JP2002308040A - ガス発生器 - Google Patents

ガス発生器

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JP2002308040A JP2001150439A JP2001150439A JP2002308040A JP 2002308040 A JP2002308040 A JP 2002308040A JP 2001150439 A JP2001150439 A JP 2001150439A JP 2001150439 A JP2001150439 A JP 2001150439A JP 2002308040 A JP2002308040 A JP 2002308040A
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Masahiro Yoshida
昌弘 吉田
Yoshiyuki Kishino
喜行 岸野
Ryoi Kodama
了意 児玉
Yasushi Matsumura
也寸志 松村
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Nippon Kayaku Co Ltd
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Nippon Kayaku Co Ltd
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    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/26Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
    • B60R21/268Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous release of stored pressurised gas
    • B60R21/272Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous release of stored pressurised gas with means for increasing the pressure of the gas just before or during liberation, e.g. hybrid inflators

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール性に優れるとともに、小型化及び構造
の簡易化を同時に満足するハイブリッド方式のガス発生
器を提供する。 【解決手段】 高圧ガスが収納されたボンベ1と、伝火
薬2及び点火手段3が収納されたコップ状のハウジング
4と、前記ボンベ2と前記ハウジング4とを連結保持す
る外筒材5とで構成されるガス発生器Pであって、前記
ボンベ1と前記ハウジング4は、前記ボンベ1の圧力を
保持するとともに密封するラプチャーディスク6と、前
記ハウジング4内に収納された前記点火手段3とが対面
するように連結保持されてなり、前記伝火薬2がドーナ
ツ形状をしてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のエアバッ
グ装置に用いられるガス発生器に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の衝突時に生じる衝撃から乗員を
保護するための安全装置の1つとして、エアバックが知
られている。このエアバックは、ガス発生器が発生する
多量の高温、高圧ガスにて作動するものである。従来、
このガス発生器がガスを発生する方式として、大きく分
けて2種類のものが知られている。1つは、発生するガ
スを全て固体のガス発生剤の燃焼により生成するパイロ
方式である。もう一つは、高圧のガスが保持されたボン
ベと、該ボンベ中の高圧のガスに熱を供給するための少
量の火薬組成物により大量の高温・高圧ガスを放出せし
めるハイブリット方式である。
【0003】近年、ガス発生器に求められる性能とし
て、小型化があげられる。前者のパイロ方式のものは、
ガス発生器の小型化を実現するために、ガス発生器内の
ガス発生剤が、燃焼により生ずるガス発生モル数を増大
