JP2002321448A - 顔料インク用インクジェット記録用媒体及びその記録方法 - Google Patents

顔料インク用インクジェット記録用媒体及びその記録方法

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JP2002321448A JP2001129828A JP2001129828A JP2002321448A JP 2002321448 A JP2002321448 A JP 2002321448A JP 2001129828 A JP2001129828 A JP 2001129828A JP 2001129828 A JP2001129828 A JP 2001129828A JP 2002321448 A JP2002321448 A JP 2002321448A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】耐光性、耐水性、にじみが小さく、かつ高い発
色濃度と優れた顔料定着性を有する顔料インク用インク
ジェット記録用媒体及び記録方法の提供。 【解決手段】基材の表面に、顔料インクに対する多孔質
インク受容層を有するインクジェット記録用媒体であっ
て、前記多孔質インク受容層が顔料と結着剤を含み、そ
の表面の20度の鏡面光沢度が2〜18%であり、かつ
像鮮明度光沢が20以下であることを特徴とする顔料イ
ンク用インクジェット記録用媒体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顔料インク用イン
クジェット記録紙及びその記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式におけるインク
の色材としては、これまで、画像の鮮明性やインクの吐
出安定性が良くヘッドのつまりが少ないなどの理由によ
り水溶性染料がほとんど使用されてきたが、かかる染料
インクの場合には、耐光性、耐水性を含めた堅牢性の点
で難点があった。このため、最近では、色材が顔料であ
る顔料インクを使用することが提案され、既に普及しつ
つある。顔料インクでは、従来の染料インクで問題であ
った、上記の耐光性、耐水性などの点が解決される他、
染料インクを使用して記録紙に印刷した場合に見られる
にじみが著しく改善される。
【0003】さらに、顔料インクは、オフセット印刷や
グラビア印刷などの製版印刷におけるインクと基本的に
同様の色材であり、発色の色相が近似する結果、これら
製版印刷における色校正のための試験印刷、いわゆるカ
ラープルーフとしても使用できる特性を有する。
【0004】しかしながら、顔料インクを使用する場合
には、従来の染料インクに使用される紙などの記録用媒
体に印刷した場合、発色濃度、明暗性、色彩度などの色
再現性が不充分であったり、印刷された後に、印字部や
画像部を擦った場合にインクが容易に剥がれるといった
問題が発生している。また、顔料インクは、染料が水に
溶解している染料インクと異なり、微粒状の非水溶性の
顔料粒子が水などの媒体中に分散しているもので、媒体
の蒸発に伴い、インクジェットノズル付近のインク粘度
の上昇による異常噴射や最悪の場合にはノズルの目詰ま
りを生じ易いという問題点も有している。
【0005】近年、これらの顔料インクを使用するイン
クジェット印刷における難点を解決する手段が提案され
つつあり、特開平11−78225号公報、特開平10
−119422号公報、特開平10−166717号公
報、特開平9−123593号公報などが見られる。こ
のうち、例えば、特開平11−78225号公報には、
顔料インクの定着を改善するためのインクジェット記録
用媒体として、紙基材上にインク受容層を設けた上に、
さらに特定の物性を有する顔料定着層を設けることが提
案されているが、多層構造になりそれだけ製造が煩雑に
なり、コストが大きくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、基材
の表面にインク受容層を有するインクジェット記録用媒
体であって、耐光性、耐水性、にじみが小さいといった
顔料インクを使用した際の利点を保持しながら、かつ特
別の顔料定着層も設けることなく、発色濃度、明暗性、
色彩度などの色再現性に優れ、かつインク受容層におけ
る顔料インクの定着性が十分である顔料インク用インク
