JP2002304554A - ｗｅｂショップ上における製品購買システムと製品購買方法及びｗｅｂショップ上における製品購買プログラム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ｗｅｂショップ上における製品購入時、予算
に応じた製品の購入手順を簡易にする。 【手段】 消費者が操作する端末情報処理装置１０と販
売する製品の製品情報を提供するｗｅｂショップ情報処
理装置２０と製品情報から購入する製品を選択して注文
する製品購買画面を提供する製品購買情報処理装置３０
とがネットワークを介して結ばれており、製品購買画面
３００が、予算金額表示部３０１、購入予定の製品情報
が優先順位でソートされた購入予定製品表示部２１０、
優先順位毎の製品の合計金額を表示する合計金額表示部
３１１を有する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
のネットワークを介して消費者から注文を受けた製品を
購買するｗｅｂショップ上における製品購買システムと
製品購買方法及びｗｅｂショップ上における製品購買プ
ログラムに関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、インターネット上に開設したホー
ムページを利用したｗｅｂショップから商品を購入する
インターネットショッピングが行われている。インター
ネットショッピングに関連のあるものとして、特願平１
０−１５７６２５に記載された発明がある。この発明
は、商品の購入以外の楽しみ方を付加することが可能な
インターネットなどのコンピュータネットワークで用い
られるプリペイドカードを提供することができる電子財
布装置を提唱するものである。

【０００３】また、特願平９−３０２２０７号に記載さ
れた発明では、イントラネット内の情報提供サーバに購
入対象商品、取り扱い業者等の情報をＨＴＭＬ文形式で
登録する。そして、各クライアントは、ブラウザでこの
情報を参照し、購入商品決定の一助とする。情報提供サ
ーバは、検索画面を備え、商品購入者は、必要な情報を
検索して抽出することができる。また、表示されたホー
ムページ内のハイパーリンクドテキストをクリックする
ことにより、そのテキストにリンク付けされているイン
トラネット内又は外部のホームページの情報を参照する
ことができるものである。

【０００４】更に、特開平１１−２５０１３９号公報で
は、インターネットショッピングシステムにおいて、電
子モールに初めてアクセスした利用者に対して、地域特
性に応じた商品情報を提供する発明が開示されている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
インターネットショッピングでは、消費者が予算の上限
を前提とした購入を行う場合、購入を希望している製品
が予算内で幾つまで購入できるかの判断が、一目で分か
らないという、第１の問題点がある。

【０００６】また、消費者に他の製品の購入を薦めると
き、消費者の残り予算と好みの両方を考慮した薦め方が
行えていないという、第２の問題点がある。

【０００７】更に、購入を希望した商品の代金が予算を
オーバーした等の理由で、購入しようとしている複数の
商品の中から再選択を行う場合、希望順位の低い製品の
購入を取りやめた場合の料金計算を容易に行えないとい
う、第３の問題点がある。

【０００８】即ち、従来のインターネットショッピング
では、製品購入時、予算に応じた製品の購入手順が煩雑
で、商品の購入がスムーズにできないという問題があ
る。

【０００９】本発明は上記問題点にかんがみてなされた
ものであり、ｗｅｂショップ上における製品購入時に、
予算に応じた製品の購入手順を簡易にするｗｅｂショッ
プ上における製品購買システム、ｗｅｂショップ上にお
ける製品購買方法及びｗｅｂショップ上における製品購
買プログラムの提供を目的とする。

【００１０】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１記載のｗｅｂショップ上における製品購買
システムは、消費者が操作する端末情報処理装置と、販
売する製品の製品情報を提供するｗｅｂショップ情報処
理装置と、前記製品情報から購入する製品を選択して注
文する製品購買画面を提供する製品購買情報処理装置と
がネットワークを介して結ばれている製品購買システム
であって、前記製品購買画面が、前記端末情報処理装置
から送信された予算金額を表示する予算金額表示部と、
前記端末情報処理装置によって選択された購入予定の製
品情報が優先順位でソートされた購入予定製品表示部
と、前記購入予定製品表示部の優先順位毎の合計金額を
表示する合計金額表示部とを有する構成としてある。

