JP2002298023A - 決済方法、決済用情報処理システム、移動情報端末及びプログラム - Google Patents

決済方法、決済用情報処理システム、移動情報端末及びプログラム

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JP2002298023A
JP2002298023A JP2001095927A JP2001095927A JP2002298023A JP 2002298023 A JP2002298023 A JP 2002298023A JP 2001095927 A JP2001095927 A JP 2001095927A JP 2001095927 A JP2001095927 A JP 2001095927A JP 2002298023 A JP2002298023 A JP 2002298023A
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晶男 小渕
Hiroshi Takeuchi
寛 武内
Tsutomu Suka
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 米国ドルを使用する店舗においても商品の料
金を日本円で確認し且つ為替リスクを回避して支払うこ
とができ、クレジットカードで支払いを受けた場合に比
して売り上げた料金を店舗がより速やかに米国ドルで回
収できるようにする。 【解決手段】 店舗20のPOS端末21から利用者1
0の携帯電話機60に商品の料金情報を送信するステッ
プと、日本円による料金データを演算するステップと、
携帯電話機に料金を日本円で出力するステップと、携帯
電話機から通信事業者の決済支援システム51に決済依
頼情報と料金情報を送信するステップと、決済支援シス
テムにおいて通信事業者から店舗への支払いについて米
国ドルでの決済を処理するステップと、決済支援システ
ムから携帯電話機に決済通知情報を送信するステップ
と、店舗と通信事業者との間の決済が完了した後、利用
者から通信事業者への支払いについて日本円での決済を
処理するステップとを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者が通常の生
活で使用している第1の通貨単位とは異なる第2の通貨
単位で商品の販売又はサービスの提供を行っている店舗
において利用者が商品を購入するとき又はサービスを受
けるときに、該利用者が購入した商品又は該利用者が受
けたサービスに対する料金の支払いについて、該利用者
が所有している移動情報端末を用いて決済支援機関を介
した決済を行う決済方法、決済用情報処理方法、決済用
情報処理システム、移動情報端末及びプログラムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、小売店、デパート等の店舗で商品
を購入したり、レストラン等の店舗で飲食物の提供等の
サービスを受けたりしたとき、利用者は、これらの商品
やサービスに対する料金を現金で支払ったり、クレジッ
トカード等で支払ったりしていた。特に、近年において
は、現金を持ち歩く必要がないという理由により、クレ
ジットカードによる支払いが増えてきている。
【0003】また特に、上記店舗が、利用者の通常の生
活で使用する第1の通貨単位(例えば日本における
「円」)とは異なる第2の通貨単位(例えば米国におけ
る「米国ドル」)にある場合、上記現金やクレジットカ
ードなどで料金を支払うときには、通常、店舗が使用す
る上記第2の通貨単位で支払うことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ク
レジットカードの加盟店になるには、クレジットカード
会社に対して通常5〜10%という高額の加盟店手数料
を支払う必要があり、しかも商品等の売り上げから実際
に店舗に入金されるまでの期間が3ヶ月程度の長期にな
るため、店舗によっては入金までの資金繰りが負担にな
る場合がある。このような理由により、上記クレジット
カードの加盟店にならない店舗があり、クレジットカー
ドが使えずに現金での支払のみとなり商品の購入自体を
あきらめたりするなど、クレジットカード決済を希望す
る利用者にとって不便であった。
【0005】また、利用者が通常使用する第1の通貨単
位とは異なる第2の通貨単位を使用する店舗で上記現金
やクレジットカードなどで料金を支払うときには、その
料金が、上記第1の通貨単位でどの程度の金額になるか
すぐにわからないため、利用者にとって不便であった。
さらに、上記第2の通貨単位を使用する店舗で現金やク
レジットカードなどで料金を支払う場合、商品購入時と
決済時の為替レートに違いによって為替リスクを利用者
が受けるおそれがある。なお、上記商品の料金を、利用
者が通常使用する第1の通貨単位で確認することが難し
いという問題や、上記為替リスクを受けるおそれがある
という問題は、上記第2の通貨単位で商品やサービスの
料金が設定されているインターネット上のネット店舗
を、通常の生活で上記第1の通貨単位を使用する利用者
が利用する場合にも同様に生じる問題である。
【0006】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的は、利用者が通常の生活で使用する第
1の通貨単位とは異なる第2の通貨単位を使用する店舗
においても、商品やサービスに対する料金を通常の生活
で慣れ親しんでいる第1の通貨単位で確認し且つ為替リ
スクを回避して支払うことができ、店舗にとってはクレ
ジットカードで支払いを受けた場合に比して売り上げた
料金をより速やかに且つ店舗が使用する第2の通貨単位
で回収することが可能となる決済方法、決済用情報処理
方法、決済用情報処理システム、移動情報端末及び該決
済用情報処理システム及び該移動情報端末で使用するプ
ログラムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、利用者が通常の生活で使用して
いる第1の通貨単位とは異なる第2の通貨単位で商品の
販売又はサービスの提供を行っている店舗において該利
用者が商品を購入するとき又はサービスを受けるとき
に、該利用者が購入した商品又は該利用者が受けたサー
ビスに対する料金の支払いについて、該利用者が所有し
ている移動情報端末を用いて決済支援機関を介した決済
を行う決済方法であって、該決済支援機関が、該利用者
が所有する移動情報端末による通信を管理運営し、該利
用者及び該店舗との間で予め交わされた取引契約情報を
有する機関であり、該店舗の料金支払受付装置から該利
用者の移動情報端末に、該商品又は該サービスの料金に
関する料金情報を送信するステップと、該移動情報端末
において、該料金支払受付装置から受信した該料金情報
と、該第1の通貨単位と該第2の通貨単位との間におけ
る現在の為替レートに関する情報とに基づいて、該第1
の通貨単位による該料金のデータを演算するステップ
と、該移動情報端末において、該料金を該第1の通貨単
位で出力するステップと、該移動情報端末から通信回線
を介して該決済支援機関に、決済依頼情報とともに該料
金情報を送信するステップと、該決済支援機関におい
て、該店舗との間で予め交わされた該取引契約情報と該
移動情報端末から受信した該料金情報とに基づいて、該
決済支援機関から該店舗への該商品又は該サービスの料
金の支払いについて該第2の通貨単位での決済を処理す
るステップと、該決済支援機関から通信回線を介して該
移動情報端末に、該店舗と該決済支援機関との間の決済
が完了したことを通知する決済通知情報を送信するステ
ップと、該店舗と該決済支援機関との間の決済が完了し
た後、該利用者との間で予め交わされた該取引契約情報
と該移動情報端末から受信した該料金情報とに基づい
て、該利用者から該決済支援機関への該商品又は該サー
ビスの料金の支払いについて該第1の通貨単位での決済
を処理するステップとを実行することを特徴とするもの
である。
【0008】請求項2の発明は、利用者が通常の生活で
使用している第1の通貨単位とは異なる第2の通貨単位
で商品の販売又はサービスの提供を行っている店舗にお
いて該利用者が商品を購入するとき又はサービスを受け
るときに、該利用者が購入した商品又は該利用者が受け
たサービスに対する料金の支払いについて、該利用者が
所有している移動情報端末を用いて決済支援機関を介し
た決済を行う決済方法であって、該決済支援機関が、該
利用者が所有する移動情報端末による通信を管理運営
し、該利用者及び該店舗との間で予め交わされた取引契
約情報を有する機関であり、該店舗の料金支払受付装置
から該利用者の移動情報端末に、該商品又は該サービス
の料金に関する料金情報を送信するステップと、該移動
情報端末から通信回線を介して該決済支援機関に、該料
金情報を送信するステップと、該決済支援機関におい
て、該移動情報端末から受信した該料金情報と、該第1
の通貨単位と該第2の通貨単位との間における現在の為
替レートに関する情報とに基づいて、該第1の通貨単位
による該料金のデータを演算するステップと、該決済支
援機関から通信回線を介して該移動情報端末に、該第1
の通貨単位による該料金のデータを送信するステップ
と、該移動情報端末から、該料金を該第1の通貨単位で
出力するステップと、該移動情報端末から通信回線を介
して該決済支援機関に、決済依頼情報を送信するステッ
プと、該決済支援機関において、該店舗との間で予め交
わされた該取引契約情報と該移動情報端末から受信した
該料金情報とに基づいて、該決済支援機関から該店舗へ
の該商品又は該サービスの料金の支払いについて該第2
の通貨単位での決済を処理するステップと、該決済支援