ジェット記録用媒体及び該記録用媒体を使用したインク
ジェット記録方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上述した目
的を達成すべく種々研究を重ねたところ、顔料インクを
使用するインクジェット印刷と、従来の染料インクを使
用するインクジェット印刷とでは、それぞれのインクの
性状、特性が異なるために、それらに要求される記録用
媒体としては、全くといってよいほど異なる特性が要求
されることが判明した。即ち、図1、図2は、インク受
容層の表面性状が異なる記録用媒体を使用しインクジェ
ット印刷を行った場合における、染料インクの場合と、
顔料インクの場合とにおける色材(S)のそれぞれの挙
動を模式的に示した記録用媒体の拡大断面図である。
【0008】表面性状が粗いインク受容層を有する記録
用媒体(A)、表面の粗さが中程度のインク受容層を有
する記録用媒体(B)、表面が平滑のインク受容層を有
する記録用媒体(C)の3種類の記録用媒体を使用して
インクジェット印刷した場合、図1の従来の染料インク
を使用するインクジェット印刷では、染料からなる色材
(S)は、インクを構成する水などの媒体中に溶解して
いるため、印刷と同時にインク媒体とともに記録用媒体
の内部に浸透していき、記録用媒体のインク受容層
(I)の表面乃至表層中に沈着する。
【0009】その結果、染料インクによるインクジェッ
ト印刷の印字、画像の品質は、記録用媒体(A)のよう
なインク受容層の表面が極めて粗い場合には、発足の濃
度が低く、また光沢度が小さい、また、記録用媒体
(B)のように中程度の粗さを有する場合には、発色濃
度はそこそこであり、光沢度もそこそこである。これに
対して、記録用媒体(C)のような平滑性の大きいイン
ク受容層を有する場合には、発色濃度も高く、また光沢
度も高い、優れた印字、画質が得られる。
【0010】一方、顔料インクによるインクジェット印
刷の場合には、顔料からなる色材(S)は、インクの媒
体に溶解することなく微粒子として分散状態にあるた
め、顔料インクが印刷された場合、インク媒体は記録用
媒体の内部に浸透するものの、色材は、記録用媒体の内
部に浸透することなく、記録用媒体のインク受容層
(I)の表面またはその近傍に付着することになる。
【0011】このような場合、記録用媒体(C)のよう
に、インク受容層の表面の平滑性が大きいときには、所
謂アンカー作用がないため、色材の顔料粒子は記録用媒
体の表面に付着するだけにとどまり、充分な定着性が得
られず、少しの摩擦によりとれてしまう。また、得られ
る画像は、金属光沢を帯び、所謂ブロンジング現象を起
こすことがある。一方、記録用媒体(A)のように、イ
ンク受容層の表面が粗い場合には、色材の顔料粒子がイ
ンク受容層の粗面に埋没する結果、一部の顔料インク粒
子のみしか表面に出ないため発色濃度が低下する。
【0012】一方、本発明者の知見によると、インク受
容層の表面の特性として、その20度の鏡面光沢度及び
像鮮明度光沢が特定の範囲を有する場合に、顔料粒子は
その表面に適度に定着する結果、発色濃度も充分であ
り、また、摩擦によっても取れがたい品質が得られるこ
とが判明した。これは、インク受容層の表面が上記特性
を有する場合には、顔料インクのインクジェット印刷に
おいて、上記の記録用媒体(B)のようなインク受容層
が中程度の適度の表面粗さを有するためと思われる。
【0013】かくして、本発明は、上記の新規な知見に
基づいてなされたものであり、以下の構成を有する。 (1)基材の表面に、顔料インクに対する多孔質インク
受容層を有するインクジェット記録用媒体であって、前
記多孔質インク受容層が顔料と結着剤とを含み、前記多
孔質インク受容層の表面の20度の鏡面光沢度が2〜1
8%であり、かつ像鮮明度光沢が20以下であることを
特徴とする顔料インク用インクジェット記録用媒体。 (2)基材の表面に、顔料インクに対する多孔質インク
受容層を有するインクジェット記録用媒体であって、前
記多孔質インク受容層が顔料と結着剤とを含み、前記多
孔質インク受容層の表面の20度の鏡面光沢度が2〜1
8%であり、かつ像鮮明度光沢が20以下であることを
特徴とする顔料インク用インクジェット記録用媒体に対
して、顔料インクをインクジェット印刷することを特徴