させることが必要となる。このガス発生剤のガス発生モ
ル数を増大させるガス発生剤組成物としては、その組成
物中に、燃料として硝酸グアニジンや、酸化剤として硝
酸アンモニウムを含むガス発生剤組成物が有効である。
例えば、特開平11−292678号公報のように、含
窒素有機化合物としてグアニジン誘導体、酸化剤として
相安定化硝酸アンモニウム、圧力指数調整剤、爆ごう抑
制剤として珪素化合物をそれぞれ含有するガス発生剤組
成物が開示されている。しかし、グアニジン誘導体や硝
酸アンモニウムを多量に含有するため、燃焼速度が非常
に遅く、ガス発生器において十分な燃焼性能を得るため
には、より高圧下でガス発生剤を燃焼させる必要があっ
た。また、ガス発生器作動時の内部圧力が増大するため
に、ガス発生器にはより高い強度が必要とされ、大型化
する。
【0004】さらに、グアニジン誘導体や、硝酸アンモ
ニウムなど反応性の低い原料を組成として含むガス発生
剤組成物の場合、燃焼速度の遅さもさることながら、ガ
ス発生剤の着火性の低さも問題の一つである。エアバッ
クは、作動し始めてからエアバックが展開するまでの時
間が30〜60msほどであり、ガス発生器のわずかな
作動遅れであってもその影響は大きく、十分な性能が発
揮できない。ガス発生剤の着火性が低い場合、ガス発生
器内の点火器が発火しても、ガス発生剤の着火までにか
かる時間が長くなり、結果としてガス発生器の着火遅れ
を生じる。ガス発生器の伝火薬の薬量を多くすること
で、着火遅れの改善はある程度見込めるものの、着火薬
量が増加するために、ガス発生器自体の総発熱量が多く
なり、その結果、冷却・フィルター部材の重量が増加
し、ガス発生器はより大きなものとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、ハイブリッド方
式のものは、ガス発生剤が少量で済むため、小型化には
適している。しかしながら、高圧の状態でボンベ内のガ
スを保持する必要性から、一般的にガス発生器として1
5年もの耐用年数を経るうちに高圧ガスがボンベから抜
けていき、十分な性能を発揮できないおそれがある。こ
のため、ボンベ内のガスを長期にわたって密封する必要
から機械的な破壊強度が高く、シール性の高いラプチャ
ーディスクによってボンベを密封する必要がある。この
種のガス発生器としては、例えば、特開平8−2531
00号公報に示されるものがある。このガス発生器は、
高圧ガスが密閉されている第1の容器(ボンベ)のガス
の気密性を高める為に破壊強度の高い破裂ダイヤフラム
(ラプチャーディスク)を用い、この破裂ダイヤフラム
を燃焼室等を備えた第2の容器に設けられた中空のピス
トンを推進装入物(点火手段)の点火によって押し進め
て、第1の容器の破裂ダイヤフラムを確実に破裂させ、
第1の容器の高圧ガスを確実に放出するものである。こ
のように、確実に破裂ダイヤフラムを破壊することがで
きるが、中空ピストン等を設置する必要があり、ガス発
生器の構造が複雑化するという問題があった。
【0006】また、ボンベを確実に密閉するラプチャー
ディスクの破壊を、特開平8−253100号公報等に
示されるような中空ピストン等を使用して破壊するので
はなく、伝火薬剤の量を増やし点火手段を含む燃焼室内
の圧力を高めて破壊するものもある。しかしながら、伝
火薬剤の量を増やすため、伝火薬を収納する室が必要と
なり、ガス発生器の小型化が困難であった。また、この
場合、点火手段の点火と同時にラプチャーディスクを破
壊することも困難であった。
【0007】本発明の目的は、小型化及び構造の簡易化
を同時に満足するハイブリッド方式のガス発生器を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の請求項1に記載のガス発生器は、高圧ガスが
装填されたボンベと、ドーナツ形状の伝火薬及び点火手
段が収納されたコップ状のハウジングと、前記ボンベの
圧力を保持するとともに密封するラプチャーディスク
と、前記ボンベと前記ハウジングとの間にガス滞留空間
を形成するように前記ボンベと前記ハウジングとを連結
保持する外筒材と、を備えてなり、前記ボンベと前記ハ
ウジングとが、前記ハウジング内に収納された前記点火
手段とが対面するように連結保持されていることを特徴
とする。点火手段と、ボンベ内の高圧ガスをシールする
ラプチャーディスクとが対面構造をし、伝火剤がドーナ
