JP2002308277A - 運搬用容器 - Google Patents

運搬用容器

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JP2002308277A
JP2002308277A JP2001188066A JP2001188066A JP2002308277A JP 2002308277 A JP2002308277 A JP 2002308277A JP 2001188066 A JP2001188066 A JP 2001188066A JP 2001188066 A JP2001188066 A JP 2001188066A JP 2002308277 A JP2002308277 A JP 2002308277A
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JP
Japan
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side wall
container
insertion portion
container body
wall
Prior art date
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JP2001188066A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Murakami
哲也 村上
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Gifu Plastic Industry Co Ltd
Original Assignee
Gifu Plastic Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器本体の構成を簡易なものとすることがで
きるとともに、ネスティング状態への組立作業を容易か
つ迅速に行うことができる運搬用容器を提供する。 【解決手段】 容器本体11は一枚のシート材を有底四
角箱状に折り曲げることによって形成され、長側壁13
の両側部には挿入片19が形成されるとともに、短側壁
14は、その上端に折り部14aを有する二重壁より形
成されており、二重壁の間となるその内側には短側壁1
4の両側部で開口する挿入孔20が形成されている。隣
接する長側壁13及び短側壁14は、挿入片19が挿入
孔20に挿入されることにより連結されるとともに、挿
入片19の露出部30を挿入孔20から抜き出すことに
より開口部15が拡がり、一対の長側壁13及び短側壁
14は、互いに上部ほど広くなるテーパ状に保持される
ようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、収容物を取り出
すときには開口部を拡げることができるとともに、収容
物を取り出し、空となった容器本体を省スペースに積み
重ねることができるように構成した運搬用容器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような運搬用容器は、上面
に開口部を有する有底四角箱状をなす容器本体を備えて
いる。この容器本体は、長四角板状をなす底壁と、底壁
の両長側縁及び短側縁に沿ってそれぞれ立設された各一
対の長側壁及び短側壁とから形成されている。これら底
壁、長側壁及び短側壁は、合成樹脂製の厚みを有する板
材より形成されるとともに、長側壁及び短側壁は、底壁
にヒンジを介して連結されており、それぞれが底壁に対
して回動可能に構成されている。
【0003】上記容器本体は、収容物が収容されると
き、下方位置の容器本体上に上方位置の容器本体を載せ
ることによって複数個の容器本体を積み上げ可能なスタ
ッキング状態とされる。容器本体をスタッキング状態と
するには、容器本体の各コーナ部において、隣接する長
側壁及び短側壁の間に長板状をなす短アームがそれぞれ
配設され、その両端部が長側壁及び短側壁に対してそれ
ぞれ螺着される。すると、短アームにより連結された長
側壁及び短側壁は、互いの側縁部を接触させ、底壁の各
側縁から直立した状態に保持される。この状態がスタッ
キング状態であり、収容物が収容された容器本体は、省
スペースとなるように複数個が積み上げられた状態で目
的地まで搬送される。
【0004】目的地で収容物が取り出され、空となった
