JP2002324318A - 光ディスク記録装置および光ディスク記録装置制御プログラム - Google Patents

光ディスク記録装置および光ディスク記録装置制御プログラム

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JP2002324318A
JP2002324318A JP2001344456A JP2001344456A JP2002324318A JP 2002324318 A JP2002324318 A JP 2002324318A JP 2001344456 A JP2001344456 A JP 2001344456A JP 2001344456 A JP2001344456 A JP 2001344456A JP 2002324318 A JP2002324318 A JP 2002324318A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速な線速度がユーザにより設定された場合
であっても、LDの動作を安定に保ち、記録失敗を防止
することができる光ディスク記録装置を提供する。 【解決手段】 パラメータメモリ56には、レーザ光源
が安定に動作し得るレーザの最大出力値が記憶されてい
る。システム制御50は、ユーザにより設定された設定
線速度に対応する最適レーザ出力値を、OPCの実行結
果から算出し、さらに、最適レーザ出力値がレーザの最
大出力値よりも大であるか否かを判別する。この判別の
結果が肯定的である場合に、システム制御50は、最適
レーザ出力値が、最大出力値以下となる線速度を算出
し、この線速度を記録線速度に指定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、CD−R
やCD−RWなどの記録可能型光ディスクに情報を記録
する光ディスク記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、光ディスク記録装置を用い
て、CD−R(CD-Recordable)やCD−RW(CD-ReWri
table)、DVD−RAM(Digital Versatile Disc-Ran
dom Access Memory)などの記録可能型光ディスクへの
情報の記録が行われている。従来の光ディスク記録装置
は、再生時の線速度(1倍の線速度)に対して2倍の線
速度、4倍の線速度、8倍の線速度、…などの高速な線
速度が記録する線速度として設定可能であり、この設定
された線速度で情報の記録を行うことにより記録時間の
短縮化が図られている。
【0003】また、情報記録時の光ディスクの回転速度
制御方式には、レーザ光の照射位置、すなわち、記録位
置における線速度が一定となるように光ディスクの回転
速度を制御するCLV(定線速度:Constant Linear Ve
locity)制御方式と、記録時に光ディスクの回転角速度
を常に一定とするCAV(定角速度:Constant Angular
Velocity)制御方式と、CLV方式とCAV方式とを
適宜切り替える制御方式とがある。例えば、CLV制御
方式では、記録時の線速度は、設定線速度であり、CA
V制御方式では、光ディスクの径方向の記録位置におけ
る線速度が、設定線速度を越えないように、光ディスク
の回転速度が制御され、情報の記録が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いずれ
の回転速度制御方式にせよ、情報の記録に要するレーザ
出力値は、線速度とともに増大するため、高速な線速度
が設定された場合に、レーザ光源であるLD(Laser Di
ode)の動作が不安定になり、情報記録に失敗する場合
があるという問題があった。
【0005】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、高速な線速度が
設定された場合においても、LDを安定に動作させるこ
とができ、記録可能型光ディスクへの情報記録の失敗を
防止することができる光ディスク記録装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本件発明の光ディスク記録装置にあっては、記録線
速度に応じた出力のレーザ光を光ディスクに照射して情
報を記録する光ディスク記録装置であって、設定された
設定線速度に対応する最適なレーザ出力値を算出する算
出手段と、前記最適なレーザ出力値が、予め定められた
値よりも大であるか否かを判別する第1の判別手段と、
前記判別の結果が肯定的である場合に、最適なレーザ出
力値が前記予め定められた値以下になる線速度を算出す
るとともに、前記記録線速度を当該線速度に指定する指
定手段とを備えている。
【0007】この発明の光ディスク記録装置において、
例えばユーザなどにより指定された設定線速度に対応す
る最適なレーザ出力値が算出手段により算出される。そ
して、第1の判別手段により、この最適なレーザ出力値