ツ状をしているため、ハウジング内に中空空間が形成さ
れる。このため、点火手段からの火炎が、ラプチャーデ
ィスクに直接あたるようになる。これにより、点火手段
の点火と略同時にラプチャーディスクを破裂させること
ができる。また、ボンベとハウジングとの間にガス滞留
空間が形成されているため、ボンベから放出され、断熱
膨張した冷たいガスは、ハウジングから放出される高温
の熱流と混合する。これによって、均一に加熱されたガ
スとなって放出される。
【0009】請求項2に記載のガス発生器は、請求項1
において、前記ハウジングは、底部に火炎放出口が形成
され、前記火炎放出口が、内部から外部に向かって縮径
されて、前記点火手段からの火炎が、前記ラプチャーデ
ィスクの中央に集中するように形成されているものであ
る。火炎放出口が内部から外部に向けて縮径されている
ため、点火手段からの火炎がラプチャーディスクの中央
部に集中してあたるようになる。このため、点火手段か
らの火炎が分散せず、ラプチャーディスクが確実に破裂
する。また、ラプチャーディスクが中央部で破裂開口す
るため、ボンベ内のガスが確実に放出される。
【0010】請求項3に記載のガス発生器は、請求項2
において、前記ハウジングの底部側筒部に、前記外筒材
に向かう複数の火炎放出孔が形成されているものであ
る。ハウジングの側筒部に複数の火炎放出孔が形成され
ているため、該火炎放出孔から火炎あるいは熱いガスが
ガス滞留空間内に放出される。そして、ガス滞留空間内
のガスを攪拌することができる。このため、ボンベから
放出された冷たいガスが、ハウジングからの熱流によっ
て加熱されて外筒材に設けられているガス放出孔から放
出されるようになる。
【0011】請求項4に記載のガス発生器は、請求項1
又は2において、前記ハウジング底部に、前記ボンベか
らのガスが前記ガス滞留空間で攪拌されて前記外筒材に
設けられている複数のガス放出孔から放出されるように
複数の脚部が設けられているものである。ハウジングに
設けられる脚部が、例えば、外筒材の周囲に所定角度で
設けられているガス放出孔と同一の所定角度で形成され
ている。すなわち、ボンベからガスが外筒材のガス放出
孔が形成されていない部分へ脚部間から放出されるよう
になっている。これによって、ボンベから放出されるガ
スが、ガス滞留空間で滞留しやすくなり、ハウジング側
からの熱流によって加熱されてガス放出孔から放出され
る。
【0012】請求項5に記載のガス発生器は、請求項1
において、前記ラプチャーディスクが、前記点火手段か
らの火炎力で破断されるものである。ラプチャーディス
クが点火手段からの火炎の火炎力によってのみ破断され
るため、ガス発生器を小型化することが可能となる。
【0013】請求項6に記載のガス発生器は、請求項1
において、前記伝火薬の発熱量が、4000J/g以上
である。伝火薬の発熱量が4000J/g以上、好まし
くは5500J/g以上とする。これによって、ボンベ
から放出され、断熱膨張によって低温化するガスを加熱
して高温ガスとすることができる。また、伝火薬量を少
量化することができるため、ガス発生器を小型化するこ
とが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態におけるガス発
生器について、図面を参照しつつ説明する。
【0015】図1に本発明に係るガス発生器の実施形態
の一例の断面概略図を示す。図1において、ガス発生器
P1は、高圧ガスが収納されたボンベ1と、伝火薬2及
び点火手段3が収納されたコップ状のハウジング4と、
ボンベ1とハウジング4とを連結保持する外筒材5とで
構成されている。
【0016】ボンベ1は、ステンレス、アルミニウム等
の金属からなり、有底の円筒形状をし、開口側は、2段
階で縮径されている。ボンベ1内には、アルゴンやヘリ
ウムガス等がエアバッグ等を膨張、作動させるに十分な
量(例えば、エアカーテンには0.8〜1.2モル等)
装填されており、圧力20MPa以上、好ましくは25
MPa以上に維持され、一端側の開口部をラプチャーデ
ィスク6を有するボンベキャップ23によって密封され
ている。
【0017】ラプチャーディスク6は、ハウジング4の
底部に突出して設けられた脚部10と当接し、ボンベ1
を閉じる方向に押さえ付けられている。このラプチャー
ディスク6の厚さは、点火手段3で破断できる程度の厚
さであれば特に限定はされない。好ましいラプチャーデ