とする顔料インクを用いるインクジェット記録方法。 以下に、本発明についてさらに詳しく説明する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明におけるインクジェット記
録用媒体は、好ましくはシート状を有する基材と、その
上に形成されたインク受容層からなる。基材の材料は、
特に限定されるものではないが、紙、プラスチック、セ
ラミック、金属などが使用できるが、好ましくは、パル
プを主成分とする紙基材が使用される。紙基材として
は、パルプを、好ましくは、70質量%以上、特には、
80質量%以上含むものが適切である。好ましくは、イ
ンクの吸収性を有し、塗工紙分野で使用される酸性紙、
中性紙、コーテッド紙が使用できる。
【0015】紙基材を構成するパルプとしては、針葉樹
パルプ、広葉樹パルプ、針葉樹および広葉樹の混合パル
プを主成分とした天然パルプが好ましく使用される。そ
れらは、クラフトパルプ、サルファイトパルプ、ソーダ
パルプなどの晒パルプの状態で使用するのが好ましい。
更には、天然パルプのほか、合成繊維や合成パルプを配
合した紙基材も使用できる。
【0016】基材の厚みは、用途に応じて選択される
が、坪量として、60〜250g/m 2であるのが好ま
しく、特に、100〜230g/m2が好ましい。上記
基材には、各種添加剤、例えば、填料、サイズ剤、紙力
増強剤、pH調整剤、歩留まり向上剤などを含むことが
できる。
【0017】基材の表面性状は、特に限定されるもので
はないが、ある場合にはその上に形成されるインク受容
層の性状に影響を与えるので、特定の平滑度と特定のス
テキヒトサイズ度とを有することが好ましい。すなわ
ち、王研式平滑度が30〜500秒を有し、かつステキ
ヒトサイズ度が30〜2000秒を有するものが好まし
い。基材の表面の王研式平滑度が30秒より小さいと、
インク受容層表面の平滑性が小さくなる傾向がある。一
方、王研式平滑度が500秒を超えると、インク受容層
表面の平滑性が上がる傾向がある。また、ステキヒトサ
イズ度が30秒より小さいと、インク受容層表面の平滑
性が小さくなりやすい。一方、ステキヒトサイズ度が2
000秒を超えると、インク受容層表面の平滑性が大き
くなる傾向がある。なかでも、王研式平滑度が30〜1
50秒で、ステキヒトサイズ度が30〜1000秒が特
に好ましい。
【0018】本発明において、基材上に形成される多孔
質インク受容層は、顔料と結着剤を含む層からなるが、
多孔質インク受容層の表面の20度の鏡面光沢度が2〜
18%であり、かつ像鮮明度光沢が20以下であること
が必要である。20度の鏡面光沢度とは、JIS Z8
741に規定する20度の鏡面光沢度である。20度の
鏡面光沢度が2%より小さい場合には、発色濃度が低く
なってしまい、一方、20度の鏡面光沢度が18%より
大きい場合には、顔料インクの定着性が不充分であり、
また画像によっては、ブロンジング現象が発生し、本発
明の目的が達成できない。なかでも、20度の鏡面光沢
度は、3〜15%が好適である。
【0019】また、本発明において、像鮮明度光沢は、
20以下が必要である。像鮮明度光沢は、ASTM E
430に規定する像鮮明度光沢である。像鮮明度光沢
は、下記の式によって算定される。下記の式において、
Rsは、反射角30°における正反射光の強弱を検知し
たときの出力であり、R(0.3°)は、正反射光のピ
ーク角度の両脇±0.3°の反射光の強弱を検知したと
きの出力である。Rs及びR(0.3°)は、ASTM
E 430で規定するスリットを用いて得られる各反射
光の出力である。 像鮮明度光沢=[1−R(0.3°)/Rs]×100
【0020】本発明において、かかる像鮮明度光沢が2
0より大きい場合には、顔料インクの定着性が不充分で
あり、また画像によっては、ブロンジング現象が発生
し、本発明の目的が達成できない。なかでも、像鮮明度
光沢は、2〜15が特に好適である。
【0021】本発明において、インク受容層の表面の2
0度の鏡面光沢度と像鮮明度光沢とを上記の範囲にせし
めた場合には、インク受容層の表面は、顔料インクにと
って好適な表面粗さを有することになるが、本発明にお
いて、インク受容層は、JIS B0601で規定する
平均粗さRaが0.2〜2.0μmであることが好まし
い。ここにおける平均粗さは、JIS B0601に記
載される測定法において、カットオフ値(λc)が0.
