JP2002320198A - 動画記録装置 - Google Patents

動画記録装置

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JP2002320198A
JP2002320198A JP2001124453A JP2001124453A JP2002320198A JP 2002320198 A JP2002320198 A JP 2002320198A JP 2001124453 A JP2001124453 A JP 2001124453A JP 2001124453 A JP2001124453 A JP 2001124453A JP 2002320198 A JP2002320198 A JP 2002320198A
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JP
Japan
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frame
frame rate
moving image
image
memory
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Abandoned
Application number
JP2001124453A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Mishima
吉弘 三島
Kosuke Kuwata
浩資 鍬田
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画撮影時のフレームレートを切り換えるこ
とを可能とし、低フレームレート期間中の撮影データ量
を圧縮することにより、動画撮影時間の延長化を図る。 【解決手段】 電子スチルカメラ1は、イメージセンサ
2で生成された周期的なフレーム画像を任意の時間、継
続的に記憶手段5に蓄積記憶する動画撮影機能を有する
と共に、前記記憶手段5に蓄積記憶する際の前記フレー
ム画像のフレームレートを高フレームレートと低フレー
ムレートに切り換える切り換え手段4と、前記フレーム
画像の被写体の状態を表す物理量を検出する検出手段6
と、前記検出手段6によって検出された物理量が所定の
判定条件に合致したときに前記切り換え手段4に対して
前記フレームレートを高フレームレートに切り換えるよ
うに指令する制御信号を出力する制御手段7とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画記録装置に関
し、特に、動画を撮影して記録できるムービーカメラ等
の動画記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】動画記録装置の一種であるディジタルカ
メラなどの電子スチルカメラは、CCD(Charge
Coupled Device)等のイメージセンサ
によって撮影された被写体の画像信号を、半導体メモリ
等の記憶媒体に書き込んで記録保存するものであり、旧
来型のカメラ(銀塩カメラ)に比べて画像確認の即時性
や不要画像の消去容易性などの利点を持っているが、今
日ではさらに、イメージセンサのフレーム画像生成機能
(一般に毎秒約30枚程度のフレームレートを持つ画像
信号を生成することができる。)を利用して、そのフレ
ーム画像信号を任意時間記録することにより、静止画の
みならず動画撮影も可能にした電子スチルカメラが普及
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
電子スチルカメラの記憶媒体の容量(記憶容量)は、数
MB(メガバイト)ないしは数十MB程度であり、この
容量はディジタルビデオカメラのような動画撮影専用機
器の記憶容量に比べて遙かに少ないことから、電子スチ
ルカメラの動画撮影を長時間にわたって行うことができ
ないという問題点があった。
【0004】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、動画撮影時のフレームレートを切り換えることを
可能とし、以て、低フレームレート期間中の撮影データ
量を圧縮することにより、動画撮影時間の延長化を図る
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る動画記録装
置は、動画像を構成する複数のフレーム画像を順次取得
する取得手段と、この取得手段により順次取得されるフ
レーム画像を記憶手段に蓄積記憶する記憶制御手段と、
前記フレーム画像の被写体の状態を表す物理量を検出す
る検出手段と、前記検出手段によって検出された物理量
が所定の判定条件に合致したときに前記記憶手段にフレ
ーム画像を蓄積記憶する際の前記動画像のフレームレー
トを変更する制御手段とを備えたことを特徴とする。本
発明に係る動画記録装置では、被写体の状態を表す物理
量が所定の判定条件に合致したとき、あるいはユーザー
によるフレームレートの変更操作が検出されたときに、
記憶手段にフレーム画像を蓄積記憶する際の動画像のフ
レームレートが変更される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。 <第1の実施形態>図1(a)は、第1の実施形態にお
ける電子スチルカメラの簡略的なブロック構成図であ
る。この図において、電子スチルカメラ1は、イメージ
センサ2(取得手段)、フレーム画像生成部3(取得手
段)、フレームレート制御部4(記憶制御手段、制御手
段)、記録部5(記憶手段)、音レベル検出部6(検出
手段)及びフレームレート判定部7(制御手段)などに
よって構成されており、これら各部の機能は、以下のと
おりである。
【0007】まず、イメージセンサ2は、写真レンズな
どの光学系8を介して取り込まれた被写体9のフレーム
画像信号を生成する。このイメージセンサ2は、CCD
タイプやCMOS(Complementary Me
tal−Oxide Semiconductor)タ
イプまたはその他のタイプの二次元イメージセンサであ
り、被写体9の静止画信号を所定の周期(フレームレー
ト)で繰り返し生成出力するというものである。
【0008】たとえば、電子スチルカメラによく用いら
れるNTSC(NationalTV Standar
ds Committee)仕様のイメージセンサは、
毎秒約30フレーム(正確には29.97フレーム;以
下便宜的に四捨五入して30フレームとする。)の静止
