JP2002312643A - 商取引支援方法および商取引支援プログラム - Google Patents

商取引支援方法および商取引支援プログラム

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JP2002312643A
JP2002312643A JP2001116032A JP2001116032A JP2002312643A JP 2002312643 A JP2002312643 A JP 2002312643A JP 2001116032 A JP2001116032 A JP 2001116032A JP 2001116032 A JP2001116032 A JP 2001116032A JP 2002312643 A JP2002312643 A JP 2002312643A
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Japan
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JP2001116032A
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English (en)
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Junko Kimura
潤子 木村
Masaki Kudo
雅基 久道
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Japan Research Institute Ltd
Original Assignee
Japan Research Institute Ltd
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 取引者の信用度に応じて適切な取引相手との
取引を支援する 【解決手段】 商取引支援サーバ18は、売り手/買い
手の信頼性をそれぞれ評価する売り手信頼性評価部2
2、買い手信頼性評価42と、売り手から伝達された製
品の情報を記憶する製品DB28と、買い手から伝達さ
れた需要を示す情報を記憶する受容DB48とを備えて
いる。たとえば、売り手の信頼度と買い手の信頼度とを
考慮して、買い手選択部52により、ある製品の買い手
候補が選択される。買い手候補には、売り手が販売しよ
うとする製品や売り手の信頼度が伝達され、買い手候補
は、これを参照して、売り手からの製品の購入の是非を
決定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】本発明は、インターネットなどネ
ットワークを利用した商取引を支援するシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及により、あ
る商品等の売り手と買い手とを結び付けるサービスを行
うサイトが実用化されている。たとえば、「S−M@R
T ONLINE(URL=http://smol.co.jp/smol
/)」においては、売り手が、自己が販売する鉄鋼製品
を掲示しておき、買い手が、掲示された鉄鋼製品から所
望のものを検索して、見積を依頼すると、上記サイトを
介して、見積もり依頼が売り手に伝達され、売り手が見
積依頼への回答を、サイトを介して買い手に伝達する。
【0003】次いで、買い手が発注をサイトに伝達する
と、発注の依頼が売り手に転送され、発注の受領通知を
サイトを介して買い手に伝達することにより、取引が成
立する。同種のサイトには、たとえば、「いといとドッ
トコム(URL=http://www.ito-ito.com)」などがあ
り、種々の商品の取引を支援している。
【0004】
【課題を解決するための手段】これらサイトにおいて
は、基本的に、売り手が登録した商品を、買い手が検索
して、所望の商品の見積を得て、その後、当該商品を受
発注するものであり、売り手や買い手が誰であるかを知
ることはできたが、その信用等を知るためには、別の手
段を利用する必要があった。特に、いわゆる「BtoB
(Business to Business)」の取引においては、取引相
手の信用は著しく重要であり、取引相手を間違えたため
に、取引者の経営事態に大きな影響を与えるおそれもあ
る。
【0005】本発明は、取引者の信用度に応じて適切な
取引相手との取引を支援できるシステムを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、取引者
の信頼性を評価するステップと、前記取引者のうち、製
品の販売を希望する取引者である売り手側取引者のマシ
ンからネットワークを介して伝達された製品の情報を登
録するステップと、前記取引者のうち、製品の購入を希
望する取引者である買い手側取引者のマシンからネット
ワークを介して伝達された需要を示す情報を登録するス
テップと、登録された製品の情報に関して、売り手側取
引者に関する信頼性を示す指標を取得するステップと、
前記登録された製品の情報に基づき、登録された需要を
示す情報を検索して、当該製品の購入を希望する買い手
側取引者を抽出するステップと、前記抽出された買い手
側取引者に関する信頼性を示す指標を取得するステップ
と、前記売り手側取引者に関する指標および買い手側取
引者に関する指標に基づき、買い手の候補となる取引者
を選択するステップと、前記買い手の候補となる取引者
に関する需要を示す情報をその信頼性を示す指標ととも
に、前記売り手側取引者のマシンに提示するステップ
と、前記売り手側取引者のマシンから、買い手の候補の
取引者を選択した情報に基づき、当該売り手側取引者
と、選択された買い手側取引者との間における契約の処
理を実行するステップとを備えたことを特徴とする商取
引支援方法により達成される。
【0007】本発明によれば、買い手側取引者の信頼性
