JP2002320033A - データ解析処理システム及びプログラム、並びに記録媒体 - Google Patents

データ解析処理システム及びプログラム、並びに記録媒体

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JP2002320033A
JP2002320033A JP2001126381A JP2001126381A JP2002320033A JP 2002320033 A JP2002320033 A JP 2002320033A JP 2001126381 A JP2001126381 A JP 2001126381A JP 2001126381 A JP2001126381 A JP 2001126381A JP 2002320033 A JP2002320033 A JP 2002320033A
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智浩 安藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力された通信端末のデバッグ試験結果のロ
グファイルからキーワードに基づいてデータを自動的に
統計処理を行い、所望の統計値を算出するデータ解析処
理システム及びそのプログラムを提供すること。 【解決手段】 ログデータから少なくとも発呼終了理由
と発呼終了時の通信状態とを各発呼について読み取り、
前記発呼終了理由及び前記通信状態を通信状態と発呼終
了理由との組み合わせと発呼失敗理由との関係を示すテ
予め保持されたテーブルに照会して各発呼について発呼
結果を判定し、前記発呼結果が発呼失敗である場合には
該発呼結果と共に失敗理由についても判定し、各発呼に
ついてのデータと各発呼についての判定結果とを少なく
とも含む発呼結果テーブルを作成し、該発呼結果テーブ
ルにおける各発呼データを任意の項目によって並び替え
若しくは任意の条件で抽出する統計処理手段とを有する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に通信端末のデ
バッグ試験結果をデータ解析処理するためのプログラム
に関し、特に、通信端末の連続発呼試験の結果を統計処
理するためのプログラム及びデータ解析処理システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】通信端末のデバッグ作業では、通常、被
試験対象たる通信端末を試験用の擬似通信局(若しくは
擬似網)と通信させ、データを収集する。ここで、試験
用の擬似通信局とは、試験に必要な機能のみを有する通
信局、又は実際の商用網に接続されない通信局のことを
指す。当然、商用網に接続された通信局又は商用網に接
続可能な商用通信局を用いて試験を行う場合もある。
【0003】連続発呼試験の場合、通信端末の通信状態
(待受中、発着信中、通信中、再接続中、等)を所定の
パターンに従って変えながら発呼を行い、該発呼による
接続確立の可否を発呼結果データとして収集する。
【0004】通信端末の連続発呼試験のシリアルデータ
(通信端末と試験用擬似網との通信のシーケンスのロ
グ)は、通常、発呼毎にテキストファイルとして例えば
コンピュータのハードディスクなどの記録媒体に取り込
まれる。
【0005】従来、試験結果の解析においては、上記テ
キストファイルであるログファイルの中から、テキスト
エディタのワード検索機能を用いて、所定のキーワード
を含むデータを抽出し、抽出されたデータについての傾
向を把握する、という方法で行われていた。
【0006】例えば、上記検索キーワードとして、発呼
したが接続に失敗した場合にログに記録されるメッセー
ジを選んだ場合、ログファイルの中から接続に失敗した
場合のデータを抽出することができる。抽出されたデー
タの傾向、例えば所定の制御チャネル(即ち所定の周波
数)につき失敗が多いなど、を解析し、対策を立てるこ
とによって、被検査対象たる通信端末のデバッグを行う
ことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のデバッグ作業は、1)テキストファイルであるログフ
ァイルを作業者がテキストエディタを用いて操作する必
要があった。即ち、接続に失敗した発呼の数を知るのに
も、テキストエディタで検索をし、ログファイルの中か
らデータを抽出し、抽出された発呼数を数える必要があ
った。
【0008】又、前述のようなキーワード検索によるデ
ータ解析では、所定のデータを抽出するのみで統計的な
処理が為されず、2)作業者が抽出されたデータを改め
て統計的処理しなければバグの傾向を把握することがで
きなかった。
【0009】例えば、接続に失敗した発呼の中で同期外
れを原因とするものの割合を知りたい場合、先ず接続に
失敗した発呼についてデータを抽出して発呼数xを数
え、次いで上記抽出されたデータの中から更に同期外れ
が生じたことを示すデータを抽出して発呼数yを数
え、y/xを計算しなければならない。
【0010】又、例えば、チャネル別(即ち周波数別)
の発呼成功率を知りたい場合、先ず接続に成功した発呼
