昇降駆動用モータ30のモータブラケッ
ト35等から支持部材26の下側となるようにフレーム
枠37を張り出し状に設けておき、このフレーム枠37
に上方へ延びるガイドバー(図示略)を設けると共に、
支持部材26にはこのガイドバーに串刺し状に外挿して
上下動自在となるスライダー(図示略)を設けておい
て、これらによって支持部材26の昇降ガイド作用が得
られるようにすればよい。
【0025】上記した支持部材26の下面側には、複数
本のリフト駆動具36が垂下状に設けられている。これ
らリフト駆動具36は流体圧シリンダ又はソレノイドよ
り成るものであって、フレーム枠37を貫通して下突出
しており、この下端側に伸縮するロッド36aが設けら
れている。そして、これらロッド36aの下部端に、平
面形状がリング形を呈する生地押さえ板40が吊り下げ
状に連結されている。この生地押さえ板40は、丸刃1
0が高速回転をしたまま被裁断生地Wへ押しつけられる
より前に、この丸刃10の押圧予定点(裁断開始位置)
まわりの被裁断生地Wを押え込んで、被裁断生地Wに位
置ズレや浮き上がり皺が発生しないように保持するもの
である。
【0026】この生地押さえ板40は、原則として丸刃
10における裁断進行方向の前側だけに設ければよいも
のであるが、丸刃10はその場旋回が可能であるから、
裁断進行方向はその全周において制限されないことにな
る。そこで平面リング形としているものである。一方、
図1及び図3に示すように、上記したノッチ刃13は、
支持部材26を上下動自在な状態で貫通するピストン軸
43に対して、その下端部で鋭利な刃先を下向きにして
設けられている。
【0027】ピストン軸43の上端部にはカムホルダー
44が設けられている。このカムホルダー44には側方
へ向けて開口する凹部44aが設けられている。この凹
部44aは水平方向に長く形成されている。このカムホ
ルダー44は、ノッチ刃13の上下動駆動用とされるも
ので、第2裁断駆動具45によって回動可能とされた偏
心カム46のカムフォロワー47が凹部44aに嵌め込
まれている。また、縦方向のガイドバー48によって上
下動がガイドされている。
【0028】従って、第2裁断駆動具45が偏心カム4
6を連続回転(例えば6000rpm)させることで、
クランク機構の原理に基づいてノッチ刃13が上下動を
繰り返すようになっている。ところで、第2裁断駆動具
45にステッピングモータを用いると、図5(A)に示
すように、偏心カム46に所定角度範囲θでの部分回動
を正逆交互に繰り返させる(即ち、カムフォロワー47
は往復揺動的な動きとなる)ことができる。このように
すると、図5(B)に示した連続回転の場合に比して、
ノッチ刃13の昇降ストロークSを小さくすることがで
きることになる。勿論、偏心カム46に部分回動させる
角度範囲θを適宜変更することが可能であり、これによ
ってノッチ刃13の昇降ストロークSは、任意に変更で
きることになる。
【0029】従って、図6(A)に示すように、被裁断
生地Wに対してノッチ刃13の刃先を完全に抜かないま
ま上下動を繰り返させるようにすることができる。この
ような裁断方法を採用すると、図6(B)に示すよう
に、被裁断生地Wに対してノッチ刃13の刃先を完全に
抜いてしまう裁断方法(突き刺しを繰り返す裁断方法)
に比べ、被裁断生地Wの逃げ等を防止でき、一層確実で
且つ切り口の綺麗な裁断ができるという場合が少なくな
いことを各種実験により知見している。
【0030】なお、上記ピストン軸43には支持部材2
6よりも下側の部分に旋回伝動ホイール50が串刺し状
に外挿されている。これらピストン軸43と旋回伝動ホ
イール50とは、ピストン軸43に沿った相対軸移動は
自在であるが、相対回動は不可とされている。そして、
この旋回伝動ホイール50には、丸刃10の軸受けブラ
ケット14と連結関係にある上記旋回ホイール19との
間で、エンドレスベルト51が掛け渡されている。
【0031】従って、上記したように旋回駆動具21を
作動させて丸刃10を旋回させるときには、このノッチ