画信号を生成出力する。この場合、上記の“周期”は約
1/30秒となる。
【0009】なお、図示のイメージセンサ2は、特に限
定しないが、受光面にカラーフィルターを装着したカラ
ーのイメージセンサであるものとする。さらに、図面で
は省略しているが、その出力端にサンプルホールド回路
やアナログディジタル変換回路などを接続すると共に、
画像の取り込み周期等を制御するための駆動部などの周
辺回路を有しているものとする。
【0010】フレーム画像生成部3は、イメージセンサ
2の出力信号からフレーム単位の輝度・色差マルチプレ
クス信号(以下、YUV信号という。)を生成する。こ
こで、YUV信号を生成する大きな理由はデータ量の削
減(圧縮)にある。すなわち、イメージセンサ2の出力
は光の三原色データ(RGBデータ)そのものであり、
このデータはサイズが大きく、限られたメモリ資源の利
用や処理時間の点で不都合をきたすことから、何らかの
手法で多少なりともデータ量の削減を図る必要がある
が、RGBデータの各要素データ(Rデータ、Gデー
タ、Bデータ)は、輝度信号Yに対してG−Y、R−
Y、B−Yの三つの色差信号で表現できるうえ、これら
三つの色差信号の冗長を取り除けばG−Yを転送しなく
てもよく、G−Y=α(R−Y)−β(B−Y)(ただ
し、αやβは合成係数である。)で再現することができ
るという原理から、YUV信号を生成することにより、
データ量の削減を図っている。
【0011】フレームレート制御部4は、フレーム画像
生成部3から出力されたYUV信号のフレームレート
を、所定の制御信号C_SELに従って、高低二つのフ
レームレートのいずれか一方に切り換える。高側のフレ
ームレート(以下「高フレームレート」という。)は、
フレーム画像生成部3から出力されたYUV信号のフレ
ームレートと同一である。以下、この高フレームレート
を説明の都合上、毎秒30フレームとする。一方、低側
のフレームレート(以下「低フレームレート」とい
う。)は、上記の高フレームレートよりも低いフレーム
レートである。以下、この低フレームレートを説明の都
合上、高フレームレートの1/2の毎秒15フレームと
する。フレームレート制御部4は、所定の制御信号C_
SELがアクティブのときにフレームレートを高フレー
ムレートに切り換え、所定の制御信号C_SELがイン
アクティブのときにフレームレートを低フレームレート
に切り換える。
【0012】記録部5は、高フレームレートまたは低フ
レームレートの動画像を記録する記録媒体であり、たと
えば、フラッシュメモリなどの半導体記憶装置あるいは
フレキシブルディスクなどの磁気記録装置である。な
お、この記録部5には、特定のフレーム信号(すなわ
ち、静止画信号)の記録も必要に応じて行われるが、本
発明のポイントと関連しないため、ここでの説明は省略
する。
【0013】音レベル検出部6は、マイクロフォン10
(検出手段)で拾った周囲(特に被写体9方向)の音圧
レベル(以下「音レベル」という。)を検出するもので
あり、フレームレート判定部7は、その音レベルと所定
の判定値とを比較して、判定値を上回る音レベルが検出
されたときに、制御信号C_SELをアクティブにし、
そうでないときには制御信号C_SELをインアクティ
ブにして出力する。
【0014】図1(b)は、以上の構成を有する電子ス
チルカメラ1において実行される「動画撮影処理プログ
ラム」の要部を示すフローチャートである。このプログ
ラムを開始すると、まず、音レベル検出部6で被写体9
方向の音レベルを検出し(ステップS11)、次に、そ
の音レベルをフレームレート判定部7に取り込んで判定
値と比較する(ステップS12)。そして、音レベルが
判定値を上回っていたときには制御信号S_SELをア
クティブにして出力し、一方、音レベルが判定値を上回
っていないときには制御信号S_SELをインアクティ
ブにして出力する。
【0015】上述のとおり、フレームレート制御部4
は、制御信号C_SELがアクティブのときにはフレー
ムレートを高フレームレートに切り換え、制御信号C_
SELがインアクティブのときにはフレームレートを低
フレームレートに切り換えるものであるから、結局、制
御信号S_SELのアクティブ/インアクティブに応じ
て、記録部5には、音レベルが判定値を上回っている間
は高フレームレートの動画像が記録され(ステップS1
3)、音レベルが判定値を上回っていない間は低フレー
ムレートの動画像が記録される(ステップS14)とい
う作用が得られる。
【0016】したがって、以上の処理(ステップS11
〜ステップS14)の動作を動画撮影終了(ステップS
15の“YES判定”)まで繰り返すことにより、被写
体9の方向から大きな音が聞こえているときは、記録部
5に高フレームレートの動画像を記録することができ、
そうでないときは、記録部5に低フレームレートの動画
像を記録することができる結果、低フレームレート期間
中の記録データ量を圧縮することができ、記録部5の記
憶容量を有効活用して、動画撮影時間の延長化を図るこ
とができるという格別の効果が得られる。
【0017】図2は、第1の実施形態における処理イメ
ージ図である。この図において、判定値11はあらかじ
め設定された一定の値である。音レベル検出部6で検出
された音レベル12がこの判定値11を上回っている間
(ハッチング部分参照)、フレームレート判定部7から
出力される制御信号S_SELがアクティブとなり、そ
れ以外の期間ではインアクティブとなる。記録部5の記
録モードは、制御信号S_SELがアクティブの間は
「高フレームレート記録」であり、制御信号S_SEL
がインアクティブの間は「低フレームレート記録」であ
る。
【0018】したがって、本実施の形態においては、フ
レームレート判定部7から出力される制御信号S_SE
Lがアクティブとなっている間、すなわち、音レベル検
出部6で検出された音レベル12が判定値11を上回っ
ている間は、高フレームレートの動画像が記録部5に記
録(たとえば、図示の例にあっては、時間軸上に連続し
たフレーム画像14が記録)される一方、制御信号S_
SELがインアクティブとなっている間、すなわち、音
レベル検出部6で検出された音レベル12が判定値11
を上回っていない間は、低フレームレートの動画像が記
録部5に記録(たとえば、図示の例にあっては、時間軸
上に間欠したフレーム画像13、15が記録)されるか
ら、少なくとも、低フレームレート記録モード中の省略
フレーム画像の分だけ記録データ量を圧縮することがで
きるのである。
【0019】なお、本実施の形態においては、マイクロ