8mm、評価長さ(ln)が4mmにて測定された算術
平均粗さである。上記したように、かかる平均粗さRa
が、0.2μmよりも小さい場合には、色材の顔料粒子
の充分な定着性が得られず、少しの摩擦によりとれてし
まい、またブロンジング現象が起こる。一方、平均粗さ
Raが、2.0μmを超える場合には、色材の顔料粒子
のみしか表面に出ないため発色濃度が低下する。上記範
囲のなかでも、平均粗さが、特に、0.3〜1.0μm
の場合には、特に好ましい特性が得られる。
【0022】本発明において、インク受容層の表面の2
0度の鏡面光沢度と像鮮明度とを上記の範囲にせしめる
には、インク受容層を形成する顔料や結着剤の粒径や使
用量、インク受容層の塗工方法、インク受容層形成後の
平滑化処理などの種々の手段により達成することができ
る。なかでも、インク受容層を形成する顔料の平均粒子
直径の制御および、インク受容層の形成後にその表面を
適宜の表面粗さを有するロールで処理することは好まし
い手段である。
【0023】多孔質インク受容層に含まれる顔料として
は、各種のものが使用できるが、上記したその表面粗さ
の制御の必要性からその平均粒子直径は、1μm以下で
あるのが好適である。平均粒子直径が1μmを超える場
合には、インク受容層の表面粗さが大きくなり、上記の
範囲に表面粗さを制御するのが困難になる。なかでも顔
料の平均粒子直径は0.04〜0.5μmが好適であ
る。平均粒子直径は、レーザー散乱法によって求められ
た値である。特に0.05〜0.5μmが好ましい。
【0024】インク受容層を形成する顔料としては、種
々のものが使用できる、シリカ、アルミナ、アルミナ水
和物、アルミノシリケート、ゼオライト、モンモリロナ
イト群鉱物、バイデライト群鉱物、サポナイト群鉱物、
ヘクトライト群鉱物、スチーブンサイト群鉱物、ハイド
ロタルサイト群鉱物、スメクタイト群鉱物、ベントナイ
ト群鉱物、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カ
ルシウム、硫酸バリウム、酸化チタン、チタン、酸化亜
鉛、炭酸亜鉛、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸カルシウ
ム、ケイ酸マグネシウム、カオリン、タルク、酸化アル
ミニウム、水酸化アルミニウム、ポリ水酸化アルミニウ
ム化合物、プラスチックピグメント、尿素樹脂顔料、セ
ルロース粒子、澱粉粒子などが例示される。なかでも、
アルミナ水和物が好ましく、さらに、優れたインク吸収
性と定着性から、ベーマイト(Al 23・nH2O、n
=1〜1.5)が好ましい。
【0025】また、インク受容層に含まれる上記結着剤
としては、例えば、ゼラチン、でんぷんまたはその変性
物、ポリビニルアルコールまたはその変性物、ポリビニ
ルピロリドン、スチレン・ブタジエンゴムラテックス、
ニトリル・ブタジエンゴムラテックス、メチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシセルロー
ス、ヒドロキシメチルセルロース、ポリアクリル酸、ポ
リアクリルアミド等の水溶性重合体、アルコール可溶性
の重合体若しくはこれらの重合体の混合物などが例示さ
れる。なかでも、インク吸収性や耐水性が良好であるこ
とから、ポリビニルアルコールまたはその変性物の使用
が好ましい。結着剤は、インク受容層における上記顔料
100質量部に対して、好ましくは、1〜30質量部、
特には、3〜15質量部含まれるのが適切である。
【0026】基材の表面にインク受容層を設ける手段
は、顔料に結着剤を加えてスラリー状とし、ロールコー
ター、エアナイフコーター、ブレードコーター、ロッド
コーター、バーコーター、コンマコーター、グラビアコ
ーター、ダイコーター、カーテンコーター、スプレーコ
ーター、スライドダイコーターなどを用いて塗布し、乾
燥する方法を採用することができる。
【0027】本発明におけるインク受容層は、十分なイ
ンク吸収性を有し、かつ透明性を有するために、その細
