JP2002309906A - 蒸気冷却型ガスタービン - Google Patents

蒸気冷却型ガスタービン

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JP2002309906A
JP2002309906A JP2001113024A JP2001113024A JP2002309906A JP 2002309906 A JP2002309906 A JP 2002309906A JP 2001113024 A JP2001113024 A JP 2001113024A JP 2001113024 A JP2001113024 A JP 2001113024A JP 2002309906 A JP2002309906 A JP 2002309906A
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steam
passage
cooling
blade
ring
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Tadateru Tanioka
忠輝 谷岡
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D25/00Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
    • F01D25/08Cooling; Heating; Heat-insulation
    • F01D25/12Cooling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
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    • F01D11/08Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages for sealing space between rotor blade tips and stator
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    • F01D11/20Actively adjusting tip-clearance
    • F01D11/24Actively adjusting tip-clearance by selectively cooling-heating stator or rotor components
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C7/00Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
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    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2260/00Function
    • F05D2260/20Heat transfer, e.g. cooling
    • F05D2260/205Cooling fluid recirculation, i.e. after cooling one or more components is the cooling fluid recovered and used elsewhere for other purposes
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    • F05D2260/00Function
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 翼環と動翼との間のクリアランスを均一にす
ることを目的とする。 【解決手段】 連絡通路12が前段静翼2および後段静
翼3の枚数と同数、すなわち、32本有するので、本数
が多い連絡通路12が翼環1に密に配置されることとな
る。このために、翼環1において、連絡通路12を有す
る部分の温度と連絡通路12が無い部分の温度差が小さ
い。この温度差が小さい温度分布の均一により、翼環1
の熱変形が小さくなり、翼環1などの固定側と回転側の
前段動翼7、後段動翼8との間のクリアランス9、10
が均一となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、静翼を冷却蒸気
により冷却する蒸気冷却型ガスタービンに係り、特に、
固定側の翼環などと回転側の動翼との間のクリアランス
を均一に保つことができる蒸気冷却型ガスタービンに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の蒸気冷却型ガスタービンとして
は、たとえば、この出願人が先に出願した特開平11−
182205号公報に記載のものがある。以下、前記公
報に記載の蒸気冷却型ガスタービンついて図12および
図13を参照して説明する。
【0003】図12中において、符号100は翼環であ
る。前記翼環100は、2分の1円環形状をなすもの
を、上下に着脱可能に組み合わせて円環形状をなすもの
である。前記翼環100には、複数枚(たとえば、32
枚)の前段静翼(たとえば、1段静翼)101と、後段
静翼(たとえば、2段静翼)102とが円環に配列され
ている。なお、前記蒸気冷却型ガスタービンにおいて
は、3段静翼、4段静翼、5段静翼、……が円環に配列
されているものもある。
【0004】前記翼環100は、前記前段静翼101が
配列された部分と、前記後段静翼102が配列された部
