JP2002322860A - 自動観音開き扉 - Google Patents

自動観音開き扉

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JP2002322860A
JP2002322860A JP2001131767A JP2001131767A JP2002322860A JP 2002322860 A JP2002322860 A JP 2002322860A JP 2001131767 A JP2001131767 A JP 2001131767A JP 2001131767 A JP2001131767 A JP 2001131767A JP 2002322860 A JP2002322860 A JP 2002322860A
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door
valley
pin
rods
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JP2001131767A
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English (en)
Inventor
Wataru Nagata
渉 永田
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Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Corp
Okuma Machinery Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両扉を自動で同時に開閉させ、更に両扉を開
状態で固定カバー内に引き込むことの出来る観音開き扉
を提供する。 【解決手段】 固定カバー1に設けたレール4上で移動
可能な左右の支え板5に丁番7で扉L2,扉R2をそれ
ぞれ取り付ける。扉L2,R2にはロッドL8,R8の
各一端を枢結し、ロッドL8,R8の他端をナックル継
手12に枢結し流体圧シリンダ装置16のピストンロッ
ド17と連結する。ロッドL8,R8の各中間位置に旋
回可能なスリーブ体24と丸棒体26をスイベル可能に
嵌挿し、スリーブ体24のスリーブ内にリードカム溝2
4bを形成する。丸棒体26にピン28を突設させて両
者を係合させる。流体圧シリンダ装置16でナックル継
手12を前進後退させて扉L2,扉R2を開閉させると
きリードカム溝24bの一方のカム溝方向変換部におい
てロッドL8,R8の挟角を規制することにより両扉を
開状態に保持して固定カバー1内に引き込むことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は工作機械,産業機械
等例えばマシニングセンタの直方体固定カバーに用いら
れて自動的に開閉される観音開き扉に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】工作機械においてはワークの切削加工中
に切粉及び切削液が四方八方に飛散する。そのため通常
工作機械全体を固定カバーで覆い、これらの飛散を防止
している。そして工作機械に対しワークの取り付け、取
り外しを行う場合の開閉カバーとして、開口部を大きく
とるためにしばしば観音開き扉が用いられる。従来自動
的に開閉させる観音開き扉としては左右の扉をそれぞれ
片方ずつ開閉させるものや、両方を同時に開閉させるも
のが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた左
右の扉をそれぞれ片方ずつ開閉させるのものでは、左右
の扉にそれぞれ自動開閉機構及び不用意に扉が閉じるこ
とを防ぐために開状態でロックさせるストッパ機構を設
けなければならず、機構が複雑で高価なものになるとい
う問題を有していた。また両方の扉を同時に開閉させる
ものでは両方の自動開閉機構およびストッパ機構を連動
させねばならず、より一層機構が複雑で高価になるとい
う問題を有していた。
【0004】更に従来技術で述べたものはいずれも観音
開き扉が開状態においては工作機械全体を覆う固定カバ
ー本体から前方に突出した状態となるため、ワークの取
り付け,取り外しに際し邪魔になり作業に支障をきたす
という問題を有していた。本発明は従来技術の有するこ
のような問題に鑑みなされたものであり、その目的とす
るところは極めて簡単な機構で自動的に左右の両扉を同