フォン10と音レベル検出部6を備えているため、これ
らを利用して音声記録を行ってもよい。図2中の音声1
6〜18は、記録部5に同時記録された音声データを表
している。
【0020】図3は、以上のようにして記録された動画
像の再生イメージ図である。ここで、高フレームレート
記録モードのフレームレートをNTSC仕様の毎秒30
フレームとし、低フレームレート記録モードのフレーム
レートをその1/2の毎秒15フレームとすると共に、
再生時のフレームレートをNTSC仕様の毎秒30フレ
ームとすると、再生時のフレームレートは、記録時のフ
レームレートにかかわらず、すべての記録フレームに対
して一律に適用されるから、低フレームレートの記録フ
レームについては、n(n=30フレーム/15フレー
ム=2)倍速再生となり、高フレームレートの記録フレ
ームについては、1倍速再生となり、結局、低フレーム
レートの記録フレームを2倍速で早送り再生することが
できる。
【0021】したがって、本実施の形態においては、被
写体9の方向から判定値を越える程度の大きな音が聞こ
えていなかった場合は、その間の再生速度を速く(n倍
速再生)する一方、被写体9の方向から判定値を越える
程度の大きな音が聞こえていた場合は、通常の再生速度
(1倍速)で再生することができるという作用が得ら
れ、たとえば、被写体9からの音レベルが大きくなった
場合にのみ再生速度を通常の速度(1倍速)にして詳細
な画像観察を行うことができるという特有の効果が得ら
れる。
【0022】なお、以上の説明では、被写体9の方向か
らの音レベルを検出して動画記録時のフレームレートを
高低二段階に変更しているが、これに限定されない。た
とえば、三段階以上の多段階に変更してもよいし、ある
いは、音レベルの大きさに応じてフレームレートをリニ
アに変更してもよい。
【0023】または、音レベル以外の他の物理量を検出
してフレームレートを変更するようにしてもよい。図4
(a)は、被写体9の輝度レベルを検出してフレームレ
ートを変更するようにした「動画撮影処理プログラム」
の要部を示すフローチャートである。このプログラムを
開始すると、まず、被写体9のどの部分の輝度変化を検
出するかを指定するための輝度変化判定エリア設定を行
う(ステップS21)。この輝度変化判定エリア設定
は、たとえば、図5(a)に示すように、イメージセン
サ2の撮影範囲20を多数のエリアに分割し、そのエリ
アの一つもしくは複数のエリアからなる領域を指定す
る。図中のハッチング付きエリアは、指定された輝度変
化判定エリア21を表しており、このエリア21に含ま
れる画像(図5(b)では便宜的に車両22の後輪23
の画像)が輝度検出対象画像となる。
【0024】次に、輝度検出対象画像の輝度レベルを検
出し(ステップS22)、その検出輝度と所定の判定値
とを比較する(ステップS23)。そして、検出輝度が
判定値を上回っていたときは制御信号S_SELをアク
ティブにして出力し、検出輝度が判定値を上回っていな
いときは制御信号S_SELをインアクティブにして出
力する。
【0025】したがって、上述のとおり、フレームレー
ト制御部4は、制御信号C_SELがアクティブのとき
にはフレームレートを高フレームレートに切り換え、制
御信号C_SELがインアクティブのときにはフレーム
レートを低フレームレートに切り換えるものであるか
ら、結局、制御信号S_SELのアクティブ/インアク
ティブに応じて、記録部5には、検出輝度が判定値を上
回っている間は、高フレームレートの動画像が記録され
(ステップS24)、検出輝度が判定値を上回っていな
い間は、低フレームレートの動画像が記録される(ステ
ップS25)という作用が得られ、その結果、以上の処
理(ステップS22〜ステップS25)の動作を動画撮
影終了(ステップS26の“YES判定”)まで繰り返
すことにより、低フレームレート期間中の記録データ量
を圧縮することができ、記録部5の記憶容量を有効活用
して、動画撮影時間の延長化を図ることができる。
【0026】図4(b)は、ステップS23における検
出輝度と判定値との比較イメージ図であり、K0は判定
値、Knは判定マージンである。検出輝度は、判定値K
0に対して高輝度側と低輝度側の二種類あり、高輝度側
をK1、低輝度側を−K1とすると、この比較イメージ
では、K1がK0+Knを越えたときに高フレームレー
トに切り替わり(高フレームレートの動画撮影を開始
し)、あるいは、−K1がK0−Knを下回ったときに
も低フレームレートに切り替わる(低フレームレートの
動画撮影を開始する)という作用が得られる。なお、こ
の例では、高輝度側と低輝度側に同一のマージン(K
n)を設定しているが、これに限定されない。高輝度側
と低輝度側のそれぞれに適した個別のマージンを設定し
てもよい。
【0027】図6(a)は、被写体9の動き量を検出し
てフレームレートを変更するようにした「動画撮影処理
プログラム」の要部を示すフローチャートである。この
プログラムを開始すると、まず、被写体9のどの部分の
動き量を検出するかを指定するための動き検出判定エリ
ア設定を行う(ステップS31)。この動き検出判定エ
リア設定は、たとえば、図5(a)に示すように、イメ
ージセンサ2の撮影範囲20を多数のエリアに分割し、
そのエリアの一つもしくは複数のエリアからなる領域を
指定する。図中のハッチング付きエリアは、指定された
動き検出判定エリア21を表しており、このエリア21
に含まれる画像(図5(b)では便宜的に車両22の後
輪23の画像)が動き検出対象画像となる。
【0028】次に、動き検出対象画像の動き量を検出し
(ステップS32)、その動き量と所定の判定値とを比
較する(ステップS33)。そして、動き量が判定値を
上回っていたときは制御信号S_SELをアクティブに
して出力し、動き量が判定値を上回っていないときは制
御信号S_SELをインアクティブにして出力する。
【0029】したがって、上述のとおり、フレームレー
ト制御部4は、制御信号C_SELがアクティブのとき
にはフレームレートを高フレームレートに切り換え、制
御信号C_SELがインアクティブのときにはフレーム
レートを低フレームレートに切り換えるものであるか
ら、結局、制御信号S_SELのアクティブ/インアク
ティブに応じて、記録部5には、動き量が判定値を上回
っている間は、高フレームレートの動画像が記録され
(ステップS34)、動き量が判定値を上回っていない
間は、低フレームレートの動画像が記録される(ステッ
プS35)という作用が得られ、その結果、以上の処理