分とが一体である一体構造をなすものである。なお、蒸
気冷却型ガスタービンにおいては、前記翼環一体構造の
もののほかに、前段静翼が配列された翼環と、後段静翼
が配列された翼環とが別個のものからなり、前段静翼側
の翼環と後段静翼側の翼環とが別部材で連結されている
翼環別個構造のものもある。
【0005】前記翼環100には、蒸気供給通路103
と、蒸気連絡通路104と、蒸気回収通路105とがそ
れぞれ設けられている。なお、前記蒸気供給通路10
3、前記蒸気連絡通路104、前記蒸気回収通路105
は、2分の1円環形状の翼環100に対して、少なくと
も1本ずつ設けられえいる。一方、前記複数枚の前段静
翼101および後段静翼102中には、冷却蒸気通路1
06および107がそれぞれ設けられている。
【0006】前記蒸気供給通路103と前記複数枚の前
段静翼101の冷却蒸気通路106との間、前記蒸気連
絡通路104と前記複数枚の前段静翼101の冷却蒸気
通路106との間、前記蒸気連絡通路104と前記複数
枚の後段静翼102の冷却蒸気通路107との間、前記
蒸気回収通路105と前記複数枚の後段静翼102の冷
却蒸気通路107との間には、第1分岐管108、第2
分岐管109、第3分岐管110、第4分岐管111が
それぞれ配管されている。
【0007】前記翼環100は、ケーシング(図示せ
ず)に支持される。前記ケーシングには、ロータ側(図
示せず)が回転可能に取り付けられており、前記ロータ
側には、動翼(たとえば、1段動翼)112が円環に配
列されている。
【0008】前記動翼112は、前記静翼101、10
2の後流側に配列されている。前記動翼112は、前記
前段静翼101と前記後段静翼102との間に配列され
ている。また、回転側の前記動翼112のチップは、固
定側の前記翼環100にクリアランス113を介して対
向している。前記クリアランス113は、ガスタービン
の効率上、均一に保つことが重要である。
【0009】そして、前記蒸気冷却型ガスタービンが運
転されると、高温高圧の燃焼ガス(図示せず)が前記前
段静翼101、前記動翼112、前記後段静翼102を
通過し、前記動翼112およびロータ側が回転して、原
動力が得られる。
【0010】図12中の実線矢印にて示される冷却蒸気
を蒸気供給通路103に供給する。すると、その冷却蒸
気は、蒸気供給通路103から第1分岐管108を経て
複数枚の前段静翼101の各冷却蒸気通路106にそれ
ぞれ分配される。分配された冷却蒸気は、各冷却蒸気通
路106を通って複数枚の前段静翼101を冷却する。
【0011】前段静翼101を冷却した冷却蒸気は、第
2分岐管109を経て蒸気連絡通路104に集中し、そ
の蒸気連絡通路104から第3分岐管110を経て複数
枚の後段静翼102の各冷却蒸気通路107に再びそれ
ぞれ分配される。分配された冷却蒸気は、各冷却蒸気通
路107を通って複数枚の後段静翼102を冷却する。
【0012】後段静翼102を冷却した冷却蒸気は、第
4分岐管111を経て蒸気回収通路105に再び集中
し、その蒸気回収通路105から回収される。この回収
された蒸気は、再利用される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
蒸気冷却型ガスタービンは、複数枚(たとえば、8枚も
しくは16枚)の前段静翼101側の冷却蒸気通路10
6と、複数枚(たとえば、8枚もしくは16枚)の後段
静翼102側の冷却蒸気通路107とを、まとめて1本
の蒸気連絡通路104により連絡するものである。
【0014】このために、図13に示すように、蒸気連
絡通路104の本数が少なく、翼環100に疎らに配置
されることとなる。この結果、翼環100のうち、蒸気
連絡通路104を有する部分の温度が高く、無い部分の
温度が低く、その温度差が大きい。この温度差が大きい
温度分布の不均一により、翼環100の熱変形が大きく
なり、固定側の翼環100と回転側の動翼112との間
のクリアランス113が不均一となる課題がある。
【0015】前記課題は、翼環一体構造の前記蒸気冷却
型ガスタービンのほかに、翼環別個構造の蒸気冷却型ガ
スタービンにおいてもある。
【0016】この発明は、固定側の翼環などと回転側の
動翼との間のクリアランスを均一に保つことができる蒸
気冷却型ガスタービンを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1にかかる発明は、複数枚の前段静翼の冷
却通路と、複数枚の後段静翼の冷却通路とを、1対1で
1本の連絡通路によってそれぞれ連通したことを特徴と
する。
【0018】この結果、請求項1にかかる発明は、連絡
通路が前段静翼および後段静翼の枚数と同数有するの
で、本数が多い連絡通路が翼環などの固定側に密に配置
されることとなる。このために、翼環などの固定側にお
いて、連絡通路を有する部分の温度と連絡通路が無い部
分の温度差が小さい。この温度差が小さい温度分布の均
一により、翼環などの固定側の熱変形が小さくなり、翼
環などの固定側と回転側の動翼との間のクリアランスが
均一となる。
【0019】また、請求項2にかかる発明は、複数枚の
前段静翼を配列する翼環と複数枚の後段静翼を配列する
翼環とが一体構造をなし、複数本の連絡通路が一体構造
の翼環中にそれぞれ設けられていることを特徴とする。
【0020】この結果、請求項2にかかる発明は、熱変
形の影響を大きく受ける虞がある翼環一体構造のものに
おいても、一体構造の翼環の熱変形が小さく、一体構造
の翼環と動翼との間のクリアランスが均一となる。
【0021】また、請求項3にかかる発明は、1枚の前
段静翼の冷却通路と、1本の連絡通路と、1枚の後段静
翼の冷却通路とを結ぶ1本の通路に、温度計測手段がそ
れぞれ設けられていることを特徴とする。
【0022】この結果、請求項3にかかる発明は、各前