【００１１】このような構成の発明によれば、消費者の
予算金額と購入予定の製品情報が優先順位でソートされ
て表示され、更に、優先順位毎の合計金額が表示される
ため、消費者が予算の上限を前提とした購入を行う場
合、購入を希望している製品が予算内で幾つまで購入で
きるかの判断が、リアルタイムに同一画面上で確認する
ことができ、前述した第１の問題点が解決できる。

【００１２】請求項２記載のｗｅｂショップ上における
製品購買システムは、請求項１記載のｗｅｂショップ上
における製品購買システムにおいて、前記製品購買画面
が、前記予算金額を前記優先順位毎の合計金額が超えた
場合、前記優先順位毎の合計金額が前記予算金額を超え
ない製品と超えた製品との間に、ここまでの製品の合計
までが購入可能である旨の購入限度表示を有する構成と
してある。

【００１３】このような構成の発明によれば、予算内で
の購入可能限度を示す表示により、消費者が予算の上限
を前提とした購入を行う場合、購入を希望している製品
が予算内で幾つまで購入できるかの判断が、一目で行う
ことができる。

【００１４】請求項３記載のｗｅｂショップ上における
製品購買システムは、請求項１又は２記載のｗｅｂショ
ップ上における製品購買システムにおいて、前記製品購
買画面が、前記端末情報処理装置によって選択された購
入予定の製品に対して関連した製品又は前記消費者が興
味を示した製品で、かつ、予算金額を超えない製品をお
すすめ製品として表示するお奨め製品表示部を有する構
成としてある。

【００１５】このような構成の発明によれば、お奨め製
品部の表示により、消費者に他の製品の購入を薦める
時、消費者の残り予算と好みの両方を考慮した薦め方が
行え、前述した第２の問題点が解決できる。

【００１６】請求項４記載のｗｅｂショップ上における
製品購買システムは、請求項３に記載のｗｅｂショップ
上における製品購買システムにおいて、前記購入予定の
製品に関連した製品が、ある製品に対して組み合わせ可
能な製品が記憶されている製品の組み合わせ情報データ
ベースから前記端末情報処理装置によって選択された購
入予定の製品に対して抽出された組み合わせ可能な製品
である構成としてある。

【００１７】このような構成の発明によれば、例えば対
応するメモリのようにある製品に対して組み合わせ可能
な製品を消費者の残り予算内で勧めることができる。

【００１８】請求項５記載のｗｅｂショップ上における
製品購買システムは、請求項３に記載のｗｅｂショップ
上における製品購買システムにおいて、前記消費者が興
味を示した製品が、前記消費者が興味を示した製品が記
憶されている消費者購買傾向情報データベースから抽さ
れた製品である構成としてある。

【００１９】このような構成の発明によれば、例えば消
費者がアクセスした回数が多い製品のように消費者が興
味を示した製品を消費者の残り予算内で勧めることがで
きる。

【００２０】請求項６記載のｗｅｂショップ上における
製品購買システムは、請求項１記載のｗｅｂショップ上
における製品購買システムにおいて、前記購入予定製品
表示部が、購入予定の製品情報の優先順位を入れ替え可
能で、かつ、入れ替え後に優先順位毎の合計金額が前記
合計金額表示部に表示される構成としてある。

【００２１】このような構成の発明によれば、購入を希
望した商品の代金が予算をオーバーした等の理由で購入
しようとしている複数の商品の中から再選択を行う場
合、希望順位の低い製品の購入を取りやめた場合の料金
計算が行われるため、予算に応じた製品の購入手順を簡
易にすることができ、前述した第３の問題点を解決でき
る。