(ステップS32〜ステップS35)の動作を動画撮影
終了まで繰り返すことにより、低フレームレート期間中
の記録データ量を圧縮することができ、記録部5の記憶
容量を有効活用して、動画撮影時間の延長化を図ること
ができる。
【0030】図6(b)は、撮影者の意図的操作を検出
してフレームレートを変更するようにした「動画撮影処
理プログラム」の要部を示すフローチャートである。こ
のプログラムでは、まず、撮影者によるフレームレート
変更に係わる意図的操作(たとえば、電子スチルカメラ
1に設けられた「高フレームレート記録ボタン」のオン
/オフ操作)を検出する(ステップS41)。そして、
当該ボタンがオン操作されたときは制御信号S_SEL
をアクティブにして出力し、一方、当該ボタンがオフ操
作されたときは制御信号S_SELをインアクティブに
して出力する。
【0031】したがって、上述のとおり、フレームレー
ト制御部4は、制御信号C_SELがアクティブのとき
にはフレームレートを高フレームレートに切り換え、制
御信号C_SELがインアクティブのときにはフレーム
レートを低フレームレートに切り換えるものであるか
ら、結局、制御信号S_SELのアクティブ/インアク
ティブに応じて、記録部5には、上記ボタンがオン操作
されている間は、高フレームレートの動画像が記録され
(ステップS42)、上記ボタンがオフ操作されている
間は、低フレームレートの動画像が記録される(ステッ
プS43)という作用が得られ、その結果、低フレーム
レート期間中の記録データ量を圧縮することができ、記
録部5の記憶容量を有効活用して、動画撮影時間の延長
化を図ることができる。
【0032】なお、以上の説明では、(1)判定値を上
回る音レベルを検出したとき、(2)判定値を上回る輝
度を検出したとき、(3)判定値を上回る動き量を検出
したとき、(4)撮影者による高フレームレートへの変
更操作を検出したときのいずれかの“とき”に、高フレ
ームレート記録モードに切り換える(高フレームレート
の動画撮影を開始する)ようにしたが、反対に、低フレ
ームレート記録モードに切り換える(低フレームレート
の動画撮影を開始する)ようにしてもよい。また、高フ
レームレートから低フレームレートに切り換える場合
と、低フレームレートから高フレームレートに切り換え
る場合とで判定値を変えるようにしてもよい。
【0033】また、以上の説明では、判定値を上回る音
レベル、輝度、動き量等を検出した場合にフレームレー
トを変更するようにしたが、音レベル、輝度、動き量等
の単位時間の変化量が所定値を上回った(又は下回っ
た)場合にフレームレートを変更するようにしてもよ
い。また、以上の説明では、音レベルを検出してフレー
ムレートを変更するようにしたが、音の周波数を検出す
ることにより音質を判断し、この音質に基づいてフレー
ムレートを変更するようにしてもよい。
【0034】また、以上の説明では、輝度、動き量等を
イメージセンサ2が取得したフレーム画像を用いて検出
するようにしたが、別個にフォトセンサや動き検出用セ
ンサを設け、このセンサを用いて被写体の輝度や動き量
を検出するようにしてもよい。また、(1)音レベルの
変化を一定時間検出できなかったとき、(2)輝度の変
化を一定時間検出できなかったとき、(3)動き量を一
定時間検出できなかったとき、(4)撮影者による変更
操作を一定時間検出できなかったときのいずれかの“と
き”に、高フレームレート記録モードあるいは低フレー
ムレート記録モードに切り換えるようにしてもよい。
【0035】また、以上の説明では、フレームレート制
御部4でフレーム画像を間引くことによりフレームレー
トを変更するようにしたが、イメージセンサ2の露光時
間及び露光(撮影)間隔を制御することによりフレーム
レートを変更するようにしてもよい。
【0036】または、以上の例を変形して、(1)判定
値を上回る音レベルを検出したとき、(2)判定値を上
回る輝度を検出したとき、(3)判定値を上回る動き量
を検出したとき、(4)撮影者による高フレームレート
への変更操作を検出したときのいずれかの“とき”に、
高フレームレート記録モードに切り換えるための所定の
トリガ信号(以下「高フレームレート記録トリガ信号」
という。)を発生し、このトリガ信号の発生から所定の
時間を経過するまでの間、記録フレームレートを高フレ
ームレートに維持するようにしてもよい。
【0037】図7は、その「動画撮影処理プログラム」
の要部を示すフローチャートである。このプログラムを
開始すると、まず、高フレームレート記録トリガ信号の
発生有無を判定する(ステップS51)。そして、トリ
ガ信号が発生していなければ、低フレームレートで動画
像の記録を行い(ステップS52)、一方、トリガ信号
が発生していた場合は、タイマーをオンにして(ステッ
プS53)、高フレームレートで動画像の記録を行う
(ステップS54)と共に、タイマー値が所定の判定値
に一致しまたは上回るまで(ステップS55)ステップ
S54の高フレームレート動画像記録を継続して実行す
る。
【0038】したがって、このプログラムによれば、上
述のいずれかの“とき”において、所定の高フレームレ
ート記録トリガ信号を発生し、このトリガ信号の発生か
ら所定の時間(タイマー時間)を経過するまでの間(ス
テップS55の判定結果が“YES”となるまでの
間)、高フレームレートで動画像記録を行うようにした
から、一つのイベント(上述のいずれかの“とき”)に
応答させて高フレームレートへの切換を行うことができ
ると共に、当該イベントの発生から所定時間の経過後に
低フレームレートへの自動復帰を行わせることができ
る。
【0039】図8は、フレームレート切換の二つのイメ
ージ図である。上段(a)のイメージ図では、高フレー
ムレートへの切換と低フレームレートへの復帰の双方を
所定のイベント(たとえば、撮影者の操作イベント)で
コントロールしているが、下段(b)のイメージ図にお
いては、高フレームレート(又は低フレームレート)へ
の切換だけを所定のイベント(たとえば、撮影者の操作
イベント)でコントロールし、低フレームレート(又は
高フレームレート)への復帰はタイマー動作で自動コン
トロールしているから、低フレームレートへの復帰処理
を簡素化することができる。
【0040】なお、以上の説明では、上述のいずれかの
“とき”において、所定の高フレームレート記録トリガ
信号を発生し、このトリガ信号の発生から所定の時間
(タイマー時間)を経過するまでの間、高フレームレー
トで動画像記録を行うようにしたが、上述のいずれかの
“とき”において、所定の高フレームレート記録トリガ