時に作動させる観音開き扉を提供しようとするものであ
る。また、両扉を開状態にてロックさせ更に両扉を開状
態にて固定カバー内に収納可能とする観音開き扉を提供
しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、直方体状の固定カバーの開口
部とした一面の両側のカバーにそれぞれ一端が支持され
て旋回開閉される観音開き扉において、前記観音開き扉
の2枚のそれぞれに支持位置より離れた等距離に一端が
枢支された2本のロッドと、該2本のロッドのそれぞれ
の他端を枢結したナックル継手と、前記固定カバーに取
着され閉じた状態の前記扉に対し直角な方向に前記ナッ
クル継手を移動案内する案内溝を設けたガイド板と、前
記ナックル継手を前記案内溝に沿って移動させる駆動装
置と、前記2枚の扉を支持する前記固定カバーの両側面
カバーの内側で前記カイド板方向にそれぞれ取着された
案内レールと、前記支持位置で旋回可能に取着して前記
案内レールの内側に設けた支え板と、該支え板に設けら
れ前記案内レールに係合して支え板を案内移動可能なロ
ーラ群とを有してなり、それぞれの扉を固定カバー内側
に引き込み可能としたものである。
【0006】請求項1の発明によれば、左右両扉にそれ
ぞれロッドの一端を枢結させ、各ロッドの他端をナック
ル継手として枢結し、ナックル継手をガイド板の案内溝
に沿って流体圧シリンダ装置によって移動させるように
なしたので、左右両扉をナックル継手を用いた2本のロ
ッドの枢結による簡単な機構にて案内溝に沿って安定し
た状態で同時に自動開閉させることが可能となった。
【0007】また、固定カバーの両側面内側にそれぞれ
案内レールを取着して、一端を旋回可能に支持している
左右両扉の各支え板をガイド板方向に移動できるように
なしたので、左右両扉を固定カバーの内部に収納するこ
とが可能となり、工作機械に対するワークの取り付け,
取り外しに際し両扉が邪魔になることがない。
【0008】また請求項2の発明は、前記2本のロッド
の一方のロッドの中間位置に水平方向にスイベル可能に
取着されたスリーブ体を、他方のロッドの中間位置に水
平方向にスイベル可能に取着されるとともに前記スリー
ブ体のスリーブ内に軸方向移動可能に嵌装された丸棒体
を設け、前記スリーブ体または前記丸棒体のいずれか一
方をその軸線に対し回転可能に設け、前記スリーブ体ま
たは丸棒体のいずれか一方に円周を取り巻き軸方向に離
れてほぼ180°位相をずらせた2個所にカム溝の方向
変換部を形成したリードカム溝を、他方に該リードカム
溝に係合するピンを設けて構成し、前記リードカム溝の
方向変換部の内の1個所に扉閉じ方向の工程の初めに前
記2本のロッドの開き角度をロックし、扉開き方向の工
程に移行して前記ロックが解除されるよう前記ピンを拘
束する部を設けて、前記2本のロッドの挟角を規制する
ようにしたロッド角度規制機構を併設したものである。
【0009】請求項2の発明によれば、一方のロッドに
スリーブ体を、他方のロッドに丸棒体をそれぞれ水平方
向にスイベル可能且つ一方をその軸線で旋回可能に取着
して、スリーブ体内に丸棒体を軸方向移動可能に嵌装
し、スリーブ体または丸棒体の一方にリードカム溝を、
他方にこのリードカム溝に係合するピンを設けて2本の
ロッドの挟角を規制するようになしたので、簡単に両扉
の開き位置をロックすることが可能で、また両扉を開き
状態でスムースに固定カバー内に引き込むことが出来る
ようになった。
【0010】また請求項3の発明は、前記ロッド角度規
制機構は、前記リードカム溝のカム溝方向変換部のうち
の扉開き工程端側のカム溝方向変換部に、前記ピンの扉
開き工程の前進端となる外側のカム溝壁に第1谷を設
け、この第1谷から扉閉じ工程の初めに前記ピンが所定
量軸方向に後退され前記ロッドの開き角度をロックする
位置となる内側のカム溝壁に第2谷を設け、前記第1谷
からこの第2谷に達する間に旋回可能がスリーブ体なら
スリーブ体を前記ピンが前進時に沿う外側のカム溝壁側
へ、または旋回可能が丸棒体なら丸棒体を前記ピンが後
退時に沿う外側のカム溝壁側へ旋回させる傾斜面を前記
第2谷の前の内側のカム溝壁に続けて設け、前記第2谷
に前記ピンが位置したあと再びピンが所定量軸方向に前
進され前記外側のカム溝壁の前記第1谷より円周方向に
ずらしてピンが後退時に通るリードカム溝の入口に臨む
位置の前記外側のカム溝壁に第3谷を設け、前記第2谷
からこの第3谷に達する間に旋回可能がスリーブ体なら
スリーブ体を前記ピンが前進時に通るリードカム溝側に
または旋回可能が丸棒体なら丸棒体を前記ピンが後退時
