JP2002304927A - ツマミの取付構造 - Google Patents

ツマミの取付構造

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JP2002304927A JP2001107319A JP2001107319A JP2002304927A JP 2002304927 A JP2002304927 A JP 2002304927A JP 2001107319 A JP2001107319 A JP 2001107319A JP 2001107319 A JP2001107319 A JP 2001107319A JP 2002304927 A JP2002304927 A JP 2002304927A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のツマミの取付構造では、ツマミ56を
取付部材52に押し込んで取り付けする際に、ツマミが
取付部材に対して傾斜した状態で押し込まれると、取付
部材がぐらつき、ツマミが取り付け難く、且つ、ツマミ
のそれぞれの掛け止めが同時にできず、取り付け難いと
いう問題があり、容易に取付ができるツマミの取付構造
の提供。 【解決手段】 取付部材2は、平坦部3aを有する基部
3と、該基部から前方に突出したストッパー部4と、平
坦部に設けられた貫通孔3bとを有すると共に、ツマミ
6は、同一円周上に位置する複数個の突起部7を有し、
ツマミを取付部材に取付けする際、突起部を平坦部に当
接した状態でツマミを、後方に押圧しながら回転する
と、突起部が平坦面上を摺接すると共に、突起部がスト
ッパー部にぶつかって、ツマミの回転が停止された時、
突起部と貫通孔とが対向した状態となって、突起部が貫
通孔に嵌入した後、ツマミと取付部材とが結合可能とし
たこと

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、モータ等の
回転駆動部材の軸部材に取り付けて好適なツマミの取付
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のツマミの取付構造の図面を説明す
ると、図4は、従来のツマミの取付構造を示す分解斜視
図である。
【0003】電動のモータから成る回転駆動部材51
は、略円筒状の本体部51aと、本体部1aの先端部か
ら外方に突出して配設された回転軸などの円柱状の軸部
材51bとを有している。この軸部材51bは、本体部
51aに図示していない端子から通電することによっ
て、所定の回転をし、また、本体部51aへの非通電時
には、回転軸51bは、時計方向、又は、反時計方向へ
の回転がやや重く、所定の回転トルクを有するように構
成されている。
【0004】合成樹脂材料から成り、成形加工によって
形成された取付部材52は、基部53と、基部53の中
心から同一円周上に設けられた円環状の第1の取付部5
4と、第1の取付部54と同心円上で、第1の取付部5
4より径寸法が大きい第2の取付部55とを有してい
る。また、前記第1の取付部54と第2の取付部55と
は、基部53の中心軸から外方に突出された鍔状に形成
されている。
【0005】また、前記基部53は、略平坦面であるよ
うに形成された前面壁53aと、該前面壁53aの周囲
から後方に延びる筒状の側壁部53bとを有している。
また、前記円環状の第1の取付部54と第2の取付部5
5とは、筒状の側壁部53bの後端から外方に突出して
配設されている。
【0006】また、前記基部53の前記前面壁53a
は、前記前面壁53aの中心に位置する円形の貫通孔5
3cとを有している。また、金属材料から成り、インサ
ート成形加工によって一体化された円筒部材53dが、
貫通孔53c内に配設されている。
【0007】前記円筒部材53d内には、回転駆動部材
51の軸部材51bが挿入され、例えば、ネジ(図示せ
ず)止めなどの適宜手段にて、前記円筒部材53dが軸
部材51bに取り付けられ、この取り付けによって、取
付部材52が軸部材51bと一体化された状態となり、
取付部材52が軸部材51bと共に回転可能となってい
る。
【0008】合成樹脂材料から成り、成形加工によって
形成されたツマミ56は、円板形の前面壁56aと、前
面壁56aの周囲から後方に延びる筒状の側壁56b
と、筒状の側壁56b内で内方に突出し、同一円周上に
位置する複数個(例えば、4個)の掛け止め部57と、
筒状の側壁56b内で内方に突出し、同一円周上に位置
する複数個(例えば、4個)の押さえ部58とを有して
いる。また、掛け止め部57と押さえ部58とは同一円
周上に位置している。