を示す指標に基づき、売り手側取引者は、取引相手を選
択することが可能となる。さらに、売り手側取引者の信
頼性を示す指標に基づき、選択された買い手側取引者
に、売り手側取引者にかかる製品を認知させることがで
きる。たとえば、売り手にとっては信頼できる取引者と
の間での取引を図ることができ、かつ、選択されなかっ
た他の買い手側取引者には、売り手の姿を隠すことがで
きる。つまり、取引所において、一部の取引相手にだけ
に売り手の姿を見せる形態の取引が可能となる。
【0008】好ましい実施態様においては、さらに、前
記買い手の候補となる取引者のマシンに、ネットワーク
を介して、売り手およびその信頼性を示す指標を示す情
報と、登録された製品の情報とを伝達するステップと、
前記買い手の候補となる取引者の何れかのマシンから、
前記製品の購入を依頼する情報を受理するステップと、
前記購入を依頼した買い手の候補の取引者およびその需
要を示す情報を含むリストを作成するステップとを備
え、前記リストが、前記売り手側取引者のマシンに伝達
される。
【0009】より好ましい実施態様においては、さら
に、売り手側取引者に関して、買い手がかけるべき保険
の保険額を算出するステップを備え、前記保険額が、前
記買い手候補の取引者のマシンに、ネットワークを介し
て伝達される。また、買い手候補の取引者に関して、売
り手がかけるべき保険の保険額を算出するステップを備
え、前記保険額が、前記売り手側取引者のマシンに、ネ
ットワークを介して伝達されても良い。
【0010】また、本発明の目的は、取引者の信頼性を
評価するステップと、前記取引者のうち、製品の販売を
希望する取引者である売り手側取引者のマシンからネッ
トワークを介して伝達された製品の情報を登録するステ
ップと、前記取引者のうち、製品の購入を希望する取引
者である買い手側取引者のマシンからネットワークを介
して伝達された需要を示す情報を登録するステップと、
登録された需要を示す情報に関して、買い手側取引者に
関する信頼性を示す指標を取得するステップと、前記需
要を示す情報に基づき、登録された製品を示す情報を検
索して、当該製品の販売を希望する売り手側取引者を抽
出するステップと、前記抽出された売り手側取引者に関
する信頼性を示す指標を取得するステップと、前記売り
手側取引者に関する指標および買い手側取引者に関する
指標に基づき、売り手の候補となる取引者を選択するス
テップと、前記売り手の候補となる取引者に関する製品
の情報をその信頼性を示す指標とともに、前記買い手側
取引者のマシンに提示するステップと、前記買い手側取
引者のマシンから、売り手の候補の取引者を選択した情
報に基づき、当該買い手側取引者と、選択された売り手
側取引者との間における契約の処理を実行するステップ
とを備えたことを特徴とする商取引支援方法によっても
達成される。
【0011】本発明によれば、売り手側取引者の信頼性
を示す指標に基づき、買い手側取引者は、取引相手を選
択することが可能となる。さらに、買い手側取引者の信
頼性にしたがって選択された売り手側取引者に、買い手
側取引者が購入を希望する製品を認知させることができ
る。買い手にとっては信頼できる取引者との間での取引
を図ることができ、かつ、選択されなかった他の売り手
側取引者には、買い手の姿を隠すことができる。つま
り、取引所において、一部の取引相手にだけに買い手の
姿を見せる形態の取引が可能となる。
【0012】好ましい実施態様においては、さらに、前
記売り手の候補となる取引者のマシンに、ネットワーク
を介して、買い手およびその信頼性を示す指標を示す情
報と、登録された需要の情報とを伝達するステップと、
前記売り手の候補となる取引者の何れかのマシンから、
前記製品の販売を依頼する情報を受理するステップと、
前記販売を依頼した売り手の候補の取引者およびその販
売情報を含むリストを作成するステップとを備え、前記
リストが、前記買い手側取引者のマシンに伝達される。
【0013】より好ましい実施態様においては、さら
に、買い手側取引者に関して、売り手がかけるべき保険
の保険額を算出するステップを備え、前記保険額が、前
記売り手候補の取引者のマシンに、ネットワークを介し
て伝達される。また、売り手候補の取引者に関して、買
い手がかけるべき保険の保険額を算出するステップを備
え、前記保険額が、前記買い手側取引者のマシンに、ネ
ットワークを介して伝達されても良い。
【0014】別の好ましい実施態様においては、さら
に、前記売り手側取引者による販売の実績および買い手
側取引者による購入の実績を示す情報を受理するステッ
プを備え、当該実績を示す情報に基づき、前記売り手側
取引者および買い手側取引者の信頼性が再評価される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態につき説明を加える。図1は、本発明の実
施の形態にかかるネットワークを利用した商取引システ
ムの概略を示すブロックダイヤグラムである。図1に示
すように、この商取引システムにおいては、インターネ
ット12に、種々の商品を供給する側、つまり、売り手
側取引者のマシン14−1、14−2、・・・と、商品
を購入する側、つまり、買い手側取引者の種々のマシン
16−1、16−2、・・・とが接続されている。ま
た、これら売り手側取引者と買い手側取引者との間の商
取引を支援するための商取引支援サーバ18が、インタ
ーネット12に接続されている。なお、本明細書におい
ては、商品ないし製品とは、有体物に限定されず、サー
ビス(たとえば、コンサルタント、知識の教授など)も
含まれる。
【0016】本実施の形態においては、売り手側は自己
が販売したい商品を商取引支援サーバ18に登録するこ
とで、当該売り手に相応しい、つまり、売り手の信頼度
に適した買い手が提示され、かつ、選択した買い手との
間で、当該買い手の信頼度にしたがって、買い手に対し
て売り手が掛ける保険額など保証を含めた契約を結ぶこ
とができる。
