JP2002300757A - 永久磁石モータ - Google Patents

永久磁石モータ

Info

Publication number
JP2002300757A
JP2002300757A JP2001099396A JP2001099396A JP2002300757A JP 2002300757 A JP2002300757 A JP 2002300757A JP 2001099396 A JP2001099396 A JP 2001099396A JP 2001099396 A JP2001099396 A JP 2001099396A JP 2002300757 A JP2002300757 A JP 2002300757A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
groove
winding
equation
vector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001099396A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Onishi
和夫 大西
Toshimi Abukawa
俊美 虻川
Tokio Sekiguchi
時雄 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Advanced Motor Corp
Original Assignee
Japan Servo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Servo Corp filed Critical Japan Servo Corp
Priority to JP2001099396A priority Critical patent/JP2002300757A/ja
Priority to EP02252069A priority patent/EP1246349A3/en
Priority to CNB021080623A priority patent/CN1198370C/zh
Priority to US10/108,837 priority patent/US6784590B2/en
Publication of JP2002300757A publication Critical patent/JP2002300757A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の永久磁石モータは、コギングトルクの
低減が十分でない欠点があった。 【解決手段】 本発明の永久磁石モータにおいては、永
久磁石と、この永久磁石に空隙を介して対向配置した複
数個の巻線溝を有する電機子とより成る永久磁石モータ
において、上記電機子の磁極面に複数個の補助溝を設
け、上記各補助溝の合成ベクトルが第6次調波平面にお
いて上記巻線溝のベクトルと180°の対向位置となるよ
うにし、上記永久磁石の起磁力波形のピーク値の大きさ
の90%以上にある波形の幅が全体の幅の80%以下となる
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は永久磁石モータ、特
に永久磁石に空隙を介して対向配置した電機子とより成
り、コギングトルクを低減できる永久磁石モータに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】補助溝を設けることによってコギングト
ルクを低減せしめた永久磁石モータは、特公平7−79541
号公報に示すように既知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、特公平7
−79541号公報の永久磁石モータでは,未だコギングト
ルクの低減が十分ではない。
【0004】本発明の目的は上記の要望を達成できる永
久磁石モータを得るにある。
【0005】(鉄心溝で発生するコギングトルクの極小
化)
【0006】一般に、電磁機械系において発生するトル
クは仮想仕事の原理から、磁束一定のもとに数1のよう
に求められる。
【0007】
【数1】
【0008】ここでWmは全磁気エネルギー、θは回転
角度である。
【0009】コギングトルクについて考えると、Wm
永久磁石による磁気エネルギーとなり、磁石と鉄心内部
および空隙部に蓄えられる。しかるに、磁石内部の磁気
エネルギーは殆んど一定であり、鉄心は高透磁率のため
その中のエネルギーは非常に小さいので、コギングトル
クTcは空隙部の磁気エネルギーWgのみの角度微分で数
2のように表すことができる。
【0010】
【数2】
【0011】簡単のため、ここでは鉄心が回転し、磁気
エネルギーはすべて円筒空隙部に蓄えられると仮定し、
固定子と回転子の相対角度がθのときの磁気エネルギー
をW g(θ)とすると、これは次の空隙部周回積分で数
3で表される。
【0012】
【数3】
【0013】ここで、lgは空隙長、Lsは実効鉄心積
厚、μ0は真空透磁率、rgは空隙部の平均半径、B
g(θ+γ)は角度θ回転した鉄心内の角度γに対する
空隙磁束密度分布である。
【0014】ところで、図1に示すような溝のない平滑
鉄心1の場合には、巻線溝がないので回転によるコギン
グトルクは発生しない。従って、数3の磁場エネルギー
g(θ)も回転角度θに無関係に一定である。一方、
巻線溝のある場合はその角度γにおいてBg(ξ)従っ
て、Bg 2(ξ)が実質的に欠落し、これによってコギン
グトルクが発生すると考えることができる(ξ=θ+
γ)。そこで、この溝による欠落部分の磁気エネルギー
をδWgとするとWgは数4〜数6で表することができ
る。
【0015】
【数4】
【0016】
【数5】
【0017】
【数6】
【0018】ここで、Wgは平滑鉄心における空隙部の
磁気エネルギー、sは溝の数、γkはk番目の巻線溝の角
度、kskはk番目の巻線溝の形状で決まる係数、B
g(θ+γk)はk番目の溝位置の空隙磁束密度である。
【0019】数4〜数5を数2に入れると、コギングト
ルクは数7で与えられる。
【0020】
【数7】
【0021】数7の右辺は、巻線溝によって抜けた磁気
エネルギー部分の和である。これは、あたかも半導体工
学におけるホール(孔)の作用に類似していると言うこ
とができる。即ち、「溝による磁気エネルギーの減少分
が、コギングトルクを発生している」と言うことができ
る。そこで、以下ではこの観点からコギングトルクの低
減法を検討する。
【0022】Bg(ξ)の形を知るために、鉄心表面に
ホール素子を添着して回転させ空隙磁束の分布状況を測
定した結果を図2に示す。この形に近似するように、空
隙磁束密度分布を電気角pξに対して図3の形に仮定し
て、解析を進めることにする。βは傾斜部分の比率であ