に通るリードカム溝側に旋回させる傾斜面を前記第3谷
の前の外側のカム溝壁に続けて設け、次の扉閉じ工程に
おいて前記第3谷に位置したピンが前記後退時に通るリ
ードカム溝を経て他方のカム溝方向変換部に向けて移動
可能となしたものである。
【0011】請求項3の発明によれば、カム溝方向変換
部の外側のカム溝壁に第1谷を位相をずらせて内側のカ
ム溝壁に第2谷を、さらに位相を同方向にずらせて外側
のカム溝壁に第3谷を設け、第2谷の前に続けて傾斜面
をまた第3谷の前に続けて同方向の傾斜面をそれぞれ設
け前記二つの傾斜面を旋回可能がスリーブ体か丸棒体か
によって傾斜方向を逆とし、第3谷をピン後退時のカム
溝の入口に臨む位置とし、ピンが第1谷より第2谷に移
動する間及び第2谷より第3谷に移動する間にスリーブ
体または丸棒体を旋回させるようにして扉閉止時に第3
谷のピンがピン後退側のカム溝に侵入できるようになし
たので、特別な装置を付加することなく簡単な構成でピ
ンの単なる前進後退の動作によって扉を開き、開き状態
を維持して収納し、また閉じることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面にもと
づいて説明する。図1は本発明の自動観音開き扉の開閉
機構を示す図であり、2枚の扉が閉じている状態を表し
ている。そして直方体状の固定カバーを仮想線にて示し
ている。図示しない工作機械を覆っている直方体状の固
定カバー1は前面に開口部1aを有し、この開口部には
左右一対の同一寸法の扉L2と扉R2が併設されてい
る。
【0013】固定カバー1の両側面1bの内側には、カ
バーに沿ってそれぞれ水平に上下に少なくとも2本ずつ
の案内用レール4が(閉じた2枚の扉L2,R2に対し
直角な方向)で固定カバー1の側面1b内側と隙間を有
して取着されている。この各2本のレール4は図2に示
すごとく上下2面が全てV形案内面4aに形成されてい
る。そして左右の両支え板5が各レール4の上下案内面
4aを挟んで転動するローラ6によって支持され、レー
ル4に沿って移動可能に設けられている。この左右両支
え板5にはそれぞれ扉L2と扉R2の被支持部である丁
番7により上下二か所ずつにて扉L2と扉R2が水平旋
回開閉可能に取り付けられている。このときローラ6と
レール4との摩擦抵抗よりも丁番7による摩擦抵抗を小
さくし、扉L2と扉R2を僅かな力で旋回開閉可能とす
る。必要によっては支え板5とレール4との間にブレー
キパットを介在させる。
【0014】扉L2の上端部には丁番7から一定の距離
Tの位置にロッドL8の一端が水平面内にて旋回可能に
枢結されており、また扉R2の上端にも丁番7から同じ
距離Tの位置にロッドR8の一端が水平面内に旋回可能
に枢結されている。ここに枢結とは回転可能に結合して
取り付けることである。ロッドL8とロッドR8の各他
端の扁平部は図3に示すごとく上下に二股状のナックル
体10の二股内に重ね合わされて挿入され、ナックルピ
ン11で枢結されることによりナックル継手12を構成
している。
【0015】また固定カバー1の天板1cの内側にはそ
の中心位置に水平にガイド板15が取着されている。ガ
イド板15の本体15aはレール4方向の両端部にそれ
ぞれ上方に突出した足15bを有し、この足15bにて
固定カバー1の天板1c内側に取着され、天板1c内面
と本体15a上面との間に間隔が設けられている。ガイ
ド板15の本体15aには上下に貫通した案内溝15c
がレール4と平行に延在して設けられていて、ナックル
継手12の移動を案内する。この案内溝15cの長さは
扉L2と扉R2とが閉じた状態と開いた状態との両端位
置を決定するよう、ナックルピン11の移動距離を規制
する長さとなっている。この案内溝15cは長さは後述
のピン28の移動距離と対応させた長さとしておくもの
であるが、案内溝15cの方が少し長くてもよい。
【0016】ナックルピン11は軸部11aが案内溝1
5cを上方に貫通していて、頭部11bが天板1c下面
とガイド板本体15a上面との間の間隔内にて本体15
a上に載置された状態となっている。ガイド板15の奥
には2本のロッドL8,R8と中央線を一致させて流体
圧シリンダ装置16が天板1cの内側に設けられてい
て、流体圧シリンダ装置16のピストンロッド17先端
にはナックル継手12のナックル体10が固着されてい
る。従って図示しない流体圧力源よりシリンダ装置16
の前後室に交互に圧力流体が供給されることにより、ナ
ックル継手が前後退され扉が開閉される。また固定カバ
