JP2002299754A - レーザダイオード異常発光防止方法及びレーザダイオード駆動回路 - Google Patents
レーザダイオード異常発光防止方法及びレーザダイオード駆動回路Info
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Abstract
発光する場合がある。1対複数の通信を行う光パッシブ
ネットワークではこのLD異常発光が発生すると伝送の
支障をきたす。 【解決手段】 LD駆動回路に電圧監視回路およびLD
電源開閉回路を付加し、電源の投入/遮断時とLD電源
開閉回路のON,OFFのタイミングをずらすことでL
D異常発光の発生を抑える。
Description
(以下、LDと記す)を光源とするLD駆動回路に関す
る。特に電源投入/遮断時のLD異常発光を防止するL
D駆動回路に関する。
は瞬時に変化するのではなく、電源装置に依存する時間
をもって変化する。この間の電圧変化は所定の出力電圧
と大地の間の電圧変化となる。
遮断の電源電圧の変化の途中でLDが発光してしまうこ
とがある(以後、LD異常発光と略称)。電源電圧が中
途半端な電圧である場合はLD駆動回路内部の各ブロッ
クの動作状態の整合性が取れなくなりLD駆動回路がL
D異常発光の動作モードになってしまう場合がある。
しまう場合の電源電圧と光出力の関係の例を図6および
図7に示す。(この例ではLD駆動回路が正常に動作し
始めるときにはLDは発光しないように設定されてい
る。)
のLD異常発光が発生するLD駆動回路を、光伝送媒体
を共有する1対複数の通信を行う光通信方式(図8に示
す)における子局の光送信回路に使用した場合に伝送上
問題が起こる。
子局で構成され、親局〜子局間で通信が行われる。この
場合は親局から子局への伝送と子局から親局への伝送は
同時に行われる(双方向通信)。
局へ送られる。逆に子局から親局への伝送時は各子局は
他の子局からの送信と衝突しないように子局毎に送信タ
イミングをずらして送信を行う。この場合、ある子局が
送信しているとき他の子局は完全に送信を停止しなけれ
ば、送信している子局から親局へのデータの伝送を阻害
してしまう。
遮断時にLD異常発光が発生するものであると、システ
ムを動作させている状態で、ある子局の電源が断し復旧
した場合や、一部の子局を交換したり増設したりする場
合に子局の電源の投入/遮断を行った場合に、送信を行
っている子局からの送信データと電源投入または遮断し
た子局からの異常発光とが光伝送媒体上で衝突し、親局
が子局からのデータを正常に受信できなくなってしま
う。
されたもので、電源投入/遮断時のLD異常発光を防止
できる方法及びLD駆動回路を提供することを目的とす
る。
止方法は、LDの駆動電流を制御するLD駆動回路への
電源の投入及び遮断時において、電源投入時には、LD
への電流供給をLD駆動回路への電源供給より遅らせ、
電源電圧が上昇途中の所定電圧に達した時前記レーザダ
イオードへの電流供給を開始する。また、電源遮断時に
は、LD駆動回路の電源電圧が電圧降下途中の所定電圧
になった時LDへの電流供給を止めるものである。
動電流を制御するLD駆動回路において、電源電圧を監
視する電圧監視回路と、前記電圧監視回路の出力信号に
より前記LDへの電流源回路を開閉するLD電源開閉回
路とを備えたことを特徴とするものである。
て説明する。始めに、本発明に係るLD駆動装置全体に
ついて簡単に説明する。図5は従来のLD駆動装置の概
略構成を示すブロック図である。LD駆動装置は、LD
変調回路10と、LD及びホトダイオードPDを内蔵し
たLDモジュール11と、定電流回路13と、自動光量
制御回路15とで構成される。
発光し、PD(モニタ用受光素子)はLDが発光したレ
ーザ光を受光し、この受光量に応じた受光電流を送出す
る。定電流回路13は、LDへ一定の駆動電流を供給す
る。自動光量制御回路15は、PDからの受光電流に応
じてLDへの駆動電流が変化するよう定電流回路13を
制御する。
のパルスに基づいて定電流電源回路13からのLD駆動
電流を変調することによりLDが入力信号に対応した光
を発光する。この発光をPDが受光し、受光量に応じた
受光電流を自動光量制御回路15へ送出する。また、自
動光量制御回路15は、PDからの受光電流が所定の値
から変化したとき、その差に応じて駆動電流を増減させ
る。
断時のLD異常発光は装置の電源電圧が中途半端な電圧
の時に発生する。従来の技術の項で図6、図7について
説明したように、電源投入時のLD異常発光が発生する
場合は、電源電圧が図のVRLに上昇するとLDは異常発
光を開始する(VRLはLDの順方向電圧VLD以上の電圧
であり、電圧がVLD以下の場合はLD駆動回路の動作に
関わらず、LDにVLDがかからないためLDは発光でき
ない)。そして、電源電圧がLD駆動回路として正常に
動作を開始する電圧VRHに到達するまで異常発光は続
く。
る場合は、電源電圧が図のVFHまで下がるとLD駆動回
路が正常に動作できなくなり異常発光動作に入り、LD
異常発光を開始する。そして、電圧が図のVFLに下がる
まで異常発光は続く。(VFLはLDの順方向電圧VLD以
下の電圧であり、電圧がVLD以下の場合はLD駆動回路
の動作に関わらず、LDにVLDがかからないためLDは
発光できなくなり異常発光は停止する)。
る。
ためにはLD駆動回路(LDは除く)が異常動作をする
電圧範囲でLDへの電源供給を断にすればよい。LD駆
動回路が異常動作状態に入っていてもLDに電流が供給
されなければLDは発光できず異常発光もない。これを
実現するための回路のブロック図を図1に示す。すなわ
ち、LD駆動回路7,LD1,電圧監視回路3およびL
D電源開閉回路5で構成される。
回路5の実施例を図2に示す。電圧監視回路3は汎用リ
セットICを用いたものであり、LD電源開閉回路5は
2個のFETQ1、Q2で構成されているLoad Sw
itchである。
る。
VFHの大きい方の電圧より大きく設定する。電源電圧が
VTHより大きい場合は、電圧監視回路3はLD電源開閉
回路ONを示す電流源制御信号を出力し、逆に電源電圧