孔構造について、平均細孔半径が3〜25nmであり、
細孔容積が0.3〜2.0cm3/g を有することが好
ましい。かかる細孔特性を有する場合、顔料インク中の
媒体に対するインク受容層の吸収性を高くすることによ
って、優れた印字及び画像が得られる。なかでも、平均
細孔半径が6〜20nmであり、細孔容積が0.5〜
1.5cm3/gが特に好適である。なお、インク受容
層の細孔半径は、上記の平均細孔半径を有するととも
に、実質的に1〜50nmに分布することが好ましい。
なお、細孔半径分布は、窒素吸脱着法により測定され
る。
【0028】また、インク受容層の厚みは、使用される
プリンターなどによって適宜に選択されるが、5〜10
0μmが好ましい。厚さが5μmよりも小さいときには
インク中の溶媒を十分に吸収できないおそれがある。一
方、厚みが100μmよりも大きい場合には透明性が損
なわれたり、インク受容層の強度が低下したりするおそ
れがある。なかでも、インク受容層の厚みは10〜50
μmが好ましい。
【0029】本発明におけるインクジェット記録用媒体
は、必要に応じて、種々の処理を施すことができる。例
えば、カレンダー処理などの平滑化処理することによ
り、この段階でインク受容層の表面粗さを制御すること
ができる。また、インク受容層の表面には、コロイダル
シリカなどを含むインク受容層を保護するため表面層を
設けたり、基材とインク受容層との間に適宜の中間層を
設けることができる。これらの場合、特に表面層を設け
る場合には、その表面の粗さが本発明の範囲になるよう
にすることが必要であり、その厚みや、表面層に使用さ
れる粒度が制御される。また、基材のインク受容層を有
する面とは反対側の表面に各種の裏面塗工層を設けるこ
とにより、カール防止や用紙搬送性の向上などができ
る。
【0030】本発明の記録紙に対してインクジェット印
刷する際、顔料インクとしては、分散剤として水溶性樹
脂と顔料とを水などの水性媒体中に分散させた樹脂溶解
型の顔料インク、顔料を皮膜形成性樹脂で被覆し内包し
たマイクロカプセルを水などの水性媒体中に分散させた
マイクロカプセル化顔料インクのいずれも使用できる。
特に後者のマイクロカプセル化顔料インクの使用が好ま
しい。その理由はインクの分散安定性に優れるととも
に、顔料インクが記録用媒体上に噴射された際に、顔料
が樹脂で被覆されているため、顔料粒子の表面に樹脂皮
膜が形成され、高い光沢の印字及び画像が得られるため
である。顔料インク中の顔料は、インク中に0.5〜2
0質量%、特には、2〜12質量%含有されるものが好
ましい。顔料インクには、必要に応じて、さらに分散
剤、酸化防止剤、粘度調節剤などが添加してもよい。
【0031】顔料インク中に含有される顔料としては、
各種の無機顔料または有機顔料が使用できる。無機顔料
としては、酸化チタン系、酸化カドニウム系、酸化鉄
系、クロム酸系、珪酸系などの酸化物系顔料、硫化物系
顔料、炭酸塩系顔料、金属錯体系顔料、カーボンブラッ
クなどの顔料が例示できる。有機顔料としては、アゾ
系、アントラキノン系、フタロシアニン系、キナクリド
ン系、イソインドリン系、ジオキサジン系、ペリノン
系、ペリレン系、イソジゴ系、キノフタロン系、ジケト
ピロロピロール系などの顔料が例示される。
【0032】本発明においての使用が好ましいマイクロ
カプセル化顔料インクとしては、酸価が好ましくは50
〜280mg−KOH/gを有する自己水分散性樹脂顔
料粒子で、マイクロカプセル粒子の体積平均粒子径が好
ましくは300nm以下を有する顔料インクが好まし
い。この場合の自己水分散性樹脂としては、スチレン系
樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレ
タン系樹脂などが使用される。
【0033】本発明において、上記のインクジェット記
録用媒体に対して、顔料インクを使用してインクジェッ
ト印刷する方法は、特に限定されるものではなく、ピエ
ゾ方式やサーマル方式のインクジェットプリンターを使
用することによりフルカラーの印字または画像を得るこ
とができる。