【0009】このツマミ56は、前記取付部材52上を
同心的に覆うように取付部材52の前面に配設された状
態で、ツマミ56の各掛け止め部57が、円環状の第1
の取付部54に掛け止めされ、且つ、各押さえ部58
が、第2の取付部55上に当接されて、ツマミ56と取
付部材52とが結合されている。そして、この結合によ
って、取付部材52の側壁部53bがツマミ56の側壁
56b内に位置するように配置されている。
【0010】次に、上述の従来のツマミの取付構造に係
わる組立について説明する。先ず、回転駆動部材51の
軸部材51bには、取付部材52と一体化された円筒部
材53dを取り付ける。
【0011】次に、取付部材52の前面壁53a上に
は、ツマミ56の前面壁56aが被さるように対向して
配設し、取付部材52の側壁部53bがツマミ56の側
壁56b内に位置するように配設されている。この状態
から、ツマミ56を軸部材51bの軸線方向に押圧する
と、掛け止め部57が第1の取付部54の頂部を乗り越
えて、第1の取付部54に掛け止めされ、且つ、押さえ
部58が第2の取付部55上に当接されて配設される。
【0012】この掛け止め部57の第1の取付部54へ
の掛け止めと、押さえ部58の第2の取付部55上への
当接によって、ツマミ56が取付部材52上に取り付け
られる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ツマミの取付構造では、ツマミ56を取付部材52に押
し込んで取り付けする際に、ツマミ56が取付部材52
に対して傾斜した状態で押し込まれると、取付部材52
がぐらつき、ツマミ56が取り付け難く、且つ、ツマミ
56のそれぞれの掛け止めが同時にできず、取り付け難
いという問題がある。また、ツマミ56が取付部材52
に掛け止めされているのみの状態で取り付けされ、この
ことから、ツマミ56が取付部材52に対して空転する
という問題がある。
【0014】本発明のツマミの取付構造は、上述の問題
点を解決し、その目的は、ツマミの取付部材への取り付
けが容易であるツマミの取付構造を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のツマミの取付構
造は、軸部材に取付られた取付部材と、該取付部材と同
心的に配置され、前記取付部材の前面に取付けされたツ
マミとを備え、取付部材は、平坦部を有する基部と、該
基部から前方に突出したストッパー部と、平坦部に設け
られた貫通孔とを有すると共に、ツマミは、同一円周上
に位置する複数個の突起部を有し、ツマミを取付部材に
取付けする際、突起部を平坦部に当接した状態でツマミ
を、後方に押圧しながら回転すると、突起部が平坦面上
を摺接すると共に、突起部がストッパー部にぶつかっ
て、ツマミの回転が停止された時、突起部と貫通孔とが
対向した状態となって、突起部が貫通孔に嵌入した後、
ツマミと取付部材とが結合可能としたことである。かか
る構成によって、ツマミが取付部材に容易で確実に位置
決めされることから、取り付けが簡単であり、また、ツ
マミが取付部材に対して傾斜した状態で押し込まれて
も、突起部が平坦面によって、正常な状態でツマミを維
持した状態で、ツマミと取付部材とが確実に結合で、ツ
マミの空転がないツマミの取付構造を提供できる。
【0016】また、本発明のツマミの取付構造では、基
部は、中心部において、前方に突出する筒状部を有し、
突起部が筒状部をガイドにして、回転動作を行うように
したことである。かかる構成によって、突起部が筒状部
をガイドにして、回転動作を行うようにしたことから、
一層正常な状態でツマミを維持した状態で、ツマミと取
付部材とが確実に結合できるツマミの取付構造を提供で
きる。
【0017】また、本発明のツマミの取付構造は、貫通
孔がストッパー部に隣接して形成されたことである。か
かる構成によって、ツマミの位置決めが確実で、且つ、
容易で、組立が簡単で安価で、ツマミの空転がなく、且
つ、ガタツキのないツマミの取付構造を提供できる。
【0018】また、本発明のツマミの取付構造は、スト
ッパー部と貫通孔とが複数個設けられたことである。か
かる構成によって、ツマミの取付部材への取り付けがバ
ランス良く安定し、確実な取り付けができるツマミの取
付構造を提供できる。
【0019】また、本発明のツマミの取付構造では、取
付部材の基部は、同一円周上に円環状の取付部を有し、
ツマミは、同一円周上に配置された複数個の掛け止め部
を有し、取付部材の取付部にツマミの掛け止め部を掛け
止めして、両者を結合したことである。かかる構成によ
って、ツマミの取付部材への取り付けが容易で、確実な