機関から通信回線を介して該移動情報端末に、該店舗と
該決済支援機関との間の決済が完了したことを通知する
決済通知情報を送信するステップと、該店舗と該決済支
援機関との間の決済が完了した後、該利用者との間で予
め交わされた該取引契約情報と該移動情報端末から受信
した該料金情報とに基づいて、該利用者から該決済支援
機関への該商品又は該サービスの料金の支払いについて
該第1の通貨単位での決済を処理するステップとを実行
することを特徴とするものである。
【0009】また、請求項3の発明は、利用者が通常の
生活で使用している第1の通貨単位とは異なる第2の通
貨単位で商品の販売又はサービスの提供を行っている店
舗において該利用者が商品を購入するとき又はサービス
を受けるときに、該利用者が購入した商品又は該利用者
が受けたサービスに対する料金の支払いについて、該利
用者が所有している移動情報端末を用いて決済支援機関
を介した決済を行うときに用いる決済用情報処理システ
ムであって、該利用者及び該店舗との間で予め交わされ
た取引契約情報を記憶する情報記憶手段と、該利用者の
移動情報端末から通信回線を介して、決済依頼情報とと
もに、該商品又は該サービスの料金に関する料金情報を
受信する情報受信手段と、該店舗との間で予め交わされ
た該取引契約情報と該移動情報端末から受信した該料金
情報とに基づいて、該店舗に対する該商品又は該サービ
スの料金の支払いについて該第2の通貨単位での決済を
処理する店舗決済処理手段と、該移動情報端末に通信回
線を介して、該店舗に対する決済が完了したことを通知
する決済通知情報を送信する情報送信手段と、該店舗に
対する決済が完了した後、該利用者との間で予め交わさ
れた該取引契約情報と該移動情報端末から受信した該料
金情報とに基づいて、該利用者からの該商品又は該サー
ビスの料金の支払いについて該第1の通貨単位での決済
を処理する利用者決済処理手段とを有することを特徴と
するものである。
【0010】請求項4の発明は、利用者が通常の生活で
使用している第1の通貨単位とは異なる第2の通貨単位
で商品の販売又はサービスの提供を行っている店舗にお
いて該利用者が商品を購入するとき又はサービスを受け
るときに、該利用者が購入した商品又は該利用者が受け
たサービスに対する料金の支払いについて、該利用者が
所有している移動情報端末を用いて決済支援機関を介し
た決済を行うときに用いる決済用情報処理システムであ
って、該利用者及び該店舗との間で予め交わされた取引
契約情報と、該第1の通貨単位と該第2の通貨単位との
間における現在の為替レートに関する情報とを記憶する
情報記憶手段と、該利用者の移動情報端末から通信回線
を介して、該商品又は該サービスの料金に関する料金情
報を受信する料金情報受信手段と、該移動情報端末から
受信した該料金情報と、該情報記憶手段に記憶した該為
替レートに関する情報とに基づいて、該第1の通貨単位
による該料金のデータを演算する料金データ演算手段
と、通信回線を介して該移動情報端末に、該第1の通貨
単位による該料金のデータを送信する料金データ送信手
段と、該移動情報端末から通信回線を介して、決済依頼
情報を受信する決済依頼情報受信手段と、該情報記憶手
段に記憶した該取引契約情報と該移動情報端末から受信
した該料金情報とに基づいて、該店舗に対する該商品又
は該サービスの料金の支払いについて該第2の通貨単位
での決済を処理する店舗決済処理手段と、該移動情報端
末に通信回線を介して、該店舗に対する決済が完了した
ことを通知する決済通知情報を送信する決済通知情報送
信手段と、該店舗に対する決済が完了した後、該情報記
憶手段に記憶した該取引契約情報と該移動情報端末から
受信した該料金情報とに基づいて、該利用者からの該商
品又は該サービスの料金の支払いについて該第1の通貨
単位での決済を処理する利用者決済処理手段とを有する
ことを特徴とするものである。
【0011】また、請求項6の発明は、利用者が通常の
生活で使用している第1の通貨単位とは異なる第2の通
貨単位で商品の販売又はサービスの提供を行っている店
舗において、該利用者が購入した商品又は該利用者が受
けたサービスに対する料金の支払いについて、決済支援
機関を介した決済を行うときに用いる移動情報端末であ
って、該店舗の料金支払受付装置から、該商品又は該サ
ービスの料金に関する料金情報を受信する料金情報受信
手段と、該第1の通貨単位と該第2の通貨単位との間に
おける現在の為替レートに関する情報を記憶する情報記
憶手段と、該情報記憶手段に記憶した該為替レートに関
する情報と該料金支払受付装置から受信した該料金情報
とに基づいて、該第1の通貨単位による該料金のデータ
を演算する料金データ演算手段と、該料金データ演算手
段の演算結果に基づいて、該料金を該第1の通貨単位で
出力する料金出力手段と、通信回線を介して該決済支援
機関に、決済依頼情報とともに該料金情報を送信する料
金情報送信手段と、該決済支援機関から通信回線を介し
て、該店舗と該決済支援機関との間の決済が完了したこ
とを通知する決済通知情報を受信する決済通知情報受信
手段とを有することを特徴とするものである。
【0012】また、請求項7の発明は、利用者が通常の
生活で使用している第1の通貨単位とは異なる第2の通
貨単位で商品の販売又はサービスの提供を行っている店
舗において、該利用者が購入した商品又は該利用者が受
けたサービスに対する料金の支払いについて、決済支援
機関を介した決済を行うときに用いる移動情報端末であ
って、該店舗の料金支払受付装置から、該商品又は該サ
ービスの料金に関する料金情報を受信する料金情報受信
手段と、通信回線を介して該決済支援機関に、該料金情
報を送信する料金情報送信手段と、該決済支援機関から
通信回線を介して、該第1の通貨単位と該第2の通貨単
位との間における現在の為替レートに関する情報に基づ
いて求めた該第1の通貨単位による該料金のデータを受
信する料金データ受信手段と、該料金データ演算手段の
演算結果に基づいて、該料金を該第1の通貨単位で出力
する料金出力手段と、通信回線を介して該決済支援機関
に、決済依頼情報を送信する決済依頼情報送信手段と、
該決済支援機関から通信回線を介して、該店舗と該決済
支援機関との間の決済が完了したことを通知する決済通
知情報を受信する決済通知情報受信手段とを有すること
を特徴とするものである。
【0013】なお、上記「移動情報端末」には、携帯電
話機のほか、PHS(Personal Handyphone Servic
e)、自動車電話機、携帯型のコンピュータ等も含まれ
る。また、上記「現在の為替レートに関する情報」は、
為替レートの変更があるたびに最新の為替レートを所定
の情報提供元から取得するようにしてもいいし、利用者
からの決済の依頼があるたびに取得するようにしてもよ
い。
【0014】請求項1及び2の決済方法、請求項3及び
4の決済用情報処理システム、並びに請求項6及び7の
移動情報端末では、利用者が通常使用する第1の通貨単
位とは異なる第2の通貨単位で商品の販売又はサービス
の提供を行っている店舗において、商品を購入するとき
又はサービスを受けるときに、店舗の料金支払受付装置
から受けた商品又はサービスの料金に関する料金情報
と、第1の通貨単位と第2の通貨単位との間における現
在の為替レートに関する情報とに基づいて、移動情報端
末又は決済支援機関で第1の通貨単位による料金のデー
タを演算し、利用者の移動情報端末から該料金を第1の
通貨単位で出力する。これにより、利用者は上記店舗に
支払うべき料金を、通常の生活で慣れ親しんだ第1の通
貨単位で容易に把握することができる。
【0015】また、店舗の料金支払受付装置から受けた
商品又はサービスの料金に関する料金情報を、利用者の
移動情報端末から通信回線を介して決済管理機関に送信
する。この料金情報を受けた決済管理機関は、店舗との
間で予め交わされた取引契約情報と移動情報端末から受
信した料金情報とに基づいて、店舗に対する商品又はサ
ービスの料金の支払いについて店舗が使用する第2の通
貨単位での決済を処理する。決済管理機関は、利用者が
所有している移動情報端末による通信を管理運営し利用
者及び店舗との間で予め交わされた取引契約情報を有し
ているため、上記店舗に対する決済処理を速やかに実行
することができる。一方、店舗は、クレジットカードを
用いた場合に比して売り上げた料金をより速やかに且つ
店舗が使用する第2の通貨単位で回収することが可能と
なる。
【0016】さらに、上記店舗に対する決済が完了した
ことを通知する決済通知情報が店舗にいる利用者の移動
情報端末に通信回線を介して送信されてくるため、この
決済通知情報に基づいて、店舗側が決済に事実を確認
し、利用者との間の取引を安全に進めることができる。
そして、店舗に対する決済が完了した後、利用者との間
で予め交わされた取引契約情報と移動情報端末から受信
した料金情報とに基づいて、利用者に対する商品又はサ
ービスの料金の支払いについて利用者が通常の生活で使
用する第1の通貨単位で決済処理が実行され、これによ
り、一連の商品販売又はサービス提供の料金に対する決
済が完了し、クレジットカード未加入の店舗においても
利用者が現金を用意することなく商品やサービスに対す
る料金を支払うことができる。
【0017】請求項5の発明は、請求項3又は4の決済
用情報処理システムにおいて、上記情報記憶手段が、上
記取引契約情報とともに、上記利用者の認証に用いる本
人確認情報を記憶したものであり、上記情報受信手段
が、上記料金情報とともに、上記移動情報端末から本人
確認情報を受信するものであり、上記店舗決済処理手段
が、上記決済処理に先立って、該情報記憶手段に記憶さ
れている本人確認情報と、該情報受信手段で該移動情報