【００２２】請求項７記載のｗｅｂショップ上における
製品購買方法は、消費者が操作する端末情報処理装置と
ｗｅｂショップと製品購買情報処理装置とがネットワー
クを介して結ばれ、前記製品購買情報処理装置が、前記
端末情報処理装置の要求に応じて前記ｗｅｂショップか
ら提供された製品情報に基づいて購入する製品を選択し
て注文する製品購買画面を、前記端末情報処理装置に提
供するｗｅｂショップ上における製品購買方法であっ
て、前記製品購買画面が、前記端末情報処理装置から送
信された予算金額を表示する予算金額表示部と、前記端
末情報処理装置によって選択された購入予定の製品情報
が優先順位でソートされた購入予定製品表示部と、前記
購入予定製品表示部の優先順位毎の合計金額を表示する
合計金額表示部とを有する。

【００２３】このような発明によれば、消費者の予算金
額と購入予定の製品情報が優先順位でソートされて表示
され、更に、優先順位毎の合計金額が表示されるため、
消費者が予算の上限を前提とした購入を行う場合、購入
を希望している製品が予算内で幾つまで購入できるかの
判断が、リアルタイムに同一画面上で確認することがで
き、前述した第１の問題点が解決できる。

【００２４】請求項８記載のｗｅｂショップ上における
製品購買プログラムは、消費者が操作する端末情報処理
装置とｗｅｂショップと製品購買情報処理装置とがネッ
トワークを介して結ばれ、前記端末情報処理装置の要求
に応じて前記ｗｅｂショップから提供された製品情報に
基づいて購入する製品を選択して注文する製品購買画面
を前記端末情報処理装置に提供する操作を前記製品購買
情報処理装置に実行させるｗｅｂショップ上における製
品購買プログラムであって、前記製品購買画面が、前記
端末情報処理装置から送信された予算金額を表示する予
算金額表示部と、前記端末情報処理装置によって選択さ
れた購入予定の製品情報が優先順位でソートされた購入
予定製品表示部と、前記購入予定製品表示部の優先順位
毎の合計金額を表示する合計金額表示部とを有する。

【００２５】このように、製品購買プログラムは、Ｗｅ
ｂショップ（製品販売センター）２０の各構成要素へ所
定の指令を送ることにより、製品購買機能を実現させ
る。

【００２６】

【発明の実施の形態】以下、本発明のｗｅｂショップ上
における製品購買システム、製品購買方法及び製品購買
プログラムの一実施形態について図面を参照しつつ説明
する。

【００２７】図１は、本発明の製品購買システムのネッ
トワーク形態を示している。このネットワーク形態は、
消費者が操作する端末情報処理装置（ユーザ端末）１０
と、製品販売センター（Ｗｅｂショップ）２０と、これ
らを相互に接続するインターネット等の通信ネットワー
ク１００とから構成されている。

【００２８】端末情報処理装置１０は、パーソナルコン
ピュータ等の情報処理装置である。端末情報処理装置１
０は、表示装置を備え、製品販売センター２０がネット
ワーク１００上に提供している製品情報にアクセスし、
該製品情報を表示装置の画面に表示する機能を備えてい
る。製品情報には、製品の名称、型番、商品番号、色ま
たは価格等の情報を含む。

【００２９】製品販売センター２０は、ワークステーシ
ョン、サーバ等のｗｅｂショップ情報処理装置によって
構成され、ｗｅｂショップ情報処理装置にインストール
されているプログラムによってｗｅｂショップ情報処理
装置に製品販売者が製品販売を行うｗｅｂショップの群
の機能を与えるようになっている。

【００３０】製品販売センター２０は、図２に示すよう
に、各ｗｅｂショップで販売している製品情報（製品
名、機能、価格等）を蓄積している販売製品情報データ
ーベース４０と、消費者がある販売製品を購入したと
き、消費者に組み合わせて購入を薦める製品とのリンク
情報を記憶する製品の組み合わせ情報データーベース５
０と、過去に消費者が購入した製品情報を記憶する消費
者購買実績データーベース６０と、過去に消費者がｗｅ
ｂページに滞留した時間の合計が長い製品やクリック回
数等が多い製品等の消費者が購入意欲を示した製品を記
憶する消費者購買傾向データーベース７０とを備えてい
る。

