JP2002325400A - 小型直流モータ - Google Patents

小型直流モータ

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JP2002325400A
JP2002325400A JP2001131436A JP2001131436A JP2002325400A JP 2002325400 A JP2002325400 A JP 2002325400A JP 2001131436 A JP2001131436 A JP 2001131436A JP 2001131436 A JP2001131436 A JP 2001131436A JP 2002325400 A JP2002325400 A JP 2002325400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
leaf spring
motor
small
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001131436A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Kawasaki
俊一 河崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 AV・OA・情報関連機器に使用される小型
モータにおいて、モータ外径が小さい場合でも、ブラシ
板バネがうまく機能することを目的とする。 【解決手段】 先端部にカーボンブラシ15を圧入固着
し、他方端に端子板14をカシメ固着し、前記端子板1
4をブラケットに圧入固定したブラシ板バネ構成であっ
て、ブラシ板バネ12aをL字形状にした小型直流モー
タである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてAV・O
A・情報関連機器などの電子機器に用いられる小型モー
タに係るもので、詳しくは、そのブラシ板バネ構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、小型直流モータ(以下モー
タ)の電源供給用部品としてカーボンブラシや金属ブラ
シとそれを保持し、整流子に接触させるバネとしての機
能をもったブラシ板バネが主に用いられていた。図4に
従来のブラシ板バネの一例を示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】今日、機器の小型化に
対応すべく、モータにも小型化の要求が強くなってい
る。モータへの小型化要求はモータを出力軸方向に薄く
する方向と、モータ外径を小さくする方向があるが、特
に後者の場合ブラシ付きモータにおいては、図4に示す
ような構造のブラシが一般的であるが、ブラシ板バネ9
1の長さが十分に取れない課題があった。ブラシ板バネ
91の長さが十分に取れないとフリーの状態と整流子に
接触した時とのブラシ板バネの開き角度の差が大きく、
初期状態とブラシ92が摩耗した後とでは、バネ圧の差
も大きくなる現象が見られる。すなわち、ブラシ92の
摩耗後にも所定のバネ圧を維持しようとすると、初期の
バネ圧が強くなりすぎ、ブラシ寿命が短くなったり、ブ
ラシ音が大きくなる問題があった。
【0004】また、初期状態でのブラシが整流子に接し
ている点と、ブラシ摩耗後の当たり位置が変化すること
によってモータ特性も変化してしまう問題もあった。
【0005】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、少ないスペース内で板バネの機能を果たす
ことができる小型モータを実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の小型直流モータは、先端部に摺動接点材を固着
し、他方端に端子板をカシメ固着し、前記端子板をブラ
ケットに圧入固定したブラシ板バネを備え、前記ブラシ
板バネには回転軸方向に見てL字形状の折り曲げ部を設
けたものである。これによって板バネの変形が緩和さ
れ、ブラシ板バネに与える負荷が緩和されて小スペース
でも大変位に対応できるブラシ構造が得られる。
【0007】また、摺動接点材をカーボンブラシとし、
ブラシ板バネには、端子板を圧入固定した部分より、カ
ーボンブラシが整流子より遠ざかる方向になるようなL
字形状の折り曲げ部を設けたものである。これにより、
初期状態とブラシ摩耗後の当たり位置の差の変化も抑え
られ、モータ特性の変化も抑えられる。
【0008】また、摺動接点材を金属材料とし、ブラシ
板バネには、端子板を圧入固定した部分より、摺動接点
材が整流子より遠ざかる方向になるようなL字形状の折
り曲げ部を設けたものである。本発明はこのように金属
製接点においても、板バネの変形を緩和して小スペース
に向いたブラシ構造を提供できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
【0010】図1において、シャフト1にはアマチュア
コア2がカシメ固定され、アマチュアコア2にはインシ
ュレータ3を介して巻線4が施されている。5は整流子
であり各ライザーにはコイルが巻かれ半田等で導通され
ている。さらに、整流子5の周囲にはスパーク吸収用の
バリスタ6が接続されている。以上のようにしてアマチ
ュア組立を構成する。
【0011】また、フレーム7にはメタル8を圧入固定
し、マグネット9を挿入すると同時にマグネット固定バ
ネにて固定し、フレーム組立を構成している。
【0012】また、底板13にはメタル11を圧入固定
し、ブラケット10が取り付けられている。
【0013】さらに、ブラケット10にはブラシ組立1
2が固着された端子板14が挿入固定され、ブラケット
組立を構成している。
【0014】次に、上記のように構成された各部品組立
を使用してモータ組立を構成する手順を説明する。
【0015】まず、ブラケット組立にブラシ組立12を
治具で広げながら、アマチュア組立を挿入する。次にフ
