JP2002312856A

JP2002312856A - クーポン券発行方法およびその装置

Info

Publication number: JP2002312856A
Application number: JP2001211056A
Authority: JP
Inventors: Hiroyuki Imoto; 浩之井本
Original assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Current assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date: 2001-02-09
Filing date: 2001-07-11
Publication date: 2002-10-25

Abstract

(57)【要約】【課題】利用者毎の購買履歴に基づいて、利用者毎の個
別クーポン券を発行するクーポン券発行方法およびその
装置を提供する。【解決手段】利用者１が商品を購入する際に、利用者１
が携帯するＩＤカード１１に記憶された識別番号は、Ｐ
ＯＳレジ２１に読み取られ、購入した商品の商品コード
と共に端末２２を介してデータ分析サーバ３１に送信さ
れる。データ分析サーバ３１は、受信した識別番号およ
び商品コードを関連づけて記憶し、これまでの購買履歴
に基づいて利用者１毎の割引商品および割引額を有する
クーポンコードを生成し、識別番号と関連して記憶す
る。個別クーポン券発行機２３はＩＤカード１１から記
憶されている識別番号を読み取った場合には、端末２２
を介してデータ分析サーバ３１に識別番号に対応するク
ーポンデータを要求し、要求に応じて提供されたクーポ
ンデータに基づいて、個別クーポン券１２を発行する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、スーパー
や百貨店で使用するクーポン券等、特に、利用者毎の個
別クーポン券を発行するクーポン券発行方法およびその
装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、スーパーや百貨店等の小売業者
は、商品をより多く販売するために、商品の売上管理、
商品の広告活動、購買履歴に応じた特典等の経営活動を
行ってきた。商品の売上管理としては、ＰＯＳ（Point
Of Sales）システムが知られている。ＰＯＳシステム
は、店舗に設置したＰＯＳレジスタと本部のコンピュー
タを連結することで、商品の売上管理を行うシステムで
ある。この売上管理を行うことにより、顧客の嗜好等を
商品の販売に反映することができる。

【０００３】また、商品の広告活動としては、新聞のチ
ラシ、ダイレクトメール、および店頭広告等が知られて
いる。例えば、新聞のチラシには、消費者向けに商品の
写真および販売価格の一覧が掲示されており、商品の販
売を促進することができる。また、購買履歴に応じた特
典としては、ポイントカードシステムが知られている。
このポイントカードシステムは、会員が商品を購入する
際にポイントカードを提示すると、購入金額に応じてポ
イントが加算され、累積したポイントに応じた特典、例
えば割引券や景品等を受けることができるシステムであ
る。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
顧客のニーズの多様性に伴い、従来の一連の販売側主導
の経営活動では、顧客１人１人のニーズに対応する事が
できないという問題がある。例えば、従来のＰＯＳシス
テムでは、顧客の購買動向は把握できるが、顧客１人１
人の購買履歴を把握することができないという問題点が
ある。また、従来の新聞のチラシ、ダイレクトメール、
および店頭広告では、内容が多数の消費者向けに作成さ
れているため、顧客１人１人のニーズを的確に反映して
いないという問題点がある。

【０００５】また、従来のポイントカードシステムで
は、顧客に購買金額に応じた特典を提供しているが、積
極的に顧客１人１人のニーズに答えていないという問題
点がある。そのため、顧客１人１人の購買状況を把握
し、顧客毎の購買状況に基づいて、顧客毎の割引特典を
提供するクーポン券発行方法およびその装置が望まれて
いる。

【０００６】したがって本発明の目的は、顧客１人１人
の購買状況を把握し、顧客毎の購買状況に基づいて、顧
客毎の割引特典を提供するクーポン券発行方法およびそ
の装置、特に、顧客毎の個別クーポン券を発行するクー
ポン券発行方法およびその装置を提供する。

【０００７】

【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のクーポン券発行方法は、利用者が購入した
商品の購利用者が購入した商品の購買履歴データに基づ
いて、クーポン券を出力するクーポン券発行方法であっ
て、前記利用者が購入した商品の購買履歴データと、前
記利用者の識別情報とを対応づけて記憶するステップ
と、前記記憶している購買履歴データおよび前記識別情
報に基づいて、利用者毎の個別クーポン券データを生成
するステップと、前記生成した個別クーポン券データに
基づいて、前記利用者毎に個別クーポン券を出力するス
テップとを有する。