刃13も同じように旋回をするようになっている。この
ような構成の裁断ヘッド3では、まず裁断駆動具17の
作動によって丸刃10を回転させておき、丸刃10によ
る裁断かノッチ刃13による裁断かに応じて、例えば丸
刃10であれば、予め生地押さえ板40で被裁断生地W
を押さえてから昇降駆動用モータ30の作動でこの丸刃
10を被裁断生地Wへ押しつけ、以後、必要に応じて旋
回駆動具21の作動で丸刃10の向きを変えさせるよう
にするものであり、また他方のノッチ刃13であれば、
丸刃10を上方の退避レベルで待機させたまま、第2裁
断駆動具45を作動させてノッチ刃13を連続昇降さ
せ、被裁断生地Wを裁断させるようにするものである。
【0032】図4に示すように、ヘッド移動装置4は、
上記裁断ヘッド3を作業支持台2の支持上面2aに沿っ
て任意方向へ向けて平面移動可能にするところであっ
て、作業支持台2の幅方向に沿った移動成分を担う幅方
向駆動部55と、作業支持台2の長手方向に沿った移動
成分を担う長手方向駆動部56とを有したものとなって
いる。これら幅方向駆動部55や長手方向駆動部56
は、いずれも従来公知の機構・器具を採用乃至組み合わ
せたもので、例えばネジ送り機構とリニヤガイドと組み
合わせたり、ロッドレスシリンダをそのまま用いたりす
ればよいものである。
【0033】なお、本第1実施形態のように作業支持台
2を搬送コンベアとして構成している場合では、被裁断
生地Wに対して必然的に搬送駆動が与えられることにな
るので、長手方向駆動部56を不要化することも不可能
なことではない。このヘッド移動装置4は、後述する移
動指示装置6からの移動命令に基づいて幅方向駆動部5
5や長手方向駆動部56の移動方向及び移動量が所定に
制御される。画像認識装置5は、作業支持台2上の所定
位置(吸引ボックス8上)へ被裁断生地Wが広げられた
ときに、この被裁断生地Wの平面形状とその絵柄を画像
として取り込み、この画像中から、予め入力され記憶し
ている生地パーツ裁断情報に一致する領域を、絵柄のマ
ッチングをしつつ探し出すところである。
【0034】従って、この画像認識装置5は作業支持台
2の上方に支持上面2aへ向けて設けられたカメラ60
を有しており、このカメラ60による撮像をデータとし
て取り込み可能になっている。カメラ60はCCD方式
又はビデオ方式であり、また位置調節機構61により設
置位置の調節ができるようになっている。この画像認識
装置5が予め記憶している生地パーツ裁断情報には、得
ようとする生地パーツ自体に関する裁断雛形パターン
と、被裁断生地W側での位置取りに関する位置認識パタ
ーンとの二種類がある。
【0035】図7乃至図9は三種の裁断雛形パターン
A,B,Cを示しており、図10乃至図12はこれら裁
断雛形パターンA,B,Cに各々対応する位置認識パタ
ーンX,Y,Zを示している。裁断雛形パターンA,
B,Cは、得ようとする生地パーツの外形輪郭情報だけ
でなく、絵柄情報(染色的なものだけでなくレース生地
等の場合の形状的なものをも含む)も合わせたもので、
且つ、これら裁断雛形パターンA,B,Cには、それぞ
れ裁断開始点(裁断雛形パターンAではa点、裁断雛形
パターンBではb点、裁断雛形パターンCではc点)と
すべき任意の点を設定してあるものとする。
【0036】なお、これら裁断雛形パターンA,B,C
において、絵柄の中に指標とすべき適当なものがある場
合には、なるべくこの指標も、情報として入力しておく
のが好ましい。例えば、図7の裁断雛形パターンAでは
その中に示した黒斑点、白三角、白斑点を絵柄の指標と
している。これに対し、図8の裁断雛形パターンB及び
図9の裁断雛形パターンCでは、いずれも絵柄の中に指
標となるような適当なものが無い場合を例示している。
一方、上記位置認識パターンX,Y,Zは、被裁断生地
Wの外形輪郭の一部とこれに沿った所定区画内の絵柄情
報である。
【0037】これら位置認識パターンX,Y,Zは、生
地パーツを切り出すべき絵柄領域(即ち、裁断雛形パタ
ーンA,B,Cに各対応)の一部区画に相当するもの