段静翼、各後段静翼、各前段静翼の冷却通路、各連絡通
路、各後段静翼の冷却通路の温度異常、たとえば、各静
翼の変形、破損、損傷および各通路の漏れ、詰まりなど
を検知することができる。
【0023】また、請求項4にかかる発明は、翼環の通
路および連絡通路と、複数枚の前段静翼および後段静翼
の冷却通路とが、フレキシブル接続管を介して接続され
ていることを特徴とする。
【0024】この結果、請求項4にかかる発明は、フレ
キシブル接続管により、翼環と前段静翼および後段静翼
との間の熱伸縮差を吸収追従することができる。このた
めに、翼環と前段静翼および後段静翼との間において蒸
気の漏れを防止できる。
【0025】また、請求項5にかかる発明は、翼環のう
ち、動翼と対向する部分に、暖機用通路が設けられてお
り、暖機用通路に、暖機蒸気が通ることを特徴とする。
【0026】この結果、請求項5にかかる発明は、定格
運転前の暖機運転において、翼環の暖機用通路中に暖機
蒸気を通すことにより、翼環と動翼との間のクリアラン
スをコントロールすることができる。また、冷却蒸気と
暖機蒸気とを共通化することにより、蒸気の供給、通
路、回収の構造が共通化されてコンパクトとなる。
【0027】また、請求項6にかかる発明は、燃焼器の
尾筒に、冷却用通路が設けられており、冷却用通路中に
冷却蒸気が通ることを特徴とする。
【0028】この結果、請求項6にかかる発明は、静翼
の冷却蒸気と尾筒の冷却蒸気とを共通化することによ
り、蒸気の供給、通路、回収の構造が共通化されてコン
パクトとなる。
【0029】また、請求項7にかかる発明は、尾筒の冷
却用通路と翼環の暖機用通路とが、連通されていること
を特徴とする。
【0030】この結果、請求項7にかかる発明は、尾筒
冷却用の蒸気と翼環暖機用の蒸気とを共通化することに
より、蒸気の供給、通路、回収の構造が共通化されてコ
ンパクトとなる。
【0031】また、請求項8にかかる発明は、ケーシン
グと、前記ケーシングに支持された前記翼環などの被支
持部材との間に、フレキシブル構造の蒸気配管が設けら
れていることを特徴とする。
【0032】この結果、請求項8にかかる発明は、フレ
キシブル構造の蒸気配管により、翼環などの被支持部材
とケーシングとの間の熱伸縮差を吸収追従することがで
きる。このために、翼環などの被支持部材とケーシング
との間において蒸気の漏れを防止できる。特に、熱変形
の影響を大きく受ける虞がある翼環一体構造のものにお
いて、適している。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる蒸気冷却
型ガスタービンの実施の形態の2例を図1〜図11を参
照して説明する。なお、この実施の形態によりこの蒸気
冷却型ガスタービンが限定されるものではない。
【0034】(実施の形態1の構成の説明)図1〜図1
0は、この発明にかかる蒸気冷却型ガスタービンの実施
の形態1を示す。
【0035】図1において、1は翼環である。前記翼環
1は、2分の1円環形状をなすものを、上下に着脱可能
に組み合わせて円環形状をなすものである。前記翼環1
には、複数枚(たとえば、32枚)の前段静翼(たとえ
ば、1段静翼)2と、後段静翼(たとえば、2段静翼)
3とがそれぞれ円環に配列されている。なお、蒸気冷却
型ガスタービンにおいては、3段静翼、4段静翼、5段
静翼、……が円環に配列されているものもある。
【0036】前記翼環1は、前記前段静翼2が配列され
た部分と、前記後段静翼3が配列された部分とが一体で
ある一体構造をなすものである。前記翼環1は、ケーシ
ング4に支持手段5を介して3方向(後記ロータ6の軸
方向、径方向、周方向)に移動可能に支持されている。
【0037】前記ケーシング4には、ロータ6が回転可
能に取り付けられている。前記ロータ6には、前段動翼
(たとえば、1段動翼)7と、後段動翼(たとえば、2
段動翼)8とがそれぞれ円環に配列されている。なお、
蒸気冷却型ガスタービンにおいては、3段動翼、4段動
翼、5段動翼、……が円環に配列されているものもあ
る。
【0038】前記前段動翼7、後段動翼8は、前記前段
静翼2、後段静翼3の後流側に配列されている。回転側
の前記前段動翼7、前記後段動翼8のチップは、固定側
の前記翼環1にクリアランス9、10を介して対向して
いる。
【0039】前記翼環1には、供給通路11と、連絡通
路12と、回収通路13と、暖機用兼冷却用通路14
と、暖機用通路15とがそれぞれ設けられている。一
方、前記複数枚の前段静翼2および後段静翼3中には、
冷却通路16および17がそれぞれ設けられている。
【0040】前記供給通路11は、図2に示すように、
2分の1円環形状の翼環1に対して、設けられた2本の
供給口通路18と、1本の供給連通路19と、16本の
供給分岐通路20とからなるマニホールド構造をなす。
前記供給分岐通路20と前段静翼2の冷却通路16と
は、第1フレキシブル接続管21を介して接続されてい
る。
【0041】前記連絡通路12は、図3に示すように、
2分の1円環形状の翼環1に対して、16本設けられて
いる。前記連絡通路12と前段静翼2の冷却通路16と
は、第2フレキシブル接続管22を介して接続されてい
る。また、前記連絡通路12と後段静翼3の冷却通路1
7とは、第3フレキシブル接続管23を介して接続され
ている。この結果、複数枚の前段静翼2の冷却通路16
と、複数枚の後段静翼3の冷却通路17とは、1対1で
1本の連絡通路12よってそれぞれ連通されることとな
る。いわゆる、1スルー構造である。
【0042】前記回収通路13は、図4に示すように、
2分の1円環形状の翼環1に対して、16本設けられて
いる。前記回収通路13と後段静翼3の冷却通路17と
は、第4フレキシブル接続管24を介して接続されてい
る。
【0043】図1に示すように、前記翼環1の外周に