って数8の区間では磁束密度は正弦波の4半周期の形状
で変化するものとする。これを数9で示す。
【0023】
【数8】
【0024】
【数9】
【0025】これを、フーリエ級数に展開すると奇数次
の項のみからなる数10の形になる。
【0026】
【数10】
【0027】係数は数11と数12で与えられる。
【0028】β=0のとき
【0029】
【数11】
【0030】
【数12】
【0031】また、β=1のときは、基本波のみとな
る。
【0032】Bg(ξ)を2乗したBg 2(ξ)は、数1
3のように偶数次の項のみからなる偶関数で表される。
【0033】
【数13】
【0034】βに対するBg 2(ξ)の各高調波係数a2n
の変化を、図4に示す。βが0の場合は方形波、1では
純粋の正弦波になる。ここでは、2次成分が基本波に相
当し、次数が小さいほど値が大きいが、βの変化に対し
て中間に極大値を持っていることがわかる。
【0035】数13を数7に用いると、数14が得られ
る。
【0036】
【数14】
【0037】数14より、コギングトルクを最小にする
条件は、影響の大きい低次の調波(n=1、2、3・・
・)のできるだけ多くにおいて、巻線溝に起因する成分
の和を数15に示すように零にすればよいことになる。
【0038】
【数15】
【0039】これが、鉄心溝によるコギングトルク極小
化の原理である。次に、この原理に基づいて、3相永久
磁石モータについて、コギングトルの低減法の検討を進
める。
【0040】(3相巻線溝におけるコギングトルク極小
化)
【0041】最近の小形モータで主流となっている図5
のような非ラップ集中巻構造について検討する。図5に
おいて2は環状の4極永久磁石、3は6個の磁極を形成
する電機子、4は6個の巻線溝を示す。
【0042】3相巻線が可能な巻線溝は、次の条件を満
足しなければならない。
【0043】(1)溝数sが3の倍数である。
【0044】(2)電気角で120°の位相差を持つ3相
巻線ができる。
【0045】ここで、数15の成分を数16に示す複数
ベクトルAnkで表し、これを、溝ベクトルと呼ぶことに
する。
【0046】
【数16】
【0047】一例として図5に示す4極6巻線溝(p=
2、s=6)のブラシレスモータについて、n=1、2
の場合の第2次及び第4次調波平面におけるベクトル図
を示すと図6A、図6Bのようになり、3ベクトルごと
にバランスして数15の関係を満たしていることがわか
る。しかるに、n=3の場合には、すべてのA6kが同じ
0°位置に重なってバランスが崩れる。従って、この場
合は第6次調波によってコギングトルクが発生すること
になる。
【0048】一般的に、θ=0のときs番目の角度はξx
=2π(360°)であるから、その高調波次数の電機角度
4npπの間を等分割する異方向ベクトルが存在する限
り、全溝ベクトルがバランスして数15が成立する。然
しながら、高次になってベクトルの間隔が2iπ(i:
整数)になると、全ベクトルが同一方向に重なってバラ
ンスしなくなる。このとき、s=3m(m:自然数)と
して数17が成立する。
【0049】
【数17】
【0050】前記の4極6スロットは、p=2、m=
2、n=3、i=2で、数17が成立する場合である。
【0051】数17によるアンバランスは、pまたはn
が3の倍数のときに成立する。前者は3相条件(2)を
満足しない場合もあり、またnが3の倍数でない場合に
もコギングトルクを発生するので、避けるべき磁極数で
ある。
【0052】以上によって、n=3またはその倍数のと
きに、数17が成立しない組み合わせを選ぶことが、コ
ギングトルク低減法になる。
【0053】これより、永久磁石モータ用巻線として優
れている非ラップ集中巻(図5参照)に関して、上記に
よって見い出したコギングトルク極小化を達成する巻線
溝数と磁極数の組み合わせの代表例を表1に示す。溝数
6以下では、第6次調波によるコギングトルクを発生し
ないという点で、極小化の組み合わせが存在しない。ま
た、従来よりよく用いられている3対2或は3対4の溝
/極組み合わせもコギングトルク極小化の組み合わせと
は言えない。
【0054】表1には、第6次のつぎに問題となる第1
2次のコギングトルクバランスの判定を併せ示した(溝
数24磁極数20と28の場合が×、22と26が〇で
ある)。
【0055】
【表1】
【0056】図7A、図7Bに代表例として、12巻線
溝10極(12−S/10−P)モータと9巻線溝8極(9−S
/8−P)モータ構造について第6調波空間でのベクトル
関係を示す。前者では180°の対向する位置の2ベクト
ルに集中しているのに対し、後者は120°間隔の3ベク
トルに集中してバランスしている。
【0057】次に、表2に含まれないスロット数と磁極
数の小さい組み合わせについて、補助溝の挿入によるコ
ギングトルクの極小化法を検討する。この場合には、第
6次調波平面の溝ベクトルが全て0位相の一直線に並ぶ
ためにコギングトルクが発生するので、これをバランス
する位置に補助溝を挿入するのが有効である。
【0058】補助溝は、図7の類推から、(a)対称位
相位置挿入と、(b)120°位置挿入の両者が考えられ
る。先ず、(a)の対称位置挿入について検討する。巻
線溝と補助溝の間の角度をζとすると、数18が成立す
る。
【0059】
【数18】
【0060】同様にして、(b)の120°位置挿入を考え
ると数19のようになる。
【0061】
【数19】
【0062】数18及び数19による補助溝位置ζの代
表例を表2に示す。なお、数19の場合には3ベクトル
でバランスさせるために、±角度位置の両方に設ける必
要がある。
【0063】
【表2】
【0064】代表例として、図8に6スロット4極モー
タの電機子3の磁極面4に補助溝5を設けた例を示す。
このときのベクトル関係を図9に示す。ここで、溝ベク
トルASは巻線溝に対応し、AG1、AG2は補助溝G1、G2に対
応する溝ベクトルである。一般に、補助溝は巻線溝に比
べて幅、深さとも小さいので、2個の補助溝で1個の巻
線溝の影響をキャンセルすることをねらっている。即
ち、図9では補助溝位置が巻線溝位置から±15°の位置
にあるので、第6次調波平面ではその6p倍の180°と
なって、溝ベクトルと相殺する。
【0065】また、図9より明らかなように、2個の補
助溝ベクトルのベクトル和がスロットベクトルとバラン
スすればよい。従って、夫々の構成ベクトルの位置角度
は一方が既定角度より少し小さく他方が少し大きくて
も、合成値がバランス位置にあればよい。
【0066】図8では角度が既定値よりわずかずれても
図9のAG1とAG2が互いに逆方向に同じ量ずれるので、合
成ベクトルの方向は変化しない。既定値よりずらすと、
合成ベクトルの大きさも小さくなるので、既定値の近傍
に限られる。