取り付けができるツマミの取付構造を提供できる。
【0020】また、本発明のツマミの取付構造では、ツ
マミは、同一円周上に配置された複数個の押さえ部を有
し、それぞれの該押さえ部は、ツマミの掛け止め部間に
位置し、且つ、それぞれの該押さえ部は、取付部材の取
付部上に当接されていることである。かかる構成によっ
て、押さえ部によってツマミが取付部材の取付部上に当
接されているので、ツマミが安定して取付部材に取り付
けできるツマミの取付構造を提供できる。
【0021】また、本発明のツマミの取付構造は、取付
部材の取付部とツマミの掛け止め部との掛け止めされる
位置はツマミの突起部が取付部材の貫通孔内に嵌入され
る位置よりも、径方向に対して外側に位置していること
である。かかる構成によって、ツマミの突起部よりも大
きな径である位置でツマミが取付部材に掛け止めされて
いることから安定した掛け止めができるツマミの取付構
造を提供する。
【0022】また、本発明のツマミの取付構造は、回転
可能な前記軸部材を有する回転駆動部材を備え、軸部材
に取付部材が取り付けられたことである。かかる構成に
よって、ツマミの回転動作で取付部材への正常な結合が
できるツマミの取付構造を提供できる。
【0023】また、本発明のツマミの取付構造は、回転
駆動部材がモータにて構成されていることである。かか
る構成によって、単純な構成であるモータを用いること
ができることから安価なツマミの取付構造を提供でき
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明のツマミの取付構造
の図面を説明すると、図1は、本発明のツマミの取付構
造の実施の形態を示す分解斜視図、図2は、図1におけ
る2−2線でのツマミの取付構造に係わるツマミと取付
部材とを示す断面図、図3は、図1における3−3線で
のツマミの取付構造に係わるツマミと取付部材とを示す
断面図である。
【0025】電動のモータから成る回転駆動部材1は、
略円筒状の本体部1aと、本体部1aの先端部から外方
に突出して配設された円柱状の回転軸などの軸部材1b
とを有している。この軸部材1bは、本体部1aに図示
していない端子から通電することによって、所定の回転
をし、また、本体部1aへの非通電時には、軸部材1b
は、時計方向、又は、反時計方向への回転がやや重く、
所定の回転トルクを有するように構成されている。
【0026】合成樹脂材料から成り、成形加工によって
形成された取付部材2は、基部3と、基部3から前方に
突出し、基部3の中心から同一円周上に設けられた複数
個(例えば、2個)のストッパー部4と、基部3の中心
から同一円周上に設けられた円環状の取付部5とを有し
ている。また、基部3は、円形の平坦部3aと、平坦部
3aの中心を通る直線上に設けられた矩形の複数個(例
えば、2個)の第1の貫通孔3bと、基部3の平坦部3
aの中心部において、前方に突出する筒状部3cと、筒
状部3cの中心部に設けられた円形の第2の貫通孔3d
と、平坦部3aの周囲から後方に末広がりに延びる筒状
の側壁部3eとを有している。また、前記ストッパー部
4と前記第1の貫通孔3bとは、平坦部3aに形成さ
れ、且つ、前記第1の貫通孔3bが前記ストッパー部4
に隣接して形成されている。
【0027】また、前記取付部5は、基部3の側壁部3
eから外方に突出された鍔状に形成され、この取付部5
と側壁部3eとに跨って、基部3の軸心と平行な方向
で、基部3の対向する位置に2本の溝部3fが形成され
ている。また、金属材料から成り、インサート成形加工
によって一体化された円筒部材3gが、第2の貫通孔3
d内に配設されている。
【0028】前記円筒部材3g内には、回転駆動部材1
の軸部材1bが挿入され、例えば、ネジ(図示せず)止
めなどの適宜手段にて、前記円筒部材3gが軸部材1b
に取り付けられて、この取り付けによって、取付部材2
が軸部材1bと一体化された状態となり、取付部材2が
軸部材1bと共に回転可能となっている。
【0029】合成樹脂材料から成り、成形加工によって
形成されたツマミ6は、円形の前面壁6aと、前面壁6
aの周囲から後方に末広がりに延びる筒状の側壁6b
と、前面壁6aの筒状の側壁6b内に位置した状態で、
後方(内方)に突出し、同一円周上に位置する複数個
(例えば、2個)の突起部7と、筒状の側壁6b内に内
方に突出し、同一円周上に位置する複数個(例えば、2
個)の掛け止め部8と、筒状の側壁6b内で内方に突出
し、同一円周上に位置する複数個(例えば、4個)の押
さえ部9とを有している。また、掛け止め部8と押さえ
部9とは同一円周上に位置していると共に、押さえ部9
が掛け止め部8間に配置されている。