端末から受信した本人確認情報とに基づいて、該利用者
が本人であるか否かの認証を行うものであることを特徴
とするものである。請求項5の決済用情報処理システム
では、上記決済処理に先立って、情報記憶手段に記憶さ
れている本人確認情報と情報受信手段で移動情報端末か
ら受信した本人確認情報とに基づいて利用者が本人であ
るか否かの認証を行うことにより、本人になりすました
利用者が移動情報端末を操作して上記決済処理が実行さ
れるのを未然に回避することができる。上記移動情報端
末の不正利用による被害をすることができる。
【0018】請求項8の発明は、請求項3、4又は5の
決済用情報処理システムに用いるコンピュータで実行す
るプログラムであって、該コンピュータを、該決済用情
報処理システムにおける各手段として機能させるための
プログラムである。請求項8のプログラムを決済用情報
処理システムで用いるコンピュータで実行することによ
り、決済用情報処理システムにおける前述の決済のため
の情報処理を実行することができる。
【0019】請求項9の発明は、請求項6又は7の移動
情報端末に用いるコンピュータで実行するプログラムで
あって、該コンピュータを、該移動情報端末における各
手段として機能させるためのプログラムである。請求項
9のプログラムを移動情報端末で用いるコンピュータで
実行することにより、移動情報端末における前述の決済
のための情報処理を実行することができる。
【0020】なお、上記請求項8又は9の発明に係るプ
ログラムの受け渡しは、デジタル情報としてプログラム
を記録したFD,CD−ROM等の記録媒体を用いて行
なってもいいし、コンピュータネットワーク等の通信回
線を用いて行なってもよい。
【0021】請求項10の発明は、利用者が通常の生活
で使用している第1の通貨単位とは異なる第2の通貨単
位で商品の販売又はサービスの提供を行っている店舗に
おいて該利用者が商品を購入するとき又はサービスを受
けるときに、該利用者が購入した商品又は該利用者が受
けたサービスに対する料金の支払いについて、該利用者
が所有している移動情報端末を用いて決済支援機関を介
した決済を行う決済方法であって、該決済支援機関が、
該利用者が所有する移動情報端末による通信を管理運営
する機関であり、該移動情報端末において、該商品又は
該サービスの料金に関する料金情報と、該第1の通貨単
位と該第2の通貨単位との間における現在の為替レート
に関する情報とに基づいて、該第1の通貨単位による該
料金のデータを演算するステップと、該移動情報端末に
おいて、該料金を該第1の通貨単位で出力するステップ
と、該移動情報端末から通信回線を介して該決済支援機
関に、決済依頼情報とともに該料金情報を送信するステ
ップと、該決済支援機関において、該決済支援機関から
該店舗への該商品又は該サービスの料金の支払いについ
て該第2の通貨単位での決済を処理するステップと、該
決済支援機関から通信回線を介して該移動情報端末に、
該店舗と該決済支援機関との間の決済が完了したことを
通知する決済通知情報を送信するステップと、該店舗と
該決済支援機関との間の決済が完了した後、該利用者と
の間で予め交わされた該取引契約情報と該移動情報端末
から受信した該料金情報とに基づいて、該利用者から該
決済支援機関への該商品又は該サービスの料金の支払い
について該第1の通貨単位での決済を処理するステップ
とを実行することを特徴とするものである。
【0022】請求項11の発明は、利用者が通常の生活
で使用している第1の通貨単位とは異なる第2の通貨単
位で商品の販売又はサービスの提供を行っている店舗に
おいて該利用者が商品を購入するとき又はサービスを受
けるときに、該利用者が購入した商品又は該利用者が受
けたサービスに対する料金の支払いについて、該利用者
が所有している移動情報端末を用いて決済支援機関を介
した決済を行う決済方法であって、該決済支援機関が、
該利用者が所有する移動情報端末による通信を管理運営
する機関であり、該移動情報端末から通信回線を介して
該決済支援機関に、該商品又は該サービスの料金に関す
る料金情報を送信するステップと、該決済支援機関にお
いて、該移動情報端末から受信した該料金情報と、該第
1の通貨単位と該第2の通貨単位との間における現在の
為替レートに関する情報とに基づいて、該第1の通貨単
位による該料金のデータを演算するステップと、該決済
支援機関から通信回線を介して該移動情報端末に、該第
1の通貨単位による該料金のデータを送信するステップ
と、該移動情報端末において、該料金を該第1の通貨単
位で出力するステップと、該移動情報端末から通信回線
を介して該決済支援機関に、決済依頼情報を送信するス
テップと、該決済支援機関において、該決済支援機関か
ら該店舗への該商品又は該サービスの料金の支払いにつ
いて該第2の通貨単位での決済を処理するステップと、
該決済支援機関から通信回線を介して該移動情報端末
に、該店舗と該決済支援機関との間の決済が完了したこ
とを通知する決済通知情報を送信するステップと、該店
舗と該決済支援機関との間の決済が完了した後、該利用
者との間で予め交わされた該取引契約情報と該移動情報
端末から受信した該料金情報とに基づいて、該利用者か
ら該決済支援機関への該商品又は該サービスの料金の支
払いについて該第1の通貨単位での決済を処理するステ
ップとを実行することを特徴とするものである。
【0023】請求項10及び11の決済方法では、利用
者が通常使用する第1の通貨単位とは異なる第2の通貨
単位で商品の販売又はサービスの提供を行っている店舗
において、商品を購入するとき又はサービスを受けると
きに、商品又はサービスの料金に関する料金情報と、第
1の通貨単位と第2の通貨単位との間における現在の為
替レートに関する情報とに基づいて、移動情報端末又は
決済支援機関で第1の通貨単位による料金のデータを演
算し、利用者の移動情報端末から該料金を第1の通貨単
位で出力する。これにより、利用者は上記店舗に支払う
べき料金を、通常の生活で慣れ親しんだ第1の通貨単位
で容易に把握することができる。
【0024】また、上記商品又はサービスの料金に関す
る料金情報を、利用者の移動情報端末から通信回線を介
して決済管理機関に送信する。この料金情報を受けた決
済管理機関は、店舗との間で予め交わされた取引契約情
報と移動情報端末から受信した料金情報とに基づいて、
店舗に対する商品又はサービスの料金の支払いについて
店舗が使用する第2の通貨単位での決済を処理する。店
舗は、クレジットカードを用いた場合に比して売り上げ
た料金をより速やかに且つ店舗が使用する第2の通貨単
位で回収することが可能となる。
【0025】さらに、上記店舗に対する決済が完了した
ことを通知する決済通知情報が店舗にいる利用者の移動
情報端末に通信回線を介して送信されてくるため、この
決済通知情報に基づいて、店舗側が決済に事実を確認
し、利用者との間の取引を安全に進めることができる。
そして、店舗に対する決済が完了した後、移動情報端末
から受信した料金情報に基づいて、利用者に対する商品
又はサービスの料金の支払いについて利用者が通常の生
活で使用する第1の通貨単位で決済処理が実行され、こ
れにより、一連の商品販売又はサービス提供の料金に対
する決済が完了し、クレジットカード未加入の店舗にお
いても利用者が現金を用意することなく商品やサービス
に対する料金を支払うことができる。
【0026】請求項12の発明は、請求項10又は11
の決済方法において、上記決済支援機関が、上記利用者
及び上記店舗との間で予め交わされた取引契約情報を有
していることを特徴とするものである。
【0027】請求項12の決済方法では、上記決済支援
機関が、利用者及び店舗との間で予め交わされた取引契
約情報を有しているため、上記店舗及び利用者に対する
決済処理を速やかに実行することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。 〔実施形態1〕図1は、本発明の第1の実施形態に係る
決済方法の全体の枠組みを示す概念図である。本実施形
態の決済方法は、通常の生活で第1の通貨単位としての
日本国(以下「本国」という。)の「円」を使用してい
る利用者10が、この本国の通貨単位とは異なる第2の
通貨単位としての「米国ドル」を使用して商品を販売す
る店舗20で商品を購入したときに、店舗20で購入し
た商品の料金に関する国際的な決済を、決済支援機関を
介して移動情報端末としての携帯電話機60を用いて行
うものである。本実施形態における決済支援機関は、利
用者10が所有する携帯電話機60による通信を管理運
営し、携帯電話機60に接続するための端末識別情報
と、利用者の認証に用いる本人確認情報としてのPIN
(Personl Identification Number)コードの情報とを
有している通信事業者50である。
【0029】上記携帯電話機60は、店舗20に設置さ
れている料金支払受付装置としてのPOS端末21と無
線又は有線で通信可能に構成されている。例えば、携帯
電話機60及びPOS端末21のそれぞれに、ブルート
ゥース(Bluetooth:登録商標)、ISO14443準
拠の非接触ICカード用通信規格、IrDA、Home
RF等の無線通信規格を満たすデータ送受信部を設け、
このデータ送受信部を介して情報のやり取りを行う。ま
た、上記POS端末21は、専用回線を介してPOS管
理センター40に設置された管理サーバ41との間でデ
ータの送受信ができるようになっている。
【0030】図2及び図3はそれぞれ、本決済方法に用
いられる決済用情報処理システム(以下「決済支援シス
テム」という。)51の概略構成図及び機能ブロック図
である。この決済支援システム51は通信事業者50に
