JP2002311314A - 光ファイバケーブルの製造方法および光ファイバケーブルの製造装置 - Google Patents

光ファイバケーブルの製造方法および光ファイバケーブルの製造装置

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JP2002311314A
JP2002311314A JP2001117045A JP2001117045A JP2002311314A JP 2002311314 A JP2002311314 A JP 2002311314A JP 2001117045 A JP2001117045 A JP 2001117045A JP 2001117045 A JP2001117045 A JP 2001117045A JP 2002311314 A JP2002311314 A JP 2002311314A
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optical fiber
pump
fiber cable
opening
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Junichi Takeda
純一 武田
Yukimasa Aida
幸勝 会田
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバケーブル製造初期の粘性物質に起
因した不良を防止する。 【解決手段】 金属管の中に光ファイバを挿入し、ま
た、その光ファイバと金属管との間の隙間に粘性物質を
充填して光ファイバケーブルを製造する装置において、
粘性物質用タンク9から金属管の中に粘性物質を導くた
めの粘性物質供給経路には、ポンプ10よりも下流側の
部位にバルブ11を設ける。光ファイバケーブルの製造
を開始する前に、バルブ11が閉弁している状態でポン
プ10の駆動を開始してポンプ10とバルブ11間の粘
性物質供給管8の粘性物質の圧力を高める粘性物質の予
圧運転を行ってから、バルブ11を開弁して光ファイバ
ケーブルの製造を開始する。製造開始直後から、金属管
の内部に粘性物質をほぼ設定の流量でもって供給するこ
とが可能となり、粘性物質が無いあるいは粘性物質の不
足による不良発生をほぼ防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属管の内部に光
ファイバを挿入し、また、その光ファイバと金属管との
間の隙間に粘性物質を充填して光ファイバケーブルを製
造する方法および光ファイバケーブルの製造装置に関す
るものである。
【0002】
【背景技術】光ファイバケーブルの一種として、金属管
の中に光ファイバを挿入し、その光ファイバと金属管と
の間の隙間に粘性物質(ジェリー)を充填したタイプの
ものがある。上記粘性物質は、金属管の中において光フ
ァイバを固定し、かつ、光ファイバの防水を行い、さら
に、側圧から光ファイバを保護するものである。
【0003】このような光ファイバケーブルは、例え
ば、図6に示されるような装置を用いて製造される。こ
の製造装置1では、例えば、金属テープ2(例えばステ
ンレステープ)を複数のロール3を利用して筒状に加工
し、溶接機5により、その金属テープ2の両側縁の当接
部分を溶接して金属管6を形成する。それと共に、その
金属管6の内部に、導入管4を用いて光ファイバ(図示
せず)および粘性物質(図示せず)を導入して、光ファ
イバケーブルを製造する。
【0004】なお、図6中の符号7は導入管4に光ファ
イバを供給するための光ファイバ供給管を示す。また、
符号8は粘性物質供給源である粘性物質用タンク9から
粘性物質を導入管4に供給するための粘性物質供給管を
示し、この粘性物質供給管8と導入管4により、粘性物
質用タンク9から上記金属管6に粘性物質を導くための
粘性物質導入通路が構成されている。さらに、符号10
は粘性物質供給管8に介設されたポンプを示し、このポ
ンプ10の駆動により粘性物質が粘性物質用タンク9か
ら粘性物質供給管8と導入管4を介し上記金属管6に向
けて流動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記粘性物