容器本体は、下方位置の容器本体内に上方位置の容器本
体の下半部を挿入することによって複数個の容器本体を
積み重ね可能なネスティング状態とされる。容器本体を
ネスティング状態とするには、まず前記短アームを取り
外し、長側壁及び短側壁を容器本体の外方へ回動させ
る。次いで、容器本体の各コーナ部において、隣接する
長側壁及び短側壁の間に前記短アームよりもその全長が
長くなるように形成された長アームがそれぞれ配設さ
れ、その両端部が長側壁及び短側壁に対してそれぞれ螺
着される。すると、長アームにより連結された長側壁及
び短側壁は、互いの側縁部を離間させ、対向する各一対
が互いに上部ほど広くなるテーパ状をなすように保持さ
れる。この状態がネスティング状態であり、空の容器本
体は、省スペースに複数個が積み重ねられた状態で保
管、返送等される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
運搬用容器によれば、容器本体、短アーム、長アーム等
というように部品点数が多いことに加え、空の容器本体
をネスティング状態とする度に短アーム及び長アームの
付け替えを行わねばならず、組立作業が煩雑で長時間を
要するという問題があった。
【0006】この発明は、このような従来技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、容器本体の構成を簡易なものとすることが
できるとともに、ネスティング状態への組立作業を容易
かつ迅速に行うことができる運搬用容器を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の運搬用容器の発明は、有底四角
箱状をなす容器本体を備え、その対向する各一対の第1
側壁及び第2側壁を底壁に対して回動可能とし、前記第
1側壁の両側縁からは第2側壁に沿ってその先端が延び
るように挿入部を設け、前記第2側壁の両側部にはこの
挿入部を挿入するための挿入孔を設け、この挿入孔に対
して挿入部の全体が挿入された状態で容器本体内に収容
物を収容して運搬可能に構成するとともに、第1側壁及
び第2側壁を互いに開くように回動させたとき、挿入孔
に対して挿入部の基端側が抜け出し、挿入部の先端側が
係止されて各側壁の回動が停止し、互いに上部ほど広く
なるテーパ状に保持されることによって複数の容器本体
を積み重ね可能に構成することを特徴とするものであ
る。
【0008】請求項2に記載の運搬用容器の発明は、請
求項1に記載の発明において、前記容器本体を合成樹脂
製のシート材で構成し、第2側壁を底壁の周縁から上方
へ延設された上端部分を下方へ折り返すことによって構
成し、この二つ折りされたシート材の内側に挿入孔が形
成されることを特徴とするものである。
【0009】請求項3に記載の運搬用容器の発明は、請
求項1又は請求項2に記載の発明において、前記挿入部
において、第1側壁と挿入部との境界に位置し、挿入部
の全体が挿入された状態で第2側壁の側縁と重なるとと
もに、その高さが前記第2側壁の高さと同じ高さの一辺
と、挿入部の基端側と先端側との境界に位置し、挿入孔
から挿入部の基端側が抜け出した状態で第2側壁の側縁
と重なるとともに、その高さが第2側壁の高さと同じ高
さの他辺と、一辺及び他辺の上端部を結ぶ辺との間で二
等辺三角形が形成されるように構成することを特徴とす
るものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。図1及び図2に示すよう
に、運搬用容器を構成する容器本体11は、合成樹脂に
より長四角箱状に形成されている。この容器本体11
は、長四角板状に形成された底壁12と、底壁12の両
長側縁及び短側縁に沿ってそれぞれ立設された各一対の
第1側壁としての長側壁13及び第2側壁としての短側
壁14とを備えており、その上面には開口部15が形成
されている。そして、容器本体11の内部にはプリン、
ヨーグルト、ゼリー等のようにカップ状ケースに収容さ
れた菓子類、野菜、果物等の食品等といった収容物が収
容されるようになっている。
【0011】容器本体11の開口部15の周縁におい
て、両長側壁13の上端をそれぞれ延長し、各延長部分
を折り曲げることによって一対の蓋部16が形成されて
おり、これら蓋部16を内側に折り曲げることにより、
開口部15が閉塞される。また、蓋部16の両側部には
