JP2002301389A - 粗大物破砕装置 - Google Patents
粗大物破砕装置Info
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Abstract
ができるようにした粗大物破砕装置を提供すること。 【解決手段】 平行な対をなす上部破砕ローラ3,4
と、その下方に配備される下部破砕ローラ5とを備え、
供給される粗大物を対をなす上部破砕ローラ3,4によ
り破砕し、ついで下部破砕ローラ5と、これに対向して
配置される固定刃6とにより微細状に破砕し排出する粗
大物破砕装置1において、上記下部破砕ローラ5は多数
の破砕刃8を円周方向に取り付け、各刃は平行に、かつ
軸方向に波状とし、相対する固定刃6とにより、上部破
砕ローラ3,4により破砕された粗砕物を更に細かく破
砕することを特徴とする。
Description
等の粗大物、特に長尺物や薄物を確実に破砕する粗大物
破砕装置に関するものである。
9乃至図12に示す。この粗大物破砕装置50は,筺体
51内に対をなす上部破砕ローラ52,53と、下部破
砕ローラ54とを備える。上部破砕ローラ52,53は
平行に筺体51内に回動可能に収納し、それぞれねじれ
方向を逆としたスクリュー状破砕刃52a、53aを備
える。下部破砕ローラ54は、左右方向のねじれ破砕刃
54a、54bとの交差型破砕刃とした例を示す。57
は両破砕刃により形成される升目を、また58は固定
刃、59は補助固定刃を示す。
される粗大物を上部両破砕ローラ52、53により破砕
し、破砕された粗砕物は下方に排出され、ついで下部破
砕ローラ54と固定刃58とにより細かく破砕され、下
方に排出される。
ラ54に供給される粗砕物は、その一部が升目57に保
持され、それより突出した部分は固定刃58とにより切
断されるも、粗砕物の形状、例えば柔軟なビニール等の
細長い長尺物や薄片、薄物等によっては上記升目57に
は保持されず、破砕刃上に横たわった状態になる場合が
ある。この場合には破砕は困難で、そのまゝ排出される
ことがある。
の廃棄物を確実に破砕することができるようにした粗大
物破砕装置を提供することを目的とする。
め、本発明の粗大物破砕装置は、平行な対をなす上部破
砕ローラと、その下方に配備される下部破砕ローラとを
備え、供給される粗大物を対をなす上部破砕ローラによ
り破砕し、ついで下部破砕ローラと、これに対向して配
置される固定刃とにより微細状に破砕し排出する粗大物
破砕装置において、上記下部破砕ローラは多数の破砕刃
を円周方向に取り付け、各刃は平行に、かつ軸方向に波
状とし、相対する固定刃とにより、上部破砕ローラによ
り破砕された粗砕物を更に細かく破砕することを特徴と
する。
ローラにより破砕された粗砕物は、下部破砕ローラに供
給される。この下部破砕ローラは多数の破砕刃を円周方
向に取り付け、各刃は平行に、かつ軸方向に波状とした
ことにより、供給される粗砕物の破砕刃間への噛み込み
はよく、切断は破砕刃の長手方向に沿った斜切りで行わ
れる。従って切断は衝撃を生ずることなく、円滑にしか
も粗砕物が柔軟かつ薄片でも、確実に切断することがで
きる。
の下部には適宜間隔を存して排出規制板を、また上記固
定刃は下部破砕ローラを挟んで左右に取り付けることに
より、、排出物中の破砕されない所定長以上の粗砕物を
排出規制板により選別して保持し、下部破砕ローラの回
転により反対側の固定刃側に移行し破砕することができ
る。
長さ以上の粗砕物は排出規制板に引っ掛かり、下部破砕
ローラの回転に伴い移行して反対側の固定刃とにより確
実に破砕される。
ーラを挟んで左右に取り付け、下部破砕ローラの破砕刃
は両刃として該ローラの正逆回転による左右何れかの固
定刃とにより破砕を可能とすることができる。
正逆回転したとき、正逆何れの回転においても破砕を行
うことができる。
実施の形態を図面に基づいて説明する。
の第1実施例を示す。図において粗大物破砕装置1は、
周知構造と同様に上下を開口した筺体2内に対をなす上
部破砕ローラ3,4と、その下方に位置する下部破砕ロ
ーラ5と、この下部破砕ローラ5を挟んで左右に固定刃
6と、補助固定刃7とを備える。
クリュー状の破砕刃を有するものであり、説明を省略す
る。ただし3a、4aは破砕ローラ3,4の破砕刃を示
す。
向に多数の破砕刃9を取り付けたもので、破砕刃9は図
4に示す如くそれぞれ円周方向に平行、かつ軸方向に傾
斜させた波形に屈曲してなる。
られた排出規制板を示す。この規制板10は、下部破砕
ローラ5により破砕されない処理材、例えば軟質のビニ
ール薄膜等で、これの下方への排出を阻止するようにし
たもので、上面を下部破砕ローラ5に沿うように半円形
状とし、多数の排出規制板を両端を連結板11により適
宜の間隔Lを存して連結する。この間隔は処理目的(排
出物の長さ等)により、適宜選択する。
説明する。供給される粗大物は、まず上部破砕ローラ
3,4により破砕され、下方の下部破砕ローラ5に供給
される。供給された粗砕物は下部破砕ローラと固定刃6
とにより破砕される。この際、各破砕刃8は平行に、か
つ軸方向に波形に屈曲しているため、粗砕物の一端は破
砕刃間に噛み込まれ易く直線刃の固定刃とにより、粗砕
物は一端より順次切断される。即ちこの切断は鋏による
切断(以下斜切りという)により行われる。
が加わるが、これは破砕刃8は軸方向に波形に屈曲して
おり、従って左右相殺されて筺体との間の軸受けには負
荷は加わらない。
って破砕されず通過した例えばビニール等の軟弱な、か
つ薄片で比較的長い粗砕物は、排出規制板10に引っ掛