【０００８】好適には、前記生成した個別クーポン券デ
ータに基づいて、前記利用者毎に郵送する、前記利用者
毎の個別クーポン券を含むダイレクトメールを出力する
ステップをさらに有する。

【０００９】また、好適には、前記生成した個別クーポ
ン券データに基づいて、前記利用者毎の個別クーポン券
を含むチラシを出力するステップをさらに有する。

【００１０】また、好適には、前記個別クーポン券デー
タは、前記記憶している購買履歴データおよび前記識別
情報に基づいて、前記利用者毎に興味を示す商品に対し
て割引を行う。

【００１１】また、好適には、前記出力ステップは、前
記利用者の識別情報を含み前記利用者が携帯する携帯型
情報記憶媒体から、前記利用者の識別情報を読み取った
場合に、前記生成した個別クーポン券データに基づい
て、前記利用者に前記利用者の個別クーポン券を出力す
る。

【００１２】前記課題を解決するために、本発明のクー
ポン券発行装置は、利用者が購入した商品の購買履歴デ
ータに基づいて、クーポン券を出力するクーポン券発行
装置であって、前記利用者が購入した商品の購買履歴デ
ータと、前記利用者の識別情報とを対応づけて記憶する
購買履歴記憶手段と、前記記憶している購買履歴データ
および前記識別情報に基づいて、利用者毎の個別クーポ
ン券データを生成する個別クーポン券データ生成手段
と、前記生成した個別クーポン券データに基づいて、前
記利用者毎に個別クーポン券を出力する個別クーポン券
出力手段とを有する。

【００１３】好適には、前記生成した個別クーポン券デ
ータに基づいて、前記利用者毎に郵送する、前記利用者
毎の個別クーポン券を含むダイレクトメールを出力する
ダイレクトメール出力手段をさらに有する。

【００１４】また、好適には、前記生成した個別クーポ
ン券データに基づいて、前記利用者に割引チラシを出力
するチラシ出力手段をさらに有する。

【００１５】また、好適には、前記個別クーポン券デー
タ生成手段は、前記記憶している購買履歴データおよび
前記識別情報に基づいて、前記利用者が興味を示す商品
に対して割引を行う個別クーポン券データを生成する。

【００１６】また、好適には、前記利用者の識別情報を
含み、前記利用者が携帯する利用者毎の携帯型情報記憶
媒体をさらに有し、前記出力手段は、前記携帯型情報記
憶媒体が装荷され、前記利用者の識別情報を読み取った
場合に、前記生成した個別クーポン券データに基づい
て、前記利用者に前記利用者の個別クーポン券を出力す
る。

【００１７】前記課題を解決するために、本発明のクー
ポン券発行装置は、利用者毎の個別クーポン券を出力す
るクーポン券発行装置であって、利用者の識別情報を入
力する入力手段と、前記利用者が購入した商品の購買履
歴データと、前記利用者の識別情報とを対応づけて記憶
し、前記利用者毎の個別クーポン券データを生成する管
理装置に、前記入力された識別情報を送信する送信手段
と、前記管理装置が送信した前記利用者毎の個別クーポ
ン券データを受信する受信手段と、前記受信した個別ク
ーポン券データに基づいて、前記識別番号の利用者に個
別クーポン券を出力する出力手段とを有する。

【００１８】前記課題を解決するために、本発明のクー
ポン券発行装置は、利用者が購入した商品の購買履歴デ
ータおよび前記利用者の識別情報を受信する受信手段
と、前記受信した前記利用者の購買履歴データおよび前
記利用者の識別情報を関連づけて記憶する購買履歴記憶
手段と、前記記憶した購買履歴データおよび前記識別情
報に基づいて、特典を受けることができる前記利用者毎
の個別クーポン券データを生成する個別クーポン券デー
タ生成手段と、前記生成した個別クーポン券データを送
信する送信手段とを有する。

【００１９】

【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図１〜図
７を参照して説明する。まず、本実施の形態のクーポン
券発行システムの概要について説明する。このクーポン
券発行システムは、店舗で商品を購入する利用者に、利
用者の購買履歴に基づいて、利用者毎のサービスを提供
するためのシステムであって、特に、利用者毎の個別ク
ーポン券および個別クーポン券を含むダイレクトメール
を提供することができるようにしたものである。