質は粘度が非常に高いものである。このため、ポンプ1
0の駆動を開始させても、すぐには、導入管4から粘性
物質が金属管6の内部に流れ出さず、少し時間が経過し
た後に導入管4から粘性物質が金属管6の内部に徐々に
吐出し始める。そして、粘性物質が導入管4から設定の
流量Rs(例えば40g/分)でもって安定的に金属管
6の内部に流れ出るようになるのはポンプ10の駆動を
開始してから例えば約2分以上をも時間が経過した以降
となる。図7には、ポンプ10の駆動を開始してからの
経過時間と、導入管4から流れ出る粘性物質の流量との
関係例を示すグラフが表されている。
【0006】上記のように、ポンプ10の駆動を開始し
てから、粘性物質が金属管6の内部に安定的に供給され
始めるまでに時間が掛かることから、光ファイバケーブ
ルの製造を開始したばかりの製造初期には、光ファイバ
ケーブルの金属管6の内部に粘性物質が導入されていな
い、あるいは、粘性物質が少ない不良部分が製造されて
しまうという問題が生じる。
【0007】本発明は上記課題を解決するために成され
たものであり、その目的は、光ファイバケーブルの製造
を開始して直ぐに、金属管への粘性物質供給が安定化で
きて、粘性物質に起因した製造初期の不良発生を低減す
ることができる光ファイバケーブルの製造方法および光
ファイバケーブルの製造装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は次に示す構成をもって前記課題を解決す
る手段としている。すなわち、第1の発明は、金属管の
内部に光ファイバを挿入し、また、その光ファイバと金
属管との間の隙間に粘性物質を充填して光ファイバケー
ブルを製造する方法であって、粘性物質供給源から上記
金属管の内部に粘性物質を導くための粘性物質導入通路
には、上記粘性物質を金属管に向けて流動させるための
ポンプと、このポンプよりも下流側に設けられて当該通
路の開閉を行う開閉手段とを設け、光ファイバケーブル
の製造を開始する前に、上記開閉手段が閉の状態で上記
ポンプを駆動させて当該ポンプと上記開閉手段との間の
粘性物質導入通路部分の粘性物質の圧力を高めてから、
上記開閉手段を開の状態として、光ファイバケーブルの
製造を開始する構成をもって前記課題を解決する手段と
している。
【0009】第2の発明は、金属管の内部に光ファイバ
を挿入し、また、その光ファイバと金属管との間の隙間
に粘性物質を充填して光ファイバケーブルを製造する方
法であって、粘性物質供給源から上記金属管の内部に粘
性物質を導くための粘性物質導入通路には、上記粘性物
質を金属管に向けて流動させるためのポンプが設けられ
ており、光ファイバケーブルの製造開始時には、光ファ
イバケーブル製造の定常運転時のポンプ駆動量よりも大
きな駆動量で上記ポンプを駆動させることを特徴として
構成されている。
【0010】第3の発明は、金属管の内部に光ファイバ
を挿入し、また、その光ファイバと金属管との間の隙間
に粘性物質を充填して光ファイバケーブルを製造する装
置であって、粘性物質供給源から上記金属管の内部に粘
性物質を導くための粘性物質導入通路と;この粘性物質
導入通路に介設されて粘性物質を金属管に向けて流動さ
せるためのポンプと;このポンプよりも下流側の粘性物
質導入通路部分に設けられて当該通路の開閉を行う開閉
手段と;を有し、光ファイバケーブルの製造を開始する
前に、上記開閉手段が閉の状態で上記ポンプを駆動させ
て当該ポンプと上記開閉手段との間の粘性物質導入通路
部分の粘性物質の圧力を高めてから、上記開閉手段を開
の状態として、光ファイバケーブルの製造を開始するこ
とを特徴として構成されている。
【0011】第4の発明は、第3の発明の構成を備え、
光ファイバケーブルの製造を開始する前に、開閉手段が
閉の状態でポンプを駆動させて当該ポンプと開閉手段と
の間の粘性物質導入通路部分の粘性物質の圧力を高めた
以降に、開閉手段を開の状態とする粘性物質予圧制御部
が設けられていることを特徴として構成されている。
【0012】第5の発明は、第4の発明の構成を備え、
粘性物質導入通路には、ポンプと開閉手段との間の部位
に、通路内の圧力を検出する圧力検出手段が設けられて
おり、粘性物質予圧制御部は、光ファイバケーブルの製