蓋部16の側縁をそれぞれ延長し、延長部分を折り曲げ
ることによって貼着部17が形成されている。貼着部1
7の内面及び貼着部17と対応する位置となる短側壁1
4の外面にはそれぞれ面ファスナー18が設けられてお
り、互いの面ファスナー18を接合することにより、開
口部15が閉塞された状態を維持可能となっている。
【0012】前記長側壁13及び短側壁14は、底壁1
2の長側縁及び短側縁から延設されたシート材を上方へ
折り曲げることにより形成されており、底壁12に対し
て容器本体11の内方及び外方へ回動できるようになっ
ている。加えて、短側壁14は、上方へ延びるシート材
をさらに下方へ折り返すことにより、その上端に折り部
14aを有する二重壁より形成されており、二重壁の間
となるその内側には短側壁14の両側部で開口する挿入
孔20が形成されている。また、長側壁13の両側部に
は、長側壁13の両側縁をそれぞれ延長し、各延長部分
を短側壁14に沿って折り曲げることによって挿入部と
しての挿入片19が形成されている。そして、前記挿入
片19が挿入孔20に挿入されることにより、隣接する
長側壁13及び短側壁14が連結されている。
【0013】図5(a),(b)に示すように、前記挿
入片19は、基端側となる露出部30と、先端側となる
係止部31とから形成されている。挿入片19の露出部
30において、長側壁13と露出部30との境界に位置
する一辺30aは、短側壁14の高さと同じ高さであ
り、挿入片19の全体、つまり露出部30及び係止部3
1の両方が挿入孔20に挿入された状態で短側壁14の
側縁と重なっている。また、露出部30において、露出
部30と係止部31との境界に位置する他辺30bは、
短側壁14の高さと同じ高さであり、挿入片19の露出
部30が挿入孔20から抜き出された状態で短側壁14
の側縁と重なっている。そして、前記一辺30a及び他
辺30bと、それらの上端部を結ぶ辺との間で、露出部
30はその正面から見て二等辺三角形を形成している。
また、挿入片19上には他辺30bに沿って折り目が形
成されており、この折り目によって挿入片19は、露出
部30及び係止部31の境界で折り曲げることができる
ようになっている。
【0014】係止部31は、その上辺31aと、露出部
30の他辺30bとの間の角度θが90゜になるように
形成されている。この係止部31は、長側壁13を容器
本体11の外方へ回動させ、露出部30の他辺30bが
短側壁14の側縁と重なった状態で、その上面が挿入孔
20内において、折り部14aの内面に接触されてい
る。この状態で、挿入孔20内からの係止部31の抜け
出しが規制されることにより、挿入片19の露出部30
のみが挿入孔20に対して挿脱可能となっている。ま
た、挿入孔20内からの係止部31の抜け出しが規制さ
れることにより、露出部30が挿入孔20内から抜け出
した状態で、一対の長側壁13は、底壁12に対する回
動を停止し、互いに上部ほど広くなるテーパ状に保持さ
れるようになっている。
【0015】上記容器本体11は、一枚のシート材を折
り曲げることにより形成されている。図3に示すよう
に、このシート材21は、合成樹脂製の発泡体により、
展開状態で略十字状に形成されている。シート材21の
中央部には長方形状をなすように、図3中で横方向及び
縦方向に延びる各一対の第1折り目22a及び第2折り
目22bが形成されている。これら第1折り目22a及
び第2折り目22bに囲まれた内側部分が中心片22と
なる。
【0016】中心片22の両長側縁からは第1折曲片2
3がそれぞれ延設されている。これら第1折曲片23の
中間部には中心片22の長側縁と平行に延びる第3折り
目23aが、両側部には第2折り目22bと一直線状に
延びる第4折り目23bが形成されている。第1折曲片
23において、第3折り目23aよりも中心片22側と
なる基端両側部には第3折曲片25が、先端両側部には
第4折曲片26がそれぞれ延設されている。第4折曲片
26には面ファスナー18が接着されている。また、第
3折曲片25には第5折り目25aが第1折曲片23の
先端に向かうほど第4折り目23bから離間する方向に
延びるように斜めに形成されている。
【0017】中心片22の両短側縁からは第2折曲片2
4がそれぞれ延設されている。これら第2折曲片24の
中間部には中心片22の短側縁と平行に延びる第6折り
目24aが形成されている。この第6折り目24aより