信号を発生し、このトリガ信号の発生から所定の時間
(タイマー時間)を経過した後、高フレームレートでの
動画像記録を開始するようにしてもよい。
【0041】また、以上の説明では、電子スチルカメラ
に本発明の動画記録装置を適用した場合について説明し
たが、既に高フレームレートで記録されている動画デー
タを再生し、上述した(1)判定値を上回る音レベルを
検出したとき、(2)判定値を上回る輝度を検出したと
き、(3)判定値を上回る動き量を検出したとき、
(4)撮影者による高フレームレートへの変更操作を検
出したときのいずれかの“とき”に、高フレームレート
記録モードに切り換えるための所定のトリガ信号を発生
することによりフレームレートを切り換えて再記録を行
う動画記録装置にも本発明を適用することができる。
【0042】<第2の実施形態>上記の第1の実施形態
においては、撮影画像のフレームレートを変更してその
まま記録していたが、本発明はこの態様に限定されず、
たとえば、MPEG(Motion Picture
Experts Group)などの動画圧縮技術を併
用してもよい。
【0043】ここで、MPEGには、MPEG1やMP
EG2などの方式があり、これらの方式は、転送速度
(MPEG1は1.5Mビット/秒程度、MPEG2は
数M〜数10Mビット/秒)や適用対象(MPEG1は
主にCD−ROMなどの蓄積メディア系、MPEG2は
蓄積メディア系から次世代テレビなどの放送・通信系メ
ディアまで)などの違いがあるものの、その圧縮技術に
DCT(Discrrte Transform)と動
き補償(MC:Motion Compensatio
n)フレーム間予測とを組み合わせた、いわゆるハイブ
リッド符号化方式を採用する点で共通する。
【0044】DCTは、離散コサイン変換とも呼ばれる
静止画像圧縮の国際標準で、画像内で隣接する画素のレ
ベルの相関を利用して符号化する手法である。変換係数
を量子化し、量子化番号を符号化する。静止画像は水
平、垂直の両方向に相関を持っているから、二次元の変
換を用いるのが一般的である。画像データをm画素×n
ラインのブロックに区切り、ブロックごとに直交変換し
て量子化する。
【0045】一方、動きのある画像(動画像)は、編集
によるシーンチェンジなどを除いて、カレントフレーム
(現フレーム)と直前のフレーム(前フレーム)は似て
いることが多く、例えば、NTSC方式のテレビ画像は
毎秒約30フレームであり、画像の内容にもよるが、約
1/30秒間の画像の変化は必ずしも大きくない。
【0046】そこで、動画像符号化では過去のフレーム
がカレントフレームの予測に用いられる。但し、最初の
フレーム(1枚目のフレーム)は静止画像の符号化法が
用いられる。静止画像の符号化では予測符号化や変換符
号化に限らず、符号化の際に用いられるデータはその画
像内に閉じている。他の画像を予測に用いることはな
い。このことから、フレーム内の情報のみから符号化す
る手法のことを、フレーム内符号化又はイントラ符号化
といい、その手法で符号化されたフレームのことを「フ
レーム内符号化フレーム」(intra−coding
picture:略して“I”ピクチャ)という。
【0047】また、動画像符号化では、順方向と双方向
のフレーム間予測が用いられる。前者をフレーム間符号
化といい、その手法で符号化されたフレームのことを
「フレーム間符号化フレーム」(predictive
−coding picture:略して“P”ピクチ
ャ)という。また、後者をフレーム内挿符号化といい、
その手法で符号化されたフレームのことを「フレーム内
挿符号化フレーム」(bidirectionaly−
coding Picture:略して“B”ピクチ
ャ)という。
【0048】図9は、従来の電子スチルカメラにおける
MPEG処理部の概念的な要部ブロック構成図である。
MPEG処理部30は、バッファメモリ31、第1〜第
5フレームメモリ32〜36、第1予測メモリ37、第
2予測メモリ38、符号化ピクチャメモリ39、符号化
ピクチャ属性予定レジスタ40、符号化ピクチャ属性レ
ジスタ41、符号化ピクチャフレームメモリ番号レジス
タ42、フレームメモリポインタ43及び制御部44な
どによって構成されている。なお、第1〜第5フレーム
メモリ32〜36はフレームメモリ群45を構成し、第
1予測メモリ37及び第2予測メモリ38は予測メモリ
群46を構成し、符号化ピクチャ属性予定レジスタ4
0、符号化ピクチャ属性レジスタ41、符号化ピクチャ
フレームメモリ番号レジスタ42及びフレームメモリポ
インタ43はレジスタメモリ群47を構成する。
【0049】制御部44は、バッファメモリ31、フレ
ームメモリ群45、予測メモリ群46、レジスタメモリ
群47及び符号化ピクチャメモリ39の入出力を制御し
つつ、且つ、レジスタメモリ群47の内容を参照しなが
ら、図10に示す状態遷移アルゴリズムを実行する。図
10において、升目の一つ一つは図面に向かって左から
右へと変化する状態遷移を表しており、各状態行の先頭
に付した括弧付き数字はMPEG処理部30を構成する
メモリやレジスタの符号(図9参照)を表している。
【0050】すなわち、制御部44は、バッファメモリ
31にフレーム画像F0、F1、F3、・・・・を順次に格
納し、符号化ピクチャ属性予定レジスタ40に符号化ピ
クチャ属性予定データB0、B1、I2、B3、B4、
P5、・・・・を順次に格納する。ここに、“F”はフレー
ムの略、“B”はBピクチャの略、“I”はピクチャの
略、“P”はPピクチャの略である。また、制御部44
は、符号化ピクチャ属性レジスタ41に符号化ピクチャ
属性データを順次に格納する。ここに、符号化ピクチャ
属性データは1GOP(Group Of Pictu
res)を便宜的に「I、B、B、P、B、B、P、
B、B、P、B、B、P、B、B」とする繰り返しであ
る。また、制御部44は、符号化ピクチャフレームメモ
リ番号レジスタ42に符号化ピクチャフレームメモリ番
号データM1、M1、M2、M1、・・・・を順次に格納
し、フレームメモリポインタ43にフレームポインタデ
ータM1、M2、M3、M4、・・・・を順次に格納する。
ここに、“M”はフレームメモリの略であり、Mに続く
数字でフレームメモリの第何番目であるかを指定する。
たとえば、M1であれば第1フレームメモリ32、M2
であれば第2フレームメモリ33を指定する。
【0051】また、制御部44は、第1フレームメモリ
32〜第5フレームメモリ36にフレーム画像F0、F
1、F3、・・・・を順次に格納するが、その格納位置はフ