は、回収環25が配置されている。前記回収環25は、
2分の1円環形状をなすものを、上下に着脱可能に組み
合わせて円環形状をなすものである。前記回収環25
は、図4に示すように、2分の1円環形状に対して、設
けられた2本の回収口通路26と、1本の回収連通路2
7と、16本の回収分岐通路28とからなるマニホール
ド構造をなす。
【0044】前記各回収通路13と前記各回収分岐通路
28とは、回収配管29によりそれぞれ接続されてい
る。前記回収配管29には、温度計測手段30がそれぞ
れ設けられている。この結果、1枚の前段静翼2の冷却
通路16と、1本の連絡通路12と、1枚の後段静翼3
の冷却通路17とを結ぶ1本の通路(回収配管29)
に、温度計測手段30がそれぞれ設けられることとな
る。
【0045】前記暖機用兼冷却用通路14は、図2およ
び図3に示すように、2分の1円環形状の翼環1に対し
て、設けられた2本の暖機用兼冷却用口通路31と、1
本の暖機用兼冷却用連通路(暖機用通路)32と、8本
の暖機用兼冷却用分岐通路33とからなるマニホールド
構造をなす。前記暖機用兼冷却用連通路32は、前記翼
環1のうち、前記前段動翼7と対向する部分に設けられ
ている。
【0046】前記暖機用通路15は、図5に示すよう
に、2分の1円環形状の翼環1に対して、設けられた1
本の暖機用入口通路34Iと、1本の暖機用出口通路3
4Oと、1本の暖機用連通路(暖機用通路)35とから
なるマニホールド構造をなす。前記暖機用連通路35
は、前記翼環1のうち、前記後段動翼8と対向する部分
に設けられている。
【0047】図1において、符号36は燃焼器(図示せ
ず)の尾筒である。前記尾筒36は、前記前段静翼2の
前方に16個円環状に配置されている。前記各尾筒36
には、冷却用配管(冷却用通路)37がそれぞれ配管さ
れている。前記各冷却用配管37と、前記各暖機用兼冷
却用分岐通路33とは、それぞれ接続されている。
【0048】図1に示すように、前記翼環1の外周に
は、冷却用回収環38が配置されている。前記冷却用回
収環38は、2分の1円環形状をなすものを、上下に着
脱可能に組み合わせて円環形状をなすものである。前記
冷却用回収環38は、図6に示すように、2分の1円環
形状に対して、設けられた2本の冷却用回収口通路39
と、1本の冷却用回収連通路40と、8本の冷却用回収
分岐通路41とからなるマニホールド構造をなす。前記
各冷却用回収分岐通路41と、前記各冷却用配管37と
は、それぞれ接続されている。
【0049】前記第1〜第4フレキシブル配管21〜2
4は、図7に示すように、翼環1にねじ込んだ第1ねじ
管42と、前記第1ねじ管42により翼環1に固定され
た外管43と、前段静翼2、後段静翼3にねじ込んだ第
2ねじ管44と、前記第2ねじ管44にねじ込んだ内管
45とを備える。
【0050】前記外管43の一端側の内面には、段部4
6を介して当接凸部47が設けられている。前記外管4
3の当接凸部47と前記内管45の外面とは、気密に当
接する。前記外管43と翼環1との間、第2ねじ管44
と前段静翼2、後段静翼3との間には、金属シール(金
属ガスケット)48がそれぞれ介在されている。
【0051】前記ケーシング4と、前記ケーシング4に
支持された被支持部材、たとえば、前記翼環1、前記回
収環25、前記冷却用回収環38との間には、フレキシ
ブル構造の蒸気配管49が設けられている。すなわち、
蒸気配管49は、翼環1の4本の供給口通路18と、4
本の暖機用兼冷却用口通路31と、2本の暖機用入口通
路34Iと、2本の暖機用出口通路34Oと、回収環2
5の4本の回収口通路27と、冷却用回収環38の4本
の冷却用回収口通路39とにそれぞれ接続されている。
【0052】前記蒸気配管49は、図8に示すベローズ
構造50と、図9図に示すチューブシール構造51と、
図10に示すピストンリング構造52とがある。
【0053】前記ベローズ構造の蒸気配管50は、ケー
シング4にボルトにより固定された固定管53と、前記
固定管53によりケーシング4に固定された第1接続管
54と、前記翼環1、前記回収環25、前記冷却用回収
環38の口通路18、31、34I、34O、27、3
9にボルトにより固定されたねじ管55と、前記ねじ管
55にねじ込まれた第2接続管56と、前記第1接続管
54と前記第2接続管56とに両端が固定されたベロー
ズ管57とから構成されている。
【0054】前記固定管53は、3本の管を溶接してな
る。前記固定管53は、ボイラなどの蒸気供給源、蒸気
回収源に配管を介して接続される。前記第1接続管54
は、2本の管を溶接してなる。前記第1接続管54と前
記ケーシング4との間、前記第1接続管54と前記固定
管53との間には、金属シール(金属ガスケット)58
が介在されている。前記第2接続管56は、2本の管を
溶接してなる。前記第2接続管56と前記ねじ管55と
の間には、断面C形状の金属シール(金属ガスケット)
59が介在されている。
【0055】前記チューブシール構造の蒸気配管51
は、前記ケーシング4に固定された第1接続管60と、
前記翼環1、前記回収環25、前記冷却用回収環38に
固定された第2接続管61と、前記第1接続管60と前
記第2接続管61とに両端がばね62を介して固定され
たチューブ63とから構成されている。
【0056】前記第1接続管60と前記第2接続管61
とには、凹部64、65がそれぞれ設けられている。ま
た、前記チューブ63の両端外周には、前記ばね62が
それぞれ固定されている。前記ばね62が前記第1接続
管60の凹部64の内面と前記第2接続管61の凹部6
5の内面とにそれぞれ弾性当接する。
【0057】前記ピストンリング構造の蒸気配管52
は、前記ケーシング4に固定された第1接続管66と、
前記翼環1、前記回収環25、前記冷却用回収環38に