よって管理運営され、図2に示すように、システムバス
100、CPU101、RAM102やROM103等
からなる内部記憶装置、ハードディスクドライブ(HD
D)や光ディスクドライブ等からなる外部記憶装置10
4、マウスやキーボード等からなる入力装置105、デ
ィスプレイやプリンタ等からなる出力装置106、携帯
電話通信網70を介して各利用者10の携帯電話機60
と通信するための携帯電話用通信装置108、及び専用
回線90を介して金融機関80の決済管理サーバ81と
通信するための専用回線用通信装置109を備えてい
る。CPU101やRAM102等の構成要素はお互い
に、システムバス100を介して、データやプログラム
の命令等のやり取りを行っている。この決済支援システ
ム51を所定の手順に従って動作させるためのプログラ
ムはROM103や外部記憶装置104に記憶されてお
り、必要に応じてCPU101やRAM102上の作業
エリアに呼び出されて実行される。また、上記決済支援
システム51は1台のコンピュータシステムで構成して
もいいし、複数のサーバ機能をそれぞれ受け持つ複数台
のコンピュータをネットワークで結んで構成してもよ
い。
【0031】本決済支援システム51は、図2に示した
ハードウェア上で所定のプログラムを実行することによ
り、図3に示す情報記憶手段501、情報受信手段50
2、店舗決済処理手段503、情報送信手段504及び
利用者決済処理手段505の各機能を実現している。
【0032】上記情報記憶手段501は、上記決済支援
システム51のハードディスク等からなる外部記憶装置
104を用いて構成されており、携帯電話機60を所有
している利用者10の利用者情報のほか、利用者10及
び店舗20との間で予め交わされた取引契約情報を記憶
している。例えば、各利用者10については、図4
(a)に示すように、端末識別情報としての携帯電話番
号と、本人確認情報としてのPINコードと、自動引き
落とし口座情報(金融機関名、支店番号、口座種別、口
座番号、名義)又はクレジットカード情報(カード種
別、発行会社名、カード番号、有効期限、名義)等の料
金支払い取引情報と、利用パッケージプラン名、追加オ
プション名、適用割引種別等の利用サービス情報と、そ
の他の利用者の氏名、住所、電話番号、メールアドレス
等の情報とが関連付けられて登録されている。また、各
店舗20については、図4(b)に示すように、店舗識
別情報としての店舗ID番号と、振り込み口座情報(金
融機関名、支店番号、口座種別、口座番号、名義、決済
通貨単位)及び引き落とし口座情報(金融機関名、支店
番号、口座種別、口座番号、名義、決済通貨単位)等の
取引情報と、その他の店舗の名称、国名、住所、電話番
号、FAX番号等の情報とが関連付けられて登録されて
いる。
【0033】上記情報受信手段502は、上記決済支援
システム51のCPU101、RAM102、携帯電話
用通信装置108等により構成され、利用者10の携帯
電話機60から携帯電話通信網70を介して、決済依頼
情報とともに、商品の料金に関する料金情報を受信する
機能を有している。
【0034】上記店舗決済処理手段503は、上記決済
支援システム51のCPU101、RAM102、専用
回線用通信装置109等により構成され、店舗20との
間で予め交わされた取引契約情報と携帯電話機60から
受信した料金情報とに基づいて、外部の金融機関80の
決済管理サーバ81と間で決済依頼情報や決済通知情報
などのやり取りを行うことにより、店舗20に対する商
品の料金の支払いについての店舗決済処理を行う機能を
有している。
【0035】上記情報送信手段504は、上記決済支援
システム51のCPU101、RAM102、携帯電話
用通信装置108等により構成され、利用者の携帯電話
機60に携帯電話通信網70を介して、店舗20に対す
る決済が完了したことを通知する決済通知情報を送信す
る機能を有している。
【0036】上記利用者決済処理手段505は、上記決
済支援システム51のCPU101、RAM102、専
用回線用通信装置109等により構成され、利用者10
との間で予め交わされた取引契約情報と携帯電話機60
から受信した料金情報とに基づいて、外部の金融機関8
0の決済管理サーバ81と間で決済依頼情報や決済通知
情報などのやり取りを行うことにより、利用者10から
の商品の料金の支払いについての店舗決済処理を行う機
能を有している。
【0037】図5及び図6はそれぞれ、本決済方法に用
いられる携帯電話機60の概略構成図及び機能ブロック
図である。この携帯電話機60は、図5に示すように、
システムバス200、CPU201、RAM202やR
OM203等からなる内部記憶装置、マイクや各種入力
ボタン等からなる入力装置204、液晶ディスプレイ
(LCD)やプリンタ等からなる出力装置205、店舗
20に設置されているPOS端末21と無線通信するた
めの近距離無線通信用通信装置206、携帯電話通信網
70を介して各利用者10の携帯電話機60や上記決済
支援システム51と通信するための携帯電話用通信装置
207を備えている。CPU201やRAM202等の
構成要素はお互いに、システムバス200を介して、デ
ータやプログラムの命令等のやり取りを行っている。こ
の携帯電話機60を所定の手順に従って動作させるため
のプログラムはROM203に記憶されており、必要に
応じてCPU201やRAM202上の作業エリアに呼
び出されて実行される。
【0038】本携帯電話機60は、図5に示したハード
ウェア上で所定のプログラムを実行することにより、図
6に示す情報記憶手段601、料金情報受信手段60
2、料金データ演算手段603、料金出力手段604、
料金情報送信手段605及び決済通知情報受信手段60
6の各機能を実現している。
【0039】上記情報記憶手段601は、上記携帯電話
機60のRAM等からなる内部記憶装置を用いて構成さ
れており、所定のタイミングで上記決済支援システム5
1から取得される本国の通貨単位である「円」と米国の
通貨単位である「米国ドル」との間の現在の為替レート
に関する情報のほか、携帯電話機60で使用される各種
データを記憶している。
【0040】上記料金情報受信手段602は、携帯電話
機60のCPU201、RAM202、近距離無線通信
用通信装置206等により構成され、店舗20のPOS
端末21から、商品の料金に関する料金情報を受信する
機能を有している。
【0041】上記料金データ演算手段603は、携帯電
話機60のCPU201、RAM202等により構成さ
れ、上記情報記憶手段601に記憶した現在の為替レー
トに関する情報とPOS端末21から受信した料金情報
とに基づいて、本国の通貨単位である「円」による料金
のデータを演算する機能を有している。
【0042】上記料金出力手段604は、携帯電話機6
0のCPU201、出力装置205等により構成され、
上記料金データ演算手段603の演算結果に基づいて、
店舗20で購入した商品に対する料金を本国の通貨単位
「円」で出力する機能を有している。この料金の出力
は、携帯電話機60の液晶ディスプレイ(LCD)上に
画像情報として表示することで行ってもいいし、スピー
カから音声情報として出力することで行ってもよい。
【0043】上記料金情報送信手段605は、携帯電話
機60のCPU201、RAM202、携帯電話通信網
用通信装置207等により構成され、携帯電話通信網7
0を介して決済支援機関50の決済支援システム51
に、決済依頼情報とともにPOS端末21から受けた料
金情報を送信する機能を有している。
【0044】上記決済通知情報受信手段606は、携帯
電話機60のCPU201、RAM202、携帯電話通
信網用通信装置207等により構成され、決済支援機関
50の決済支援システム51から携帯電話通信網70を
介して、店舗20と決済支援機関50との間の決済が完
了したことを通知する決済通知情報を受信する機能を有
している。
【0045】図7は、本実施形態の決済方法における決
済手順の流れを示すフローチャートである。図7中の細
い実線で囲まれたステップは利用者10の携帯電話機6
0での処理であり、太い実線で囲まれたステップは決済
支援システム51での処理である。まず、米国にある店
舗20で商品を購入しようとする利用者10は、POS
端末21が設置されている場所に行って携帯電話機60
を操作し、POS端末21から近距離無線通信によって
送信されてきた料金情報や購入した商品情報等を受信す
る(ステップ1)。POS端末21から情報を受けた携
帯電話機60では、本国の通貨「円」と米国の通貨「米
国ドル」との間の現在の為替レートに基づいて、本国の
通貨単位「円」による料金のデータを演算する(ステッ
プ2)。そして、この演算結果に基づいて、商品の購入
料金を、本国の通貨単位「円」で携帯電話機60の液晶
ディスプレイ上に表示する(ステップ3)。利用者10
は、この表示を見て、現在の為替レートによると購入し
ようとする商品の料金が、本国の通貨単位「円」でどの
くらいか確認することができる。なお、上記本国の通貨
単位「円」による料金と一緒に、購入する商品や、現地
の米国の通貨単位「米国ドル」による料金を表示するよ
うにしてもよい。
【0046】次に、利用者10はさらに携帯電話機60
を操作して決済支援機関(通信事業者)50の決済支援
システム51に携帯電話通信網70を介して接続し、決
済依頼情報とともに、上記POS端末21から受信した
料金情報や商品情報を決済支援システム51に送信する
(ステップ4)。
【0047】決済支援システム51は、携帯電話機60
から送信されてきた料金情報等を受信し(ステップ
5)、受信した料金情報と、情報記憶手段501に記憶