【0017】その一方、買い手側は自己が購入したい商
品を商取引支援サーバ18に登録することで、当該買い
手に相応しい、つまり、買い手の信頼度に適した売り手
が提示され、かつ、選択した売り手との間で、当該売り
手の信頼度にしたがって、売り手に対して買い手が掛け
る保険額などの保証を含めた契約を結ぶことができる。
なお、以下、売り手側取引者のマシン14−1、14−
2、14−3に情報を伝達し、或いは、これらの何れか
から情報を受理する場合に、場合によって、単に「売り
手」から情報を伝達し、或いは、「売り手」から情報を
受理するなどと称する。また、買い手側取引者のマシン
16−1、16−2、16−3、・・・に情報を伝達
し、或いは、これらの何れかから情報を受理する場合
に、場合によって、単に「買い手」から情報を伝達し、
或いは、「買い手」から情報を受理するなどと称する。
【0018】図2は、本実施の形態にかかる商取引支援
サーバ18の構成を示すブロックダイヤグラムである。
図2に示すように、商取引支援サーバ18は、売り手に
よる商品の納入実績、商品の品質、納期、実際の納入期
日、取引者自体の信用などに基づき売り手側取引者の信
頼性を評価する売り手信頼性評価部22と、信頼性を示
す情報(信頼度)を含む取引者情報を記憶する取引者情
報データベース(DB)24と、売り手から伝達される
製品情報を管理する製品情報管理部26と、製品情報を
記憶する製品データベース(DB)28と、アクチャリ
ー機能を備え、売り手の信用度に基づき売り手に関する
保険額(つまり、買い手が売り手に対してかける保険の
保険額)などを算出する売り手保証処理部30と、買い
手に認知させるべき売り手を選択する売り手選択部32
と、買い手による商品の購入実績、代金の支払実績、決
済期日、取引者自体の信用などに基づき買い手側取引者
の信頼性を評価する買い手信頼評価部42と、買い手か
ら伝達される需要情報を管理する需要情報管理部46
と、需要情報を記憶する需要データベース(DB)48
と、アクチャリー機能を備え、買い手の信用度に基づき
買い手に関する保険額(つまり、売り手が買い手に対し
てかける保険の保険額)などを算出する買い手保証処理
部50と、売り手に認知させるべき買い手を選択する買
い手選択部52と、売買契約に関する種々の処理を実行
する契約処理部54と、売買契約を交わした売り手およ
び買い手による納品、決済などに関する情報を取得する
実績フォロー処理部56とを有している。商取引支援サ
ーバ18は、インストールされたプログラムにより、上
記部材として機能することが可能となっている。
【0019】このように構成された商取引支援サーバ1
8を利用した取引の概略につき図3を参照して説明を加
える。商取引支援サーバ18は、売り手に関して、その
信頼性を評価し(ステップ301)、また、売り手から
製品情報が伝達されると、これを製品情報管理部26が
受理して、製品DB28に登録する(ステップ30
2)。
【0020】その後、後述する処理を経て、売り手の製
品を購入する買い手が選択され(ステップ303)、売
り手と買い手との契約に関する処理が実行される(ステ
ップ310)。この契約処理自体は、買い手からの、商
取引支援サーバ18を介した売り手への見積依頼の伝
達、売り手からの、商取引支援サーバ18を介した買い
手への見積の伝達、買い手からの、商取引支援サーバ1
8を介した発注依頼の伝達、売り手からの、商取引支援
サーバ18を介した受注書の伝達など、従来の電子商取
引における情報伝達と同様である。
【0021】契約処理の後、実績フォロー処理部56に
より、売り手の販売実績、納期、納品期日などが取得さ
れ(ステップ304)、これがフィードバックされて、
売り手信頼性評価部22により、売り手の信頼性が再評
価される(ステップ301)。これにより、取引者情報
DB24の内容が更新される。
【0022】その一方、買い手に関しても、その信頼性
の評価(ステップ311)、買い手からの需要情報の受
理および需要DB48への登録(ステップ312)、後
述する処理にしたがった、需要に応答した売り手の選択
(ステップ313)、売り手と買い手との間の契約処理
(ステップ310)、および、買い手の実績のフォロー
(ステップ314)が行われ、実績のフォローにより買
い手の信頼性が再評価され、取引者情報DB24の内容
が更新される。
【0023】図4は、図3における製品情報の登録(ス
テップ302)および買い手の選択(ステップ303)
までの処理をより詳細に示すフローチャートである。図
4に示すように、売り手が販売したい製品の情報(製品
販売情報)が、売り手側マシン14から商取引支援サー
バ18に伝達されると(ステップ401)、製品情報管
理部26によりこれが製品DB26に登録される。この
製品販売情報には、販売したい製品の仕様、単価、納期
等が含まれる。
【0024】次いで、売り手信頼性評価部22が取引者
情報DB24から、当該売り手に関する信頼度を取得
し、かつ、売り手保証処理部30が当該売り手に関する
保険額(すなわち、契約の際に買い手が売り手に対して
かける保険の保険額)を算出する(ステップ402)。
【0025】図6は、本実施の形態にかかる取引者の信
頼度を説明するための図である。本実施の形態において
は、売り手であれば、販売実績、品質、納期、納入期
日、取引者自体の信用などを示す指標に、それぞれ重み
を付けて、一定の数値として信用度を表している。買い
手の場合であれば、購入実績、支払実績、決済期日、取
引者自体の信用などを示す指標に、それぞれ重みを付け
て、一定の数値として信用度を表している。さらに、得
られた信用度の数値の範囲にしたがって、格付けを付与
している。
【0026】たとえば、図6において、取引者a、取引
者b、取引者c、取引者d・・・からなる取引者群(符
号601)には、「AAA」という格付けが付与され、
それより若干信用度の数値が小さな、取引者d、・・・