ボルトにより固定された第2接続管67と、前記第1接
続管66と前記第2接続管67との間に介在された3個
のピストンリング68とから構成されている。
【0058】前記第1接続管66の外周には3本の環状
の溝69が設けられている。前記溝69には、前記ピス
トンリング68がそれぞれ嵌合固定されている。前記3
本のピストンリング68は、前記第2接続管67の内面
に弾性当接する。前記第2接続管67と前記翼環1、回
収環25、冷却用回収環38との間には、金属シール
(金属ガスケット)69が介在されている。
【0059】(実施の形態1の作用の説明)この実施の
形態1にかかる蒸気冷却型ガスタービンは、以上のごと
き構成からなり、以下、その作用について説明する。
【0060】図中の実線矢印にて示される冷却蒸気が蒸
気配管49を介して供給通路11に供給される。する
と、その冷却蒸気は、図1および図2に示すように、供
給通路11の供給口通路18、供給連通路19、供給分
岐通路20で分岐され、かつ、第1フレキシブル接続管
21を経て複数枚の前段静翼2の各冷却通路16にそれ
ぞれ分配される。分配された冷却蒸気は、各冷却蒸気通
路16を通って複数枚の前段静翼2を冷却する。
【0061】前段静翼2を冷却した冷却蒸気は、図1お
よび図3に示すように、第2フレキシブル接続管22、
1スルー構造の連絡通路12、第3フレキシブル接続管
23を経て複数枚の後段静翼3の各冷却通路17にそれ
ぞれ分配される。分配された冷却蒸気は、各冷却蒸気通
路17を通って複数枚の後段静翼3を冷却する。
【0062】後段静翼3を冷却した冷却蒸気は、図1お
よび図4に示すように、第4フレキシブル管24、回収
通路13、回収配管29、回収分岐通路28、回収連絡
通路27で集中され、かつ、回収口通路26、蒸気配管
49を経て回収される。この回収された蒸気は、再利用
される。
【0063】また、暖機運転時に、図中の実線矢印にて
示される暖機蒸気が蒸気配管49を介して暖機用兼冷却
用通路14に供給される。すると、その暖機蒸気は、図
1および図2および図3に示すように、暖機用兼冷却用
口通路31を経て暖機用兼冷却用連通路32に供給され
る。この暖機用兼冷却用連通路32の周囲の部分、すな
わち、翼環1のうち、前段動翼7と対向する部分が暖機
され、翼環1と前段動翼7との間のクリアランス9が保
たれる。このために、暖機運転時において、翼環1が収
縮して前段動翼7に接触するいわゆる抱き込みを防止で
きる。
【0064】一方、定格運転時に、図中の実線矢印にて
示される冷却蒸気が蒸気配管49を介して暖機用兼冷却
用通路14に供給される。すると、その冷却蒸気は、図
1および図2および図3に示すように、暖機用兼冷却用
口通路31を経て暖機用兼冷却用連通路32に供給され
る。この暖機用兼冷却用連通路32の周囲の部分、すな
わち、翼環1のうち、前段動翼7と対向する部分が冷却
され、翼環1と前段動翼7との間のクリアランス9が保
たれる。このために、定格運転時において、翼環1が伸
長して前段動翼7との間のクリアランス9が大きくな
り、タービン効率が低下するのを防止できる。
【0065】それから、暖機用兼冷却用連通路32に供
給された蒸気は、図1および図2および図6に示すよう
に、暖機用兼冷却用分岐路33で分岐されて冷却用配管
37に供給され、尾筒36を冷却する。その尾筒36を
冷却した蒸気は、冷却用配管37、冷却用回収分岐通路
41、冷却用回収連通路40で集中され、かつ、冷却用
回収口通路39、蒸気配管49を経て回収される。この
回収された蒸気は、再利用される。
【0066】さらに、暖機運転時に、図中の実線矢印に
て示される暖機蒸気が蒸気配管49を介して暖機用通路
15に供給される。すると、その暖機蒸気は、図1およ
び図5に示すように、暖機用入口通路34Iを経て暖機
用連通路35に供給される。この暖機用連通路35の周
囲の部分、すなわち、翼環1のうち、後段動翼8と対向
する部分が暖機され、翼環1と後段動翼8との間のクリ
アランス10が保たれる。このために、暖機運転時にお
いて、翼環1が収縮して後段動翼8に接触するいわゆる
抱き込みを防止できる。
【0067】一方、定格運転時に、図中の実線矢印にて
示される冷却蒸気が蒸気配管49を介して暖機用通路1
5に供給される。すると、その暖機蒸気は、図1および
図5に示すように、暖機用入口通路34Iを経て暖機用
連通路35に供給される。この暖機用連通路35の周囲
の部分、すなわち、翼環1のうち、後段動翼8と対向す
る部分が冷却され、翼環1と後段動翼8との間のクリア
ランス10が保たれる。このために、定格運転時におい
て、翼環1が伸長して後段動翼8との間のクリアランス
10が大きくなり、タービン効率が低下するのを防止で
きる。
【0068】それから、暖機用連通路35に供給された
蒸気は、暖機用出口通路34O、蒸気配管49を経て回
収される。この回収された蒸気は、再利用される。
【0069】(実施の形態1の効果の説明)このよう
に、この実施の形態1にかかる蒸気冷却型ガスタービン
は、連絡通路12が前段静翼2および後段静翼3の枚数
と同数、すなわち、32本有するので、本数が多い連絡
通路12が翼環1に密に配置されることとなる。このた
めに、翼環1において、連絡通路12を有する部分の温
度と連絡通路12が無い部分の温度差が小さい。この温
度差が小さい温度分布の均一により、翼環1の熱変形が
小さくなり、翼環1などの固定側と回転側の前段動翼
7、後段動翼8との間のクリアランス9、10が均一と
なる。
【0070】特に、この実施の形態1にかかる蒸気冷却
型ガスタービンは、翼環1が熱変形の影響を大きく受け
る虞がある一体構造のものであっても、一体構造の翼環
1の熱変形が小さく、一体構造の翼環1と前段動翼7、
後段動翼8との間のクリアランス9、10が均一とな
る。
【0071】また、この実施の形態1にかかる蒸気冷却
