JP2002307091A - 散気装置の洗浄方法 - Google Patents
散気装置の洗浄方法Info
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 散気管内に散気対象水を逆流させることで乾
燥堆積した異物を容易に除去することができる散気装置
の洗浄方法を提供する。 【解決手段】 反応槽１の内部に浸漬した散気管２の下
側の複数の噴出口３から散気用気体を槽内の散気対象水
に噴出させる散気装置において、散気を停止して下方に
屈曲した散気管２の先端開口４および各噴出口３から散
気対象水を散気管２の内部に逆流させ、この流入水によ
って噴出口３の付近に乾燥堆積した異物を湿潤化し、散
気を再開して散気管２の内部の散気対象水を先端開口４
から排出し、湿潤化した異物を散気対象水の掃流で除去
する。
燥堆積した異物を容易に除去することができる散気装置
の洗浄方法を提供する。 【解決手段】 反応槽１の内部に浸漬した散気管２の下
側の複数の噴出口３から散気用気体を槽内の散気対象水
に噴出させる散気装置において、散気を停止して下方に
屈曲した散気管２の先端開口４および各噴出口３から散
気対象水を散気管２の内部に逆流させ、この流入水によ
って噴出口３の付近に乾燥堆積した異物を湿潤化し、散
気を再開して散気管２の内部の散気対象水を先端開口４
から排出し、湿潤化した異物を散気対象水の掃流で除去
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は散気装置の洗浄方法
に関し、下水処理・浄水処理・埋立浸出水処理・産業排
水処理・各種懸濁水の除濁・合併浄化槽および固形物濃
縮処理等の水処理装置において用いる散気技術に係るも
のである。
に関し、下水処理・浄水処理・埋立浸出水処理・産業排
水処理・各種懸濁水の除濁・合併浄化槽および固形物濃
縮処理等の水処理装置において用いる散気技術に係るも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来の最も簡易な型式の散気装置として
は、管に複数の噴出口を打孔した散気管が広く用いられ
ている。また、散気開始時に散気管内に流入している異
物を排出するために、散気管の先端を下方に屈曲させ、
かつその先端に噴出口より大きな開口を設けた散気管が
用いられている。
は、管に複数の噴出口を打孔した散気管が広く用いられ
ている。また、散気開始時に散気管内に流入している異
物を排出するために、散気管の先端を下方に屈曲させ、
かつその先端に噴出口より大きな開口を設けた散気管が
用いられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
に先端に異物排出用の開口を設けた散気管であっても長
時間連続して散気に使用すると、噴出口付近に管の内側
から異物が徐々に乾燥堆積して遂には噴出口が閉塞す
る。噴出口が閉塞しても先端が開放されているために散
気管内の空気圧力は上昇せず、噴出口付近に堆積した異
物を除去する圧力は働き難い。このため、この型式の散
気管では高濃度溶液中における長時間の連続使用下では
噴出口の閉塞がかえって進行し易い。
に先端に異物排出用の開口を設けた散気管であっても長
時間連続して散気に使用すると、噴出口付近に管の内側
から異物が徐々に乾燥堆積して遂には噴出口が閉塞す
る。噴出口が閉塞しても先端が開放されているために散
気管内の空気圧力は上昇せず、噴出口付近に堆積した異
物を除去する圧力は働き難い。このため、この型式の散
気管では高濃度溶液中における長時間の連続使用下では
噴出口の閉塞がかえって進行し易い。
【０００４】ところで、散気管に空気を供給する空気供
給配管に接続したブロワには、その保護を目的として吐
出側に逆止弁が設けられることが多く、ブロワを停止し
ただけでは管内の圧力は下がらない場合がある。
給配管に接続したブロワには、その保護を目的として吐
出側に逆止弁が設けられることが多く、ブロワを停止し
ただけでは管内の圧力は下がらない場合がある。
【０００５】本発明は上記した課題を解決するものであ
り、散気管内に散気対象水を逆流させることで乾燥堆積
した異物を容易に除去することができる散気装置の洗浄
方法を提供することを目的とする。
り、散気管内に散気対象水を逆流させることで乾燥堆積
した異物を容易に除去することができる散気装置の洗浄
方法を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項１に係る本発明の散気装置の洗浄方法は、反
応槽内に浸漬した散気管の下側の複数の噴出口から散気
用気体を槽内の散気対象水に噴出させる散気装置におい
て、散気を停止して下方に屈曲した散気管の先端開口お
よび各噴出口から散気対象水を散気管内に逆流させ、こ
の流入水によって噴出口付近に乾燥堆積した異物を湿潤
化し、散気を再開して散気管内の散気対象水を先端開口
から排出し、湿潤化した異物を散気対象水の掃流で除去
するものである。