【００３１】組み合わせ情報データベース５０のリンク
情報としては、例えば、購入した製品の付属品が挙げら
れ、例えば自動車購入時カーナビゲーションを薦める、
パソコン購入時アプリケーションソフトやメモリを薦め
る等であり、あるいは類似品例えばＣＤ購入時同じ歌手
の別のＣＤを薦める、本を購入時に同じジャンルの別の
本を薦める等であり、その他購入した製品と合わせた形
で購入を薦めるものができるもので、例えばスーツ購入
時それに合うネクタイを薦める、口紅購入時それに合う
アイシャドウを薦める等を意味する。

【００３２】製品販売センター２０は、消費者の操作に
より端末情報処理装置１０が送出した購入注文情報を受
け取り、注文者識別情報を生成して端末情報処理装置１
０に送信する機能を備えている。注文者識別情報は、消
費者と購入注文内容とを識別するための情報であり、一
度の売買毎に固有の情報として使用される。また、消費
者が過去に購入した製品を、消費者購買実績データーベ
ース６０から読み出し、その製品と組み合わせて購入を
薦められる販売製品を、製品組み合わせ情報データーベ
ース５０から検索して、端末情報処理装置１０に送信す
る機能を備えている。また、消費者が製品の購入を希望
した場合にも、その製品と組み合わせて購入を薦められ
る製品を、製品組み合わせ情報データーベース５０から
検索して、端末情報処理装置１０に送信する機能を備え
ている。さらに、消費者が過去に購入意欲を示した製品
を、消費者購買傾向情報データーベース７０から検索し
て、端末情報処理装置１０に送信する機能を備えてい
る。

【００３３】次に、本発明のｗｅｂショップ上における
製品購買システムの動作について説明する。なお、以降
の説明では、ネットワーク１００はインターネットであ
るとする。

【００３４】消費者は、端末情報処理装置１０から製品
販売センター２０にインターネット１００を介してアク
セスすることにより、本発明による製品購買システムが
起動され、製品販売センター２０は、これに応答して端
末情報処理装置１０に製品購買画面を送信し、端末情報
処理装置１０の表示装置に製品購買画面が表示される。

【００３５】図３に製品購買画面３００の一例を示す。
この製品購買画面３００には、消費者が端末情報処理装
置１０から送信した予算金額を表示する予算金額表示部
３０１、ショップ検索画面に移行するリンク３０２、シ
ョップ名を表示するショップ名表示部３０３、ｗｅｂシ
ョップで扱う製品の紹介と値段がスクロールで選択でき
るようになっている製品メニュー部３０４、お買い物箱
部として、製品情報が優先順位でソートされて表示され
る購入予定製品表示部３１０、購入予定製品表示部３１
０の優先順位毎の合計金額を表示する合計金額表示部３
１１、優先順位毎の合計金額が予算金額を超えない製品
と超えた製品との間にここまでの製品の合計までが購入
可能である旨の購入限度表示３１２、端末情報処理装置
１０によって選択された購入予定の製品に対して関連す
る製品又は消費者が興味を示した製品で、かつ、予算金
額を超えない製品をおすすめ製品として表示するお奨め
製品表示部３２０、予算金額を優先順位毎の合計金額が
超えた場合に、購入予定の製品の購入を見送るための返
品箱表示部３３０、選択ボタンとして、決定ボタン３４
１、一次保存ボタン３４２、キャンセルボタン３４３等
が表示される。

【００３６】消費者は、製品購買画面３００上で“お客
様の御予算”表示の予算金額表示部３０１枠内に、予算
金額（円）を投入する。この初期値は０円である。次
に、“ショップ名”表示３０３の枠内に、ショップ名を
投入し、表示すると、そのショップで販売している製品
のメニューが、“製品メニュー”３０４枠内に表示され
る。“製品メニュー”３０４枠は、上下スクロール可能
であり、該当ショップの全製品を表示可能である。な
お、ショップ名を検索する場合は、“ショップ検索画面
に移動”３０２をクリックし、その後に表示されるショ
ップ検索画面で検索を行い、検索したショップ名を選択
してショップ名表示部３０３にショップ名を表示させ
る。