造開始前におけるポンプ駆動期間に上記圧力検出手段の
圧力検出値を取り込み、この取り込んだ圧力検出値に基
づいて、ポンプと開閉手段との間の粘性物質導入通路部
分の粘性物質の圧力が設定の圧力に達したと判断した以
降に、開閉手段を開の状態にする構成としたことを特徴
としている。
【0013】第6の発明は、第4の発明の構成を備え、
粘性物質導入通路には、ポンプと開閉手段との間の部位
に、ポンプ駆動による粘性物質の圧力を調整するための
圧力調整手段が設けられており、粘性物質予圧制御部
は、光ファイバケーブルの製造開始前のポンプ駆動によ
りポンプと開閉手段との間の粘性物質導入通路部分の粘
性物質の圧力が高められ上記圧力調整手段によってその
粘性物質の圧力が安定した以降に、開閉手段を開の状態
にする構成としたことを特徴としている。
【0014】第7の発明は、金属管の内部に光ファイバ
を挿入し、また、その光ファイバと金属管との間の隙間
に粘性物質を充填して光ファイバケーブルを製造する装
置であって、粘性物質供給源から上記金属管の内部に粘
性物質を導くための粘性物質導入通路と;この粘性物質
導入通路に介設されて粘性物質を金属管に向けて流動さ
せるためのポンプと;光ファイバケーブルの製造開始時
には、光ファイバケーブル製造の定常運転時のポンプ駆
動量よりも大きな駆動量で上記ポンプを駆動させるポン
プ駆動制御部と;が設けられていることを特徴として構
成されている。
【0015】上記構成の発明において、例えば、粘性物
質導入通路には、ポンプと、このポンプよりも下流側に
開閉手段とを設け、光ファイバケーブルの製造を開始す
る前に、上記開閉手段が閉の状態で上記ポンプを駆動さ
せる。これにより、ポンプと開閉手段との間の粘性物質
導入通路部分の粘性物質の圧力が高まる。このように粘
性物質導入通路内の粘性物質の圧力が高められている状
態で、上記開閉手段を開の状態として光ファイバケーブ
ルの製造を開始すると、その製造開始時から、粘性物質
が金属管の内部に吐出し始め、しかも、直ぐに金属管へ
の粘性物質供給を安定化することができることとなる。
【0016】これにより、光ファイバケーブルの製造初
期に、粘性物質が金属管に供給されていない、あるい
は、粘性物質が不足している事態発生を抑制することが
できて、そのような粘性物質に起因した光ファイバケー
ブルの不良部分をほぼ無くすことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、この発明に係る実施形態
例を図面に基づいて説明する。
【0018】図1(a)には本発明の光ファイバケーブ
ルの製造方法が適用される光ファイバケーブルの製造装
置の第1実施形態例が模式的に示されている。なお、図
1(a)では、第1実施形態例の光ファイバケーブルの
製造装置において特徴的な構成部分が抜き出されて図示
されており、それ以外の構成は図6に示した構成とほぼ
同様である。この第1実施形態例の説明において、図6
に示した光ファイバケーブルの製造装置と同一構成部分
には同一符号を付し、その共通部分の重複説明は省略す
る。
【0019】この第1実施形態例では、粘性物質導入通
路を構成する粘性物質供給管8において、ポンプ10を
設けると共に、そのポンプ10よりも下流側の部位に、
管(通路)の開閉を行う開閉手段としてのバルブ11を
設けている。
【0020】この第1実施形態例において最も特徴的な
ことは、光ファイバケーブルの製造を開始する前に、バ
ルブ11を閉弁した状態でポンプ10を駆動してポンプ
10とバルブ11間の粘性物質供給管8部分の粘性物質
の圧力を高める粘性物質の予圧運転を行ってから、バル
ブ11を開弁して光ファイバケーブルの製造を開始する
ことである。なお、光ファイバケーブルの製造開始後の
製造手法はどのような手法を採用してもよく、ここで
は、その説明は省略する。
【0021】そのような粘性物質の予圧運転に関わるポ
ンプ10の駆動動作や、バルブ11の開・閉動作は手動
により操作してもよいが、ここでは、それらポンプ10
の駆動動作やバルブ11の開閉動作等を自動制御する構
成の一例を示す。
【0022】例えば、この第1実施形態例では、ポンプ
10とバルブ11との間の粘性物質供給管8部分には配