ィスク6の厚さとしては、0.05〜0.5mm、さら
に好ましくは0.1〜0.3mmである。
【0018】ハウジング4は、図2に示すように、コッ
プ状をし、底部7と側筒部8からなる胴部9と、底部7
から周方向に均等な間隔で突出して形成された3本の脚
部10から構成されている(図2(b)参照)。底部7
は、側筒部8よりも肉厚に形成されるとともに、その外
周部に段付部11が形成されている。また、燃焼室12
内から外部に向けて、開口する火炎放出口13が形成さ
れている。この火炎放出口13は、燃焼室12から外部
に向けて縮径されている。これによって、火炎力が高め
られるとともに、放出する火炎をラプチャーディスク6
の中心部に集中することができる。また、火炎放出口1
3の底部7側にはアルミニウム等からなる金属製のシー
ルテープが貼付されている。このシールテープは、燃焼
室12内への水分等の侵入を防ぎ、燃焼室12内に収納
される伝火薬2が湿気るのを防ぐものである。また、こ
のシールテープは、厚さ100μm以下であり、点火手
段3の点火による火炎によって瞬時に溶かされ、火炎の
進行の妨げとならないものである。
【0019】図1に示すように、ハウジング4内には、
ドーナツ状(中空の円柱状)の伝火薬2、第1のクッシ
ョン材14、第2のクッション材15及び点火手段3を
カシメ固定したホルダ20の順に装填されている。これ
らは、ハウジング4の開口端部21を内側に折り曲げて
ホルダ20を押し付けるようにして固定されている。ド
ーナツ状の伝火薬2及びクッション材14,15によっ
て形成されるハウジング4内の中央部の空間は、燃焼室
12をなしている。第1、第2のクッション材14,1
5は、セラミックファイバー、シリコンフォーム等から
なり、伝火薬2と同様にドーナツ状に形成されている。
これらクッション材14,15は、伝火薬2が、振動等
によって破砕しないように、伝火薬2に伝わる振動を吸
収している。ドーナツ状の伝火薬は、ドーナツ状に成形
された伝火薬を1又は2以上を積層して用いてもよく、
より小径の粒状伝火薬を支持部材を介してドーナツ状に
配置してもよい。
【0020】点火手段3は、ハウジング4と同軸上に配
置され、底部7に形成された火炎放出口13と対面した
構造となる。このため、点火手段3からの火炎は燃焼室
12内で障害物に遮られることなく、火炎放出口13か
ら放出されるようになる。この点火手段3は、例えば、
ポリブチレンテレフタート、ポリエチレンテレフター
ト、ナイロン6、ナイロン66、ポリフェニレンスルフ
ィド、ポリフェニレンオキシド等の樹脂にガラス繊維等
を含有させたものからなる塞栓28が、金属製のホルダ
20にカシメ固定されている。
【0021】また、点火手段3は、図3に示すように、
着火薬27を装填するガラス製の管体29bと、このガ
ラス製の管体29bを覆うようなステンレスやアルミニ
ウム等の金属製の管体29aと、管体29a,bが嵌合
する塞栓28と、塞栓28から突出する電極ピン22
と、各電極ピン22間を絶縁するガラス体26と、管体
29b内で両電極22を繋ぐ電橋線25とで構成されて
いる。管体29aの端面24には、火炎が放出する際に
容易に破裂し、火炎が端面24の中心部分から放出され
るように、例えば、十字状の切り欠き等が形成されてい
る。
【0022】また、点火手段3は、10ccタンク中で
発火させた時の内圧上昇が3msec以内で4.7MP
a以上のものが好ましい。これによって、確実にラプチ
ャーディスク6を火炎力によって破断することができ
る。
【0023】このような火炎力を生成するために点火手
段3に装填されている着火薬27としては、ジルコニウ
ム(Zr)、タングステン(W)、過塩素酸カリウム
(KClO4)を成分に持ち、バインダーとしてフッ素
ゴムやニトロセルロース等を用いたものを使用すること
が好ましい。又、ジルコニウム、タングステン、過塩素
酸カリウムの組成比(重量比)は、電橋線25の発熱に
て充分に発火できるように決められ、例えば、Zr:
W:KClO4=3:3.5:3.5とする。また、着
火薬27は、電橋線25との接触(接触面積)を大きく
し、管体29と塞栓28の嵌挿時(点火手段3の組立
時)において電橋線25を切断しない様に、粉状又は顆
粒状とすることが好ましい。さらに、着火薬27の装填
量は、適宜設定することができ、噴出される火炎力を高
める為に通常より多めに装填することが好ましい。ま
