JP2002316328A - サイプが鋳ぐるまれた自動車用タイヤ成形用金型およびその製造方法 - Google Patents

サイプが鋳ぐるまれた自動車用タイヤ成形用金型およびその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】タイヤに微細の溝を形成するためのサイプが鋳
ぐるまれた金型を用いてタイヤを成形する際、サイプの
変形、剥離若しくは破損が少なく、金型寿命を延長でき
る。 【解決手段】アルミ合金金型128に鋳ぐるまれ、アル
ミ合金金型128のブロック端部122に設けられた破
線で示すサイプ124aは、約17°の離型角度θa
もっている。アルミ合金金型128の上向きとなる離型
方向に、サイプ124aを傾け、約7°の離型角度θb
をもつサイプ124bとする。そして、サイプ124
a、124bは0.6mmの厚みのものを用い、また、
金型ブロック端面126とサイプ124a、124bと
の距離、すなわちブロック端部122の肉厚tを約2.
0mmとする。この方法によって、突起物等を設けるこ
となく、サイプ124a、124bを鋳ぐるむ際のサイ
プ124a、124bの離型角度θa、θbを変更するだ
けの簡易な方法で、サイプ124a、124bの変形、
剥離等の問題を大幅に解消できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤに微細の溝
を形成するためのサイプが鋳ぐるまれた自動車用タイヤ
成形用金型およびその製造方法に関し、一層詳細には、
この金型を用いてタイヤを成形する際、サイプの変形、
剥離若しくは破損の少ない、サイプが鋳ぐるまれた自動
車用タイヤ成形用金型およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用タイヤには、通常、図10に示
すように、タイヤ10の円周方向に走るリブ溝12と、
幅方向に走るラグ溝14があり、さらに、スタッドレス
タイヤ等には微細な溝16が形成されている。
【0003】このようなタイヤ10は、図11Aに示す
上下一体型(セクショナルモールドタイプ)の金型20
または図11Bに示す上下分割型(2ピースモールドタ
イプ)の金型24のうちのいずれかを用いて成形され
る。この金型20、24は、通常、アルミ合金材料を用
いて鋳造される。
【0004】前記金型を用いてタイヤを成形した後の離
型段階における金型およびタイヤの状態を説明するため
の部分断面図を図12A、12Bに示す。タイヤの溝を
形成するために、図12Aに示す上下一体型(セクショ
ナルモールドタイプ)の場合は金型30に付属金具であ
るサイプ32が全長の半分程度を金型中に鋳ぐるまれて
取り付けられており、また、図12Bに示す上下分割型
(2ピースモールドタイプ)の場合は金型40に突起状
の骨42が設けられている。
【0005】この金型30、40にグリーンタイヤを押
し付けてタイヤ34、44を成形した後、離型時に前記
金型30、40が、図中、上方に向けて外される際、タ
イヤ34、44の外周の前記サイプ32あるいは骨42
があった部分に溝36、46が形成されるが、この溝3
6、46にはアンダーカット38、48を生じ、このと
き前記サイプ32あるいは骨42に曲げ応力を生じる。
図12Aに示す、所謂セクショナルモールドタイプの成
形方法の場合は、主としてタイヤの円周方向の負荷によ
る曲げ応力を生じ、また図12Bに示す、所謂2ピース
モールドタイプの成形方法の場合は、主としてタイヤの
幅方向の負荷による曲げ応力を生じることになる。この
ような状態でタイヤの成形操作を繰り返すと、サイプ3
2あるいは骨42に変形を生じ、破損に至り、さらに
は、サイプ32あるいは骨42の基部の金型30、40
の変形、破損につながるという問題がある。タイヤ離型
時のゴムの変形量が大きく、前記アンダーカット量が大