ー1の左右両側面1bの各内側のレール4の最外端位置
には左右の両支え板5の前進端位置を規制する停止板1
8がそれぞれ取着されている。
【0017】次に扉L2と扉R2とを開状態となし閉止
させないようにロックする扉開閉角度規制機構21を図
4にもとづき説明する。この扉開閉角度規制機構21は
ロッドL8とロッドR8の各中間位置を連結した状態に
設けられている。ロッドL8の中間位置には水平に刻設
された半月状の溝8a内に平板状に形成された支持体2
2の一端22aが挿入され、短軸23により水平面内で
スイベル可能に枢支されている。支持体22の他端には
盲穴22bが穿設されていて、この盲穴22b内にスリ
ーブ体24の一端が挿入されている。
【0018】そして、スリーブ体24の挿入端近くには
外周溝24aが形成されていて、この外周溝24aに二
つ割りにした半月片25がはめ込まれている。二つ割り
半月片25は支持体22の他端面にそれぞれボルトによ
り固着されていて、スリーブ体24が支持体22から抜
け落ちることを防いでいる。この構造によってスリーブ
体24は支持体22に対し軸線に対して回転可能となっ
ている。スリーブ体24は他端が開口したスリーブ状を
なしていて、スリーブの内周面にリードカム溝24bが
形成されている。
【0019】一方、ロッドR8の中間位置にも水平に刻
設された半月状の溝9a内に平板状に形成された丸棒体
26の一端26aが挿入され、短軸27により水平面内
でスイベル可能に支持されている。丸棒体26は他端が
スリーブ24のスリーブ内に中心線を一致させて軸方向
移動可能で且つ相対回転可能に嵌装しているが、丸棒体
26自体は回転しない。丸棒体26のスリーブ体挿入端
近傍の円筒外周面には1個所にピン28が突設されてい
て、図6に示すごとくスリーブ体24のリードカム溝2
4b内に挿入されて係合している。
【0020】次に、リードカム溝24bの形状を展開図
として図5に示す。本例においてはこの図4の如くピン
28は軸線方向に移動し、スリーブ体は旋回するもので
あるが、図5においては丸棒体が旋回しスリーブ体を固
定として説明する。図5において左方がスリーブ体24
のスリーブの奥側9Aであり、右方がスリーブの開口側
9Bである。リードカム溝24bは奥側9Aの閉じ側カ
ム面24cと開口側9Bの開き側カム面24dとにより
形成されている。閉じ側カム面24cはスリーブ体24
の軸線に対して傾斜していて図5で右上方に傾斜した案
内面(イ−1)(閉じるときの作用面)と、右下方に傾
斜した案内面(ロ)(開く時の不作用面)と、案内面
(イ−1)から案内面(ロ)にわたり奥側9Aに凹状の
第1の谷部(ハ)と、案内面(ロ)から案内面(イ−
1)にわたり開口側に凸状の二段山部(ニ)とを有して
円周を斜めにとりまくカム面が形成されている。
【0021】また、開き側カム面24dは、スリーブ体
24の軸線に対し傾斜していて、閉じ側カム面24cの
案内面(イ−1)と相対して右上方に傾斜してリードカ
ム溝を構成する案内面(ホ−1)(閉じるときの不作用
面)と、右下方に傾斜して閉じ側カム面24cの案内面
(ロ)と相対してリードカム溝を構成する案内面(ヘ)
(開くときの作用面)と、案内面(ホ−1)から案内面
(へ)にわたり奥側に凸状の山部(ト)と案内面(ヘ)
から案内面(ホ−1)に開口側に凹状の二段谷部(チ)
を有して円周を斜めにとりまくカム面が形成されてい
る。そのためリードカム溝24bは第1の谷部(ハ)と
山部(ト)からなる奥側への第1カム溝方向変換部24
eと、二段山部(ニ)と二段谷部(チ)とからなる開口
側への第2カム溝方向変換部24fとの互いに逆方向の
二つの変曲部を有するものである。
【0022】閉じ側カム面24cの第1の谷部(ハ)の
谷底位置は開き側カム面24dの山部(ト)の山頂位置
に対して図5で下方に位相のずれた位置に設けられてい
る。即ち案内面(ヘ)は第1の谷部(ハ)と同一位相位
置を跨いだ位置から設けられている。ここで同一位相位
置とはスリーブ体24の中心線に対し二つの位置が同一
放射面上にあることをいい、位相がずれているとは二つ
の位置が異なる放射面上にあることを言う。従って案内
面(ヘ)の始めが第1の谷部(ハ)の手前から始まって
いることにより案内面(イ−1)に案内されて第1の谷
部(ハ)の(a)位置に到達したピン28は、スリーブ
本体24と丸棒体26が互いに離れる軸方向に移動する
とき、必ず開き側カム面24dの案内面(ヘ)の(b)
位置に当接する。案内面(ヘ)の終端手前はリード角を
大きくして谷部(チ)に接続する。