が、予め定められた値よりも大であるか否かが判別さ
れ、最適なレーザ出力値が、予め定められた値よりも大
である場合に、指定手段は、最適なレーザ出力値が、所
定の値以下になる線速度を算出し、この線速度を記録線
速度に指定する。したがって、記録線速度に対応する最
適なレーザ出力値が、予め定められた値を越えることを
防ぐことができる。
【0008】また、上記目的を達成するために、本件発
明は、記録線速度に応じた出力のレーザ光を光ディスク
に照射して情報を記録する光ディスク記録装置を制御す
るために、ホストコンピュータを、設定された設定線速
度に対応する最適なレーザ出力値を算出する算出手段、
前記最適なレーザ出力値が、予め定められた値よりも大
であるか否かを判別する判別手段、および、前記判別の
結果が肯定的である場合に、最適なレーザ出力値が前記
予め定められた値以下になる線速度を算出するととも
に、前記記録線速度を当該線速度に指定する指定手段と
して機能させる光ディスク記録装置制御プログラムを提
供する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。
【0010】<第1実施形態>図1は、本発明の第1実
施形態に係る光ディスク記録装置の構成を示すブロック
図である。システム制御プログラムメモリ54およびパ
ラメータメモリ56は、例えば、EEP−ROM(Elec
trical Erasable Programmable-ROM)などにより構成さ
れている。システム制御プログラムメモリ54は、光デ
ィスク記録装置制御プログラムを記憶するものであり、
パラメータメモリ56は、レーザ出力に関する所定の値
として、例えば、レーザ光源が安定に動作し得る最大出
力値を記憶するものである。また、システム制御50
は、CPU(中央演算処理装置:Central ProcessingUn
it)を備え、システム制御プログラムメモリ54に記憶
された光ディスク記録装置制御プログラムに従って、各
構成部の動作の制御を実行するものである。
【0011】システム制御プログラムメモリ54に記憶
された光ディスク記録装置制御プログラムは、書き換え
可能である。例えば、ユーザは、磁気ディスクやCD−
ROMなどの記録媒体に記録された光ディスク記録装置
制御プログラムや、インターネットなどの通信網を介し
て送信された光ディスク記録装置制御プログラムを、イ
ンターフェース52を介して、システム制御50に供給
させることで、光ディスク記録装置制御プログラムは、
システム制御プログラムメモリ54に記憶される。
【0012】さて、光ディスク記録装置は、インターフ
ェース52とシステムバス60とを介して、例えば、パ
ーソナルコンピュータ(以下、単に「PC」と称す
る。)に接続されている。ユーザが設定する設定線速度
や、ユーザが記録を所望する記録情報などは、このイン
ターフェース52を介して、PCから光ディスク記録装
置が備えるエンコーダ46に供給される。記録情報は、
エンコーダ46にてEFM(Eight to Fourteen Modula
tion)変調された後に、ストラテジ48に供給される。
次いで、EFM変調された記録情報は、ストラテジ48
において、時間軸(ストラテジに基づくレーザ照射時
間、レーザ照射開始タイミングなど)の補正処理がなさ
れ、レーザドライバ42に供給される。そして、レーザ
ドライバ42が、補正された記録情報に従って、光ピッ
クアップ28のレーザ光源(不図示)を駆動することに
より、記録情報が光ディスク10に記録される。このと
き、レーザの出力は、光パワー制御回路44により、高
精度に制御される。
【0013】ここで、図2に示すように、光ディスク1
0には、複数の記録領域が設けられており、記録情報
は、プログラム領域18に、光ディスク10の内周側か
ら外周側にかけて記録されることとなる。
【0014】また、再生時に光ピックアップ28により
検出されるEFM信号は、RFアンプ30に供給され
る。このEFM信号は、RFアンプ30において増幅さ
れた後、デコーダ38において復調される。次いで、復
調された信号は、再生情報として、システムバス60と
インターフェース52を介して、PCに出力される。
【0015】ところで、情報の記録時および再生時にお
いて、光ディスク10を回転駆動するスピンドルモータ
24の回転速度は、サーボ回路40により制御されてい
る。スピンドルモータ24の回転速度制御方式には、C
LV制御方式と、CAV制御方式と、径方向位置に応じ
てCAV制御方式とCLV制御方式とを切り替えて行う
制御とがあるが、本実施形態では、CLV制御方式によ
り、スピンドルモータ24の回転速度の制御を行ってい
る。CLV制御方式では、記録位置における線速度を一
定に維持するために、サーボ回路40が、例えば、検出
されたEFM信号に含まれるウォブル信号の周波数を、
所定の周波数と等しくなるようにスピンドルモータ24
を制御する。また、本実施形態において、サーボ回路4
0は、スピンドルモータ24の回転速度制御の他にも、
光ピックアップ28のフォーカス、トラッキング、送り