【0067】なお、図8では4極の例を示したが、8極
の場合には表2より4個の補助溝位置が可能なので、小
さい溝を4個設け、4個のベクトルの和で溝ベクトルと
バランスさせることも可能である。
【0068】(FEM磁場解析による検証と改善の検討)
【0069】以上の検討の結果、磁極と鉄心溝によって
発生するコギングトルクの低減法がまとまったので、次
に2次元有限要素法(FEM)による磁場解析を用いて代
表的な機種について検証し、さらなる改善点についても
検討する。
【0070】コギングトルクは、回転子を1磁極分回転
させながら、マクスウェル応力法により計算した。計算
精度を上げるために、空隙部は径方向に3層、周方向に
1°(必要に応じて0.5°)間隔で等分割した3角形メ
ッシュを用いた。
【0071】また、マクスウェル応力は、空隙中央部の
径方向に隣り合う3角形要素の磁束密度の平均値を用い
て計算した。
【0072】表1のモータは8極以上の多極であるが、
高速、低価格、高効率などを強く要求される用途におい
ては、それ以下の磁極数を必要とする場合が生じる。こ
の場合には、前述の補助溝を設ける方法が適している。
ここでは、6巻線溝/4極機について検討する。
【0073】図8に示す構成について、永久磁石がラジ
アル方向に一様に磁化されているものとしてコギングト
ルクを計算した。然しながら、計算結果は、予期に反し
て全く効果が認められなかった。これは、補助溝がスリ
ットと同形状でないことに原因があると思われたので、
第6および第12次調波エネルギーを減少させるべく、
磁石両端部の着磁強さを図3のように正弦波的に落とし
て計算を試みた。この結果をまとめて図10に示す。
【0074】これより、図8に示す方式の補助溝ではβ
が30%以上にならないと改善効果が出ないことがわかっ
た。実際問題としてβ=0で着磁することは困難であ
り、着磁ヨークを使う場合は傾斜部βが20%程度あると
思われる。従って、補助溝方式を使う場合にはその方式
に応じて必要な傾斜部を持つように着磁パターンを決め
る必要がある。図11に、着磁波形の傾斜部比率β=30
%におけるコギングトルク波形を示す。補助溝なしでは
第6次、補助溝ありでは第12次調波の脈動が出てお
り、前述した溝によるエネルギーバランスの考え方と符
合している。
【0075】なお、ここでは磁石外転形構造を用いて計
算したが、これらの結果は図12に示す磁石内転形でも
略同様に成立する。また、補助溝方式は、正弦波に近い
空隙磁界分布が得られる内転形の極異方性磁石の場合に
最も適していると思われる。
【0076】特公平7−79541号の発明は上記の補助溝方
式に相当するが、図10に示されるように通常の着磁状
態すなわちβ=20%以下では補助溝なしとの差が見られ
ず、着磁波形をβ=30%程度以上にしないとほとんど効
果のないことが明らかになった。β=30%以上は、別な
表現を用いると、磁石の着磁波形を正弦波に近づける着
磁波形のピーク値の90%以上ある部分の割合が、全体の
80%以下になることに相当するので、この範囲内で大き
い効果があることになる。
【0077】本発明は上記知見をもとになされたもので
ある。
【0078】
【課題を解決するための手段】本発明の永久磁石モータ
は、永久磁石と、この永久磁石に空隙を介して対向配置
した複数個の巻線溝を有する電機子とより成り、上記電
機子がその磁極面に複数の補助溝を有し、上記各補助溝
が夫々第6次調波平面において上記巻線溝と180°の対
向位置に配置され、上記永久磁石の起磁力波形のピーク
値の大きさの90%以上にある波形の幅が全体の幅の80%
以下であることを特徴とする。
【0079】本発明の永久磁石モータは、永久磁石と、
この永久磁石に空隙を介して対向配置した複数個の巻線
溝を有する電機子とより成り、上記電機子がその磁極面
に複数の補助溝を有し、上記各補助溝のベクトルが夫々
第6次調波平面において上記巻線溝のベクトルと180°
の対向位置に配置され、上記永久磁石の起磁力波形のピ
ーク値の大きさの90%以上にある波形の幅が全体の幅の
80%以下であることを特徴とする。
【0080】上記永久磁石は、内転形の極異方性磁石よ
りなることを特徴とする。
【0081】
【発明の実施の形態】以下図面によって本発明の実施例
を説明する。
【0082】本発明の実施例においては図5に示す4極
の永久磁石2と、この永久磁石2に空隙を介して対向配
置した6個の巻線溝4を有する電機子3とより成る永久
磁石モータにおいて、上記電機子3の磁極面5に図8に
示すように2個の補助溝6を設け、上記各補助溝6の合
成ベクトルが第6次調波平面において上記巻線溝4のベ
クトルと180°の対向位置となるようにし、上記永久磁
石2の起磁力波形のピーク値の大きさの90%以上にある
波形の幅が全体の幅の80%以下となるようにする。
【0083】上記永久磁石2は内転形の極異方性磁石と
なし得る。
【0084】
【発明の効果】上記のように本発明の永久磁石モータに
よれば、コギングトルクを比較的簡単な構成によって低
減でき、また、磁束の周波数が低くなるので本発明を高
速モータに適用すれば更に低振動、高効率化を達成でき
る大きな利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】溝のない平滑鉄心モデルの説明図である。
【図2】10極永久磁石モータの空隙磁束分布説明図で
ある。
【図3】図1に示す平滑鉄心モデルの空隙磁束密度分布
説明図である。
【図4】磁束密度分布の傾斜部比率の説明図である。
【図5】非ラップ集中巻永久磁石モータの説明図であ
る。
【図6A】図5に示すモータの第2次調波平面における
溝ベクトル図である。
【図6B】図5に示すモータの第4次調波平面における
溝ベクトル図である。
【図7A】12スロット10極モータの第6次調波空間
でのベクトル図である。
【図7B】9巻線溝8極モータの第6次調波空間でのベ
クトル図である。
【図8】6巻線溝4極モータの補助溝位置説明図であ
る。
【図9】図8に示すモータの巻線溝と補助溝のベクトル
説明図である。
【図10】補助溝とコギングトルクの関係を示す線図で
ある。
【図11】補助溝付加時のコギングトルクの波形説明図
である。
【図12】内転形極異方性磁石の説明図である。
【符号の説明】
1 平滑鉄心 2 永久磁石 3 電機子 4 6個の巻線溝 5 磁極面 6 補助溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関口 時雄 群馬県桐生市相生町3−93番地 日本サー ボ株式会社桐生工場内 Fターム(参考) 5H002 AA04 AA09 AB06 AB07 AE07 5H621 AA02 BB10 GA01 GA04 GA16 GA17 HH01 JK02 5H622 AA02 AA03 CA02 CA05 CB05 PP05 PP19