で、この区画内には、上記した裁断雛形パターンA,
B,Cの裁断開始点a,b,cに各対応する相当点x,
y,zと、これら相当点x,y,zに近い位置の少なく
とも1個の絵柄指標と、更にこれら相当点x,y,zと
絵柄指標との位置関係を示す座標とが設定されている。
例えば、図10の位置認識パターンXでは、その中に示
した黒四角及び黒斑点が絵柄指標であって、これらの絵
柄指標から裁断開始点xまでの位置関係が座標として設
定されている。
【0038】従ってこの画像認識装置5では、図13に
示すように、まず被裁断生地Wを画像として取り込み、
この中から、黒四角及び黒斑点より成る絵柄指標を基に
して上記位置認識パターンXを探し出し、次にこの探し
得た位置認識パターンX内において、判っている座標か
ら上記相当点xを割り出すようにし、そしてこの相当点
xを基準にして(裁断開始点aに置き換えて)、図7の
裁断雛形パターンAに対応する外形輪郭の領域座標を、
被裁断生地Wの中に設定するというものである。
【0039】これと同様に、図11の位置認識パターン
Yでは、その中に示した黒三角が絵柄指標であって、こ
の絵柄指標から裁断開始点yまでの位置関係が座標とし
て設定されている。ただ、この黒三角により成る絵柄指
標は、上記した図8の裁断雛形パターンBには含まれて
いないが、図13に示したように、画像として取り込ん
だ被裁断生地Wの中から黒三角により成る絵柄指標を探
し出せば、そこから相当点yを割り出すことができ、結
果、被裁断生地Wの中に図8の裁断雛形パターンBに対
応する外形輪郭の領域座標を設定できるものであり、そ
の目的は達せられることになる。
【0040】図12の位置認識パターンZでは、その中
に示した黒斑点及び黒三角が絵柄指標であって、これら
の絵柄指標から裁断開始点zまでの位置関係が座標とし
て設定されている。従って、位置認識パターンYから裁
断雛形パターンBを設定した場合と同様にして、被裁断
生地Wの中に図9の裁断雛形パターンCに対応する外形
輪郭の領域座標が設定される。これに対し、移動指示装
置6は、画像認識装置5で探し得られた被裁断生地W上
の領域座標を裁断データに置換したうえで、この裁断デ
ータに基づく平面移動命令を上記ヘッド移動装置4へ出
力するところである。
【0041】以上の説明から明らかなように、本発明に
係る生地の裁断装置1では、次のように作動する。すな
わち、作業支持台2の支持上面2aに対し、透明な非通
気性シートを被せた状態の被裁断生地Wが所定位置(吸
引ボックス8上)に供給されると、この非裁断生地W
は、吸引装置9の作動で被裁断生地Wを展開状態に吸着
保持される。なお、このとき作業支持台2が搬送コンベ
アとして搬送状態を継続させたままであるか又は一旦停
止するものであるかは、特に限定されるものではない。
【0042】この状態で、画像認識装置5及び移動指示
装置6が作動する。なお、図14は、図7の裁断雛形パ
ターンAを切り出す場合を例に挙げたフローチャートで
あり、以下、このフローチャートに基づいて説明する
と、まず、作業支持台2の所定位置に被裁断生地Wが供
給されたことが検出されると(ステップ100)、画像
認識装置5では生地パーツ裁断情報(裁断雛形パターン
A及び位置認識パターンX)の読み出し(ステップ10
1)を行うと共に被裁断生地Wを画像として取り込み
(ステップ102)、被裁断生地W中から位置認識パタ
ーンXを探し出す(ステップ103)。
【0043】そして、この位置認識パターンXの中で相
当点xを割り出し、これを裁断開始点aに置換して(ス
テップ104)、この裁断開始点aをもとに裁断雛形パ
ターンAを設定し(ステップ105)、次に移動支持装
置6がこの裁断雛形パターンAを裁断データに置換し
て、ヘッド移動装置4へ平面移動命令として出力する
(ステップ106)という流れになる。このようにし
て、ヘッド移動装置4に裁断雛形パターンA,B,Cの
裁断データとしての各平面移動命令が出力されると、こ
のヘッド移動装置4は、裁断ヘッド3の作動を伴わせな
がら、これらの平面移動命令に基づいて裁断ヘッド3を