などの各制御も行っている。
【0016】本実施形態では、ユーザが記録を所望する
記録情報の記録に先立って、ユーザにより設定された設
定線速度に対応する最適なレーザ出力値を算出するする
ために、ある定線速度Vでテスト記録を実行して、該線
速度Vに対応する最適レーザ出力値Pを決定するといっ
た、いわゆる、OPC(Optimum Power Control)が実
行される。このテスト記録は、光ディスク10に設けら
れたPCA領域(Power Calibration Area:パワー較正
領域)12内のテスト領域12a(図2参照)に記録さ
れる。詳細には、テスト記録の際に、例えば、1回のテ
スト記録(線速度一定)においてレーザ出力値を15段
階に変化させ、1つのレーザ出力値につき1サブコード
分のEFM信号を記録するといった合計15サブコード
フレーム分のEFM信号記録が行われる。
【0017】さらに、図1に示す構成において、システ
ム制御50は、先のテスト記録で記録された複数のEF
M信号を、光ピックアップ28で検出した後、RFアン
プ30により増幅して、アドレス検出回路32、β検出
回路34、エンベロープ検出回路36に出力する構成と
なっている。β検出回路34は、テスト記録されたEF
M信号波形の再生信号品位に関するパラメータとしてβ
(アシンメトリ)値を算出し、システム制御50に出力
するものである。ここで、β値は、再生EFM信号波形
のピークレベル(正符号)をa、ボトムレベルをb(負
符号)とすると、(a+b)/(a−b)で定義される
値である。システム制御50は、テスト記録された全E
FM信号のそれぞれのβ値をβ検出回路34から取得
し、このβ値が予め定められた値(例えば0.04な
ど)に最も近くなるEFM信号を記録する際に使用され
たレーザ出力を、定線速度Vに対応する最適レーザ出力
値Pとして決定する。
【0018】また、図2に示すように、PCA領域12
には、カウント領域12bが設けられている。このカウ
ント領域12bは、テスト領域12aにおいて、OPC
によるEFM信号がどこまで記録されているかを記録す
るためのものである。具体的には、カウント領域12b
には、OPCが実行されるごとに、1サブコード分のE
FM信号が記録されることになる。図1に示すエンベロ
ープ検出回路36は、OPCの実行に先立って、カウン
ト領域12bのEFM信号を検出することで、テスト記
録をテスト領域12aのどこから行うかを検出してい
る。
【0019】一方、アドレス検出回路32は、EFM信
号からウォブル信号成分を抽出し、さらに、このウォブ
ル信号成分に含まれるATIP(Absolute Time In Pre
groove)情報を復元するものである。このATIP情報
には、各記録位置のアドレス情報が含まれている。
【0020】このような構成の光ディスク記録装置にお
いて、情報の記録の際に、ユーザは、予め記録線速度の
候補(例えば、等倍線速度、2倍線速度、4倍線速度、
…など)の中から、記録する線速度を設定(設定線速
度)する。本実施形態では、ユーザが、PCに接続され
たキーボードを操作するなどして8倍線速度を設定線速
度Vsと設定した場合を例にして、以下に、光ディスク
記録装置の動作について説明する。
【0021】先ず、システム制御50は、ユーザにより
設定された設定線速度Vsを取得して、該設定線速度V
sに対応する最適レーザ出力値Psを決定するために、
各構成部を制御して、上述したOPCを実行する。さら
に詳述すると、システム制御50は、光ディスク10上
でのテスト記録位置における線速度がVsとなるよう
に、サーボ回路40にスピンドルモータ24を制御させ
る。システム制御50は、この設定線速度Vsでテスト
記録が行われた後、記録されたEFM信号のβ値から、
最適レーザ出力値Psを決定する。そして、システム制
御50は、算出した最適レーザ出力値Psが、パラメー
タメモリ56に記憶されているレーザの最大出力値Pm
axより大であるか否かを判別する。
【0022】この判別の結果により、最適レーザ出力値
Psが、最大出力値Pmaxよりも大であると判別され
た場合には、システム制御50は、設定線速度Vsより
も低い定線速度V1についてOPCを実行し、該定線速
度V1に対応する最適レーザ出力値P1を決定する。次
いで、システム制御50は、設定線速度Vsに対応する
最適レーザ出力値Psと、定線速度V1に対応する最適
レーザ出力値P1とから、線速度に対する最適レーザ出
力値の特性を例えば一次関数として設定する。図3は、
このようにして得られた、線速度に対する最適レーザ出
力値の特性を示す図である。
【0023】同図に示すように、システム制御50は、
最大出力値Pmaxに対応する最大記録可能線速度Vm
axを算出して、記録線速度をこの最大記録可能線速度
Vmaxに指定する。また、この場合に、システム制御
50は、最適レーザ出力値Psが最大出力値Pmax以
下になる任意の線速度を記録線速度として指定してもよ
い。さらに、最大記録可能線速度Vmax以下の記録線