型ガスタービンは、1枚の前段静翼2の冷却通路16
と、1本の連絡通路12と、1枚の後段静翼3の冷却通
路17とを結ぶ1本の通路いわゆる1スルーに、温度計
測手段30がそれぞれ設けられている。この結果、この
実施の形態1にかかる蒸気冷却型ガスタービンは、各前
段静翼2、各後段静翼3、各前段静翼2の冷却通路1
6、各連絡通路12、各後段静翼2の冷却通路17の温
度異常、たとえば、各静翼2、3の変形、破損、損傷お
よび各通路16、12、17の漏れ、詰まりなどを検知
することができる。
【0072】また、この実施の形態1にかかる蒸気冷却
型ガスタービンは、翼環1の供給通路11、連絡通路1
2、回収通路13と、複数枚の前段静翼2および後段静
翼3の冷却通路16および17とが、第1〜第4フレキ
シブル接続管21〜24を介して接続されている。この
結果、この実施の形態1にかかる蒸気冷却型ガスタービ
ンは、第1〜第4フレキシブル接続管21〜24によ
り、翼環1と前段静翼2および後段静翼3との間の熱伸
縮差を吸収追従することができる。このために、翼環1
と前段静翼2および後段静翼3との間において蒸気の漏
れを防止できる。
【0073】特に、この実施の形態1においては、外管
43の当接凸部47と内管45の外面とが気密に当接す
ることにより、ロータ6の軸方向(第1〜第4フレキシ
ブル接続管21〜24の径方向)Xと、ロータ6の径方
向(第1〜第4フレキシブル接続管21〜24の軸方
向)Yと、ロータ6の周方向(第1〜第4フレキシブル
接続管21〜24の径方向であって、図7の紙面に対し
て垂直方向)と、第1〜第4フレキシブル接続管21〜
24の周方向との熱伸縮差を吸収追従することができ
る。
【0074】また、この実施の形態1にかかる蒸気冷却
型ガスタービンは、翼環1に暖機用兼冷却用連通路32
および暖機用連通路35が設けられている。この結果、
この実施の形態1にかかる蒸気冷却型ガスタービンは、
定格運転前の暖機運転において、翼環1の暖機用兼冷却
用連通路32および暖機用連通路35中に暖機蒸気を通
すことにより、翼環1と前段動翼7、後段動翼8との間
のクリアランス9、10をコントロールすることができ
る。また、冷却蒸気と暖機蒸気とを共通化することによ
り、蒸気の供給、通路、回収の構造が共通化されてコン
パクトとなる。
【0075】また、この実施の形態1にかかる蒸気冷却
型ガスタービンは、燃焼器の尾筒36に設けられている
冷却用配管37と、翼環1の暖機用兼冷却用通路14と
が、暖機用兼冷却用分岐通路33を介して連通されてい
る。この結果、この実施の形態1にかかる蒸気冷却型ガ
スタービンは、尾筒36冷却用の蒸気と翼環1暖機用の
蒸気とを共通化することにより、蒸気の供給、通路、回
収の構造が共通化されてコンパクトとなる。
【0076】また、この実施の形態1にかかる蒸気冷却
型ガスタービンは、前記ケーシング4と、前記ケーシン
グ4に支持された被支持部材(たとえば、前記翼環1、
前記回収環25、前記冷却用回収環38)との間に、フ
レキシブル構造の蒸気配管49が設けられている。この
結果、この実施の形態1にかかる蒸気冷却型ガスタービ
ンは、フレキシブル構造の蒸気配管49により、被支持
部材(翼環1、回収環25、冷却用回収環38)と、ケ
ーシング4との間の熱伸縮差を吸収追従することができ
る。このために、被支持部材(翼環1、回収環25、冷
却用回収環38)と、ケーシング4との間において蒸気
の漏れを防止できる。特に、この実施の形態1のよう
に、翼環1が熱変形の影響を大きく受ける虞がある一体
構造のものにおいて、適している。
【0077】特に、この実施の形態1において、ベロー
ズ構造の蒸気配管50は、ケーシング4に固定された第
1接続管54と、被支持部材(翼環1、回収環25、冷
却用回収環38)に固定された第2接続管56との間に
介在されたベローズ管57により、ロータ6の軸方向
(蒸気配管50の径方向)Xと、ロータ6の径方向(蒸
気配管50の軸方向)Yと、ロータ6の周方向(蒸気配
管50の径方向であって、図8の紙面に対して垂直方
向)と、蒸気配管50の周方向との熱伸縮差を吸収追従
することができる。
【0078】また、この実施の形態1において、チュー
ブシール構造の蒸気配管51は、ケーシング4に固定さ
れた第1接続管60の凹部64内面、および、被支持部
材(翼環1、回収環25、冷却用回収環38)に固定さ
れた第2接続管62の凹部66内面と、チューブ63の
外面のばね62とが弾性当接することにより、ロータ6
の軸方向(蒸気配管51の径方向)Xと、ロータ6の径
方向(蒸気配管51の軸方向)Yと、ロータ6の周方向
(蒸気配管51の径方向であって、図9の紙面に対して
垂直方向)と、蒸気配管51の周方向との熱伸縮差を吸
収追従することができる。
【0079】さらに、この実施の形態1において、ピス
トンリング構造の蒸気配管52は、ケーシング4に固定
された第1接続管66の外周に嵌合固定されたピストン
リング68が被支持部材(翼環1、回収環25、冷却用
回収環38)に固定された第2接続管67の内周に弾性
当接することにより、ロータ6の軸方向(蒸気配管52
の径方向)Xと、ロータ6の径方向(蒸気配管52の軸
方向)Yと、ロータ6の周方向(蒸気配管52の径方向
であって、図10の紙面に対して垂直方向)と、蒸気配
管52の周方向との熱伸縮差を吸収追従することができ
る。
【0080】(実施の形態2の説明)図11は、この発
明にかかる蒸気冷却型ガスタービンの実施の形態2を示
す。
【0081】この実施の形態2は、実施の形態1の回収
環25を翼環1に一体に構成したものである。すなわ
ち、翼環1中に回収通路70が設けられている。前記回
収通路70は、供給側と回収側との差があるが、実施の
形態1の供給通路11(図2参照)とほぼ同一の構成か
らなる。