レーム組立をアマチュア組立の上に被せて組み立てる。
さらにフレーム7の開口部円周上の数箇所をカシメ付
け、モータ組立を完成する。
【0016】以上のようにして、モータを組み立てる訳
であるが、本発明のブラシ板バネについて詳細を説明す
る。
【0017】ブラシ板バネ12aは端子板14にカシメ
付け等の方法で固定されている。また、ブラシ板バネ1
2aの他方端にはカーボンブラシ15が圧入固着され
る。そしてブラシ組立12を構成する。さらに、前述の
ようにブラケット10にブラシ組立12を圧入固定し
て、ブラケット組立を構成している。このブラシ板バネ
12aは第一段部12bと第二段部12cとを備え、こ
れらが回転軸方向に見てL字形状の折り曲げ部を構成し
ている。このときブラシ板バネ12aは、カーボンブラ
シが整流子より遠ざかる方向になるように折り曲げられ
ている。
【0018】さて、図2に示すように、ブラシ板バネ1
2aが初期のフリーの状態から、整流子に接触する状態
まで開いていく時、まずブラシ板バネの第一段部12b
がたわみ、さらに開いていくと第二段部12cがたわん
で、最終的な状態に落ち着く。
【0019】この時、ブラシの開き角は第一段部と第二
段部の和として得られるので、それぞれの開き角は小さ
く、ブラシ板バネに与える負荷も緩和される。ブラシ板
バネのように常に振動しているバネはへたりも問題とな
るが、この点についても2つの開き角に分けられること
は効果が認められる。
【0020】同様に初期状態とブラシ摩耗後の当たり位
置の差の変化も抑えられ、モータ特性の変化も抑えられ
ることになる。
【0021】さらに、モータ組立工程においても、アマ
チュア組立を挿入する際のブラシ板バネ開き工程でのブ
ラシ板バネへのダメージについても、前述のように緩和
される。
【0022】以上本発明の実施例を説明してきたが、本
発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の
主旨の範囲で様々な応用展開が可能である。
【0023】図3は本発明のモータを使用した電子機器
の一実施例である。本発明の直流小型モータを使うこと
により小型高性能の機器を得ることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る直流小
型モータにおいては、先端部にカーボンブラシを圧入固
着し、他方端に端子板をカシメ固着し、前記端子板をブ
ラケットに圧入固定したブラシ板バネの構成であって、
ブラシ板バネをL字形状にしたので、この時、ブラシの
開き角は第一段部と第二段部の和として得られるから、
それぞれの開き角は小さく、ブラシ板バネに与える負荷
も緩和される。
【0025】また、初期状態とブラシ摩耗後の当たり位
置の差の変化も抑えられ、モータ特性の変化も抑えられ
る。
【0026】また、モータ組立工程においても、アマチ
ュア組立を挿入する際のブラシ板バネ開き工程でのブラ
シ板バネへのダメージについても、緩和されるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の部分断面図
【図2】本発明のブラシ詳細図
【図3】本発明のモータを使用した電子機器の説明図
【図4】従来例のブラシの説明図
【符号の説明】
1 シャフト 2 アマチュアコア 3 インシュレータ 4 巻線 5 整流子 6 バリスタ 7 モータフレーム 8 メタル 9 マグネット 10 ブラケット 11 メタル 12 ブラシ組立 12a ブラシ板バネ 12b ブラシ板バネの第一段部 12c ブラシ板バネの第二段部 13 底板 14 端子板 15 カーボンブラシ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H605 BB05 BB09 CC07 EA11 EA25 EB06 EB13 EC07 5H613 AA08 BB16 BB26 GA15 GB01 KK02 PP03 QQ04 5H623 AA03 BB07 GG11 GG16 JJ03 JJ08 LL07 LL14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に摺動接点材を固着し、他方端に
    端子板をカシメ固着し、前記端子板をブラケットに圧入
    固定したブラシ板バネを備え、前記ブラシ板バネには回
    転軸方向に見てL字形状の折り曲げ部をその一部に設け
    た、小型直流モータ。
  2. 【請求項2】 摺動接点材をカーボンブラシとし、この
    摺動接点材が整流子より遠ざかる方向になるようなL字
    形状の折り曲げ部をブラシ板バネに設けた、請求項1記
    載の小型直流モータ。
  3. 【請求項3】 摺動接点材を金属材料とし、この摺動接
    点材が整流子より遠ざかる方向になるようなL字形状の
    折り曲げ部をブラシ板バネに設けた、請求項1記載の小
    型直流モータ。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
    記載の小型直流モータを使用した電子機器。
JP2001131436A 2001-04-27 2001-04-27 小型直流モータ Pending JP2002325400A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1310405C (zh) * 2003-08-06 2007-04-11 三菱电机株式会社 直流电动机和使用该电动机的燃料泵
WO2007039341A1 (de) * 2005-09-30 2007-04-12 Robert Bosch Gmbh Elektromotor mit hammerbürsten
WO2016067915A1 (ja) * 2014-10-30 2016-05-06 キヤノン株式会社 画像加熱装置

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