されている店舗20との間の取引情報とに基づいて、上
記店舗20と取引がある外部の金融機関80と情報の送
受信を行い、通信事業者(決済支援機関)50から店舗
20への上記商品の料金の支払いに関する店舗決済処理
を行う(ステップ6)。
【0048】次に、決済支援システム51は、携帯電話
通信網70を介して利用者10の携帯電話機60に、上
記通信事業者(決済支援機関)50から店舗20への商
品の料金の支払いに関する決済が完了したことを通知す
る決済通知情報を即座に送信する(ステップ7)。この
決済通知情報は携帯電話機60で受信され(ステップ
8)、携帯電話機60のディスプレイ上に表示される。
この表示を見た店舗20側の担当者は、その場で商品の
売買に関する取引を安全に行うことができる。
【0049】次に、決済支援システム51は、上記店舗
決済処理が完了した後、所定の期間が経過したタイミン
グで、携帯電話機60から受信した料金情報と、情報記
憶手段501に記憶されている利用者10との間の取引
情報とに基づいて、利用者10と取引がある外部の金融
機関80と情報の送受信を行い、利用者10から通信事
業者(決済支援機関)50への上記商品の料金の支払い
に関する利用者決済処理を行う(ステップ9)。この利
用者決済処理は、上記携帯電話機60のディスプレイ上
で確認した本国の通貨単位「円」で行われ、従来のよう
な商品購入時と決済時の為替レートに違いに起因した為
替リスクを利用者が受けることがない。また、この利用
者決済処理に関する明細は、後日、利用者10側に携帯
使用料金の明細と一緒に、利用者10の自宅などに送付
される。
【0050】以上、本実施形態によれば、利用者の生活
拠点がある本国(日本国)とは通貨単位が異なる米国等
にある店舗においても、利用者が現金を用意することな
く、商品の購入料金を通常の生活で慣れ親しんでいる本
国の通貨単位「円」で確認し且つ為替リスクを回避して
支払うことができる。しかも、利用者10が購入した商
品の料金が店舗20側の口座に米国ドルで即座に入金さ
れるため、店舗にとってはクレジットカードで支払いを
受けた場合に比して売り上げた料金をより速やかに且つ
店舗がある米国等の通貨単位で回収することが可能にな
る。
【0051】なお、上記実施形態では、携帯電話機との
通信が可能なPOS端末が設置された店舗で買い物等を
するときに携帯電話機を使って決済する場合について説
明したが、本発明は、POS端末がない小売店等の店舗
で買い物する場合や、携帯電話機と通信できないPOS
端末しか設置されていない店舗で買い物する場合にも適
用できるものである。この場合も、上記実施形態と同様
に、店舗と、決済支援機関としての通信事業者との間で
携帯電話機を用いた決済に関する取引契約を予め交わし
ておく。そして、通信事業者の決済支援システムに、上
記取引契約の情報、具体的には、店舗識別情報としての
店舗ID番号と、振り込み口座情報(金融機関名、支店
番号、口座種別、口座番号、名義、決済通貨単位)及び
引き落とし口座情報(金融機関名、支店番号、口座種
別、口座番号、名義、決済通貨単位)等の取引情報と、
その他の店舗の名称、国名、住所、電話番号、FAX番
号等の情報等を互いに関連付けて登録しておく。POS
端末がない店舗や携帯電話機と通信できないPOS端末
しかない店舗で商品を購入しようとする利用者は、購入
代金の支払いにあたって、携帯電話機60を操作し、店
舗ID番号、購入した商品情報(例えば、商品のバーコ
ード情報や商品名)や料金情報などのデータを入力し、
決済支援機関(通信事業者)50の決済支援システム5
1に接続してデータ送信する。このデータ入力は、予め
携帯電話機に登録しておいた店舗リスト、商品リストを
表示させ、これらのリストの中から選択するように行っ
てもよい。この後、決済支援システムが、携帯電話機か
ら送信されてきた料金情報等を受信した後の決済手順に
ついては、上記実施形態の図7のフローチャートを用い
て説明した手順と同様に行われる。このように、POS
端末がない小売店等の店舗で買い物する場合や、携帯電
話機と通信できないPOS端末しか設置されていない店
舗で買い物する場合においても、利用者の生活拠点があ
る本国(日本国)とは通貨単位が異なる米国等にある店
舗においても、利用者が現金を用意することなく、商品
の購入料金を通常の生活で慣れ親しんでいる本国の通貨
単位「円」で確認し且つ為替リスクを回避して支払うこ
とができる。しかも、利用者が購入した商品の料金が店
舗側の口座に米国ドルで即座に入金されるため、店舗に
とってはクレジットカードで支払いを受けた場合に比し
て売り上げた料金をより速やかに且つ店舗がある米国等
の通貨単位で回収することが可能になる。
【0052】〔実施形態2〕図8は、本発明の第2の実
施形態に係る携帯電話機を用いた決済方法の全体の枠組
みを示す概念図である。以下、前述の第1の実施形態の
決済方法と同様な部分については、同じ符号を付して説
明を省略する。本実施形態の決済方法では、利用者が購
入しようとしている商品の本国の通貨単位「円」での料
金を演算する処理を、上記第1実施形態とは異なり、決
済支援機関(通信事業者)50の決済支援システム51
内で行っている。この決済支援システム51内での演算
のために、POS端末21から受けた料金情報を携帯電
話機60から決済支援システム51に送信し、「円」に
換算した後の料金データが決済支援システム51から携
帯電話機60へ送信される。
【0053】図9は、本決済方法に用いられる決済支援
システム52の機能ブロック図である。なお、この決済
支援システム52のハードウェア構成としては、上記第
1の実施形態で示した図2の構成と同様なものを用いる
ことができる。本決済支援システム52は、図2に示し
たハードウェア上で所定のプログラムを実行することに
より、第1の実施形態における情報記憶手段501、店
舗決済処理手段503及び利用者決済処理手段505の
各機能のほか、料金情報受信手段506、料金データ演
算手段507、料金データ送信手段508、決済依頼情
報受信手段509、決済通知情報送信手段510の各機
能を実現している。
【0054】上記料金情報受信手段506は、上記決済
支援システム51のCPU101、RAM102、携帯
電話用通信装置108等により構成され、利用者10の
携帯電話機60から携帯電話通信網70を介して、利用
者が購入しようとしている商品の料金に関する料金情報
を受信する機能を有している。
【0055】上記料金データ演算手段507は、上記決
済支援システム51のCPU101、RAM102等に
より構成され、携帯電話機60から受信した料金情報
と、情報記憶手段501に記憶している為替レートに関
する情報とに基づいて、本国の通貨単位「円」による料
金のデータを演算する機能を有している。
【0056】上記料金データ送信手段508は、上記決
済支援システム51のCPU101、RAM102、携
帯電話用通信装置108等により構成され、携帯電話通
信網70を介して携帯電話機60に、本国の通貨単位
「円」による料金のデータを送信する機能を有してい
る。
【0057】上記決済依頼情報受信手段509は、上記
決済支援システム51のCPU101、RAM102、
携帯電話用通信装置108等により構成され、利用者の
携帯電話機60から携帯電話通信網70を介して、決済
依頼情報を受信する機能を有している。
【0058】上記決済通知情報送信手段510は、上記
決済支援システム51のCPU101、RAM102、
携帯電話用通信装置108等により構成され、利用者の
携帯電話機60に携帯電話通信網70を介して、店舗2
0に対する決済が完了したことを通知する決済通知情報
を送信する機能を有している。
【0059】図10は、本決済方法に用いられる携帯電
話機61の機能ブロック図である。なお、この携帯電話
機61のハードウェア構成としては、上記第1の実施形
態で示した図5の構成と同様なものを用いることができ
る。本携帯電話機61は、図5に示したハードウェア上
で所定のプログラムを実行することにより、第1の実施
形態における情報記憶手段601、料金出力手段604
及び決済通知情報受信手段606の各機能のほか、料金
情報送信手段607、料金データ受信手段608、決済
依頼情報送信手段609の各機能を実現している。
【0060】上記料金情報送信手段607は、携帯電話
機61のCPU201、RAM202、携帯電話通信網
用通信装置207等により構成され、携帯電話通信網7
0を介して決済支援機関50の決済支援システム51
に、POS端末21から受けた料金情報を送信する機能
を有している。
【0061】上記料金データ受信手段608は、携帯電
話機61のCPU201、RAM202、携帯電話通信
網用通信装置207等により構成され、決済支援機関5
0の決済支援システム51から携帯電話通信網70を介
して、利用者の本国の通貨と店舗がある米国の通貨との
間における現在の為替レートに関する情報に基づいて求
めた本国の通貨単位「円」による料金のデータを受信す
る機能を有している。
【0062】上記決済依頼情報送信手段609は、携帯
電話機61のCPU201、RAM202、携帯電話通
信網用通信装置207等により構成され、携帯電話通信
網70を介して決済支援機関50の決済支援システム5
1に決済依頼情報を送信する機能を通している。
【0063】図11は、本実施形態の決済方法における
決済手順の流れを示すフローチャートである。図11中
の細い実線で囲まれたステップは利用者10の携帯電話
機60での処理であり、太い実線で囲まれたステップは
決済支援システム52での処理である。まず、米国にあ
る店舗20で商品を購入しようとする利用者10は、P
OS端末21が設置されている場所に行って携帯電話機