平面移動させる。
【0044】この場合、この裁断ヘッド3では、丸刃1
0による裁断を行う場合であれば、まず生地押さえ板4
0で被裁断生地Wを押さえつけ、丸刃10を回転させた
まま被裁断生地Wへと押しつけさせる。また、必要に応
じて丸刃10を上方の退避レベルへと上昇させ、これと
交代してノッチ刃13による連続昇降を行わせる。この
ようにして、ヘッド移動装置4による裁断ヘッド3の平
面移動と共に、非裁断生地Wから裁断雛形パターンA,
B,Cと同一の生地パーツが正確且つ自動的に裁断され
るものとなる。
【0045】図15は、本発明に係る生地の裁断装置1
における第2実施形態を示している。この第2実施形態
の裁断装置1が、上記した第1実施形態と最も異なると
ころは、旋回駆動具21の旋回ロッド22aに結合され
た旋回ホイール19に対し、その下部側にリング状連結
部材70が結合され、この連結部材70が、旋回駆動具
21の空洞23内に差込収納されている裁断駆動具17
の下端部まわりへ外嵌装着された構造になっている点に
ある。
【0046】また、この切裁断駆動具17の下端部に
は、ベベルギヤ等の伝動手段を収納したギヤボックス7
1が連結されており、このギヤボックス71が、丸刃1
0の回転軸11を保持する軸受けブラケット14と一体
成形又は一体結合された構造になっている。すなわち、
旋回駆動具21が旋回ロッド22aを旋回させると、旋
回ホイール19を介して切断駆動具17やギヤボックス
71も一緒に旋回し、これに伴い、軸受けブラケット1
4を介して丸刃10も旋回するというものである(上記
第1実施形態では裁断駆動具17は旋回駆動具21に結
合されて旋回しない)。
【0047】その他の構成や構造については、第1実施
形態のものと略同じである。ところで、本発明は、上記
した各実施形態に限定されるものではなく、実施の形態
に応じて適宜変更可能である。例えば、作業支持台2
は、固定されたテーブルとして構成することもできる。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る生地の裁断装置では、丸刃を6000rpmを超
える回転数、好ましくは13000rpm以上で回転可
能にしているので、一旦、刃先が摩耗して切れにくくな
った丸刃でも更に裁断を続けることができ、もって丸刃
の摩耗を原因とした作業効率の低下及びランニングコス
トの高騰化は共に解消された。また本発明に係る生地の
裁断装置では、被裁断生地に対する絵柄と切り出す生地
パーツの裁断形状及び絵柄とのマッチングを簡単、正確
且つ迅速に行えるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の裁断ヘッドを示す正面図であ
る。
【図2】図1に対応させつつ一部破砕して示した右側面
図である。
【図3】図1に対応させつつ一部破砕して示した左側面
図である。
【図4】本発明に係る生地の裁断装置における第1実施
形態を示した全体斜視図である。
【図5】ノッチ刃の昇降ストロークを変更する状況を説
明した図である。
【図6】ノッチ刃の昇降ストロークを変更したことに伴
う裁断方法の違いを説明した図である。
【図7】裁断雛形パターンAを示した平面図である。
【図8】裁断雛形パターンBを示した平面図である。
【図9】裁断雛形パターンCを示した平面図である。
【図10】位置認識パターンXを示した平面図である。
【図11】位置認識パターンYを示した平面図である。
【図12】位置認識パターンZを示した平面図である。
【図13】被裁断生地上に位置認識パターン及び裁断雛
形パターンを設定する状況を説明した被裁断生地の平面
図である。
【図14】図7の裁断雛形パターンAを切り出す場合を
例に挙げたフローチャートである。
【図15】本発明に係る生地の裁断装置における第2実
施形態で採用された裁断ヘッドを示す正面図である。
【符号の説明】
1 生地裁断装置 2 作業支持台 3 裁断ヘッド 4 ヘッド移動装置 5 画像認識装置 6 移動指示装置 10 丸刃 11 回転軸 13 ノッチ刃 15 第1伝動手段 16 第2伝動手段 17 裁断駆動具 21 旋回駆動具 23 空洞 45 第2裁断駆動具 A〜C 裁断雛形パターン W 被裁断生地