きいほど、また、タイヤのゴム質が硬いほど、これらサ
イプ32等の変形、破損の問題は顕著である。
【0006】この問題を解消するために、従来より、サ
イプ32あるいは骨42の形状等について種々の工夫が
図られている。例えば、サイプ32あるいは骨42の高
さを低くしてこれらが受ける応力を小さくする、サイプ
32あるいは骨42を厚肉化してこれらの強度を増す、
サイプの位置を移動してサイプのある金型端部を厚肉化
してこの部分の欠損を防ぐ、あるいは問題となる箇所の
サイプ32あるいは骨42を除去する等の各方法が、単
独にあるいは組み合わせて採用されている。
【0007】しかしながら、これらの方法を採用した場
合、例えば問題となる箇所のサイプ32あるいは骨42
を除去したものについては、タイヤの溝パターンの欠損
部が目立って、タイヤ需要者に欠陥タイヤとの誤認を与
えるおそれがあるばかりでなく、実際に性能上の問題を
生じることもある。他の方法についても、程度の差はあ
るものの、既成の溝パターンの変更を伴うという意味に
おいては同様の問題がある。
【0008】また、一方では、サイプ32あるいは骨4
2を金型に取り付ける際の固定を強化する工夫も図られ
ている。たとえば、サイプ32がその全長の半分程度を
金型に鋳ぐるまれる部分にロッキングホールと称する貫
通孔を設け、鋳ぐるみ時に金型材料の溶湯を前記ロッキ
ングホールに貫通、固着させる方法が採用されている。
しかしながら、この場合においても、補強強度が十分で
ないためにロッキングホールの固定部分に亀裂を生じる
等の問題がある。このとき、ロッキングホールの径を大
きくして固定を強化する手段も考えられるが、これにつ
いては、今度はサイプ32自体の曲げ強度が弱くなる等
の問題が派生する。そもそも、金型の構造上、ロッキン
グホールの径を大きくすることには限界がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を考慮してなされたものであり、タイヤに微細の溝を
形成するためのサイプが鋳ぐるまれた自動車用タイヤ成
形用金型を用いてタイヤを成形する際、サイプの変形、
剥離若しくは破損の少ない、サイプが鋳ぐるまれた自動
車用タイヤ成形用金型およびその製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るサイプが鋳
ぐるまれたセクショナルモールドタイプの自動車用タイ
ヤ成形用金型は、複数に分割して構成される金型ブロッ
クの分割面近傍の端部に鋳ぐるまれたサイプあるいは骨
の離型角度が、金型の分割数によって異なる所定の角度
よりも小さいことを特徴とする。
【0011】ここで、セクショナルモールドタイプの自
動車用タイヤ成形用金型とは、先に図12Aに示したも
のである。このタイプの金型の場合、タイヤ成形完了
後、タイヤの円周方向に離型するため、主としてタイヤ
の円周方向の負荷による曲げ応力を生じることが特徴で
ある。また、複数に分割して構成される金型ブロックと
は、先に図11A、11Bに示したものをいい、通常、
7〜10個程度に分割して用いられる。この金型ブロッ
クの分割面近傍の端部とは、図11中、ブロック間に垂
直に位置するブロックの分割面23の近傍をいう。図1
2Aで示したように、通常、サイプ32は、その先端が
ほぼタイヤ34の中心に向くように位置しており、この
ため、離型時には、タイヤの離型方向とサイプの向きに
は一定の角度θを生じる。この角度をサイプの離型角度
と呼ぶ。この離型角度θは金型ブロックの端部に近いサ
イプ程その値が大きくなり、また、金型の分割数が多い
程相対的に小さくなる。通常の金型においては、この金
型ブロックの端部に近いサイプ離型角度θは15〜30
°であるが、本発明においては、この通常の値よりも小
さくし、好適には0〜20°とする。
【0012】これにより、離型時にサイプに作用する曲