も中心片22側を基端として、第2折曲片24の先端縁
からは一対の爪部27が突設されるとともに、中心片2
2にはこれら爪部27と対応する位置となるように係入
穴28が透設されている。そして、上記構成よりなるシ
ート材21は、一枚のシートから切断、プレス成形等の
方法により形成される。
【0018】次に、上記シート材21による容器本体1
1の組み立てについて説明する。図4に示すように、容
器本体11を組み立てるには、まずシート材21の中心
片22に対し、第1折り目22aで第1折曲片23が9
0゜上方に折り曲げられて底壁12が形成される。次い
で、第1折曲片23に対し、第4折り目23bで第3折
曲片25が90゜横方向に折り曲げられるとともに、第
3折曲片25が第5折り目25aで折り曲げられること
により、露出部30及び係止部31を有する挿入片19
が形成される。
【0019】続いて、中心片22に対し、第2折り目2
2bで第2折曲片24がその内面を挿入片19に接触さ
せるようにして上方に折り曲げられる。その後、図中に
矢印で示すように、第2折曲片24の上半部がその下半
部との間に挿入片19を挟み込むように第6折り目24
aで下方に折り返され、爪部27が係入穴28に係入さ
れる。爪部27及び係入穴28が係合されることによ
り、第2折曲片24は二つ折りされた状態を保持され、
この二つ折りされた第2折曲片24により、その内側に
挿入孔20を有する短側壁14が形成される。
【0020】この後、第1折曲片23の上部を第3折り
目23aで90゜横方向に折り曲げることにより、第1
折曲片23の下部により長側壁13が、上部により蓋部
16が形成される。そして、蓋部16において、第4折
り目23bで第4折曲片26を90゜下方に折り曲げて
貼着部17を形成し、貼着部17の面ファスナー18を
短側壁14の外面の面ファスナー18に接合することに
より、図1に示すような容器本体11が形成される。
【0021】次いで、前記容器本体11の使用方法につ
いて説明する。さて、容器本体11内に収容物を収容す
るときには、図2に示すように、まず貼着部17及び短
側壁14の接合を解除し、蓋部16を容器本体11の外
方へ開いて開口部15を開放するとともに、蓋部16を
手で把持して容器本体11のさらに外方へ引っ張る。す
ると、蓋部16を引っ張ることにより、図5(a)に矢
印で示すように、一対の長側壁13が互いの上部を離間
させるように底壁12に対して回動され、挿入片19の
露出部30が挿入孔20から抜き出され始める。
【0022】図5(b)に示すように、挿入片19の露
出部30全体が挿入孔20から脱退される位置まで長側
壁13が回動されると、係止部31の上面が挿入孔20
内において、短側壁14の折り部14aの内面に接触す
ることにより、挿入片19全体の挿入孔20からの抜け
出しが規制され、長側壁13の回動が停止する。この状
態で、図1に示すように、容器本体11は、その開口部
15が拡げられており、この拡げられた開口部15から
容器本体11内に収容物が収容される。そして、開口部
15が拡がることにより、容器本体11内への収容物の
収容を行いやすく、また、容器本体11内で積み上げら
れた状態の収容物を斜め上方から見ることができ、その
種類、個数等の確認を容易に行うことができる。
【0023】収容物が収容された後、容器本体11はそ
の開口部15が閉塞される。開口部15を閉塞するとき
には、まず図1に示す状態から一対の長側壁13を、互
いの上部が接近するように底壁12に対して回動させ、
図2に示すように、挿入片19の露出部30を挿入孔2
0に挿入させる。次いで、両長側壁13の上部の蓋部1
6を容器本体11の内方にそれぞれ折り曲げた後、貼着
部17を下方に折り曲げてその面ファスナー18を短側
壁14の外面の面ファスナー18に接合させる。する
と、開口部15が一対の蓋部16により閉塞されるとと
もに、貼着部17及び短側壁14の接合により、両蓋部
16は、開口部15を閉塞した状態のまま固定される。
このとき、両蓋部16が固定されることにより、蓋部1
6に対してその上部が繋がっている長側壁13も底壁1
2に対する回動が規制されており、長側壁13は、底壁
12の長側縁から直立した状態で維持される。また、短
側壁14は、その挿入孔20に長側壁13の挿入片19
の全体が挿入されるとともに、外面に蓋部16の貼着部
17が接合されているため、底壁12の短側縁から直立