からなる取引者群(符号602)には、「AA」という
格付けが付与されている。このようにして、・・・取引
者p、取引者qからなる取引者群(符号603)には
「B+」という格付けが与えられ、最下位に位置する取
引者p、取引者q、取引者rおよび取引者sからなる取
引者群(符号604)には「B」という格付けが与えら
れている。本実施の形態においては、売り手側取引者お
よび買い手側取引者のそれぞれについて格付けがなされ
ている。このように付与された格付けは、取引者と関連
付けて取引者情報DB24内に記憶されていても良い
し、テーブルなどの形式で取引者情報DB24に記憶さ
れていても良い。次いで、買い手選択部52が、当該売
り手の販売しようとする商品の情報を受理し、取引相手
として適切な買い手候補を選択する(ステップ40
3)。図7(a)は、図4のステップ403をより詳細
に示すフローチャートである。
【0027】図7(a)に示すように、買い手選択部5
2は、売り手が販売を希望している製品の情報と、売り
手の格付けとを、製品情報管理部26から取得する(ス
テップ701)。次いで、需要情報管理部46が、需要
DB48等を参照して、当該製品の購入を希望している
買い手或いは購入が予想される買い手を抽出する(ステ
ップ702)。また、需要情報管理部46は、買い手信
頼性評価部42を介して、抽出された買い手のそれぞれ
の格付けを取得する(ステップ703)。これら買い手
およびその格付けの情報は、買い手選択部52に伝達さ
れる。
【0028】買い手選択部52は、売り手の格付けと、
抽出された買い手のそれぞれの格付けとを比較して、買
い手候補となり得るものを選択する(ステップ70
4)。ここでは、売り手が、買い手候補とすべき好まし
い相手の条件を設定しておき、これにしたがって、抽出
された買い手のうち、上記条件に合致するものを選択し
ても良い。
【0029】上記条件としては、たとえば、少なくとも
売り手の格付けより上位の格付けの買い手のみを選択す
ること、自己の格付けおよびそれに隣接する格付け(上
下のランクの格付け)のみを選択することなどが含まれ
る。また、売り手からの条件が設定されていない場合に
は、売り手の格付けと同一の格付けを有する買い手を選
択すればよい。
【0030】このようにして買い手候補が選択される
と、当該買い手候補のマシン16に対して、インターネ
ット12を介して製品販売情報を、売り手の信頼度とと
もに伝達する(ステップ404)。ここで、買い手候補
のマシン16に対して、売り手に対して買い手がかける
べき保険の保険額が伝達されても良い。買い手候補のマ
シンのそれぞれにおいては、売り手の信頼度や製品販売
情報、場合によってはこれに加えて保険額を参照して、
当該製品を売り手から購入する意思があれば、マシンを
操作して購入依頼を、商取引支援サーバ18に伝達する
(ステップ405)。この購入依頼には、購入する数
量、単価、納期、決済条件などが含まれている。
【0031】商取引支援サーバ18において、購入依頼
を受理すると、買い手保証処理部50は、そのアクチャ
リー機能を発揮して、購入依頼を送信した買い手候補の
信頼度を取得して、当該買い手候補のそれぞれが商品を
購入する場合の売り手側のリスク等を考慮して、それぞ
れの買い手候補に関して、売り手がかけるべき保険額を
算出する(ステップ406)。それぞれの買い手候補に
よる購入依頼および関連する保険額(買い手候補情報)
は、ネットワークを介して、売り手のマシンに伝達され
る(ステップ407)。この買い手候補情報は、リスト
や表の形式となっている。
【0032】売り手側取引者においては、購入依頼に含
まれる情報(たとえば、単価、納期、決済条件など)お
よびその保険額を参照して、買い手候補のうちのいずれ
かを選択すればよい。選択された買い手を示す情報(買
い手選択情報)は、売り手のマシンからネットワークを
介して商取引支援サーバ18に伝達される(ステップ4
08)。選択情報は、商取引支援サーバ18から選択さ
れた買い手のマシンに伝達され(ステップ409)、こ
の後に、売り手と買い手との間での契約処理が実行され
る。
【0033】契約処理は、従来のネットワークを利用し
た商取引におけるものと略同様である。簡単に説明する
と、売り手のマシンからの見積書が、商取引支援サーバ
18を介して買い手のマシンに伝達され、これに応答し
て、買い手のマシンからの発注書が、商取引支援サーバ
18を介して売り手のマシンに伝達される。さらに、売
り手のマシンから、受注書が商取引支援サーバ18を介
して買い手のマシンに伝達される。このようにして、売
り手と買い手との間の売買契約が成立する。また、契約
処理において、売り手が買い手に対してかける保険や、
買い手が売り手に対してかける保険について必要な処理
(たとえば、保険会社のサーバ(図示せず)とのデータ
通信による保険契約の補助など)を実行しても良い。こ
のようにして、売り手が販売を希望する商品について、
適切な買い手を選択して、売買契約をなすことが可能と
なる。
【0034】買い手が購入を希望する商品について、適
切な売り手を選択する場合にも、図4および図7(a)
に類似する処理が実行される。これについても、図5な
どを参照して簡単に説明を加える。図5に示すように、
買い手が購入したい製品の情報(需要情報)が、買い手
側マシン16から商取引支援サーバ18に伝達されると
(ステップ501)、需要情報管理部46によりこれが
需要DB48に登録される。この需要情報には、購入し
たい製品の使用、数量、納期などが含まれる。)
【0035】次いで、買い手信頼性評価部42が、取引
者情報DB24から、当該買い手に関する信頼度を取得
し、かつ、買い手保証処理部50が、当該買い手に関す
る保険額(契約の際に売り手が買い手に対してかける保
険の保険額)を算出する(ステップ502)。売り手選
択部32は、当該買い手が購入しようとする商品の情報
を受理し、取引相手として適切な売り手候補を選択する