61を操作し、POS端末21から近距離無線通信によ
って送信されてきた料金情報や購入した商品情報等を受
信する(ステップ1)。そして、利用者10はさらに携
帯電話機61を操作して決済支援機関(通信事業者)5
0の決済支援システム52に携帯電話通信網70を介し
て接続し、上記POS端末21から受信した料金情報や
商品情報を決済支援システム52に送信する(ステップ
2)。
【0064】次に、決済支援システム52は、携帯電話
機61から送信されてきた料金情報等を受信し(ステッ
プ3)、受信した料金情報と、本国の通貨「円」と米国
の通貨「米国ドル」との間の現在の為替レートに基づい
て、本国の通貨単位「円」による料金のデータを演算す
る(ステップ4)。そして、決済支援システム52は、
本国の通貨単位「円」に換算した料金のデータを、携帯
電話通信網70を介して携帯電話機61に送信する(ス
テップ5)。
【0065】次に、利用者10は携帯電話機61を操作
して決済支援システム52から上記本国の通貨単位
「円」に換算した料金のデータを受信し(ステップ
6)、商品の購入料金を、本国の通貨単位「円」で携帯
電話機61の液晶ディスプレイ上に表示する(ステップ
7)。利用者10は、この表示を見て、現在の為替レー
トによると購入しようとする商品の料金が、本国の通貨
単位「円」でどのくらいか確認することができる。な
お、上記本国の通貨単位「円」による料金と一緒に、購
入する商品や、現地の米国の通貨単位「米国ドル」によ
る料金を表示するようにしてもよい。
【0066】次に、利用者10はさらに携帯電話機61
を操作して決済支援機関(通信事業者)50の決済支援
システム52に携帯電話通信網70を介して接続し、決
済依頼情報を送信する(ステップ8)。
【0067】決済支援システム52は、携帯電話機61
から送信されてきた決済依頼情報を受けた後(ステップ
9)、先に受信している料金情報と、情報記憶手段50
1に記憶されている店舗20との間の取引情報とに基づ
いて、上記店舗20と取引がある外部の金融機関80と
情報の送受信を行い、通信事業者(決済支援機関)50
から店舗20への上記商品の料金の支払いに関する店舗
決済処理を行う(ステップ10)。
【0068】次に、決済支援システム52は、携帯電話
通信網70を介して利用者10の携帯電話機61に、上
記通信事業者(決済支援機関)50から店舗20への商
品の料金の支払いに関する決済が完了したことを通知す
る決済通知情報を即座に送信する(ステップ11)。こ
の決済通知情報は携帯電話機61で受信され(ステップ
12)、携帯電話機61のディスプレイ上に表示され
る。この表示を見た店舗20側の担当者は、その場で商
品の売買に関する取引を安全に行うことができる。
【0069】次に、決済支援システム52は、上記店舗
決済処理が完了した後、所定の期間が経過したタイミン
グで、携帯電話機61から受信した料金情報と、情報記
憶手段501に記憶されている利用者10との間の取引
情報とに基づいて、利用者10と取引がある外部の金融
機関80と情報の送受信を行い、利用者10から通信事
業者(決済支援機関)50への上記商品の料金の支払い
に関する利用者決済処理を行う(ステップ13)。この
利用者決済処理に関する明細は、後日、利用者10側に
携帯使用料金の明細と一緒に、利用者10の自宅などに
送付される。
【0070】以上、本実施形態においても、上記第1の
実施形態の場合と同様に、利用者の生活拠点がある本国
(日本国)とは通貨単位が異なる米国等にある店舗にお
いても、利用者が現金を用意することなく、商品の購入
料金を通常の生活で慣れ親しんでいる本国の通貨単位
「円」で確認して支払うことができる。しかも、利用者
10が購入した商品の料金が店舗20側の口座に米国ド
ルで即座に入金されるため、店舗にとってはクレジット
カードで支払いを受けた場合に比して売り上げた料金を
より速やかに且つ店舗がある米国等の通貨単位で回収す
ることが可能になる。
【0071】なお、上記各実施形態においては、店舗決
済処理及び利用者決済処理における決済依頼を同じ金融
機関80に対して行っているが、店舗決済処理における
決済依頼と利用者決済処理における決済依頼を異なる金
融機関に対して行ってもよい。
【0072】また、上記各実施形態においては、利用者
が商品を購入する場合について説明したが、本発明は、
航空機や列車などの各種旅客運輸、映画やコンサート等
の鑑賞、レストラン等の飲食店、ホテルなどの宿泊施設
等で各種サービスを受ける場合にも適用できるものであ
る。この場合の「店舗」は、航空機や列車などのチケッ
トやコンサートチケットを購入する窓口がある施設、レ
ストラン、ホテルなどが該当する。
【0073】また、上記各実施形態においては、日本に
おける通常の生活で第1の通貨単位である「日本円」使
用する利用者が、第2の通貨単位である「米国ドル」を
使用する米国の店舗でショッピングする場合について説
明したが、本発明は、利用者が通常使用する第1の通貨
単位と店舗が使用する第2の通貨単位が互いに異なって
いれば、上記通貨単位が「日本円」や「米国ドル」の場
合に限定されることなく適用できるものである。
【0074】また、上記各実施形態においては、利用者
が米国に実際に行ってショッピングを行う場合について
説明したが、本発明は、上記米国などに設置された上記
「料金支払受付装置」としても機能するウェブサーバ上
に構築されたネット店舗に、利用者がアクセスし、本国
の「円」とは異なる第2の通貨単位で料金設定がされた
商品を購入したり、サービスを受けたりする場合にも、
同様に適用できるものである。
【0075】また、利用者10の携帯電話機60から決
済支援システム51、52に料金情報や決済依頼情報な
どを送信するときは、本人確認情報としてPINコード
を一緒に送信し、利用者が本人であるか否かの認証を行
うようにしてもよい。この場合は、本人になりすました
利用者が携帯電話機を操作して上記決済処理が実行され
るのを未然に回避し、携帯電話機の不正利用による被害
を防止することができる。また、上記PINコードと一
緒に、あるいはPINコードの代わりに、利用者10の
指紋情報、眼球の虹彩情報や網膜情報、手等の表面から
読みとった血管情報、顔の形、音声の特徴や声紋、手形
や掌紋等のバイオメトリクス(生物学的な特徴)に関す
る情報を、上記本人確認情報として用いてもよい。ま
た、文字の書き方や筆圧、筆を離す方向などの情報や、
キーボードなどから入力するときのスピード等の筆跡情
報や、キーと別なキーとを押す間の間隔等の打鍵情報な
どを用いてもよい。
【0076】また、上記各実施形態において、上記決済
依頼のときのみに用いる専用の利用者識別コード(UI
D:User Identification Code)を用いるようにしても
よい。この利用者識別コード(UID)は、通信事業者
50の決済支援システム51、52を用いた決済を希望
する利用者からの申し込みを受け付け、申し込んだ利用
者に対して与信審査を行い、所定の条件を満たす利用者
に対して発行される。この通信事業者(決済支援機関)
50から発行された利用者識別コード(UID)は、利
用者情報として、上記決済支援システム51、52の情
報記憶手段501に記憶される。このように利用者識別
コード(UID)を用いることにより、決済依頼処理を
行う可能性がある利用者を前もって把握しておくことが
できるので、利用者の管理が容易になる。
【0077】また、上記実施形態において、利用者の携
帯電話機60、61とPOS端末21との間の情報の送
受信は、暗号化システムを用いるのが好ましい。このよ
うに暗号化システムを用いることにより、情報が外部に
漏れないようにすることができるため、利用者10の認
証処理をさらに安全に行うことができる。この情報の暗
号化を携帯電話機60、61側で行うには、例えば、認
証鍵と暗号演算アルゴリズムを格納できる指紋モジュー
ルや、次世代移動通信システム用のSIMカードである
USIM(Universal Subscriber Identity Module)の
ようなセキュアメモリーを携帯電話機60に持たせる。
【0078】また、上記各実施形態では、決済支援機関
50との間の情報の送受信に携帯電話機60を用いてい
るが、PHSや自動車電話、携帯型のパソコンなどの他
の移動情報端末を使用してもよい。
【0079】
【発明の効果】請求項1乃至12の発明によれば、利用
者が通常の生活で使用する第1の通貨単位とは異なる第
2の通貨単位を使用する店舗においても、商品やサービ
スに対する料金を通常の生活で慣れ親しんでいる第1の
通貨単位で確認し且つ為替リスクを回避して支払うこと
ができる。しかも、店舗にとってはクレジットカードで
支払いを受けた場合に比して売り上げた料金をより速や
かに且つ店舗が使用する第2の通貨単位で回収すること
が可能になるという優れた効果がある。
【0080】特に、請求項5の発明によれば、本人にな
りすました利用者が移動情報端末を操作して上記決済処
理が実行されるのを未然に回避し、移動情報端末の不正
利用による被害を防止することができるという優れた効
果がある。
【0081】特に、請求項12の発明によれば、上記店
舗及び利用者に対する決済処理を速やかに実行すること
ができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る携帯電話機を用
いた決済方法の全体の枠組みを示す概念図。
【図2】同決済方法に用いられる決済支援システムの概
略構成図。
【図3】同決済方法に用いられる決済支援システムの機
能ブロック図。
【図4】(a)は、同決済支援システムの情報記憶手段
に記憶される利用者情報の説明図。(b)は、同決済支