した状態で維持される。そして、その内部に収容物が収
容されるとともに、底壁12に対して長側壁13及び短
側壁14が直立した状態にある容器本体11は、上方か
ら加わる荷重を長側壁13及び短側壁14の全体で効率
よく支持することができるため、省スペースとなるよう
に複数個が上方に積み上げられ、搬送される。
【0024】また、収容物が収容された状態にある複数
個の容器本体11を積み上げ、保冷庫内にて保冷、倉庫
内にて保管等することも可能である。この場合、長側壁
13及び短側壁14が底壁12に対して折り曲げて形成
されていることから、底壁12と、長側壁13及び短側
壁14との間には隙間が形成されない。加えて、隣接す
る長側壁13及び短側壁14は、その高さが容器本体1
1の高さとほぼ同じ長さの挿入片19が挿入孔20に挿
入されることにより連結されているため、隣接する長側
壁13及び短側壁14の間にも隙間がほとんど形成され
ない。また、蓋部16が長側壁13の上端から折曲形成
されるとともに、貼着部17が短側壁14を外部から覆
うように接合されるため、蓋部16により閉塞された開
口部15の周縁にも隙間がほとんど形成されない。この
ため、容器本体11は、その内部の密閉性が高く、保管
中に容器本体11内に虫、ごみ、埃等の異物が入り込ん
だり、あるいは保冷庫から持ち出したとき、冷気が急激
に抜ける等といった不具合が起こりづらい。
【0025】搬送先にて収容物を取り出すときには、図
1に示すように、前に挙げた収容物の収容時と同様に容
器本体11の開口部15が開放されるとともに、一対の
長側壁13が互いの上部を離間させるようにして回動さ
れて開口部15が拡げられる。その後、空となった容器
本体11はネスティング状態とされる。
【0026】容器本体11をネスティング状態とすると
きには、まず、図1に示す状態から短側壁14が底壁1
2に対し、互いの上部を離間させるようにして長側壁1
3の外側方へと回動される。すると、図6に示すよう
に、挿入孔20から抜き出された露出部30と、挿入孔
20に挿入されたままの係止部31との境界に形成され
た折り目で挿入片19が折れ曲がる。そして、対向する
各一対の長側壁13及び短側壁14は、互いに上部ほど
広くなるテーパ状をなすように維持される。このよう
に、対向する各一対の長側壁13及び短側壁14が互い
に上部ほど広くなるテーパ状をなす状態がネスティング
状態である。そして、ネスティング状態にある容器本体
11は、上方位置の容器本体11の下部を下方位置の容
器本体11の内部に挿入することにより、複数個が省ス
ペースに積み重ねられ、搬送元に返送されたり、倉庫内
等に保管される。
【0027】前記の実施形態によって発揮される効果に
ついて、以下に記載する。 ・ 容器本体11は、隣接する長側壁13及び短側壁1
4を連結する挿入片19及び挿入孔20がそれぞれ長側
壁13及び短側壁14と一体的に形成されているため、
部品点数が少なく、構成を簡易なものとすることができ
る。加えて、スタッキング状態及びネスティング状態へ
の組立作業は、長側壁13及び短側壁14を回動させ、
挿入孔20から挿入片19の露出部30を挿脱すること
により行うことができ、このような組立作業を容易かつ
迅速に行うことができる・ 短側壁14は、底壁12の
短側縁から上方へ折り曲げられたシート材21の第2折
曲片24を、その中央部で折り返すことによって形成さ
れている。このため、短側壁14の成型時に挿入孔20
を形成する等の作業は必要なく、短側壁14及び挿入孔
20を簡易に形成することができる。加えて、挿入孔2
0が上部を閉塞された袋状をなしているため、長側壁1
3の回動に伴い挿入片19が挿入孔20内を移動する
際、係止部31の上面が短側壁14の折り部14aの内
面に接触することにより、長側壁13の回動量を所定の
ものとし、長側壁13及び短側壁14の連結が解除され
ることを防止することができる。
【0028】・ 露出部30は、短側壁14の高さと同
じ長さの二辺30a,30bを有する二等辺三角形状に
形成されていることから、長側壁13の回動中に露出部
30の上部が挿入孔20の内面に接触することを防止す
ることができる。加えて、同一の二辺30a,30bを
短側壁14の高さと同じ長さとすることにより、隣接す
る長側壁13及び短側壁14の間に隙間が形成されるこ
とを防止することができ、容器本体11の密閉性を良好
なものとすることができる。