速度候補の中から、ユーザに、設定線速度を再度選択さ
せるようにしてもよい。一方、最適レーザ出力値Ps
が、最大出力値Pmaxよりも小であると判別された場
合に、システム制御50は、ユーザにより設定された設
定線速度Vsを記録線速度と指定する。
【0024】次いで、システム制御50は、記録する情
報の情報量と、記録線速度とから、情報記録に要する所
要時間を算出して、該所要時間と該記録線速度とを、例
えば、インターフェース52を介してPCに供給する。
PCは、取得した所要時間と記録線速度とを、例えば、
ディスプレイ(不図示)に表示させるなどして、ユーザ
へ報知する。ユーザは、ディスプレイに表示された内容
に同意する場合は、例えば、PCのキーボード(不図
示)を操作するなどして、光ディスク記録装置に記録要
求を行う。一方、ユーザは、表示された内容に同意でき
ない場合には、例えば、最大記録可能線速度Vmax以
下の記録線速度候補の中から所望の記録線速度を選択
し、この選択した記録線速度を再度設定線速度として設
定する。システム制御50は、ユーザからの記録要求を
取得すると、各部を制御して情報の記録を開始する。ま
た、ユーザにより、最大記録可能線速度Vmax以下の
設定線速度の設定が新たになされた場合には、システム
制御50は、この設定線速度を記録線速度に指定し、該
記録線速度と記録する情報の情報量とから所要時間を算
出して、該所要時間と該記録線速度とをユーザへ報知す
る。
【0025】このように、第1実施形態において、記録
線速度に対応するレーザ出力値が最大出力値を上回るこ
とがないので、LDが不安定になることを防止できる。
さらに、ユーザによりレーザの最大出力値を上回るよう
な線速度が設定され、該線速度による記録ができない場
合であっても、記録線速度を最大出力値に対応する最大
記録線速度に指定可能なため、光ディスク記録装置が達
成可能な最大の記録線速度で記録を行うことができる。
【0026】<第2実施形態>第1実施形態では、CL
V制御方式によりスピンドルモータ24の回転速度を制
御して、光ディスク10への情報の記録を行った。しか
しながら、ユーザにより非常に高速な設定線速度の設定
(例えば、16倍線速度、20倍線速度など)がなされ
た場合、CLV制御方式では、光ディスクの内周側の記
録時に、スピンドルモータ24を高速回転させる必要が
あることから、記録位置における線速度を一定に維持す
ることが困難となる。そこで、光ディスクの内周側への
情報記録の際には、スピンドルモータ24の回転速度を
CAV制御方式で制御し、径の増加につれて線速度が設
定線速度に達した時点で、CLV制御方式により制御す
るといったCAV制御方式とCLV制御方式を併用した
制御方式が用いられることがある。ここでは、このCA
V制御方式とCLV制御方式を併用した制御方式に好適
な本発明の実施形態について説明する。
【0027】図4は、本発明の第2実施形態に係る光デ
ィスク記録装置の構成を示す図である。同図に示すよう
に、スピンドルモータ24の回転速度を検出するための
周波数発生器26が、スピンドルモータ24に設けられ
ている点を除いて、第1実施形態に示した構成と同様で
ある。周波数発生器26は、スピンドルモータ24の回
転速度を検出するものであり、検出したスピンドルモー
タ24の回転速度をサーボ回路40へ出力する。そし
て、CAV制御方式において、サーボ回路40は、検出
されたスピンドルモータ24の回転速度が、設定された
回転速度に一致するようにスピンドルモータ24の回転
速度を制御する。この周波数発生器26は、例えば、ス
ピンドルモータ24のロータの磁界変化を検出するホー
ル素子を備えている。また、サーボ回路40は、記録位
置における線速度が記録線速度に達したときに、CAV
制御方式からCLV制御方式へと、スピンドルモータ2
4の回転速度制御方式の切り替えを行っている。
【0028】一方、パラメータメモリ56は、レーザが
安定に動作し得る最大出力値Pmaxの他に、光ディス
ク10の種類(例えば、光ディスクの製造元や記録層に
使われている材質など)ごとに、線速度−最適レーザ出
力値特性の特徴値が取り得る範囲を記憶している。例え
ば、線速度−最適レーザ出力特性が一次関数として設定
される場合には、この特性の特徴値は、一次関数の傾き
となる。また、例えば、二次関数 y=ax2+bx+c 但し、y:記録パワー x:線速度 として特性を設定した場合には、この特性の特徴値は、
aおよびbとなる。
【0029】さて、このような構成の光ディスク記録装
置において、ユーザにより、高速な線速度が設定線速度
Vsとして設定された場合の、本実施形態の情報記録動
作について説明する。
【0030】まず、システム制御50は、光ディスク1
0のリードインエリアに書き込まれているディスクID
を取得する。この取得したディスクIDから、システム
制御50は、光ディスク10の種類として製造元や記録
層に使われている材質などを判断する。次いで、システ
ム制御50は、線速度−最適レーザ出力特性を設定する
ために、OPCを実行して、例えば図5に示すような、