げ応力を通常よりも小さくすることができ、サイプの変
形、剥離若しくは破損を著しく軽減することが可能とな
り、この結果、サイプの寿命を延長することができる。
また、セクショナルモールドタイプの金型の場合、通
常、サイプの変形等が金型ブロックの端部自体の破損に
つながりやすいが、本発明の金型においては、この問題
も解消される。
【0013】なお、この離型角度を変更する手段を用い
た金型は、サイプのみでなく骨を有する金型についても
適用範囲内のものである。また、この際、サイプの鋳ぐ
るみ部分に突起物を有することにより、より好適な効果
を発揮できる。さらにまた、この離型角度を変更する手
段は金型ブロックの分割面である端部に位置するサイプ
あるいは骨のみでなく、他の位置のサイプ等について
も、それぞれの位置に応じて所望の角度に設定して適用
できるものであり、この場合、全体として好適な金型を
得ることができる。
【0014】また、このサイプが鋳ぐるまれたセクショ
ナルモールドタイプの自動車用タイヤ成形用金型は、サ
イプあるいは骨の離型角度が、金型の分割数によって異
なる所定の角度よりも小さく、金型の分割面近傍の端部
に鋳ぐるまれたサイプあるいは骨の位置が、サイプある
いは骨の間で等間隔である所定の端部の位置よりも金型
の分割面から離れた金型の中心側にあることを特徴とす
る。
【0015】これにより、金型ブロックの端部がいわば
厚肉状態となるために、サイプあるいは骨の変形等が少
ないという効果とともに、サイプあるいは骨の変形等に
起因して生じる金型の分割面近傍の端部の破損を少なく
するという効果を発揮できる。なお、この場合も、サイ
プの鋳ぐるみ部分に突起物を有することにより、より好
適な効果を発揮できる。
【0016】また、このサイプが鋳ぐるまれたセクショ
ナルモールドタイプの自動車用タイヤ成形用金型の製造
方法は、ゴム型に石膏を流し込んで成形した石膏鋳型
に、サイプが所望の離型角度を有するように該サイプの
端部を埋め込んだ後、金型材料である溶湯に該サイプの
他端部を鋳ぐるむことを特徴とする。
【0017】これにより、所望の離型角度を持つサイプ
を有する金型を好適に製造することができる。この場
合、サイプの埋め込み位置を金型の分割面近傍の端部よ
りも金型の中心側とし、サイプ石膏鋳型にサイプの端部
を埋め込んだ後に、サイプの他端部に適当な突起物を設
けることにより、本発明の効果をより好適に得ることが
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るサイプが鋳ぐ
るまれた自動車用タイヤ成形用金型およびその製造方法
の好適な実施の形態例を、図1〜図9を参照しながら説
明する。
【0019】まず、本実施の形態に係るサイプが鋳ぐる
まれた金型の製造方法について、図1、図2を参照して
説明する。
【0020】図1Aは、金型材料であるアルミ合金が鋳
枠内で鋳造される状態を説明するための鋳型の平面図で
あり、図1Bは、図1AにおけるX−X線上の断面図で
ある。図中、石膏鋳型41の周囲を環状の鋳枠43で囲
み、石膏鋳型41と鋳枠43の間にアルミ合金の溶湯4
5を流し込み、金型47が鋳造成形される。
【0021】図2A〜図2Dには、金型製造の際に、サ
イプ54が鋳ぐるまれる過程が概略的に示されている。
まず、図2Aに示すように、金型に鋳ぐるまれるべきサ
イプ54の一端をゴム型50に埋め込んだ状態で、他端
を石膏52で鋳ぐるみ、ゴム型50から離型して、図2
Bに示す石膏鋳型56を製作する。次いで、図2Cに示
すように、この石膏鋳型56にアルミ合金の溶湯58を
流し込んで、金型部分60を成形し、図2Dに示すよう
に金型が完成する。
【0022】以上が、本発明の実施形態に係るサイプが
鋳ぐるまれた自動車用タイヤ成形用金型の製造方法の基
本的な製造工程であるが、この工程自体は、自動車用タ