援システムの情報記憶手段に記憶される店舗情報の説明
図。
【図5】同決済方法に用いられる携帯電話機の概略構成
図。
【図6】同決済方法に用いられる携帯電話機の機能ブロ
ック図。
【図7】同決済方法における決済手順の流れを示すフロ
ーチャート。
【図8】本発明の第2の実施形態に係る携帯電話機を用
いた決済方法の全体の枠組みを示す概念図。
【図9】同決済方法に用いられる決済支援システムの機
能ブロック図。
【図10】同決済方法に用いられる携帯電話機の機能ブ
ロック図。
【図11】同決済方法における決済手順の流れを示すフ
ローチャート。
【符号の説明】
10 利用者 20 店舗 21 POS端末(料金支払受付装置) 40 POS管理センター 41 管理サーバ 50 通信事業者(決済支援機関) 51,52 決済支援システム 60,61 携帯電話機(移動情報端末) 70 携帯電話通信網(通信回線) 80 金融機関 81 決済管理サーバ 90 専用回線 100 システムバス 101 CPU 102 RAM 103 ROM 104 外部記憶装置 105 入力装置 106 出力装置 108 携帯電話用通信装置 109 専用回線用通信装置 200 システムバス 201 CPU 202 RAM 203 ROM 204 入力装置 205 出力装置 206 近距離無線通信用通信装置 207 携帯電話用通信装置 501 情報記憶手段 502 情報受信手段 503 店舗決済処理手段 504 情報送信手段 505 利用者決済処理手段 506 料金情報受信手段 507 料金データ演算手段 508 料金データ送信手段 509 決済依頼情報受信手段 510 決済通知情報送信手段 601 情報記憶手段 602 料金情報受信手段 603 料金データ演算手段 604 料金出力手段 605,607 料金情報送信手段 606 決済通知情報受信手段 608 料金データ受信手段 609 決済依頼情報送信手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07G 1/12 361 G07G 1/12 361B 1/14 1/14 (72)発明者 須加 力 神奈川県川崎市高津区久本3−6−1− 611 Fターム(参考) 3E042 CC01 CD04 CE07 EA01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用者が通常の生活で使用している第1の
    通貨単位とは異なる第2の通貨単位で商品の販売又はサ
    ービスの提供を行っている店舗において該利用者が商品
    を購入するとき又はサービスを受けるときに、該利用者
    が購入した商品又は該利用者が受けたサービスに対する
    料金の支払いについて、該利用者が所有している移動情
    報端末を用いて決済支援機関を介した決済を行う決済方
    法であって、 該決済支援機関が、該利用者が所有する移動情報端末に
    よる通信を管理運営し、該利用者及び該店舗との間で予
    め交わされた取引契約情報を有する機関であり、 該店舗の料金支払受付装置から該利用者の移動情報端末
    に、該商品又は該サービスの料金に関する料金情報を送
    信するステップと、 該移動情報端末において、該料金支払受付装置から受信
    した該料金情報と、該第1の通貨単位と該第2の通貨単
    位との間における現在の為替レートに関する情報とに基
    づいて、該第1の通貨単位による該料金のデータを演算
    するステップと、 該移動情報端末において、該料金を該第1の通貨単位で
    出力するステップと、 該移動情報端末から通信回線を介して該決済支援機関
    に、決済依頼情報とともに該料金情報を送信するステッ
    プと、 該決済支援機関において、該店舗との間で予め交わされ
    た該取引契約情報と該移動情報端末から受信した該料金
    情報とに基づいて、該決済支援機関から該店舗への該商
    品又は該サービスの料金の支払いについて該第2の通貨
    単位での決済を処理するステップと、 該決済支援機関から通信回線を介して該移動情報端末
    に、該店舗と該決済支援機関との間の決済が完了したこ
    とを通知する決済通知情報を送信するステップと、 該店舗と該決済支援機関との間の決済が完了した後、該
    利用者との間で予め交わされた該取引契約情報と該移動
    情報端末から受信した該料金情報とに基づいて、該利用
    者から該決済支援機関への該商品又は該サービスの料金
    の支払いについて該第1の通貨単位での決済を処理する
    ステップとを実行することを特徴とする決済方法。
  2. 【請求項2】利用者が通常の生活で使用している第1の
    通貨単位とは異なる第2の通貨単位で商品の販売又はサ
    ービスの提供を行っている店舗において該利用者が商品
    を購入するとき又はサービスを受けるときに、該利用者
    が購入した商品又は該利用者が受けたサービスに対する
    料金の支払いについて、該利用者が所有している移動情
    報端末を用いて決済支援機関を介した決済を行う決済方
    法であって、 該決済支援機関が、該利用者が所有する移動情報端末に
    よる通信を管理運営し、該利用者及び該店舗との間で予
    め交わされた取引契約情報を有する機関であり、 該店舗の料金支払受付装置から該利用者の移動情報端末
    に、該商品又は該サービスの料金に関する料金情報を送
    信するステップと、 該移動情報端末から通信回線を介して該決済支援機関
    に、該料金情報を送信するステップと、 該決済支援機関において、該移動情報端末から受信した
    該料金情報と、該第1の通貨単位と該第2の通貨単位と
    の間における現在の為替レートに関する情報とに基づい
    て、該第1の通貨単位による該料金のデータを演算する
    ステップと、 該決済支援機関から通信回線を介して該移動情報端末
    に、該第1の通貨単位による該料金のデータを送信する
    ステップと、 該移動情報端末において、該料金を該第1の通貨単位で
    出力するステップと、 該移動情報端末から通信回線を介して該決済支援機関
    に、決済依頼情報を送信するステップと、 該決済支援機関において、該店舗との間で予め交わされ
    た該取引契約情報と該移動情報端末から受信した該料金
    情報とに基づいて、該決済支援機関から該店舗への該商
    品又は該サービスの料金の支払いについて該第2の通貨
    単位での決済を処理するステップと、 該決済支援機関から通信回線を介して該移動情報端末
    に、該店舗と該決済支援機関との間の決済が完了したこ
    とを通知する決済通知情報を送信するステップと、 該店舗と該決済支援機関との間の決済が完了した後、該
    利用者との間で予め交わされた該取引契約情報と該移動
    情報端末から受信した該料金情報とに基づいて、該利用
    者から該決済支援機関への該商品又は該サービスの料金
    の支払いについて該第1の通貨単位での決済を処理する
    ステップとを実行することを特徴とする決済方法。
  3. 【請求項3】利用者が通常の生活で使用している第1の
    通貨単位とは異なる第2の通貨単位で商品の販売又はサ
    ービスの提供を行っている店舗において該利用者が商品
    を購入するとき又はサービスを受けるときに、該利用者
    が購入した商品又は該利用者が受けたサービスに対する
    料金の支払いについて、該利用者が所有している移動情
    報端末を用いて決済支援機関を介した決済を行うときに
    用いる決済用情報処理システムであって、 該利用者及び該店舗との間で予め交わされた取引契約情
    報を記憶する情報記憶手段と、 該利用者の移動情報端末から通信回線を介して、決済依
    頼情報とともに、該商品又は該サービスの料金に関する
    料金情報を受信する情報受信手段と、 該店舗との間で予め交わされた該取引契約情報と該移動
    情報端末から受信した該料金情報とに基づいて、該店舗
    に対する該商品又は該サービスの料金の支払いについて
    該第2の通貨単位での決済を処理する店舗決済処理手段
    と、 該移動情報端末に通信回線を介して、該店舗に対する決
    済が完了したことを通知する決済通知情報を送信する情
    報送信手段と、 該店舗に対する決済が完了した後、該利用者との間で予
    め交わされた該取引契約情報と該移動情報端末から受信
    した該料金情報とに基づいて、該利用者からの該商品又
    は該サービスの料金の支払いについて該第1の通貨単位
    での決済を処理する利用者決済処理手段とを有すること
    を特徴とする決済用情報処理システム。
  4. 【請求項4】利用者が通常の生活で使用している第1の
    通貨単位とは異なる第2の通貨単位で商品の販売又はサ
    ービスの提供を行っている店舗において該利用者が商品
    を購入するとき又はサービスを受けるときに、該利用者
    が購入した商品又は該利用者が受けたサービスに対する
    料金の支払いについて、該利用者が所有している移動情
    報端末を用いて決済支援機関を介した決済を行うときに
    用いる決済用情報処理システムであって、 該利用者及び該店舗との間で予め交わされた取引契約情
    報と、該第1の通貨単位と該第2の通貨単位との間にお
    ける現在の為替レートに関する情報とを記憶する情報記
    憶手段と、 該利用者の移動情報端末から通信回線を介して、該商品
    又は該サービスの料金に関する料金情報を受信する料金