一次関数の特性を設定する。具体的には、設定線速度V
sよりも低い、2つの異なる定線速度V1、V2(設定
線速度が8倍線速度の場合、例えば、V1=1倍線速
度、V2=2倍線速度とする)でOPCが実行され、そ
れぞれの定線速度V1、V2に対応した最適レーザ出力
値P1、P2が決定される。そして、システム制御50
は、定線速度V1に対応する最適レーザ出力値P1と定
線速度V2に対応する最適レーザ出力値P2とから、線
速度に対する最適レーザ出力値の特性を一次関数として
設定する。
【0031】そして、システム制御50は、一次関数と
して設定された線速度−最適レーザ出力特性の一次式を
算出する。次に、システム制御50は、取得したディス
クIDに対応する特徴値(ここでは、傾き)の取り得る
範囲を、パラメータメモリ56から読み出し、算出した
傾きaが、この範囲内にあるか否かを判別する。この判
別の結果、傾きaが取り得る範囲内にない場合、システ
ム制御50は、各構成部を制御して、OPCを実行し、
線速度−最適レーザ出力値特性を再度、設定する。一
方、傾きaが取り得る範囲内にある場合、システム制御
50は、先に得られた線速度−最適レーザ出力値が正確
であると判断する。これにより、例えば、光ディスク上
の傷や指紋などの汚れなどにより、OPCの実行結果と
して得られる値に誤差が生じた場合であっても、再度、
OPCが実行され、正確な線速度−最適レーザ出力値特
性が設定されることになる。
【0032】さて、正確な線速度−最適レーザ出力値特
性が得られた後、システム制御50は、パラメータメモ
リ56からレーザの最大出力値Pmaxを読み出し、こ
の最大出力値Pmaxと、先に設定した線速度−最適レ
ーザ出力値特性とから、最大出力値Pmaxに対応する
最大記録可能線速度Vmaxを決定する。そして、シス
テム制御50は、ユーザにより指定された設定線速度V
sと最大記録可能線速度Vmaxとの大小を判別する。
この判別の結果、設定線速度Vsが、最大記録可能線速
度Vmaxよりも大である場合、システム制御50は、
記録線速度を最大記録可能線速度Vmaxに指定する。
また、この場合に、システム制御50は、記録線速度と
して、最大記録可能線速度Vmax以下の任意の線速度
を指定してもよいし、最大記録可能線速度Vmax以下
の記録線速度候補の中からユーザに選択させてもよい。
【0033】図6は、一例として記録線速度に最大記録
可能線速度Vmaxを指定したときの記録線速度制御方
法を示す図である。同図に示すように、光ディスク10
におけるプログラム領域18の内周側では、スピンドル
モータ24の回転速度をCAV制御方式により制御して
情報の記録が行われる。そして、記録位置における線速
度が最大記録可能線速度Vmaxに達した後は、スピン
ドルモータ24の回転速度をCLV制御方式により制御
して、この最大記録可能線速度Vmaxで、情報の記録
が行われることとなる。同図に示すように、記録線速度
を最大記録可能線速度Vmaxに指定することで、記録
時間の短縮化を図ることができる。一方、設定線速度V
sと最大記録可能線速度Vmaxの大小判別の結果、設
定線速度Vsが、最大記録可能線速度Vmaxよりも小
である場合、システム制御50は、設定線速度Vsを記
録線速度に指定する。
【0034】次いで、システム制御50は、記録線速度
と、記録する情報の情報量とから、記録に要する所要時
間を計算する。そして、システム制御50は、記録線速
度と、算出した所要時間とをインターフェース52を介
して、例えばPCに出力する。次いで、PCは、取得し
た記録線速度と所要時間とを、ディスプレイに表示させ
るなどして、ユーザに報知する。ユーザは、この報知内
容に同意する場合には、例えば、PCに接続されたキー
ボードを操作するなどして、光ディスク記録装置に記録
要求を送信し、システム制御50は、この記録要求を取
得すると、情報の記録を開始する。また、ユーザは、報
知内容に同意できない場合には、例えば、最大記録可能
線速度Vmax以下の記録線速度候補の中から、再度設
定線速度の設定を行う。そして、システム制御50は、
ユーザにより新たに設定された設定線速度を記録線速度
に指定して、該記録線速度と記録する情報の情報量とか
ら所要時間を算出して、この所要時間と記録線速度とを
ユーザに報知する。
【0035】このように、第2実施形態において、OP
Cを実行することにより得られる線速度−最適レーザ出
力値特性が、例えば、光ディスクに付いた傷や指紋など
により異常な特性となる場合であっても、再度、特性を
設定しなおす事から、正常な線速度−最適レーザ出力値
特性を設定することができる。これにより、正確に、記
録時に必要な最適レーザ出力値を算出することができ
る。また、正確な最適レーザ出力により情報記録を行う
ことから、光ディスクにおける記録信号品位を良好なも
のにすることができる。
【0036】<変形例>上述した第1および第2の実施
形態は、本発明の一態様を示すものであり、本発明の範
囲内で任意に変更可能である。そこで以下に、各種の変
形例を説明する。