についてのデータを抽出して発呼数xを数え、次いで
上記抽出されたデータの中から更に使用したチャネル毎
にデータを抽出して発呼数y を数え、y/xを計
算しなければならない。
【0011】更に、上記従来のデバッグ作業では、デー
タの分類がキーワード検索によるため、3)ログファイ
ルに具体的に記載されたワードでなければ抽出処理の対
象とすることができず、データ検索にも限界があった。
例えば「A状態でBエラーが出る場合、及びC状態でD
エラーが出る場合は、いずれもその原因はE要因である
ことにほぼ間違いない」といった経験的に知られた情報
に基づいて、E要因が原因と考えられるデータをすべて
抽出する、といった処理を行うことができなかった。
【0012】又、上記経験則とも言うべきログファイル
に直接現れないパラメータによる分類を作業者が人為的
に行うことは、連続発呼試験が通常1日を掛けて100
0回以上の発呼を行うことに鑑みると、膨大な時間が掛
かり、現実的でない。
【0013】このように、従来の通信端末に対する連続
発呼試験のデータ解析処理は、記録された生データであ
るログファイルからテキストエディタのワード検索機能
を用いてデータの抽出を行うことによって行われていた
ため、別途統計的処理を行う必要が生じ、効率が悪く、
時間が掛かった。
【0014】本発明はこのような課題を解決するために
為されたものであり、入力された通信端末のデバッグ試
験結果のログファイルからキーワードに基づいてデータ
を自動的に統計処理を行い、所望の統計値を算出するデ
ータ解析処理システム及びそのプログラムを提供するこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
データ解析処理システムは、通信端末を擬似通信局又は
通信局と通信させて行うデバッグ試験によって得られた
ログデータを解析処理するデータ解析処理システムであ
って、前記ログデータから少なくとも発呼終了理由と発
呼終了時の通信状態とを各発呼について読み取るデータ
抽出手段と、通信状態と発呼終了理由との組み合わせと
発呼失敗理由との関係を示すテーブルを予め保持し、前
記データ抽出手段によって得られた前記発呼終了理由と
前記通信状態とから各発呼について発呼結果を判定し、
前記発呼結果が発呼失敗である場合には該発呼結果と共
に失敗理由についても判定する判定手段と、前記データ
抽出手段によって得られた各発呼についてのデータと前
記判定手段によって得られた各発呼についての判定結果
とを少なくとも含む発呼結果テーブルを作成し、該テー
ブルにおける各発呼データを任意の項目によって並び替
え若しくは任意の条件で抽出する統計処理手段とを有す
る構成を採る。
【0016】この構成において、擬似通信局とは、試験
に必要な機能のみを有する通信局、又は実際の商用網に
接続されない通信局のことを指し、通信局とは、商用網
に接続された若しくは接続可能な通信局を指す。
【0017】この構成によれば、作業者がテキストエデ
ィタを用いてログファイルを操作しなくても、自動的に
統計処理が為され、通信端末のデバッグ作業に要する時
間を短縮させることができる。
【0018】又、テキストエディタのワード検索機能を
用いる必要性が無くなるため、ログファイル中に直接登
場しないキーワード(項目名)に基づく統計的処理が容
易になる。
【0019】本発明の請求項2に係るデータ解析処理シ
ステムは、請求項1に係る構成において、前記判定手段
は、通信状態と発呼失敗理由との組み合わせと発呼失敗
原因との関係を示すテーブルを更に予め保持し、各発呼
について得られた前記発呼失敗理由と前記通信状態とか
ら各失敗発呼について発呼失敗原因を更に判定し、前記
統計処理手段は、前記発呼失敗原因別にデータを並び替
え若しくは任意の条件で抽出する構成を採る。
【0020】この構成によれば、経験上知られている発
呼失敗理由と失敗原因との対応関係をテーブルとして予
め保持しておくことによって、集計された発呼結果デー
タを経験上知られた失敗原因別に容易に分類することが
できる。
【0021】本発明の請求項3に係るプログラムは、通
信端末を擬似通信局又は通信局と通信させて行うデバッ
グ試験によって得られたログデータを解析処理するプロ
グラムであって、所定のコンピュータを、前記ログデー
タから少なくとも発呼終了理由と発呼終了時の通信状態
とを各発呼について読み取るデータ抽出手段、通信状態
と発呼終了理由との組み合わせと発呼失敗理由との関係
を示すテーブルを予め保持し、前記データ抽出手段によ
って得られた前記発呼終了理由と前記通信状態とから各
発呼について発呼結果を判定し、前記発呼結果が発呼失
敗である場合には該発呼結果と共に失敗理由についても
判定する判定手段、及び、前記データ抽出手段によって
得られた各発呼についてのデータと前記判定手段によっ
て得られた各発呼についての判定結果とを少なくとも含
む発呼結果テーブルを作成し、該テーブルにおける各発
呼データを任意の項目によって並び替え若しくは任意の
条件で抽出する統計処理手段として機能させる構成を有
する。
【0022】この構成において、擬似通信局とは、試験
に必要な機能のみを有する通信局、又は実際の商用網に