【0029】・ 露出部30の他辺30bと、係止部3
1の上辺の間の角度θを90゜とすることにより、開口
部15を拡げたとき、係止部31の上面を挿入孔20内
において、短側壁14の折り部14aの内面に確実に接
触させることができる。
【0030】・ 容器本体11は、一枚のシート材21
を折り曲げて形成されていることから、部品点数は1点
であり、その構成をより簡易なものとすることができ
る。加えて、挿入片19もこのシート材21の一部が折
り曲げられることにより形成されているため、長側壁1
3の回動量を所定量に規制する挿入片19の構成をも簡
易なものとすることができる。
【0031】・ 挿入片19を、露出部30と係止部3
1との境界に折り目を形成し、この折り目で折曲可能に
構成したことにより、短側壁14の底壁12に対する回
動が容易なものとなり、容器本体11をネスティング状
態にしやすくすることができる。
【0032】なお、本実施形態は、次のように変更して
具体化することも可能である。 ・ 挿入片19全体の挿入孔20内からの抜け出しの規
制を、係止ピン及びスリットを使用して行ってもよい。
例えば、図7に示すように、挿入片19の係止部31上
には正面から見て円弧状をなすスリット32が透設さ
れ、このスリット32に挿通した状態で係止ピン33が
短側壁14に固定されている。そして、長側壁13が所
定量だけ回動されたとき、係止ピン33にスリット32
の端部が係合されることにより、係止部31の挿入孔2
0内からの脱退が規制される。また、係止ピン及びスリ
ットを使用する場合には、挿入部は、実施形態のような
露出部30及び係止部31を有する挿入片19に限ら
ず、例えばベルト、ゴム板等としてもよい。
【0033】・ 短側壁14は、その内側に挿入片19
を挿入することが可能な挿入孔20が形成されるのであ
れば、例えば図8に示すように、一枚の板材の上端両側
部から延長された一対の長板材を下方へ折り返すことに
よって構成してもよい。このように構成した場合、使用
する材料を減らし、製造コストの低減を図ることができ
る。
【0034】・ 短側壁14を第1側壁、長側壁13を
第2側壁とし、短側壁14の両側部に挿入片を折曲形成
し、長側壁13を二重壁より構成してもよい。 ・ 長側壁13、短側壁14及び底壁12は一枚のシー
ト材を折り曲げて形成されることに限らず、長側壁13
又は短側壁14を底壁12とは別のシート材より形成
し、底壁12に対して回動可能に連結してもよい。例え
ば、図9(a)に示すように、シート材21は、第1折
曲片23が中心片22から切り離されるとともに、第1
折曲片23の端縁中央及び中心片22の端縁両側部から
はそれぞれ切片29が延設されている。このシート材2
1により容器本体11を組み立てるときには、図9
(b)に示すように、前記切片29が円筒状をなすよう
に折り返されることにより、長側壁13の下端縁中央及
び底壁12の長側縁両端部に挿通筒41がそれぞれ形成
されている。これら挿通筒41にはそれぞれが位置合わ
せされた状態でその内部に回動軸42が挿通されること
により、長側壁13及び底壁12を連結するようになっ
ている。そして、図9(c)に示すように、長側壁13
は底壁12に対して挿通筒41内に挿通された回動軸4
2を中心に回動するように構成されている。あるいは、
長側壁13又は短側壁14を底壁12に対して上記のよ
うに筒、軸等を使用して回動可能に連結する場合、長側
壁13、短側壁14及び底壁12は、シート材でなくと
も厚みを有する合成樹脂製の板材より形成してもよい。
なお、この場合にはシート材よりなる挿入片を長側壁1
3に貼着し、この挿入片の先端を短側壁14の側部にス
リット状に透設された挿入孔に挿入することが好まし
い。このように長側壁13又は短側壁14と、底壁12
とを別部材で構成した場合、サイズの大きな容器本体1
1をも形成することができるとともに、長側壁13又は
短側壁14を厚みを有する合成樹脂製の板材より形成し
た場合には、容器本体11の剛性を向上させることがで
きる。
【0035】・ 蓋部16は面ファスナー18によって
接合されることに限定されず、例えば粘着テープ等で短
側壁14に接合してもよい。また、面ファスナー18に
よって短側壁14に接合するとともに、一対の蓋部16
の間を粘着テープにより接合してもよい。
【0036】・ シート材21を段ボール紙、厚紙等に
より形成してもよい。また、実施形態ではシート材21