【００３７】消費者が、“製品メニュー”３０４枠内の
製品の購入を希望する場合は、製品をクリックして“お
買い物箱”３１０枠内に移動し、クリックを解除する。
“お買い物箱”枠のどの高さでクリックを解除するか
で、製品の購入希望の優先度が決定する。“お買い物
箱”３１０枠内に製品が移動されると、本システムは
“お買い物箱”枠内の全製品の代金総額と、最優先の製
品から各優先度の製品の代金総額が計算され、合計金額
表示部３１１に表示される。また、代金の総額が予算を
オーバーする場合は、どの優先度の製品までが予算内で
購入可能かを識別する購入限度表示３１２が行われる。

【００３８】消費者が、“お買い物箱”３１０枠内に入
れた製品の購入を取りやめる場合は、“お買い物箱”３
１０枠内の該当製品をクリックし、返品箱３３０に移動
してクリックを解除する。“返品箱”３３０枠内に製品
が移動されると、本システムは“お買い物箱”３１０枠
内の全製品の代金総額と、最優先の製品から各優先度の
製品の代金総額を再計算し、合計金額表示部３１１に表
示する。また、代金の総額が予算をオーバーする場合
は、どの優先度の製品までが予算内で購入可能かを識別
する購入限度表示３１２が行われる。

【００３９】消費者が、予算を変更したい場合は、“お
客様の御予算”表示３０１の右の枠内に、予算金額
（円）を再投入することで変更が可能である。予算が変
更されると、代金の総額が予算をオーバーしていないか
のチェックが再度行われ、予算オーバー時はどの優先度
の製品までが予算内で購入可能かを識別する購入限度表
示３１２が行われる。

【００４０】本システムは、「前回までに消費者が購入
した製品」を消費者購買実績データーベース６０から取
り出し、その製品と組み合わせ可能な製品を製品組み合
わせ情報データーベース５０から検索して、その製品が
未購入でかつ「予算の残りで購入可能」である場合、そ
の製品の紹介と金額を、お奨め製品表示部３２０として
“お薦めメニュー”に表示する。

【００４１】また消費者が“お買い物箱”３１０枠内に
入れた製品についても、その製品と組み合わせ可能な製
品を製品組み合わせ情報データーベース５０から検索し
て、その製品が未購入でかつ「予算の残りで購入可能」
である場合、その製品の紹介と金額を、“お薦めメニュ
ー”３２０に表示する。

【００４２】過去、消費者が長時間滞留したｗｅｂペー
ジの製品を、消費者購買傾向情報データーベース７０か
ら取り出し、その製品が未購入であることを消費者購買
実績データーベース６０の情報より確認し、その製品が
「予算の残りで購入可能」である場合、その製品の紹介
と金額を、“お薦めメニュー”３２０に表示する。

【００４３】“お買い物箱”枠内に入れた製品の購入を
決定し、支払いを行う場合は、“決定”３４１枠をクリ
ックする。製品の購入を取りやめ本システムの起動を停
止する場合は、“キャンセル”３４３枠をクリックす
る。その時点での製品購入状態を保存したい場合は、
“一時保存”３４２枠をクリックする。“一時保存”３
４２枠をクリック後、“決定枠”３４１または“キャン
セル”３４３枠をクリックせずに本システムの起動を停
止した場合、再起動時は“一時保存”の状態が引き継が
れて再開する。

【００４４】このように、本発明のｗｅｂショップ上に
おける製品購買システムによれば、製品購買画面３００
上で、消費者の予算を示す“お客様の御予算”の予算金
額表示部３０１と、購入代金を示す“ここまで￥〜”の
合計金額表示部３１１と、予算内での購入可能限度を示
す“御予算までここまでお買いあげできます”の購入限
度表示３１２の三種類の表示により、予算と選択した製
品の代金の比較を、リアルタイムに同一画面上で確認す
ることで、消費者が予算に応じた製品の購入を簡易に行
うことができる。