レームポインタデータによって指定される。たとえば、
フレームポインタデータがM1であれば、そのときのバ
ッファメモリ31の内容(フレーム画像)が第1フレー
ムメモリ32に格納(保管)される。なお、図におい
て、丸印記号(○)は、その時点で符号化処理の対象と
なるフレーム画像を表している。また、制御部44は、
第1予測レジスタ37及び第2予測レジスタ38にBピ
クチャやPピクチャの予測に必要なデータを格納する。
【0052】制御部44は、これらのデータ格納制御を
行いつつ、フレーム内符号化フレーム(Iピクチャ)や
フレーム間符号化フレーム(Pピクチャ)及びフレーム
内挿符号化フレーム(Bピクチャ)を生成し、それらを
符号化ピクチャメモリ39に順次に格納し、その格納デ
ータをMPEG画像データとして出力する。
【0053】しかしながら、かかる従来のMPEG処理
部30にあっては、MPEG本来のデータ圧縮効果はあ
るものの、前記第1の実施形態のようなフレームレート
変更制御を行っていないため、さらなるデータ量の削減
効果を望めず、この点において改善すべき余地がある。
【0054】図11は、第2の実施形態に係わるMPE
G処理部50の概念的な要部ブロック図である。なお、
前記図9と共通する構成要素には同一の符号を付してあ
る。図9と相違する点は、メモリレジスタ群47に条件
判別対象メモリ番号レジスタ51と符号化フラグレジス
タ52を追加した点、及び、図12に示す状態遷移アル
ゴリズムを制御部53で実行するようにした点にある。
【0055】制御部53は、条件判別対象メモリ番号レ
ジスタ51の内容で指し示されたフレーム画像に対して
“然るべき判断”を行い、その判断結果に応じて、符号
化フラグレジスタ52をセット状態(“ON”)にした
りリセット状態にしたりする。条件判別対象メモリ番号
レジスタ51の内容は、前回のフレームメモリポインタ
43の内容と同じである。ここで、“然るべき判断”と
は、前記の第1の実施形態における音レベル判定、検出
輝度判定、動き量判定または撮影者による意図的操作検
出判定などのことである。
【0056】フレームメモリポインタ43の内容は、初
期値M1であるが、従来技術(図10)のように、必ず
しもM1、M2、M3、M4、M5の規則的な繰り返し
にならない。フレームメモリポインタ43には、基本的
に次回のフレーム保管に向けてポインタ(M1、M2、
M3、M4またはM5)をセットする際に、現時点での
ポインタ値よりも大きく、且つ、使用可能な(ハッチン
グ状態にある)ポインタをセットする。
【0057】ちなみに、図中の白四角記号(□)は、上
記の符号化判別において符号化対象とならなかったフレ
ーム画像を表し、また、黒四角記号(■)は符号化対象
になったフレーム画像を表している。ところで、■のフ
レーム画像は白丸記号(○)で表現された符号化処理が
行われるまで保持される必要があり、フレームメモリポ
インタ43がフレーム画像のメモリエリアの対象としな
いことになるので、符号化フラグの成立如何でランダム
な振る舞いをすることになる。たとえば、フレーム画像
F9(図中の▼参照)〜F10の動作を説明すると、こ
のフレーム時間では、フレームポインタ43の値はM5
であるため、フレーム画像F9は第5フレームメモリ3
6に保管されることになる。次に、フレームメモリポイ
ンタ43をフレーム画像F10の保管に向けて更新する
が、このとき、M1、M2は符号化対象のフレーム画像
(F5、F6)を保管中であるため、M1、M2をパス
して、フレームメモリポインタ43にM3をセットす
る。これにより、フレーム画像F10は第3フレームメ
モリ34(M3)に保管されることになる。
【0058】したがって、図12の状態遷移アルゴリズ
ムを制御部53で実行することにより、符号化ピクチャ
メモリ39には、ところどころ間引かれた状態(図中の
矢印線61〜64参照)で間欠的に符号化ピクチャが格
納される結果、冒頭の第1の実施形態と同様に、フレー
ムレートを変更したのと同等の効果が得られ、MPEG
のデータ圧縮効果と相まって、より一層の動画データ量
の削減を図ることができる。
【0059】<第3の実施形態>図13は、第3の実施
形態に係わるMPEG処理部70の概念的な要部ブロッ
ク図であり、上記第2の実施形態のMPEG処理部50
(図11参照)の変形例である。なお、前記図11と共
通する構成要素には同一の符号を付してある。図11と
相違する点は、メモリレジスタ群47に書き戻しフレー
ムメモリりポインタ71を追加した点、第1〜第3合成
用メモリ72〜74(これらを総称して合成メモリ群7
6とする。)を備えた点、及び、図14に示す状態遷移
アルゴリズムを制御部76で実行するようにした点にあ
る。
【0060】第1合成用メモリ72には合成する基準と
なるフレーム画像が書き込まれる。ただし、動作開始直
後の1フレーム画像だけは参照する前のフレームがない
ため特別となる。また、第2合成用メモリ73には合成
するために新しく取り込まれてきたフレーム画像が書き
込まれ、第3合成用メモリ74にはフレーム時間内に第
1合成用メモリ72と第2合成用メモリ73から合成さ
れたフレーム画像が書き込まれる。
【0061】また、書き戻しフレームメモリポインタ7
1には第3合成用メモリ74の内容を何番目のフレーム
メモリ(第1〜第5フレームメモリ32〜36)に書き
戻すかの情報が書き込まれる。たとえば、フレーム画像
F9(図中の▼参照)〜F10の動作を説明すると、フ
レーム画像F9が転送されてくるフレームでは、第1合
成用メモリ72にF6´が保管されている。このとき、
第2の実施形態と同様に、フレーム画像F8が符号化対
象となるか否かの判定が行われる。ここで、■は符号化
対象として判定されたフレームを示す。今、フレーム画
像F8は符号化対象(■)であるため、符号化フラグレ
ジスタ52はONとなり、フレーム画像F8は第2合成
用メモリ73に書き込まれる。ただし、符号化対象フレ
ームは必ず第2合成用メモリ73に書き込まれるものと
する。
【0062】第2合成用メモリ73にフレーム画像が書
き込まれると同時に、書き戻しフレームメモリポインタ
71に、そのフレーム画像(F8)が保管されていたフ
レームメモリ番号(M4)が書き込まれ、続いて、第1
合成用メモリ72に書き込まれていたフレーム画像(F
6´)と“然るべき合成”が行われ、合成されたフレー
ム画像(F8´)が第3合成用メモリ74に書き込まれ
る。ここで、“然るべき合成”とは、フレーム画像全体
の画像合成、または、フレーム画像の一部だけの画像合