た、各成分の組成比を調整して、高い火炎力となるよう
にすることもできる。
【0024】塞栓28から突出する2本の電極ピン22
は、塞栓28の軸心と並列に配置されて、塞栓28内を
貫通している。又各電極ピン22は塞栓28のフランジ
部にて外側に湾曲する形状を有して、塞栓28の両端か
ら突出している。これら各電極ピン22としては、単一
の導電丸棒材(ステンレス鋼、鉄・ニッケル合金等)で
形成する。また、各電極ピン22において、管体29b
内に位置する突出部分には、図3にも示す如く電橋線2
5が溶接等によって溶着されている。
【0025】電橋線25は、弛ませた状態(張力を作用
しない状態)で各電極ピン22間に架設されている。こ
れで、電橋線25は各電極ピン22への通電によって発
熱する。又、電橋線25では、着火薬27を発火できる
発熱量となる如く、単位長さの抵抗値〔Ω/mm〕を決
定する。抵抗値〔Ω/mm〕は、電橋線25の形状(太
さ)、各電極ピン22に通電される電流値〔A〕等との
関係によって決定される。又、抵抗値〔Ω/mm〕は、
管体29と塞栓28との嵌込みによって、電橋線25を
切断しない強度を得られるように決定される。電橋線2
5としては、例えば、発熱、強度に優れたニッケル・ク
ローム線材によって形成する。
【0026】伝火薬2は、発熱量が、4000J/g以
上、好ましくは5500J/g以上となるように、例え
ば、ボロン、硝酸カリウム、5アミノテトラゾール、無
鉛火薬等を使用することができる。このような組成とす
ることによって、発熱量を、4000J/g以上、好ま
しくは5500J/g以上とすることが可能となる。こ
こで、発熱量が4000J/g未満の伝火薬の場合、ボ
ンベ1を密閉するラプチャーディスク6が破裂して、放
出されるガスが断熱膨張の為に低温化した場合に十分に
加熱することが困難となる。このため、伝火薬2の量を
多くする必要が生じ、ガス発生器P1の小型化が達成で
きない。
【0027】図1に示すように、外筒材5は、ステンレ
ス、アルミニウム等の金属材料によって円筒状に形成さ
れ、一端側にハウジング4を嵌合し、ハウジング4に形
成されている段付部11にカシメ固定されている。外筒
材5の他端側は、ボンベ1の縮径された第1段部分19
と内接して嵌合され、溶接等によって溶着固定されてい
る。この時、前述したように、ボンベ1の開口端に設け
られたラプチャーディスク6とハウジング4の脚部10
とが当接した状態で外筒材5はボンベ1及びハウジング
4に固定されている。そして、このラプチャーディスク
6と、ハウジング4の脚部10とが当接することによっ
てガス滞留空間16が形成されている。このガス滞留空
間16の外周部、即ち、外筒材5の内周部には、フィル
ター材18が配置されている。このフィルター材18
は、例えば、メリヤス編み金網、平織り金網やクリンプ
織り金属線材の集合体によって、外筒材5の内径と略同
一な円筒状に成形されている。このフィルター材18が
当接する部分の外筒材5の周囲には、所定間隔でガス放
出孔17が形成されている。
【0028】このように、ボンベ1とハウジング4は、
同一円筒からなる外筒材5によって、嵌合して固定され
ているため、それぞれの軸心を一にした同軸上に連結保
持される。これによって、点火手段3、火炎放出口1
3、ラプチャーディスク6の中心部が同軸となり、点火
手段3からの火炎がラプチャーディスク6の中心部に集
中的に当たることになる。
【0029】次に、ガス発生器P1の作動を、図1によ
り説明する。なお、図1に示すガス発生器P1は、ハウ
ジング4の軸端側でエアバッグ装置に直接、又は間接的
に接続されているものとする。
【0030】衝突センサが自動車の衝突を検出すると、
図1に示すように、ガス発生器P1は、点火手段3を通
電発火させる。点火手段3の火炎は、端面24に設けら
れている、例えば十字状の切り欠き等に沿って破裂し、
点火手段3の端面24の中心部より燃焼室12内に噴出
される。燃焼室12を通過した火炎は、火炎放出口13
の絞りによって火炎力が高められ、火炎放出口13の出
口に設けられている金属製のシールテープを瞬時に溶か
してラプチャーディスク6の中心部に集中的にあたり、
ラプチャーディスク6を一気に破裂させる。ラプチャー
ディスク6から放出されたガスは、ガス滞留空間16に
流出してくる。この時、放出されたガスは、ガス滞留空
間16で断熱膨張するため、急激に温度が低下する。
【0031】一方、点火手段3からの火炎によって、燃