イヤ成形用金型の製造方法において、通常採用されてい
るものである。
【0023】次に、本発明に係るサイプの鋳ぐるみ部分
に突起物を設けた金型およびその製造方法の好適な実施
の形態について、以下7つの例を挙げて説明する。
【0024】まず、本発明に係る実施形態の第1の例を
図3A〜図3Cに示す。この第1の例は、所望の形状の
突起物が鋳ぐるまれた金型70である。
【0025】図3Aの部分斜視図および図3Aをそれぞ
れ異なる側面からみた図3B若しくは図3Cの断面図に
示すように、サイプ64の端部には2箇所のロッキング
ホール66があり、それぞれに、これを貫通するピンと
その両端に連接する円盤状のプレートからなる突起物6
8が設けられている。この突起物68が設けられたサイ
プ64は、アルミ合金金型70に鋳ぐるまれ、固定され
ている。
【0026】次に、本発明に係る実施形態の第2の例を
図4A〜図4Cに示す。この第2の例は、サイプ74に
骨76が連接されている場合の骨部分の補強を目的とし
た金型80である。
【0027】図4Aに示すように、アルミ合金金型80
には、タイヤに微細溝を形成するためのサイプ74に連
接して、リブ溝またはラグ溝を形成するための骨76が
設けられている。サイプ74には、骨76部分に鋳ぐる
まれる箇所に図示しないロッキングホールを貫通する2
本のピン状の突起物78が設けられている。この突起物
78が設けられたサイプ74は、アルミ合金金型80に
鋳ぐるまれ、固定されている。
【0028】以上説明した、本発明に係る実施形態の第
1および第2の例の金型70、80においては、サイプ
64、74の鋳ぐるみ部分に設けられた突起物68、7
8が金型70、80と一体的に強固に固定されており、
サイプ64、74の変形や剥離等の問題が大幅に解消さ
れる。
【0029】次に、本発明に係る実施形態の第3の例を
図5A、図5Bに示す。この第3例は、通常のサイプ8
4を準備し、金型製造過程でこのサイプ84にボルト・
ナットからなる突起物94を設けた後、金型を製造する
方法である。
【0030】まず、図5Aに示すように、4箇所にロッ
キングホール86を有するサイプ84を石膏鋳型88に
固定した後、図5Bに示すようにこのロッキングホール
86に市販の全ネジボルト90を貫通させ、これを市販
の六角ナット92で固定して、突起物94を形成する。
次いで、この石膏鋳型88にアルミ合金の溶湯を流し込
むことにより、突起物94を設けられたサイプ84が図
示しないアルミ合金金型に鋳ぐるまれ、金型が完成す
る。
【0031】この方法によれば、予め突起物を設けた特
別なサイプを準備する必要がなく、通常のサイプを準備
し、これに入手の容易な市販の部材を突起物94として
固定することにより、本発明に係る実施形態の金型を簡
易に製造することができる。
【0032】次に、本発明に係る実施形態の第4の例を
図6および図7に示す。この第4の例は、ゴム型106
に予めサイプ状の凸部105を設け、この凸部105が
石膏鋳型112に溝114として転写され、予め突起物
116を設けられたサイプ118をこの溝114に挿入
した後に、サイプ118をアルミ合金金型に鋳ぐるむ金
型の製造方法である。
【0033】まず、図6Aに示すように、鋳枠102の
下部に、裏打ち層104bにサイプ状の凸部105が設
けられた表層104aが貼付されたゴム型106を設置
する。次いで、これに石膏108を流し込んで石膏鋳型
を成形する。ここで、図6Aに示す横長の矩形で示され
るサイプ状の凸部105は、Y−Y線上の断面図である
図6Bに示すように、ゴム型の表層104aに多数設け
られている。
【0034】次いで、図7Aに示すように、成形された
石膏鋳型112にはゴム型106から転写された多数の
溝114が形成されており、この溝114に、図7Bに
示すように、予め所望の形状の突起物116が設けられ