【0082】前記回収通路70は、2分の1円環形状の
翼環1に対して、設けられた2本の回収口通路71と、
1本の回収連通路72と、16本の回収分岐通路73と
からなるマニホールド構造をなす。前記回収分岐通路7
3と後段静翼3の冷却通路17とは、第4フレキシブル
接続管24を介して接続されている。
【0083】前記実施の形態2において、温度計測手段
は、供給分岐通路20、冷却通路16、連絡通路12、
冷却通路17、回収分岐通路73からなる1スルーのい
ずれかに設ける。
【0084】また、この実施の形態2は、実施の形態1
の暖機用兼冷却用通路14および冷却用回収環38と暖
機用通路15とをマニホールド構造でない構造にしたも
のである。すなわち、2分の1円環形状の翼環1に対し
て8本の暖機用兼冷却用通路74を設け、その暖機用兼
冷却用通路74に暖機用兼冷却用入口配管75と暖機用
兼冷却用出口配管76とをそれぞれ配管する。
【0085】前記16本の暖機用兼冷却用出口配管76
と16本の尾筒冷却用配管37とを接続する。前記16
本の冷却用配管37と暖機用兼冷却用入口配管75をフ
レキシブル構造の蒸気配管49を介してケーシング4外
に配管する。
【0086】一方、2分の1円環形状の翼環1に対して
1本もしくは複数本の暖機用通路77を設け、その暖機
用通路77に暖機用入口配管78と暖機用出口配管79
とをそれぞれ配管する。1本もしくは複数本の暖機用入
口配管78と暖機用出口配管79とをフレキシブル構造
の蒸気配管49を介してケーシング4外に配管する。
【0087】実施の形態2は、前記実施の形態1とほぼ
同様の作用効果を達成することができる。
【0088】(他の変形例の説明)なお、実施の形態
1、2は、翼環1が一体構造のものである。ところが、
この発明の蒸気冷却型ガスタービンは、翼環が別個構造
のものであっても良い。
【0089】また、実施の形態1、2は、前段動翼8に
対する暖機用蒸気と、尾筒36に対する冷却用蒸気とを
共通化したものである。ところが、この発明の蒸気冷却
型ガスタービンは、前段動翼8に対する暖機用蒸気と、
尾筒36に対する冷却用蒸気とを別個にしても良い。
【0090】
【発明の効果】以上から明らかなように、この発明にか
かる蒸気冷却型ガスタービン(請求項1)は、連絡通路
が前段静翼および後段静翼の枚数と同数有するので、本
数が多い連絡通路が翼環などの固定側に密に配置される
こととなる。このために、翼環などの固定側において、
連絡通路を有する部分の温度と連絡通路が無い部分の温
度差が小さい。この温度差が小さい温度分布の均一によ
り、翼環などの固定側の熱変形が小さくなり、翼環など
の固定側と回転側の動翼との間のクリアランスが均一と
なる。
【0091】また、この発明にかかる蒸気冷却型ガスタ
ービン(請求項2)には、翼環が一体構造をなし、複数
本の連絡通路が一体構造の翼環中にそれぞれ設けられて
いる。このために、翼環が熱変形の影響を大きく受ける
虞がある一体構造のものであっても、一体構造の翼環の
熱変形が小さく、一体構造の翼環と動翼との間のクリア
ランスが均一となる。
【0092】また、この発明にかかる蒸気冷却型ガスタ
ービン(請求項3)は、1枚の前段静翼の冷却通路と、
1本の連絡通路と、1枚の後段静翼の冷却通路とを結ぶ
1本の通路、すなわち、1スルーに温度計測手段がそれ
ぞれ設けられている。このために、各前段静翼、各後段
静翼、各前段静翼の冷却通路、各連絡通路、各後段静翼
の冷却通路の温度異常、たとえば、各静翼の変形、破
損、損傷および各通路の漏れ、詰まりなどを検知するこ
とができる。
【0093】また、この発明にかかる蒸気冷却型ガスタ
ービン(請求項4)は、翼環の通路および連絡通路と、
複数枚の前段静翼および後段静翼の冷却通路とが、フレ
キシブル接続管を介して接続されている。この結果、フ
レキシブル接続管により、翼環と前段静翼および後段静
翼との間の熱伸縮差を吸収追従することができる。この
ために、翼環と前段静翼および後段静翼との間において
蒸気の漏れを防止できる。
【0094】また、この発明にかかる蒸気冷却型ガスタ
ービン(請求項5)は、翼環のうち、動翼と対向する部
分に、暖機用通路が設けられている。このために、定格
運転前の暖機運転において、翼環の暖機用通路中に暖機
蒸気を通すことにより、翼環と動翼との間のクリアラン
スをコントロールすることができる。また、冷却蒸気と
暖機蒸気とを共通化することにより、蒸気の供給、通
路、回収の構造が共通化されてコンパクトとなる。
【0095】また、この発明にかかる蒸気冷却型ガスタ
ービン(請求項6)は、燃焼器の尾筒に、冷却用通路が
設けられている。このために、静翼の冷却蒸気と尾筒の
冷却蒸気とを共通化することにより、蒸気の供給、通
路、回収の構造が共通化されてコンパクトとなる。
【0096】また、この発明にかかる蒸気冷却型ガスタ
ービン(請求項7)は、尾筒の冷却用通路と翼環の暖機
用通路とが、連通されている。このために、尾筒冷却用
の蒸気と翼環暖機用の蒸気とを共通化することにより、
蒸気の供給、通路、回収の構造が共通化されてコンパク
トとなる。
【0097】また、この発明にかかる蒸気冷却型ガスタ
ービン(請求項8)は、ケーシングと、前記ケーシング
に支持された前記翼環などの被支持部材との間に、フレ
キシブル構造の蒸気配管が設けられている。この結果、
フレキシブル構造の蒸気配管により、翼環などの被支持
部材とケーシングとの間の熱伸縮差を吸収追従すること
ができる。このために、翼環などの被支持部材とケーシ
ングとの間において蒸気の漏れを防止できる。特に、熱
変形の影響を大きく受ける虞がある翼環一体構造のもの
において、適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の蒸気冷却型ガスタービンの実施の形