かり、下部破砕ローラ5の回転に追随して移行し、反対
側の補助固定刃7とにより破砕される。
砕物の長さは、該規制板10の取り付け間隔により決定
される。従ってこの間隔をその目的により適宜選択する
と共に、破砕物が木材、ガラス等破砕し易い材質、肉厚
の破砕物等によってはこれを省略してもよい。
物破砕装置20は、下部破砕ローラ21を正逆回転に対
応できるように破砕刃22を両刃構造としたもので、そ
の他の構造は前記粗大物破砕装置1と同一であり、同一
部品には同一符号を付して説明を省略する。なお、固定
刃6及び補助固定刃7も同様に両刃構造とすることが好
ましい。
破砕ローラは多数の破砕刃を円周方向に取り付け、かつ
該刃は軸方向に波状とし、相対する固定刃とにより破砕
された粗砕物を破砕するようにしたから、供給される粗
大物は、斜切りされる故、破砕は確実に行われ、微細状
に破砕することができる。また、請求項2記載の発明に
よれば、上記構成において、下部破砕ローラの下部には
適宜間隔を存して排出規制板を、また上記固定刃は下部
破砕ローラを挟んで左右に取り付けることにより、排出
物中の破砕されない所定長以上の粗砕物を排出規制板に
引っ掛かり、下部破砕ローラの回転に追随移行して反対
側の固定刃側に移行して破砕する故、該所定長さ以上の
粗砕物が排出されることはない。また、請求項3記載の
発明によれば、固定刃は下部破砕ローラを挟んで左右に
取り付け、下部破砕ローラの破砕刃は両刃としたことに
より、負荷等による該ローラの正逆回転を行った場合、
左右何れかの固定刃とにより破砕を行うことができる。
施例を示し、図1は縦断面図である。
図である。
例を示し、図9はその縦断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 平行な対をなす上部破砕ローラと、その
下方に配備される下部破砕ローラとを備え、供給される
粗大物を対をなす上部破砕ローラにより破砕し、ついで
下部破砕ローラと、これに対向して配置される固定刃と
により微細状に破砕し排出する粗大物破砕装置におい
て、上記下部破砕ローラは多数の破砕刃を円周方向に取
り付け、各刃は平行に、かつ軸方向に波状とし、相対す
る固定刃とにより、上部破砕ローラにより破砕された粗
砕物を更に細かく破砕することを特徴とする粗大物破砕
装置。 - 【請求項2】 下部破砕ローラの下部には適宜間隔を存
して排出規制板を、また上記固定刃は下部破砕ローラを
挟んで左右に取り付け、排出物中の破砕されない所定長
以上の粗砕物を排出規制板により選別して保持し、下部
破砕ローラの回転により反対側の固定刃側に移行し破砕
することを特徴とする請求項1記載の粗大物破砕装置。 - 【請求項3】 固定刃は下部破砕ローラを挟んで左右に
取り付け、下部破砕ローラの破砕刃は両刃として該ロー
ラの正逆回転による左右何れかの固定刃とにより破砕を
可能としたことを特徴とする請求項1又は2記載の粗大
物破砕装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001109981A JP3894744B2 (ja) | 2001-04-09 | 2001-04-09 | 粗大物破砕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2001109981A JP3894744B2 (ja) | 2001-04-09 | 2001-04-09 | 粗大物破砕装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP3894744B2 JP3894744B2 (ja) | 2007-03-22 |
Family
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Family Applications (1)
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100834848B1 (ko) * | 2006-12-28 | 2008-06-03 | 한국수자원공사 | 슬러지 케이크 파쇄장치 |
CN103143417A (zh) * | 2013-02-26 | 2013-06-12 | 东莞精锐电器五金有限公司 | 具有单切式纵向碎纸机构的连环刀碎纸机 |
CN103752385A (zh) * | 2014-01-29 | 2014-04-30 | 王国声 | 塑料粉碎机 |
CN114921985A (zh) * | 2022-03-03 | 2022-08-19 | 江苏可易木业有限公司 | 一种纸浆生产用的粉碎回收装置 |
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2001
- 2001-04-09 JP JP2001109981A patent/JP3894744B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN114921985B (zh) * | 2022-03-03 | 2023-10-27 | 江苏可易木业有限公司 | 一种纸浆生产用的粉碎回收装置 |
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JP3894744B2 (ja) | 2007-03-22 |
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