【0023】開き側カム面24dの谷部(チ)には2段
の小さいな凹状の谷部が形成されていて、初めの第2の
谷部(リ)と次の第4の谷部(ヌ)とがスリーブ24の
軸線に対し直角な同一平面上に谷底を有し位相のずれた
位置に設けられている。なお、第4の谷部(ヌ)は軸方
向開口側にずれてもよい。そして第2の谷部(リ)と第
4の谷部(ヌ)との間には谷部(リ)よりほぼスリーブ
軸線と平行或いは開き勝手に少し傾斜した壁面で立ち上
がる小山部(ル)が形成されていて、小山部(ル)から
第4の谷部(ヌ)の谷底に向かってほぼ45度をなす第
2の傾斜面(ヲ)が形成されている。
【0024】開き側カム面24dの二段谷部(チ)に対
応する閉じ側カム面24cの二段山部(ニ)には、第2
の谷部(リ)と第4の谷部(ヌ)との位相の中間にピン
28と係合する一つの小さな第3の凹状の谷部(ワ)が
設けられていて、扉L2と扉R2を開状態にロックする
ように作用する。二段山部(ニ)の案内面(ロ)に続く
第1の山部(カ)の頂上は第2の谷部(リ)の谷底より
も図5で上方に位相のずれた位置に設けられていて、第
1の山部(カ)の頂上から第3の谷部(ワ)の谷底まで
図5において左下方への第1の急傾斜面(ヨ)が形成さ
れている。そして第1の急傾斜面(ヨ)と第2の傾斜面
(ヲ)の傾斜方向は互いに逆方向をなしている。
【0025】また、第1の傾斜面(ヨ)は第2の谷部
(リ)の位相位置を跨いだ状態(図5で上位置)に設け
られている。そのため開き側カム面24dの第2の谷部
(リ)の(d)位置に到達したピン28はスリーブ体2
4と丸棒体26が互いに近寄る軸方向に移動するとき、
必ず第1の急傾斜面(ヨ)の(e)位置に当接する。小
山部(ル)は急傾斜面(ヨ)のほぼ中央位置に対向す
る。閉じ側カム面24cの第3の谷部(ワ)の谷底位置
は、開き側カム面24dの小山部(ル)の頂上位置に対
し図5で下方に位相がずれた位置に設けられている。即
ち、第2の傾斜面(ヲ)は第3の谷部(ワ)と同一位相
位置を跨いだ状態で設けられている。そのため第3の谷
部(ワ)の(f)位置に到達したピン28はスリーブ体
24と丸棒体26が互いに離れる軸方向に移動すると
き、必ず第2の傾斜面(ヲ)の(g)の位置に当接す
る。
【0026】閉じ側カム面24cの二段山部(ニ)の案
内面(イ−2)側の小山部(タ)の頂上は第4の谷部
(ヌ)の谷底よりも図5で上方に位相のずれた位置で傾
斜面(ヲ)のほぼ中央位置に対向して設けられている。
従って案内面(イ−2))は第4の谷部(ヌ)と同一位
相位置を跨いだ状態に設けられている。そのため第4の
谷部(ヌ)の(h)位置に到達したピン28はスリーブ
体24と丸棒体26が互いに近寄る軸方向に移動すると
き、必ず閉じ側カム面24cの案内面(イ−2)の
(j)位置に当接する。換言すれば(h)位置は閉じ側
カム面24cの山部(ニ)を円周方向に外れていて扉L
2と扉R2の開状態のロックを解除する位置である。
【0027】そしてピン28は案内面(イ−2)の
(j)位置から途中の(k)位置・案内面(イ−2)を
経て第1の谷部(ハ)の(a)位置に戻る。スリーブ体
24の円周面には上記リードカム溝24bが360度に
わたって一巡して形成されている。上記リードカム溝2
4b内をピン28が移動し、ピン28が(d)位置並び
に(h)位置にあるとき扉L2と扉R2は固定カバー1
の両側面1bに対しわずかに開き勝手となる。またピン
28がf位置にあるとき扉L2と扉R2とは固定カバー
1の両側面1bに対し僅かに閉じ勝手となる。そして
(d)位置と(f)位置の距離αの中間位置にピン28
が到達したとき扉L2と扉R2とは固定カバー1の両側
面1bに対し完全に平行な状態となる。尚、扉L2と扉
R2が開き勝手になっても、固定カバー1内で扉L2と
扉R2の外面がレール4の内面と接触しない隙間を有し
ているものである。
【0028】〔作用〕扉L2と扉R2が図1及び図7
(a)に示す閉じた状態にあるものとする。このとき流
体圧シリンダ装置16の前室へ圧力流体を供給すること
により、ピストンロッド17,ナックル継手12は後退
位置にあり、支え板5は前進端に位置している。扉L2
と扉R2を開くには図7(a)(b)(c)(d)の順
に作動させるものである。
【0029】工作機械での切削加工が完了し扉L2と扉
R2を閉状態から開状態にするには、流体圧シリンダ装
置16の後室に圧力流体を供給してピストンの前進動の
作用により、ピストンロッド17,ナックル継手12が
前進されると、ナックルピン11がガイド板15の案内
溝15cに沿って前進される。ロッドL8とロッドR8