【0034】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明をより具体的
に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
いことはもちろんである。なお、例1〜3は、本発明の
実施例であり、例4〜5は、比較例である。また、実施
例中の「部」は特に断らない限り、質量部を示す。
【0035】[例1]広葉樹の漂白クラフトパルプ85
部と、針葉樹の漂白クラフトパルプ15部とを叩解度3
20CSF(カナダ標準濾水度)になるように叩解した
後、これに対して、軽質炭酸カルシウム15部、カチオ
ン澱粉1.0部、無水アルケニルコハク酸系中性サイジ
ング剤0.1部を添加して充分に混合することにより紙
料スラリーを調製した。
【0036】次いで、上記紙料スラリーを長網抄紙機を
使用して抄紙し、次いでその両面にサイズプレス機で酸
化澱粉の5%水溶液を5g/m2塗布した後乾燥し、水
分含有量が7%まで乾燥することにより、坪量157g
/m2の上質紙を製造した。かかる上質紙は、王研式平
滑度が60秒およびステキヒトサイズ度が70秒であっ
た。
【0037】この上質紙の片側の表面に、下記のインク
受容層処方1を、バーコーターを用い、乾燥後の塗工層
の厚みが15μmとなるように塗工し、次いで、120
℃にて乾燥し、インクジェット記録紙を製造した。な
お、下記のインク受容層処方1で使用したアルミナゾル
は、95℃に加熱したポリ塩化アルミニウムと水からな
る液にアルミン酸ナトリウム溶液を添加し、熟成したス
ラリーをイオン交換水で洗浄し、再び95℃に昇温し、
酢酸を添加して解膠と濃縮を行い、次いで超音波処理を
行ってアルミナゾルを得た。
【0038】インク受容層処方1:アルミナゾル(上記
のようにして製造したアルミナゾル、平均粒子径0.2
μm):100部、ポリビニルアルコール(日本合成化
学社製、商品名:ゴーセノールNH−18):10部。
かくして得られた記録紙について、そのインク受容層の
表面の20度の鏡面光沢度は、4.5%であり、かつ像
鮮明度光沢は、6.0であった。また、インク受容層
は、表面粗さ(Ra)0.72μm、細孔容積0.72
cm3/g、平均細孔半径10.1nmを有していた。
【0039】[例2]例1で得られたインクジェット記
録紙のインク受容層の表面を、ミニスーパーカレンダー
(由利ロール機械社製)により、スーパーカレンダー処
理(ライン速度 5m/分、ロール温度 20℃、ニップ
圧 50kN/m)した。かくすることにより、そのイン
ク受容層の表面の20度の鏡面光沢度は、8.1%であ
り、像鮮明度光沢は、6.6、かつ表面粗さ(Ra)
は、0.46μ mだった。
【0040】[例3]例1において得られたインクジェ
ット記録紙のインク受容層の表面に、下記の塗工層処方
1を使用し、乾燥後の塗工層の厚みが1μmになるよう
に、例1と同様にして塗工し、乾燥することにより、表
面に保護塗工層を設けたインク受容層を有するインクジ
ェット記録紙を製造した。
【0041】塗工層処方1:コロイダルシリカ(触媒化
成社製、商品名:カタロイドS1−45P、平均粒子径
45nm):100部、コロイダルシリカ複合重合体
(クラリアントポリマー社製、商品名:モビール805
0):100部。かくして得られた記録紙について、そ
のインク受容層の表面の20度の鏡面光沢度は、12.
5%であり、像鮮明度光沢は、4.4、かつ表面粗さ
(Ra)は、0.61μm、であった。
【0042】[例4]例1において、インク受容層処方
1の代わりに、下記のインク受容層処方2を使用して乾
燥後の塗工層の厚みが15μmになるようにした他は同
様に実施することによりインクジェット記録紙を製造し
た。 インク受容層処方2:不定形シリカ(トクヤマ社製、商
品名:ファインシールX37、平均粒子径:2.7μ
m):100部、ポリビニルアルコール(クラレ社製、
商品名:R−1130):40部。得られた記録紙につ
いて、そのインク受容層の20度の鏡面光沢度は、1.