を一枚のシートから形成したが、これに限定されず、例
えば中心片22及び一対の第1折曲片23を形成する一
枚のシートと、第2折曲片24を形成する二枚のシート
とを貼り合わせたり、中心片22を形成する一枚のシー
トと、第1折曲片23及び第2折曲片24を形成する四
枚のシートとを貼り合わせたり等して複数枚のシートか
らシート材21を構成してもよい。
【0037】・ 図10に示すように、第2折り目22
bと第6折り目24aとの間の第2折曲片24の両側縁
を延長することにより、接合手段を構成する第2貼着部
51を設けるとともに、これら第2貼着部51をその基
端縁に沿って折り曲げ可能に構成すること。さらに、各
第2貼着部51の内面に接合手段を構成する面ファスナ
ー18を設けるとともに、第1折り目22aと第3折り
目23aとの間の第1折曲片23の両側部外面に接合手
段を構成する面ファスナー18を設け、容器本体11を
組み立てたとき、対応する面ファスナー18同士が接合
するように構成すること。なお、前記接合手段は、組み
立てられた状態の容器本体11の各コーナ部において長
側壁13及び短側壁14の上下端部間全体を接合させる
ように構成するのが好ましいが、容器本体11の中央部
(中央高さ)のみを接合させるように構成されていても
構わない。このように構成した場合、容器本体11を組
み立てたとき、短側壁14の中央部外面が膨出するのを
防止して、容器本体11の密閉性を容易に高めることが
できる。また、運搬可能な状態に組み立てられた容器本
体11がその状態を安定させることができるうえ、容器
本体11の強度を高めることもできる。
【0038】・ 一方の蓋部16の先端部に上記貼着部
17又は第2貼着部51と同じ構成の貼着部を延設し、
この貼着部の内面と、対向する蓋部16の先端部とにそ
れぞれ面ファスナー18を設けること。このように構成
した場合、容器本体11の密閉性をより一層高めること
ができる。また、容器本体11の強度も高められる。
【0039】さらに、前記実施形態より把握できる技術
的思想について以下に記載する。 ・ 前記挿入部において、基端側と先端側との境界に位
置し、挿入孔から挿入部の基端側が抜け出した状態で第
2側壁の側縁と重なる他辺と、挿入部の先端側の上辺と
の間の角度を90゜とし、他辺が第2側壁の側縁と重な
ったとき、先端側の上面が挿入孔の内面に接触し、その
移動が規制されることにより、挿入孔からの挿入部全体
の抜け出しを規制することを特徴とする請求項1から請
求項3に記載の運搬用容器。このように構成した場合、
挿入片の先端を挿入孔に確実に接触させることができ
る。
【0040】・ 前記容器本体を合成樹脂製のシート材
で構成し、第1側壁を底壁の周縁から上方へ延設するこ
とによって形成するとともに、この第1側壁の側縁から
横方向へ延設された延長部分を第2側壁にそって折り曲
げることにより挿入部を形成することを特徴とする請求
項1から請求項3のいずれかに記載の運搬用容器。この
ように構成した場合、容器本体の構成をより簡易なもの
とすることができる。
【0041】・ 前記挿入部上において、基端側と先端
側との境界に折曲線を設け、挿入部を基端側及び先端側
の間で折り曲げ可能に形成し、挿入部を基端側及び先端
側で折り曲げることによって第2側壁を第1側壁の外側
方へ回動可能に構成することを特徴とする請求項1から
請求項3のいずれかに記載の運搬用容器。このように構
成した場合、第2側壁を回動させやすくすることができ
る。
【0042】・ 運搬可能な状態に組み立てられた容器
本体の各コーナ部に接合手段を設け、容器本体を運搬可
能な状態に組み立てたとき、第1側壁の側部と第2側壁
の側部とを接合するように構成したことを特徴とする請
求項1から請求項3のいずれかに記載の運搬用容器。こ
のように構成した場合、運搬可能な状態に組み立てられ
た容器本体の強度を容易に高めることができる。
【0043】・ 運搬可能な状態に組み立てられた容器
本体の各コーナ部に接合手段を設け、容器本体を運搬可
能な状態に組み立てたとき、第1側壁の側縁と第2側壁
の側縁とが、ほぼ全体に渡って接合するように構成した
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記
載の運搬用容器。このように構成した場合、運搬可能な
状態に組み立てられた容器本体の密閉性を容易に高める