(ステップ503)。図7(b)は、このステップ50
3をより詳細に示すフローチャートである。図7(b)
に示すように、売り手選択部32は、買い手が購入を希
望している製品の情報と、買い手の格付けとを、需要情
報管理部46から取得して(ステップ711)、当該製
品を取り扱っている売り手を抽出する(ステップ71
2)。
【0036】次いで、売り手選択処理部32は、抽出さ
れた売り手の格付けを取得し(ステップ713)、買い
手の格付けと、抽出された売り手のそれぞれの格付けと
を比較して、売り手候補となり得るものを選択する(ス
テップ714)。ここでの具体的な処理内容は、ステッ
プ704に関連して説明したものと略同等である。売り
手候補が選択されると、当該売り手候補のマシン14に
対して、インターネット12を介して製品需要情報を、
買い手の信頼度とともに伝達する(ステップ504)。
このステップ504において、買い手に対して、売り手
がかける保険の保険額を示す情報が添付されても良い。
【0037】売り手候補のマシンからの販売依頼を受理
すると(ステップ505)、商取引支援サーバ18の売
り手保証処理部30は、そのアクチャリー機能を発揮し
て、販売依頼を送信した売り手候補の信頼度を取得し
て、売り手候補のそれぞれから商品を購入した場合の買
い手側のリスクを考慮して、それぞれの売り手に関し
て、買い手がかけるべき保険額を算出する(ステップ5
06)。
【0038】それぞれの売り手候補による販売依頼およ
び関連する保険額(売り手候補情報)は、ネットワーク
を介して、買い手のマシンに伝達される(ステップ50
7)。買い手側取引者においては、販売依頼に含まれる
情報(たとえば、単価、納期、決済条件など)およびそ
の保険額を参照して、売り手候補のうちのいずれかを選
択する。選択された売り手を示す情報(売り手選択情
報)は、売り手のマシンからネットワークを介して商取
引支援サーバ18に伝達され(ステップ508)、これ
に応答して、商取引支援サーバ18から選択情報が、選
択された売り手のマシンに伝達される(ステップ50
9)。その後に、契約処理が実行される。この場合の契
約処理も、先に説明したものと同様である。
【0039】本実施の形態によれば、売り手が、自己の
信頼度に応じて選択された潜在的な取引相手に対して、
自己が販売したい製品があることを認知させることがで
きる。その一方、買い手にとっても、自己の信頼度に応
じて選択された潜在的な取引相手に対して、自己が購入
したい製品があることを認知させることができる。これ
により、商取引支援サーバ18により構築される電子的
な取引所において、売り手や買い手の信用によって、選
択的に相手を登場させる(つまり、選択されない相手を
隠す)ことができる。
【0040】また、本実施の形態によれば、売り手およ
び買い手のそれぞれに対する保険額を算出し、契約にお
いて必要に応じて、当該保険額の保険を、相互にかける
ことが可能となる。したがって、保証を伴った取引の場
を提供することが可能となる。
【0041】本発明は、以上の実施の形態に限定される
ことなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内
で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内
に包含されるものであることは言うまでもない。たとえ
ば、前記実施の形態においては、売り手が製品を販売し
たい場合の処理と、買い手が製品を購入したい場合の処
理とに分けているが、このような取引形態に限定され
ず、双方の処理が組み合わされたようなものであっても
良い。
【0042】また、前記実施の形態において、図4の処
理では、買い手候補に製品販売情報を与え、いずれかの
買い手候補からの購入依頼を受理しているが、これに限
定されるものではない。たとえば、予め買い手の購入依
頼を蓄積しておき、売り手の販売にかかる製品と、買い
手候補の購入依頼にかかる製品とをマッチングして、合
致する買い手候補を抽出して、そのリストを売り手に伝
達しても良い。図5の処理に関しても、同様である。
【0043】さらに、前記実施の形態において、売り手
および買い手の双方の保険契約を、商取引支援サーバに
おいて、電子的な処理によって結ぶことも可能である。
また、前記実施の形態において、売り手や買い手の信頼
度として格付けを利用しているがこれに限定されず、他
の指標(たとえば、数値)を利用しても良いことは言う
までもない。さらに、前記実施の形態においては、売り
手側のマシンと買い手側のマシンとを記載しているが、
取引においては、取引者のマシンが、ある場合には売り
手側のマシンとなり、他の場合には買い手側のマシンと
なることはいうまでもない。
【0044】また、前記実施の形態においては、企業間
の電子商取引を支援するために本発明を適用している
が、これに限定されるものではなく、一般消費者と企業
との間の取引や、一般消費者同士の取引にも適用でき可
能である。さらに、本実施の形態においては、契約対象
(売り手、買い手)に対する保証を加えるために保険を
利用しているが、これに限定されるものではない。たと
えば、保険に代わるものとして、担保請求、保証人請求
などを採用しても良い。
【0045】また、前記実施の形態においては、売り手
や買い手の実績をフォローして(ステップ304、31
4参照)、これに基づき、売り手や買い手の信頼性を再
評価するように構成されている(ステップ301、31
1参照)。しかしながら、これに限定されるものではな
い。たとえば、企業情報DBには、売り手による実績や
買い手による実績のみが蓄積され、売り手が販売したい
製品が登録され、当該製品を販売するための処理が実行
される際、或いは、買い手が購入したい製品が登録さ
れ、当該製品を購入するための処理が実行される際に、
売り手や買い手の信頼性が評価されて、その指標(信頼
度)が算出されるように構成しても良い。