たサイプ118の端部を差し込む。最後に、突起物11
6が設けられたサイプ118の他端部がアルミ合金金型
に鋳ぐるまれ、金型が完成する。
【0035】この方法によれば、予め所望の形状の突起
物が設けられたサイプを用いる場合において、サイプを
金型に鋳ぐるむ作業を簡易に行うことができる。
【0036】次に、本発明に係る実施形態の第6の例を
図8に示す。この第6の例は、サイプ124の離型角度
を変更する方法である。アルミ合金金型128に鋳ぐる
まれるサイプ124は、通常その先端がタイヤの中心方
向に向けられているため、金型のブロック端部122に
設けられた破線で示すサイプ124aは、ここでは約1
7°の離型角度θaをもっている。この第6の例の金型
128においては、図中、上向きとなる離型方向にサイ
プ124bの先端を向けて、約7°の離型角度θbに設
定している。なお、サイプ124a、124bは0.6
mmの厚みのものを用いており、また、金型ブロック端
面126とサイプ124a、124bとの距離、すなわ
ちブロック端部122の肉厚tは約2.0mmである。
【0037】この方法によれば、突起物等を設けること
なく、サイプを鋳ぐるむ際のサイプの離型角度を変更す
るだけの簡易な方法で、サイプの変形、剥離等の問題を
大幅に解消できる。
【0038】次に、本発明に係る実施形態の第7の例
を、図9A〜図9Cに示す。この第7の例は、サイプの
離型角度を変更する方法と、サイプの位置を通常よりは
金型の内部側に移動して金型ブロック端部の肉厚を増す
方法とを併用するものである。
【0039】図9Aに示すサイプ132に設けられた金
型ブロック138の部分断面図において、サイプ132
は離型角度を約7°に設定している。さらに金型ブロッ
ク端部137に鋳ぐるまれるサイプ132の位置を、通
常のサイプ132aの位置から金型138の内部側のサ
イプ132bの位置に移動させることにより、金型ブロ
ック端部137の肉厚は、約2.0mm(ta参照)か
ら約4.0mm(tb参照)に増している。
【0040】この方法によれば、サイプの変形等を軽減
するという本発明の本来的な効果に付随して、タイヤ使
用時に好適な外観が得られるとともに性能上も望ましい
ものとなる効果を得ることができる。すなわち、図9B
に示すように、単にサイプの位置を移動するだけの方法
の場合においては、該サイプによって形成されたタイヤ
140の微細な溝134cは、所定の溝134aの位置
からずれているために、タイヤ需要者に溝パターンに欠
損部のある欠陥タイヤであるとの誤認を与えるおそれが
あるばかりでなく、実際に性能上の問題を生じることが
ある。これに対して、本実施形態におけるサイプにより
形成された溝134bは、図9Bの新品タイヤのものが
摩耗して図9Cの状態に至った段階において、通常の溝
134aの位置に近いものとなり、望ましいものとな
る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るサイ
プが鋳ぐるまれたセクショナルモールドタイプの自動車
用タイヤ成形用金型は、サイプあるいは骨の離型角度が
通常よりは小さく設定されている。
【0042】このため、この金型を用いてタイヤを成形
する際、サイプの変形、剥離若しくは破損が少ないだけ
でなく、サイプの変形等に起因して生じる金型端部の破
損が少ないことにより、金型寿命を延長できるという効
果が達成される。
【0043】また、本発明に係るサイプが鋳ぐるまれた
セクショナルモールドタイプの自動車用タイヤ成形用金
型は、サイプあるいは骨の離型角度が通常よりは小さく
設定されるとともに、より好適には、サイプあるいは骨
の位置が所定の位置よりも金型の中心側に位置すること
により、金型ブロック端部の肉厚を増したものとなって
いる。
【0044】このため、より好適な金型を得ることがで
きるとともに、この金型により成形されたタイヤが適当