接続されない通信局のことを指し、通信局とは、商用網
に接続された若しくは接続可能な通信局を指す。
【0023】この構成によれば、作業者がテキストエデ
ィタを用いてログファイルを操作しなくても、自動的に
統計処理が為され、通信端末のデバッグ作業に要する時
間を短縮させることができる。
【0024】又、テキストエディタのワード検索機能を
用いる必要性が無くなるため、ログファイル中に登場し
ないキーワード(項目名)に基づく統計的処理が容易に
なる。
【0025】本発明の請求項4に係るプログラムは、請
求項3に係る構成において、前記コンピュータを、前記
判定手段として機能させる際に、通信状態と発呼失敗理
由との組み合わせと発呼失敗原因との関係を示すテーブ
ルを更に予め保持させ、各発呼について得られた前記発
呼失敗理由と前記通信状態とから各失敗発呼について発
呼失敗原因を更に判定させ、前記統計処理手段として機
能させる際に、前記発呼失敗原因別にデータを並び替え
若しくは任意の条件で抽出させる構成を採る。
【0026】この構成によれば、経験上知られている発
呼失敗理由と失敗原因との対応関係をテーブルとして予
め保持しておくことによって、集計された発呼結果デー
タを経験上知られた失敗原因別に容易に分類することが
できる。
【0027】本発明の請求項5に係る記録媒体は、請求
項3又は4記載のプログラムが記録された構成を採る。
【0028】この構成によれば、作業者がテキストエデ
ィタを用いてログファイルを操作しなくても、自動的に
統計処理が為され、通信端末のデバッグ作業に要する時
間を短縮させることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、添付図面(図1乃至3)を
参照しながら本発明の実施の形態について説明する。図
1は、本発明に係るデータ解析処理システム全体の概要
を示す模式図であり、図2は、本発明に係るデータ解析
処理の流れを示すフローチャートであり、図3は、ログ
ファイルから解析した発呼データを統計処理用に整理し
た本発明に係るテーブルの一例を示す模式図である。
【0030】なお、前述のように、商用網に接続された
通信局又は商用網に接続可能な商用通信局を用いて試験
を行う場合もあるが、ここでは擬似通信局を前提にして
説明する。ここで、擬似通信局とは、試験に必要な機能
のみを有する通信局、又は実際の商用網に接続されない
通信局のことを指す。
【0031】まず、図1を用いて、システム全体の概要
について説明する。図1において、移動機(MS)10
1は、被試験対象通信端末であり、所定の試験パターン
に従って通信状態を変化させ、連続発呼を行う。擬似通
信局102は、移動局のデバッグ試験のために、所定の
パターンに従って移動機101と様々な通信状況下で通
信を行う。PC103は、移動機101における試験ロ
グを作成し、例えばハードディスクであるデータベース
(DB)104に記録する。DB104はPC103内
に設けられてもよい。
【0032】本発明に係るデータ解析ソフトウェアは、
PC103において機能し、DB104に記録されたロ
グファイルから統計処理された複数の統計処理結果を算
出・作成する。該統計処理結果とは、例えば、総発呼成
功率、チャネル毎の発呼成功率、時系列発呼成功率など
である。詳しくは後述する。
【0033】次いで、図2を用いて、本発明に係るデー
タ解析の処理手順について説明する。
【0034】まず、S201において、一発呼に関する
ログを含む一ログファイルがDB104からPC103
に読み出され、S202において、テキストファイルで
あるログファイルの内容が処理に適した内部コードに変
換される。又、処理にあたり実際の値が必要なものにつ
いては、該値の取得も行われる。
【0035】上記内部コードとは、例えば自動連続発呼
条件、開始時刻、発呼開始タイミング、発呼完了タイミ
ング、発呼結果、移動機の通信状態(待受中、発着信
中、通信中、再接続中、等)、再接続の可否、発呼失敗
理由、制御チャネル/通信チャネル周波数、などであ
る。例えば、上に例として挙げた発呼完了タイミング
は、「発呼終了」という文字列が時系列上のいずれのタ
イミングでログファイル上に出現するかを解析すること
によって取得される。
【0036】次いで、S203において、S202にお
ける処理で得られた内部コードから試験中に行われた各
発呼につき発呼結果が判定され、発呼終了時の移動機状
態と共に保存される。該判定は、内部コードにおける発
呼失敗理由と移動機状態とから予め保持された条件に合
致するか否かを判断することによって為される。
【0037】例えば、a)「発着信中」に「制御チャネ
ル起動完了」が検出された場合、「制御チャネル同期外
れ」と判定し、b)「タイムアウト」を検出した場合、
その時の移動機状態における「タイムアウト」と判定
し、c)何ら「発呼失敗理由」が特定されずに「発呼終
了」が検出された場合、「発呼成功」と判定する。
【0038】判定された結果は、発呼開始時刻、制御チ
ャネル/通信チャネルの周波数、発呼完了時の移動機の
通信状態、などと共に保存される。
【0039】次いで、S204において、移動機の通信