【0037】(1)第1実施形態において、第2実施形
態と同様に、線速度−最適レーザ出力値特性の設定時
に、設定された特性が正常であるか否かを判別するよう
にしてもよい。これにより、より正確に記録線速度に必
要な最適レーザ出力値を算出することができる。
【0038】(2)第1実施形態において、ユーザによ
り設定された設定線速度Vsに対してOPCを実行し、
該設定線速度Vsに対応する最適レーザ出力値Psを決
定している。これにかえて、第2実施形態で述べたよう
に、設定線速度Vsよりも低い2点の定線速度V1、V
2に対してOPCを実行して、それぞれに対応する最適
レーザ出力値P1、P2を決定した後、線速度−最適レ
ーザ出力値特性を設定する。そして、このようにして設
定された特性から、設定線速度Vsに対応する最適レー
ザ出力値Psを求めても良い。
【0039】(3)第2実施形態において、ユーザによ
り設定された設定線速度Vsよりも低い2点の定速度V
1、V2に対してOPCを実行して、それぞれに対応す
る最適レーザ出力値P1、P2を決定した後、線速度−
最適レーザ出力値特性を設定して、このようにして設定
された特性から、設定線速度Vsに対応する最適レーザ
出力値Psを求めている。これにかえて、第1実施形態
に述べたように、ユーザにより設定された設定線速度V
sに対してOPCを実行し、該設定線速度Vsに対応す
る最適レーザ出力値Psを決定してもよい。さらに、こ
のようにして決定した最適レーザ出力値Psとレーザの
最大出力値Pmaxとの大小判別を行い、最適レーザ出
力値Psがレーザの最大出力値Pmaxよりも大である
場合に、設定線速度Vsよりも低い定線速度V1に対し
てOPCを実行して、最適レーザ出力値P1を決定す
る。次いで、設定線速度Vsと定線速度V1、および、
それぞれに対応する最適レーザ出力値Ps、P1とから
線速度−最適レーザ出力値特性を設定する。そして、こ
のようにして設定された特性から、レーザの最大出力値
Pmaxに対応する線速度Vmaxを算出するようにし
てもよい。
【0040】(4)各実施形態において、2点の線速度
と、それぞれの線速度に対応する最適レーザ出力値とか
ら線速度−最適レーザ出力値特性を設定しているが、こ
れに限らず、1点の線速度と、該線速度に対応する最適
レーザ出力値特性、および、パラメータメモリ56に記
憶されている線速度−最適レーザ出力値特性の特徴値が
取り得る範囲とから、線速度−最適レーザ出力値特性を
設定してもよい。具体的には、特徴値が取り得る範囲の
代表値を予め決定しておき(例えば、一次関数の場合
は、傾きaなど)、この代表値と、1点の線速度と、該
線速度に対応する最適レーザ出力値とから、線速度−最
適レーザ出力値特性を設定する。
【0041】さらに、OPCを実行した結果に応じて、
パラメータメモリ56に記憶された代表値を補正するよ
うにしてもよい。例えば、パラメータメモリ56に、線
速度−最適レーザ出力値特性を一次関数として設定した
場合の傾きaと切片bの代表値が記憶されており、それ
ぞれの代表値が、a=2、b=4であるならば、代表値
を用いて設定される線速度−最適レーザ出力値特性は、 y=2x+4 となる。このとき、8倍線速度でOPCを実行した結
果、該8倍線速度に対応する最適レーザ出力値が20m
Wであったならば、この結果に適合するように、代表値
に補正を加える。具体的には、切片のみに補正を加える
場合、 y=2x+2 として、b=2を補正後の切片としてパラメータメモリ
56に記憶する。また、傾きのみに補正を加える場合、 y=1.75x+4 として、a=1.75を補正後の傾きとしてパラメータ
メモリ56に記憶する。
【0042】(5)各実施形態において、情報記録時の
スピンドルモータ24の回転速度制御をCAV制御方式
のみで行ってもよい。このとき、システム制御50は、
情報記録終了時の記録位置における線速度が、レーザの
最大出力値Pmaxに対応する最大記録可能線速度Vm
axと等しくなる角速度を算出して、該角速度を一定に
維持したまま情報の記録を実行する。
【0043】(6)各実施形態において、ユーザにより
設定された設定線速度とレーザの最大出力値との大小判
別を行った結果に応じて、記録線速度を指定している
が、レーザ出力値ではなく、レーザ光源であるLDに供
給する駆動電流値を比較してもよい。具体的には、OP
Cを実行した際に、システム制御50は、ある線速度V
に対応する最適レーザ出力値Pの他に、該最適レーザ出
力値Pを得るに必要な最適駆動電流値Iを取得して、線
速度−最適駆動電流値特性を設定する。システム制御5
0は、設定線速度に対応する最適駆動電流値Iが、LD
に供給可能な最大駆動電流値Imaxよりも大であるか
否かの判別を行う。判別の結果が肯定的である場合、例
えば最大駆動電流値Imaxに対応する線速度で、情報
の記録を行うことになる。このような構成において、例
えば、使用回数を重ねることによりレーザ出力−駆動電
流特性が変化し、レーザの最大出力値Pmaxが変わる
場合であっても、最大駆動電流値Imaxは常に一定で