がVTHより小さい場合はLD電源開閉回路OFFを示す
電流源制御信号を出力する。LD電源開閉回路5は電圧
監視回路3の電流源制御信号がONの場合に導通させL
Dアノードへの電圧を印加し、電流源制御信号がOFF
の場合に導通を断させLDアノードへ電圧を印加しな
い。
にすると電源電圧VO は図3に示すように瞬時に立ち上
がるのではなく、ある程度の時間(30m秒程度)で立
ち上がる。電源投入開始時はVO がVTH(≧VRH,
VFH)より小さいのでLD電流源制御信号はOFFであ
り、LD電源開閉回路5はLDアノードへの電圧を印加
しない。電源電圧VO がVTH以上になったときにLD電
流源制御信号はONになり、LD電源開閉回路5はLD
アノードへ電圧を印加する。LDに電圧が印加され始め
た時点でLD駆動回路7は電源電圧がVRH以上になって
いるので正常動作状態になっており、その後LDアノー
ドへ電圧が印加され始めても異常発光は起こらない。
Fにすると電源電圧VO は図4に示すように瞬時にたち
下がるのではなく、ある程度の時間(30m秒程度)で
立ち下がる。電源遮断時は電源電圧VO がVTH(≧
VRH,VFH)より大きいのでLD電流源制御信号はON
であり、LD電源開閉回路5はLDアノードへ電圧を印
加している。電源電圧VO が下がりVTH以下になったと
きにLD電流源制御信号はOFFになり、LD電源開閉
回路5はLDアノードへ電圧を印加しなくなる。LDア
ノードに電圧印加やめた時点ではLD駆動回路10は電
源電圧VO がVFH以上なので正常動作状態であり、ま
た、VO がVFH以下の異常動作域であっても、LDアノ
ードに電圧印加ないのでLDの異常発光は起こらない。
回路3およびLD電源開閉回路5を付加することで電源
投入および遮断時のLD異常発光を抑えることができ
る。
のLD異常発光が回避されるので、光伝送媒体を共有す
る一つの親局対複数の子局の通信を行うネットワークに
おいて親局〜子局間の通信が正常に遂行することができ
る。
を示すブロック図である。
の実施例を示す回路図である。
投入時の動作のタイムチャートを示す説明図である。
遮断時の動作のタイムチャートを示す説明図である。
ロック図である。
異常発光を説明するタイムチャートである。
異常発光を説明するタイムチャートである。
シブネットワークを示す説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 レーザダイオードの駆動電流を制御する
レーザダイオード駆動回路への電源の投入及び遮断時に
おいて、 電源投入時には、レーザダイオードへの電流供給をレー
ザダイオード駆動回路への電源供給より遅らせ、電源電
圧が上昇途中の所定電圧に達した時前記レーザダイオー
ドへの電流供給を開始すること、 電源遮断時には、レーザダイオード駆動回路の電源電圧
が電圧降下途中の所定電圧になった時レーザダイオード
への電流供給を止めること、 を特徴とするレーザダイオード異常発光防止方法。 - 【請求項2】 レーザダイオードの駆動電流を制御する
レーザダイオード駆動回路において、 電源電圧を監視する電圧監視回路と、 前記電圧監視回路の出力信号により前記レーザダイオー
ドへの電流電源回路を開閉するレーザダイオード電源開
閉回路とを備えたことを特徴とするレーザダイオード駆
動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001103667A JP2002299754A (ja) | 2001-04-02 | 2001-04-02 | レーザダイオード異常発光防止方法及びレーザダイオード駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001103667A JP2002299754A (ja) | 2001-04-02 | 2001-04-02 | レーザダイオード異常発光防止方法及びレーザダイオード駆動回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002299754A true JP2002299754A (ja) | 2002-10-11 |
Family
ID=18956688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001103667A Pending JP2002299754A (ja) | 2001-04-02 | 2001-04-02 | レーザダイオード異常発光防止方法及びレーザダイオード駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002299754A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007329212A (ja) * | 2006-06-07 | 2007-12-20 | Opnext Japan Inc | 光送信器および光送信方法 |
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CN113287237A (zh) * | 2019-12-20 | 2021-08-20 | 深圳市速腾聚创科技有限公司 | 激光发射电路和激光雷达 |
-
2001
- 2001-04-02 JP JP2001103667A patent/JP2002299754A/ja active Pending
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CN113287237B (zh) * | 2019-12-20 | 2023-08-04 | 深圳市速腾聚创科技有限公司 | 激光发射电路和激光雷达 |
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A521 | Written amendment |
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