【0030】また、複数個(例えば、2個)の突起部7
は、中心軸を通る一直線上の位置にそれぞれ配置され、
即ち、180度の等間隔に配置され、この突起部7は、
全体がL字状で、その頂部7aが円弧状に形成されてい
る。また、複数個(例えば、2個)の掛け止め部8は、
前記突起部7の配設されている位置よりも、径方向に対
して外側に位置し、且つ、前記突起部7の配設されてい
る位置と一直線上に配設されている。
【0031】また、複数個(例えば、4個)の押さえ部
9は、前記突起部7の配設されている位置よりも、径方
向に対して外側に位置し、且つ、前記掛け止め部8間に
位置し、十字状に配設されている。
【0032】このツマミ6は、前記取付部材2上を同心
的に覆うように取付部材2の前面に配置された状態で、
突起部7の頂部7aが第1の貫通孔3b内に嵌入され、
且つ、ツマミ6の掛け止め部8が取付部材2の取付部5
に掛け止めされ、押さえ部9は、取付部5上に当接され
て、ツマミ6と取付部材2との両者が結合されて取り付
けられている。
【0033】そして、この結合によって、取付部材2の
基部3がツマミ6の側壁6b内に位置するように配置さ
れている。
【0034】次に、上述の本発明のツマミの取付構造に
係わる組立について説明する。先ず、回転駆動部材1の
軸部材1bには、取付部材2と一体化された円筒部材3
gを取り付ける。
【0035】次に、取付部材2の基部3の平坦部3a上
に、ツマミ6の前面壁6aの後方(内方)に突出した突
起部7の頂部7aを当接させてツマミ6を回転させる
と、突起部7が筒状部3cの外周部にガイドされて回転
する。これによって、ツマミ6は、取付部材2に対して
正常な状態に位置規制が行われる。
【0036】このように、ツマミ6を軸部材1bの軸線
方向(後方)に押圧しながら、例えば時計方向に回転動
作すると、突起部7が平坦面3a上を摺接して、突起部
7がストッパー部4にぶつかって、ツマミ6の回転が停
止される。
【0037】そして、このツマミ6が停止された時に
は、突起部7と第1の貫通孔3bとが対向した状態とな
って、ツマミ6が軸線方向(後方)に移動し、突起部7
が第1の貫通孔3b内に嵌入する。そして、この突起部
7の第1の貫通孔3bへの嵌入と同時に、各掛け止め部
8が取付部材2の取付部5に掛け止めされ、且つ、押さ
え部9が取付部5上に当接されている。この取付部5へ
の各掛け止め部8の掛け止めと、第1の貫通孔3b内へ
の突起部7の頂部7aの嵌入とによって、ツマミ6と取
付部材2とが結合される。
【0038】なお、上述の実施例では、ツマミの突起部
が一直線上の位置に配設されているが、これに限定され
ず、一個、又は、三個以上の突起部が所定の位置に配設
され、それに対向して取付部材の貫通孔が形成されてい
れば良い。また、上述の実施例では、軸部材を有する回
転駆動部材がモータにて構成されたもので説明したが、
これに限定されず、回転駆動部材は、エンコーダなどの
回転型の電気部品や機構部品などであればよい。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明のツマミの取付構
造では、取付部材は、平坦部を有する基部と、該基部か
ら前方に突出したストッパー部と、平坦部に設けられた
貫通孔とを有すると共に、ツマミは、同一円周上に位置
する複数個の突起部を有し、ツマミを取付部材に取付け
する際、突起部を平坦部に当接した状態でツマミを、後
方に押圧しながら回転すると、突起部が平坦面上を摺接
すると共に、突起部がストッパー部にぶつかって、ツマ
ミの回転が停止された時、突起部と貫通孔とが対向した
状態となって、突起部が貫通孔に嵌入した後、ツマミと
取付部材とが結合可能としたことによって、ツマミが取
付部材に容易で確実に位置決めされることから、取り付
けが簡単であり、また、ツマミが取付部材に対して傾斜
した状態で押し込まれても、突起部が平坦面によって、
正常な状態でツマミを維持した状態で、ツマミと取付部
材とが確実に結合できるツマミの取付構造を提供でき
る。
【0040】また、本発明のツマミの取付構造では、基
部は、中心部において、前方に突出する筒状部を有し、
突起部が筒状部をガイドにして、回転動作を行うように
したことによって、突起部が筒状部をガイドにして、回
転動作を行うようにしたことから、一層正常な状態でツ
マミを維持した状態で、ツマミと取付部材とが確実に結
合できるツマミの取付構造を提供できる。
【0041】また、本発明のツマミの取付構造では、取
付部材の基部は、同一円周上に円環状の取付部を有し、
ツマミは、同一円周上に配置された複数個の掛け止め部
を有し、取付部材の取付部にツマミの掛け止め部を掛け