管内部の圧力を検出するための圧力検出手段12が設け
られている。また、この光ファイバケーブルの製造装置
1を制御するための制御装置13には、粘性物質の予圧
運転の動作を自動制御する粘性物質予圧制御部14が設
けられている。
【0023】この粘性物質予圧制御部14は、例えば、
圧力検出手段12等の情報を取り込み、これら取り込ん
だ情報を利用し、図1(b)のフローチャートに示され
るような制御手順でもってポンプ10やバルブ11を自
動制御する構成を備えている。つまり、粘性物質予圧制
御部14は、例えば、作業者等による運転開始ボタンの
操作情報に基づいて装置運転の開始指令が発せられたこ
とを検知したときに(図1(b)のステップS1)、バ
ルブ11が閉の状態でポンプ10の駆動を開始させ(ス
テップS2)、ポンプ10とバルブ11との間の粘性物
質供給管8部分の粘性物質に圧力を加え始める。
【0024】そして、粘性物質予圧制御部14は、圧力
検出手段12の検出値を時々刻々と取り込み(ステップ
S3)、その取り込んだ検出値を設定の圧力値に比較し
て、検出値が設定の圧力値に達したか否かを判断する
(ステップS4)。
【0025】ところで、バルブ11が開弁している状態
でポンプ10の駆動を開始すると、図3に示されるよう
に、時間の経過に従って粘性物質供給管8の内部の圧力
は徐々に上昇し始める。そして、導入管4から設定の流
量Rsでもって粘性物質が金属管6の内部に安定的に供
給され始める頃から粘性物質供給管8の粘性物質の圧力
は、ほぼ一定の圧力値Psに安定する。
【0026】その圧力値Ps(つまり、導入管4から設
定流量Rsで粘性物質が金属管6に安定的に供給されて
いるときの粘性物質供給管8の粘性物質の圧力値)を演
算や実験等により求める。この求めた圧力値Psが上記
設定圧力値として粘性物質予圧制御部14に予め与えら
れている。
【0027】粘性物質予圧制御部14は、その設定圧力
値Psと、圧力検出手段12の検出値との比較により、
圧力検出手段12の検出値が設定圧力値Psに達したと
判断したときに、バルブ11を開弁する(ステップS
5)。この第1実施形態例では、それと同様に、ロール
3の駆動や、光ファイバ供給管7から導入管4への光フ
ァイバの供給が開始されて光ファイバケーブルの製造が
開始される。
【0028】この第1実施形態例によれば、粘性物質供
給管8には、ポンプ10よりも下流側の部位にバルブ1
1が設けられ、光ファイバケーブルの製造を開始する前
に、バルブ11が閉じている状態でポンプ10を駆動さ
せてポンプ10とバルブ11間の粘性物質供給管8部分
の粘性物質の圧力を高める粘性物質の予圧運転を行うの
で、バルブ11を開弁して光ファイバケーブルの製造を
開始したときから、図2のグラフに示されるように、導
入管4から金属管6の内部にほぼ設定の吐出流量Rsで
もって粘性物質を安定的に供給することができることと
なる。
【0029】これにより、光ファイバケーブルの製造初
期の不良をほぼ無くすことができ、無駄を無くすことが
できる。
【0030】以下に、第2実施形態例を説明する。な
お、この第2実施形態例の説明において、第1実施形態
例と同一構成部分には同一符号を付し、その共通部分の
重複説明は省略する。
【0031】この第2実施形態例の光ファイバケーブル
の製造手法では、図4に示されるように、ポンプ10と
バルブ11との間の粘性物質供給管8部分に圧力調整手
段16を設ける。この圧力調整手段16は、粘性物質供
給管8とほぼ同じ内径を持つ配管(ベントライン)17
と、この配管17の内径よりも細くて導入管4とほぼ同
じ内径を持つ配管18と、上記配管17に設けられるバ
ルブ19とを有して構成されている。この圧力調整手段
16において、上記配管17の一端側がポンプ10とバ
ルブ11間の粘性物質供給管8部分に連通接続され、こ
の配管17の他端側には配管18の一端側が接続され、
この配管18の他端側は設定の接続場所(図示せず)に
接続されている。
【0032】この圧力調整手段16では、配管17に細
い配管18が接続されているので、バルブ11が閉弁
し、バルブ19が開弁している状態でポンプ10を駆動
させることにより、ポンプ10とバルブ11間の粘性物
質供給管8部分の粘性物質の圧力を高めることができ、