な期間使用されて摩耗した後は、通常の溝を設けた場合
と変わらない効果を得ることができる。
【0045】また、本発明に係るサイプが鋳ぐるまれた
セクショナルモールドタイプの自動車用タイヤ成形用金
型の製造方法においては、金型製造工程中、石膏鋳型に
サイプの端部を埋め込む際に、サイプの離型角度および
好ましくは埋め込み位置を調整し、より好ましくは、予
め突起物が設けられたサイプを石膏鋳型に埋め込むか、
または石膏鋳型にサイプの端部を埋め込んだ後、サイプ
に適当な突起物を設ける。
【0046】このため、本発明に係るサイプが鋳ぐるま
れた自動車用タイヤ成形用金型を、より安価でかつ簡易
に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1Aは、金型製造用の鋳型の構造を示す平面
図であり、図1Bは、図1AにおけるX−X線上の断面
図である。
【図2】金型にサイプが鋳ぐるまれる過程を概略的に説
明するための模式図であって、図2Aは、ゴム型に石膏
を流し込んで石膏鋳型を成形する工程を示すゴム型の断
面図であり、図2Bは、成形された石膏鋳型を示す断面
図であり、図2Cは、石膏鋳型に溶湯を注入して金型を
成形する工程を示す鋳型の断面図であり、図2Dは、完
成した金型を示す断面図である。
【図3】本発明に係る実施形態の第1の例を示す図であ
って、図3Aは、予め突起物が設けられているサイプの
斜視図であり、図3B、図3Cは、これを異なる側面か
ら見たサイプの鋳ぐるまれた金型を示す断面図である。
【図4】本発明に係る実施形態の第2の例を示す図であ
って、図4Aは、サイプに骨が連接され、骨部分に鋳ぐ
るまれるサイプ端部に突起物が設けられた金型の斜視図
であり、図4B、図4Cは、これを異なる側面から見た
金型の断面図である。
【図5】本発明に係る実施形態の第3の例を示す図であ
って、図5Aは、ゴム型により成形された石膏鋳型にサ
イプの端部が埋め込まれた状態を説明するための部分斜
視図であり、図5Bは、石膏鋳型にサイプを固定した後
突起物を設けた状態を説明するための部分斜視図であ
る。
【図6】本発明に係る実施形態の第4の例の前段工程を
示すものであって、図6Aは、石膏を注入して石膏鋳型
を形成する状態を説明するためのゴム型の断面図であ
り、図6Bは、図6AのY−Y線上のゴム型の断面図で
ある。
【図7】本発明に係る実施形態の第4の例の後段工程を
示すものであって、図7Aは、多数の溝が形成された成
形後の石膏鋳型を示す斜視図であり、図7Bは、予め所
望の形状の突起物が設けられたサイプをこの溝に差し込
む状態を説明するための金型の部分斜視図である。
【図8】本発明に係る実施形態の第6の例を示すもので
あり、離型角度の異なるサイプを鋳ぐるまれた金型の部
分断面図である。
【図9】本発明に係る実施形態の第7の例を示すもので
あって、図9Aは、サイプ位置を移動する状態を説明す
るための金型の部分断面図であり、図9Bは、該金型を
用いて成形されたタイヤの溝パターンを示す断面図であ
り、図9Cは、磨耗したタイヤの溝パターンを示す断面
図ある。
【図10】各種の溝がタイヤトレッド面に形成されてい
る状態を説明するためのタイヤの斜視図である。
【図11】分割されたタイヤ成形用の金型を説明するた
めの図であって、図11Aは、上下一体型(セクショナ
ルモールドタイプ)の金型の斜視図であり、図11B
は、上下分割型(2ピースモールドタイプ)の金型の断
面図である。
【図12】図12A、図12Bは、離型段階の金型とタ
イヤの関係を示す部分断面図である。
【符号の説明】
10、34、44、140…タイヤ 12…リブ 14…ラグ溝 16、36、46、134a、134b、134c…微
細な溝 20、24、30、40、47、70、80、128、
138…金型 23…金型ブロックの分割面 32、54、64、74、84、118、124a、1