【0046】たとえば、売り手において、過去、数多く
の同種の製品が販売され、その品質について市場で高く
評価されているものも有れば、ある特定の分野において
初めて市場に出すものも存在する。つまり、売り手にお
いて、製品に応じて得手不得手がある。したがって、売
り手が販売したい製品が登録された際に、企業情報DB
24中の売り手の実績、つまり、売り手により販売され
た製品の種別や品質、その納期、納入期日などを参考し
て、新たに販売したい製品に関する売り手の信頼度を算
出するようにしても良い。これにより、製品ごとにきめ
細かい評価が可能となる。買い手についても同様に考え
ることができる。
【0047】上記態様においては、商取引支援サーバを
利用した取引の概略(図3)は、以下に述べるように変
更されうる。売り手や買い手の実績のフォロー(ステッ
プ304、314)の後、これが、企業情報DB24に
蓄積される。その後、売り手による製品の販売依頼や、
買い手による製品の購入依頼があった場合に、企業情報
DB24から売り手や買い手の実績が読み出され、この
実績を考慮して、販売依頼や購入依頼にかかる製品に関
して、売り手や買い手の信頼性が評価される(ステップ
301、311)。
【0048】なお、本明細書において、一つの手段の機
能が、二つ以上の物理的手段により実現されても、若し
くは、二つ以上の手段の機能が、一つの物理的手段によ
り実現されてもよい。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、取引者の信用度に応じ
て適切な取引相手との取引を支援できるシステムを提供
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の実施の形態にかかるネット
ワークを利用した商取引システムの概略を示すブロック
ダイヤグラムである。
【図2】 図2は、本実施の形態にかかる商取引支援サ
ーバの構成を示すブロックダイヤグラムである。
【図3】 図3は、本実施の形態にかかる商取引支援サ
ーバを利用した取引の概略を示すフローチャートであ
る。
【図4】 図4は、本実施の形態にかかる取引における
処理をより詳細に示すフローチャートである。
【図5】 図5は、本実施の形態にかかる取引における
処理をより詳細に示すフローチャートである。
【図6】 図6は、本実施の形態にかかる取引者の信頼
度を説明するための図である。
【図7】 図7は、本実施の形態における、売り手およ
び買い手の選択処理をより詳細に示す図である。
【符号の説明】
12 インターネット 14 売り手側取引者のマシン 16 買い手側取引者のマシン 18 商取引支援サーバ 22 売り手信頼性評価部 24 取引者情報DB 26 製品情報管理部 28 製品DB 30 売り手保証処理部 32 売り手選択部 42 買い手信頼性評価部 46 需要情報管理部 48 需要DB 50 買い手保証処理部 52 買い手選択部 54 契約処理部 56 実績フォロー処理部

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取引者の信頼性を評価するステップと、 前記取引者のうち、製品の販売を希望する取引者である
    売り手側取引者のマシンからネットワークを介して伝達
    された製品の情報を登録するステップと、 前記取引者のうち、製品の購入を希望する取引者である
    買い手側取引者のマシンからネットワークを介して伝達
    された需要を示す情報を登録するステップと、 前記登録された製品の情報に基づき、登録された需要を
    示す情報を検索して、当該製品の購入を希望する買い手
    側取引者を抽出するステップと、 前記抽出された買い手側取引者に関する信頼性を示す指
    標を取得するステップと、 買い手の候補となる取引者に関する需要を示す情報をそ
    の信頼性を示す指標とともに、前記売り手側取引者のマ
    シンに提示するステップと、 前記売り手側取引者のマシンから、買い手の候補の取引
    者を選択した情報に基づき、当該売り手側取引者と、選
    択された買い手側取引者との間における契約の処理を実
    行するステップとを備えたことを特徴とする商取引支援
    方法。
  2. 【請求項2】 さらに、登録された製品の情報に関し
    て、売り手側取引者に関する信頼性を示す指標を取得す
    るステップと、 前記買い手の候補となる取引者のマシンに、ネットワー
    クを介して、売り手およびその信頼性を示す指標を示す
    情報と、登録された製品の情報とを伝達するステップ
    と、 前記買い手の候補となる取引者の何れかのマシンから、
    前記製品の購入を依頼する情報を受理するステップと、 前記購入を依頼した買い手の候補の取引者およびその需
    要を示す情報を含むリストを作成するステップとを備
    え、 前記リストが、前記売り手側取引者のマシンに伝達され
    ることを特徴とする請求項1に記載の商取引支援方法。
  3. 【請求項3】 さらに、登録された製品の情報に関し
    て、売り手側取引者に関する信頼性を示す指標を取得す
    るステップと、 売り手側取引者に関する指標および買い手側取引者に関
    する指標に基づき、買い手の候補となる取引者を選択す
    るステップとを備えたことを特徴とする請求項1または
    2に記載の商取引支援方法。
  4. 【請求項4】 さらに、売り手側取引者に関して、その
    信頼性を示す指標に基づき、買い手がかけるべき保険の
    保険額を算出するステップを備え、 前記保険額が、前記買い手候補の取引者のマシンに、ネ
    ットワークを介して伝達されることを特徴とする請求項
    2または3に記載の商取引支援方法。
  5. 【請求項5】 さらに、買い手候補の取引者に関して、
    その信頼性を示す指標に基づき、売り手がかけるべき保