しかも、その粘性物質の圧力を予め定めた設定の圧力に
安定させることが可能である。なお、この第2実施形態
例では、第1実施形態例に示した設定圧力値Ps(つま
り、導入管4から設定流量Rsで粘性物質が金属管6に
安定的に供給されているときの粘性物質供給管8の粘性
物質の圧力値)が上記設定圧力として設定されている。
【0033】この第2実施形態例では、光ファイバケー
ブルの製造を開始する前の粘性物質の予圧運転によっ
て、ポンプ10とバルブ11との間の粘性物質供給管8
部分の粘性物質の圧力が高められ上記圧力調整手段16
によってその粘性物質の圧力が安定した以降に、バルブ
11を開弁する。それと共に、光ファイバケーブルの製
造が開始される。なお、光ファイバケーブルの製造開始
後の製造手法はどのよう手法を採用してもよく、その説
明は省略する。
【0034】この第2実施形態例でも、粘性物質の予圧
運転を行ってから、光ファイバケーブルの製造を開始す
るので、第1実施形態例と同様に、製造初期の粘性物質
に起因した不良を殆ど無くすことができる。
【0035】この第2実施形態例においても、第1実施
形態例と同様に、粘性物質の予圧運転に関わるポンプ1
0の駆動動作やバルブ11,19の開閉動作は手動によ
り操作してもよいが、以下に、そのポンプ10やバルブ
11,19等の動作の自動制御の構成例を示す。
【0036】この第2実施形態例に示す光ファイバケー
ブルの製造装置にあっては、上記圧力調整手段16が設
けられると共に、下記に示すような粘性物質予圧制御部
14が制御装置13に設けられている。それ以外の装置
構成は第1実施形態例に示した装置構成とほぼ同様であ
る。なお、この第2実施形態例では、第1実施形態例に
示した圧力検出手段12は設けられていない。
【0037】この第2実施形態例では、光ファイバケー
ブルの製造装置1が運転を停止しているときには、バル
ブ11は閉弁し、バルブ19は開弁している状態になっ
ている。粘性物質予圧制御部14は、例えば、装置運転
の開始指令が発せられたことを検知したときに、バルブ
11が閉弁し、バルブ19が開弁している状態のまま、
ポンプ10の駆動を開始する。このポンプ10の駆動に
より、粘性物質供給管8の粘性物質の圧力は高められ
る。
【0038】そして、粘性物質予圧制御部14は、予め
定められたバルブ開弁条件を満たしたときに、バルブ1
9を閉弁してバルブ11を開弁する。それと共に、光フ
ァイバケーブルの製造が開始される。
【0039】上記バルブ開弁条件とは、粘性物質供給管
8の粘性物質の圧力が圧力調整手段16によりほぼ設定
の圧力に安定していることを示す条件である。例えば、
ポンプ10が駆動を開始してから、粘性物質供給管8の
粘性物質の圧力が圧力調整手段16によりほぼ設定の圧
力に安定し始めるまでの時間はほぼ定まっているので、
その時間を求めておき、ポンプ10の駆動を開始してか
らその時間(例えば2分)が経過したことをバルブ開弁
条件として与えておく。
【0040】このような粘性物質予圧制御部14によっ
て、光ファイバケーブルの製造開始前の予圧運転を自動
運転することができる。
【0041】なお、圧力調整手段は、光ファイバケーブ
ルの製造を開始する前の粘性物質の予圧運転時に、ポン
プ10とバルブ11間の粘性物質供給管8部分の粘性物
質の圧力を調整することができる構成を備えていればよ
く、上記構成に限定されるものではない。例えば、配管
(ベントライン)17に細管である配管18を設けるの
に代えて、配管17の粘性物質の流量を可変制御するこ
とができる例えばニードルバルブ等の流量制御手段を配
管17に設けてもよい。例えば、ニードルバルブを設け
る場合には、粘性物質の予圧運転時に、ポンプ10とバ
ルブ11間の粘性物質供給管8部分の粘性物質が設定の
圧力となるように、ニードルバルブの弁開度が制御され
る。
【0042】以下に、第3実施形態例を説明する。この
第3実施形態例の光ファイバケーブルの製造方法では、
前記した図6に示すような光ファイバケーブルの製造装
置1を利用して光ファイバケーブルを製造する場合に、
光ファイバケーブルの製造開始時に、図5(a)に示す
ように光ファイバケーブル製造の定常運転時のポンプ駆
動量Jsよりも大きな駆動量でもってポンプ10を駆動