状態(待受中、発着信中、通信中、再接続中、等)、自
動連続発呼の状態、及び移動機の通信環境(制御チャネ
ル/通信チャネルの起動状態、ハンドセットのフック状
態、自局レベル、自局BER、周辺レベル、制御チャネ
ル/通信チャネルの周波数、等)の情報が更新され、保
存される。
【0040】次いで、S205において、すべてのログ
ファイルにつき解析が終了したか否かが判別され、残ロ
グファイルがあればS201に戻って(S205の「N
o」)次のログファイルに対する解析処理が開始され、
すべてのログファイルにつき解析処理が終了したならば
S206へ進む(S205の「Yes」)。
【0041】すべてのログファイルにつき解析処理が終
了すると、S206において、今後は統計処理が行われ
る。統計処理においては、まずS203において保存さ
れた発呼結果等とS204において保存された移動機の
状態等から図3に一例を示すようなテーブルを作成す
る。図3は、ログファイルから解析した発呼データを統
計処理用に整理したテーブルの一例を示す模式図であ
る。ここでは、一例として、発呼開始時刻、制御チャネ
ル/通信チャネルの周波数、発呼結果、及び移動機の通
信状態を項目として有するものとする。
【0042】次いで、作成された表を用いて、様々な統
計的処理を行う。ここでは、一例として、A)総発呼成
功率の算出、B)チャネル別発呼成功率の算出、C)結
果別失敗率の算出、D)原因別発呼失敗率の算出、を行
うものとする。
【0043】まず、A)総発呼成功率は、総発呼数とa
、「発呼結果」が「OK」となる発呼の総数bとを
求め、b/aを計算することによって算出される。
【0044】又、B)チャネル別発呼成功率は、制御チ
ャネルがある所定周波数の場合について算出してもよ
く、通信チャネルがある所定周波数の場合や、更には例
えば制御チャネルがCH1で且つ通信チャネルがCH2
の場合について算出することも可能である。
【0045】このチャネル別の発呼成功率が得られるこ
とによって、例えば他のすべてのチャネルでは成功率が
100%であるにもかかわらず、一チャネルにつき成功
率が0%であれば、該一チャネルの網側における無線系
統に問題が生じている可能性がある、というような推測
を働かせることができる。
【0046】又、C)結果別発呼失敗率は、「発呼結
果」が「OK」でない失敗発呼の総数aと、該失敗発
呼のうち所定の結果(例えば、「同期外れ」)を有する
発呼の総数bとを求め、b/aを計算することに
よって算出される。
【0047】更に、D)原因別発呼失敗率は、発呼結果
と移動機の通信状態との関係について経験から知られて
いる原因別に発呼失敗率を採るものであり、予め保持さ
れた経験則に基づく結果と状態との関係を示すテーブル
を用いて、各失敗発呼の結果及び状態から該発呼の失敗
原因を推定し、推定された原因別に上記失敗発呼データ
を分類する。
【0048】このような統計処理を行うことにより、発
呼失敗理由の偏りを分析することができ、分析結果に基
づいた対策作業を行うことができる。
【0049】このように本実施形態によれば、作業者が
テキストエディタを用いてログファイルを操作しなくて
も、自動的に統計処理が為され、通信端末のデバッグ作
業に要する時間が短縮される。
【0050】又、テキストエディタのワード検索機能を
用いる必要性が無くなるため、ログファイル中に登場し
ないキーワード(項目名)に基づく統計的処理が容易に
なる。
【0051】更に、経験上知られている発呼失敗理由と
失敗原因との対応関係をテーブルとして予め保持してお
くことによって、集計された発呼結果データを経験上知
られた失敗原因別に容易に分類することができる。
【0052】なお、上記統計値以外にも、例えば時間帯
別の発呼失敗率や時系列集計などを算出することも可能
である。
【0053】又、本発明に係るデータ解析処理方法は、
前述のように収集されたログファイルをまとめて解析し
てもよく、ログの収集と並行してリアルタイムで行って
も良い。
【0054】更に、本発明に係るデータ解析処理方法
は、前述のように、現実の商用網に接続された通信局又
は商用網に接続可能な実際の商用通信局を用いて行われ
てもよい。
【0055】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の請求項
1及び2に係るデータ解析処理システム、請求項3及び
4に係るプログラム、及び請求項5に係るプログラムに
よれば、通信端末のデバッグ作業に要する時間を短縮さ
せることができる。又、ログファイル中に直接登場しな
いキーワード(項目名)に基づく統計的処理が容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ解析処理システム全体の概
要を示す模式図である。
【図2】本発明に係るデータ解析処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図3】ログファイルから解析した発呼データを統計処
理用に整理した本発明に係るテーブルの一例を示す模式
図である。
【符号の説明】
101 移動機(MS) 102 擬似通信局 103 PC 104 データベース(DB)