は前進移動するように押されて、扉L2と扉R2を前方
へ移動させるように作用する。
【0030】しかし扉L2と扉R2に連結されている支
え板5が停止板18により前進を阻止されているので、
扉L2と扉R2は図7(b)に示すように旋回して開き
始める。丸棒体26のピン28は第1の谷部(ハ)から
案内面(ヘ)に沿って軸方向に移動する。流体圧シリン
ダ装置16によるピストンロッド17の続いての前進動
により、ナックル継手12が前進し、ナックルピン11
が案内溝15cに案内され、案内溝15cの規制端によ
り前進が阻止される。一方丸棒体26のピン28は案内
面(ヘ)からリード角の大きくなった案内面から第2の
谷部(リ)に位置する。このとき扉L2と扉R2は固定
カバー1の両側面1bに対して平行よりも僅かに開き勝
手の状態となる。
【0031】次いで流体圧シリンダ装置16の前室への
圧力流体の切り換えでピストンに逆の後退動の作用をさ
せると、ピン28は第2の谷部(リ)から第3の谷部
(ワ)に移動して係止される扉の開閉角度規制機構21
の作用にて扉L2と扉R2が閉じることを一旦阻止され
てロックされる。このロック状態の説明は図5により詳
述する。扉が開いたままロックされたあと、引き続く流
体圧シリンダ装置16のピストンの後退作用によりナッ
クル継手12が後退され後扉L2と扉R2は閉止ロック
状態のまま固定カバー1の両側面1bに対し平行よりも
僅かに閉じ勝手の姿勢で固定カバー1内に引き込まれ
る。
【0032】次に扉L2と扉R2が図7(a)(b)
(c)(d)と順次作動するときの扉の開閉角度規制機
構21でのリードカム溝24dとピン28との関係につ
いて、図5にもとづいて説明する。
【0033】扉L2と扉R2が図7(a)の閉状態にあ
るとき、ナックル継手12は後退端にあり、ピン28は
リードカム溝24b内の第1の谷部(ハ)の位置にあ
る。流体圧シリンダ装置16の後室に圧力流体を供給す
ることによりピストンロッド17,ナックル継手12が
前進を開始すると、ロッドL8とロッドR8は挟角が徐
々に大きくなり扉L2と扉R2は丁番7で旋回しながら
次第に左右を開けられ図7(b)の状態となる。このと
きスリーブ体24より丸棒体26が引き抜かれる方向に
移動される。そしてピン28は(a)位置から開き側カ
ム面24dの案内面(ヘ)の(b)位置に当接し、第1
の案内面(ヘ)に沿って(c)位置、リード角の大きく
なった円弧の案内面を経て第2の谷部(リ)の(d)位
置に到る。
【0034】ピン28を突設している丸棒体26は軸線
に対する回転を阻止されているので、リードカム溝24
bを形成しているスリーブ体24がリードカム溝24b
の案内面(ヘ)の傾斜角度に応じて図5の矢印A方向に
旋回される。ピン28が(d)位置に到達したときナッ
クル継手12のナックルピン11はガイド板15の案内
溝15cに規制されて前進端位置にある。このとき扉L
2と扉R2は完全に開状態で固定カバー1の両側面1b
に対し平行よりもやや開き勝手となって、図7(c)の
状態となる。
【0035】次に流体圧シリンダ装置16の前室に圧力
流体の供給を切り換えると、ピストンロッド17,ナッ
クル継手12は後退を開始し、ロッドL8とロッドR8
は挟角を小さくするよう移動して、スリーブ体24と丸
棒体26は互いに近寄るよう移動する。そしてピン28
は図5で(d)位置から(e)位置に移動して第1の傾
斜面(ヨ)に当接し、スリーブ体24を矢印A方向に旋
回させながら傾斜面に沿って(f)位置に到達して第3
の谷部(ワ)に係合する。これによってピン28は図5
で左行を阻止され扉L2と扉R2は開いた状態でロック
される。
【0036】このとき扉L2と扉R2とは固定カバー1
の両側面1bに対し平行よりもやや閉じ勝手となってい
る。この状態で流体圧シリンダ装置16に引き続く圧力
流体の供給でピストンロッド17,ナックル継手12が
後退される。ロッドL8とロッドR8はピン28の図5
での左行が阻止されているのでロッド間挟角を維持しつ
つ、すなわち扉L2と扉R2は開き状態を保持しつつ固
定カバー1内に引き込まれ、図7(d)の状態となる。
【0037】工作機械へのワークの取り外し,取り付け
完了後、扉L2と扉R2を閉じるべく流体圧シリンダ装
置16の後室に圧力流体を供給すると、ピストンロッド
17,ナックル継手12が前進し、ロッドL8とロッド
R8は挟角が大きくなるように作動させられ、スリーブ
体24から丸棒体26が引き抜かれる軸方向に移動を行
う。そしてピン28は(f)位置から(g)位置に移動