    情報受信手段と、 該移動情報端末から受信した該料金情報と、該情報記憶
    手段に記憶した該為替レートに関する情報とに基づい
    て、該第1の通貨単位による該料金のデータを演算する
    料金データ演算手段と、 通信回線を介して該移動情報端末に、該第1の通貨単位
    による該料金のデータを送信する料金データ送信手段
    と、 該移動情報端末から通信回線を介して、決済依頼情報を
    受信する決済依頼情報受信手段と、 該情報記憶手段に記憶した該取引契約情報と該移動情報
    端末から受信した該料金情報とに基づいて、該店舗に対
    する該商品又は該サービスの料金の支払いについて該第
    2の通貨単位での決済を処理する店舗決済処理手段と、 該移動情報端末に通信回線を介して、該店舗に対する決
    済が完了したことを通知する決済通知情報を送信する決
    済通知情報送信手段と、 該店舗に対する決済が完了した後、該情報記憶手段に記
    憶した該取引契約情報と該移動情報端末から受信した該
    料金情報とに基づいて、該利用者からの該商品又は該サ
    ービスの料金の支払いについて該第1の通貨単位での決
    済を処理する利用者決済処理手段とを有することを特徴
    とする決済用情報処理システム。
  5. 【請求項5】請求項3又は4の決済用情報処理システム
    において、 上記情報記憶手段が、上記取引契約情報とともに、上記
    利用者の認証に用いる本人確認情報を記憶したものであ
    り、 上記情報受信手段が、上記料金情報とともに、上記移動
    情報端末から本人確認情報を受信するものであり、 上記店舗決済処理手段が、上記決済処理に先立って、該
    情報記憶手段に記憶されている本人確認情報と、該情報
    受信手段で該移動情報端末から受信した本人確認情報と
    に基づいて、該利用者が本人であるか否かの認証を行う
    ものであることを特徴とする決済用情報処理システム。
  6. 【請求項6】利用者が通常の生活で使用している第1の
    通貨単位とは異なる第2の通貨単位で商品の販売又はサ
    ービスの提供を行っている店舗において、該利用者が購
    入した商品又は該利用者が受けたサービスに対する料金
    の支払いについて、決済支援機関を介した決済を行うと
    きに用いる移動情報端末であって、 該店舗の料金支払受付装置から、該商品又は該サービス
    の料金に関する料金情報を受信する料金情報受信手段
    と、 該第1の通貨単位と該第2の通貨単位との間における現
    在の為替レートに関する情報を記憶する情報記憶手段
    と、 該情報記憶手段に記憶した該為替レートに関する情報と
    該料金支払受付装置から受信した該料金情報とに基づい
    て、該第1の通貨単位による該料金のデータを演算する
    料金データ演算手段と、 該料金データ演算手段の演算結果に基づいて、該料金を
    該第1の通貨単位で出力する料金出力手段と、 通信回線を介して該決済支援機関に、決済依頼情報とと
    もに該料金情報を送信する料金情報送信手段と、 該決済支援機関から通信回線を介して、該店舗と該決済
    支援機関との間の決済が完了したことを通知する決済通
    知情報を受信する決済通知情報受信手段とを有すること
    を特徴とする移動情報端末。
  7. 【請求項7】利用者が通常の生活で使用している第1の
    通貨単位とは異なる第2の通貨単位で商品の販売又はサ
    ービスの提供を行っている店舗において、該利用者が購
    入した商品又は該利用者が受けたサービスに対する料金
    の支払いについて、決済支援機関を介した決済を行うと
    きに用いる移動情報端末であって、 該店舗の料金支払受付装置から、該商品又は該サービス
    の料金に関する料金情報を受信する料金情報受信手段
    と、 通信回線を介して該決済支援機関に、該料金情報を送信
    する料金情報送信手段と、 該決済支援機関から通信回線を介して、該第1の通貨単
    位と該第2の通貨単位との間における現在の為替レート
    に関する情報に基づいて求めた該第1の通貨単位による
    該料金のデータを受信する料金データ受信手段と、 該料金データ演算手段の演算結果に基づいて、該料金を
    該第1の通貨単位で出力する料金出力手段と、 通信回線を介して該決済支援機関に、決済依頼情報を送
    信する決済依頼情報送信手段と、 該決済支援機関から通信回線を介して、該店舗と該決済
    支援機関との間の決済が完了したことを通知する決済通
    知情報を受信する決済通知情報受信手段とを有すること
    を特徴とする移動情報端末。
  8. 【請求項8】請求項3、4又は5の決済用情報処理シス
    テムに用いるコンピュータで実行するプログラムであっ
    て、 該コンピュータを、該決済用情報処理システムにおける
    各手段として機能させるためのプログラム。
  9. 【請求項9】請求項6又は7の移動情報端末に用いるコ
    ンピュータで実行するプログラムであって、 該コンピュータを、該移動情報端末における各手段とし
    て機能させるためのプログラム。
  10. 【請求項10】利用者が通常の生活で使用している第1
    の通貨単位とは異なる第2の通貨単位で商品の販売又は
    サービスの提供を行っている店舗において該利用者が商
    品を購入するとき又はサービスを受けるときに、該利用
    者が購入した商品又は該利用者が受けたサービスに対す
    る料金の支払いについて、該利用者が所有している移動
    情報端末を用いて決済支援機関を介した決済を行う決済
    方法であって、 該決済支援機関が、該利用者が所有する移動情報端末に
    よる通信を管理運営する機関であり、 該移動情報端末において、該商品又は該サービスの料金
    に関する料金情報と、該第1の通貨単位と該第2の通貨
    単位との間における現在の為替レートに関する情報とに
    基づいて、該第1の通貨単位による該料金のデータを演
    算するステップと、 該移動情報端末において、該料金を該第1の通貨単位で
    出力するステップと、 該移動情報端末から通信回線を介して該決済支援機関
    に、決済依頼情報とともに該料金情報を送信するステッ
    プと、 該決済支援機関において、該決済支援機関から該店舗へ
    の該商品又は該サービスの料金の支払いについて該第2
    の通貨単位での決済を処理するステップと、 該決済支援機関から通信回線を介して該移動情報端末
    に、該店舗と該決済支援機関との間の決済が完了したこ
    とを通知する決済通知情報を送信するステップと、 該店舗と該決済支援機関との間の決済が完了した後、該
    利用者との間で予め交わされた該取引契約情報と該移動
    情報端末から受信した該料金情報とに基づいて、該利用
    者から該決済支援機関への該商品又は該サービスの料金
    の支払いについて該第1の通貨単位での決済を処理する
    ステップとを実行することを特徴とする決済方法。
  11. 【請求項11】利用者が通常の生活で使用している第1
    の通貨単位とは異なる第2の通貨単位で商品の販売又は
    サービスの提供を行っている店舗において該利用者が商
    品を購入するとき又はサービスを受けるときに、該利用
    者が購入した商品又は該利用者が受けたサービスに対す
    る料金の支払いについて、該利用者が所有している移動
    情報端末を用いて決済支援機関を介した決済を行う決済
    方法であって、 該決済支援機関が、該利用者が所有する移動情報端末に
    よる通信を管理運営する機関であり、 該移動情報端末から通信回線を介して該決済支援機関
    に、該商品又は該サービスの料金に関する料金情報を送
    信するステップと、 該決済支援機関において、該移動情報端末から受信した
    該料金情報と、該第1の通貨単位と該第2の通貨単位と
    の間における現在の為替レートに関する情報とに基づい
    て、該第1の通貨単位による該料金のデータを演算する
    ステップと、 該決済支援機関から通信回線を介して該移動情報端末
    に、該第1の通貨単位による該料金のデータを送信する
    ステップと、 該移動情報端末において、該料金を該第1の通貨単位で
    出力するステップと、 該移動情報端末から通信回線を介して該決済支援機関
    に、決済依頼情報を送信するステップと、 該決済支援機関において、該決済支援機関から該店舗へ
    の該商品又は該サービスの料金の支払いについて該第2
    の通貨単位での決済を処理するステップと、 該決済支援機関から通信回線を介して該移動情報端末
    に、該店舗と該決済支援機関との間の決済が完了したこ
    とを通知する決済通知情報を送信するステップと、 該店舗と該決済支援機関との間の決済が完了した後、該
    利用者との間で予め交わされた該取引契約情報と該移動
    情報端末から受信した該料金情報とに基づいて、該利用
    者から該決済支援機関への該商品又は該サービスの料金
    の支払いについて該第1の通貨単位での決済を処理する
    ステップとを実行することを特徴とする決済方法。
  12. 【請求項12】請求項10又は11の決済方法におい
    て、 上記決済支援機関が、上記利用者及び上記店舗との間で
    予め交わされた取引契約情報を有していることを特徴と
    する決済方法。
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