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 永久磁石と、この永久磁石に空隙を介し
    て対向配置した複数個の巻線溝を有する電機子とより成
    り、上記電機子がその磁極面に複数の補助溝を有し、上
    記各補助溝の合成ベクトルが第6次調波平面において上
    記巻線溝のベクトルと180°の対向位置に配置され、上
    記永久磁石の起磁力波形のピーク値の大きさの90%以上
    にある波形の幅が全体の幅の80%以下であることを特徴
    とする永久磁石モータ。
  2. 【請求項2】 永久磁石と、この永久磁石に空隙を介し
    て対向配置した複数個の巻線溝を有する電機子とより成
    り、上記電機子がその磁極面に複数の補助溝を有し、上
    記各補助溝のベクトルが夫々第6次調波平面において上
    記巻線溝のベクトルと180°の対向位置に配置され、上
    記永久磁石の起磁力波形のピーク値の大きさの90%以上
    にある波形の幅が全体の幅の80%以下であることを特徴
    とする永久磁石モータ。
  3. 【請求項3】 上記永久磁石が内転形の極異方性磁石よ
    りなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    永久磁石モータ。
JP2001099396A 2001-03-30 2001-03-30 永久磁石モータ Pending JP2002300757A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001099396A JP2002300757A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 永久磁石モータ
EP02252069A EP1246349A3 (en) 2001-03-30 2002-03-22 Permanent magnet motor
CNB021080623A CN1198370C (zh) 2001-03-30 2002-03-26 永磁电动机
US10/108,837 US6784590B2 (en) 2001-03-30 2002-03-28 Permanent magnet motor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001099396A JP2002300757A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 永久磁石モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002300757A true JP2002300757A (ja) 2002-10-11