あるので、LDの経年変化の影響を受けることがない。
【0044】(7)各実施形態において、光ディスク記
録装置制御プログラムは、システム制御プログラムメモ
リ54に記録されていたが、これに限らず、インターフ
ェース52を介して接続されるコンピュータの記憶装置
に記憶させ、該コンピュータに光ディスク記録装置の動
作を制御させるようにしてもよい。、
【0045】(8)各実施形態において、一定の記録信
号品位が維持されるように、光ディスク記録装置は、光
ディスク10にレーザ光を照射して記録情報を記録して
いる間、光ディスク10からの反射光量を例えばフォト
ディテクタなどで検出し、この検出した反射光量に応じ
てレーザ出力値を調整する、いわゆる、ROPC(Runn
ing Optimum Power Calibration)を実行しても良い。
【0046】ここで、光ディスク記録装置がROPCの
結果に応じてレーザ出力値を調整しても調整後のレーザ
出力値がレーザの最大出力値Pmaxを越えることのな
いように、最大記録可能線速度Vmaxが設定されるこ
とが望ましい。具体的には、パラメータメモリ56に
は、レーザの最大出力値Pmaxの他に、ROPCの結
果に応じて調整され得るレーザ出力値の調整量Dが記憶
されている。光ディスク記録装置のシステム制御50
は、最大出力値Pmaxから調整量Dを減算し、この演
算結果から補正最大出力値P’maxを求める。そし
て、図7に示すように、システム制御50は、OPCの
結果得られた線速度に対する最適レーザ出力値の特性か
ら、補正最大出力値P’maxに対応する線速度を補正
最大記録可能線速度V’maxとして特定する。
【0047】光ディスク記録装置は、ユーザにより設定
された設定線速度Vsに対応する最適レーザ出力値Ps
が最大出力値Pmaxよりも大であると判別した場合に
は、補正最大記録可能線速度V’maxを記録線速度に
指定する。これにより、光ディスク記録装置が一定の記
録信号品位を維持すべく、ROPCを実行したとして
も、出力調整後のレーザ出力値がレーザの最大出力値P
maxを越えることが防止される。
【0048】なお、光ディスク記録装置は、調整量Dを
光ディスク10の種類毎にパラメータメモリ56に記憶
させておいても良い。さらに説明すると、ROPCにお
いては、光ディスク10の記録層に用いられている色素
毎の温度特性や熱効率などの違いにより反射光量が変動
することがある。記録層に用いられる色素の種類は、光
ディスク10の製造元毎に決まっている。また、光ディ
スク10に予め書き込まれているディスクIDには、こ
の光ディスク10の製造元を示す情報が含まれている。
そこで、光ディスク記録装置のシステム制御50は、製
造元と、色素の種類と、調整量Dとの各々を対応づけて
パラメータメモリ56に記憶させておく。システム制御
50は、光ディスク10から取得したディスクIDか
ら、この光ディスク10に対応する調整量Dを特定し、
この特性された調整量Dを用いて補正最大記録可能線速
度V’maxを特定する。これにより、光ディスク10
の種類毎により正確なレーザ出力値の制御を行うことが
できる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高速な線速度を設定した場合であっても、LDを安定動
作させることができ、情報記録の失敗を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る光ディスク記録
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 光ディスクのフォーマットの一例を示す図で
ある。
【図3】 線速度に対応する最適レーザ出力値の特性を
示す図である。
【図4】 本件発明の第2実施形態に係る光ディスク記
録装置の構成を示すブロック図である。
【図5】 線速度に対応する最適レーザ出力値の特性を
示す図である。
【図6】 スピンドルモータの回転速度制御方法を示す
図である。
【図7】 各実施形態の変形例に係る線速度に対応する
最適レーザ出力値の特性を示す図である。
【符号の説明】
10…光ディスク、26…周波数発生器、40…サーボ
回路、44…光パワー制御回路、50…システム制御、
52…インターフェース、54…システム制御プログラ
ムメモリ、56…パラメータメモリ、60…システムバ
ス、D…調整量

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録線速度に応じた出力のレーザ光を光
    ディスクに照射して情報を記録する光ディスク記録装置
    であって、 設定された設定線速度に対応する最適なレーザ出力値を
    算出する算出手段と、 前記最適なレーザ出力値が、予め定められた値よりも大
    であるか否かを判別する第1の判別手段と、 前記判別の結果が肯定的である場合に、最適なレーザ出
    力値が前記予め定められた値以下になる線速度を算出す
    るとともに、前記記録線速度を当該線速度に指定する指