【００２０】まず、クーポン券発行システム１００の構
成について説明する。図１は、本実施の形態のクーポン
券発行システム１００を説明する図である。クーポン券
発行システム１００は、ユーザ１に対してサービスを行
う店舗２および本部３を有する。

【００２１】利用者１は、店舗２で商品を購入する消費
者である。店舗２は、利用者１に対して商品の販売およ
び割引サービスを提供する店舗であり、本部３の管理の
下にある。本部３は、店舗２を取り仕切る本部であり、
店舗２での商品の売上管理、購買動向、データ分析を行
い、商品販売および利用者１毎の割引サービスを店舗２
に指揮する。

【００２２】次に、クーポン券発行システム１００の各
要素について詳細に説明する。クーポン券発行システム
１００は、ＩＤカード１１、個別クーポン券１２、ダイ
レクトメール１３、ＰＯＳレジ２１、端末２２、個別ク
ーポン券発行機２３、データ分析サーバ３１、プリンタ
３２、および通信ネットワーク４０を有する。

【００２３】図２は、ＩＤカードの表面を示す図であ
る。図３は、個別クーポン券の表面を示す図である。図
４は、ダイレクトメールの表面および裏面を示す図であ
る。ＩＤカード１１は、図２に示すように、利用者１の
識別番号を記憶するカードである。店舗２で商品を購入
する場合には、ＰＯＳレジ２１によりＩＤカード１１に
記憶している識別番号が読み取られる。また、個別クー
ポン券１２を発行する場合には、ＩＤカード１１は、個
別クーポン券発行機２３によりＩＤカード１１に記憶し
ている識別番号が読み取られる。

【００２４】個別クーポン券１２は、図３に示すよう
に、商品のクーポン券であり、利用者１の氏名、割引商
品および割引額を表示する。個別クーポン券１２の割引
商品および割引額は、利用者１毎の購買履歴に基づいて
決定される。また、個別クーポン券１２は、個別クーポ
ン券発行機２３により出力される。ダイレクトメール１
３は、図４に示すように、クーポン券を有する郵送はが
きであり、クーポン券の割引商品および割引額は、個別
クーポン券１２と同様である。また、ダイレクトメール
１３は、プリンタ３２により出力され、利用者１に郵送
される。

【００２５】ＰＯＳレジ２１は、ＰＯＳレジであり、利
用者１が商品を購入した場合に、ＩＤカード１１から識
別番号を読み取り、購入した商品の商品コードと共に端
末２３に送信する。端末２２は、店舗２の商品の売買の
管理、および本部３と商品の売買情報の送受信を行うコ
ンピュータであり、ＰＯＳレジ２１が送信した識別番号
および商品コードを、通信ネットワーク４０を介して、
データ分析サーバ３１に送信する。また、端末２２は、
データ分析サーバ３１が送信した識別番号およびクーポ
ンコードを受信し、個別クーポン券発行機２３に送信す
る。クーポンコードは、後述するように、割引商品およ
びその割引額を有するデータであり、個別クーポン券デ
ータに相当する。

【００２６】個別クーポン券発行機２３は、クーポン券
を発行する装置であり、具体的には、利用者１がＩＤカ
ード１１を装荷した場合には、ＩＤカード１１から読み
取った識別番号およびクーポンコードを要求する信号
を、端末２２を介してデータ分析サーバ３１に送信す
る。そして、データ分析サーバ３１から端末２２を介し
てクーポンコードを受信し、個別クーポン券１２を発行
する。

【００２７】データ分析サーバ３１は、利用者１毎の購
買履歴を分析し、割引商品およびその割引額を決定し、
クーポンコードを生成するサーバ装置である。データ分
析サーバ３１の構成について、図５を参照して詳細に説
明する。図５は、データ分析サーバ３１の構成を示すブ
ロック図である。データ分析サーバ３１は、送受信部６
１、データベース６２、検索部６３、分析決定部６４、
および出力部６５を有する。

【００２８】送受信部６１は、通信ネットワーク４０を
介して端末２２と実際に送受信を行う。送受信部６１
は、商品コードおよび識別番号を受信した場合には、こ
れをデータベース６２に出力する。また、識別番号およ
びクーポンコードを要求する信号を受信した場合には、
これを検索部６３に出力する。検索部６３よりクーポン
コードが入力された場合には、これを通信ネットワーク
４０を介して端末２２へ送信する。