4%であり、かつ像鮮明度光沢は、28.4であった。
また、インク受容層は、表面粗さ(Ra)3.63μ
m、細孔容積1.01cm3/g、平均細孔半径8.6
nmを有していた。
【0043】[例5]例1で使用したのと同じ上質紙の
表側の面に、低密度ポリエチレン樹脂70部と高密度ポ
リエチレン樹脂20部と酸化チタン10部からなる混合
物を、また裏側の面に、低密度ポリエチレン樹脂50部
と高密度ポリエチレン樹脂50部からなる混合物を、い
ずれも被覆量が20g/m2になるように溶融押し出し
塗工して得られるシートを基材として使用し、その表側
の高密度ポリエチレン樹脂と酸化チタンの混合物の被覆
層面に例1と同様にしてインク受容層処方1を塗布する
ことにより、その表面にインク受容層を有するインクジ
ェット記録紙を製造した。
【0044】上記記録紙における、インク受容層を塗布
する前の基材の表側の高密度ポリエチレン樹脂と酸化チ
タンの混合物の被覆層の表面は、王研式平滑度が100
0秒であったが、ステキヒトサイズ度は測定液が浸透し
ないため測定不能であった。また、記録紙の有するイン
ク受容層の表面の20度の鏡面光沢度は、18.6%で
あり、像鮮明度光沢は、43.3、かつ表面粗さ(R
a)は、0.10μm、であった。
【0045】上記した例1〜5の5種のインクジェット
記録紙に対して、顔料インク用インクジェットプリンタ
ー(セイコーエプソン社製、商品名:MC−2000)
を使用し、顔料インクとして、下記のようにして調製し
たマイクロカプセル化顔料インク、及び上記インクジェ
ットプリンター用のマイクロカプセル化顔料インクであ
るMC%CL01(カラー)を使用してインクジェット
印刷し、得られた記録物についての発色濃度、インク定
着性、インク吸収性及びブロンジング現象を評価した。
評価結果を表1に示す。また、インクジェット記録紙の
基材についての「王研式平滑度」及び「ステキヒトサイ
ズ度」、インク受容層についての「20度の鏡面光沢
度」及び「像鮮明度光沢」はそれぞれ以下のように測定
した。
【0046】[マイクロカプセル化顔料インクの調製]
カーボンブラック20部、スチレンーアクリル酸系共重
合体樹脂(スチレン/メタクリル酸メチル/アクリル酸
ブチル/アクリル酸/アクリル酸2−エチルヘキシルの
モル比が60/20/10/7/3の共重合体、分子量
20,000、酸価55mg−KOH/g)20部、メ
チルエチルケトン60部、ガラスビーズ150部の混合
物をミル中で4時間混練し、次いでメチルエチルケトン
30部、イソプロピルアルコール40部を加えた内容物
を取り出し、ミルベース170部を得た。
【0047】上記の170部にN−メチル−ジエタノー
ルアミン2.1部を加えて攪拌しながら、グリセリン2
00部とイオン交換水600部の混合液を毎分5mlの
速度で滴下し、着色マイクロカプセルを得た。得られた
マイクロカプセル液をロータリーエバポレーターを用い
てメチルエチルケトンとイソプロピルアルコールを留去
し、着色マイクロカプセル水分散液を得た。この水分散
液をフィルターを用いて濾過し、マイクロカプセル化顔
料インクとした。
【0048】[王研式平滑度]JAPAN TAPPI
紙パルプ試験方法NO.5Bに準じて測定した。 [ステキヒトサイズ度]JIS P8122に準じて測
定した。 [20度の鏡面光沢度]JIS Z8741に準拠する
方法により、測定角度を20度にして求めた。 [像鮮明度光沢]ASTM E 430に準拠する方法に
より、像鮮明度光沢計(村上色彩技術研究所社製、商品
名:DGM−30型)を使用して求めた。 [発色濃度]ブラック、シアン、イエロー、マゼンタの
階調ベタ印字を行い、それぞれの飽和反射色濃度を測定
した。 [インク定着性]ブラック、シアン、イエローおよびマ
ゼンタの階調ベタ印字を行った。インクの剥離試験とし
て、印字部を爪で擦り、下記基準で目視評価を行った。 ○:インクはほとんど剥がれなかった。 △:インクが少し剥がれた。 ×:インクが顕著に剥がれた。 表1に評価結果を示す。[インク吸収性]ブラック、シ
アン、イエローおよびマゼンタの階調ベタ印字を行っ
た。ベタ印字部のインク吸収性不良による粒状感を、下
記基準で目視評価を行った。 ○:粒状感なし。 △:やや粒状感があるが、実用上問題なし。 ×:粒状感が著しく、実用性なし。 [ブロンジング]ブラック、シアン、イエローおよびマ
ゼンタの階調ベタ印字を行った。 ベタ印字部の表面の
ブロンジング現象を目視で評価した。 ○:ブロンジング現象が認められない。 ×:ブロンジング現象が認められる。
【0049】
【表1】
【0050】かかる表1に示されるように、本発明のイ
ンクジェット記録紙は、顔料インクに対して、発色濃
度、インク吸収性、インク定着性およびブロンジング現