フロントページの続き (72)発明者 加藤 秀樹 神奈川県横浜市中区山下町223番1 エ ヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社内 Fターム(参考) 5B089 GA08 GB01 JA36 KA12 MC15 MD04 5K019 BA62 CC11 DA05 DB08 DC02 DC06 5K042 AA06 CA13 EA01 EA14 FA15 GA12 HA07 LA11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信端末を擬似通信局又は通信局と通信
    させて行うデバッグ試験によって得られたログデータを
    解析処理するデータ解析処理システムであって、 前記ログデータから少なくとも発呼終了理由と発呼終了
    時の通信状態とを各発呼について読み取るデータ抽出手
    段と、 通信状態と発呼終了理由との組み合わせと発呼失敗理由
    との関係を示すテーブルを予め保持し、前記データ抽出
    手段によって得られた前記発呼終了理由及び前記通信状
    態を前記テーブルに照会して各発呼について発呼結果を
    判定し、前記発呼結果が発呼失敗である場合には該発呼
    結果と共に失敗理由についても判定する判定手段と、 前記データ抽出手段によって得られた各発呼についての
    データと前記判定手段によって得られた各発呼について
    の判定結果とを少なくとも含む発呼結果テーブルを作成
    し、該発呼結果テーブルにおける各発呼データを任意の
    項目によって並び替え若しくは任意の条件で抽出する統
    計処理手段とを有することを特徴とするデータ解析処理
    システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ解析処理システム
    において、 前記判定手段は、通信状態と発呼失敗理由との組み合わ
    せと発呼失敗原因との関係を示す失敗原因テーブルを更
    に予め保持し、各発呼について得られた前記発呼失敗理
    由と前記通信状態とから各失敗発呼について発呼失敗原
    因を更に判定し、 前記統計処理手段は、前記発呼失敗原因別にデータを並
    び替え若しくは任意の条件で抽出することを特徴とする
    データ解析処理システム。
  3. 【請求項3】 通信端末を擬似通信局又は通信局と通信
    させて行うデバッグ試験によって得られたログデータを
    解析処理するプログラムであって、 所定のコンピュータを前記ログデータから少なくとも発
    呼終了理由と発呼終了時の通信状態とを各発呼について
    読み取るデータ抽出手段、 通信状態と発呼終了理由との組み合わせと発呼失敗理由
    との関係を示すテーブルを予め保持し、前記データ抽出
    手段によって得られた前記発呼終了理由及び前記通信状
    態を前記テーブルに照会して各発呼について発呼結果を
    判定し、前記発呼結果が発呼失敗である場合には該発呼
    結果と共に失敗理由についても判定する判定手段、及
    び、 前記データ抽出手段によって得られた各発呼についての
    データと前記判定手段によって得られた各発呼について
    の判定結果とを少なくとも含む発呼結果テーブルを作成
    し、該発呼結果テーブルにおける各発呼データを任意の
    項目によって並び替え若しくは任意の条件で抽出する統
    計処理手段として機能させることを特徴とするプログラ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のプログラムであって、前
    記コンピュータを、 前記判定手段として機能させる際に、通信状態と発呼失
    敗理由との組み合わせと発呼失敗原因との関係を示す失
    敗原因テーブルを更に予め保持させ、各発呼について得
    られた前記発呼失敗理由と前記通信状態とから各失敗発
    呼について発呼失敗原因を更に判定させ、 前記統計処理手段として機能させる際に、前記発呼失敗
    原因別にデータを並び替え若しくは任意の条件で抽出さ
    せることを特徴とするプログラム。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載のプログラムが記録
    された記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110830664A (zh) * 2018-08-14 2020-02-21 ***通信集团设计院有限公司 识别电信诈骗潜在受害用户的方法和装置

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CN110830664A (zh) * 2018-08-14 2020-02-21 ***通信集团设计院有限公司 识别电信诈骗潜在受害用户的方法和装置
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