態1の概要を示す一部縦断面である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】図1におけるIII−III線断面図である。
【図4】図1におけるIV−IV線断面図である。
【図5】図1におけるV−V線断面図である。
【図6】図1におけるVI−VI線断面図である。
【図7】図1におけるVII部のフレキシブル配管の断
面図である。
【図8】図1におけるVIII部のベローズ構造の蒸気
配管の断面図である。
【図9】図1におけるVIII部のチューブシール構造
の蒸気配管の断面図である。
【図10】(A)は図1におけるVIII部のピストン
リング構造の蒸気配管の断面図、(B)はピストンリン
グの斜視図である。
【図11】この発明の蒸気冷却型ガスタービンの実施の
形態2の概要を示す一部縦断面である。
【図12】従来の蒸気冷却型ガスタービンの概要を示す
一部縦断面である。
【図13】図12におけるXIII−XIII線断面図
である。
【符号の説明】
1 翼環 2 前段静翼(1段静翼) 3 後段静翼(2段静翼) 4 ケーシング 5 支持手段 6 ロータ 7 前段動翼(1段動翼) 8 後段動翼(2段動翼) 9、10 クリアランス 11 供給通路 12 連絡通路 13 回収通路 14 暖機用兼冷却用通路 15 暖機用通路 16、17 冷却通路 18 供給口通路 19 供給連通路 20 供給分岐通路 21 第1フレキシブル接続管 22 第2フレキシブル接続管 23 第3フレキシブル接続管 24 第4フレキシブル接続管 25 回収環 26 回収通路 27 回収連絡通路 28 回収分岐通路 29 回収配管 30 温度計測手段 31 暖機用兼冷却用口通路 32 暖機用兼冷却用連通路 33 暖機用兼冷却用分岐通路 34I 暖機用入口通路 34O 暖機用出口通路 35 暖機用連通路 36 尾筒 37 冷却用配管 38 冷却用回収環 39 冷却用口通路 40 冷却用連通路 41 冷却分岐通路 42 第1ねじ管 43 外管 44 第2ねじ管 45 内管 46 段部 47 当接凸部 48 金属シール(金属ガスケット) 49 蒸気配管 50 ベローズ構造の蒸気配管 51 チューブシール構造の蒸気配管 52 ピストンリング構造の蒸気配管 53 固定管 54 第1接続管 55 ねじ管 56 第2接続管 57 ベローズ管 58、59 金属シール(金属ガスケット) 60 第1接続管 61 第2接続管 62 ばね 63 チューブ 64、65 凹部 66 第1接続管 67 第2接続管 68 ピストンリング 69 金属シール(金属ガスケット) 70 回収通路 71 回収口通路 72 回収連絡通路 73 回収分岐通路 74 暖機用兼冷却用通路 75 暖機用兼冷却用入口配管 76 暖機用兼冷却用出口配管 77 暖機用通路 78 暖機用入口配管 79 暖機用出口配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02C 7/28 F02C 7/28 A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 翼環には、複数枚の前段静翼および後段
    静翼がそれぞれ円環に配列されており、前記複数枚の前
    段静翼および後段静翼中には、冷却通路がそれぞれ設け
    られており、前記各冷却通路中に冷却蒸気をそれぞれ通
    すことにより、前記複数枚の前段静翼および後段静翼が
    それぞれ冷却される蒸気冷却型ガスタービンにおいて、 前記複数枚の前段静翼の冷却通路と、前記複数枚の後段
    静翼の冷却通路とは、1対1で1本の連絡通路によって
    それぞれ連通されている、ことを特徴とする蒸気冷却型
    ガスタービン。
  2. 【請求項2】 前記複数枚の前段静翼を配列する翼環と
    前記複数枚の後段静翼を配列する翼環とは、一体構造を
    なし、前記複数本の連絡通路は、前記一体構造の翼環中
    にそれぞれ設けられている、ことを特徴とする請求項1
    に記載の蒸気冷却型ガスタービン。
  3. 【請求項3】 前記1枚の前段静翼の冷却通路と、前記
    1本の連絡通路と、前記1枚の後段静翼の冷却通路とを
    結ぶ1本の通路には、温度計測手段がそれぞれ設けられ
    ている、ことを特徴とする請求項1または2に記載の蒸
    気冷却型ガスタービン。
  4. 【請求項4】 前記翼環の通路および前記連絡通路と、
    複数枚の前記前段静翼および前記後段静翼の冷却通路と
    は、フレキシブル接続管を介して接続されている、こと
    を特徴とする請求項1または2または3に記載の蒸気冷
    却型ガスタービン。
  5. 【請求項5】 前記翼環のうち、動翼と対向する部分に
    は、暖機用通路が設けられており、前記暖機用通路中に
    は、暖機蒸気が通る、ことを特徴とする請求項1または
    2または3または4に記載の蒸気冷却型ガスタービン。
  6. 【請求項6】 燃焼器の尾筒には、冷却用通路が設けら
    れており、前記冷却用通路中には、冷却蒸気が通る、こ
    とを特徴とする請求項1または2または3または4また
    は5に記載の蒸気冷却型ガスタービン。
  7. 【請求項7】 前記冷却用通路と前記暖機用通路とは、
    連通されている、ことを特徴とする請求項6に記載の蒸
    気冷却型ガスタービン。
  8. 【請求項8】 ケーシングと、前記ケーシングに支持さ
    れた前記翼環などの被支持部材との間には、フレキシブ
    ル構造の蒸気配管が設けられている、ことを特徴とする
    請求項1または2または3または4または5または6ま
    たは7に記載の蒸気冷却型ガスタービン。
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