象のいずれの点でも優れていることがわかる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、耐光性、耐水性、にじ
みが小さいといった顔料インクを使用した際の利点を保
持しながら、かつ特別の顔料定着層を設けることなく、
発色濃度が大きく、かつインク受容層における顔料イン
クの定着性が十分である顔料インク用インクジェット記
録紙及びかかる顔料インク用インクジェット記録紙を使
用する記録方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の染料インクを使用して、インク受容層の
表面性状が異なる3種類の記録用媒体にインクジェット
印刷したときにおける、それぞれの色材(S)の挙動を
模式的に示した拡大断面図。
【図2】本発明の顔料インクを使用して、インク受容層
の表面性状が異なる3種類の記録用媒体にインクジェッ
ト印刷したときにおける、それぞれの色材(S)の挙動
を模式的に示した拡大断面図。
【符号の説明】
A: 表面性状が粗いインク受容層を有する記録用媒体 B: 表面の粗さが中程度のインク受容層を有する記録
用媒体 C: 表面が平滑のインク受容層を有する記録用媒体 K: 基材 I: インク受容層 S: 染料または顔料からなるインク中の色材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 FC06 2H086 BA15 BA33 BA41 BA45 BA59 BA60 4J037 AA02 AA12 AA15 AA18 AA19 AA22 AA30 CC13 CC16 CC24 CC25 DD05 EE03 EE43 FF09 4J039 BA04 BA13 BA16 BA18 BE01 EA29 EA35 EA38 EA43 EA46 EA47 GA24

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材の表面に、顔料インクに対する多孔質
    インク受容層を有するインクジェット記録用媒体であっ
    て、前記多孔質インク受容層が顔料と結着剤とを含み、
    前記多孔質インク受容層の表面の20度の鏡面光沢度が
    2〜18%であり、かつ像鮮明度光沢が20以下である
    ことを特徴とする顔料インク用インクジェット記録用媒
    体。
  2. 【請求項2】前記多孔質インク受容層が、厚みが5〜1
    00μmを有し、且つそこに含まれる顔料の平均粒子直
    径1μm以下である請求項1に記載の顔料インク用イン
    クジェット記録用媒体。
  3. 【請求項3】前記多孔質インク受容層が、平均細孔半径
    3〜25nm、細孔容積0.3〜2.0cm3/gを有
    する請求項1又は2に記載の顔料インク用インクジェッ
    ト記録用媒体。
  4. 【請求項4】前記多孔質インク受容層が、その表面のJ
    IS B0601に従う平均粗さ(Ra)が0.2〜
    2.0μmである請求項1、2又は3に記載の顔料イン
    ク用インクジェット記録用媒体。
  5. 【請求項5】前記多孔質インク受容層中の顔料が、アル
    ミナ水和物である請求項1〜4のいずれか1つに記載の
    顔料インク用インクジェット記録用媒体。
  6. 【請求項6】顔料インクが、着色顔料を酸価50〜28
    0mg−KOH/gを有し、酸基の一部が中和された皮
    膜形成性樹脂で被覆し、内包したマイクロカプセルを水
    性媒体に分散させたマイクロカプセル化インクである請
    求項1〜5のいずれか1つに記載の顔料インク用インク
    ジェット記録用媒体。
  7. 【請求項7】基材の表面に、顔料インクに対する多孔質
    インク受容層を有するインクジェット記録用媒体であっ
    て、前記多孔質インク受容層が顔料と結着剤とを含み、
    前記多孔質インク受容層の表面の20度の鏡面光沢度が
    2〜18%であり、かつ像鮮明度光沢が20以下である
    ことを特徴とする顔料インク用インクジェット記録用媒
    体に対して、顔料インクをインクジェット印刷すること
    を特徴とする顔料インクを用いるインクジェット記録方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014141090A (ja) * 2013-01-22 2014-08-07 Xerox Corp 規則的なテクスチャ付き表面を有する作像プレートを使用して引戻しを低減するインクによるデジタル印刷のための装置および方法
KR20150107811A (ko) * 2013-02-28 2015-09-23 닛신 세이코 가부시키가이샤 도장재, 인쇄재 및 코팅재

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