【００４５】また、お奨め製品表示部３２０で消費者に
薦める製品を、消費者の製品購入実績と残予算を元に表
示できるため、消費者のニーズと予算に応じた製品を消
費者に薦めることができる。

【００４６】更に、購入を希望した製品が購入予定製品
表示部３１０で優先順位に並べ、各製品までの代金を合
計金額表示部３１１でリアルタイムに表示し、その優先
度も容易に入れ替えが可能であり、その入れ替えに応じ
た代金がリアルタイムに表示される。また、予算オーバ
時は、購入限度表示３１２により、購入可能な製品と購
入不可な製品が優先度順に一目で分かる。そのため、購
入を希望した製品の取捨選択を簡易に行うことができ
る。

【００４７】上記の実施形態における各処理は、ｗｅｂ
ショップ上における製品購買プログラムにより実行され
る。このプログラムは、ｗｅｂショップコンピュータに
読み込まれることにより、コンピュータの各構成要素に
指令を送り、所定の処理を行なわせる。

【００４８】なお、製品購買プログラムは、コンピュー
タのＲＯＭに記憶される他、コンピュータ読み取り可能
な記録媒体、例えば、外部記憶装置及び可搬記録媒体等
に格納することができる。外部記憶装置とは、磁器ディ
スク等の記録媒体を内蔵し、ｗｅｂショップに外部接続
される記憶増設装置をいう。一方、可搬記録媒体とは、
記録媒体駆動装置（ドライブ装置）に装着でき、かつ、
持ち運び可能な記録媒体であって、例えば、ＣＤ−ＲＯ
Ｍ、フレキシブルディスク、メモリカード、光磁器ディ
スク等をいう。

【００４９】そして、記録媒体に記憶されたプログラム
は、コンピュータのＲＡＭにロードされて、ＣＰＵによ
り実行される。この実行により、上述した本実施形態の
Ｗｅｂショップの機能が実現される。さらに、コンピュ
ータでプログラムをロードする場合、他のコンピュータ
で保有されたプログラムを、通信回線を利用して自己の
有するＲＡＭや外部記憶装置にダウンロードすることも
できる。このダウンロードされたプログラムも、ＣＰＵ
により実行され、本実施形態のＷｅｂショップの製品購
買機能を実現する。

【００５０】

【発明の効果】本発明のｗｅｂショップ上における製品
購買システム、ｗｅｂショップ上における製品購買方
法、ｗｅｂショップ上における製品購買プログラムによ
れば、ｗｅｂショップ上における製品購入時、予算に応
じた製品の購入手順を簡易にすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の製品購買システムのネットワーク形態
を示す構成図である。

【図２】ｗｅｂショップのデーターベースを示すブロッ
ク図である。

【図３】製品購買システムから端末情報処理装置に送信
された製品購買画面の一例を示す製品購買画面の図であ
る。

【符号の説明】

１０ 端末情報処理装置 ２０ 製品販売センター（ｗｅｂショップ） ４０ 販売製品情報データーベース ５０ 製品の組み合わせ情報データーベース ６０ 消費者購買実績データーベース ７０ 消費者購買傾向情報データーベース １００ ネットワーク ３００ 製品購買画面 ３０１ 予算金額表示部 ３０４ 製品メニュー部 ３１０ 購入予定製品表示部 ３１１ 合計金額表示部 ３１２ 購入限度表示 ３２０ お奨め製品表示部