に、請求項１に係る本発明の散気装置の洗浄方法は、反
応槽内に浸漬した散気管の下側の複数の噴出口から散気
用気体を槽内の散気対象水に噴出させる散気装置におい
て、散気を停止して下方に屈曲した散気管の先端開口お
よび各噴出口から散気対象水を散気管内に逆流させ、こ
の流入水によって噴出口付近に乾燥堆積した異物を湿潤
化し、散気を再開して散気管内の散気対象水を先端開口
から排出し、湿潤化した異物を散気対象水の掃流で除去
するものである。
【０００７】上記した構成により、所定時間もしくは期
間ごとに散気の停止と再開を行って散気管内に乾燥堆積
した異物を掃流で除去することにより、噴出口の閉塞を
防止又は解消して長期間に渡り安定した散気性能を維持
することができる。
間ごとに散気の停止と再開を行って散気管内に乾燥堆積
した異物を掃流で除去することにより、噴出口の閉塞を
防止又は解消して長期間に渡り安定した散気性能を維持
することができる。
【０００８】請求項２に係る本発明の散気装置の洗浄方
法は、散気停止から散気再開までの間、散気管へ空気を
供給する空気供給配管に設けた分岐ノズルの弁を開放し
て散気管内の圧力を大気開放するものである。
法は、散気停止から散気再開までの間、散気管へ空気を
供給する空気供給配管に設けた分岐ノズルの弁を開放し
て散気管内の圧力を大気開放するものである。
【０００９】上記した構成により、散気停止により散気
管内部の圧力が下がると水圧によって散気対象水が先端
開口および噴出口を通じて散気管の内部へ流入するが、
分岐ノズルの弁を開放することで散気管内の圧力を瞬時
に大気圧にまで低下させて散気対象水の逆流入を円滑に
行うことができ、空気供給配管に逆止弁が設けられてい
る場合でも、散気停止と同時に管内の圧力を大気開放す
ることで散気停止とともに散気対象水を管の内部へ導く
ことができる。
管内部の圧力が下がると水圧によって散気対象水が先端
開口および噴出口を通じて散気管の内部へ流入するが、
分岐ノズルの弁を開放することで散気管内の圧力を瞬時
に大気圧にまで低下させて散気対象水の逆流入を円滑に
行うことができ、空気供給配管に逆止弁が設けられてい
る場合でも、散気停止と同時に管内の圧力を大気開放す
ることで散気停止とともに散気対象水を管の内部へ導く
ことができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１において、反応槽１の内部に
配置した散気管２は下側に複数の噴出口３を有してお
り、先端側が下方に屈曲して先端開口４が噴出口３より
大きく開いている。散気管２は空気供給管５を通してブ
ロワ６に接続しており、空気供給管５にはブロワ６の吐
出口の近傍に位置して逆止弁７を設け、管路頂部に開閉
弁８を介して分岐ノズル９を設けている。また、必要に
応じて散気管２の上方には膜分離装置等を配置すること
も可能である。
に基づいて説明する。図１において、反応槽１の内部に
配置した散気管２は下側に複数の噴出口３を有してお
り、先端側が下方に屈曲して先端開口４が噴出口３より
大きく開いている。散気管２は空気供給管５を通してブ
ロワ６に接続しており、空気供給管５にはブロワ６の吐
出口の近傍に位置して逆止弁７を設け、管路頂部に開閉
弁８を介して分岐ノズル９を設けている。また、必要に
応じて散気管２の上方には膜分離装置等を配置すること
も可能である。
【００１１】以下、上記した構成における作用を説明す
る。通常の散気時にはブロワ６によって供給する空気を
空気供給管５を通して散気管２に供給し、散気管２の各
噴出口３から噴出する空気を反応槽１の内部に貯留した
散気対象水に散気する。
る。通常の散気時にはブロワ６によって供給する空気を
空気供給管５を通して散気管２に供給し、散気管２の各
噴出口３から噴出する空気を反応槽１の内部に貯留した
散気対象水に散気する。
【００１２】洗浄時には、ブロワ６を停止して散気を停
止するとともに、逆止弁７を開放すして散気管２の内部
圧力を大気開放し、管内圧力を低下させる。逆止弁７を
設けない場合にはブロア６を停止するだけでも管内圧力
はしだいに低下するが、分岐ノズル９の開閉弁８を開放
することで散気管２の内部圧力を瞬時に大気圧にまで低
下させることができる。
止するとともに、逆止弁７を開放すして散気管２の内部
圧力を大気開放し、管内圧力を低下させる。逆止弁７を
設けない場合にはブロア６を停止するだけでも管内圧力
はしだいに低下するが、分岐ノズル９の開閉弁８を開放
することで散気管２の内部圧力を瞬時に大気圧にまで低
下させることができる。
【００１３】この管内圧力の低下によって、下方に屈曲
した散気管２の先端開口４および各噴出口３から散気対
象水が散気管２の内部に逆流し、この流入水によって噴
出口３の付近に乾燥堆積した異物が湿潤化する。
した散気管２の先端開口４および各噴出口３から散気対
象水が散気管２の内部に逆流し、この流入水によって噴
出口３の付近に乾燥堆積した異物が湿潤化する。
【００１４】所定時間後にブロア６を駆動して散気を再