し第2の傾斜面(ヲ)に当接して傾斜面の分力によりス
リーブ体24を矢印A方向に旋回させて(h)位置に到
達して第4の谷部(ヌ)と係合しピン28は右行を阻止
される。
【0038】このとき扉L2と扉R2とは固定カバー1
内に収納された状態で、固定カバー1の両側面1bに対
し平行よりもわずかに開き勝手となっている。そして流
体圧シリンダ装置16の後室への圧力流体の供給が続行
されると、ピストンロッド17,ナックル継手12が前
進を行い扉L2と扉R2は開状態で固定カバー1から前
方へ押し出される。
【0039】扉L2と扉R2の固定カバー1からの押し
出し完了後、流体圧シリンダ装置16の前室に圧力流体
が切り換えられると、ピストンロッド17,ナックル継
手12が後退され、ロッドL8とロッドR9の挟角が小
さくなり丸棒体26がスリーブ体24に押し入れられ
る。このためピン28は第4の谷部(ヌ)の(h)位置
から軸方向に移動して(j)位置で案内面(イ−2)に
当接して傾斜面の分力によりスリーブ体24を矢印A方
向に旋回させる。ピン28はリードカム溝24bを通っ
て図5で左行する。これにより扉L2,R2は閉じ方向
の大きな旋回モーメントで次第に閉じられ、ピン28が
第1の谷部(ハ)の(a)位置に達したとき完全に閉止
される。なお、このとき支え板5が移動しないようレー
ル4との間にブレーキパットを必要により設けておくも
のである。或いは何らかの抵抗を加える手段を設けても
よい。
【0040】上記説明ではスリーブ体24にリードカム
溝24bを刻設し、丸棒体26にピン28を突設させた
場合について述べたが、スリーブ体24の内方にピンを
突設させ、丸棒体26の外周円筒面にリードカム溝を設
けることも可能である。また、スリーブ体24を回転さ
せず、丸棒体26を回転させるようになすことも可能で
ある。また、ナックル継手の駆動装置として流体圧シリ
ンダ装置を用いて説明したが、サーボモータとボールね
じの機構とすることも可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明の自動観音開き扉は上述のように
構成されているので次に記載する効果を奏する。請求項
1の自動観音開き扉は、左右両扉にそれぞれロッドの一
端を枢結させ、各ロッドの他端をナックル継手として枢
結し、ナックル継手をガイド板の案内溝に沿って移動さ
せるようになしたので、左右両扉をナックル継手を用い
た2本のロッドの枢結による簡単な機構で案内溝に沿っ
て安定して開閉させることが可能となった。
【0042】請求項2つの自動観音開き扉は固定カバー
の両側面,内側にそれぞれレールを取着して、丁番を支
持している左右両扉の各支え板をガイド板方向に移動で
きるようになしたので、左右両扉を固定カバーの内部に
収納することが可能となり、工作機械に対するワークの
取り付け,取り外しに際し扉が邪魔になることがない。
【0043】請求項3の観音開き扉は一方のロッドにス
リーブ体を、他方のロッドに丸棒体をそれぞれ中程に取
着して、スリーブ体内に丸棒体を軸方向移動可能に嵌装
し、スリーブ体と丸棒体の一方のみを回転可能となし、
スリーブ体と丸棒体の一方にリードカム溝を他方にこの
カム溝に係合するピンを設けてリードカム溝の1個所に
カム溝方向変換部と2本のロッドの挟角を規制する機構
とを併設したので、簡単に両扉の全開状態をロックする
ことができ、両扉を開き状態でスムースに固定カバー内
に引き込むことが出来る。
【0044】請求項4の観音開き扉はピンに係合するリ
ードカム溝としてピンの軸方向移動を案内する案内面
と、ピンの軸方向移動を所定位置に阻止する谷部と、ピ
ンの軸方向移動の阻止を解除させる傾斜面とをそれぞれ
位相をずらせて設けたので,2つのロッドの挟角が所定
位置に規制され、流体圧シリンダ装置によりピンを後退
・前進させる軸方向の単一動作によって扉を開状態にロ
ックし、また扉の開状態ロックの解除を行えるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の観音開き扉の構造説明図である。
【図2】レールとローラの関係を示す説明図である。
【図3】ナックル継手部の構造説明図である。
【図4】開閉角度規制機構の説明図である。
【図5】リードカム溝の展開図である。
【図6】リードカム溝とピンの係合関係を示す説明図で
ある。
【図7】観音開き扉の作動状態を示すスケルトン図であ
り、(a)は扉が閉じた状態、(b)は扉が開きかけた
状態、(c)は扉が開いた状態、(d)は扉が固定カバ
ー内に引き込まれた状態を示す図である。