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 消費者が操作する端末情報処理装置と、
   販売する製品の製品情報を提供するｗｅｂショップ情報
   処理装置と、前記製品情報から購入する製品を選択して
   注文する製品購買画面を提供する製品購買情報処理装置
   とがネットワークを介して結ばれている製品購買システ
   ムであって、 前記製品購買画面が、前記端末情報処理装置から送信さ
   れた予算金額を表示する予算金額表示部と、前記端末情
   報処理装置によって選択された購入予定の製品情報が優
   先順位でソートされた購入予定製品表示部と、前記購入
   予定製品表示部の優先順位毎の合計金額を表示する合計
   金額表示部とを有することを特徴とするｗｅｂショップ
   上における製品購買システム。
2. 【請求項２】 請求項１記載のｗｅｂショップ上におけ
   る製品購買システムにおいて、 前記製品購買画面が、前記予算金額を前記優先順位毎の
   合計金額が超えた場合、前記優先順位毎の合計金額が前
   記予算金額を超えない製品と超えた製品との間に、ここ
   までの製品の合計までが購入可能である旨の購入限度表
   示を有することを特徴とするｗｅｂショップ上における
   製品購買システム。
3. 【請求項３】 請求項１又は２記載のｗｅｂショップ上
   における製品購買システムにおいて、 前記製品購買画面が、前記端末情報処理装置によって選
   択された購入予定の製品に対して関連した製品又は前記
   消費者が興味を示した製品で、かつ、予算金額を超えな
   い製品をおすすめ製品として表示するお奨め製品表示部
   を有することを特徴とするｗｅｂショップ上における製
   品購買システム。
4. 【請求項４】 請求項３に記載のｗｅｂショップ上にお
   ける製品購買システムにおいて、 前記購入予定の製品に関連した製品が、ある製品に対し
   て組み合わせ可能な製品が記憶されている製品の組み合
   わせ情報データベースから前記端末情報処理装置によっ
   て選択された購入予定の製品に対して抽出された組み合
   わせ可能な製品であることを特徴とするｗｅｂショップ
   上における製品購買システム。
5. 【請求項５】 請求項３に記載のｗｅｂショップ上にお
   ける製品購買システムにおいて、 前記消費者が興味を示した製品が、前記消費者が興味を
   示した製品が記憶されている消費者購買傾向情報データ
   ベースから抽出された製品であることを特徴とするｗｅ
   ｂショップ上における製品購買システム。
6. 【請求項６】 請求項１記載のｗｅｂショップ上におけ
   る製品購買システムにおいて、 前記購入予定製品表示部が、購入予定の製品情報の優先
   順位を入れ替え可能で、かつ、入れ替え後に優先順位毎
   の合計金額が前記合計金額表示部に表示されることを特
   徴とするｗｅｂショップ上における製品購買システム。
7. 【請求項７】 消費者が操作する端末情報処理装置とｗ
   ｅｂショップと製品購買情報処理装置とがネットワーク
   を介して結ばれ、 前記製品購買情報処理装置が、前記端末情報処理装置の
   要求に応じて前記ｗｅｂショップから提供された製品情
   報に基づいて購入する製品を選択して注文する製品購買
   画面を、前記端末情報処理装置に提供するｗｅｂショッ
   プ上における製品購買方法であって、 前記製品購買画面が、前記端末情報処理装置から送信さ
   れた予算金額を表示する予算金額表示部と、前記端末情
   報処理装置によって選択された購入予定の製品情報が優
   先順位でソートされた購入予定製品表示部と、前記購入
   予定製品表示部の優先順位毎の合計金額を表示する合計
   金額表示部とを有することを特徴とするｗｅｂショップ
   上における製品購買方法。
8. 【請求項８】 消費者が操作する端末情報処理装置とｗ
   ｅｂショップと製品購買情報処理装置とがネットワーク
   を介して結ばれ、 前記端末情報処理装置の要求に応じて前記ｗｅｂショッ
   プから提供された製品情報に基づいて購入する製品を選
   択して注文する製品購買画面を前記端末情報処理装置に
   提供する操作を前記製品購買情報処理装置に実行させる
   ｗｅｂショップ上における製品購買プログラムであっ
   て、 前記製品購買画面が、前記端末情報処理装置から送信さ
   れた予算金額を表示する予算金額表示部と、前記端末情
   報処理装置によって選択された購入予定の製品情報が優
   先順位でソートされた購入予定製品表示部と、前記購入
   予定製品表示部の優先順位毎の合計金額を表示する合計
   金額表示部とを有することを特徴とするｗｅｂショップ
   上における製品購買プログラム。