する。これにより、従来の粘性物質供給管8の粘性物質
の圧力の立ち上がり(図5(b)の点線B参照)より
も、この第3実施形態例では粘性物質の圧力の立ち上が
り(図5(b)の実線A参照)が早まり、導入管4から
金属管6への粘性物質の供給の安定を早めることができ
る。なお、この第3実施形態例では、それ以外の、図6
の装置1を利用した光ファイバケーブルの製造手法はど
のような手法を採用してもよく、ここでは、その説明は
省略する。
【0043】上記ポンプ10の駆動量制御は手動により
行ってもよいが、ここでは、ポンプ10を自動制御する
構成の一例を示す。例えば、光ファイバケーブルの製造
装置1の制御装置13にはポンプ10を制御するための
ポンプ駆動制御部20が設けられている。この第3実施
形態例では、そのポンプ駆動制御部20には定常運転時
のポンプ駆動量Jsと、運転開始時のポンプ駆動量Jp
とが予め与えられている。
【0044】その定常運転時のポンプ駆動量Jsとは、
粘性物質が導入管4から金属管6の内部に設定の流量R
sでもって安定供給されているときのポンプ10の駆動
量である。また、運転開始時のポンプ駆動量Jpは上記
定常運転時のポンプ駆動量Jsよりも大きな駆動量であ
り、ポンプ10の能力等の様々な点を考慮して、適宜に
設定されている。この第3実施形態例では、上記ポンプ
駆動量Js,Jpの情報は、ポンプ10の回転数の情報
によってポンプ駆動制御部20に与えられている。
【0045】上記ポンプ駆動制御部20は、例えば作業
者による運転開始ボタンの操作情報に基づいて光ファイ
バケーブルの製造開始を検知したときには、運転開始時
のポンプ駆動量Jpでもってポンプ10を駆動する。そ
して、ポンプ駆動制御部20は予め与えられたプログラ
ムに従ってポンプ10の駆動量を定常運転時のポンプ駆
動量Jsに向けて徐々に低下させていき、粘性物質が導
入管4から金属管6へ安定供給され始める頃から、ポン
プ10を定常運転時のポンプ駆動量Jsでもって駆動さ
せる構成を備えている。
【0046】この第3実施形態例によれば、光ファイバ
ケーブルの製造開始時に、ポンプ10の駆動量を定常運
転時よりも大きくする構成としたので、粘性物質供給管
8の粘性物質の圧力の立ち上がりを従来に比べて早める
ことができる。これにより、導入管4から金属管6への
粘性物質供給の安定が早まり、粘性物質が無いあるいは
粘性物質の不足に起因した光ファイバケーブルの製造初
期の不良を大幅に低減することができる。
【0047】また、この第3実施形態例では、粘性物質
供給管8にバルブ11や圧力検出手段12や圧力調整手
段16を設けることなく、上記の如く光ファイバケーブ
ルの製造開始時におけるポンプ10の駆動量を定常運転
時よりも高めるだけで、光ファイバケーブルの製造初期
の不良を大幅に低減することができるので、従来の製造
装置の構造のまま、大きな成果を発揮することができ
る。
【0048】なお、この発明は上記各実施形態例に限定
されるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例
えば、上記第1や第2の実施形態例では、設定の圧力値
Psは、導入管4から金属管6に粘性物質が安定供給さ
れているときの粘性物質供給管8の粘性物質の圧力値で
あったが、この圧力値以外の適切な値を設定の圧力値と
して用いてもよい。
【0049】また、上記第2実施形態例では、圧力検出
手段12が省略されていたが、第1実施形態例と同様
に、圧力検出手段12を設けてもよい。この場合には、
予圧運転により粘性物質供給管8の粘性物質の圧力が高
められてその圧力が圧力調整手段16により安定したこ
とを圧力検出手段12の検出値に基づいて検知したとき
に、バルブ11を開弁させることが可能となる。
【0050】
【発明の効果】粘性物質導入通路には、ポンプと、この
ポンプよりも下流側の部位に通路の開閉手段とを設け、
光ファイバケーブルの製造を開始する前に、開閉手段が
閉の状態でポンプを駆動させてポンプと開閉手段との間
の粘性物質導入通路部分の粘性物質の圧力を高める粘性
物質の予圧運転を行ってから、開閉手段を開の状態とし
て、光ファイバケーブルの製造を開始する発明にあって
は、粘性物質の予圧運転によって、ポンプと開閉手段と