【００２９】データベース６２は、利用者１の氏名、住
所、識別番号、購買履歴、およびクーポンコード等を関
連づけて記憶しているデータベースである。データベー
ス６２は、送受信部６１より識別番号および商品コード
が入力された場合には、記憶している購買履歴に商品コ
ードを追加する。また、データベース６２は、検索部６
３により検索された場合には、検索結果を出力する。ま
た、データベース６２は、識別番号および購買履歴を分
析決定部６４に出力し、分析決定部６４より入力された
識別番号およびクーポンコードを記憶する。また、デー
タベース６２は、例えば割引セール期間中等、適時に、
利用者１の氏名、住所、およびクーポンコードを出力部
６５に出力する。

【００３０】検索部６３は、送受信部６１より入力され
た識別番号に基づいて、データベース６２から、識別番
号のクーポンコードを検索し、検索結果を送受信部６１
へ出力する。分析決定部６４は、データベース６２に記
憶されている利用者１毎の購買履歴に基づいて、利用者
１が興味を示す商品およびその割引額を決定し、商品お
よびその割引額を有するクーポンコードを生成し、それ
をデータベース６２に出力し、データを更新する。

【００３１】具体的には、例えば、顧客支持率を表すＰ
Ｉ値を算出し、ＰＩ値に基づいて、購買履歴を解析し、
利用者１毎のクーポンデータを生成する。ＰＩ値は、以
下の数式（１）で定義される。

【００３２】

【数１】ＰＩ値＝買上点数÷客数 …（１）＝（売上点数÷既購入客数） ×｛既購入客数÷（既購入客数＋新規客数）｝＝ＰＰＩ値×客数ＰＩ値

【００３３】ここで、買上点数は、個々に商品１品１品
毎の点数に着目した数である。客数は、個々の顧客１人
１人に着目した数であり、既購入客数に新規客数を加え
た数である。ＰＰＩ（Personal PI ）値は、個々の商品
の継続購買の度合であるリピート購買率を表す指標であ
り、その表品に繰り返し購買行動が起こっているか否か
を明確にする値であり、売上点数÷既購入客数で定義さ
れる。客数ＰＩ値は、個々の商品の顧客に対する普及の
度合いおよび認知度を表す指標であり、その商品がいか
に多くの顧客に購入されたかを明確にする値であり、既
購入客数÷（既購入客数＋新規客数）で定義される。

【００３４】出力部６５は、データベース６２から入力
された、利用者１の氏名、住所、およびクーポンコード
をプリンタ３２に出力する。

【００３５】プリンタ３２は、利用者１に郵送するダイ
レクトメール１３を出力する装置である。プリンタ３２
は、データ分析サーバ３１が出力した利用者１の氏名、
住所、およびクーポンコードに基づいて、ダイレクトメ
ール１３を出力する。通信ネットワーク４０は、端末２
２とデータ分析サーバ３１を相互に通信可能に接続する
任意の通信ネットワークであり、本実施の形態において
はインターネットである。

【００３６】次に、このような構成のクーポン券発行シ
ステム１００の動作について、図６を参照してまとめて
説明する。ステップＳＴ１：まず、利用者１は、店舗２でＩＤカー
ド１１を提示して商品を購入する。ステップＳＴ２：ＰＯＳレジ２１は、装荷されたＩＤカ
ード１１から読み取った識別番号と、利用者１が購入し
た商品の商品コードを端末２２に出力する。端末２２
は、識別番号および商品コードを通信ネットワーク４０
を介してデータ分析サーバ３１へ送信する。

【００３７】ステップＳＴ３：データ分析サーバ３１
は、識別番号および商品コードを受信し、データベース
６２に識別番号およびそれに対応付けて商品コードを記
憶し、購買履歴を更新する。ステップＳＴ４：データ分析サーバ３１は、購買履歴に
基づいて、クーポンコードを生成し、データベース６２
に記憶する。

【００３８】ステップＳＴ５：利用者１が個別クーポン
券発行機２３にＩＤカード１１を装荷した場合には、個
別クーポン券発行機２３は、ＩＤカード１１から読み取
った識別番号と、クーポンコードを要求する信号を端末
２２を介して、データ分析サーバ３１に送信する。そし
て、データ分析サーバ３１は、データベース６２から、
受信した識別番号のクーポンデータを検索し、その検索
結果の識別番号およびクーポンデータを要求元の端末２
２に送信する。