成である。続いて、フレーム画像F10の時間帯では、
第3合成用メモリ74に保管されていたフレーム画像
(F8´)が第1合成用メモリ72に転送されると同時
に、書き戻しフレームメモリポインタ71が指し示すフ
レームメモリにも書き戻される。
【0063】また、同フレーム時間(F10)では、フ
レーム画像F9の符号化判別も行われており、フレーム
画像F9は符号化対象(■)となって第2合成用メモリ
73に保管されるため、上記の第2合成用メモリ73に
保管された状態後と同様の処理がなされることになる。
このとき、フレーム画像F8´は符号化(○)されるこ
とにより、これらのフレーム画像F5、F6、F8の情
報を含んだIピクチャ(I2)が生成される。このよう
に、以上の動作を繰り返してMPEGデータを生成する
ことにより、次々と合成された画像を動画像として記録
することができる。
【0064】したがって、図14の状態遷移アルゴリズ
ムを制御部76で実行することにより、符号化ピクチャ
メモリ39には、ところどころ間引かれた状態(図中の
矢印線77〜80参照)で間欠的に符号化ピクチャが格
納される結果、冒頭の第1の実施形態と同様に、フレー
ムレートを変更したのと同等の効果が得られ、MPEG
のデータ圧縮効果と相まって、より一層の動画データ量
の削減を図ることができる。
【0065】<第4の実施形態>図15は、第4の実施
形態に係わるMPEG処理部90の概念的な要部ブロッ
ク図であり、上記第2の実施形態のMPEG処理部50
(図11参照)の変形例である。なお、前記図11と共
通する構成要素には同一の符号を付してある。図11と
相違する点は、メモリレジスタ群47に、制御フラグレ
ジスタ91と生成ピクチャポインタ92を設けた点、及
び、図16及び図17に示す状態遷移アルゴリズムを制
御部93で実行するようにした点にある。
【0066】図16及び図17において、上段(a)は
制御フラグレジスタ91を使用しない場合(本発明を適
用しない場合)の状態遷移図(以下「状態A」とい
う。)、下段(b)は制御フラグレジスタ91を使用し
た場合(本発明を適用した場合)の状態遷移図(以下
「状態B」という。)である。状態Bが第4の実施形態
に係わるものであり、状態Aは比較のためのものであ
る。
【0067】まず、状態Aを説明すると、撮像装置から
はF0、F1、F2、F3、・・・・の順番でフレーム画像
が取り込まれ、これらのフレーム画像はその取り込み順
に従って規則的に第1〜第5フレームメモリ32〜36
に書き込まれる。これらのフレーム画像は、生成ピクチ
ャポインタ92が指し示す情報に従って、指示されたフ
レームメモリ(第1〜第5フレームメモリ32〜36)
に保管されているフレーム画像が指示されたピクチャ属
性で符号化される。たとえば、生成ピクチャポインタ9
2が指し示す情報が「M3I」の場合、第3フレームメ
モリ34に保管されているフレーム画像(F3)がIピ
クチャとして符号化され、その符号化結果が生成ピクチ
ャメモリ39に書き込まれると共に、第1予測メモリ3
7にも書き込まれる。
【0068】制御部93は、第1予測メモリ37及び第
2予測メモリ38の情報に基づいてBピクチャを双方向
予測で生成する。たとえば、フレーム画像F7の時間帯
に当たるB3の生成では、第1予測メモリ37のI2と
第2予測メモリ38のP5の画像情報から、F3のフレ
ーム画像をBピクチャ(B3)として符号化する。
【0069】このように、生成ピクチャポインタ92は
1GOP(図では15フレーム構成)ごとの繰り返しと
なり、任意のフレーム画像を所望のピクチャ属性の画像
として符号化し、GOPを構成してMPEG画像を生成
する。
【0070】次に、本実施の形態に係る状態Bについて
説明する。状態Bでは制御フラグレジスタ91を使用す
る。この制御フラグは、所定の開始トリガ(前述の「高
フレームレート記録トリガ信号」参照)を受けた後、フ
レームごとにON/OFFを繰り返す。ただし、ディフ
ォルト状態はOFFである。今、図17(b)の下向き
矢印記号(↓)のタイミングで開始トリガを受けたとす
ると、制御フラグがONの状態では、生成ピクチャポイ
ンタ92は更新されず、しかも、撮像装置からのフレー
ム画像もフレームメモリ(第1〜第5フレームメモリ3
2〜36)に保管されない。制御フラグがONからOF
Fに復帰すると、上記の状態Aと同様の処理となり、生
成ピクチャポインタ92は更新され、さらに、撮像装置
からのフレーム画像もフレームメモリ(第1〜第5フレ
ームメモリ32〜36)に保管されると共に、フレーム
画像の符号化処理が行われる。
【0071】このように、本実施形態に係る状態Bで
は、制御フラグがONになっている状態ではピクチャ生
成が行われず、MPEGファイルへのGOPの書き込み
も行われないから、冒頭の第1の実施形態と同様に、フ
レームレートを変更したのと同等の効果が得られ、MP
EGのデータ圧縮効果と相まって、より一層の動画デー
タ量の削減を図ることができる。さらに、図17(b)
に示すように、状態Bで生成されたMPEGファイルを
再生した場合は、状態Aに比べて、再生時間を短縮して
早送りと同等の効果を得ることができる。
【0072】なお、第4の実施形態の状態遷移アルゴリ
ズムを、図18のように変形してもよい。第4の実施形
態の状態Bでは、開始トリガが発生しても、生成ピクチ
ャポインタ92の指し示すフレームメモリ番号及び生成
ピクチャの属性は状態Aと同じであった。この変形例で
は、撮像装置から送られてくるフレーム画像を毎回符号
化せずに、ピクチャ生成の対象となるフレームをスキッ
プさせて符号化するようにしたから、開始トリガの発生
後に、速やかにGOPを閉じる処理を行うことができ、
スキップ画像でのGOPの独立性を保つことができる。
【0073】
【発明の効果】本発明に係る動画記録装置よれば、被写
体の状態を表す物理量が所定の判定条件に合致したと
き、あるいはユーザーによるフレームレートの変更操作
が検出されたときに、記憶手段にフレーム画像を蓄積記
憶する際の動画像のフレームレートが変更される。した
がって、低フレームレート期間中の撮影データ量を圧縮
することができ、動画撮影時間の延長化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における電子スチルカメラの簡
略的なブロック構成図である。
【図2】第1の実施形態における処理イメージ図であ
る。
【図3】動画像の再生イメージ図である。
【図4】被写体9の輝度レベルを検出してフレームレー
トを変更するようにした動画撮影処理プログラムの要部