Family

ID=32923159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001099396A Pending JP2002300757A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 永久磁石モータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002300757A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111262361A (zh) * 2020-03-10 2020-06-09 安徽美芝精密制造有限公司 电机、压缩机和制冷设备

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111262361A (zh) * 2020-03-10 2020-06-09 安徽美芝精密制造有限公司 电机、压缩机和制冷设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3716809B2 (ja) 回転電機
US8421294B2 (en) Rotary electric machine including auxiliary slot with center opposed to specified rotor portion
US7417346B2 (en) Permanent magnet rotating electric machine
JP4089527B2 (ja) 永久磁石式回転電機
Heikkilä Permanent magnet synchronous motor for industrial inverter applications-analysis and design
Boughrara et al. Analytical prediction of magnetic field in parallel double excitation and spoke-type permanent-magnet machines accounting for tooth-tips and shape of polar pieces
Sugimoto et al. Principle of a novel single-drive bearingless motor with cylindrical radial gap
JP2000134891A (ja) 同期電動機およびその制御装置
Chen et al. An improved analytical model for inductance calculation of interior permanent magnet machines
JP2000050542A (ja) リラクタンスモータ
JP2013094020A (ja) 電動回転機
Ma et al. Mitigation of unbalanced magnetic force in a PM machine with asymmetric winding by inserting auxiliary slots
US10432043B2 (en) Slotted rotor-bridge for electrical machines
JP3672919B1 (ja) 永久磁石型回転モータ
JPH11243672A (ja) 推力制御可能な回転型同期機
JPH08331816A (ja) 同期機
JP4580683B2 (ja) 永久磁石式リラクタンス型回転電機
Kwon et al. Design of V-type consequent-pole IPM machine for PM cost reduction with analytical method
Asama et al. Investigation of integrated winding configuration for a two-DOF controlled bearingless PM motor using one three-phase inverter
JP3854998B2 (ja) ベアリングレスモータならびにその回転子位置制御回路および回転子位置制御方法
WO2017171037A1 (ja) ロータ及びロータの設計方法
EP1246349A2 (en) Permanent magnet motor
JP2002300758A (ja) 永久磁石モータ
JPH11332144A (ja) 2極永久磁石形回転子
JP2002300757A (ja) 永久磁石モータ

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040412

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040415

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20040611

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060410