の間の粘性物質導入通路部分の粘性物質の圧力が高めら
れている状態で、光ファイバケーブルの製造が開始され
るので、製造開始時から、粘性物質をほぼ設定の流量で
もって粘性物質導入通路から金属管の内部に供給するこ
とが可能となる。
【0051】これにより、粘性物質が無いあるいは粘性
物質の不足に起因した光ファイバケーブルの製造初期の
不良を殆ど無くすことができる。
【0052】また、光ファイバケーブルの製造開始時
に、ポンプの駆動量を定常運転時のポンプ駆動量よりも
大きくする発明にあっては、粘性物質導入通路の粘性物
質の圧力の立ち上がりを従来よりも格段に早めることが
できる。これにより、粘性物質導入通路から金属管への
粘性物質供給の安定を早めることができて、上記同様
に、粘性物質が無いあるいは粘性物質の不足に起因した
光ファイバケーブルの製造初期の不良を殆ど無くすこと
ができる。
【0053】さらに、予圧運転時のポンプや開閉手段の
動作を自動制御する構成を備えたものにあっては、ポン
プや開閉手段の動作を手動により操作するという手間を
かけることなく、例えば運転開始ボタンを押すだけで、
予圧運転の一連の作業動作を自動的に行わせることがで
きる。これにより、作業者等を煩わせることなく、光フ
ァイバケーブルの製造初期の不良を大幅に低減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態例の光ファイバケーブルの製造方
法が適用された光ファイバケーブルの製造装置において
特徴的な構成部分を抜き出して示す説明図である。
【図2】第1実施形態例において、光ファイバケーブル
の製造を開始してからの経過時間と、金属管への粘性物
質の吐出流量との関係例を示すグラフである。
【図3】ポンプの駆動が開始されてからの粘性物質供給
管の粘性物質の圧力の時間的な変化例を示すグラフであ
る。
【図4】第2実施形態例において特徴的な装置構成部分
を抜き出して示す説明図である。
【図5】第3実施形態例において特徴的なポンプの駆動
量制御を説明するためのグラフである。
【図6】光ファイバケーブルの製造装置の構成例を模式
的に示したモデル図である。
【図7】従来の問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
1 光ファイバケーブルの製造装置 4 導入管 6 金属管 8 粘性物質供給管 10 ポンプ 11 バルブ 12 圧力検出手段 14 粘性物質予圧制御部 16 圧力調整手段 20 ポンプ駆動制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H001 KK19 KK22 MM02 MM06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属管の内部に光ファイバを挿入し、ま
    た、その光ファイバと金属管との間の隙間に粘性物質を
    充填して光ファイバケーブルを製造する方法であって、
    粘性物質供給源から上記金属管の内部に粘性物質を導く
    ための粘性物質導入通路には、上記粘性物質を金属管に
    向けて流動させるためのポンプと、このポンプよりも下
    流側に設けられて当該通路の開閉を行う開閉手段とを設
    け、光ファイバケーブルの製造を開始する前に、上記開
    閉手段が閉の状態で上記ポンプを駆動させて当該ポンプ
    と上記開閉手段との間の粘性物質導入通路部分の粘性物
    質の圧力を高めてから、上記開閉手段を開の状態とし
    て、光ファイバケーブルの製造を開始することを特徴と
    した光ファイバケーブルの製造方法。
  2. 【請求項2】 金属管の内部に光ファイバを挿入し、ま
    た、その光ファイバと金属管との間の隙間に粘性物質を
    充填して光ファイバケーブルを製造する方法であって、
    粘性物質供給源から上記金属管の内部に粘性物質を導く
    ための粘性物質導入通路には、上記粘性物質を金属管に
    向けて流動させるためのポンプが設けられており、光フ
    ァイバケーブルの製造開始時には、光ファイバケーブル
    製造の定常運転時のポンプ駆動量よりも大きな駆動量で
    上記ポンプを駆動させることを特徴とした光ファイバケ