開し、散気管２の内部の散気対象水を先端開口４から排
出し、湿潤化した異物を散気対象水の掃流で除去する。
このように、所定時間もしくは期間ごとに散気の停止と
再開を行って散気管２の内部の乾燥堆積した異物を掃流
で除去することにより、噴出口３の閉塞を防止又は解消
して長期間に渡り安定した散気性能を維持することがで
きる。
開し、散気管２の内部の散気対象水を先端開口４から排
出し、湿潤化した異物を散気対象水の掃流で除去する。
このように、所定時間もしくは期間ごとに散気の停止と
再開を行って散気管２の内部の乾燥堆積した異物を掃流
で除去することにより、噴出口３の閉塞を防止又は解消
して長期間に渡り安定した散気性能を維持することがで
きる。
【００１５】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、所定時間
もしくは期間ごとに散気の停止と再開を行って散気管内
に乾燥堆積した異物を湿潤化して掃流で除去することに
より、噴出口の閉塞を防止又は解消して長期間に渡り安
定した散気性能を維持することができる。分岐ノズルの
弁を開放することで散気管内の圧力を瞬時に大気圧にま
で低下させることで、散気停止とともに散気対象水を管
の内部へ導くことができる。
もしくは期間ごとに散気の停止と再開を行って散気管内
に乾燥堆積した異物を湿潤化して掃流で除去することに
より、噴出口の閉塞を防止又は解消して長期間に渡り安
定した散気性能を維持することができる。分岐ノズルの
弁を開放することで散気管内の圧力を瞬時に大気圧にま
で低下させることで、散気停止とともに散気対象水を管
の内部へ導くことができる。
【図１】本発明の実施の形態における散気装置を示す模
式図である。
式図である。
１ 反応槽 ２ 散気管 ３ 噴出口 ４ 先端開口 ５ 空気供給管 ６ ブロワ ７ 逆止弁 ８ 開閉弁 ９ 分岐ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福原 真一 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目２番47号 株式会社クボタ内 (72)発明者 大井 裕亮 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目２番47号 株式会社クボタ内 Ｆターム(参考） 4D029 AA01 AB07 DD01 4D073 AA10 BB01 CC02 CC13 4G035 AB07 AC26 AE13 4G037 DA14
Claims (2)
- 【請求項１】 反応槽内に浸漬した散気管の下側の複数
の噴出口から散気用気体を槽内の散気対象水に噴出させ
る散気装置において、散気を停止して下方に屈曲した散
気管の先端開口および各噴出口から散気対象水を散気管
内に逆流させ、この流入水によって噴出口付近に乾燥堆
積した異物を湿潤化し、散気を再開して散気管内の散気
対象水を先端開口から排出し、湿潤化した異物を散気対
象水の掃流で除去することを特徴とする散気装置の洗浄
方法。 - 【請求項２】 散気停止から散気再開までの間、散気管
へ空気を供給する空気供給配管に設けた分岐ノズルの弁
を開放して散気管内の圧力を大気開放することを特徴と
する請求項１に記載の散気装置の洗浄方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001116245A JP2002307091A (ja) | 2001-04-16 | 2001-04-16 | 散気装置の洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001116245A JP2002307091A (ja) | 2001-04-16 | 2001-04-16 | 散気装置の洗浄方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002307091A true JP2002307091A (ja) | 2002-10-22 |
Family
ID=18967008
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001116245A Pending JP2002307091A (ja) | 2001-04-16 | 2001-04-16 | 散気装置の洗浄方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002307091A (ja) |
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-
2001
- 2001-04-16 JP JP2001116245A patent/JP2002307091A/ja active Pending
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