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B154 AB18 AB27 BA47 BC03 BC04 BC29 BC31 BC47 BC48 BF14 CA03 CA22 CA29 CA33 DA21 3C024 AA02 AA07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平な回転軸(11)まわりに回転しつ
    つ作業支持台(2)上に広げて支持された被裁断生地
    (W)を押下して裁断する丸刃(10)と、該丸刃(1
    0)の回転軸(11)に伝動手段(15)(16)を介
    して回転駆動力を伝える裁断駆動具(17)とを有して
    おり、該裁断駆動具(17)は丸刃(10)を6000
    rpmを超える回転数で回転可能になっていることを特
    徴とする生地の裁断装置。
  2. 【請求項2】 前記裁断駆動具(17)は丸刃(10)
    を13000rpm以上で回転可能になっていることを
    特徴とする請求項1記載の生地の裁断装置。
  3. 【請求項3】 前記裁断駆動具(17)がエアモータで
    あることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の生地
    の裁断装置。
  4. 【請求項4】 前記丸刃(10)は、旋回駆動具(2
    1)による旋回駆動を受けて裁断向きを変更可能になっ
    ており、該旋回駆動具(21)には丸刃(10)の旋回
    軸心に合致させて上下方向に貫通する空洞(23)を有
    した中空型モータが用いられ、該旋回駆動具(21)が
    有する空洞部(23)内に対して前記裁断駆動具(1
    7)が差込収納されていることを特徴とする請求項1乃
    至請求項3のいずれかに記載の生地の裁断装置。
  5. 【請求項5】 前記丸刃(10)の回転軸(11)と裁
    断駆動具(17)とを連結する伝動手段(16)は、高
    硬度材製のベベルギヤを有していることを特徴とする請
    求項1乃至請求項4のいずれかに記載の生地の裁断装
    置。
  6. 【請求項6】 前記丸刃(10)の隣接部分には、ステ
    ッピングモータより成る第2裁断駆動具(45)を駆動
    源とするクランク機構を介して連続昇降可能とされた下
    向きのノッチ刃(13)が設けられており、該第2裁断
    駆動具(45)について所定角度範囲での部分回動を正
    逆交互に繰り返させることで、上記ノッチ刃(13)を
    被裁断生地(W)から完全に抜かない状態のまま昇降さ
    せる裁断方法を実現可能としてあることを特徴とする請
    求項1乃至請求項5のいずれかに記載の生地の裁断装
    置。
  7. 【請求項7】 被裁断生地(W)を広げた状態で支持可
    能にする作業支持台(2)と、該作業支持台(2)の上
    方に設けられた裁断ヘッド(3)と、該裁断ヘッド
    (3)を所定の移動命令に基づいて作業支持台(2)上
    に沿って平面移動させるヘッド移動装置(4)と、作業
    支持台(2)上へ広げられた被裁断生地(W)の平面形
    状及びその絵柄を画像として取り込んだうえでこの中か
    ら予め入力された生地パーツ裁断情報に一致する領域座
    標を絵柄のマッチングをしつつ探し出す画像認識装置
    (5)と、該画像認識装置(5)で探し得られた被裁断
    生地(W)上の領域座標を裁断データに置換したうえで
    該裁断データに基づく平面移動命令を上記ヘッド移動装
    置(4)へ出力する移動指示装置(6)とを有している
    ことを特徴とする生地の裁断装置。
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