    定手段とを具備することを特徴とする光ディスク記録装
    置。
  2. 【請求項2】 少なくとも1点の線速度と、該線速度に
    対応した最適レーザ出力値とから、記録を行う光ディス
    クについて、線速度に対応する最適レーザ出力値の特性
    を設定する特性設定手段とを備え、 前記指定手段は、前記特性設定手段により設定された特
    性から、前記最適なレーザ出力値が前記予め定められた
    値以下になる線速度を算出すること特徴とする請求項1
    に記載の光ディスク記録装置。
  3. 【請求項3】 線速度に対応する最適なレーザ出力値の
    特性を特徴付ける特徴値の取り得る範囲を、光ディスク
    の種類と対応させて記憶する第1の記憶手段と、 前記特性設定手段により設定された特性を特徴付ける特
    徴値が、情報を記録すべき光ディスクの種類に対応する
    特徴値の取り得る範囲内にあるか否かを判別する第2の
    判別手段と、 前記判別の結果が否定的である場合に、前記特性設定手
    段を実行する実行手段とを具備することを特徴とする請
    求項2に記載の光ディスク記録装置。
  4. 【請求項4】 前記特性設定手段は、記録を行う光ディ
    スクについて、線速度に対応する最適レーザ出力値の特
    性を一次関数として設定することを特徴とする請求項3
    に記載の光ディスク記録装置。
  5. 【請求項5】 情報の記録時に、前記光ディスクからの
    反射光量を検出する反射光量検出手段と、 前記検出された反射光量に応じて前記レーザの出力値を
    増減させる出力調整手段と、 前記レーザを出力する装置が安定に動作し得るレーザ出
    力の最大値から前記出力調整手段によるレーザの出力値
    の増加量としてとり得る値を減じて得られる値を前記予
    め定められた値として算出する算出手段とを具備するこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の光デ
    ィスク記録装置。
  6. 【請求項6】 光ディスクの種類と、前記出力調整手段
    によるレーザの出力値の増加量としてとり得る値とを対
    応付けて記憶する第2の記憶手段と、 前記算出手段は、情報を記録すべき光ディスクの種類に
    対応した、レーザの出力値の増加量としてとり得る値を
    前記第2の記憶手段から読み出し、前記レーザを出力す
    る装置が安定に動作し得るレーザ出力の最大値から当該
    読み出した値を減じて得られる値を前記予め定められた
    値として算出することを特徴とする請求項5に記載の光
    ディスク記録装置。
  7. 【請求項7】 記録する情報の情報量と、前記記録線速
    度とから、該情報を記録するに要する所要時間を算出す
    る所要時間算出手段と、 前記所要時間を出力する出力手段とを具備することを特
    徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の光ディスク
    記録装置。
  8. 【請求項8】 記録線速度に応じた出力のレーザ光を光
    ディスクに照射して情報を記録する光ディスク記録装置
    を制御するために、ホストコンピュータを、 設定された設定線速度に対応する最適なレーザ出力値を
    算出する算出手段、 前記最適なレーザ出力値が、予め定められた値よりも大
    であるか否かを判別する判別手段、および、 前記判別の結果が肯定的である場合に、最適なレーザ出
    力値が前記予め定められた値以下になる線速度を算出す
    るとともに、前記記録線速度を当該線速度に指定する指
    定手段として機能させるための光ディスク記録装置制御
    プログラム。
  9. 【請求項9】 記録線速度に応じた出力のレーザ光を光
    ディスクに照射して情報を記録する光ディスク記録装置
    を制御するために、ホストコンピュータを、 設定された設定線速度に対応する最適なレーザ出力値を
    算出する算出手段、 前記最適なレーザ出力値が、予め定められた値よりも大
    であるか否かを判別する判別手段、 前記判別の結果が肯定的である場合に、最適なレーザ出
    力値が前記予め定められた値以下になる線速度を算出す
    るとともに、前記記録線速度を当該線速度に指定する指
    定手段、 情報の記録時に、前記光ディスクからの反射光量を検出
    する反射光量検出手段、 前記検出された反射光量に応じて前記レーザの出力値を
    増減させる出力調整手段、および、 前記レーザを出力する装置が安定に動作し得るレーザ出
    力の最大値から前記出力調整手段によるレーザの出力値
    の増加量としてとり得る値を減じて得られる値を前記予
    め定められた値として算出する算出手段として機能させ
    るための光ディスク記録装置制御プログラム。
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