    険の保険額を算出するステップを備え、 前記保険額が、前記売り手側取引者のマシンに、ネット
    ワークを介して伝達されることを特徴とする請求項1な
    いし4の何れか一項に記載の商取引支援方法。
  6. 【請求項6】 取引者の信頼性を評価するステップと、 前記取引者のうち、製品の販売を希望する取引者である
    売り手側取引者のマシンからネットワークを介して伝達
    された製品の情報を登録するステップと、 前記取引者のうち、製品の購入を希望する取引者である
    買い手側取引者のマシンからネットワークを介して伝達
    された需要を示す情報を登録するステップと、 前記需要を示す情報に基づき、登録された製品を示す情
    報を検索して、当該製品の販売を希望する売り手側取引
    者を抽出するステップと、 前記抽出された売り手側取引者に関する信頼性を示す指
    標を取得するステップと、 売り手の候補となる取引者に関する製品の情報をその信
    頼性を示す指標とともに、前記買い手側取引者のマシン
    に提示するステップと、 前記買い手側取引者のマシンから、売り手の候補の取引
    者を選択した情報に基づき、当該買い手側取引者と、選
    択された売り手側取引者との間における契約の処理を実
    行するステップとを備えたことを特徴とする商取引支援
    方法。
  7. 【請求項7】 さらに、登録された需要を示す情報に関
    して、買い手側取引者に関する信頼性を示す指標を取得
    するステップと、 前記売り手の候補となる取引者のマシンに、ネットワー
    クを介して、買い手およびその信頼性を示す指標を示す
    情報と、登録された需要の情報とを伝達するステップ
    と、 前記売り手の候補となる取引者の何れかのマシンから、
    前記製品の販売を依頼する情報を受理するステップと、 前記販売を依頼した売り手の候補の取引者およびその販
    売情報を含むリストを作成するステップとを備え、 前記リストが、前記買い手側取引者のマシンに伝達され
    ることを特徴とする請求項6に記載の商取引支援方法。
  8. 【請求項8】 さらに、登録された需要を示す情報に関
    して、買い手側取引者に関する信頼性を示す指標を取得
    するステップと、 前記売り手側取引者に関する指標および買い手側取引者
    に関する指標に基づき、売り手の候補となる取引者を選
    択するステップとを備えたことを特徴とする請求項6ま
    たは7に記載の商取引支援方法。
  9. 【請求項9】 さらに、買い手側取引者に関して、その
    信頼性を示す指標に基づき、売り手がかけるべき保険の
    保険額を算出するステップを備え、 前記保険額が、前記売り手候補の取引者のマシンに、ネ
    ットワークを介して伝達されることを特徴とする請求項
    7または8に記載の商取引支援方法。
  10. 【請求項10】 さらに、売り手候補の取引者に関し
    て、その信頼性を示す指標に基づき、買い手がかけるべ
    き保険の保険額を算出するステップを備え、 前記保険額が、前記買い手側取引者のマシンに、ネット
    ワークを介して伝達されることを特徴とする請求項6な
    いし9の何れか一項に記載の商取引支援方法。
  11. 【請求項11】 さらに、前記売り手側取引者による販
    売の実績および買い手側取引者による購入の実績を示す
    情報を受理するステップを備え、 当該実績を示す情報に基づき、前記売り手側取引者およ
    び買い手側取引者の信頼性が再評価されることを特徴と
    する請求項1ないし10の何れか一項に記載の商取引支
    援方法。
  12. 【請求項12】 ネットワークを介した取引者間の電子
    商取引を支援するために、コンピュータを作動させるプ
    ログラムであって、 取引者の信頼性を評価するステップ、 前記取引者のうち、製品の販売を希望する取引者である
    売り手側取引者のマシンからネットワークを介して伝達
    された製品の情報を登録するステップ、 前記取引者のうち、製品の購入を希望する取引者である
    買い手側取引者のマシンからネットワークを介して伝達
    された需要を示す情報を登録するステップ、 前記登録された製品の情報に基づき、登録された需要を
    示す情報を検索して、当該製品の購入を希望する買い手
    側取引者を抽出するステップ、 前記抽出された買い手側取引者に関する信頼性を示す指
    標を取得するステップ、 買い手の候補となる取引者に関する需要を示す情報をそ
    の信頼性を示す指標とともに、前記売り手側取引者のマ
    シンに提示するステップ、および、 前記売り手側取引者のマシンから、買い手の候補の取引
    者を選択した情報に基づき、当該売り手側取引者と、選
    択された買い手側取引者との間における契約の処理を実
    行するステップを、前記コンピュータに実行させること
    を特徴とする商取引支援プログラム。
  13. 【請求項13】 さらに、登録された製品の情報に関し
    て、売り手側取引者に関する信頼性を示す指標を取得す
    るステップ、 前記買い手の候補となる取引者のマシンに、ネットワー
    クを介して、売り手およびその信頼性を示す指標を示す
    情報と、登録された製品の情報とを伝達するステップ、 前記買い手の候補となる取引者の何れかのマシンから、
    前記製品の購入を依頼する情報を受理するステップ、お
    よび、 前記購入を依頼した買い手の候補の取引者およびその需
    要を示す情報を含むリストを作成するステップを、前記
    コンピュータに実行させ、かつ、 前記リストが、前記売り手側取引者のマシンに伝達され
    るように前記コンピュータを作動させることを特徴とす
    る請求項12に記載の商取引支援プログラム。
  14. 【請求項14】 さらに、登録された製品の情報に関し