【００３９】ステップＳＴ６：個別クーポン券発行機２
３は、識別番号およびクーポンデータを受信し、個別ク
ーポン券発行機２３に出力する。個別クーポン券発行機
２３は、識別番号およびクーポンデータに基づいて、個
別クーポン券１２を発行する。ステップＳＴ７：また、プリンタ３２は、データ分析サ
ーバ３１より入力された識別番号およびクーポンデータ
に基づいて、ダイレクトメール１３を出力する。ダイレ
クトメール１３は、利用者１に郵送される。

【００４０】このように、クーポン券発行システム１０
０によれば、ＩＤカード１１を用いて利用者１を個別に
識別し、購買履歴を管理し、購買履歴を分析することに
より、利用者１毎の個別クーポン券１２を発行すること
ができる。その結果、利用者１毎のニーズに応えること
ができる。また、クーポン券発行システム１００によれ
ば、購入した商品の購買履歴に基づいて、利用者１毎
に、個別クーポン券１２を発行しているため、継続して
商品を購入する利用者１が増える。

【００４１】また、クーポン券発行システム１００によ
れば、利用者１毎の個別クーポン券を有するダイレクト
メール１３を利用者１に郵送している。利用者１は、店
舗２に足を運ぶことなしに、個別クーポン券を手にする
ことができる。このため、直接に利用者１の購買を促す
ことができる。

【００４２】なお、本発明は本実施の形態に限られるも
のではなく、任意好適な種々の改変が可能である。例え
ば、本実施の形態では、個別クーポン券発行機２３は、
端末２２を介してデータ分析サーバ３１とデータの送受
信を行っていたが、端末２２を介さず直接にデータ分析
サーバ３１とデータの送受信を行ってもよい。

【００４３】また、本実施の形態のダイレクトメール１
３は、１つのクーポン券を有していたが、この形態に限
られるものではない。例えば、図７に示すように、複数
のクーポン券を有する封筒や、いわゆる、封筒いらずを
用いてもよい。このようにすることで、多くの個別クー
ポン券を利用者１毎に郵送することができる。

【００４４】また、本実施の形態の利用者１への広告
は、個別クーポン券１２およびダイレクトメール１３を
用いて行ったが、この形態に限られるものではない。例
えば、利用者１毎の購買履歴に基づき生成されたチラシ
を用いて、利用者１に広告を行ってもよい。このように
することで、利用者１毎の購買履歴を反映した広告を作
成することができる。

【００４５】また、本実施の形態の通信ネットワーク４
０は、インターネットを用いたが、この形態に限られる
ものではない。例えば、専用回線を用いてもよい。

【００４６】また、例えば、本実施の形態のＩＤカード
１１は、磁気カード、ＩＣカード、バーコード付きカー
ド、リライトカード等を用いてもよい。

【００４７】また、例えば、本実施の形態のクーポン券
発行システム１００は、ポイントカードシステムと組み
合わせて運営してもよい。

【００４８】

【発明の効果】このように、本発明によれば、顧客毎の
個別クーポン券を発行するクーポン券発行方法およびそ
の装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は、本発明の実施の形態のクーポン券発行
システムを説明する図である。

【図２】図２は、図１に示したクーポン券発行システム
のＩＤカードの表面を示す図である。

【図３】図３は、図１に示したクーポン券発行システム
の個別クーポン券の表面を示す図である。

【図４】図４は、図１に示したクーポン券発行システム
のダイレクトメールの表面および裏面を示す図である。

【図５】図５は、図１に示したクーポン券発行システム
のデータ分析サーバの構成を示す図である。

【図６】図６は、図１に示したクーポン券発行システム
のフローチャートである。

【図７】図７は、複数のクーポン券を有するダイレクト
メールを示した図である。

【符号の説明】

１…利用者、２…店舗、
３…本部１１…ＩＤカード、１２…個別クーポン券、１３
…ダイレクトメール２１…ＰＯＳレジ、２２…端末、２３…
個別クーポン発行機３１…データ分析サーバ、３２…プリンタ４０…通信ネットワーク６１…送受信部、６２…データベース、６
３…検索部６４…分析決定部、６５…出力部１００…クーポン券発行システム