24b、132a、132b…サイプ 38、48…アンダーカット 41、56、8
8、112…石膏鋳型 42、76…骨 43、102…鋳
枠 45、58…アルミ合金の溶湯 50、106…ゴ
ム型 52、108…石膏 60…アルミ合金
の溶湯の金型部分 66、86…ロッキングホール 68、78、9
4、116…突起物 90…全ネジボルト 92…六角ナット 104a…ゴム型の表層 104b…ゴム型
の裏打ち層 105…サイプ状凸部 114…溝 122、137…金型ブロック端部 126…金型ブロ
ック端面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サイプが鋳ぐるまれたセクショナルモール
    ドタイプの自動車用タイヤ成形用金型において、複数に
    分割して構成される金型ブロックの分割面近傍の端部に
    鋳ぐるまれたサイプあるいは骨の離型角度が、金型の分
    割数によって異なる所定の角度よりも小さいことを特徴
    とするサイプが鋳ぐるまれた自動車用タイヤ成形用金
    型。
  2. 【請求項2】請求項1記載の金型において、金型の分割
    面近傍の端部に鋳ぐるまれるサイプあるいは骨の位置
    が、サイプあるいは骨の間で等間隔である所定の端部の
    位置よりも金型の分割面から離れた金型の中心側にある
    ことを特徴とするサイプが鋳ぐるまれた自動車用タイヤ
    成形用金型。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の金型において、金
    型の分割面近傍の端部に鋳ぐるまれたサイプの鋳ぐるみ
    部分が突起物を有することを特徴とするサイプが鋳ぐる
    まれた自動車用タイヤ成形用金型。
  4. 【請求項4】タイヤに微細の溝を形成するためのサイプ
    が鋳ぐるまれたセクショナルモールドタイプの自動車用
    タイヤ成形用金型が複数に分割された金型ブロックによ
    り構成され、各金型ブロックの分割面近傍の端部に鋳ぐ
    るまれたサイプあるいは骨の離型角度が、金型の分割数
    によって異なる所定の角度よりも小さいものとなってい
    る、該金型を製造する方法において、ゴム型に石膏を流
    し込んで成形した石膏鋳型に、サイプが所望の離型角度
    を有するように該サイプの端部を埋め込んだ後、金型材
    料である溶湯に該サイプの他端部を鋳ぐるむことを特徴
    とするサイプが鋳ぐるまれた自動車用タイヤ成形用金型
    の製造方法。
  5. 【請求項5】タイヤに微細の溝を形成するためのサイプ
    が鋳ぐるまれたセクショナルモールドタイプの自動車用
    タイヤ成形用金型が複数に分割された金型ブロックによ
    り構成され、各金型ブロックの分割面近傍の端部または
    サイプ若しくは骨の間で等間隔である所定の前記端部よ
    りも金型の分割面から離れた金型の中心側に位置し、該
    サイプの鋳ぐるみ部分が突起物を有するとともに、サイ
    プあるいは骨の離型角度が、金型の分割数によって異な
    る所定の角度よりも小さいものとなっている、該金型を
    製造する方法において、ゴム型に石膏を流し込んで成形
    した石膏鋳型に、サイプが所望の離型角度を有するよう
    に該サイプの端部を埋め込んだ後、該サイプの他端部に
    あるロッキングホールにボルトを貫通し、これをナット
    で固着する等の手段によりサイプに突起物を設けた後、
    金型材料である溶湯に該サイプの他端部を鋳ぐるむこと
    を特徴とするサイプが鋳ぐるまれた自動車用タイヤ成形
    用金型の製造方法。
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