を示すフローチャート及び同フローチャートのステップ
S23における検出輝度と判定値との比較イメージ図で
ある。
【図5】輝度変化判定エリア21(または動き検出判定
エリア21)を示す図及び輝度検出対象画像(または動
き検出対象画像)を示す図である。
【図6】被写体9の動き量を検出してフレームレートを
変更するようにした動画撮影処理プログラムの要部を示
すフローチャート及び撮影者の意図的操作を検出してフ
レームレートを変更するようにした動画撮影処理プログ
ラムの要部を示すフローチャートである。
【図7】トリガ信号の発生から所定の時間を経過するま
での間、記録フレームレートを高フレームレートに維持
するようにした動画撮影処理プログラムの要部を示すフ
ローチャートである。
【図8】フレームレート切換の二つのイメージ図であ
る。
【図9】従来の電子スチルカメラにおけるMPEG処理
部の概念的な要部ブロック構成図である。
【図10】従来の電子スチルカメラにおけるMPEG処
理の状態遷移図である。
【図11】第2の実施形態に係わるMPEG処理部50
の要部ブロック図である。
【図12】第2の実施形態におけるMPEG処理の状態
遷移図である。
【図13】第3の実施形態に係わるMPEG処理部70
の要部ブロック図である。
【図14】第3の実施形態におけるMPEG処理の状態
遷移図である。
【図15】第4の実施形態に係わるMPEG処理部90
の要部ブロック図である。
【図16】第4の実施形態におけるMPEG処理の状態
遷移図である。
【図17】第4の実施形態におけるMPEG処理の状態
遷移図である。
【図18】第4の実施形態におけるMPEG処理の変形
状態遷移図である。
【符号の説明】
1 電子スチルカメラ 2 イメージセンサ(取得手段) 3 フレーム画像生成部(取得手段) 4 フレームレート制御部(記憶制御手段、制御手
段) 5 記録部(記憶手段) 6 音レベル検出部(検出手段) 7 フレームレート判定部(制御手段) 10 マイクロフォン(検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AA13 AC42 AC72 AC80 5C052 GA02 GB06 GB07 GC05 GE04 5C053 FA08 FA23 FA27 GA11 GA14 GB19 GB21 GB22 GB30 GB37 JA01 KA03 LA01 5C059 LB07 MA00 MA05 MA23 PP04 PP16 SS15 SS17 TA07 TA60 TB04 TC11 TC43 TD12 UA02 UA33 UA38

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像を構成する複数のフレーム画像を
    順次取得する取得手段と、 この取得手段により順次取得されるフレーム画像を記憶
    手段に蓄積記憶する記憶制御手段と、 前記フレーム画像の被写体の状態を表す物理量を検出す
    る検出手段と、 前記検出手段によって検出された物理量が所定の判定条
    件に合致したときに前記記憶手段にフレーム画像を蓄積
    記憶する際の前記動画像のフレームレートを変更する制
    御手段とを備えたことを特徴とする動画記録装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、被写体自体または被写
    体周囲から発せられる音レベル又は音質を前記物理量と
    して検出し、前記制御手段は、当該音レベル又は音質が
    所定の判定条件に合致したときに前記フレームレートを
    変更することを特徴とする請求項1記載の動画記録装
    置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、被写体自体または被写
    体周囲の輝度レベルを前記物理量として検出し、前記制
    御手段は、当該輝度レベルが所定の判定条件に合致した
    ときに前記フレームレートを変更することを特徴とする
    請求項1記載の動画記録装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、被写体自体または被写
    体周囲の物体の動き量を前記物理量として検出し、前記
    制御手段は、当該動き量が所定の判定条件に合致したと
    きに前記フレームレートを変更することを特徴とする請
    求項1記載の動画記録装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記物理量が所定の判
    定条件に合致しなくなったときに前記フレームレートを
    変更する手段を含むことを特徴とする請求項1、請求項
    2、請求項3または請求項4いずれかに記載の動画記録
    装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記物理量が所定の判
    定条件に合致してから所定時間の経過後に前記フレーム
    レートを変更する手段を含むことを特徴とする請求項
    1、請求項2、請求項3または請求項4いずれかに記載
    の動画記録装置。
  7. 【請求項7】 動画像を構成する複数のフレーム画像を
    順次取得する取得手段と、 この取得手段により順次取得されるフレーム画像を記憶
    手段に蓄積記憶する記憶制御手段と、 ユーザーによるフレームレートの変更操作を検出する検
    出手段と、 前記検出手段によって変更操作が検出されたときに前記
    記憶手段にフレーム画像を蓄積記憶する際の前記動画像
    のフレームレートを変更する制御手段とを備えたことを
    特徴とする動画記録装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段は、フレーム内符号化フレ
    ーム、フレーム間符号化フレーム及びフレーム内挿符号
    化フレームを含む符号化フレーム画像を記憶するもので
    あり、前記制御手段は、該符号化処理をオンオフするこ
    とによって、前記記憶手段にフレーム画像を蓄積記憶す
    る際の前記動画像のフレームレートを変更することを特
    徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請
    求項5、請求項6または請求項7いずれかに記載の動画
    記録装置。
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