焼室12内の伝火薬2が燃焼する。これによって発生し
た高温の熱流は、ガス滞留空間16に流入し、ボンベ1
から放出された低温化したガスと混合する。ボンベ1か
ら放出されたガスは、これによって加熱され、高温ガス
となって、フィルター材18を通過して外筒材5に形成
されたガス放出孔17から放出される。これで、このガ
ス発生器P1に接続されているエアバッグは、各ガス放
出穴17から放出される清浄なガスによって、瞬時に、
膨張される。なお、このとき、ハウジング4の脚部10
は、空間16内に均等に配置されている。そして、ガス
放出孔17の投影部分に形成されているため、ガス滞留
空間16内がガス放出孔17から放出される際に邪魔板
となり、ガスを拡散する役目を果たし、ボンベ1からの
ガスと、燃焼室12からの高温の熱流との混合を早め
る。
【0032】このように、本発明のガス発生器P1によ
れば、伝火薬2の発熱量が、4000J/g以上、好ま
しくは5500J/gであるため、伝火薬2の装填量を
少なくでき、燃焼室12を小型化することができる。こ
れによって、ラプチャーディスク6と点火手段3との距
離を短くすることが可能となり、ラプチャーディスク6
と点火手段3とを対面構造とすることで、点火手段3の
火炎を直接ラプチャーディスク6に当てることができ
る。このため、従来のように、燃焼室内に収納された伝
火薬を燃焼して発生するガスによって燃焼室内の圧力を
高めることによってラプチャーディスクを破壊していた
場合に比べて、燃焼室の容量を小型化することが可能と
なる。
【0033】また、点火手段3で発生した火炎が、ラプ
チャーディスク6の中心部に集中して当たるように、ハ
ウジング4の底部7にガス放出穴13を形成しているた
め、従来のように、ピストン等の機械的手段を用いるこ
となく火炎によって、機械的に強度の高いラプチャーデ
ィスク6を使用した場合であっても、確実に破裂させる
ことができる。このため、ガス発生器P1の構造を簡易
なものとすることができる。
【0034】なお、本発明のガス発生器P1は、エアバ
ッグはもちろんであるが、シートベルトプリテンショナ
等や、安全システムをトリガする事故の際に、自動車バ
ッテリーから車載電源網を切り離す切り離し安全スイッ
チとしても利用することができる。
【0035】図4に本発明に係るガス発生器の他の実施
形態例の断面概略図を示す。図4において、図1乃至図
3と同一部材については同一符号を付して詳細な説明は
割愛する。
【0036】図4に示すガス発生器P2は、ハウジング
4の側筒部8に外筒材5に向う複数の火炎放出孔30が
形成されている。そして、ガス放出孔17が、外筒材5
の点火器3側に形成されている。このため、点火器3の
点火によって、発生する高温の熱流は、火炎放出口13
及び火炎放出孔30からガス滞留空間16内に放出され
る。これによって、点火器3の点火直後は、火炎放出口
13からの火炎によって、ボンベ1のボンベキャップ2
3のラプチャーディスク6が破壊され、その後、ボンベ
1から放出されてガス滞留空間16で断熱膨張する低温
のガスを、該ガス滞留空間16内で、火炎放出口13及
び火炎放出孔30からの高温の熱流によって加熱するこ
とができる。また、火炎放出孔30が外筒材5に向かい
形成されているため、放出された熱流が、まず、フィル
ター材18及び外筒材5の内壁にあたり、ガス滞留空間
16内のガスを攪拌する。このため、ガス滞留空間16
内のガスを確実に加熱して、ガス放出孔17から放出す
ることができる。
【0037】また、図5に本発明に係るガス発生器の他
の実施形態例の断面概略図を示す。図5において、図1
乃至図4と同一部材については同一符号を付して詳細な
説明は割愛する。
【0038】図5に示すガス発生器P3は、ハウジング
4に形成されている脚部10が、ボンベキャップ23に
当接するように形成されている。そして、ボンベ1から
放出されたガスが、ガス滞留空間16に滞留した後、脚
部10間の形成される開口から外筒材5に向って噴出さ
れてガス放出孔17から放出されるようになっている。
【0039】脚部10は、図6に示す図5のA−A線断
面図の下半分の図に示すように、外筒材5に所定角度を
有して形成されているガス放出孔17と略同一の位置に
形成され、すなわち、外筒材5のガス放出孔17が形成
されていない部分に、脚部10、10間の開口30が位
置できるように、ハウジング4の底部7から設けられて