止めして、両者を結合したことによって、ツマミの取付
部材への取り付けが容易で、確実な取り付けができるツ
マミの取付構造を提供できる。
【0042】また、本発明のツマミの取付構造は、取付
部材の取付部とツマミの掛け止め部との掛け止めされる
位置はツマミの突起部が取付部材の貫通孔内に嵌入され
る位置よりも、径方向に対して外側に位置していること
によって、ツマミの突起部よりも大きな径である位置で
ツマミが取付部材に掛け止めされていることから安定し
た掛け止めができるツマミの取付構造を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のツマミの取付構造の実施の形態を示す
分解斜視図である。
【図2】図1における2−2線でのツマミの取付構造に
係わるツマミと取付部材とを示す断面図である
【図3】図1における3−3線でのツマミの取付構造に
係わるツマミと取付部材とを示す断面図である。
【図4】従来のツマミの取付構造を示す分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 回転駆動部材(モータ) 1b 軸部材 2 取付部材 3 基部 3a 平坦部 3b 第1の貫通孔(貫通孔) 3c 筒状部 3e 側壁部 4 ストッパー部 5 取付部 6 ツマミ 6a 前面壁 6b 側壁 7 突起部 8 掛け止め部 9 押さえ部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸部材に取付られた取付部材と、該取付部
    材と同心的に配置され、前記取付部材の前面に取付けさ
    れたツマミとを備え、 前記取付部材は、平坦部を有する基部と、該基部から前
    方に突出したストッパー部と、前記平坦部に設けられた
    貫通孔とを有すると共に、前記ツマミは、同一円周上に
    位置する複数個の突起部を有し、前記ツマミを前記取付
    部材に取付けする際、前記突起部を前記平坦部に当接し
    た状態で前記ツマミを、後方に押圧しながら回転する
    と、前記突起部が前記平坦面上を摺接すると共に、前記
    突起部が前記ストッパー部にぶつかって、前記ツマミの
    回転が停止された時、前記突起部と前記貫通孔とが対向
    した状態となって、前記突起部が前記貫通孔に嵌入した
    後、前記ツマミと前記取付部材とが結合可能としたこと
    を特徴とするツマミの取付構造。
  2. 【請求項2】前記基部は、中心部において、前方に突出
    する筒状部を有し、前記突起部が前記筒状部をガイドに
    して、回転動作を行うようにしたことを特徴とする請求
    項1記載のツマミの取付構造。
  3. 【請求項3】前記貫通孔が前記ストッパー部に隣接して
    形成されたことを特徴とする請求項1、又は2記載のツ
    マミの取付構造。
  4. 【請求項4】前記ストッパー部と前記貫通孔とが複数個
    設けられたことを特徴とする請求項1乃至3記載のツマ
    ミの取付構造。
  5. 【請求項5】前記取付部材の前記基部は、同一円周上に
    円環状の取付部を有し、前記ツマミは、同一円周上に配
    置された複数個の掛け止め部を有し、前記取付部材の前
    記取付部に前記ツマミの前記掛け止め部を掛け止めし
    て、両者を結合したことを特徴とする請求項1乃至4記
    載のツマミの取付構造。
  6. 【請求項6】前記ツマミは、同一円周上に配置された複
    数個の押さえ部を有し、それぞれの該押さえ部は、前記
    ツマミの前記掛け止め部間に位置し、且つ、それぞれの
    該押さえ部は、前記取付部材の前記取付部上に当接され
    ていることを特徴とする請求項5記載のツマミの取付構
    造。
  7. 【請求項7】前記取付部材の前記取付部と前記ツマミの
    前記掛け止め部との掛け止めされる位置は前記ツマミの
    前記突起部が前記取付部材の前記貫通孔内に嵌入される
    位置よりも、径方向に対して外側に位置していることを
    特徴とする請求項5乃至6記載のツマミの取付構造。
  8. 【請求項8】回転可能な前記軸部材を有する回転駆動部
    材を備え、前記軸部材に前記取付部材が取り付けられた
    ことを特徴とする請求項1乃至7記載のツマミの取付構
    造。
  9. 【請求項9】前記回転駆動部材がモータにて構成されて
    いることを特徴とする請求項8記載のツマミの取付構
    造。
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