    て、売り手側取引者に関する信頼性を示す指標を取得す
    るステップ、および、 前記売り手側取引者に関する指標および買い手側取引者
    に関する指標に基づき、買い手の候補となる取引者を選
    択するステップを、前記コンピュータに実行させること
    を特徴とする請求項12または13に記載の商取引支援
    プログラム。
  15. 【請求項15】 さらに、売り手側取引者に関して、そ
    の信頼性を示す指標に基づき、買い手がかけるべき保険
    の保険額を算出するステップを、前記コンピュータに実
    行させ、かつ、 前記保険額が、前記買い手候補の取引者のマシンに、ネ
    ットワークを介して伝達されるように、前記コンピュー
    タを作動させることを特徴とする請求項13または14
    に記載の商取引支援プログラム。
  16. 【請求項16】 さらに、買い手候補の取引者に関し
    て、その信頼性を示す指標に基づき、売り手がかけるべ
    き保険の保険額を算出するステップを、前記コンピュー
    タに実行させ、かつ、 前記保険額が、前記売り手側取引者のマシンに、ネット
    ワークを介して伝達されるように、前記コンピュータを
    作動させることを特徴とする請求項12ないし15の何
    れか一項に記載の商取引支援プログラム。
  17. 【請求項17】 ネットワークを介した取引者間の電子
    商取引を支援するために、コンピュータを作動させるプ
    ログラムであって、 取引者の信頼性を評価するステップ、 前記取引者のうち、製品の販売を希望する取引者である
    売り手側取引者のマシンからネットワークを介して伝達
    された製品の情報を登録するステップ、 前記取引者のうち、製品の購入を希望する取引者である
    買い手側取引者のマシンからネットワークを介して伝達
    された需要を示す情報を登録するステップ、 前記需要を示す情報に基づき、登録された製品を示す情
    報を検索して、当該製品の販売を希望する売り手側取引
    者を抽出するステップ、 前記抽出された売り手側取引者に関する信頼性を示す指
    標を取得するステップ、 売り手の候補となる取引者に関する製品の情報をその信
    頼性を示す指標とともに、前記買い手側取引者のマシン
    に提示するステップ、および、 前記買い手側取引者のマシンから、売り手の候補の取引
    者を選択した情報に基づき、当該買い手側取引者と、選
    択された売り手側取引者との間における契約の処理を実
    行するステップを、前記コンピュータに実行させること
    を特徴とする商取引支援プログラム。
  18. 【請求項18】 さらに、登録された需要を示す情報に
    関して、買い手側取引者に関する信頼性を示す指標を取
    得するステップ、 前記売り手の候補となる取引者のマシンに、ネットワー
    クを介して、買い手およびその信頼性を示す指標を示す
    情報と、登録された需要の情報とを伝達するステップ、 前記売り手の候補となる取引者の何れかのマシンから、
    前記製品の販売を依頼する情報を受理するステップ、お
    よび、 前記販売を依頼した売り手の候補の取引者およびその販
    売情報を含むリストを作成するステップを、前記コンピ
    ュータに実行させ、かつ、 前記リストが、前記買い手側取引者のマシンに伝達され
    るように、前記コンピュータを作動させることを特徴と
    する請求項17に記載の商取引支援プログラム。
  19. 【請求項19】 さらに、登録された需要を示す情報に
    関して、買い手側取引者に関する信頼性を示す指標を取
    得するステップ、および、 前記売り手側取引者に関する指標および買い手側取引者
    に関する指標に基づき、売り手の候補となる取引者を選
    択するステップを、前記コンピュータに実行させること
    を特徴とする請求項17または18に記載の商取引支援
    プログラム。
  20. 【請求項20】 さらに、買い手側取引者に関して、そ
    の信頼性を示す指標に基づき、売り手がかけるべき保険
    の保険額を算出するステップを、前記コンピュータに実
    行させ、かつ、 前記保険額が、前記売り手候補の取引者のマシンに、ネ
    ットワークを介して伝達されるように、前記コンピュー
    タを作動させることを特徴とする請求項18または19
    に記載の商取引支援プログラム
  21. 【請求項21】 さらに、売り手候補の取引者に関し
    て、その信頼性を示す指標に基づき、買い手がかけるべ
    き保険の保険額を算出するステップを、前記コンピュー
    タに実行させ、かつ、 前記保険額が、前記買い手側取引者のマシンに、ネット
    ワークを介して伝達されるように、前記コンピュータを
    作動させることを特徴とする請求項17ないし20の何
    れか一項に記載の商取引支援プログラム。
  22. 【請求項22】 さらに、前記売り手側取引者による販
    売の実績および買い手側取引者による購入の実績を示す
    情報を受理するステップを、前記コンピュータに実行さ
    せ、かつ、 当該実績を示す情報に基づき、前記売り手側取引者およ
    び買い手側取引者の信頼性を再評価するように、前記コ
    ンピュータを作動させることを特徴とする請求項17な
    いし21の何れか一項に記載の商取引支援プログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009534744A (ja) * 2006-04-21 2009-09-24 パイプライン・ファイナンシャル・グループ・インコーポレーテッド 金融商品の匿名の値付け要請を形成するシステム及び方法
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