    ーブルの製造方法。
  3. 【請求項3】 金属管の内部に光ファイバを挿入し、ま
    た、その光ファイバと金属管との間の隙間に粘性物質を
    充填して光ファイバケーブルを製造する装置であって、
    粘性物質供給源から上記金属管の内部に粘性物質を導く
    ための粘性物質導入通路と;この粘性物質導入通路に介
    設されて粘性物質を金属管に向けて流動させるためのポ
    ンプと;このポンプよりも下流側の粘性物質導入通路部
    分に設けられて当該通路の開閉を行う開閉手段と;を有
    し、光ファイバケーブルの製造を開始する前に、上記開
    閉手段が閉の状態で上記ポンプを駆動させて当該ポンプ
    と上記開閉手段との間の粘性物質導入通路部分の粘性物
    質の圧力を高めてから、上記開閉手段を開の状態とし
    て、光ファイバケーブルの製造を開始することを特徴と
    した光ファイバケーブルの製造装置。
  4. 【請求項4】 光ファイバケーブルの製造を開始する前
    に、開閉手段が閉の状態でポンプを駆動させて当該ポン
    プと開閉手段との間の粘性物質導入通路部分の粘性物質
    の圧力を高めた以降に、開閉手段を開の状態とする粘性
    物質予圧制御部が設けられていることを特徴とした請求
    項3記載の光ファイバケーブルの製造装置。
  5. 【請求項5】 粘性物質導入通路には、ポンプと開閉手
    段との間の部位に、通路内の圧力を検出する圧力検出手
    段が設けられており、粘性物質予圧制御部は、光ファイ
    バケーブルの製造開始前におけるポンプ駆動期間に上記
    圧力検出手段の圧力検出値を取り込み、この取り込んだ
    圧力検出値に基づいて、ポンプと開閉手段との間の粘性
    物質導入通路部分の粘性物質の圧力が設定の圧力に達し
    たと判断した以降に、開閉手段を開の状態にする構成と
    したことを特徴とする請求項4記載の光ファイバケーブ
    ルの製造装置。
  6. 【請求項6】 粘性物質導入通路には、ポンプと開閉手
    段との間の部位に、ポンプ駆動による粘性物質の圧力を
    調整するための圧力調整手段が設けられており、粘性物
    質予圧制御部は、光ファイバケーブルの製造開始前のポ
    ンプ駆動によりポンプと開閉手段との間の粘性物質導入
    通路部分の粘性物質の圧力が高められ上記圧力調整手段
    によってその粘性物質の圧力が安定した以降に、開閉手
    段を開の状態にする構成としたことを特徴とする請求項
    4記載の光ファイバケーブルの製造装置。
  7. 【請求項7】 金属管の内部に光ファイバを挿入し、ま
    た、その光ファイバと金属管との間の隙間に粘性物質を
    充填して光ファイバケーブルを製造する装置であって、
    粘性物質供給源から上記金属管の内部に粘性物質を導く
    ための粘性物質導入通路と;この粘性物質導入通路に介
    設されて粘性物質を金属管に向けて流動させるためのポ
    ンプと;光ファイバケーブルの製造開始時には、光ファ
    イバケーブル製造の定常運転時のポンプ駆動量よりも大
    きな駆動量で上記ポンプを駆動させるポンプ駆動制御部
    と;が設けられていることを特徴とした光ファイバケー
    ブルの製造装置。
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PCT/JP2001/011169 WO2002050594A1 (fr) 2000-12-20 2001-12-20 Dispositif et procede de fabrication de cable de fibres optiques couvert de tube metallique
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010528341A (ja) * 2007-05-31 2010-08-19 ドラカ・コムテツク・ベー・ベー ケーブル、およびケーブルネットワークを構築するための使用および方法

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