いる。これによって、ボンベ1からのガスは、脚部10
同士の間で形成される開口30から外筒材5に向って、
放出される。そして、ガス放出孔17が、該開口30よ
りも点火器3側に位置するため、ボンベからのガスがす
ぐにガス放出孔17から放出されることなく、ガス滞留
空間16内で滞留し、攪拌されて放出される。
【0040】このように、この脚部10によって、ボン
ベ1から放出されたガスは、ガス滞留空間16で、確実
に滞留した後、ガス放出孔17から放出される。このた
め、ガス滞留空間16内で、ボンベ1からのガスは、ハ
ウジング4からの高温の熱流によって確実に加熱され
る。
【0041】
【発明の効果】本発明のガス発生器は、以上のように、
点火手段からの火炎によって高圧ガスが装填されている
ボンベの、シール性に優れた高い破壊強度を有するラプ
チャーディスクを破壊し、ボンベから放出される高圧ガ
スと、燃焼室で発生する高温の熱流とを混合して高温、
高圧ガスとして放出する構造である。このため、ラプチ
ャーディスクを破壊するのに、伝火薬量を増量したり、
機械的な手段を使用する必要もないことから、構造を簡
易化できるとともに、小型化を実現できるハイブリッド
方式のガス発生器とすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガス発生器の一実施形態例の断面
を示す図である。
【図2】本発明に係るガス発生器に用いられるハウジン
グの示す図である。(a)は、断面を示す図であり、
(b)は、底部から見た図である。
【図3】本発明に係るガス発生器に用いられる点火手段
の概略断面図と、その端面部を示す図である。
【図4】本発明に係るガス発生器の他の実施形態例の断
面を示す図である。
【図5】本発明に係るガス発生器の他の実施形態例の断
面を示す図である。
【図6】図5におけるA-A線断面図を示す図である。
【符号の説明】
1 ボンベ 2 伝火薬 3 点火手段 4 ハウジング 5 外筒材 6 ラプチャーディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 児玉 了意 兵庫県姫路市豊富町豊富3903−39 日本化 薬株式会社姫路工場内 (72)発明者 松村 也寸志 兵庫県姫路市豊富町豊富3903−39 日本化 薬株式会社姫路工場内 Fターム(参考) 3D054 DD02 DD14 DD30 4G068 DA08 DB30 DC02 DD20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧ガスが装填されたボンベと、 ドーナツ形状の伝火薬及び点火手段が収納されたコップ
    状のハウジングと、 前記ボンベの圧力を保持するとともに密封するラプチャ
    ーディスクと、 前記ボンベと前記ハウジングとの間にガス滞留空間を形
    成するように前記ボンベと前記ハウジングとを連結保持
    する外筒材と、を備えてなり、 前記ボンベと前記ハウジングとが、前記ハウジング内に
    収納された前記点火手段とが対面するように連結保持さ
    れていることを特徴とするガス発生器。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングは、底部に火炎放出口が
    形成され、前記火炎放出口が、内部から外部に向かって
    縮径されて、前記点火手段からの火炎が、前記ラプチャ
    ーディスクの中央に集中するように形成されている請求
    項1に記載のガス発生器。
  3. 【請求項3】 前記ハウジングの底部側筒部に、前記外
    筒材に向かう複数の火炎放出孔が形成されている請求項
    2に記載のガス発生器。
  4. 【請求項4】 前記ハウジング底部に、前記ボンベから
    のガスが前記ガス滞留空間で攪拌されて前記外筒材に設
    けられている複数のガス放出孔から放出されるように複
    数の脚部が設けられている請求項1又は2に記載のガス
    発生器。
  5. 【請求項5】 前記ラプチャーディスクが、前記点火手
    段からの火炎力で破断される請求項1に記載のガス発生
    器。
  6. 【請求項6】 前記伝火薬の発熱量が、4000J/g
    以上である請求項1に記載のガス発生器。
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