ことができる。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明に
よれば、容器本体の構成を簡易なものとすることができ
るとともに、スタッキング状態及びネスティング状態へ
の組立作業を容易かつ迅速に行うことができることがで
きる。
【0045】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、第2側壁及び挿入孔を簡
易に形成することができる。請求項3に記載の発明によ
れば、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加え
て、第1側壁の回動中に挿入部の基端が挿入孔の内面に
接触することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の容器本体の開口部を拡げた状態を
示す斜視図。
【図2】 容器本体の開口部を閉塞しようとする状態を
示す斜視図。
【図3】 容器本体を形成するシート材を展開した状態
を示す平面図。
【図4】 シート材から容器本体を組み立てる状態を示
す分解斜視図。
【図5】 (a)は隣接する長側壁及び短側壁の側縁が
接触した状態を示す断面図、(b)は隣接する長側壁及
び短側壁の側縁が離間した状態を示す断面図。
【図6】 ネスティング状態の容器本体を積み重ねる状
態の分解斜視図。
【図7】 別形態の容器本体を示す断面図。
【図8】 別形態の容器本体を示す断面図。
【図9】 (a)は別形態の容器本体を形成するシート
材を展開した状態を示す平面図、(b)は別形態の容器
本体を組み立てる状態を示す一部を拡大した分解斜視
図、(c)は別形態の容器本体において、隣接する長側
壁及び短側壁の側縁が離間した状態を示す断面図。
【図10】 別形態の容器本体を示す斜視図。
【符号の説明】
11・・・容器本体、12・・・底壁、13・・・第1側壁とし
ての長側壁、14・・・第2側壁としての短側壁、19・・・
挿入部としての挿入片、20・・・挿入孔、21・・・シート
材、30・・・挿入部の基端側を構成する露出部、30a・
・・一辺、30b・・・他辺、31・・・挿入部の先端側を構成
する係止部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 5/42 D

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底四角箱状をなす容器本体を備え、そ
    の対向する各一対の第1側壁及び第2側壁を底壁に対し
    て回動可能とし、前記第1側壁の両側縁からは第2側壁
    に沿ってその先端が延びるように挿入部を設け、前記第
    2側壁の両側部にはこの挿入部を挿入するための挿入孔
    を設け、この挿入孔に対して挿入部の全体が挿入された
    状態で容器本体内に収容物を収容して運搬可能に構成す
    るとともに、第1側壁及び第2側壁を互いに開くように
    回動させたとき、挿入孔に対して挿入部の基端側が抜け
    出し、挿入部の先端側が係止されて各側壁の回動が停止
    し、互いに上部ほど広くなるテーパ状に保持されること
    によって複数の容器本体を積み重ね可能に構成すること
    を特徴とする運搬用容器。
  2. 【請求項2】 前記容器本体は合成樹脂製のシート材で
    構成され、第2側壁を底壁の周縁から上方へ延設された
    上端部分を下方へ折り返すことによって形成し、この二
    つ折りされたシート材の内側に挿入孔が形成されること
    を特徴とする請求項1に記載の運搬用容器。
  3. 【請求項3】 前記挿入部において、第1側壁と挿入部
    との境界に位置し、挿入部の全体が挿入された状態で第
    2側壁の側縁と重なるとともに、その高さが前記第2側
    壁の高さと同じ高さの一辺と、挿入部の基端側と先端側
    との境界に位置し、挿入孔から挿入部の基端側が抜け出
    した状態で第2側壁の側縁と重なるとともに、その高さ
    が第2側壁の高さと同じ高さの他辺と、一辺及び他辺の
    上端部を結ぶ辺との間で二等辺三角形が形成されるよう
    に構成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載の運搬用容器。
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