【符号の説明】
1 固定カバー 1a 開口部 L2,R2 扉 4 レール 5 支え板 6 ローラ 7 丁番 L8,R8 ロッド 12 ナックル継手 15 ガイド板 16 流体圧シリンダ 21 扉開閉角度規制機構 24 スリーブ体 24b リードカム溝 24c 閉じ側カム面 24d 開き側カム面 26 丸棒体 28 ピン イ,ロ,ホ,ヘ 案内面 ハ 第1の谷部 リ 第2の谷部 ヌ 第4の谷部 ヲ 第2の傾斜面 ワ 第3の谷部 ヨ 第1の傾斜面 カ,ル,タ 山部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直方体状の固定カバーの開口部とした一
    面の両側のカバーにそれぞれ一端が支持されて旋回開閉
    される観音開き扉において、前記観音開き扉の2枚のそ
    れぞれに支持位置より離れた等距離に一端が枢支された
    2本のロッドと、該2本のロッドのそれぞれの他端を枢
    結したナックル継手と、前記固定カバーに取着され閉じ
    た状態の前記扉に対し直角な方向に前記ナックル継手を
    移動案内する案内溝を設けたガイド板と、前記ナックル
    継手を前記案内溝に沿って移動させる駆動装置と、前記
    2枚の扉を支持する前記固定カバーの両側面カバーの内
    側で前記カイド板方向にそれぞれ取着された案内レール
    と、前記支持位置で旋回可能に取着して前記案内レール
    の内側に設けた支え板と、該支え板に設けられ前記案内
    レールに係合して支え板を案内移動可能なローラ群とを
    有してなり、それぞれの扉を固定カバー内側に引き込み
    可能とした自動観音開き扉。
  2. 【請求項2】 前記2本のロッドの一方のロッドの中間
    位置に水平方向にスイベル可能に取着されたスリーブ体
    を、他方のロッドの中間位置に水平方向にスイベル可能
    に取着されるとともに前記スリーブ体のスリーブ内に軸
    方向移動可能に嵌装された丸棒体を設け、前記スリーブ
    体または前記丸棒体のいずれか一方をその軸線に対し回
    転可能に設け、前記スリーブ体または丸棒体のいずれか
    一方に円周を取り巻き軸方向に離れてほぼ180°位相
    をずらせた2個所にカム溝の方向変換部を形成したリー
    ドカム溝を、他方に該リードカム溝に係合するピンを設
    けて構成し、前記リードカム溝の方向変換部の内の1個
    所に扉閉じ方向の工程の初めに前記2本のロッドの開き
    角度をロックし、扉開き方向の工程に移行して前記ロッ
    クが解除されるよう前記ピンを拘束する部を設けて、前
    記2本のロッドの挟角を規制するようにしたロッド角度
    規制機構を併設した請求項1に記載の自動観音開き扉。
  3. 【請求項3】 前記ロッド角度規制機構は、前記リード
    カム溝のカム溝方向変換部のうちの扉開き工程端側のカ
    ム溝方向変換部に、前記ピンの扉開き工程の前進端とな
    る外側のカム溝壁に第1谷を設け、この第1谷から扉閉
    じ工程の初めに前記ピンが所定量軸方向に後退され前記
    ロッドの開き角度をロックする位置となる内側のカム溝
    壁に第2谷を設け、前記第1谷からこの第2谷に達する
    間に旋回可能がスリーブ体ならスリーブ体を前記ピンが
    前進時に沿う外側のカム溝壁側へ、または旋回可能が丸
    棒体なら丸棒体を前記ピンが後退時に沿う外側のカム溝
    壁側へ旋回させる傾斜面を前記第2谷の前の内側のカム
    溝壁に続けて設け、前記第2谷に前記ピンが位置したあ
    と再びピンが所定量軸方向に前進され前記外側のカム溝
    壁の前記第1谷より円周方向にずらしてピンが後退時に
    通るリードカム溝の入口に臨む位置の前記外側のカム溝
    壁に第3谷を設け、前記第2谷からこの第3谷に達する
    間に旋回可能がスリーブ体ならスリーブ体を前記ピンが
    前進時に通るリードカム溝側にまたは旋回可能が丸棒体
    なら丸棒体を前記ピンが後退時に通るリードカム溝側に
    旋回させる傾斜面を前記第3谷の前の外側のカム溝壁に
    続けて設け、次の扉閉じ工程において前記第3谷に位置
    したピンが前記後退時に通るリードカム溝を経て他方の
    カム溝方向変換部に向けて移動可能となしたことを特徴
    とする請求項2に記載の自動観音開き扉。
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