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｇ０７Ｇ 1/14 Ｇ０７Ｇ 1/14

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】利用者が購入した商品の購買履歴データに
基づいて、クーポン券を出力するクーポン券発行方法で
あって、前記利用者が購入した商品の購買履歴データと、前記利
用者の識別情報とを対応づけて記憶するステップと、前記記憶している購買履歴データおよび前記識別情報に
基づいて、利用者毎の個別クーポン券データを生成する
ステップと、前記生成した個別クーポン券データに基づいて、前記利
用者毎に個別クーポン券を出力する出力ステップとを有
するクーポン券発行方法。
【請求項２】前記生成した個別クーポン券データに基づ
いて、前記利用者毎に郵送する、前記利用者毎の個別ク
ーポン券を含むダイレクトメールを出力するステップを
さらに有する請求項１に記載のクーポン券発行方法。
【請求項３】前記生成した個別クーポン券データに基づ
いて、前記利用者毎の個別クーポン券を含むチラシを出
力するステップをさらに有する請求項１または２に記載
のクーポン券発行方法。
【請求項４】前記個別クーポン券データは、前記記憶し
ている購買履歴データおよび前記識別情報に基づいて、
前記利用者毎に興味を示す商品に対して割引を行う請求
項１〜３のいずれかに記載のクーポン券発行方法。
【請求項５】前記出力ステップにおいては、前記利用者
の識別情報を含み前記利用者が携帯する携帯型情報記憶
媒体から、前記利用者の識別情報を読み取り、前記識別
情報に対応する前記個別クーポン券データに基づいて、
前記利用者に個別クーポン券を出力する請求項１〜４の
いずれかに記載のクーポン券発行方法。
【請求項６】利用者が購入した商品の購買履歴データに
基づいて、クーポン券を出力するクーポン券発行装置で
あって、前記利用者が購入した商品の購買履歴データと、前記利
用者の識別情報とを対応づけて記憶する購買履歴記憶手
段と、前記記憶している購買履歴データおよび前記識別情報に
基づいて、利用者毎の個別クーポン券データを生成する
個別クーポン券データ生成手段と、前記生成した個別クーポン券データに基づいて、前記利
用者毎に個別クーポン券を出力する個別クーポン券出力
手段とを有するクーポン券発行装置。
【請求項７】前記生成した個別クーポン券データに基づ
いて、前記利用者毎に郵送する、前記利用者毎の個別ク
ーポン券を含むダイレクトメールを出力するダイレクト
メール出力手段をさらに有する請求項６に記載のクーポ
ン券発行装置。
【請求項８】前記生成した個別クーポン券データに基づ
いて、前記利用者に割引チラシを出力するチラシ出力手
段をさらに有する請求項６または７に記載のクーポン券
発行装置。
【請求項９】前記個別クーポン券データ生成手段は、前
記記憶している購買履歴データおよび前記識別情報に基
づいて、前記利用者が興味を示す商品に対して割引を行
う個別クーポン券データを生成する請求項６〜８のいず
れかに記載のクーポン券発行装置。
【請求項１０】前記利用者の識別情報を含み、前記利用
者が携帯する利用者毎の携帯型情報記憶媒体をさらに有
し、前記出力手段は、前記携帯型情報記憶媒体が装荷され、
前記利用者の識別情報を読み取り、前記識別情報に対応
する前記個別クーポン券データに基づいて、前記利用者
に個別クーポン券を出力する請求項６〜９のいずれかに
記載のクーポン券発行装置。
【請求項１１】利用者毎の個別クーポン券を出力するク
ーポン券発行装置であって、利用者の識別情報を入力する入力手段と、前記利用者が購入した商品の購買履歴データと、前記利
用者の識別情報とを対応づけて記憶し、前記利用者毎の
個別クーポン券データを生成する管理装置に、前記入力
された識別情報を送信する送信手段と、前記管理装置が送信した前記利用者毎の個別クーポン券
データを受信する受信手段と、前記受信した個別クーポン券データに基づいて、前記識
別番号の利用者に個別クーポン券を出力する出力手段と
を有するクーポン券発行装置。
【請求項１２】利用者が購入した商品の購買履歴データ
および前記利用者の識別情報を受信する受信手段と、前記受信した前記利用者の購買履歴データおよび前記利
用者の識別情報を関連づけて記憶する購買履歴記憶手段
と、前記記憶した購買履歴データおよび前記識別情報に基づ
いて、特典を受けることができる前記利用者毎の個別ク
ーポン券データを生成する個別クーポン券データ生成手
段と、前記生成した個別クーポン券データを送信する送信手段
とを有するクーポン券発行装置。